JPS62149347A - 触媒の回収法 - Google Patents

触媒の回収法

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JPS62149347A
JPS62149347A JP60288698A JP28869885A JPS62149347A JP S62149347 A JPS62149347 A JP S62149347A JP 60288698 A JP60288698 A JP 60288698A JP 28869885 A JP28869885 A JP 28869885A JP S62149347 A JPS62149347 A JP S62149347A
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acid
catalyst
heavy metal
residue
group
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Koji Tomita
富田 幸次
Yasuzou Sakakibara
榊原 保蔵
Akira Yamada
山田 侃
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発IJ1は、脂肪族2i#芳香族化合物を液相空気
酸化して芳香族カルボン酸を製造するに際し、使用した
酸化触媒を反応後に回収する方法に関する。この発明は
、たとえば、安息香酸、フタル酸、トリメリット酸、ピ
ロメリット酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸などの
製造分野に利用される。
[従来の技術およびその問題点] メチルl換ベンゼンなどの種々の脂肪族置換芳香族化合
物を分子状酸素により液相酸化して、種々の芳香族カル
ボン酸を製造するに際し、その触媒としてコバルト、マ
ンガン、希土類元素などの種々の重金属のハロゲン化物
、酢酸塩などが使用されるが、かかる重金属は比較的高
価なものであり1回収して液相酸化工程に再循環させる
ことが望ましい。
従来、触媒の回収方法として、イオン交換樹脂と接触さ
せる方法(特公昭4+−18577号)などが知られて
いる。
しかしながら、かかる方法においては、高価なイオン交
換樹脂を必要とし、また、回収重金属イオンの脱ftI
程、イオン交換樹脂のi1g生工程交換容I11などの
種々の複雑な工程ならびに工程管理などを必要とするな
どの実用ト好ましくない問題点があった。
また、酸化反応後、反応液から液状生成物を留去した残
渣をそのまま酸化触媒として再使用すると、触媒の活性
が低下したり、生成物の純度が低下するという問題点が
ある。
[発明の目的] この発明は前記令情にス(いてなされたものである。
すなわち、この発明の目的は、前記問題点を解消し、酸
化触媒として用いた重金属触媒残渣を、複雑な工程を用
いることなく高収率で回収し、かつ1回収触媒を液相酸
化工程に再循環させることができると共に、製造した芳
香族カルボン酸の収+、純度などが十分に高く保たれる
重金属触媒の回収法を提供することである。
[前記問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するためのこの発明の概要は、脂肪族
置換芳香族化合物を重金属触媒の存在下に分子状酸素で
液相酸化して芳香族カルボン酸を製造する方法において
、酸化反応終了後、反応生成物から液状物を除いて得た
残渣を焙焼した後、ハロゲン化水素酸で処理して溶解さ
せ、触媒として用いた重金属を回収することを4′F徴
とする触媒の回収法である。
