JPS62135732A - 粉粒物の定量分配方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、粉粒物の定量分配方法及びその装置に１ｆｆ
４するもので、調合した粉薬−等を単位服用７、Ｈ１４
Ｈに包装する場合等に利用できる。

［従来技術及びその問題点コ 病院等では調合した粉薬を単位服用毎に分配包装する場
合、従来は次に記載するような装置を用いて行なってい
た。

これは、円板表面の円周方向に沿って多数の凹陥部をｌ
！！！続的に配設したもので、各凹陥部の底には開閉差
が設けである。そして１円板の上方には被包装物として
の粉薬（以下粉粒物と１゛う）を入れるホンパー等（以
下、供給装置と言う）が配設されており、該供給装置の
下端開口部は、上記円板の凹陥部に上方から臨んでいる
。

粉粒物を単位包装毎に分配包装する場合には、先ず、粉
粒物を供給装置内に入れる。そして、該供給装置を、円
板の凹陥部の配列方向に沿って、小刻みに振動させなら
が何回も往復させ、粉粒物を少量づつ円板の凹陥部内に
ふるいＭ　Ｌで各凹陥部に均等に供１合分配する。

爾後、各凹陥部底部の開閉蓋を開けて、粉粒物を包装紙
上に取り出して包装するのである。

そして、供給装置の移動範囲を調節すると、該供給装置
によって供給される凹陥部の数が変化し、必要包装数に
応じた包装物が得られる。

ところが、上記従来の方法では包装時間が長くかかると
言う問題があった。

これは、供給装置から供給する粉粒物を少量つつ供給し
なければならないからで、単位時間の供給量を多くした
時には分配誤差が多くなるからである。

即ち、」−記従来の方法では、供給装置から供給する粉
粒物の供給完了時は円板のどの凹陥部にｔ・↑応するか
分らない。従って、学位時間に供給する粉粒物の槍を多
くした場合、板金この供給４．）が一定であっても、各
凹陥部へ分配される粉ｔＦ（物の硬に大きなばらつきが
生じる。

このことから、分配誤差を少なくするためには、供給装
置からの単位時間当りの供給量を出来るだけ少なくする
必要があり、この供給はを少なくした場合には、金粉粒
物を供給し終えるのに長い時間が必要になる。即ち、包
装時間が長くかかるのである。

（第１番目の発明について） ［技術的課８］ 第１番目の発明は、供給装置に充填した粉粒物を等分に
分配するようにした粉粒物の定量分配方法に於いて、分
配作業が速やかに行なえるようにするため、供給装置か
ら供給する粉粒物の単位時間当りの供給量を多くしても
、分配誤差）少なくし得るようにすることを課題とする
。

［技術的手段］ Ｅ記課題を解決するための第１番目の発明の技術的手段
は、巡回動する無端路上に粉粒物を、一定ψづつ流下さ
せて均一な畝を作り、該畝の全長をＡ１１１足し、これ
と分配数から、単位包装に充ｊ；Ｉ？すべき粉粒物の単
位畝長さを決定し、この単位畝長さ毎に粉粒物を分配す
るように１−たことである。

［作用］ 上記枝術的手段は次のように作用する。

巡回動する無端路に粉粒物を一定場づつ流下させると、
該無端路上には密度が一定した粉粒物の畝が出来る。

次に、粉粒物を供給し終えた後に粉粒物の全畝長さを測
定してこれを分配数で割算すると、その商として、単位
包装に充填しなければならない粉粒物の容量に対応する
畝長さ、即ち、畝長さに換算された単位包装当りの容量
が求まる。

爾後、上記単位包装類りの容量に対応する畝長さを測定
しながら、粉粒物を取出せば良いのである。

そして、無端路上に供給される粉粒物の単位時間当りの
供給湯が多くなっても、該供給量が一定である限り、単
位包装に充填しなければならない粉粒物の量は正確に決
定される。即ち、分配誤差が少なくなるのである。

