JPS621231B2 - - Google Patents

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JPS621231B2
JPS621231B2 JP11593579A JP11593579A JPS621231B2 JP S621231 B2 JPS621231 B2 JP S621231B2 JP 11593579 A JP11593579 A JP 11593579A JP 11593579 A JP11593579 A JP 11593579A JP S621231 B2 JPS621231 B2 JP S621231B2
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JP
Japan
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circuit
signal
timer
counter
contents
Prior art date
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Expired
Application number
JP11593579A
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English (en)
Other versions
JPS5640782A (en
Inventor
Toshiharu Aihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP11593579A priority Critical patent/JPS5640782A/ja
Publication of JPS5640782A publication Critical patent/JPS5640782A/ja
Publication of JPS621231B2 publication Critical patent/JPS621231B2/ja
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  • Electronic Switches (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、複数のタイマ時間を1サイクルと
してサイクルタイマ動作を繰り返すマルチインタ
ーバルタイマに関する。
最近、電子式腕時計、小型電子計算機等におい
ては、多機能化が進み、設定時間の経過後、報音
するいわゆるタイマ機能を組み込んだものが製品
化されている。そしてこのタイマ機能としては、
複数のタイマ時間、例えば「30分」、「10分」を設
定し、この「30分」、「10分」が経過する毎に報音
するようにしたマルチインターバルタイマが考え
られている。このマルチインターバルタイマは、
例えば陸上競技の練習等において、30分間練習
し、10分間休憩するといつたサイクルを何回か繰
り返して行なうような場合に利用されている。し
かして、このように使用された場合にはうつかり
報音を聞きのがすと、練習時間や休憩時間を長く
とつてしまうことや、あるいは何サイクル目の練
習であるか分からなくなつてしまうことがあり計
画的な練習に支障をきたすおそれがあつた。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、サイクル数を明示
させることにより何サイクル目であるかを容易に
判別し得るマルチインターバルタイマを提供する
ことにある。
以下、この発明を図面に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。第1図は、この発明を適用し
た電子式腕時計の回路構成図である。図において
符号1は基準周波数信号を発する発振回路であ
り、基準周波数信号は分周回路2によつて1秒周
期の信号に分周され、時計回路3に送られる。こ
の時計回路3は分周回路2から送られてくる1秒
周期の信号に基づいて時刻情報としての“時”、
“分”及び曜日情報を得るものである。これら時
刻情報及び曜日情報は、表示切換回路4を介して
液晶表示装置5に供給され、デイジタル的にある
いはアナログ的に表示出力される。一方、図にお
いて符号6は、後述する各種のスイツチを備えた
スイツチ操作部であつて各スイツチの操作信号は
制御部7に与えられる。この制御部7には、時計
回路3から出力される1秒周期の信号1P/1S
が与えられている。また、制御部7はスイツチ操
作部6の操作で得られた複数のタイマ時間設定値
情報a1を記憶部8に供給し、また、複数のタイマ
時間の設定値情報の繰り返し周期を1サイクルと
した場合に、このサイクルを何回繰り返させるか
