JPS6214357Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6214357Y2 JPS6214357Y2 JP1980120228U JP12022880U JPS6214357Y2 JP S6214357 Y2 JPS6214357 Y2 JP S6214357Y2 JP 1980120228 U JP1980120228 U JP 1980120228U JP 12022880 U JP12022880 U JP 12022880U JP S6214357 Y2 JPS6214357 Y2 JP S6214357Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- valve
- auxiliary
- passage
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 21
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 16
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
自動車においてはエンジンのアイドル運転時に
前照灯，暖房機器，空調機器等を使用するとエン
ジン回転速度が低下し所要の暖機を行うことがで
きない。
前照灯，暖房機器，空調機器等を使用するとエン
ジン回転速度が低下し所要の暖機を行うことがで
きない。
そこで、混合気の補助通路を絞り弁の下流側に
おいて吸気路に開口させて設け、絞り弁開度やエ
ンジンの状態により混合気を補給する必要がある
ときに補助通路の電磁弁を開かせることが実開昭
54−87320号公報に開示されている。しかしなが
ら、この公報開示の技術では状況に関係なく一定
量の混合気が画一的に補給されるので、アイドル
運転時に異なる負荷が作用したとき適正回転速度
にすることができない。更に、アイドル運転時の
負荷に応じて絞り弁開度を多段階に制御すること
が実開昭54−74824号公報に開示されているが、
高負荷に対応して絞り弁を大きく開かせると主燃
料吸出し領域となつて燃料流量がばらつき、アイ
ドリングを却つて不安定にするという心配があ
る。
おいて吸気路に開口させて設け、絞り弁開度やエ
ンジンの状態により混合気を補給する必要がある
ときに補助通路の電磁弁を開かせることが実開昭
54−87320号公報に開示されている。しかしなが
ら、この公報開示の技術では状況に関係なく一定
量の混合気が画一的に補給されるので、アイドル
運転時に異なる負荷が作用したとき適正回転速度
にすることができない。更に、アイドル運転時の
負荷に応じて絞り弁開度を多段階に制御すること
が実開昭54−74824号公報に開示されているが、
高負荷に対応して絞り弁を大きく開かせると主燃
料吸出し領域となつて燃料流量がばらつき、アイ
ドリングを却つて不安定にするという心配があ
る。
本案はこれらの問題点を解決し、アイドル回転
速度を負荷の大小に応じて適正に上昇させること
ができる気化器の補助混合気供給装置を提供する
ものであつて、燃計計量用の一つジエツトおよび
二つの空気ブリードジエツトを有する混合気の補
助通路が絞り弁の下流側において吸気路へ開口し
て設けられていると共に、エンジンの動力を使用
する機器類の動作に応動して前記補助通路を開く
電磁駆動の制御弁が前記二つの空気ブリードジエ
ツトの下流に設けられており、且つ前記制御弁は
前記機器類の負荷の大小に応じて混合気供給量を
増減するように構成されていることを特徴として
いる。 以下本案の実施例を図面に就いて説明す
ると、第１図、第２図、第３図において、１は気
化器本体、２は吸気路、３は絞り弁、４は恒油面
室、５は恒油面室４から吸気路２の絞り弁３より
も下流へ至る補助通路、６は燃料計量用のジエツ
ト、７および８は空気ブリードジエツト、９は電
磁駆動の制御弁を示している。
速度を負荷の大小に応じて適正に上昇させること
ができる気化器の補助混合気供給装置を提供する
ものであつて、燃計計量用の一つジエツトおよび
二つの空気ブリードジエツトを有する混合気の補
助通路が絞り弁の下流側において吸気路へ開口し
て設けられていると共に、エンジンの動力を使用
する機器類の動作に応動して前記補助通路を開く
電磁駆動の制御弁が前記二つの空気ブリードジエ
ツトの下流に設けられており、且つ前記制御弁は
前記機器類の負荷の大小に応じて混合気供給量を
増減するように構成されていることを特徴として
いる。 以下本案の実施例を図面に就いて説明す
ると、第１図、第２図、第３図において、１は気
化器本体、２は吸気路、３は絞り弁、４は恒油面
室、５は恒油面室４から吸気路２の絞り弁３より
も下流へ至る補助通路、６は燃料計量用のジエツ
ト、７および８は空気ブリードジエツト、９は電
磁駆動の制御弁を示している。
第１図の実施例は従来の低速系統１０の低速ジ
エツト、第一空気ブリードジエツトを本案のジエ
