JPS621374A - 垂直偏向回路 - Google Patents
垂直偏向回路Info
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- JPS621374A JPS621374A JP14135585A JP14135585A JPS621374A JP S621374 A JPS621374 A JP S621374A JP 14135585 A JP14135585 A JP 14135585A JP 14135585 A JP14135585 A JP 14135585A JP S621374 A JPS621374 A JP S621374A
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- Japan
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- vertical
- output
- circuit
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- level shift
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、垂直出力回路にIC(集積回路)を用いた垂
直偏向回路に関するものである。 [従来の技術] 一般に、テレビジョン受像機などの民生用機器は小型化
、電源電圧、消費電力が小さく扱し)やすいこと、組立
の合理化と省力化、コストの低廉化等の要請によりIC
化が進められている。このようなICには、多目的に使
用するために比較的簡単な回路で構成された汎用ICと
、あるシステムの専用としてそのシステムに必要にして
十分な機能をもつように設計された専用ICとがある。 汎用ICは少品種大量生産に適しているので単価が安く
なるという利点があるのに対し、専用ICは大量生産に
適しないため単価が高くなるという欠点がある。 従来、垂直偏向回路を構成するのに用いられる汎用の垂
直出力用ICは、入力側と出力側の直流電圧レベル比が
大きく(例えば入力DC電圧が約1v、出力中点電圧が
約12v)構成されていた。 [発明が解決しようとする問題点] このため、チャンネル切換時や入力切換時などにおいて
垂直出力用ICの入力側のDCバイアスが変動すると、
出力側の中点電圧(直流電圧レベル)が大きく変動し、
受像管の画面が上下に振動するバーチカルバウンシング
(以下、単にVバウンシングという)が生じるという問
題点があった。 このようなVバウンシングを防止するために。 従来は、垂直発振回路の出力側を垂直ドライブ回路を介
して直接垂直出力用ICに接続するDC直結方式や垂直
出力用ICの入力側直流電圧レベルを高くする方式など
が採用されていたが、いずれも専用の垂直出力用ICを
使用しなければならず、価格が高くなるという問題点が
あった。 本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので、垂直出力
用ICとして汎用ICを用いることができ、しかもチャ
ンネル切換等によって入力側の直流電圧レベルが変動し
てもVバウンシングが生じないようにした垂直偏向回路
を提供せんとするものである。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、垂直発振回路の出力側に垂直ドライブ回路を
経、カップリングコンデンサを介して垂直出力用ICを
接続してなり、この垂直出力用ICの出力によって垂直
偏向コイルに垂直偏向電流を流すようにした垂直偏向回
路において、前記カップリングコンデンサと垂直出力用
ICの間にDCレベルシフト回路を挿入し、このDCレ
ベルシフト回路の入力側に、前記垂直偏向コイル側から
直流電圧の一部を負帰還してなることを特徴とするもの
である。
直偏向回路に関するものである。 [従来の技術] 一般に、テレビジョン受像機などの民生用機器は小型化
、電源電圧、消費電力が小さく扱し)やすいこと、組立
の合理化と省力化、コストの低廉化等の要請によりIC
化が進められている。このようなICには、多目的に使
用するために比較的簡単な回路で構成された汎用ICと
、あるシステムの専用としてそのシステムに必要にして
十分な機能をもつように設計された専用ICとがある。 汎用ICは少品種大量生産に適しているので単価が安く