を設定するサイクル回数設定値情報a2及びこのサ
イクルが何回繰り返えされたかを計数したサイク
ル回数計数値情報a3を上記タイマ時間の設定値情
報a1と共に表示切換回路4に供給する。上記記憶
部8は制御部7から与えられるタイマ時間の設定
値情報a1を記憶するもので、制御部7から与えら
れる読み出し・書き込み信号に従つて読み出し・
書き込みの指定を受ける。この記憶部8から読み
出されたタイマ時間の設定値情報は、ダウンカウ
ンタ9に供給される。このダウンカウンタ9はア
ンド回路10の出力信号に従つて1分毎に順次減
算される。このアンド回路10の一方の入力端子
には、時計回路3から出力される1分周期の信号
1P/1Mが与えられており、また、アンド回路
10の他方の入力端子には、制御部7から出力さ
れるタイマスタート信号が与えられている。上記
ダウンカウンタ9の内容は、表示切換回路4に供
給されている。この表示切換回路4は制御部7か
ら出力される表示切換制御信号Q1〜Q3が与えら
れており、これらの表示切換制御信号Q1〜Q3
従つて入力情報を選択的に出力し、液晶表示部5
に供給する。この液晶表示部5には時刻及び時間
情報を表示する表示体5a、曜日及びサイクル回
数を表示する表示体5bを有している。上記ダウ
ンカウンタ9の内容は“0”検出回路11に供給
され、その内容が“0”になつた時、“0”検出
回路11からワンシヨツトパルスの“0”検出信
号を制御部7に与える。また、制御部7からは短
音、長音、継続音を指定する音声選択信号A1
A3が出力され、報音制御回路12に与える。こ
の報音制御回路12は音声選択信号A1〜A3に基
づいて報音制御信号に選択的に出力し、ブザー回
路13に与え、これを駆動させる。
第2図は、上記制御部7及び記憶部8の詳細を
示した回路構成図である。図において符号S1はタ
イマ時間設定用スイツチ、S2はタイマ時間の書き
込み指定スイツチ、S3はタイマスタートスイツ
チ、S4はタイマ時間設定用安全スイツチ、S5はサ
イクル回数設定用スイツチであつて、これら各ス
イツチS1〜S5は、上記スイツチ操作部6に備えら
れている。
上記タイマ時間設定用スイツチS1の操作信号は
ワンシヨツト回路701に与えられ、このワンシ
ヨツト回路701からワンシヨツトパルスを出力
させ、60進のカウンタ702の内容を歩進させ
る。また、書き込み指定スイツチS2の操作信号
は、ワンシヨツト回路703を介してアンド回路
704からワンシヨツトパルスを出力させ、この
アンド回路704からのワンシヨツトパルスは記
憶部8に送られると共に5進カウンタ705の内
容を歩進させる。このカウンタ705の内容は、
デコーダ706に供給されて“0”〜“4”の信
号に解読される。一方、上記カウンタ702の内
容は、記憶部8に送出され、5つのアンド回路8
01〜805の入力端子に夫々供給される。また
上記アンド回路704の出力信号は、記憶部8に
書き込み指定信号として送出され、上記各アンド
回路801〜805の入力端子にゲート制御信号
として与えられる。さらに、上記デコーダ706
の“0”〜“4”の信号は、記憶部8に送出さ
れ、対応する上記各アンド回路801〜805の
入力端子にゲート制御信号として与えられる。こ
れら各アンド回路801〜805の出力内容は、
対応する記憶領域806〜810に供給されて書
き込まれる。なお、上記カウンタ702の内容
は、タイマ時間設定値情報a1として表示切換回路
4に供給される。
また、上記タイマスタートスイツチS3の操作信
号はワンシヨツト回路708からワンシヨツトパ
ルスを出力させ、バイナリフリツプフロツプ70
9のT入力端子に与える。このバイナリフリツプ
フロツプ709は、通常、側出力端子から
“1”の信号を出力しており、ワンシヨツトパル
スがT入力端子に与えられた時、その出力状態を
反転するものである。このフリツプフロツプ70
9の側出力信号は、アンド回路710の一方の
入力端子に与えられ、またQ側出力信号は表示切
換制御信号Q2として送出され、表示切換回路4
に与えられる。上記アンド回路710の他方の入
力端子にはワンシヨツト回路708からのワンシ
ヨツトパルスがゲート制御信号として与えられて
いる。このアンド回路710の出力信号はRS型
フリツプフロツプ711のセツト側入力端子Sに
与えられているほか、オア回路712の一方の入
力端子にも与えられる。上記フリツプフロツプ7
11のQ側出力信号は、アンド回路713の一方
の入力端子に与えられており、またアンド回路7
13の他方の入力端子には上記“0”検出回路1
1からの“0”検出信号が与えられている。この
アンド回路713は、その出力信号を上記オア回
路712の他方の入力端子に与える。このオア回
路712の出力信号は記憶部8に送出され、記憶
領域806〜810に対応する各アンド回路81
