JPS62154203A - 映像信号記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダなどの映像信号記録再
生装置に関するものである。

従来の技術 近年１業務用、放送用分野において、カラー映像信号を
、輝度信号と色信号の２チャネルのコンポーネント信号
に分離して記録するビデオテープレコーダが開発されて
いる（たとえば、ＭフォーマットやβＣＡＭなどと称さ
れるＶＴＲであり、放送技術誌、昭和５７年１ｏ月号Ｐ
８７２〜Ｐ８９０に記載されているような記録方式）。

発明が解決しようとする問題点 従来の２チャネルコンボ−ネット’／ＴＲｄ、ｉ気テー
プに記録される記録トランクにおいて、輝度信号トラッ
クの隣接には色信号トラックが存在するため、たとえ、
輝度信号記録用ヘッドと色信号記録用ヘッドとの間にア
ジマス角を設けても、重ね書き記録（いわゆるベタ書き
）が不可能であり、いわゆる１標準テ一プ走行モードと
、長時間テープ走行モードを切り換えて夏用することは
困難であった。

問題点を解決するための手段 本発明は、上述した問題点を解決し、２チャネルコンポ
ーネント記録ＶＴＲでもって、２種類以上の記録時テー
プ走行速度を持つようにした、２チャネルに分割された
映像信号の各々を記録する装置であって、回転シリンダ
上で互いに９００ずれた位置に配置される２個２組のビ
デオヘッドと２種類以上の記録時テープ走行速度を持つ
テープ、駆動系とで構成したものである。

作用 本発明は、上記した構成によυ、２チャネルコンポーネ
ント記録であって、標準テープ走行モードと、長時間テ
ープ走行モードを切り換えて、使用することを可能にす
るものである。

実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照にして説明
する。第１図は本発明の要部構成を示す電磁変換系概略
図である。第１図は本発明の信号処理部を示す回路ブロ
ック図である。第２図は本発明の要部構成を示す電磁変
換系１４の概略図である。入力端子１には、たとえば、
第３図人に示すような輝度信号が入力される。入力端子
２には、たとえば、第３図Ｂに示すような時間軸圧縮多
重された色信号が入力される。ここでは、−例として、
輝度信号と１時間軸圧縮長重された色信号とで、２チャ
ネルコンポ一ネント信号を形成している。輝度信号は、
水平同期信号分離回路（Ｈ３Ｓ）３と共に、第１のスイ
ッチャ４の一方の入力端子に接続される。Ｈ８５３では
１第２図Ｃに示すように水平同期信号が分離され、フリ
ップ・フロップ（ＦＦ）５に供給される。第１のスイッ
チャ４の制御端子６には、第３図りに示すようなＦＦ５
の出力信号が供給される。第１のスイッチャ４の内部構
成例としては、第４図に示すように、２ケのスイッチ７
．８を含み、出力端子９，１ｏに出力するものである。

出力端子９には、第３図Ｅに示すような信号が得られ、
出力端子１０には、第３図Ｆに示すような信号が得られ
る。出力端子９の出力信号は７Ｍ変調器１１にて変調さ
れて、電磁変換系１４に供給される。出力端子１０の出
力信号は遅延回路４３でＡフィールドに和尚する時間だ
け遅延された後、ＦＭ変調器１２で変調されて、電磁変
換系１４に供給される。これら、入力端子１，２．Ｈ３
Ｓ３．第１のスイッチャ４゜ＦＦｓ、７Ｍ変調器１１．
１２．遅延回路４３とで記録回路部１３を構成する。第
２図に電磁変換系１４の要部構成図を示す。電磁変換系
１４の入力端子１５．１６に入力されたＦＭ信号は回転
トランス１８，１９，２０．２１を経て、回転ディスク
２２上に配置されたビデオヘッドＡ１１人、。

Ｂ、、Ｂ２を介して１磁気テープ２３上に記録される。

回転ディスク２２は矢印２４の方向に約３０Ｈｚ　　（
放送方式によっては約２６Ｈ２）の回転速度で回転して
いる。（駆動源であるモータおよびモータ制御回路は図
示せず）ビデオヘッドＡ、。

Ａ２．Ｂ、、８２は互いに９０’離れた位置に取りつけ
である。

磁気テープ２３はキャプスタン２６およびピンチローラ
２６により、ガイドボスト２７．２８を介して、矢印２
９の方向へ走行される。走行速度は、記録モードスイッ
チ（図示せず）の選択により、通常走行速度である標準
テープ走行モードと通常走行速度の発（場合によっては
捧）の走行速度である長時間テープ走行モードとに切り
換えられる。標準テープ走行モードで磁気テープ２３上
に記録された記録トラックパターン（部分）を第５図に
示す。第６図において、矢印２４はビデオヘッドＡ、、
Ａ２．Ｂ、、Ｂ２の走査方向を示し、矢印２９は磁気テ
ープ２３の走行方向を示す。記録トラック１０１，１０
５がビデオヘッド人、によって記録された記録トラック
であり、記録トラック１０２．１０６がビデオヘッドＡ
、によって記録された記録トラックであり、記録トラッ
ク１０３が、ビデオヘッドＢ、によって記録された記録
トラックであり、記録トラック１０４がビデオヘッドＢ
２によって記録された記録トラックである。

