JPS6213764B2 - - Google Patents

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JPS6213764B2
JPS6213764B2 JP55034189A JP3418980A JPS6213764B2 JP S6213764 B2 JPS6213764 B2 JP S6213764B2 JP 55034189 A JP55034189 A JP 55034189A JP 3418980 A JP3418980 A JP 3418980A JP S6213764 B2 JPS6213764 B2 JP S6213764B2
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JP
Japan
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liquid dielectric
novel liquid
dielectric composition
composition according
trichlorobenzene
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Application number
JP55034189A
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English (en)
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JPS55128208A (en
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Rei Koke Buruuno
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Rhone Poulenc Industries SA
Original Assignee
Rhone Poulenc Industries SA
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Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Industries SA filed Critical Rhone Poulenc Industries SA
Publication of JPS55128208A publication Critical patent/JPS55128208A/ja
Publication of JPS6213764B2 publication Critical patent/JPS6213764B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/18Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
    • H01B3/20Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances liquids, e.g. oils
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/18Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
    • H01B3/20Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances liquids, e.g. oils
    • H01B3/24Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances liquids, e.g. oils containing halogen in the molecules, e.g. halogenated oils

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規な不燃性液体誘電性組成物に関
する。 電気機器において特に変圧器において使用され
る誘電性液体は二重の機能を有することが知られ
ている。一方において、それらは絶縁液として働
くが、この点に関してそれらはその電気的特性特