この発明に関する前記脂肪族置換芳香族化合物とは、分
子状酸素を用いて酸化することによりカルボキシル基(
−COOH)に変換することができる脂肪族置換基(以
下1(1と表記する。)を。
該芳香族化合物中の少なくとも1個の芳香族環に1個ま
たは2個以上置換した脂肪族置換芳香族化合物である。
前記R1(すなわち前記脂肪族置換基)としては、アル
キル基、アルケニル基などの脂肪族炭化水素ノ^、ベン
ジル基、1−ヒドロキシアルキル基などの水酸基置換脂
肪族炭化水素基、ホルミルノ人、アシル基、ケトニル基
などの脂肪族カルボニル化合物残基、アルコキシ置換ア
ルキル基、ハロゲン置換アルキル基、シアノ基置換アル
キル基、ニトロ基置換アルキル基などの様々のへテロ原
子置換脂肪族炭化水素基などがあり、より具体的には、
たとえば、メチル基、エチル基、エチニル基、プロピル
基、インプロピル基、l−プロペニル基、2−プロペニ
ル基、3−プロペニル基、ブチル基、インブチルノ人、
ペンチル基、ヘキシルノ人、オクチル基、デシル基、ホ
ルミル基、アセチル基、ベンジル基、■−ヒドロキシー
エチル基、2−ヒドロキシエチル基などを挙げることが
でき、中でもメチルツしホルミル基などが実用上&!ま
しい。
前記脂肪族こ換芳香族化合物は、前記条件を満たすかぎ
り、芳香族環の炭素原子のうち前記R1が結合した炭素
原子以外の他の炭素原子には。
R1以外のどのような基が結合しているものであっても
よい、前記芳香族環の)R素原子に結合している前記R
1以外の)、tiをZで表すと、Zとして、たとえば、
水素、アリール基、アルケニル基、(、アルコ午シ置換
アリールノ5(、ハロゲン置換アリール基、カルボキシ
ル基置換アリール基、アリール置換アルキル1人、アル
アリール置換アルキル)、’iなどの芳香族置換もしく
は非脂肪族置換基、水酸基、アルコキシ基、フェノキシ
などのアリールオキシノ^、P−メチルフェノキシなど
の771/力リール才キシ基、カルボキシレート基(R
COO−:Rは炭化水粛基)、カルボキシル基、エステ
ル化されているカルポキシノに基(−COOR: Rは
前記と同様である。)、ニトロノ、(、ハロゲン原子、
シアノ基など様々の基を挙げることかでき、中でも、水
素、カルボキシル基、カルボメトキシ基(−COOCH
3)、が実用上重要である。
前記芳香族環としては、ベンゼン環、ナフタレン環、ピ
レン環、ベンツピレン環、他の多環芳香族環およびピリ
ジン環、インドール環などの芳香族へテロ環などを挙げ
ることができ、中でも実用上ベンゼン環、ナフタレン環
が重要であり、ベンゼン環はとくに重要である。
以下に1i?i記脂肪族置換芳香族化合物がベンゼン化
合物およびナフタレン化合物の場合について。
より具体的に式を用いて示す。
たとえば、前記芳香族環がベンゼン環の場合には、前記
脂肪族置換芳香族化合物は、次式、ul (ここで R1は、前記同様の脂肪族置換基であり、R
2−R6は、前記R1および前記Zの群から選ばれる基
である。)で表される脂肪族l換ベンゼン化合物である
また、たとえば、前記芳香族環がナフタレン環の場合に
は、前記脂肪族置換芳香族化合物は次式、 Rb   H4 (ここで l(+ は前記R1と同様の脂肪族置換基で
あり R2−R8は前記R2〜R6と同様の〕、(であ
る、)で表される脂肪族置換ナフタレン化合物である。
前記芳香族環がアントラセン環、ピレン環などの他の芳
香族環である脂肪族置換芳香族化合物の場合もそれぞれ
の芳香族環に少なくとも1個のR1が置換した一般式で
表すことができる。
前記脂肪族置換芳香族化合物の具体例としては、たとえ
ば、トルエン、0−キシレン、m−キシレン、p−キシ
レン、1.2.3− )ジエチルベンゼン、 1,2.
