JPS6213204A - ロ−ル冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、圧延機ロール等の冷却装置に関するものであ
る。

［従来の技術］ 圧延機ロール等の冷却を行う場合、従来、ロール表面に
向けて冷却流体を噴射するようにした噴射ノズルを幅方
向（ロールの軸方向）に複数個並設し、各噴射ノズルに
より幅方向の噴射を制御することによってロールのヒー
トクラウンを制御することが行われている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、上記従来方式においては、各噴射ノズルから噴
射される冷却流体は広がりをもった噴射流となるために
衝突時水跳ねが大きい上、衝突後も横流れが大きくなっ
て幅方向の乱れを生じ易く、そのためにシャープな幅方
向の温度制御、特にスポット的な温度制御ができない問
題を有していた。

本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもので、
冷却流体をロール表面に作用させてロールの冷却を行う
に際し、幅方向の制御をシャープに行わせることを目的
としている。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
ロール表面に向けて供給する冷却流体によりカーテンウ
オールを形成するようにしたスリットノズルを設けると
共に、回動によつて前記カーテンウオール部に突出して
ロールの冷却を遮断するようにした遮断価をロールの軸
方向に沿って複数個備え、且つ各遮断価を別個に回動す
るための駆動装置を備えた冷却パターン制御装置を設け
たことを特徴とするロール冷却装置、に係るもので必る
。

［作　　用コ 従って、本発明では、スリットノズルによって形成され
るカーテンウオールによりロールの冷却を行うことがで
き、且つ冷却パターン制御装置の遮断−の回動によりカ
ーテンウオールを幅方向に部分的に遮断することにより
ロールのヒートクラウンを幅方向に制御することができ
、しかもロールへの衝突時水跳ねがなく衝突後も横流れ
のないカーテンウオールと前記遮断価の作用によりスポ
ット冷却などをシャープに行うことができる。

［実　施　例］ 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１．２図は本発明の一例を示すもので、圧延材１の圧
延を行う上下圧延ロール２，３において、上側の圧延ロ
ール２の上部に上部ヘッダー４を設け、該ヘッダー４に
、圧延ロール２の上面における圧延材１の前後方向２個
所において、圧延ロール２の軸方向に沿って板状に落下
する冷却流体によるカーテンウオール５を形成するよう
にしたスリットノズル６．７をｚ２けている。

各スリットノズル６．７の下方には、スリットノズル６
．７からのカーテンウオール５により圧延ロール２表面
を冷却しながら流下する冷却流体を回収板８を有して回
収するようにした回収容器９．１０が前後に対称に設け
られている。又回収容器９，１０の夫々には、回収した
冷却流体を取出す回収管１１が設けられている。

更に１．前記回収容器９，１０の夫々には、冷却パター
ン制御装置１２．１３が設けられている。

各冷却パターン制御装置１２．１３は、圧延ロール２の
軸心と平行に回収容器９．１０に設けられた軸１４と、
該軸１４を中心に回動可能で且つ幅方向に複数個に分割
して配置された遮断価１５と、該遮断ＩＪ１５を突出さ
せることにより前記カーテンウオール５を遮断してその
冷却流体を圧延ロール？上に落下ざＶることなく回収容
器９，１０に回収し、又後退によってカーテンウオール
５から離れるように、前記各遮断！１ｉ１５を軸１４を
中心に個別に回動駆動するようにしたシリンダ等の駆動
装置１６によって構成されている。

又、前記下側の圧延ロール３の下部には、下部ヘッダー
１７からの冷却流体を下部圧延ロール３の外周面に噴射
してカーテンウオール５を形成するスリット噴射ノズル
１８を設けており、更に前記と同様に回収容器１９及び
冷却パターン制Ｗ装置２０を設けている。図中同一符号
を付した部分は同一作用部材を示す。

上記構成において、駆動装置１６により遮断価１５を回
動させてその先端がカーテンウオール５を通過するよう
に位置させる。すると、カーテンウオール５を形成して
いる冷却流体のうち遮断ｔｉＭ１５で遮断された部分の
流体は遮断価１５上を流れて回収容器９．１０．１９に
回収される。

このため、遮断１１１５によって遮断された部分におい
ては圧延ロール２．３表面に冷却流体が供給されなくな
るので、部分的な冷却が行われることになる。従って、
圧延ロール２．３のヒートクラウンを幅方向に制御する
ことができる。

又、上記において、各スリットノズル６、７．１８によ
ってカーテンウオール５を形成するようにしているので
、ロールへの衝突後も冷却流体の横流れがなくなり、よ
ってスポット冷却等をシャープに行わせることができる
。

第３図は、圧延機ハウジング２１間を結合しているセパ
レータ２２を上部ヘッダー４として兼用するようにした
ものであり、このようにすれば新たな上部ヘッダーの設
置を省略して装置の簡略化を図ることができる。２３は
給水管を示す。

尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、遮断価の形状、駆動装置の駆動方式等は種々変更を加
え得ること、冷却流体のへラダーとしてハウジングフレ
ーム内部を流用するようにしても良いこと、その細氷発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ること、等は勿論で必る。

［発明の効果］ 上記したように、本発明のロール冷却装置によれば、ス
リットノズルによって形成されるカーテンウオールを、
冷却パターン制御装置の遮断価の回動により幅方向位置
において任意に遮断できるにうにしているので、ロール
のヒートクラウンを幅方向に制御することができ、且つ
カーテンウオールによる横流れの防止と、前記遮断価に
よるカーテンウオールの流れ途中での遮断とによってス
ポット冷却などをシャープに行わせることができる優れ
た効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す切断側面図、第２図は
第１図の■−■方向矢祝図、第３図はハウジング間セパ
レータを上部ヘッダーに流用した説明図である。 １は圧延材、２．３は圧延ロール、４は上部へラダー、
５はカーテンウオール、６，７はスリットノズル、９．
１０．１９は回収容器、１２．１３．２０は冷却パター
ン制御装置、１５は遮断価、１６は駆動装置、１７は下
部ヘッダー、２１は圧延機ハウジング、２２はセパレー
タを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）ロール表面に向けて供給する冷却流体によりカーテ
   ンウォールを形成するようにしたスリットノズルを設け
   ると共に、前記カーテンウォール部にロールの冷却を遮
   断するようにした遮断部材をロールの軸方向に沿って複
   数個備え、且つ各遮断部材を別個に移動するための駆動
   装置を備えたことを特徴とするロール冷却装置。