にそれらの絶縁耐力及び誘電正接に関してある種
の要件を満足させなければならない。他方におい
て、それらは機器の冷却剤として作用するが、こ
の場合にはそれらはその作動間に発生した熱の確
実な除去を保証しなければならない。この後者の
機能は、もし使用した冷却剤をして装置の正に作
動中の使用条件下で液体が発生熱を容易に逸散で
きるのに十分なだけ低い粘度を有する場合にだけ
成功下に満たすことができる。ところで、例えば
変圧器は、極めて低い外部温度例えば0℃よりも
低くそして−40℃に達しさえする温度において作
動することが要求され得ることが知られている。
それ故に、それらの極端な温度において誘電体は
適当な流動性を持つ液体のまゝでありそしてその
上完全な結晶化を起さないことが重要である。従
つて、それは、低温における長時間の間に現われ
る結晶が液体によつて常に含浸され且つ包囲され
る(これによつて、空気が変圧器の活性部分に侵
入するのが可能になる)ように、液体又は少なく
とも一部分液体のまゝでなければならない。 これらの特性とは別に、ある種の装置のための
誘電性液体は不燃性であることも要求される。実
際に、これらの装置(例えば、変圧器)の作動条
件下では、誘電体の破壊が生じて電気アークが形
成してその電力が極めて高くなる可能性がある。
この破壊アークは液体又は固体誘電体を分解し、
そしてこれは液体及び(又は)発生したガスをそ
れらが誘電体又はその蒸気の分解から生じた生成
物であるかどうかによつて点火する可能性があ
る。それ故に、誘電体液及びその蒸気、又は装置
の機能障害の場合に生成される分解ガスは発火し
ないことが重要である。一般には、この発火抵抗
性は、問題とする液体の引火点を参照しそして耐
火性試験の結果を参照することによつて評価され
る。 多かれ少なかれ上記の特性の全部を有する多数
の液状誘電体が特に変圧器に対して提案されてい
る。これらの製品の中では、商品名
「ASKARELS」が最とも満足なものであること
が判明しており、そして最とも広く使用されてい
る。これらは、ビフエニル又はテルフエニルの塩
素化から得られそして3〜7個の塩素原子を含有
する化合物である。また、これらは、互いに又は
他の塩素化芳香族炭化水素特にトリクロロベンゼ
ン及びテトラクロロベンゼンと混合物の形態でし
ばしば用いられる。これらの誘電体は、それらの
価格にもかゝわらず、生化学的手段によつて分解
され得ず且つ化学的手段によつて容易には分解さ
れ得ないという重大な不利点を示す。このポリク
ロロビフエニルの安定性は環境汚染の場合に重大
な危険性をもたらし、その結果、化学的又は物理
的に分解され得るためにできるだけ短かい耐用年
数を有する製品が一般に要求されている。上記の
技術的特性を良好な分解性と組合せて有する製品
は、市場ではこれまで入手できなかつた。本発明
は、正確に言えば、次の特性を併有する液状誘電
体に関するものである。 (1) それらは、低い作動温度になつても特に−30
℃に達する可能性がある温度になつても完全に
又は一部分液体のまゝである。 (2) それらは、不燃性である。 (3) それらは、慣用の使用条件下に低い粘度特に
60℃において15cPよりも小さい粘度を有する (4) それらは、優秀な誘電性を有する。 (5) それらは、環境汚染の場合に分解可能であ
る。 更に具体的に言えば、本発明は、 (A) ブロモクロロベンゼン部分、及び (B) 少なくとも1種のトリクロロベンゼン及び
(又は)少なくとも1種のテトラクロロベンゼ
ンよりなるポリクロロベンゼン部分、 よりなることを特徴とする新規な液体誘電性組成
物に関する。 また、本発明は、ポリクロロベンゼン部分(B)が
トリクロロベンゼン及び(又は)テトラクロロベ
ンゼンの他に1種以上のジクロロベンゼンも含有
するところの上記の如き誘電性組成物に関する。 更に、本発明は、部分(A)及び(B)の他に、モノア
ルキルビフエニル又はポリアルキルビフエニル、
モノアルキルテルフエニル又はポリアルキルテル
フエニル、少なくとも一部分水素化されたビフエ
ニル及びテルフエニル、モノアルキルベンゼン又
はポリアルキルベンゼン、アリールアルカン、フ
タル酸エステル及び天然又は合成脂肪油よりなる
群から選定される希釈剤Cを含む上記の如き誘電
性組成物に関する。希釈剤Cの目的は、誘電性組
成物をその意図する用途に対してできるだけ好適
にするために該組成物の特性を幾分変性すること
である。希釈剤の添加は、特に誘電率、粘度及び