1〜815の入力端子に読み出し指定信号として
与えられる。これら各アンド回路811〜815
には、対応する記憶領域806〜810に記憶さ
れている内容が夫々供給されている。また、上記
オア回路712の出力信号は5進カウンタ714
の内容を歩進させると共に、音声選択信号A1
して送出される。
上記カウンタ714の内容はデコーダ715に
供給されて“0”〜“4”の信号に解読される。
このデコーダ715からの“0”〜“4”の信号
は、記憶部8に送出され、対応する上記アンド回
路811〜815の入力端子にゲート制御信号と
して与えられる。この各アンド回路811〜81
5の出力内容はオア回路816を介してダウンカ
ウンタ9に供給される。一方、上記カウンタ70
5及び714の内容は一致回路716にも供給さ
れている。この一致回路716はカウンタ70
5,714の内容の一致を検出した時、ワンシヨ
ツトパルスの一致信号を出力し、カウンタ717
の内容を歩進させ、また音声選択信号A2として
報音制御回路12に与えると共にカウンタ714
の内容をクリアする。このカウンタ717の内容
はサイクル回数計数値情報a2として送出される。
また、上記タイマ時刻設定用安全スイツチS4
操作信号はワンシヨツト回路718からワンシヨ
ツトパルスを出力させ、このワンシヨツトパルス
はバイナリフリツプフロツプ719のT入力端子
に与えられる。このバイナリフリツプフロツプ7
19は、通常、側出力端子から“1”の信号を
出力しており、ワンシヨツトパルスがT入力端子
に与えられた時、その出力状態を反転するもので
ある。このフリツプフロツプ719の側出力信
号は、上記カウンタ702にリセツト信号Rとし
て与えられると共に、表示切換制御信号Q1とし
て表示切換回路4にも与えられる。またフリツプ
フロツプ719のQ側出力信号は、上記アンド回
路704の他方の入力端子に与えられるほか、表
示切換制御信号Q3として表示切換回路4に与え
られると共に、アンド回路720の一方の入力端
子に与えられている、このアンド回路720の他
方の入力端子には、サイクル回数設定用スイツチ
S5の操作信号がワンシヨツト回路721を介して
与えられている。このアンド回路720の出力信
号はカウンタ722に与えられ、このカウンタ7
22の内容を歩進させる。このカウンタ722の
内容はサイクル回数設定値情報a3として送出され
る。上記カウンタ717及び722の内容は一致
回路723にも夫々与えられている。この一致回
路723はカウンタ717及び722の内容の一
致を検出した時、一致信号を音声選択信号A3
して送出すると共に、上記フリツプフロツプ71
1のリセツト端子Rにリセツト信号として与え
る。
第3図は、表示切換回路4の詳細を示した回路
構成図である。表示切換回路4において、時計回
路3からの時刻情報はアンド回路401に、また
曜日情報はアンド回路404に夫々供給される。
制御部7からのタイマ時間設定値情報a1はアンド
回路402に、またサイクル回数計数値情報a2
アンド回路405に、さらにサイクル回数設定値
情報a3はアンド回路406に夫々供給される。ダ
ウンカウンタ9の内容はアンド回路403に供給
される。また、表示切換制御信号Q1はアンド回
路401,404に、また表示切換制御信号Q2
はインバータ407を介してアンド回路402に
与えられると共にアンド回路403,405及び
インバータ408を介してアンド回路406に与
えられる。表示切換制御信号Q3はアンド回路4
03,406に夫々ゲート制御信号として与えら
れる。上記3つのアンド回路401〜403の出
力内容はオア回路409を介して送出され、液晶
表示部5の表示体5aに供給され、また、それ以
外のアンド回路404〜406の出力内容はオア
回路410を介して送出され、液晶表示部5の表
示体5bに供給される。
次に、上記実施例の動作について第4図ないし
第8図を参照して説明する。安全スイツチS4の操
作によつて出力状態が反転するフリツプフロツプ
719からは、通常、側出力端子から“1”の
信号を出力しているので、タイマ時間設定用カウ
ンタ702の内容はクリアされていると共に、表
示切換制御信号Q1が表示切換回路4に与えられ
る。このため、表示切換回路4において、アンド
回路401,404がゲート解除されるので、時
計回路3からの時刻情報及び曜日情報が液晶表示
部5に供給され、第6図に示すように、表示体5
aによつて時刻情報、例えば「10時58分」が表示
されると共に、表示体5bによつて曜日情報、例
えば「月曜日」が表示される。
次にインターバルタイマーとして使用する場合
には、タイマ時間設定用安全スイツチS4を操作す
る。これによつてフリツプフロツプ719は、ス
イツチS4の操作で、その出力状態が反転し、Q側
出力端子から“1”の信号が出力して表示切換制