4−トリメチルベンゼン(プンイドクメン) 、1,3
.5− )ジエチルベンゼン、1,2,3.−テトラメ
チルベンゼン、1,2,3.5−テトラメチルベンゼン
、 1,2,4.5−テトラメチルベンゼン(デュレン
)、ペンタメチルベンゼン、ヘキサメチルベンゼン、0
−エチルトルエン、m−エチルトルエン、p−エチルト
ルエン、ジエチルトルエン、トリエチルトルエン、0−
ビニルトリエン、m−ビニルトルエン、p−ビニルトル
エン、O−プロピルトルエン、m−プロピルトルエン、
p−プロピルトルエン、0−イソプロピルトルエン。
m−イソプロピルトルエン、p−イソプロピルトルx 
7 (p−シメン)、ブチルトルエン、ペンチルトルエ
ン、オクチルトルエン、デシルトルエン、オクタデシル
トルエン、ジエチルベンゼン。
ジプロピルベンゼン、ジイソプロピルベンゼン、0−ク
ロロトルエン、m−クロロトルエン、p−クロロトルエ
ン、ジクロロトルエン、0〜プaモトルエン、m−ブロ
モトルエン、p−ブロモトルエン、ヨードトルエン、フ
ルオロトルエン、クロロキシレン、ブロモキシレン、ヨ
ードキシレン。
フルオロキシレン、0−フェニルトルエン、m−フェニ
ルトルエン、P−フェニルトルエン。
4.4°−ジメチルビフェニル、p−4−メチルフェニ
ルメチル)トルエン、トリメチルビフェニル、テトラメ
チルビフェニル、ジ(p−メチルフェニル)エーテル、
ジ(P−メチルフェニル)ケトン、O−メチル安息香酸
1m−メチル安息香酸、p−メチル安忌香酸、0−メチ
ル安息香酸メチル、m−メチル安息香酸メチル、p−メ
チル安息香酸メチル、メチルフタルm4メチルトリメリ
ツト酸、メチルフタル酸メチル、メチルトリメリット酸
メチル、アセチルトルエン、アセトキシトルエン、シア
ノトルエン、メトキシトルエン、メチルベンジルアルコ
ール、メチルベンツアルデヒド、ホルミル安忌香酸、ホ
ルミル安忌香酸メチル、ホルミルフタル酸、ホルミルト
リメリット酸、ニーメチルナフタレン、2−メチルナフ
タレン、1.4−ジメチルナフタレン、1.5−ジメチ
ルナフタレン、2.6−ジメチルナフタレン、エチルメ
チルナフタレン、2.6−ジイツプロピルナフタレン、
クロロメチルナフタレン、ブロモメチルナフタレン、フ
ルオロメチルナフタレン、6−メチルナフタレン−2−
カルボン酸、6−メチルナフタレン−2−カルボン酸メ
チル、6−イソプロピルナスタレン−2−カルボン酸、
6−イソプロビルナフタレン−2−カルボン酸メチル、
2−ホルミル−6−メチルナフタレン、6−ホルミルナ
フタレン−2−カルボン酸メチル、2−アセトキシ−6
−メチルナフタレン、l−メチルアントラセン、2−メ
チルアントラセン、9−メチルアントラセン、 9.1
0−ジメチルアントラセン、2.8−ジメチルアントラ
セン、α−ピコリン、β−ピコリンなどの様々の化合物
を挙げることができる。
これらの化合物のうち、実用上重要な化合物としてトル
エン、0−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、O
−メチル安息香酸1m−メチル安息香酸、p−メチル安
息香酸、0−メチル安息香酸メチル、m−メチル安忌香
酸メチル、p−メチル安息香酸メチル、1,2.4− 
)リメチルベンゼン、ジメチル安息香酸、ジメチル安息
香酸メチル、メチルフタル酸、メチルフタル酸メチル、
メチルイソフタル酸、メチルイソフタル酸メチル。
メチルテレフタル酸、メチルテレフタル酸メチル、1,
2,4.5−テトラメチルベンゼン、トリメチル安、ω
、香酩、トリメチル安9り酸メチル、ジメチルフタル酸
、ジメチルフタル酸ジメチル、メチルトリメリット酸、
メチルトリメリット酸トリメチル、2.6−シメチルナ
フタレン、6−メチルナフタレン−2−カルボン酸メチ
ルなどを挙げることができる。
この発明における芳香族カルボン酸とは、少なくとも1
個の芳香族環に1個または2個以上のカルボキシル、J
&(−Cool)が置換した芳香族カルボン酸である。
該芳香族カルボン酸は、前記条件を満たすかぎり、芳香
族環の炭素原子のうちカルボキシル基が結合した炭素原
子以外の他の炭素原子には、カルボキシル基以外のどの
ような基が結合しているものであってもよい、前記芳香
族環の炭素原子に結合しているカルボキシル基以外の基
をZoで表すと、Zoとして前記R1および前記Zの群