なるという利点があるのに対し、専用ICは大量生産に
適しないため単価が高くなるという欠点がある。 従来、垂直偏向回路を構成するのに用いられる汎用の垂
直出力用ICは、入力側と出力側の直流電圧レベル比が
大きく(例えば入力DC電圧が約1v、出力中点電圧が
約12v)構成されていた。 [発明が解決しようとする問題点] このため、チャンネル切換時や入力切換時などにおいて
垂直出力用ICの入力側のDCバイアスが変動すると、
出力側の中点電圧(直流電圧レベル)が大きく変動し、
受像管の画面が上下に振動するバーチカルバウンシング
(以下、単にVバウンシングという)が生じるという問
題点があった。 このようなVバウンシングを防止するために。 従来は、垂直発振回路の出力側を垂直ドライブ回路を介
して直接垂直出力用ICに接続するDC直結方式や垂直
出力用ICの入力側直流電圧レベルを高くする方式など
が採用されていたが、いずれも専用の垂直出力用ICを
使用しなければならず、価格が高くなるという問題点が
あった。 本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので、垂直出力
用ICとして汎用ICを用いることができ、しかもチャ
ンネル切換等によって入力側の直流電圧レベルが変動し
てもVバウンシングが生じないようにした垂直偏向回路
を提供せんとするものである。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、垂直発振回路の出力側に垂直ドライブ回路を
経、カップリングコンデンサを介して垂直出力用ICを
接続してなり、この垂直出力用ICの出力によって垂直
偏向コイルに垂直偏向電流を流すようにした垂直偏向回
路において、前記カップリングコンデンサと垂直出力用
ICの間にDCレベルシフト回路を挿入し、このDCレ
ベルシフト回路の入力側に、前記垂直偏向コイル側から
直流電圧の一部を負帰還してなることを特徴とするもの
である。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、この図におい
て、(1)は安定化電源回路、(2)はDCレベルシフ
ト回路である。前記安定化電源回路(1)はつどのよ゛
うに構成されている。すなわち、+24Vの直流電源端
子(3)は、第1抵抗(4)、第1、第2、第3ツエナ
ーダイオード(5) (6) (7)を介して接地され
ている。前記第1、第2.第3ツエナーダイオード(5
) (6) (7)は、それぞれ温度係数が約−2mV
/℃、OmV/’C1+211v/℃であって、ツェナ
ー電圧が約3.9V、6.8V、5.6Vのものが用い
られている。前記第1ツエナーダイオード(5)のカソ
ード側は、第2抵抗(8)を経、pnp型第1トランジ
スタ(9)のエミッタ・ベースを介してアノード側に接
続され、前記第1トランジスタ(9)のコレクタは接地
されている。前記第1ツエナーダイオード(5)のカソ
ード側(すなわち第2抵抗(8)の一端側)は、平滑用
コンデンサ(10)を介して第1電圧出力端子(11)
に接続され、前記第1トランジスタ(9)のエミッタ側
(すなわち第2抵抗(8)の他端側)は平滑用コンデン
サ(12)を介して第2電圧出力端子(13)に接続さ
れている。 前記DCレベルシフト回路(2)は第1段目と、その後
段に接続された第2段目の増幅回路を構成するnpn型
第2トランジスタ(14)とpnp型第3トランジスタ
(15)を主体にして構成されている。前記第2トラン
ジスタ(14)のコレクタは、3.3にΩの抵抗(Re
t)を介して前記第1電圧出力端子(11)に接続され
、エミッタは3.3にΩの抵抗(Re□)を介して接地
されている。前記第3トランジスタ(15)のベースは
前記第2トランジスタ(14)のコレクタに接続され、
エミッタは、1にΩの抵抗(Re2)を介して前記第2
電圧出力端子(13)に接続され、コレクタは1にΩの
抵抗(Ra2)を介して接地されている。 (16)は図示しない同期分離回路から送出された垂直
同期信号に同期して所定周波数(60Hz)の鋸歯状波
電圧を発生する垂直発振用ICで、この垂直発振用IC
(16)の出力側は垂直ドライブ回路(17)のpnp
型第型上4トランジスタ8)のベースに接続され、この
第4トランジスタ(18)のエミッタは3.9にΩの抵
抗(19)を介して+12Vの直流電源端子(20)に
接続され、コレクタは接地されている。前記第4トラン
