JPS6213246Y2 - - Google Patents

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JPS6213246Y2
JPS6213246Y2 JP18425579U JP18425579U JPS6213246Y2 JP S6213246 Y2 JPS6213246 Y2 JP S6213246Y2 JP 18425579 U JP18425579 U JP 18425579U JP 18425579 U JP18425579 U JP 18425579U JP S6213246 Y2 JPS6213246 Y2 JP S6213246Y2
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gear
reel stand
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transmission
engaged
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JP18425579U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープレコーダのリール台駆動装置に
関するものである。
一般にリール台を駆動する装置には摩擦車を利
用するもの或いはギヤーを利用するものがある。
そして前者の場合、リール台の駆動は静かに行
われるが、リール台と摩擦車との接触圧を利用し
て動作させるものであるため、リール台又は摩擦
車或いはその両方が摩耗により変形してしまい、
テープの駆動に支障を来たす惧れがあり、又、後
者の場合、上述の前者のような欠点は無くなるが
例えば、本件出願人の出願に係る特願昭52−
114877号(特願昭54−48206号)「テープ駆動機
構」に示されたもののような場合、ギヤーを支持
しているレバーがメインシヤーシとフライホイー
ルとの間に介設されている為、その分装置全体の
厚みが大になると共に組立、保守、点検が困難で
あるとの欠点を有している。
本考案はこのような欠点に基いて考案されたも
のであり、上記ギヤーによる特徴を生かしなが
ら、ギヤー騒音が少なく、かつ、上記先願のもの
における欠点を解決できるテープレコーダのリー
ル台駆動装置を提供せんとするものである。
以下本考案に係るリール台駆動装置の一実施例
を添付図面に従つて詳細に説明する。
添付した図面の内、第1図乃至第4図は本考案
に係る装置の停止モード,再生モード,早送り
(FF)モード及び巻戻し(REW)モードを示す
上面図であり、第5図は第1図のX−X′線断面
図である。
これらの図において、供給リール台2はメイン
シヤーシー1に嵌設された供給リール軸1aに回
転自在に挿入され供給リール軸1aからの抜けを
ストツパー3で防止されている。2aはこの供給
リール台2のギヤー部であり後述の早送り/巻戻
し(FF/REW)用スリツプギヤー(高速走行用
伝達車)23と噛み合い回転を伝える事が出来る
様配されている。巻取リール台4はメインシヤー
シー1に嵌設された巻取リール軸1bに回転自在
に挿入されストツパー5にて抜けを防止されてい
る。4aはこの巻取リール台4のギヤー部であ
り、後述のアイドラーギヤー6のギヤー部6a及
びスリツプギヤー11のギヤー部11aに噛み合
つている。アイドラギヤー6はメインシヤーシー
1に嵌設された、アイドラギヤー軸1cに回転自
在に挿入されておりそのギヤー部6aが前述の巻
取リール台4のギヤー部4aと噛み合つている。
再生用作動アーム(定速走行用作動アーム)8は
巻取リール軸1bに回転自在に挿入され、かつ、
巻取リール台4の下方に配されている。そして、
このアーム8のボス部8cはメインシヤーシー1
に設けた逃げ穴110内に位置すると共に軸8a
を中心部に嵌設している。この軸8aに枢支した
再生用ギヤー9上にはフエルト10が取付けられ
ると共にその上に再生用ギヤー9のボス部9bに
回転自在に挿入されたスリツプギヤー11が面
し、そのギヤー11のスリツプ面11bがフエル
ト10に圧着する様スプリング12により付勢さ
れかつ、このスプリング12の反力はボス部9b
に圧入固定されたスプリング受け13にて受けら
れている。
この状態において、スリツプギヤー11はある
スリツプトルクを持つて再生用ギヤー9と一体的
に回転する様に構成されている。この組合わされ
たものが軸8aに回転自在に挿入されストツパー
8bにて抜けを防止されている。再生用ギヤー9
のギヤー部9aは後述の駆動ギヤー16のギヤー
部16aに上記再生用作動アーム8の枢動に伴つ
て噛み合い可能に配されている。アングル14は
メインシヤーシー1の下面に止メビス14bにて
取付けられておりボス14aが設けられている。
このボス14aに嵌設された軸15に駆動車16
が回転自在に挿入されておりストツパー15aに
て抜けを防止されている。この駆動車16の内歯
ギヤー部16bは後述の伝達ギヤー19と噛み合
い可能に配されると共にプーリー溝16cに後述
のフライホイール28のプーリー溝28aに係合
している駆動ベルト30が係合されてありフライ
ホイール28の回転力を伝えるように成つてい