御信号Q3として表示切換回路4に与えられる。
従つて表示切換回路4において、アンド回路40
2,406がゲート解除されるので、タイマ時間
設定値情報a1及びサイクル回数設定値情報a3が液
晶表示部5に供給され、表示出力される。この状
態において、タイマ時間設定用スイツチS1を操作
して設定値情報を入力する。すなわち、スイツチ
S1の操作信号はワンシヨツト回路701を介して
カウンタ702に与えられるので、カウンタ70
2の内容は、スイツチS1の操作回数に応じて歩進
される。なお、このカウンタ702の内容は、歩
進される毎にタイマ時間の設定値情報a1として表
示切換回路4を介して液晶表示部5で表示出力さ
れるので、この表示を見ながら、所望のタイマ時
間、例えば「15分」を入力することができる。こ
のタイマ時間「15分」の入力により、カウンタ7
02には、第4図aに示すように、数値「15」が
カウントされる。なお、この状態においては、記
憶部8内の各記憶領域806〜810の内容は、
第4図aに示すように、「0,0,0,0,0」
であり、また、カウンタ705の内容は、「0」
となつている。このカウンタ705の内容はデコ
ーダ706によつて解読され、デコーダ706か
ら“0”の信号が出力され、記憶部8のアンド回
路801に与えられている。そして、タイマ時間
「15」分の入力が終了した後、書き込み指定スイ
ツチS2を操作する。このスイツチS2の操作信号は
ワンシヨツト回路703を介してアンド回路70
4に与えられる。このアンド回路704には安全
スイツチS4の操作によつて反転されたフリツプフ
ロツプ719のQ出力信号が与えられているの
で、アンド回路704はスイツチS2の操作に従つ
てワンシヨツトパルスを出力する。このアンド回
路704の出力信号は、書き込み指定信号として
記憶部8に送出され、アンド回路801のゲート
を解除する。このためカウンタ702の内容、す
なわち、「15」はアンド回路801を介して第1
番目の記憶領域801に送られ、第4図bに示す
ように書き込まれる。またアンド回路704の出
力信号はカウンタ705の内容を歩進する。従つ
てカウンタ705の内容は、第4図bに示すよう
に、「1」がカウントされる。そしてデコーダ7
06はカウンタ705の内容を解読し、“1”の
信号を出力し、記憶部8内のアンド回路802に
与える。
このようにしてタイマ時間「15分」の設定が終
了したら、次のタイマ時間の設定を行う。すなわ
ち、スイツチS1を操作してタイマ時間、例えば
「10分」を入力すると、カウンタ702の内容は
第4図cに示すように「10」がカウントされる。
そして、スイツチS2を操作すると、カウンタ70
2の内容「10」が第4図dに示すように、第2番
目の記憶領域807に書き込まれると共に、カウ
ンタ705の内容は「2」にカウントされる。同
様にしてタイマ時刻、例えば「5分」、「20分」を
引き続き入力すると、第4図eに示すように、各
記憶領域806〜809には、入力された順にタ
イマ時間が夫々書き込まれると共に、カウンタ7
05の内容は、第4図eに示すように、「4」が
カウントされる。
次に、サイクル回数設定値情報をサイクル回数
設定用スイツチS5を操作することにより設定す
る。このスイツチS5の操作信号はワンシヨツト回
路721を介してアンド回路720に与えられ
る。このアンド回路720には安全スイツチS4
操作によつて反転されたフリツプフロツプ719
のQ側出力信号が与えられているので、アンド回
路720はスイツチS5の操作に従つて出力する。
このアンド回路720の出力信号は、カウンタ7
22の内容を歩進する。そしてサイクル回数設定
値情報を、例えば「4回」とすると、カウンタ7
22には「4」がカウントされ、この値4は表示
切換回路4のアンド回路406、オア回路410
を介して表示体5bに与えられ、4番目の表示
体、つまり水曜日に対応する表示体によつて表示
される。
このようにしてタイマ時間、サイクル回数を設
定した状態において、タイマースタートスイツチ
S3を操作すると、アンド回路710からワンシヨ
ツトパルスが出力され、フリツプフロツプ711
はセツトされてそのQ側出力端子から“1”の信
号を出力し、アンド回路713に与える。またア
ンド回路710の出力信号はオア回路712を介
して記憶部8に送出され、各アンド回路811〜
815に与えられる。なお、カウンタ714の内
容は、初期値が「0」であるので、デコーダ71
5からは“0”の信号が出力され、アンド回路8
11に与えられている。従つて、アンド回路81
1はオア回路712の出力信号によつてゲートが
解除される。このため、第1番目の記憶領域80
6の内容、すなわち「15」はアンド回路811及
びオア回路816を介してダウンカウンタ9に供
給され、第5図aに示すように、ダウンカウンタ
