JPS6128273Y2 - - Google Patents

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JPS6128273Y2
JPS6128273Y2 JP3355879U JP3355879U JPS6128273Y2 JP S6128273 Y2 JPS6128273 Y2 JP S6128273Y2 JP 3355879 U JP3355879 U JP 3355879U JP 3355879 U JP3355879 U JP 3355879U JP S6128273 Y2 JPS6128273 Y2 JP S6128273Y2
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JP
Japan
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rotating member
electric motor
reel
rotation
tape
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JP3355879U
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JPS55136069U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は2つのモーターを有する反転式カセツト
テーププレーヤに関する考案である。
一般にカセツトテーププレーヤのテープは、キ
ヤツプスタン軸とピンチローラーとに挾圧され、
キヤツプスタン軸の回転によつて、一定速度で送
られている。そしてテープを巻取る巻取リール軸
と、リール軸を回転させるプーリとの間にスリツ
プ機構を設け、テープ巻取の径に比例して巻取速
度が速くなるのを防止していた。
したがつて、テープが終端まで移行した後、テ
ープの送行方向が反転するいわゆるオートリバー
ス方式のテーププレーヤにおいては、2つのリー
ル軸のいずれもが巻取側に使用しても何んら差支
えないように、両軸にスリツプ機構が備えてあつ
た。
そのため、最近のように小型化の傾向にあるテ
ーププレーヤにおいては小型化の障害になつてい
た。
本案はこのような問題点を解決すべくなされた
考案で、以下本案の構成を図面にもとづいて説明
すると、Aはテープカセツト、10は第1の電動
機、11は電動機10の回転軸に固着された第1
のプーリで、これはフライホイール12及び13
に共通に掛け渡したベルト14によりその回転力
を伝達している。15及び16はフライホイール
12及び13の回転軸のそれぞれの延長部である
キヤプスタン軸、17及び18は各フライホイー
ル12及び13に対応したピンチローラ、19及
び20はカセツトテープ用のリール台である。リ
ール台19及び20間にはこれらの間で変位する
ように一端が回動自在に枢着されている反転レバ
ー21が設けられ、この反転レバー21上にはリ
ール台19及び20の一方に選択的に圧接される
回転部材22が回転自在に枢着されている。23
は反転レバー21の反転動作に応じて回転方向が
切換えられる第2の電動機である。27は回転部
材22の軸22′に遊嵌しているプーリでベルト
25を介して第2の電動機の回転を受けている。
26は軸22′の端部に固着した円板で、この円
板26と前記プーリ27との対応面には摩擦板2
6′及び27′が形成されスプリング32によつて
摩擦板は互に圧接されている。この摩擦板とスプ
リングとによつてスリツプ機構が構成されてい
る。28は反転レバー21の反転状態を保持する
反転スプリングである。29はカセツトテープが
終端に達したとき或いは手動反転操作によつて附
勢されてプーリ27の突起22″と係合するよう
にその可動片30が作動される電磁石、31は上
記第2の電動機23の回転方向を切換える切替ス
イツチ(図示せず)を作動する極性切換スイツチ
作動レバーである。
以上のような構成においてその動作を説明す
る。まず第1の電動機10が矢印方向に回転する
と、プーリ11及びベルト14を介してフライホ
イール12及び13は矢印方向に回転する。そし
てキヤプスタン15とピンチローラ17との間に
挾まれたカセツトテープが一方向に走行される。
一方このとき第2の電動機23が矢印方向に回転
すると、回転部材22がベルト25を介して矢印
方向に回転し、回転部材22が圧接されているリ
ール台19が矢印方向に回転して走行されている
カセツトテープを巻取る。この場合カセツトテー
プが終端に至ると、図示しない終端検出装置によ
つて発生される電気信号によつて電磁石29が附
勢されて可動片30が作動される。作動された可
動片30はプーリ27の突起22″と係合して回
転部材22が回転自在に枢着されている反転レバ
ー21が反転スプリング28に抗して回動し、つ
いには反転スプリング28のデツトポイントを乗
越え、回転部材22がリール台20に圧接される
ようになる。反転レバー21の上記回動の過程で
極性切換スイツチが作動レバー31により切替え
られて第2の電動機23の回転方向が反転され
る。その結果、カセツトテープは今度はキヤプス
タン16とピンチローラ18との間に挾まれて走
行されてリール台20によつて巻取られる。
このように巻取側となるべきリール台にスリツ
プ機構Bを有する回転部材22が圧接されるの
で、テープの巻取径が変化してもそのスリツプ機
構Bによつて、キヤツプスタンとピンチローラー
との挾圧によるテープ送り速度に影響が及ばない
ようになつている。尚、実施例ではスリツプ機構
が回転部材22の軸に備えられているが、電動機
の軸に備えても同一の目的を達成することができ
る。その場合、係合部は回転部材上に設ける。
又、第2図においては、係合部をプーリに設けて
あるが、円板26上に設けても同一の目的が達成
される。いずれにしろ、係合部は回転部材と回転
中心を同一にして回転部材と共動すれば良い。
したがつて本案によると、巻取側となるべきリ
ール台にスリツプ機構を有する回転部材が当接し
て、リール台を回転させるので、従来のように各
リール台にスリツプ機構を備える必要がなく、一
つのスリツプ機構ですむと共に、そのスリツプ機
構を有した反転レバーを電動機の動力を利用して
自動的に反転させるので、構造が簡素化されテー
ププレーヤを小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図はその要部
の平面図、第2図はその側面図である。 図中、10及び23は電動機、12及び13は
フライホイール、14はベルト、19及び20は
リール台、21は反転レバー、22は回転部材、
22″は係合部、26は円板、27はプーリ、2
6′と27′は摩擦板、29は電磁石、30は可動
片、32はスプリングである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機によりベルト駆動される一対のフライホ
    イールと、各フライホイールに対応して設けられ
    たカセツト用のリール台とを備え、前記リール台
    間で変位するように回動自在に設けた反転レバー
    上に、スリツプ機構を介して電動機により回転駆
    動され、かつ前記リール台の一方に選択的に圧接
    されてそのリール台を回転させる回転部材を回転
    自在に設け、カセツトテープの終端時に発生され
    る電気信号により附勢される電磁石の可動片を前
    記回転部材と回転中心を同一にして回転部材と共
    動する係合部に係合して前記反転レバーを回動せ
    しめ、このことにより前記回転部材を回転駆動し
    ている電動機の回転方向を反転せしめるととも
    に、リール台に対する回転部材の圧接を一方から
    他方に切換えるようにしたことを特徴とする反転
    式テーププレーヤ。
JP3355879U 1979-03-15 1979-03-15 Expired JPS6128273Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3355879U JPS6128273Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3355879U JPS6128273Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55136069U JPS55136069U (ja) 1980-09-27
JPS6128273Y2 true JPS6128273Y2 (ja) 1986-08-22

Family

ID=28889263

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3355879U Expired JPS6128273Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15

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JP (1) JPS6128273Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55136069U (ja) 1980-09-27

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