からカルボキシル基を除いた群から選ばれる様々の基を
挙げることができる。前記Z゛としては、水素、メチル
基、カルボアルコキシ基(−COOR: Rは前記同様
の基である。)、アセトキシ基などが好ましく、中でも
、水素、カルボメトキシ基(−〇〇〇〇H3)はとくに
好ましい。
前記カルボキシル基が置換した芳香族環としては、ベン
ゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、他の多環芳香
族環およびピリジン環、インドール環などの芳香族へテ
ロ環などを挙げることができ、中でも実用上ベンゼン環
、ナフタレン環が重要であり、ベンゼン環はとくに重要
である。
以下に前記芳香族カルボン酸がベンゼンカルボン酸類お
よびナフタレンカルボン酸類の場合について、より具体
的に式を用いて示す。
たとえば、前記芳香族環がベンゼン環の場合には、前記
芳香族カルボン酸は1次式、 (ここで Hq〜R13は、前記R1および前記Zの群
から選ばれる基である。)で表されるベンゼンカルボン
酸類である。
また、たとえば、前記芳香族環がナフタレン環である場
合には、前記芳香族カルボン酸は、次式、 または、 (ここで、R9−R15は前記R1および前記Zの群の
中から選ばれる基である。)で表されるナフタレンカル
ボン酸類である。
前記芳香族環がアントラセン環、ピレン環などの他の様
々の芳香族環である芳香族カルボン酸の場合にも、それ
ぞれの芳香族環に少なくとも1個のカルボキシル基が置
換した一般式として表すことができる。
前記芳香族カルボン酸の具体例としては、たとえば安、
Q、香酸、0−メチル安息香酸、m−メチル安息香酸、
p−メチル安、e、香酸、フタル酸、フタル酸モノメチ
ル、イソフタル酸、インフタル酸モノメチル、テレフタ
ル酸、テレフタル酸モノメチル、トリメリット酸、トリ
メリット酸モノメチル、トリメリット酸ジメチチル、メ
チルフタル酸、ジメチルフタル酸、メチルイソフタル酸
、ジメチルイソフタル酸、メチルテレフタル酸、ジメチ
ルテレフタル酸、ピロメリット酸、ピロメリット酸モノ
メチル、ピロメリット酸ジメチル、ピロメリット酸トリ
メチル、メチルトリメリット酸、エチル安息香酸、クロ
ロ安息香酸、アセチル安息香酸、アセトキシ安息香酸、
ヒドロキシ安息香酸、シアノ安息香酸、ジフェニル−4
,4゛−ジカルボン酸、ジフェニル−4,4°−ジカル
ボン酸モノメジフェニルエーテル−4,4°−ジカルボ
ン酸モノメH)、         0 CH3)、       0 COOCH3)、ナフタレン−1−カボン酸、ナフタレ
ンー2−カルボン酸、ナフタレン−1,4−ジカルボン
酸、ナフタレン−2,8−ジカルボン酸、ナフタレン−
2,8−ジカルボン酸モノメチル、4−メチルナフタレ
ン−1−カルボン酸、6−メチルナフタレン−2−カル
ボン酸、6−イソプロビルナフタレン−2−カルボン酸
、ナフタレンテトラカルボン酸トリメチル、6−アセド
キシナフタレンー2−カルボン酸、アントラセン−1−
カルボン酸、アントラセン−2−カルボン酸、7ントラ
センー1−カルボン酸、アントラセン−2−カルボン酸
、アントラセン−1,4−ジカルボン酸、アントラセン
−1,4−ジカルボン酸モノメチル、アントラセン−2
,6−ジカルボン酸、アントラセン−2,6−ジカルボ
ン酸モノメチルなどの様々の化合物を挙げることがでる
。これらの芳香族カルボン酸のうち、実用上好ましいも
のとして、たとえば、安息香酸、フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、
フタル酸モノメチル、イソフタル酸モノメチル、テレフ
タル酸モノメチル、トリメリット酸モノメチル、トリメ
リット酸ジメチル、ピロメリット酸モノメチル、ピロメ
リット酸ジメチル、ピロメリット酸トリメチル、2−メ
チル安息香酸、3−メチル安息香酸、4−メチル安息香
酸、2,4−ジメチル安忌香酸、4−メチルフタル酸、
2.5−ジメチル安息香酸、2−メチルイソフタル酸、
3.4−ジメチル安息香酸、2−メチルテレフタル酸、
4−メチルフタル酸モノメチル、2−メチルイソフタル
酸モノメチル、2−メチルテレフタル酸モノメチル、2
,4.5− )ジメチル安息香酸、 4.5−ジメチル
フタル酸、4,5−ジメチルフタル酸モノメチル、4.