9には「15」が書き込まれると共に、ダウンカウ
ンタ9の内容は表示切換回路4に送られる。しか
して、フリツプフロツプ709はスイツチS3の操
作で、その出力状態が反転され、Q側出力信号が
表示切換制御信号Q2として表示切換回路4に送
られている。この表示切換回路4には表示切換制
御信号Q3が与えられているから、表示切換制御
信号Q2及びQ3とによつてアンド回路403,4
05がゲート解除され、ダウンカウンタ9の内容
「15」、カウンタ717の内容「0」がオア回路4
09あるいは410を介して液晶表示部5に供給
され、第7図に示すように、表示される。
一方、オア回路712の出力信号は第5図aに
示すように、カウンタ714の内容を「1」に歩
進すると共に、音声選択信号A1として報音制御
回路12に与えられる。この報音制御回路12は
音声選択信号A1に従つて報音制御信号をブザー
回路13に与え、タイマスタートに伴う報音、例
えば短音「ピ」を第8図に示すようにスタート時
に出力させる。
そして、ダウンカウンタ9に書き込まれた内容
「15」は、時計回路3からアンド回路10を介し
て与えられる1分周期の信号1P/1Mに従つて
−1分ずつ減算されてゆく。この減算結果は、表
示切換回路4を介して液晶表示部5で表示出力さ
れると共に、“0”検出回路11に供給され
“0”であるか否かの判断がなされる。この結
果、上記減算によつて“0”であると判断された
時には、制御部7に対して“0”検出信号を与え
る。この“0”検出信号は制御部7のアンド回路
713に与えられ、このアンド回路713の他方
入力端にはスタートスイツチS3の操作時点で、セ
ツト状態となつているフリツプフロツプ109の
セツト信号が与えられているので、アンド回路7
13からは出力信号が得られ、オア回路712に
与えられる。このオア回路712の出力信号は、
記憶部8内の各アンド回路811〜815に与え
られる。この時、デコーダ715からはカウンタ
714の内容「1」に従つて“1”の信号がアン
ド回路812に与えられているので、アンド回路
812のみがゲート解除され、第2番目の記憶領
域802の内容「10」がアンド回路812及びオ
ア回路816を介してダウンカウンタ9に供給さ
れ、第5図bに示すように、ダウンカウンタ9に
「10」が書き込まれる。一方、オア回路712の
出力信号はカウンタ714の内容を第5図bに示
すように、「2」に歩進される。またオア回路7
12の出力信号は、音声選択信号A1として報音
制御回路12に与えられ、ブザー回路13を駆動
して短音「ピ」を第8図に示すように出力する。
同様にして第3番目の記憶領域808の内容
「5」及び第4番目の記憶領域809の内容
「20」は、第5図c及びdに示すように、ダウン
カウンタ9の内容が「0」になる毎に順次書き込
まれる。そしてカウンタ714も順次歩進されて
ゆく。この時、一致回路716において、カウン
タ714の内容がカウンタ705の内容に一致す
るか否かの判断がなされる。この結果、一致が検
出された時には、1サイクル分の時間が経過した
ことが判明し、一致信号をカウンタ717に与え
て、その内容を歩進すると共に、このカウンタ7
17の内容はサイクル回数計数値情報a2として表
示切換回路4を介して液晶表示部5に供給され、
表示出力される。一方、一致回路716から出力
された一致信号は、カウンタ714に送られ、第
5図dに示すように、その内容をクリアすると共
に、音声選択信号A2として報音制御回路12に
送られる。このため報音制御回路12は、音声選
択信号A2に応じた報音制御信号をブザー回路1
3に与え、長音(ピー)を出力させる。
このように1サイクルが終了すると、再び記憶
領域806の内容がダウンカウンタ9に転送さ
れ、第5図eに示すように、ダウンカウンタ9に
「15」が書き込まれ、またカウンタ714の内容
が「1」に歩進される。そして2サイクル分が終
了すると、カウンタ717の内容が歩進され、
「2」となる。そして4サイクル目が終了し、一
致回路723において、カウンタ717の内容が
カウンタ722におけるサイクル回数設定値情報
に一致した時には、一致回路723から一致信号
が出力されフリツプフロツプ711をリセツトす
ると共に、一致信号は音声選択信号A3として報
音制御回路12に与えられる。従つて、報音制御
回路12は音声選択信号A3に応じてブザー回路
13を駆動し、継続音(ピ、ピ、ピ、ピ…)を出
力させる。
以上のように、タイマスタート時点及びタイマ
時間経過時点では短音が発せられ、またサイクル
数も表示され、さらに1サイクルが終了する毎に
長音が発せられ、しかも最後には継続音が発せら
れるので、これらを見る、あるいは聞き分けるこ
とにより、サイクル回数を知ることができる。
なお、サイクル回数は、液晶表示部5の表示体