ジスタ(18)のエミッタは33μFのカップリングコ
ンデンサ(21)および3.3にΩの抵抗(22)を介
して前記DCレベルシフト回路(2)の第2トランジス
タ(14)のベースに接続されている。 前記DCレベルシフト回路(2)の第3トランジスタ(
15)のコレクタは、汎用の垂直出力用IC(24)の
入力側に接続さ九、この垂直出力用IC(24)の出力
側は垂直偏向コイル(25)、コンデンサ(26)を経
、抵抗(27)を介して接地されている。前記垂直偏向
コイル(25)とコンデンサ(26)の接続点は。 抵抗(28) (29)およびコンデンサ(30)から
なる直流成分負帰還回路(31)を介して前記DCレベ
ルシフト回路(2)の第2トランジスタ(14)のベー
スに接続され、前記コンデンサ(26)と抵抗(27)
の接続点は、抵抗(32) (33)およびコンデンサ
(34)からなる交流成分負帰還回路(35)を介して
前記DCレベルシフト回路(2)の第2トランジスタ(
14)のベースに接続されている。 つぎに、前記実施例の動作を説明する。まず。 安定化電源回路(1)の動作について説明する。 一般に、ツェナーダイオードのツェナー電圧Vz(V)
と温度変化に対する電圧変動率を示す温度係数γ(mV
/”C)との関係は第2図のような関係にある。したが
って、第1、第2電圧出力端子(11)(13)からそ
れぞれ出力される電圧をV、、V2とし、これらの差を
Vとすると、これらは次式で表わされる。 V 1 =Vzl +VZ2 +VZ3 (1
)V 2 = V @ Vz 1 + Vbe
(2)V==:Vl−V2=VZI Vbe
(3)ここで、VzhVz2、Vz3は第1、第
2、第3ツエナーダイオードのツェナー電圧、Vbeは
第1トランジスタ(9)のベース・エミッタ間電圧を表
わす。 前記v1、v2、■の温度(シ)によるドリフトを考え
ると、 ′ニー2+1V+O+(+21mV) =0 ・・・(4) 峙0−(−2mV)+(−2mV) =0 ・・・(5) At At At 押−2+wV −(−2mV) =O・・・(6) 上記(4) (s) (6)式より、安定化電源回路(
1)の第1、第2電圧出力端子(11) (13)から
出力される電圧V、、V、およびこれらの差の電圧V(
=V t −V2)は温度による変動(ドリフト)が極
めて小さい。 つぎに、■バウシング防止の動作について説明する。D
Cレベルシフト回路(2)の入力側のa点の直流電圧レ
ベルをVa、出力側のb点の直流電圧レベルをvb、垂
直出力用IC(24)の出力側であって、垂直偏向コイ
ル(25)とコンデンサ(26)の接続点C点の直流電
圧レベルをVcとし、DCレベルシフト回路(2)の直
流電圧レベルダウン率をLdとし。 もしDCレベルシフト回路(2)が存在しない場合、垂
直出力用IC(24)および負帰還回路(31) (3
5)による直流電圧増幅率を12とすると、 となる。したがって、Ldを176にすれば、V c
/Va=2となり、チャンネル切換時などにVaが変動
しても、Vcの変動は2倍程度しか影響を受けず、■バ
ウンシングを小さく押えることができる。なお、DCレ
ベルシフト回路(2)を用いず、a点をb点に接続した
従来の例では、Vaが変動した場合、Vcの変動が12
倍と大きくなり、■バウンシングが大きくなっていた。 具体的には、(1)、 (2)式により、V 1=16
.3(V)、V 2 =13.1(V)となルノテ、R
e 1= Re 1=3.3(KΩ)、Rc 2 =
Re 2 = 1 (KΩ)とすれば、Va=5..6
(V)、 Vb =1(V)、V c = 12 (V
)となりVc /V a =1215.6″、2とな
る。 つぎに、DCレベルシフト回路(2)の動作についてさ
らに詳細に検討する。第2トランジスタ(14)のコレ
クタ電流、コレクタ電圧、ベース・エミッタ電圧をIc
1、Vcl、Vbe1とし、第3トランジスタ(15)
のコレクタ電流、ベース・エミッタ電圧をIc2、Vb
e2とすると、つどの式が成り立つ。 Vcl = VI Re I I c 1
−(9)Vb =Rc 2 I c 2
−(11)となるので、これらの式からIce、IC2
、Vclを消去して整理すると、 となる、ここで、 Rc 1 ” Re s、Re 2
= Re 2とおくと、(12)式はつぎのようにな
る。 Vb=Va−(Vt−Vz)−(Vbet+Vbez)