結晶点を変えるのを可能にする。 本発明に従つた組成物中のブロモクロロベンゼ
ン部分(A)は、一般式 〔上記式中、m及びnは同じ又は異なるものであ
つて1又は2に等しい整数を表わし、そしてm+
nの合計は多くて3に等しい〕の少なくとも1種
のブロモクロロベンゼンよりなる。 式()のブロモクロロベンゼンとして挙げる
ことのできる例は、1−ブロモ−2−クロロベン
ゼン、1−ブロモ−3−クロロベンゼン、1−ブ
ロモ−4−クロロベンゼン、1,2−ジブロモ−
3−クロロベンゼン、1,2−ジブロモ−4−ク
ロロベンゼン、1,3−ジブロモ−2−クロロベ
ンゼン、1,3−ジブロモ−5−クロロベンゼ
ン、1,3−ジブロモ−4−クロロベンゼン、2
−ブロモ−1,3−ジクロロベンゼン、2−ブロ
モ−1,4−ジクロロベンゼン、4−ブロモ−
1,2−ジクロロベンゼン、1−ブロモ−3,5
−ジクロロベンゼン及び1−ブロモ−2,4−ジ
クロロベンゼンである。 これらの様々なブロモクロロベンゼンは、臨界
的でない特性を変える際に単独で又は互いに組合
せて使用することができる。かくして、モノブロ
モクロロベンゼン異性体の混合物例えば1−ブロ
モ−2−クロロベンゼン/1−ブロモ−3−クロ
ロベンゼン/1−ブロモ−4−クロロベンゼンの
混合物又はモノブロモジクロロベンゼン異性体の
混合物を使用することが可能である。 本発明の主題である誘電性液体中にポリクロロ
ベンゼン部分(B)の成分として使用されるトリクロ
ロベンゼン及びテトラクロロベンゼンは、17℃よ
りも高い融点を有する公知の化合物である。こら
れのクロロベンゼンは、それらの良好な誘電性及
び不燃性にもかゝわらず、それらの過度に高い結
晶点の故に単独では誘電体として使用されていな
かつた。1,2,4−トリクロロベンゼン及び
1,2,3,4−テトラクロロベンゼンは、ポリ
クロロビフエニルの如き慣用の冷却液に対して又
は誘電体に対してその凝固点を下げるための添加
剤として使用されている(ULLMANの“インサ
イクロピーデア・オブ・ケミカル・テクノロジー
“Vol.5、第468頁(1954年)、KIRK−OTHMER
の“インサイクロピーデア・オブ・ケミカル・テ
クノロジー“Vol.5、第265頁(1964年)及びドイ
ツ特許第687712号を参照されたい)。また、誘電
性液体としてトリクロロベンゼンの混合物を使用
することを提案されたが、しかしこれらの組成物
(主として1,2,3−トリクロロベンゼン及び
1,2,4−トリクロロベンゼン並びに少量の他
のクロロベンゼン(ジクロロベンゼン及びテトラ
クロロベンゼン)を含む)は変圧器において使用
するにはなお過度に高い結晶点を有する。かくし
て、1,2,3−トリクロロベンゼンと1,2,
4−トリクロロベンゼンとの共融混合物(これ
は、その2種の異性体をそれぞれ34%及び66%含
有する)は、+1.5℃の結晶点を有する
〔ULLMANの“インサイクロピーデア・オブ・ケ
ミカル・テクノロジー“Vol.9、第500頁(1957
年)を参照されたい〕。 上記の組成物中においてポリクロロベンゼン部
分(B)の成分として使用することのできるトリクロ
ロベンゼン及びテトラクロロベンゼンの中では、
1,2,3−トリクロロベンゼン及び1,2,4
−トリクロロベンゼン及び1,2,3,4−テト
ラクロロベンゼンが好ましい。これらの化合物は
単独で又は互いに混合状態で用いることができる
が、後者の場合には各成分の割合は厳密なもので
はなく広い範囲内で変動することができる。例え
ば、これらの混合物では、各成分は全体の重量の
1〜99%を占めることができる。しかしながら、
実用上の理由のために、1,2,3−トリクロロ
ベンゼン/1,2,4−トリクロロベンゼン及び
1,2,3−トリクロロベンゼン/1,2,4−
トリクロロベンゼン/1,2,3,4−テトラク
ロロベンゼンの各共融混合物並びにテトラクロロ
ベンゼンと前記トリクロロベンゼンの各々とによ
つて形成される共融混合物を使用するのが好まし
い。 トリクロロベンゼン及び(又は)テトラクロロ
ベンゼンの他に、ポリクロロベンゼン部分(B)は、
これらの化合物に関して25重量%までの1種以上
のジクロロベンゼン即ちo−ジクロロベンゼン、
p−ジクロロベンゼン、又はo−/m−ジクロロ
ベンゼン、o−/p−ジクロロベンゼン若しくは
o−/m−/p−ジクロロベンゼン混合物(こゝ
で、各異性体の割合は厳密なもではなく広い範囲
内で変わることができる)を含有することができ