［効果］ Ｌ足温１番目の発明は次の特有のを有する。

無端路上に供給される粉粒物の単位時間当りの供給ｔニ
ーが多くなっても、分配ｔ４差が少ないから、粉粒物を
多数の凹陥部に少茹−づつふるい落す方法に比べて、作
業時間が少なくて済む。

（第２番目の発明について） 第２番目の発明は、第１番目の発明の実施に直接使用す
る装置に関するもので、第１番１］の発明と同様、分配
作業が速やかに行なえるようにすることを目的とする。

し技術的手段］ 上記目的を達成するための第２番目の発明の技術的手段
は１巡回動する無端路の十流側には該無端路上に粉粒物
を一定第：づつ流下させて粉粒物の畝を作る供給装置を
、その下流側には上記畝先端の一定範囲をかき出すかき
出し装置を設け、更に、−上記畝の長さをＸ＋＋＋定す
る畝長さ３１１定装置と、該畝長さを分配数で１す１０
してｔＢ位包装の充填量に対応する単位畝長さを計算す
る演ａ、装置、及び１％、端絡が単位畝長さ移動する毎
に一定の出力を出すかき出し信号発生装置を設け、ｈ記
かき出し装置によるかき出し量は、粉粒物の畝先端から
上記単位畝長さに一致する量とし、該かき出し装置は、
上記かき出し信号発生装置からの出力がある度に動作す
るようにしたことである。

［作用・効果］ 一上記技術的手段は次のように作用する。

先ず、供給装竹内に粉粒物を入れると共に。

分配数を演算装置かに入力しておく。

次に、無端路を駆動させると、粉粒物は無端路ヒに一定
焔づつ連続的に落下して所定長さの粉粒物の畝を作る。

そして、この畝の全長は畝長さ測定装置で測定され、該
畝長さは演算装置に入力される。

粉粒物の全畝長さが入力された演算装置は、該畝の長さ
を、既に入力されである分配数で割り、その商を求める
。即ち、単位包装に充填しなければならない粉粒物の容
φを畝長さに換算して求めるのである。

他方、無端路の走行は、この間も継続しており、やがて
、粉粒物の畝先端は、無端路のかき出し装置配設部迄進
む。

そうすると、爾後、無端路が単位畝長さ移動する毎にか
き出し信号発生装置から出力信号が出る。そして、該信
号が出る毎にかき出し装置が作動して粉粒物の取出し動
作を繰返す。即ち、ｒａｔ位包装量毎の定贋分配ができ
るのである。

そして、供給装置から無端路トに供給される粉粒物の単
位時間の供給量が多くても、該供給！許が一定である限
り正確な分配が行なわれるから、上記第１番目の発明と
同様の効果を発揮する。

［実施態様］ 第２番［１の発明の第１番口の実施態様は、無端路の駆
動源としてパルスモータ−を採用し、畝長さ測定装置は
、パルス発生装置と、無端路上の粉粒物を検出するセン
サーと、このセンサ−の粉粒物検知時間に対応する上記
パルス発生装置からのパルス数を計数するカウンターか
ら構成し、演算装置では前記カウンターからの出力と分
配数とにより単位畝長さに対応する単位パルス数を演算
させ、かき出し信号発生装置はパルスモータ−への人力
パルス数が前記単位パルス数に一致したで時点で所定の
出力状態となる信号発生装ととしたことである。

上記実施態様によれば、無端路の駆動源としてパルスモ
ータ−を使用し、該パルスモータ−への人力パルス数が
単位パルス数に一致した時点でかき出し信号発生装置が
所定の出力状態になるようにし、これにより、かき出し
装置を作動させる状態にしたから、かき出し装置の作動
タイミングを図る為の無端路の移動距離測定装置１５を
別途設ける必要がない。