8−ジメチルイソフタル酸、4.6−シメチルイソフタ
ル酸モノメチル。
2.5−ジメチルテレフタル酸、2.5−ジメチルテレ
フタル酸モノメチル、6−メチルトリメリット酸、6−
メチルトリメリット酸モノメチル、6−メチルトリメリ
ット酸ジメチル、ナフタレン−2,6−ジカルポン酸、
ナフタレン−2,8−ジカルボン酸モノメチル、6−メ
チルナフタレン−2−カルボン酸などを挙げることがで
き、中でもトリメリット酸、ピロメリット酸は特に好ま
しい。
この発明における前記重金属は、原子番号21以上の全
屈元素の中で、その酸化物および/または金属が、ハロ
ゲン化水素酸に溶解する性質を持つ重金属である。この
ような重金属の具体例として、たとえば、クロム、マン
ガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ガリウム、
ゲルマニウム、ヒ素、セレン、ルビジウム、ストロンチ
ウム、イツトリウム、ジルコニウム、ルテニウム、ロジ
ウム、パラジウム、銀、カドミウム、インジウム、スズ
、アンチモン、テルル、セシウム、ランタン、セリウム
などの希上類元よ、オスミウム、イリジウム、白金、水
銀、タリウム、ビスマス、ラジウム、トリウム、ウラン
などをあげることができ、これらのうち、クロム、マン
ガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ランタン。
セリウム、バリウムなどが好ましく、中でも、コバルト
および/またはマンガンは特に好ましい。
Iri記重全重金属前記脂肪族置換芳香族化合物を分子
状酸素で液相酸化して前記芳香族カルボン酸を製造する
酸化触媒として用いる際には、どのよな化合物、イオン
の状態にあってもよく、また1種巾独または2種以上を
混合もしくは複合して用いられたものでもよく、さらに
、前記重金属以外の金属元素、非金属元素と混合もしく
は複合して用いられているものであってもよい。
この発151における重金属触媒とは、前記液相酸化の
際用いられる+E触媒成分としての重金属、触媒添加剤
としての重金属だけでなく、たとえば、液相酸化の際、
溶媒として用いる酢酸などの酸化反応などの副反応の抑
制すなわち溶媒の回収効率の向りなどの製造プロセスの
効率の向」二のためなどの添加剤として用いられる重金
属を含めてもよい。
また、前記液相酸化において前記重金属以外の軽金属成
分を触媒添加剤などの添加剤として用いる場合には1本
発明方法によって該軽金属成分も同時に回収することも
できる。そのような添加剤として、たとえば、NaBr
などがある。
前記触媒成分もしくは添加剤として用いる重金属は、前
記液相酸化に際し通常、そのハロゲン化物、酢酸塩など
の有機酸塩、ハロゲンと酢酸などの複塩などとして使用
される。これらのうち、臭化物、酢酸塩などがもっとも
よく用いられる。たとえば、コバルトは、CoBr2、
Co B r3、Co (OCOCH3) 2 、 C
o (OCOCHz)3゜COアセチルアセトナ−i 
Co (ococH3):l By 、 CO(OCO
CI(3)3 Br2などとして、MnはMn Br2
.Mn  (OCOCH3)2、Mn−7セチルアセト
ナー)、Mn(OCOCH3)Br 、KMn 04な
ど様h (7)塩をして用いられ、通常、Co Br2
−Mn Br2/酢酸溶媒。
Co B r2−Mu B r?’/臭素添加物/酢酸
溶媒。
Co−Br−酢酸、Co −Mn−Br−酢酸、Co 
−Mu −Na−Br−酢酸などとして用いたり、また
は、これらにLa、Ce、7.n、Cu。
Niなどの様々の金属成分を添加した様々の形で使用さ