る。一般には、部分(B)中のジクロロベンゼンの量
は、トリクロロベンゼン及び(又は)テトラクロ
ロベンゼンの2〜25重量%好ましくは5〜25重量
%を占める。 本発明に従つた組成物中の部分(A)及び(B)の割合
は、一般には5〜35重量%のブロモクロロベンゼ
ン部分及び95〜65重量%のポリクロロ部分好まし
くは部分(A)が5〜20重量%そして部分(B)が95〜80
重量%であつてよい。 本発明の誘電性組成物中において希釈剤として
使用することのできるアルキル芳香族炭化水素
は、次の式 〔上記式中、R1、R2及びR3は、同種又は異種であ
つて1〜5個の炭素原子好ましくは2〜4個の炭
素原子を含有する直鎖又は分枝鎖アルキル基を表
わし、n1、n2及びn3は、同じ又は異なるものであ
つて0又は1〜3の間の整数を表わすが、但し、
n1、n2及びn3のうちの少なくとも1つは少なくと
も1に等しいこと及びn1+n2の合計は多くて5に
等しくそしてn1+n2+n3の合計は多くて4に等し
いこととする〕に相当する。 R1、R2及びR3基として挙げることのできる具
体的な例は、メチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル、イブチルル、t−ブチ
ル及びn−ペンチル基である。R1、R2及びR3
は、好ましくはエチル、プロピル及びブチル基を
表わし、一層好ましくはイソプロピル及びt−ブ
チル基を表わす。 本発明に従つて液体誘電体中に使用されるアル
キルビフエニル及びアルキルテルフエニルは、フ
リーデルクラフツ反応用の通常の触媒の存在下に
ビフエニル及びテルフエニルをアルキルハライ
ド、1〜5個の炭素原子を含有する脂肪族オレフ
イン又はアルカノールの如き慣用アルキル化剤で
アルキル化することによつて得られる公知の化合
物である。こられの化合物はそれらの価値ある物
理的特性及び誘電性の故に冷却液として使用され
ており、そしてそれらのいくらかを誘電体として
使用することも提案された(米国特許第2837724
号参照)。しかしながら、アルキルビフエニル及
びアルキルテルフエニルは、それらの易燃性の故
に実際には使用されていない。 アルキルビフエニル及びアルキルテルフエニル
は、低温におけるそれらの物理的状態に依存し
て、純粋な形態で又は異性体の混合物若しくは製
造間に得られる異なるアルキル化度を有する生成
物の混合物の形態で用いることができる。ビフエ
ニル及びテルフエニルのアルキル化から得られる
粗混合物(この混合物は、場合により、反応生成
物の他に未転化出発ビフエニル及びテルフエニル
を含有する可能性がある)を使用するのが好まし
い。すべての場合に、混合物のアルキル化度(分
子当りのアルキル基の数によつて表わされる)
は、好ましくは少なくとも0.5更に好ましくは少
なくとも1である。 特定の場合によつて単独で又は互いに組合せて
用いることのできるアルキルビフエニル及びアル
キルテルフエニルとしては、限定するものではな
いが、2−エチルビフエニル、4−エチルビフエ
ニル、4,4′−ジエチルビフエニル、トリエチル
ビフエニル、2−プロピルビフエニル、4−プロ
ピルビフエニル、4−イソプロピルビフエニル、
3,3′−ジプロピルビフエニル、4,4′−ジプロ
ピルビフエニル、3,3′,5,5′−テトライソプ
ロピルビフエニル、2−n−ブチルビフエニル、
3−sec−ブチルビフエニル、2−t−ブチルビ
フエニル、2,2′−ジ−t−ブチルビフエニル、
2,4,6−トリ−t−ブチルビフエニル、4′−
イソプロピル−m−テルフエニル、4′−ブチル−
m−テルフエニル、ジイソプロピル−m−テルフ
エニル、4,4′−ジエチル−m−テルフエニル、
トリイソプロピル−m−テルフエニル、4−イソ
プロピル−o−テルフエニル、4−ブチル−o−
テルフエニル、ジイソプロピル−p−テルフエニ
ル、トリイソプロピル−p−テルフエニル及び
4.4′−ジブチル−p−テルフエニルを挙げること
ができる。 また、2又は3種のテルフエニル異性体の混合
物のアルキル化から生じる生成物も、本発明の範
囲から逸脱することなく用いることができる。特
に、2若しくは3種のテルフエニル異性体の混合
物又はビフエニルのイソプロピル化及びt−ブチ
ル化から生じる混合物を用いることができる。 本発明に従つて組成物中に希釈剤として用いる
ことのできる化合物の他の群は、少なくとも一部
分水素化されたビフエニル又はテルフエニルを包
含する。この表現は、ビフエニル又は単独で若し
