JPS62153414A - 鋼矢板の補強工法 - Google Patents

鋼矢板の補強工法

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Publication number
JPS62153414A
JPS62153414A JP29070085A JP29070085A JPS62153414A JP S62153414 A JPS62153414 A JP S62153414A JP 29070085 A JP29070085 A JP 29070085A JP 29070085 A JP29070085 A JP 29070085A JP S62153414 A JPS62153414 A JP S62153414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel sheet
sheet pile
sheet piles
prestressed
steel material
Prior art date
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Pending
Application number
JP29070085A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinobu Yamaguchi
忍 山口
Morio Yabu
薮 守男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Penta Ocean Construction Co Ltd
Original Assignee
Penta Ocean Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Penta Ocean Construction Co Ltd filed Critical Penta Ocean Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鋼矢板を用いた岸壁における鋼矢板の補強工
法に関するものである。
(従来の技術) 鋼矢板を用いた岸壁では、打ち込まれた鋼矢板はその水
底より上に出ている部分の前面の多くの部分は絶えず海
水等に接している。従って、この鋼矢板前面は海水等に
長期間接しているうちに腐食が進行して断面係数が減少
し、それに伴って鋼矢板後面の土庄に対する抵抗力も減
少してくる。
この鋼矢板前面の腐食は水中の溶存酸素の濃度が高い水
面部近傍で特に著しい。鋼矢板の土庄に対する抵抗力が
減少すると新設時の応力均衡状態に変化を生じ、岸壁壁
面の耐用年限は著しく短くなってしまう。
従来、このような腐食による肉厚減少の著しいスプラッ
シュゾーンに対しては補強鉄板の溶接、鉄筋コンクリー
トによる補強等によって鋼矢板の抵抗力を増加させてい
た。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来からのこのような補強工法では鋼矢
板の抵抗力の増強は可能であるが、腐食の進行で鋼矢板
後面の土庄に対する抵抗力が減少し、応力均衡状態が変
化してしまった場合には。
新設時の応力均衡状態に戻すことは極めて困難なもので
あった。
本発明は、これらの点に着目してなされたもので、プレ
ストレスト鋼材の緊張力で土庄に対抗する応力を発生さ
せ、新設時の応力均衡状態となるように鋼矢板の補強を
行なうものである。
(問題点を解決するための手段) そのため本発明に係る鋼矢板の補強工法では、先ず、岸
壁の土留めのためにに打ち込まれている鋼矢板の水底よ
り上に出ている部分前面の腐食が特に著しい部分をプレ
ストレストを導入しても座屈しない程度に補修し1次い
で、この鋼矢板の水底より上に出ている部分前面の上端
部近傍と下端部近傍とに溶接等によって夫々固定金具を
固着し。
さらに、その再固定金具の間にプレストレスト鋼材を取
り付けてこのプレストレスト鋼材を緊張させるものであ
る。
(作用) このような本発明の鋼矢板の補強工法では、鋼矢板前面
の腐食部の補修を行なって鋼矢板の抵抗力を増加させる
とともに、この鋼矢板前面の上端部近傍と下端部近傍と
に固着された固定金具の間にプレストレスト鋼材を取り
付けて、これに与えられた緊張力で鋼矢板後面に加わる
土庄に対抗する応力を発生させ、新設時の応力均衡状態
となるように鋼矢板の補強を可能にしたものである。
(実施例) 次に1本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。第1図は本発明に係る鋼矢板の補強工法の一実施例を
説明するための岸壁の縦断側面図、第2図はその斜視図
、第3図はその部分平面図である。図面において、11
は多数枚連接して海底13に打設されて岸壁の土留めを
行なっている鋼矢板であり′、この海底13より上に突
出した部分の前面は海水15に絶えず接しており、後面
には岸壁の土砂の土圧17が加わっている。この鋼矢板
11の海面部分では、前述の如く海水15中の溶存酸素
量が多く腐食が速く進行する。19は海面レベルであり
、19aは満潮時、19bは干潮時のものである。
腐食によって断面係数が減少し、土庄に対する抵抗力が
低下してきた鋼矢板11は、先ず腐食が著しく進行した