−(13)すなわち、DCレベルシフト回路(2
)によって降下する直流電圧レベルは(Vl−Vz)と
(Vbal+Vbe2)の和になる。前記(3)式によ
りVIV2(=V)は温度ドリフトが零なので、前記(
13)式よりvbは電源電圧(Vl、■2)の温度ドリ
フトによる影響を受けない、なお、前記(13)式より
、V a = 5 (V ) ニしたい場合、Vbe1
.Vbe2をそれぞれ0.7vとすれば、vt−Vzを
2.6(V)に設定することによってVb=1(V)を
得る(すなわちLd=Vb/Va =115トなる)。 [発明の効果] 本発明による垂直偏向回路は、上記のようにカップリン
グコンデンサと垂直出力用ICの入力側との間にDCレ
ベルシフト回路を挿入し、このDCレベルシフト回路の
入力側に出力側の直流電圧の一部を負帰還させることに
よって、垂直出力用ICの入力側の直流電圧レベルを所
定値(例えばl。 ■)にするとともに、前段のDCレベルシフト回路を含
めた垂直出力用IC全体の直流電圧増幅率を抑えるよう
にした。このため、垂直出力回路として汎用のICを用
いることができ、しかもチャンネル切換時等に生じるD
Cバイアスの変動に基づくvバウンシングを小さく抑え
ることができる。
て、(1)は安定化電源回路、(2)はDCレベルシフ
ト回路である。前記安定化電源回路(1)はつどのよ゛
うに構成されている。すなわち、+24Vの直流電源端
子(3)は、第1抵抗(4)、第1、第2、第3ツエナ
ーダイオード(5) (6) (7)を介して接地され
ている。前記第1、第2.第3ツエナーダイオード(5
) (6) (7)は、それぞれ温度係数が約−2mV
/℃、OmV/’C1+211v/℃であって、ツェナ
ー電圧が約3.9V、6.8V、5.6Vのものが用い
られている。前記第1ツエナーダイオード(5)のカソ
ード側は、第2抵抗(8)を経、pnp型第1トランジ
スタ(9)のエミッタ・ベースを介してアノード側に接
続され、前記第1トランジスタ(9)のコレクタは接地
されている。前記第1ツエナーダイオード(5)のカソ
ード側(すなわち第2抵抗(8)の一端側)は、平滑用
コンデンサ(10)を介して第1電圧出力端子(11)
に接続され、前記第1トランジスタ(9)のエミッタ側
(すなわち第2抵抗(8)の他端側)は平滑用コンデン
サ(12)を介して第2電圧出力端子(13)に接続さ
れている。 前記DCレベルシフト回路(2)は第1段目と、その後
段に接続された第2段目の増幅回路を構成するnpn型
第2トランジスタ(14)とpnp型第3トランジスタ
(15)を主体にして構成されている。前記第2トラン
ジスタ(14)のコレクタは、3.3にΩの抵抗(Re
t)を介して前記第1電圧出力端子(11)に接続され
、エミッタは3.3にΩの抵抗(Re□)を介して接地
されている。前記第3トランジスタ(15)のベースは
前記第2トランジスタ(14)のコレクタに接続され、
エミッタは、1にΩの抵抗(Re2)を介して前記第2
電圧出力端子(13)に接続され、コレクタは1にΩの
抵抗(Ra2)を介して接地されている。 (16)は図示しない同期分離回路から送出された垂直
同期信号に同期して所定周波数(60Hz)の鋸歯状波
電圧を発生する垂直発振用ICで、この垂直発振用IC
(16)の出力側は垂直ドライブ回路(17)のpnp
型第型上4トランジスタ8)のベースに接続され、この
第4トランジスタ(18)のエミッタは3.9にΩの抵
抗(19)を介して+12Vの直流電源端子(20)に
接続され、コレクタは接地されている。前記第4トラン
ジスタ(18)のエミッタは33μFのカップリングコ
ンデンサ(21)および3.3にΩの抵抗(22)を介
して前記DCレベルシフト回路(2)の第2トランジス
タ(14)のベースに接続されている。 前記DCレベルシフト回路(2)の第3トランジスタ(
15)のコレクタは、汎用の垂直出力用IC(24)の
入力側に接続さ九、この垂直出力用IC(24)の出力
側は垂直偏向コイル(25)、コンデンサ(26)を経
、抵抗(27)を介して接地されている。前記垂直偏向
コイル(25)とコンデンサ(26)の接続点は。 抵抗(28) (29)およびコンデンサ(30)から
なる直流成分負帰還回路(31)を介して前記DCレベ
ルシフト回路(2)の第2トランジスタ(14)のベー
スに接続され、前記コンデンサ(26)と抵抗(27)
の接続点は、抵抗(32) (33)およびコンデンサ