くは互いに及び(又は)ビフエニルと混合状態の
テルフエニルを公知法に従つて水素化すること
(例えば、オルトテルフエニル及び(又は)メタ
テルフエニル及び(又は)パラテルフエニルの混
合物を水素化できる)によつて得られた反応混合
物(この水素化混合物は、未水素化ビフエニル又
はテルフエニルを含有することができる)を表わ
し、かくしてこれらの混合物は極めて様々な水素
化度を有する。また、用語「水素化度」は、ビフ
エニル又はテルフエニルの芳香族核の完全水素化
を確実にするのに理論的に必要とされる水素原子
の数(100)の分率を表わす。実際には、少なく
とも10%でせいぜい40%の水素化度を有する生成
物が使用される。 本発明に従つて誘電性組成物用の希釈剤として
使用することのできるアルキルベンゼンは、1〜
3個のアルキル基を含有することができるが、そ
の各々はノニル、デシル、ドデシル及びペンタデ
シル基の如き9〜15個の炭素原子を有する。特
に、例えばベンゼンをオレフイン又はアルキルハ
ライドでアルキル化することによつて得られるア
ルキルベンゼンを用いることができる。 用いることのできる希釈剤の他の群は、アリー
ルアルカン、特に脂肪族基が1〜10個の炭素原子
を含有するところのジフエニルアルカン又はポリ
フエニルアルカンを包含する。具体的には、フエ
ニルエタン、1,1−ジフエニルエタン、1,2
−ジフエニルエタン、2−フエニルプロパン、
1,2−ジフエニルプロパン、キシリルフエニル
エタン及びエチル化ジフエニルメタンを挙げるこ
とができる。好ましくは、300℃よりも高い沸点
を有するアルキルベンゼン及びアリールアルカン
が使用される。 本発明の組成物中に希釈剤として用いることの
できる化合物の他の群は、一般式 〔上記式中、R4及びR5は、同種又は異種であつ
て、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、
イソブチル、t−ブチル、n−ペンチル、2−メ
チルブチル、2,2−ジメチルプロピル、2−エ
チルブチル、n−ヘキシル、2−エチルペンチ
ル、n−ヘプチル、n−オクチル、2−メチルヘ
プチル及び2−エチルヘキシル基の如き3〜10個
の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基を
表わす〕のフタル酸エステルよりなる。好ましく
は、R4及びR5は2位置において分枝したアルキ
ル基を表わす。 用いることのできるフタレートとして挙げるこ
とのできる例は、フタル酸ジ−n−プロピル、フ
タル酸ジイソプロピル、フタル酸ジ−n−ブチ
ル、フタル酸ジイソブチル、フタル酸ジ(2−エ
チルヘキシル)及びフタル酸イソブチル2−エチ
ルヘキシルである。申す迄もなく、フタル酸エス
テルの混合物を用いることもできる。 本発明の組成物中に用いることのできる希釈剤
の他の例は脂肪油であり、特にブテンの重合によ
つて得られる油及びパラフイン油を挙げることが
できる。 ハロゲン化成分の全体の重量百分率として表わ
される希釈剤Cの割合即ちC×100/A+Bは、誘電
性組 成物の次の特性即ち誘電率及び(又は)粘度及び
(又は)結晶点が最終組成物の不燃性を禁止的に
害することなく有意義に変更させるように計算さ
れる。好ましくは、希釈剤の最大量は、電気アー
クによつて理論的に放出され得る水素の重量(混
合物1g当りのg数単位で)で表わされる最終混
合物の水素指数iHが0.03よりも小さく好ましくは
0.02よりも小さくなるように計算される。表現
「理論的に放出され得る水素」は、最終混合物の
燃焼間に混合物中に存在するハロゲンと共に塩酸
及び臭化水素酸を形成するために消費される水素
を考慮して該混合物を構成する様々な分子から生
じる水素を示す。 実際に、もしnH及びmXがそれぞれ最終混合物
Pg中に存在する水素原子の数及びハロゲン原子
の数であるならば、iH=nH−mX/Pである。 一般的な規則としては、希釈剤Cの量は、(A)と
(B)との混合物の3〜30重量%好ましくは5〜25重
量%を占めることができる。 上記の誘電性組成物は、酸化防止剤、液体の粘
度を調節するための増稠剤例えばスチレン/ブタ
ジエン共重合体、及び装置の作動条件下にクロロ
ベンゼンの分解によつて脱離され得る塩酸に対す
る封鎖剤の如き通常の補助剤を含有することがで
きる。塩酸に対して用いられる封鎖剤は、塩素化
誘電体の分野において通常使用されるものの如き
エポキシ化合物であるのが好ましい。これらのエ