次に、第２番目の発明の第２番目の実施態様は、かき出
し信号発生装置を、無端路が単位畝長さ動く毎にかき出
し信号を出す単位移動距離Ａ１１ｌ定装置としたことで
ある。

この実施態様のものも第２番目の発明の技術的手段と同
様に作用する。

次に、第２番目の発明の第３番目の実施態様は、粉粒物
のかき出し装置動作時には無端路の駆動源を一時停止状
ＩＥとするようにしたことである。

この実施態様によれば次の利点がある。

即ち、無端路を連続走行させなから粉粒物をかき出す場
合には、かき出し装置のかき出しスピードは無端路の走
行スピードより速くする必要がある。これに対して上記
実施態様によれば、かき出し装置は無端路が停止してい
る時に作動するから、かき出し動作スピードと無端路の
走行スピードとの関係を考慮することなく装置の製置が
できる利点がある。

［実施例］ 次に、上記した本発明の実施例を図面に従って詳述する
。

第１図に本発明の実施に使用する包装装置を示す。

この装置は、ベルトコンベア（７）と、ソノ両端部に配
設される供給装置（１）及びかき出し装置（６）、これ
ら両者間に配設されるセンサー（４）から成る　、又、
この装置は、パルスモータ（８）やエンコーダー（５）
及びマイクロコンピュータ−（２８）を具備している。

そして、上記ベルトコンベヤ（７）が既述した無端路に
、パルスモータ−（８）が無端路の駆動源に対応する。

又、エンコーダー（５）の出力信号はコンピューター（
２９）にメカされてカウントされる。そして、エンコー
ダーの出力信号をカウントするコンピューターのプログ
ラム上の手続きが既述したカウンターに対応する。

供給装置（１）は、粉粒物（ａ）を入れるホッパ−（１
０）と該ホッパー（１０）に振動をＪトえるパイプレイ
ク−（１１）から構成されている。

ホッパー（ｌＯ）の下端には吐出口（１２）が設けられ
ており、該吐出口（１２）にはシャッター（１３）が添
設されている。そして、シャッター（１３）はそのＥ方
に配設されたソレノイド（１４）によって開閉させられ
るようになっており、これにより、吐出口（１２）の開
口量が調整できるようになっている。

上記ベルトコンベア（７）の他端上方にはかき出し装置
（８）が配設されており、該かき出し装置（６）は次に
記載するように構成されている。

即ち、ド端部にかき出し板（６６）を垂下配設した腕（
６０）の中央部には水平なロッド（６７）が配設されて
おり、該ロッド（６７）はクランク板（６３）に連結さ
れて、水「方向に進退するようになっている。又腕（６
０）の上端は、揺動支点（６２）を有する挫動腕（６８
）の途中に回動自在に連結されており、捏動腕（６日）
の揺動端はカム板（６５）にカム対偶している。

又、かき出し装置（６）の下部には、粉粒物を案内する
ガード（８）が配設されており、その下′流側にはヒー
ターロール（９１）　、　（９２）が配設されている。

又、各ヒーターロール（９１）　、　（９２）の表面に
は複数の凹陥部（９３）　、　（９３）が円周方向に間
隔を置いて配設されており、これらヒーターロール（９
１）　、　（９２）の間には、熱溶着性の包装テープ（
ｂ）　　、　（ｂ）が送り込まれるようになっている。

そして、上記クランク板（８３）　、カム板（６５）、
更には、ヒーターロール（９１）　、　（９２）等は、
チェーン（９６）を介して共通のモーター（９５）によ
って駆動されるようになっている。

他方、ベルトコンベア（７）はパルスモータ（８）によ
って駆動されるようになっている。そして、パルスモー
タ（８）にはマイクロコビュータ（２９）が接続されて
おり、該パルスモータ−（８）の作動はマイクロコンピ
ュータ−（２９）からの出力に制御されるようになって
いる。