(34)からなる交流成分負帰還回路(35)を介して
前記DCレベルシフト回路(2)の第2トランジスタ(
14)のベースに接続されている。 つぎに、前記実施例の動作を説明する。まず。 安定化電源回路(1)の動作について説明する。 一般に、ツェナーダイオードのツェナー電圧Vz(V)
と温度変化に対する電圧変動率を示す温度係数γ(mV
/”C)との関係は第2図のような関係にある。したが
って、第1、第2電圧出力端子(11)(13)からそ
れぞれ出力される電圧をV、、V2とし、これらの差を
Vとすると、これらは次式で表わされる。 V 1 =Vzl +VZ2 +VZ3 (1
)V 2 = V @ Vz 1 + Vbe
(2)V==:Vl−V2=VZI Vbe
(3)ここで、VzhVz2、Vz3は第1、第
2、第3ツエナーダイオードのツェナー電圧、Vbeは
第1トランジスタ(9)のベース・エミッタ間電圧を表
わす。 前記v1、v2、■の温度(シ)によるドリフトを考え
ると、 ′ニー2+1V+O+(+21mV) =0 ・・・(4) 峙0−(−2mV)+(−2mV) =0 ・・・(5) At At At 押−2+wV −(−2mV) =O・・・(6) 上記(4) (s) (6)式より、安定化電源回路(
1)の第1、第2電圧出力端子(11) (13)から
出力される電圧V、、V、およびこれらの差の電圧V(
=V t −V2)は温度による変動(ドリフト)が極
めて小さい。 つぎに、■バウシング防止の動作について説明する。D
Cレベルシフト回路(2)の入力側のa点の直流電圧レ
ベルをVa、出力側のb点の直流電圧レベルをvb、垂
直出力用IC(24)の出力側であって、垂直偏向コイ
ル(25)とコンデンサ(26)の接続点C点の直流電
圧レベルをVcとし、DCレベルシフト回路(2)の直
流電圧レベルダウン率をLdとし。 もしDCレベルシフト回路(2)が存在しない場合、垂
直出力用IC(24)および負帰還回路(31) (3
5)による直流電圧増幅率を12とすると、 となる。したがって、Ldを176にすれば、V c
/Va=2となり、チャンネル切換時などにVaが変動
しても、Vcの変動は2倍程度しか影響を受けず、■バ
ウンシングを小さく押えることができる。なお、DCレ
ベルシフト回路(2)を用いず、a点をb点に接続した
従来の例では、Vaが変動した場合、Vcの変動が12
倍と大きくなり、■バウンシングが大きくなっていた。 具体的には、(1)、 (2)式により、V 1=16
.3(V)、V 2 =13.1(V)となルノテ、R
e 1= Re 1=3.3(KΩ)、Rc 2 =
Re 2 = 1 (KΩ)とすれば、Va=5..6
(V)、 Vb =1(V)、V c = 12 (V
)となりVc /V a =1215.6″、2とな
る。 つぎに、DCレベルシフト回路(2)の動作についてさ
らに詳細に検討する。第2トランジスタ(14)のコレ
クタ電流、コレクタ電圧、ベース・エミッタ電圧をIc
1、Vcl、Vbe1とし、第3トランジスタ(15)
のコレクタ電流、ベース・エミッタ電圧をIc2、Vb
e2とすると、つどの式が成り立つ。 Vcl = VI Re I I c 1
−(9)Vb =Rc 2 I c 2
−(11)となるので、これらの式からIce、IC2
、Vclを消去して整理すると、 となる、ここで、 Rc 1 ” Re s、Re 2
= Re 2とおくと、(12)式はつぎのようにな
る。 Vb=Va−(Vt−Vz)−(Vbet+Vbez)
−(13)すなわち、DCレベルシフト回路(2
)によって降下する直流電圧レベルは(Vl−Vz)と
(Vbal+Vbe2)の和になる。前記(3)式によ
りVIV2(=V)は温度ドリフトが零なので、前記(
13)式よりvbは電源電圧(Vl、■2)の温度ドリ
フトによる影響を受けない、なお、前記(13)式より
、V a = 5 (V ) ニしたい場合、Vbe1
.Vbe2をそれぞれ0.7vとすれば、vt−Vzを
2.6(V)に設定することによってVb=1(V)を
得る(すなわちLd=Vb/Va =115トなる)。 [発明の効果] 本発明による垂直偏向回路は、上記のようにカップリン
グコンデンサと垂直出力用ICの入力側との間にDCレ
ベルシフト回路を挿入し、このDCレベルシフト回路の
入力側に出力側の直流電圧の一部を負帰還させることに
よって、垂直出力用ICの入力側の直流電圧レベルを所