ツト６、第一の空気ブリードジエツト７と兼用さ
せ、且つ制御弁９は二個の電磁弁９１，９２で構
成したものであつて、第一の電磁弁９１と第二の
電磁弁９２とは第二の空気ブリードジエツト８の
下流側に並列に設けられている。第一の電磁弁９
１の弁体１１１は前照灯、暖房機器のように比較
的小負荷の機器類を動作させる第一のスイツチ１
２１に応動してソレノイド１４１へ供給される電
流によつて吸引され第一の弁口１３１を開き、ま
た第二の電磁弁９２の弁体１１２はクーラのよう
に比較的大負荷の機器類を動作させる第二のスイ
ツチ１２２に応動してソレノイド１４２へ供給さ
れる電流によつて吸引され第二の弁口１３２を開
くもので、第二の弁口１３２は第一の弁口１３１
よりも大径に形成されている。
エツト、第一空気ブリードジエツトを本案のジエ
ツト６、第一の空気ブリードジエツト７と兼用さ
せ、且つ制御弁９は二個の電磁弁９１，９２で構
成したものであつて、第一の電磁弁９１と第二の
電磁弁９２とは第二の空気ブリードジエツト８の
下流側に並列に設けられている。第一の電磁弁９
１の弁体１１１は前照灯、暖房機器のように比較
的小負荷の機器類を動作させる第一のスイツチ１
２１に応動してソレノイド１４１へ供給される電
流によつて吸引され第一の弁口１３１を開き、ま
た第二の電磁弁９２の弁体１１２はクーラのよう
に比較的大負荷の機器類を動作させる第二のスイ
ツチ１２２に応動してソレノイド１４２へ供給さ
れる電流によつて吸引され第二の弁口１３２を開
くもので、第二の弁口１３２は第一の弁口１３１
よりも大径に形成されている。
第２図の実施例は補助通路５を独立して設ける
と共に二つの電磁弁９１，９２を並列に設けたも
のであつて、比較的小負荷の機器類と連動する第
一の電磁弁９１の弁体１１１は第一の弁口１３１
および第二の空気ブリードジエツト８を開閉す
る。従つて比較的大負荷の機器類と連動する第二
の電磁弁９２のみが開いたとき第１図の実施例の
ものに比べて若干高濃度の補助混合気が吸気路２
へ供給される。
と共に二つの電磁弁９１，９２を並列に設けたも
のであつて、比較的小負荷の機器類と連動する第
一の電磁弁９１の弁体１１１は第一の弁口１３１
および第二の空気ブリードジエツト８を開閉す
る。従つて比較的大負荷の機器類と連動する第二
の電磁弁９２のみが開いたとき第１図の実施例の
ものに比べて若干高濃度の補助混合気が吸気路２
へ供給される。
これら二つの実施例において、アイドル回転速
度は第一の電磁弁９１が開いたとき100〜200r.p.
m程度上昇し、第一と第二の電磁弁９１，９２が
ともに開いたときまたは第二の電磁弁９２が開い
たとき400〜500r.p.m程度上昇するように設計さ
れており、負荷の大小に応じて混合気供給量が増
減する。
度は第一の電磁弁９１が開いたとき100〜200r.p.
m程度上昇し、第一と第二の電磁弁９１，９２が
ともに開いたときまたは第二の電磁弁９２が開い
たとき400〜500r.p.m程度上昇するように設計さ
れており、負荷の大小に応じて混合気供給量が増
減する。
第３図の実施例は補助通路５を独立して設ける
と共に一個の電磁駆動の制御弁９を用いたもので
あつて、制御弁９のソレノイド１４は二組のコイ
ルを有しそれぞれ比較的小負荷の機器類を動作さ
せる第一のスイツチ１２１と比較的大負荷の機器
類を動作させる第二のスイツチ１２２に応動し、
弁体１１を三段階に作動して弁口１３の開度を変
える。即ち、弁口１３は第一のスイツチ１２１に
よつて少し開き、第二のスイツチ１２２によつて
これよりも大きく開き、二つのスイツチ１２１，
１２２がともにオンとなつたとき最大に開くもの
で、負荷の増大に応じて開度を順次大きくし混合
気供給量を増加して前記実施例と同程度にアイド
ル回転速度を上昇させるのである。
と共に一個の電磁駆動の制御弁９を用いたもので
あつて、制御弁９のソレノイド１４は二組のコイ
ルを有しそれぞれ比較的小負荷の機器類を動作さ
せる第一のスイツチ１２１と比較的大負荷の機器
類を動作させる第二のスイツチ１２２に応動し、
弁体１１を三段階に作動して弁口１３の開度を変
える。即ち、弁口１３は第一のスイツチ１２１に
よつて少し開き、第二のスイツチ１２２によつて
これよりも大きく開き、二つのスイツチ１２１，
１２２がともにオンとなつたとき最大に開くもの
で、負荷の増大に応じて開度を順次大きくし混合
気供給量を増加して前記実施例と同程度にアイド
ル回転速度を上昇させるのである。
このように、本案は絞り弁の下流側へ開口する
補助通路を設け、この補助通路に燃料計量用の一
つのジエツトおよび二つの空気ブリードジエツト
を設けると共にこれらの下流に電磁駆動の制御弁
を設けたものであるから、エンジンの動力を使用
する機器類がアイドル運転時に動作したとき、そ
の負荷に応じた制御弁による補助通路の開きによ
り燃料流量が変化しても、二つの空気ブリードジ
エツトにより燃料流量に対応した適正量の空気を
導入し混合気を過濃或いは過薄とすることなく補