ビデオヘッドＡ１およびＢ１で記録する信号を第３図Ｅ
に示す信号とし、ビデオヘッドＡ２およびＢ２で記録す
る信号を第３図Ｆとする。前述したように、ビデオヘッ
ドＡ１９人２＋Ｂ、ｖＢ２は各々９０’間隔で取りつけ
られているため、９ｏ０に相当する時間分すなわちＡフ
ィールド時間だけ第３図Ｆに示す信号を遅延回路４３で
遅延させることにより、第６図に示すようなトラックパ
ターンが得られる。すなわち、輝度信号（Ｙ）の隣接に
は輝度信号（Ｙ）が位置し、色信号（Ｃ）の隣接には色
信号（Ｃ）が位置する。このため、重ね書き記録（ベタ
書き記録）を行ってら、隣接トラックからの妨害のレベ
ルは少なく、重ね書き記録（ベタ書き記録）によるガー
トバンドの無い高畜度記録が可能になる。また、第５図
に示すように、各トラック間におけるアジマス記録が、
重ね書き記録（ベタ書き記録）に有効な手段であること
は言うまでもない。

次に、通常の走行速度の１１３（場合によっては棒）の
走行速度で記録を行う場合、すなわち、長時間テープ走
行モードの場合について説明する。テープの走行速度が
発になるだめ、各々のビデオトラックは、その一部が、
次に走査するビデオヘッドによって再記録されるため、
第６図に示すようなテープパターンが得られる。なお、
図を見易くするだめ、第６図に較べ、第６図はトラック
幅方向を３倍に拡大して示しである。記録トラック３０
１゜３０６はビデオヘッド人、によって記録された記録
トラックであり、記録トラック３０２．３０６はビデオ
ヘッドＡ２によって記録された記録トラックであり、記
録トラック３０３は、ビデオヘッドＢ、によって記録さ
れた記録トラックであり。

記録トラック３０４はビデオヘッドＢ２によって記録さ
れた記録トラックである。

従来例のように（βＣＡＭあるいはＭフォーマットのよ
うに）、たとえば、人、−＼ラドとＢ、ヘッドが近接し
て取り付けられ、さらに人、ヘッドとＢ１ヘッドの回転
平面が１トラツクピツチに相当する距離だけ離れており
Ｉ　Ａ２”’２ヘッドも同様に取りつけられていた場合
、標池テープ走行モードの場合には、記録トラックパタ
ーンは第７図に示すようになる。すなわちＩ　Ａ１ｔＢ
＋ヘッドが輝度信号（Ｙ）の記録再生を受は持ち、Ａ２
．Ｂ２ヘッドが色信号（Ｃ）の記録再生を受は持つ。第
７図に示すように、輝度信号の隣接には色信号が記録さ
れるため、重ね書き記録（ベタ書き記録）は隣接トラッ
ク間妨害のため不可能になり、ガートバンドが必要とな
る。このため、従来例は本発明による実施例より記録密
度が低い。なお、第６図において、記録トラツク２０１
〜２０６Ｖｉ従来例による記録トラックの一例を示し７
ている。

さらには、長時間テープ走行モードの場合には。

ビデオトランクが重なり合うため、記録再生ができない
。

なお、上述した説明では、２チャネルに分割された映像
信号の各々を記録する映像信号記録装置の取り扱う信号
として、輝度信号と時間軸圧縮多重された色信号を用い
て説明したが、磁気テープ２３に記録される信号が、Ｆ
Ｍされた輝度信号と、ＦＭされた２色差信号が周波数多
重された２チャネル記録の場合でも、記録回路部１３に
具備されるチャネルスイッチャを１Ｈ毎に切り換えるこ
とにより、第６図および第６図に示すような磁気テープ
２３上の記録トラックパターンが得られるため本実施例
と同様に、重ね書き（ベタ書）記録と共に複数の記録時
テープ走行モードが実現できる。

すなわち、本発明は、電磁変換部１４が２チャネル記録
が可能な種々の映像信号記録装置に適用されるものであ
り、記録回路部１３の入力信号が、輝度信号と２種類の
色差信号であっても、Ｒ信号。