る。
早送り/巻戻し(FF/REW)作動アーム(高
速走行用作動アーム)17はメインシヤーシー1
に嵌設された支点軸IDに回転自在に挿入されて
おりストツパー18にて抜けを防止されている。
そして、そのボス部17cはメインシヤーシー1
の逃げ穴100内に位置しており、FFモードに
おいてボス部17cは逃げ穴100の当接部10
0bと当接しREWモードにおいては当接部10
0aと当接するよう配されている。この当接状態
において各ギヤーの噛み合いが適正になる様に配
されている。フエルト受け21はFF/REW作動
アーム17の軸受部17cに枢支された回転軸2
0に圧入固定されており、そして上面にフエルト
22を取付けると共にその上面に回転軸20に枢
支されたFF/REWスリツプギヤー23を回転自
在に支持し、かつ該ギヤー23のスリツプ面23
bがフエルト22に圧着する様スプリング24に
て付勢すると共にスプリング24の反力を回転軸
20に圧入固定したスプリング受け25にて受け
回転軸20と一体的に或るスリツプトルクを持つ
て回転可能に構成されている。
上記伝達ギヤー19はメインシヤーシー1の下
面において前述の回転軸20の下方に圧入固定さ
れ回転軸20と一体的に回転しフエルト22とス
プリング24の付勢力によつて生じるスリツプト
ルクによりFF/REWスリツプギヤー23を回転
させる。FF/REWスリツプギヤー23のギヤー
部23aは供給リール台2のギヤー部2a及びア
イドラギヤー6のギヤー部6aと噛み合い可能に
配されている。伝達ギヤー19は駆動ギヤー16
の内歯ギヤー部16bと噛み合い可能に配されて
いる。
キヤプスタンメタル26はメインシヤーシー1
に止メビス26aにて取付けてあり、キヤプスタ
ン軸27を回転自在に枢支している。フライホイ
ール28はキヤプスタン軸27と一体的に構成さ
れており前述のごとくプーリー溝28aに駆動ベ
ルト30を係合してある。又、フライホイール2
8はそのベルト掛け部28bとメインシヤーシー
1に止メビス32bで取付けられたモーター32
のモータープーリー32bとの間に伝達ベルト3
1を係合してあり、モーター32の回転力をフラ
イホイール28→駆動車16に伝えている。フラ
イアングル29はメインシヤーシー1に止メビス
29aに取付けてあり、キヤプスタン軸27のキ
ヤプスタンメタル26からの抜けを防止してい
る。
本考案は叙上のように構成されたものであり、
以下、その作用について説明する。
〔停止モード→再生モード〕
第1図の停止モードにおいてモーター32の回
転力は伝達ベルト31を介してフライホイール2
8に伝えられ、かつ、このフライホイール28か
ら駆動ベルト30を介して駆動車16と伝えられ
ている。この状態より図示しない再生操作手段を
操作することにより録音・再生用ヘツド(図示せ
ず)が磁気テープ(図示せず)に当接すると共に
ピンチローラー(図示せず)がキヤプスタン軸2
7に圧接回転し磁気テープを送行させる。又、こ
れと平行して前記再生操作手段(図示せず)によ
り再生用作動アーム8を第2図の矢印A方向に回
動させて行くと、駆動車16の外歯ギヤー部16
aと再生用ギヤー9のギヤー部9aが噛み合いを
始め駆動車16の回転力をフエルト10を介して
スリツプギヤー11に伝達させる。すると、スリ
ツプギヤー11のギヤー部11aと巻取リール台
4のギヤー部4aが噛み合つているため巻取リー
ル台4は回転し前述の磁気テープ(図示せず)を
低速で巻取る事が出来る。再生用作動アーム8の
ボス部8cがメインシヤーシー1の当接部110
aに当接した位置(噛み合いが適正関係になる位
置−第3図)にて再生用作動アーム8は、前記再
生操作手段により適宜保持され再生モードとな
る。本実施例では全てギヤー伝達となつているが
駆動車16の外歯ギヤー部16aと再生用ギヤー
9のギヤー部9aをローラー(摩擦車)に変えて
も同等の効果が得られる。
この再生モードより停止モードにするには停止
操作手段(図示せず)を操作して再生用作動アー
ム8を反矢印A方向に回動復帰させればよい。
〔停止モード→FFモード〕
次にFFモードについて説明する。
第1図の状態〔停止モード〕において駆動車1
6は上述のように回転しているが、内歯ギヤー部
16bと伝達ギヤー19とは噛み合つていないた
めに伝達ギヤー19は回転しない。
この状態より、図示しないFF操作手段を操作
するとFF/REW作動アーム17が第3図の如く
矢印B方向に回動しこの回動に伴なつて駆動車1
6の内歯ギヤー部16bと伝達ギヤー19及びア
イドラー6のギヤー部6aとFF/REWスリツプ
ギヤー23のギヤー部23aが噛み合いを始め駆
動車16の回転力が伝達ギヤー19→回転軸20
と伝わりフエルト22を介してFF/REWスリツ
プギヤー23を回転させる。すると、このFF/
REWスリツプギヤー23のギヤー部23aがア
イドラーギヤー6のギヤー部と噛み合つているた
めアイドラギヤー6が回転し、これとギヤー部4
aで噛み合つている巻取リール台4が矢印方向に
高速で回転し磁気テープを巻取る。FF/REW作
動アーム17の回動はボス部17cが逃げ穴10
0の当接部100bに当接するまで動き前記FF
操作手段(図示せず)によりその位置を保持する
