JPS6212451A - ブレ−キの冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車輌のブレーキ冷却装置、更に詳しくはブレー
キ構成部品特にディスクロータと摩擦材との摩擦表面を
冷却しブレーキ効力の安定、摩擦材の耐摩耗性向上を目
的とした車輌のブレーキ冷却装置に関するものである。

〔従来の技術および発明が解決すべき問題点〕従来、市
販車でブレーキ構成部品の冷却装置を特に装置したもの
はなく、この種の試みとしては車輌用ブレーキの冷却装
置（実開昭５２−１４６４２号）やディスクブレーキの
パッド冷却装置（実開昭５３−８５４８１号）が提案さ
れているに過ぎない。

これらの提案はダクトを用いてブレーキ全体を強制空冷
するもので、実際にＩＩ擦熱の発生するディスクロータ
とＩｆ擦材との摩擦表面の冷却は十分でなく、実用効果
は少ないものと考えられる。

〔問題点を解決するための手段および作用〕ところで本
発明ではディスクロータとＩｔ！ｍ材との摩擦表面を効
果的に冷却するようにフロントグリル等からの空気取入
口に一端を開口せしめたダクトの他端を上記のディスク
ロータと摩擦材との摩擦表面に導き、これをこの摩擦表
面に直接通風を当て、冷却するように構成することによ
り所期の目的を収めたものである。

上記本発明の実施に当ってはその効果を向上もしくはよ
り確実にするために以下に例示する実施態様を単独で或
いは２つないしはそれ以上を組合せて実施することがで
きる。

（イ）ダクトの途中に、またはそのバイパスにモーター
駆動等により強制駆動されるファンを設け、ノズルから
強制送風する機構。

（ロ）ダクトの途中に、水等の冷却用液体を霧化する装
置を設け、送風と共に冷却用液体を摩擦表面に霧状に当
てるようにした機構。

（ハ）ダクトの途中にｒ＃閉可能な遮へい板を設け、ノ
ズルからの吹出し風量を調節できるようにした機構。

（ニ）ディスクロータまたはその近傍に設けた温度セン
サからの信号により上記（イ）（ロ）（ハ）の作動、作
動時間、送風伍、冷却用液体の供給聞を調節する機構。

（ホ）ダクトを耐熱弾性体で構成する機構。

（へ）ダクトの出口は送風速度を速くするようにノズル
状とした機構。

（ト）上記（へ）のノズルの形状は摩擦面（摺動面）を
カバーするように構成した機構。

〔実施例〕

第１図（イ）に示すように通風ダクト（１）の一端には
ラッパ状に開いた空気取入口（２）が取付けられ、これ
は車輌のフロントグリルに開口し車輌の進行に伴って空
気を取入れうるようになっている。ダクト（１）の他端
側は第１図（ロ）に示すようにディスクロータ（３）と
１１３擦材（４）との摩擦表面近傍に導かれ、その先端
開口から両者（３）（４）の摩擦面に直接通風（５）を
当て、これを冷却しうるように構成しである。

その際、ダクト（１）の摩擦面近傍に導かれた先端の開
口は第２図の点線で示したようにディスクロータ（３）
とＪ！Ｊ擦材褥材４摩擦面（摺動面）をカバーするよう
にスリット状のノズルとしてその冷却効果を高めている
。

〔発明の効果〕

本発明によればディスクロータとＨ＊材との摩擦表面を
集中的に冷却することができ、車輌゛のブレーキ効力の
安定化に寄与し、摩擦材の耐摩耗性を向上するなどブレ
ーキ機構の保全、保守管理面での実用効果大なるものが
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示しくイ）はダクトの空気取
入側を、（ロ）はダクトの空気吹出し側を夫々示した説
明図、第２図は第１図（ロ）の空気吹出し側をノズルに
形成した例示図である。 １　・・・・・・・・・　ダクト ２　・・・・・・・・・　空気取入口 ３　・・・・・・・・・　ディスクロータ４　・・・・
・・・・・　ＰＪ擦材 ５　・・・・・・・・・　通風 ６　・・・・・・・・・　ダクト 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）フロントグリルその他の車輌の進行方向に向つて
   開いた空気取入れ口からのダクトをディスクロータと摩
   擦材との摩擦表面近傍に導き、このダクトの摩擦表面近
   傍に導いた先端をディスクロータと摩擦材との摩擦表面
   に直接通風を当て、冷却するように構成したことを特徴
   とするブレーキの冷却装置。