Ｇ信号、Ｂ信号であっても、本実施例に示したような輝
度信号と２種類の色差信号を時間軸圧縮多重した信号で
あってもさしつかえない。さらに）は、ＭＡＣ信号のよ
うに輝度信号と線順次色信号とが時間軸圧縮多重された
１チャネルの信号が記録回路部１３の入力信号であった
とし７ても、電磁変換部１４で２チャネル記録を行う戸
−めに、時間軸伸長した２チャネルの信号として取り扱
う場合にも同様に適用される。さらには、輝度信号と２
種類の色差信号とがすべて時間軸圧縮多重された１チャ
ネルの信号でも同様である。

又、磁気テープ２３上の記録ｉ・ラックパターンは第５
図に示した図に限定されるものでなく、たとえば、ｎＨ
（ｎ：任意の正の軒数）毎に輝度信号と色信号を切り換
え、輝度信号の隣接には輝度信号が記録され２色信号の
隣接には、色信号が記録されるように、ビデオヘッド人
＋　”２１Ｂｊ　１８２を配置しても同様の効果が得ら
れる。遅延回路４３の遅延時間についても強フ、ｆ−ル
ドに限定しなくても同様の効果が得られる。

発明の効果 磁気テープパターン上で２チャネル記録がなされる記録
装置において、従来例のように、２チャネル記録用の各
々のヘッドを近接して取り付けると、輝度信号トラック
と色信号トラックのトラック間にガートバンドを設ける
必要がありテープ利用率がその分悪くなる。又、記録時
に標準テープ走行モードと長時間走行モードのなどの複
数のテープ走行速度モードを用いることはできなかった
。

しかし、本発明に示すように、２チャネル記録用のヘッ
ドを９００づつ離れだ位置に配置しｎＨ毎に記録信号の
記録チャネルを切り換え、磁気テーフハターン上で、輝
度信号の隣接トラックには輝度信号が記録されるよう構
成し、色信号の隣接トラックには色信号が記録されるよ
うに構成することにより、隣接トラック間クロストーク
の影響は無視できる程度に軽減されるため、各トラック
間にガートバンドを設ける必要がなく、その分テープ利
用率が高くなるという効果がある。

又、標準テープ走行モードと長時間テープ走行モードの
ように複数の記録時テープ走行モードを持つことができ
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における信号処理部を示す回
路ブロック図、第２図は第１図における電磁変換系１４
の概略構成図、第３図は第１図における各部の信号波形
図、第４図は第１図におけるスイッチャ４の具体的構成
図、第６図は本発明による磁気テープ２３に記録された
記録パターンの一例を示すパターン図１第６図も同様に
本発明による磁気テープ２３に記録されたパターンの別
の一例を示すパターン図、第７図は従来例における磁気
テープ２３に記録されたパターンの一例を示すパターン
図である。 ３・・・・・・水平同期信号分離回路、４・・・・・・
第１のスイッチャ、６・・・・・・フリップ・フロップ
、　　１４−−−−・−電磁変換系、２３・・・・・・
磁気テープ、４３・・・・・・遅延回路、１０１．１０
２，１０３，１０４，１０５゜１０６・・・・・・記録
トラック、３０１，３０２゜３０３．３０４．３０５．
３０８・・・・・・記録トラック、Ａ、、Ａ２．Ｂ、、
Ｂ２・・・・・・ビデオヘッド。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名（Ｃ
Ｉ：ＬＬ、ｊＣｈ　　　　　ｕｊ　　　　　ＬＬ第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）２チャネルに分割された映像信号の各々を、記録
   する装置であって、回転シリンダ上で互いに９０°ずれ
   た位置に配置される２個２組のビデオヘッドと、２種類
   以上の記録時テープ走行速度を持つテープ駆動系とで構
   成されることを特徴とする映像信号記録装置。
2. （２）チャネルスイッチャと、１／２フィールド遅延回
   路と、第１のＦＭ回路と、第２のＦＭ回路とを具備し、
   入力された２チャネルの映像信号を前記チャネルスイッ
   チャに供給し、前記チャネルスイッチャは、入力された
   映像信号のチャネルをｎＨ毎（ｎ：正の整数、Ｈ：水平
   同期間隔）に相互に切り換え、前記チャネルスイッチャ
   の一方の出力信号は、前記１／２フィールド遅延回路を
   介して、第１のＦＭ回路に供給し、他方の出力信号は、
   第２のＦＭ回路に供給し、各々のＦＭ回路の出力信号を
   前記２個２組のビデオヘッドに供給することにより、２
   種類以上のテープ走行速度の各々の速度において、記録
   されたテープ上の記録信号のチャネルがｎＨ毎に切り換
   えられていると共に、隣接するトラックの記録信号が入
   力された２チャネルに分割された映像信号における同一
   チャネルであることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の映像信号記録装置。