事によりFFモードが得られる。
REWモードを得る場合はFF/REW作動アー
ム17をREW操作手段の操作によつて矢印C方
向に回動させスリツプギヤー23を供給リール台
2のギヤー部2aに噛合させればよく、その殆度
はFFモードの場合と変らないので詳細な説明は
省略する。唯、REWモードの場合アイドラーギ
ヤー6を必要としない。
尚、このFF又はREWモードの解除は停止操作
手段を操作することによつて実行できる。
本考案は叙上のように、早送り及び巻戻し操作
手段の操作で上記高速走行用作動アームを上記中
間位置より偏位させることにより上記伝達ギヤー
を内歯ギヤー部に係合させる一方上記高速走行用
伝達車を上記アイドラ又は供給リール台の何れか
に係合させて早送り又は巻戻しモードとし、又、
上記再生操作手段の操作で上記定速走行用作動ア
ームを偏位させることにより上記定速走行用伝達
車を上記外歯ギヤー部及び巻取リール台に係合さ
せ定速走行モードとするようにしたものであるか
ら、再生モード、録音モード時には上記伝達ギヤ
ーは内歯ギヤー部に係合しておらず、従つて、再
生モード、録音モード時のギヤー音が極めて静か
であり、さらに、上記駆動車の内歯ギヤー部の寿
命も長い。
また、早送りモード又は巻戻しモードから他の
モードにモード変換する場合、伝達ギヤーは駆動
車の内歯ギヤー部に係合しない中間位置を経るた
め作動アームの操作力が軽くスムーズな切換操作
を行うことができる。
さらにフライホイールとメインシヤーシーとの
間にリール台に動力を伝達させる手段を設けない
為、その分装置の厚みを薄くできると共に、動力
の伝達が確実となるとの効果が得られる優れた考
案である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係るリール台駆動
装置の停止、再生、早送り及び巻戻しの各モード
を示す状態説明図、第5図は第1図のX−X′線
断面図である。 2:供給リール台、4:巻取リール台、16:
駆動車、17:作動アーム、19:伝達ギヤー、
23:スリツプギヤー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 供給リール台及び巻取リール台と、 これら両リール台の略々中間に位置し径方向外
    周部に内歯ギヤー部を有すると共に径方向の中央
    部に外歯ギヤー部を有する駆動車と、 常時巻取リール台に係合しているアイドラと、 上記内歯ギヤー部に係合し得る伝達ギヤーと該
    伝達ギヤーの回転を上記アイドラ又は供給リール
    台に伝達する高速走行用伝達車とを同軸に枢支し
    停止モード及び再生モード時には上記伝達ギヤー
    を上記内歯ギヤー部に及び上記高速走行用伝達車
    を上記アイドラ及び供給リール台に夫々係合させ
    ない中間位置に保持される高速走行用作動アーム
    と、 上記外歯ギヤー部と上記巻取リール台に係合し
    得る定速走行用伝達車を枢支する定速走行用作動
    アームとから構成され、 上記高速走行用作動アームを早送り及び巻戻し
    操作手段に連係させると共に上記定速走行用作動
    アームを再生操作手段に連係させ、 上記早送り及び巻戻し操作手段の操作で上記高
    速走行用作動アームを上記中間位置より偏位させ
    ることにより上記伝達ギヤーを内歯ギヤー部に係
    合させる一方上記高速走行用伝達車を上記アイド
    ラ又は供給リール台の何れかに噛合させて早送り
    又は巻戻しモードとし、 又、上記再生操作手段の操作で上記定速走行用
    作動アームを偏位させることにより上記定速走行
    用伝達車を上記外歯ギヤー部及び巻取リール台に
    噛合させて定速走行モードとするようにした事を
    特徴とするテープレコーダのリール台駆動装置。
JP18425579U 1979-12-22 1979-12-22 Expired JPS6213246Y2 (ja)

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JP18425579U JPS6213246Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22

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JP18425579U JPS6213246Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5699651U JPS5699651U (ja) 1981-08-06
JPS6213246Y2 true JPS6213246Y2 (ja) 1987-04-06

Family

ID=29694484

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JP18425579U Expired JPS6213246Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22

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