定値(例えばl。 ■)にするとともに、前段のDCレベルシフト回路を含
めた垂直出力用IC全体の直流電圧増幅率を抑えるよう
にした。このため、垂直出力回路として汎用のICを用
いることができ、しかもチャンネル切換時等に生じるD
Cバイアスの変動に基づくvバウンシングを小さく抑え
ることができる。
第1図は本発明による垂直偏向回路の一実施例を示す電
気回路図、第2図はツェナーダイオードの一般的な特性
を示す特性図である。 (2)・・・DCレベルシフト−路、(16)・・・垂
直発振用IC(垂直発振回路)、(17)・・・垂直ド
ライブ回路。 (21)・・・カップリングコンデンサ、(24)・・
・垂直出力用IC,(25)・・・垂直偏向コイル、(
31)・・・直流成分負帰還回路。
気回路図、第2図はツェナーダイオードの一般的な特性
を示す特性図である。 (2)・・・DCレベルシフト−路、(16)・・・垂
直発振用IC(垂直発振回路)、(17)・・・垂直ド
ライブ回路。 (21)・・・カップリングコンデンサ、(24)・・
・垂直出力用IC,(25)・・・垂直偏向コイル、(
31)・・・直流成分負帰還回路。
Claims (2)
- (1)垂直発振回路の出力側に垂直ドライブ回路を経、
カップリングコンデンサを介して垂直出力用ICを接続
してなり、この垂直出力用ICの出力によって垂直偏向
コイルに垂直偏向電流を流すようにした垂直偏向回路に
おいて、前記カップリングコンデンサと垂直出力用IC
の間にDCレベルシフト回路を挿入し、このDCレベル
シフト回路の入力側に、前記垂直偏向コイル側から直流
電圧の一部を負帰還してなることを特徴とする垂直偏向
回路。 - (2)DCレベルシフト回路は、増幅率を略1としたト
ランジスタ増幅回路を2段結合して入出力間を同相とし
、これらのトランジスタ増幅回路へ供給する直流電源電
圧の差を一定としてなる特許請求の範囲第1項記載の垂
直偏向回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14135585A JPS621374A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 垂直偏向回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14135585A JPS621374A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 垂直偏向回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS621374A true JPS621374A (ja) | 1987-01-07 |
Family
ID=15290047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14135585A Pending JPS621374A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 垂直偏向回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS621374A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01294879A (ja) * | 1988-05-23 | 1989-11-28 | Hitachi Condenser Co Ltd | エッチング廃液の再生処理法 |
JPH04229774A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-08-19 | Thomson Consumer Electron Inc | 偏向波形補正信号発生器 |
JPH04280170A (ja) * | 1991-03-07 | 1992-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | 受像管駆動回路 |
-
1985
- 1985-06-27 JP JP14135585A patent/JPS621374A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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