ポキシ化合物としては、限定するものではない
が、プロピレンオキシド及びグリシジルエーテ
ル、スチレンオキシド、1,3−ビス(2,3−
エポキシプロポキシ)ベンゼン及びジ(2−エチ
ルヘキシル)−4,5−エポキシテトラヒドロフ
タレートを挙げることができる。米国特許第
3362708号、同第3242401号、同第3242402号及び
同第3170986号に記載されるものの如き他のエポ
キシ化合物を用いることもできる。 誘電体中に配合されるこれらの補助剤の量は、
広い範囲内で変動することができる。一般には、
誘電性組成物の0.01〜5重量%を占める量が好適
である。 本発明に従つた誘電性組成物は、変圧器、コン
デンサー及び遮断器の如きすべての種類の電気機
器用の絶縁体として用いることができるが、それ
らは、変圧器に対して特に好適である。 次の実施例は、本発明を例示するものであつ
て、本発明を実施できる態様を示す。これらの実
施例では、組成物の燃焼性は、ASTM標準基格
D―92―66に従つて引火点を測定することによつ
て及びASTM標準規格D3119―75に従つて噴霧の
燃焼性の試験を実施することによつて試験され
た。この試験によれば、引火的な炎を生じる液体
即ち発火しそして火炎が自発的には消えない液体
が満足であるとみなされる。もし噴霧が火炎源の
領域でのみ燃焼する(火炎源で燃焼)ならば、又
はそれが燃焼しないならば、それは極めて満足で
ある。 例 1〜17 各成分(その性状及び量は以下の第1表に示
す)を混合することによつて一連の誘電性組成物
を調製した。用いた略語を次に説明する。 MBCB:次の組成を有するモノブロモクロロベン
ゼンの混合物。 パラブロモクロロベンゼン 29重量% オルトブロモクロロベンゼン 10重量% メタブロモクロロベンゼン 61重量% TTE:次の成分を含有する三成分共融混合物。 1,2,3−トリクロロベンゼン 20.3重量% 1,2,4−トリクロロベンゼン 47.3重量% 1,2,3,4−テトラクロロベンゼン
32.4重量% DE:次の成分を含有するジクロロベンゼンの混
合物。 1,2−ジクロロベンゼン 87重量% 1,4−ジクロロベンゼン 13重量% DM:次の成分を含有するジクロロベンゼンの混
合物。 1,2−ジクロロベンゼン 34重量% 1,3−ジクロロベンゼン 27.6重量% 1,4−ジクロロベンゼン 37.9重量% DMA:次の成分を含有するジクロロベンゼンの
混合物。 1,2−ジクロロベンゼン 3.64重量% 1,3−ジクロロベンゼン 56.7重量% 1,4−ジクロロベンゼン 39.2重量% DMC:次の成分を含有するジクロロベンゼンの
混合物。 1,2−ジクロロベンゼン 42.6重量% 1,3−ジクロロベンゼン 39.5重量% 1,4−ジクロロベンゼン 15.1重量% MTH−10:10%の水素化度を有し、そして次の
組成を有するテルフエニルの混合物から得た水
素化テルフエニル。 オルトテルフエニル 22重量% メタテルフエニル 75重量% パラテルフエニル 3重量% MTH−20:20%の水素化度を有し、そしてMTH
−10と同じテルフエニル混合物から得た水素化
テルフエニル。 IPD−3:ビフエニルをイソプロピル化すること
によつて得られそして分子当り3個のイソプロ
ピル基を含有するイソプロピルビフエニル。 IPMT−1:メタ異性体に富み且つMTH−10の
製造に対して使用したものと同じ組成を有する
テルフエニル混合物をイソプロピル化すること
によつて得られ、そして分子当り1個のイソプ
ロピル基を含有するイソプロピルテルフエニ
ル。 PB:920の平均分子量及び100℃における235cSt
の粘度を有するポリブデン。 PDO:フタル酸ジオクチルを一般に称されるジ
(2−エチルヘキシル)フタレート。 TE:31重量%の1,2,3−トリクロロベンゼ
ン及び69重量%の1,2,4−トリクロロベン
ゼンを含有する共融混合物。 BA:プロピレンテトラマーをベンゼンと縮合さ
せることによつてアルキル化されそして350の
平均分子量を有するベンゼン。
【表】
【表】 これらの各組成物は、第2表に記載する特性を
有する。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) ブロモクロロベンゼン部分と、 (B) 少なくとも1種のトリクロロベンゼン及び
    (又は)少なくとも1種のテトラクロロベンゼ
    ンよりなるポリクロロベンゼン部分と、 の混合物よりなることを特徴とする新規な液体誘