れることが知られている。
前記臭素添加物としては、NHs Br 。
Ha Br 、C2H5Br2などがあり、溶媒として
は、酢酸が一般的であるが、これにメチルエチルケトン
などを添加して行なう方法も知られている。
前記液相酸化は、いかなる反応条件、どのような反応方
式を用いて行なわれたものであってもよい、こ、の発明
においては、重金属触媒はハロゲン化物の水溶液として
回収され、通常これをそのまま触媒として再使用するこ
とが好ましいので、前記液相酸化用触媒として、その触
媒系に、少なくともハロゲン成分を含むものが好ましい
、すなわち、この発IJIにおいて、とくに好ましい触
媒系は、たとえば、Co B r2および/またはMn
Br2−NaBrなどの臭素化物を添加した酢酸溶媒で
ある。
以下に、この発明の重金属触媒の回収法について説明す
る。
前記脂肪族置換芳香族化合物を、前記重金属を含む触媒
の存在下に分子状酸素によって様々の転化率で液相酸化
して前記芳香族カルボン酸とした後1反応生成物、溶媒
などの非金属液状物を抽出、蒸留などの種々の分離工程
によって、除去し、残渣を得る。この残渣中には、触媒
として用いた前記重金属成分、場合によりさらに酸化副
生物が含まれている。
この残渣を空気、酸素または、酸素を含むガスを用いて
、焙焼もしくは焼成し、残渣中の大部分の酸化副生物を
焙焼ガスとして除去し、固形物状の焙焼物を得る。この
焙焼物中に、前記重金属が主として酸化物として含まれ
ている0次に、この焙焼物をハロゲン化水素酸で処理し
て、触媒金属成分を溶解し、少量の固形物を含む液状物
を得る。この液状物は濾別、遠心分離などの通常の方法
によって鑓液などの分離液と沈殿とに分離される。この
分離液中には前記重金属がハロゲン化物、ハロゲン錯イ
オンなどの溶液として、含まれており、一方、沈殿物は
非水溶性酸化生成物などが主成分である。前記の方法に
よってmi記重重金属、高い収率で回収することができ
る6回収された重金属を含む癌液などの分離液はそのま
ま、あるいは、たとえば加熱などによる濃縮などの簡単
な処理後、再び、液相酸化触媒またはその成分として再
使用することができる。
たとえば、前記液相酸化工程で触媒系に。
CoBry−Mn Br2−Na Br−酢酸を用いた
場合には、前記残渣物中にC0lMn、Na、酸化副成
物が含まれるが、焙焼、臭化水素酸処理、鑓別ニヨッテ
、溶液中にCo B r2、N1nBr>、NaBrな
どを高い収率で回収することができ、これは+1び、触
媒成分として液相、酸化工程に再循環して用いることが
できる。ところで、一般に、触媒系中にHaなどのアル
カリ金属、アルカリ土類金属成分の濃度が高くなると、
前記液相酸化反応の反応速度が低下するなどの好ましく
ないことが知られている。このNaなどのアルカリ金属
、アルカリ土類金属成分のには、触媒の再循環によって
濃縮されることがあるが、そのような前記焙焼物をあら
かじめ、水好ましくは温水もしくは稀薄なハロゲン化水
素酸で処理してNaなどのアルカリ金属、アルカリ土類
金属成分を選択的に除去し、しかる後に前記ハロゲン化
水素酸処理を行なうことによって、再循環使用触媒中の
金属成分の組−tを調製することもできる。
前記焙焼もしくは焼成に関して、その温度は、通常40
0℃以上、好ましくは500〜900℃である。焙焼も
しくは焼成温度が低いと、酸化副生成物の触媒回収用液
中への混入がみられることもある。焙焼もしくは焼成温
度が高すぎると、経済ヒ好ましくないことがある。
焙焼もしくは焼成の際の圧力は通常、1〜5気圧(絶対
圧)である。
焙焼もしくは焼成に要する時間は、温度、残渣の量など