部分の補修が行なわれる。それには、鋼矢板11前面の
腐食部分の錆等を除き、その部分に補強鉄板21をあて
てそれを溶接する。
図面では腐食の著しい海面付近にこの補強鉄板21が溶
接されている。次に、この補修された鋼矢板11の海底
13より上に出ている部分前面の上端部近傍と下端部近
傍とに固定金具23が夫々溶接によって固着される。即
ち、上端部近傍の固定金具23は前記補強鉄板21の上
に溶接され、下端部近傍の固定金具23は鋼矢板11前
面に直接溶接されている。この固定金具23は断面U字
状の溝25をquえており、この溝25が略直線上に並
ぶように鋼矢板11に溶接固着される。
次に、この鋼矢板11に固着された再固定金具23の相
互間には1本のプレストレスト鋼材27が取り付けられ
る。このプレストレスト鋼材27の取り付は再固定金具
23の溝25にプレストレスト鋼材27の端部を嵌合さ
せることによって行なわれる。次に、このプレストレス
ト鋼材27はジヤツキ等で引っ張ることによって緊張が
与えられる。このプレストレスト鋼材27の緊張は、プ
レストレスト鋼材27の両端に螺着されたナツト29を
締めつけることによって定着され、鋼矢板11に伝えら
れる。従って、プレストレスト鋼材27が緊張した状態
では、鋼矢板11を第1図に2点鎖線Xで示すように湾
曲させる力が作用し、これが鋼矢板11の後面に加わる
土庄に対抗する応力となる。
(発明の効果) 本発明は以上の様に構成され、鋼矢板前面の腐食が著し
く進行した部分の補修を行なって鋼矢板の抵抗力を増加
させるとともに、この鋼矢板の水底より上に出ている部
分前面の上端部近傍と下端部近傍とに固定金具を固着し
、その間にプレストレスト鋼材を取り付けてこれに緊張
力を与えることによって鋼矢板後面に加わる土庄に対抗
する応力を発生させるものであるため、新設時の応力均
衡状態となるような鋼矢板の補強が実現できるという優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る鋼矢板の補強工法の実施の一例を
説明するための岸壁の縦断側面図、第2図はその部分斜
視図、第3図はその要部平面図である。 11・・・鋼矢板、21・・・補強鉄板、23・・・固
定金具。 27・・・プレストレスト鋼材。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼矢板を打設して土留めがなさている岸壁の鋼矢
    板の補強工法において、打設された前記鋼矢板の水底よ
    り上に出ている部分前面の腐食部の補修を行ない、次い
    で、打設された前記鋼矢板の水底より上に出ている部分
    前面の上端部近傍と下端部近傍とに固定金具を固着し、
    次いで、前記両固定金具の間にプレストレスト鋼材を取
    り付けてこのプレストレスト鋼材を緊張させることを特
    徴とする鋼矢板の補強工法。
JP29070085A 1985-12-25 1985-12-25 鋼矢板の補強工法 Pending JPS62153414A (ja)

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JP29070085A JPS62153414A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 鋼矢板の補強工法

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JP29070085A JPS62153414A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 鋼矢板の補強工法

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JPS62153414A true JPS62153414A (ja) 1987-07-08

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JP (1) JPS62153414A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040051182A (ko) * 2002-12-12 2004-06-18 (주)피에스테크 프리스트레스를 이용한 가설 흙막이 공법 및 그 파일
US7278803B1 (en) * 2006-09-05 2007-10-09 Jeff M Moreau Corrugated asymmetrical retaining wall panel
JP2007303682A (ja) * 1994-09-15 2007-11-22 Neumayer Tekfor Holding Gmbh ナット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303682A (ja) * 1994-09-15 2007-11-22 Neumayer Tekfor Holding Gmbh ナット
KR20040051182A (ko) * 2002-12-12 2004-06-18 (주)피에스테크 프리스트레스를 이용한 가설 흙막이 공법 및 그 파일
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