    電性組成物。 2 部分(A)が(A)+(B)の混合物の5〜35重量%を占
    め、そして部分(B)が同混合物の95〜65重量%を占
    めることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の新規な液体誘電性組成物。 3 ブロモクロロベンゼン部分が一般式 〔上記式中、m及びnは同じ又は異なるものであ
    つて、1又は2に等しい整数であり、そしてm+
    nの合計はせいぜい3に等しい〕の少なくとも1
    種のブロモクロロベンゼンよりなることを特徴と
    する特許請求の範囲1又は2項記載の新規な液体
    誘電性組成物。 4 ブロモクロロベンゼン部分が1−ブロモ−2
    −クロロベンゼン、1−ブロモ−3−クロロベン
    ゼン、1−ブロモ−4−クロロベンゼン、1,2
    −ジブロモ−3−クロロベンゼン、1,2−ジブ
    ロモ−4−クロロベンゼン、1,3−ジブロモ−
    2−クロロベンゼン、1,3−ジブロモ−5−ク
    ロロベンゼン及び2−ブロモ−1,3−ジクロロ
    ベンゼンよりなる群から選定される少なくとも1
    種のブロモクロロベンゼンよりなることを特徴と
    する特許請求の範囲第3項記載の新規な液体誘電
    性組成物。 5 ブロモクロロベンゼン部分(A)が1−ブロモ−
    2−クロロベンゼン、1−ブロモ−3−クロロベ
    ンゼン及び1−ブロモ−4−クロロベンゼンの混
    合物よりなることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載の新規な液体誘電性組成物。 6 ポリクロロベンゼン部分(B)が1,2,3−ト
    リクロロベンゼン、1,2,4−トリクロロベン
    ゼン及び1,2,3,4−テトラクロロベンゼン
    よりなる群から選定される少なくとも1種のトリ
    クロロベンゼン及び(又は)テトラクロロベンゼ
    ンよりなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    〜5項のいずれかに記載の新規な液体誘電性組成
    物。 7 ポリクロロベンゼン部分(B)が1,2,3−ト
    リクロロベンゼンと1,2,4−トリクロロベン
    ゼンとの共融混合物よりなることを特徴とする特
    許請求の範囲第6項記載の新規な液体誘電性組成
    物。 8 ポリクロロベンゼン部分(B)が1,2,3−ト
    リクロロベンゼン/1,2,4−トリクロロベン
    ゼン/1,2,3,4−テトラクロロベンゼンの
    三元共融混合物よりなることを特徴とする特許請
    求の範囲第6項記載の新規な液体誘電性組成物。 9 ポリクロロベンゼン部分(B)がトリクロロベン
    ゼン及び(又は)テトラクロロベンゼンの他に少
    なくとも1種のジクロロベンゼンを含有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜8項のいずれ
    かに記載の新規な液体誘電性組成物。 10 部分(B)が少なくとも1種のジクロロベンゼ
    ンを2〜25重量%含有することを特徴とする特許
    請求の範囲第9項記載の新規な液体誘電性組成
    物。 11 ジクロロベンゼンが1,2−ジクロロベン
    ゼン、1,3−ジクロロベンゼン、1,4−ジク
    ロロベンゼン又はそれらの混合物であることを特
    徴とする特許請求の範囲第9又は10項記載の新
    規な液体誘電性組成物。 12 部分(A)及び(B)の他に、モノアルキル−若し
    くはポリアルキルビフエニル又はテルフエニル
    (こゝで、アルキル置換基が1〜5個の炭素原子
    を含有する)、少なくとも一部分水素化されたビ
    フエニル又はテルフエニル、モノアルキルベンゼ
    ン又はポリアルキルベンゼン、アリールアルカ
    ン、フタル酸エステル及び脂肪油よりなる群から
    選定される希釈剤(C)を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1〜11項のいずれかに記載の新規
    な液体誘電性組成物。 13 アルキルビフエニルが一般式 〔上記式中、R1及びR2は同種又は異種であつて1
    〜5個の炭素原子を含有する直鎖又は分枝鎖アル