他の条件によって一様ではないが1通常0.5〜lO時
間であり、好ましくは1〜3時間である。
前記ハロゲン化水素酸は、フッ化水稟酸、塩酸、臭化木
票酸、ヨウ化水稟酸であり、これらは1種または2種以
りの混合物として用いることができる。この発+51に
関する液相酸化用の触媒系には臭素を成分として含むも
のが好ましいことが知られているので、そのような触媒
系を用いるときには、前記ハロゲン化水素酸のうち、臭
化水素酸が好ましい、たとえば、この発明に関する液相
酸化工F−には、Go−Mn−Br−酢酸系が々f適に
用いられるが、この場合には、前記ハロゲン化水素酸と
して臭化水素酸を用いることによって。
Co、MnをCoBr2.Mn Br?水溶液として回
収することができ、これはそのままもしくは、濃縮後、
液相酸化工程に再循環することができる。
前記ハロゲン化水素酸は、通常0.1〜10規定の濃度
、好ましくは1〜5規定のものを用いる。該ハロゲン化
水素酸の使用量は前記重金属の種類、前記残渣中の含有
量などによって一様ではないが1通常、回収を目的とす
る重金属の酸化物をハロゲン化物に変えるに必要な化学
量論以上、好ましくはその1.1〜50倍、さらに好ま
しくは1.3〜lO倍のハロゲン化水素を含む騒に相当
する量である。1ri記焙焼物と、前記ハロゲン化水素
酸とを接触させる際の処理温度は、通常、10〜100
℃、好ましくは室温〜6G℃である。処理温度が低いと
、処理時間が長くなるこ、とがあり、一方、処理温度が
高すぎるとハロゲン化水素が揮発しやすい、処理に要す
る時間は、重金属の種類、星、ハロゲン化水素酸の種類
、濃度、処理温度によって一様に規定できないが、通常
0.5〜30時間、好ましくは1−10時間である。
[発明の効果] この発明によると次の効果を奏することができる。
(1)  脂肪族置換芳香族化合物を1重金属触媒の存
在下に分子状酸素で液相酸化して芳香族カルボン酸を製
造する方法において、触媒として用いた重金属を高純度
で回収することができる。
(2)  この発明の方法で回収した金属触媒を再使用
することにより、反応液から液状物を除去した残渣をそ
のまま触媒として再使用する従来の方法と比較して、液
相酸化生成物である芳香族カルボン酸の純度を向上させ
ることができる。
(3)  この発明では重金属の回収法として1反応生
成物から液状物を除いた残渣物を焙焼、ハロゲン化水素
酸処理による溶解という簡明な操作による回収法を用い
るので、従来技術として知られているイオン交換樹脂を
用いる回収法などと比較して経済上著しく有利である。
(0この発明の方法で回収した重金属含有の濾液を、そ
のまま、もしくは濃縮するなどの簡単な処理をした後、
液相酸化工程に効率よく再循環して使用することができ
、#A造プロセスの経済効率を向−ヒさせることができ
る。
(4)  本発明の方法で回収した金属触媒を再使用す
ることにより従来の反応液留出残渣をそのまま触媒とし
て再使用する方法と比較して、液相酸化生成物である芳
香族カルボン酸の純度を向上することができる。
[実施例および比較例J (実施例1) 臭化コバルト、臭化マンガンを触媒として、酢酸溶媒中
で、プソイドクメンを空気酸化して得た反応混合物から
溶媒を除去した後、無水トリメリット酸を蒸留して黒色
の残渣を得た(残渣中の重金属量はコバルト1.8重量
%、マンガン0.7重琶%)。
この残渣47gを空気中で700℃に5時間加熱して、
燃焼物3.1gを得た(燃焼物の組成はコバルトで23
.6正量%、マンガン10.4重量%)。
この燃焼物t、o gに20%臭化水素酸水溶液18.