5aによつて表示されるので、繰り返し周期の進
行状態を容易に知ることができるものであるが、
デイジタル表示体を設けて表示させてもよいもの
である。
また、上記実施例においては、タイマ時間を分
単位としたが、これを時間単位あるいは秒単位ま
で行なうようにしてもよい。また、上記実施例
は、ダウンカウンタの内容、すなわち各タイマ時
間の残り時間を表示するようにしたが、この発明
はこれに限らず、最後のタイマ時間までの残り時
間を適宜に表示できるようにしてもよい。また、
上記実施例では最高5つのタイマ時間で1サイク
ルとなるように構成したが、この発明はこれに限
らず、また記憶部5にはRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)を用いることができ、また制御部
にはROM(リード・オンリ・メモリ)等の固定
的な記憶装置を用いてもよい。
この発明は、以上詳細に説明したように、複数
のタイマ時間を1周期としてこれを複数回繰り返
すマルチインターバルタイマにおいて、サイクル
数を表示するようにしたから、何周期繰り返され
たかを容易に知ることができる。従つて、陸上競
技のように、30分間練習し、10分間休憩するとい
つた周期を何回も連続して行うような場合に、特
に有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の一実施例を示したもので、
第1図は回路構成図、第2図は第1図で示したス
イツチ操作部6、制御部7、記憶部8の詳細な回
路構成図、第3図は表示切換回路4の回路構成
図、第4図a乃至eはタイマ時間が設定される毎
に変遷する記憶部8、カウンタ702,705の
内容を示した図、第5図a乃至eはタイマ時間が
読み出される毎に変遷するダウンカウンタ9及び
カウンタ714の内容を示した図、第6図及び第
7図は表示状態図、第8図はタイマ時刻が経過す
る毎に報音される状態を示した図である。 6……スイツチ操作部、7……制御部、8……
記憶部、9……ダウンカウンタ、11……“0”
検出回路、12……報音制御回路、13……ブザ
ー回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のタイマ時間が設定記憶されるタイマ時
    間記憶部と、このタイマ時間記憶部に記憶されて
    いる前記複数のタイマ時間を所定の順序で読み出
    して連続したタイマ動作を繰返し実行するタイマ
    手段とからなるマルチインターバルタイマにおい
    て、 前記タイマ手段は、前記タイマ時間記憶部に記
    憶されている夫々のタイマ時間経過後に報知音を
    発生する報知音発生手段と、前記複数のタイマ時
    間の連続したタイマ動作を1サイクルとするサイ
    クル回数を計数する計数手段と、この計数手段で
    得られる前記サイクル回数を表示する表示手段と
    を具備したことを特徴するマルチインターバルタ
    イマ。
JP11593579A 1979-09-10 1979-09-10 Multi-inteval timer Granted JPS5640782A (en)

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JP11593579A JPS5640782A (en) 1979-09-10 1979-09-10 Multi-inteval timer

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JPS621231B2 true JPS621231B2 (ja) 1987-01-12

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ID=14674820

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JPS6348187U (ja) * 1986-09-17 1988-04-01
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JPH027616A (ja) * 1988-06-24 1990-01-11 Mitsubishi Electric Corp タイマ回路
JP7040081B2 (ja) * 2018-02-08 2022-03-23 カシオ計算機株式会社 タイマ計測装置、電子時計、タイマ計測方法及びプログラム

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JPS5640782A (en) 1981-04-17

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