    キル基を表わし、そしてn1及びn2は同じ又は異な
    るものであつて0又は1〜3の整数を表わすが、
    但し記号n1及びn2のうち少なくとも1つが少なく
    とも1に等しいこと及びn1とn2との合計がせいぜ
    い5に等しいことゝする〕に相当することを特徴
    とする特許請求の範囲第12項記載の新規な液体
    誘電性組成物。 14 アルキルテルフエニルが一般式 〔上記式中、R1、R2、n1及びn2は先に定義した如
    くであり、そしてR3及びn3はR1及びR2並びにn1
    及びn2と同じ意味を有するが、但しn1+n2+n3
    合計はせいぜい4に等しいものとする〕に相当す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第12項記載
    の新規な液体誘電性組成物。 15 アルキルビフエニル及びアルキルテルフエ
    ニルが種々の異性体及び(又は)異なるアルキル
    化度を有する生成物の混合物の形態で使用される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第12〜14項
    のいずれかに記載の新規な液体誘電性組成物。 16 アルキルビフエニル及びアルキルテルフエ
    ニルが、ビフエニル及びテルフエニルを公知法に
    よりアルキル化することによつて得られる混合物
    (この混合物は、場合により未転化出発炭化水素
    の一部分を含有する)の形態で使用されることを
    特徴とする特許請求の範囲第15項記載の新規な
    液体誘電性組成物。 17 混合物のアルキル化度が、ビフエニル又は
    テルフエニル分子当りのアルキル基の数として表
    わして少なくとも0.5であることを特徴とする特
    許請求の範囲第15又は16項記載の新規な液体
    誘電性組成物。 18 R1、R2及びR3基がメチル、エチル、n−
    プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチ
    ル、sec−ブチル及びt−ブチル基を表わすこと
    を特徴とする特許請求の範囲第13〜17項のい
    ずれかに記載の新規な液体誘電性組成物。 19 水素化ビフエニル又はテルフエニルが少な
    くとも10%の水素化度を有することを特徴とする
    特許請求の範囲第12項記載の新規な液体誘電性
    組成物。 20 希釈剤(C)が一般式 〔上記式中、R4及びR5は、同種又は異種であつて
    3〜10個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖アル
    キル基を表わす〕のジアルキルフタレートである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第12項記載の
    新規な液体誘電性組成物。 21 希釈剤(C)が、式()でR4及びR5が2−
    位置で分枝したアルキル基を表わすところのフタ
    レートであることを特徴とする特許請求の範囲第
    20項記載の新規な液体誘電性組成物。 22 希釈剤(C)がジ(2−エチルヘキシル)フタ
    レートであることを特徴とする特許請求の範囲第
    21項記載の新規な液体誘電性組成物。 23 希釈剤(C)がポリブテンであることを特徴と
    する特許請求の範囲第12項記載の新規な液体誘
    電性組成物。 24 希釈剤(C)がパラフイン油であることを特徴
    とする特許請求の範囲第12項記載の新規な液体
    誘電性組成物。 25 希釈剤(C)の量を最終混合物の水素指数iH
    が0.03よりも小さくなるように計算することを特
    徴とする特許請求の範囲第12〜24項のいずれ
    かに記載の新規な液体誘電性組成物。 26 希釈剤(C)の量が部分(A)と(B)との総重量の30
    %までを占めることを特徴とする特許請求の範囲
    第12〜26項のいずれかに記載の新規な液体誘
    電性組成物。 27 希釈剤(C)の量が部分(A)と(B)との総重量の少
    なくとも3%を占めることを特徴とする特許請求
    の範囲第12〜26項のいずれかに記載の新規な
    液体誘電性組成物。
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