0gを加え、室温で12時間攪拌後、濾過した。濾液を
蒸発乾固して緑色固体を得た0組成は、コバル)18.
1重機%、マンガン8.0重量%、臭素69.0重量%
、酸化反応生成物0,1%以下で1回収率はコバル) 
98.7%、マンガン98.5%であった。
この回収触媒を、プソイドクメンの酸化反応に使用した
ところ、得られたトリメリット酸の純度は98.0%で
あった。
(実施例2) 実施例1と同様にして得た無水トリメリット酸を蒸留し
て得た残渣(コバル) 1.8重量%、マンガン1.1
重量%)48gを窒素気流下700℃で6時間加熱して
熱分解物5.7gを得た(コバルト15.−1屯量%、
マンガン9.1ffifa%)、この分解物2.5gに
20%臭化水素酸水溶液27.0gを加え、室温で2時
間攪拌後、濾過した。i&!液を蒸発乾固して緑色固体
を得た(組成はコバル) 14.7重量%、マンガン8
.9i+i%、酸化反応生成物0.1%以下)。
回収率は、コバルトが30.5%で、マンガンが83.
5%であった。
この回収触媒を使用したプソイドクメンの酸化反応によ
り得られたトリメリット酸の純度は93.1%であった
(比較例) トリメリット酸を蒸留して得た残渣(コバルト2.4重
量%、マンガンL、8重量%)10gに10%臭化水素
酸水溶液109gを加え、室温で2時間攪拌後症過した
0M液を蒸発乾固して茶緑色固体を得た(コバルト2.
3重、1%、マンガンt、e重g%。
酸化反応生成物75.1%)。
回収率は、コバルトが36.5%、マンガンが98.2
%であった。
この回収触媒を使用したプソイドクメンの酸化反応によ
り得られたトリメリット酸の純度は9B、4%であった
手続補正、り 昭和61年11月260 1 本件の表示 昭和60年特許願第288698号 2 発明の名称 触媒の回収法 3 補正をする者 本件との関係 特許出願人 住所     東京都千代田区丸の内三丁目F番1号名
称     出光石油化学株式会社 代表者    大和 丈夫 4 代理人 住所     東京都新宿区西新宿八丁目9番5号セン
トラル西新宿3階 6 補正により増加する発明の数   O8補正の内容 (1)  明細書の第4ページドから4行[1に記載の
「ベンジル基、」を削除する。
(2)  明細書の第5ページ第9行に記載の「ベンジ
ル基、」を削除する。
(3)  明細書の第9ページ第3行に記載の「0−ビ
ニルトリエン」を「O−ビニルトルエン」に補正する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脂肪族置換芳香族化合物を重金属触媒の存在下に
    分子状酸素で液相酸化して芳香族カルボン酸を製造する
    方法において、酸化反応終了後、反応生成物から液状物
    を除いて得た残渣を焙焼した後、ハロゲン化水素酸で処
    理して溶解させ、触媒として用いた重金属を回収するこ
    とを特徴とする触媒の回収法。
  2. (2)前記重金属がコバルトおよび/またはマンガンで
    ある前記特許請求の範囲第1項に記載の触媒の回収法。
  3. (3)前記ハロゲン化水素酸が臭化水素酸である前記特
    許請求の範囲第1項および第2項のいずれかに記載の触
    媒の回収法。
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