給するのである。そして、制御弁は混合気供給量
を段階的に変えるように補助通路を開くので、ア
イドル運転時に暖房機器、クーラ等を動作させて
も負荷に応じた適正量の補助混合気が自動的に供
給されて回転速度の低下を防止し所要の暖機を行
うものであり、また空燃比が殆んど変化しないた
め排気の成分に悪影響を与えることもないのであ
る。また、通常の走行時に機器類が動作したとき
も補助混合気が補給されるので、エンジンの出力
低下が防止できるものである。
補助通路を設け、この補助通路に燃料計量用の一
つのジエツトおよび二つの空気ブリードジエツト
を設けると共にこれらの下流に電磁駆動の制御弁
を設けたものであるから、エンジンの動力を使用
する機器類がアイドル運転時に動作したとき、そ
の負荷に応じた制御弁による補助通路の開きによ
り燃料流量が変化しても、二つの空気ブリードジ
エツトにより燃料流量に対応した適正量の空気を
導入し混合気を過濃或いは過薄とすることなく補
給するのである。そして、制御弁は混合気供給量
を段階的に変えるように補助通路を開くので、ア
イドル運転時に暖房機器、クーラ等を動作させて
も負荷に応じた適正量の補助混合気が自動的に供
給されて回転速度の低下を防止し所要の暖機を行
うものであり、また空燃比が殆んど変化しないた
め排気の成分に悪影響を与えることもないのであ
る。また、通常の走行時に機器類が動作したとき
も補助混合気が補給されるので、エンジンの出力
低下が防止できるものである。
第１図、第２図、第３図は本案のそれぞれ異な
る実施例を示す縦断面図である。 ２……吸気路、３……絞り弁、４……恒油面
室、５……補助通路、６……ジエツト、７，８…
…空気ブリードジエツト、９……制御弁、９１，
９２……電磁弁、１１，１１１，１１２……弁
体、１３，１３１，１３２……弁口。
る実施例を示す縦断面図である。 ２……吸気路、３……絞り弁、４……恒油面
室、５……補助通路、６……ジエツト、７，８…
…空気ブリードジエツト、９……制御弁、９１，
９２……電磁弁、１１，１１１，１１２……弁
体、１３，１３１，１３２……弁口。
Claims (1)
- 燃料計量用の一つのジエツト６および二つの空
気ブリードジエツト７，８を有する混合気の補助
通路５が絞り弁３の下流側において吸気路２へ開
口して設けられていると共に、エンジンの動力を
使用する機器類の動作に応動して前記補助通路５
を開く電磁駆動の制御弁９が前記二つの空気ブリ
ードジエツト７，８の下流に設けられており、且
つ前記制御弁９は前記機器類の負荷の大小に応じ
て混合気供給量を増減するように構成されている
気化器の補助混合気供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980120228U JPS6214357Y2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980120228U JPS6214357Y2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5743343U JPS5743343U (ja) | 1982-03-09 |
| JPS6214357Y2 true JPS6214357Y2 (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=29480887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980120228U Expired JPS6214357Y2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6214357Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6055089U (ja) * | 1983-09-26 | 1985-04-17 | ヒロセ電機株式会社 | チップキャリア用コネクタ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5836834Y2 (ja) * | 1977-11-08 | 1983-08-19 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関のアイドリング時におけるスロットル弁の多段式制御装置 |
| JPS5487320U (ja) * | 1977-12-02 | 1979-06-20 |
-
1980
- 1980-08-25 JP JP1980120228U patent/JPS6214357Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5743343U (ja) | 1982-03-09 |
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