又、Ｊ：記マイクロコンピュータ−（２９）にはエンコ
ーダー（５）゛及びセンサー（４）が接続されている外
、分配数を入力するための包装数入力装置（３９）が接
続されており、これら各部から後述する演算に必要なデ
ータが入る。又、該マイクロコンピュータ−（２９）に
は、予め演算式が書込まれており、Ｌ記各データーを演
算式に従って処理しするようになっている。そして、こ
のマイクロコンピュータ−が上記演算式に従ってデータ
ーを処理するプログラム中の手続が既述した演算装置に
対応する。

さて、ホッパー（１０）に粉粒物を入れて駆動スイッチ
をＯＮにすると、該ホッパー（１０）はパイブレイク−
（１１）によって振動が与えられ、下方の吐出口（１２
）から一定量の粉粒物が流出し始め、該粉粒物は走行す
るベルトコンベア（７）の上面に粉粒物の畝（Ｃ）を作
る。

そして、畝（Ｃ）はセンサー（０の下部を通過すること
と成るが、その通過をセンサー（４）が検出し、その通
過中に於けるエンコーダー（５）の発信パルス数がマイ
クロコンピュータ−（２９）でカウントされ、このカウ
ント数が、単位畝長さの演算データになる。

そして、センサー（４）やエンコーダー（５）。

更に、センサー（４）が畝（Ｃ）を検知する間にエンコ
ーダーで発生したパルス数をカウントするプログラム中
の手続き等が既述した畝長さ測定装置に対応する。

又、マイクロコンピュータ−（２９）には、分配数が予
め入力されており、該マイクロコンピュータ−の演算手
続部（既述した演算装置に対応する）によってエンコー
ダー（５）から出たＦ記パルス数を分配数で割る計算が
成される。

即ち、単位包装に充填量に対応する畝（ｃ）長さがパル
ス数に換算されて計算されるのである。

次に、ベルトコンベア（７）上の粉粒物の畝先端がかき
出し装置（８）に達するのを、駆動初期から発生してい
るエンコーダー（５）の発信パルス数やパルスモータ−
（８）の回転量等で判断し、爾後、ベルトコンベア（７
）は間欠走行状態に切替えられる。

即ち、畝（Ｃ）の先端がかき出し装置（６）の下部に達
すると、畝（ｃ）の通過中に於いて発生したパルス数と
分配数から計算した値のパルス数だけ、パルスモータ（
８）が駆動して停止する。

そうすると、ベルトコンベア（７）上の粉粒物は、上記
駆動した分だけかき出し装置（６）の中に送り込まれる
ことと成り、マイクロコンピュータ−（２９）がこれを
判断してかき出し装置（６）を動かし、粉粒物を下流側
にかき出す。

即ち、かき出し装置（８）のかき出し板（６８）は、ク
ランク板（６３）とカム板（８５）の動きによって同図
の移動軌跡（Ａ）に示すような妨きを行ない順次粉粒物
を取出すのである。

そして、上記マイクロコンピュータ−（２９）に於ける
かき出し装置動作用の信号を発生させるプログラム上の
手続きが、既述したかき出し信号発生装置に対応する。

そして、上記かき出された粉粒物は包装テープ（ｂ）、
（ｂ）及びこれら包装テープ（ｂ）　　、　（ｂ）相互
を溶着密及び切断するヒーターロール（９１）、　（９
２）によって包装される。

爾後、上記と同じ量だけベルトコンベア（７）が移動し
て停止すると言う間欠動作を繰返し、その単位動作毎に
かき出し装置（６）も動作して粉粒物を均等に配分包装
するのである。

尚、上記実施例では、畝長さの測定蒔にエンコーダー（
５）の発信パルスを利用するようにしたが、ベルトコン
ベヤ（７）の移動距離を測定する通常の距離メーターを
使用するようにしても良い。

又、上記実施例では、粉粒物取出し時には。

ベルトコンベヤ（７）を間欠走行させるようにした力電
連続的に走行させるようにしても良い。

そして、ベルトコンベヤ（７）を連続走行させなから粉
粒物を取出す場合には、かき出し装置（６）のかき出し
板（６Ｂ）のかき出し速度はベルトコンベヤ（７）の走
行速度より速く設定すれば良い。

次に、第３図は、上記した装置を複数並べて実施した場
合を示しており、使用するマイクロコンピュータ（２９
）やセンサー（４）等がｍ−であっても、複数のコンベ
ヤを制御できるようにしている。

又、−ｈ記実施例では粉粒物（ａ）をベルトコンベヤ上
に落すようにしたが、第４図に示す様に回転テーブル（
９０）を使用しても良い。

即ち、回転テーブル（９０）の一つの円周上には供給装
置（１）を配設し、その下流側に於ける円周上にはかき
出し装置（６）を配設しである。

そして、粉粒物を回転テーブル（９０）上に落しながら
該回転テーブルを同図の矢印で示す方向に回転させ、下
流側に配設されたかき出し装置（６）を半径方向に動か
して粉粒物を単位包装量毎に取出すのである。

そして、この実施例では、上記回転テーブル（９０）が
既述した無端路に対応している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施に使用する装置の断面図、第２図
は処理装置（３）部分の拡大図、第３図は本発明の実施
に使用する装置を複数並べて使用した状態を示す斜視図
、第４図は他の実施例の説明図であり、図中、 （１）・・・供給装置 （４）φ目センサー （６）骨・Φかき出し装置

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）、供給装置に充填した粉粒物を等分に分配するよ
   うにした粉粒物の定量分配方法に於いて、巡回動する無
   端路上に粉粒物を一定量づつ流下させて均一な畝を作り
   、該畝の全長を測定し、これと分配数から、単位包装に
   充填すべき粉粒物の単位畝長さを決定し、この単位畝長
   さ毎に粉粒物を分配するようにした粉粒物の定量分配方
   法。
2. （２）、供給装置に充填した粉粒物を等分に分配するよ
   うにした粉粒物の定量分配装置に於いて、巡回動する無
   端路の上流側には該無端路上に粉粒物を一定量づつ流下
   させて粉粒物の畝を作る供給装置を、その下流側には上
   記畝先端の一定範囲をかき出すかき出し装置を設け、更
   に、上記畝の長さを測定する畝長さ測定装置と、該畝長
   さを分配数で割算して単位包装の充填量に対応する単位
   畝長さを計算する演算装置、及び、無端路が単位畝長さ
   移動する毎に一定の出力を出すかき出し信号発生装置を
   設け、上記かき出し装置によるかき出し量は、粉粒物の
   畝先端から上記単位畝長さに一致する量とし、該かき出
   し装置は、上記かき出し信号発生装置からの出力がある
   度に動作するようにした粉粒物の定量分配装置。
3. （３）、無端路の駆動源としてパルスモーターを採用し
   、畝長さ測定装置は、パルス発生装置と、無端路上の粉
   粒物を検出するセンサーと、このセンサーの粉粒物検知
   時間に対応する上記パルス発生装置からのパルス数を計
   数するカウンターから構成し、演算装置では前記カウン
   ターからの出力と分配数とにより単位畝長さに対応する
   単位パルス数を演算させ、かき出し信号発生装置はパル
   スモーターへの入力パルス数が前記単位パルス数に一致
   した時点で所定の出力状態となる信号発生装置とした特
   許請求の範囲第２項記載の粉粒物の定量分配装置。
4. （４）、かき出し信号発生装置を、無端路が単位畝長さ
   動く毎にかき出し信号を出す単位移動距離測定装置とし
   た特許請求の範囲第２項記載の粉粒物の定量分配装置。
5. （５）、粉粒物のかき出し装置動作時には無端路の駆動
   源を一時停止状態とするようにした特許請求の範囲第２
   項乃至第４項記載の粉粒物の定量分配装置。