JPS621170Y2 - - Google Patents

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JPS621170Y2
JPS621170Y2 JP5974282U JP5974282U JPS621170Y2 JP S621170 Y2 JPS621170 Y2 JP S621170Y2 JP 5974282 U JP5974282 U JP 5974282U JP 5974282 U JP5974282 U JP 5974282U JP S621170 Y2 JPS621170 Y2 JP S621170Y2
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JP
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output
divider
tension
adder
signal
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JP5974282U
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  • Advancing Webs (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフイルム、電線等の長尺物を巻取る中
心軸駆動方式巻取機に係り、特に加減速補償を有
効に作用せしめた巻取機制御装置の改良に関す
る。
従来長尺物を中心軸駆動より巻取る巻取機運転
においては、長尺物の巻取に伴う巻取径の増大に
拘らず巻取張力を一定にして巻取る制御方式のも
のが数多い。この一例は第1図に示される構成か
らなるものである。
第1図は従来例の巻取機制御装置の系統を示す
もので、1は巻取機2に巻取られる長尺物、3は
サイリスタレオナード装置4の駆動例により巻取
機2を稼動せしめる直流電動機、5は直流電動機
3に連結された巻取速度検出器、6はライン速度
検出ロール7にて回転させられるライン速度検出
器、8は張力検出器9の信号が与えられる張力検
出回路、10は張力基準器、11は比較器、12
は張力調整器、13は割算器、14は掛算器、1
5は慣性補償回路、16は電流検出器、17は比
較器、18は電流調整器である。ここに、ライン
速度検出器6は長尺物1に接動するライン速度検
出ロール7に連動してライン速度信号を発生し、
張力検出回路8は長尺物1に接触しその張力を検
出する張力検出器8出力を入力して張力帰還信号
を与え、張力調整器12は張力基準器10より与
えられる張力設定信号と前記張力帰還信号をつき
合わせその偏差信号を発生する比較器11の信号
を入力し偏差信号に応動して電流制御指令を与
え、割算器13および掛算器14は巻取径に応じ
た電流パターンを発生し、慣性補償回路15は加
減速時の慣性補償を行う電流補正信号を発生す
る。ここで、慣性補償回路15は補償量設定器1
5a,15bと加速時、減速時に閉路するスイツ
チ15c,15dから加速時補償または減速時補
償を行う一例である。
かかる構成からなるものは慣用技術であつてそ
の詳細説明を省略するが、中心駆動方式による長
尺物1の巻取を行う直流電動機3の巻取機2運転
にあつて、張力調整器12より電流制御指令が与
えられ、掛算器14より巻取径に応じた電流パタ
ーンが与えられ加減速時に慣性補償回路15より
電流補正信号が与えられるに対して電流検出器1
6による電流帰還が接続され、これらの入力を得
る比較器17出力が電流調整器18に与えられて
サイリスタレオナード装置4を制御するものとな
る。しかしながら、第1図装置は前述したごとき
慣性補償回路15が具備されることによつてライ
ン速度が加減速調節された際に例えば一定補償量
が電流補正分として発生され、長尺物1の張力変
動を抑制するものではあるが、巻取機2の加減速
変化に対応して効用されるものでないという欠点
をもつ。つまり、加減速時の補正分は巻取径の大
小に拘らず基本的に一定値であるから、適正な慣
性補償が得られないものになつていた。
本考案は上述したような欠点を除去するために
なされたもので、加減速時間に対応された慣性補
償を行いかつ張力制御系の遅れによる張力変動を
効果的に削減せしめるように効用し得る補償回路
部分を備えた装置を実現したものである。以下本
考案を実施例図面により説明する。
第2図は本考案による一実施例の要部構成を示
すものであり、15′は慣性補償回路である。す
なわち、このように示されるものは、第1図に示
した巻取機運転系統にあつてその慣性補償回路1
5に代えて慣性補償回路15′が具備されて構成
されるものである。図中第1図と同符号のものは
同じ構成部分を示す。
さて、慣性補償回路15′においては、微分器
15a′はライン速度検出器6の出力信号を微分し
加速度検出器として作用し、微分器15b′は微分
器15a′出力をさらに微分し加速度変化率検出器
として作用し、割算器15d′は加算器15c′の出
力信号を割算器13の出力信号で除算し、演算器
15e′は割算器13の出力信号を演算して巻取径
の三乗に比例した信号を得る。なお加算器15
c′,15f′,15g′は例示のごとき入力の加算を
行う。かくごとき慣性補償回路15′の加減速時
すなわちライン速度の上昇信号(UP)、下降信号
(DN)変化に対する各部信号波形を第3図に示
す。かようにして第2図および第3図に示される
慣性補償回路15′は、巻取径に応じた補償と加
減速時間に対応して有効に補正信号量を発生する
ことができ、張力制御系の遅れに対し比較器17
部分に直接的に信号送出して電流調整器18を作
用させることができる。
以上説明したように本考案によれば、加減速補
償を有効に作用せしめて好適な巻取を行い得る巻
取機制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の巻取機制御装置を示す系統
図、第2図と第3図は本考案による一実施例の要
部構成を示すブロツク図とその各部信号波形図で
ある。 1……長尺物、2……巻取機、5……巻取速度
検出器、6……ライン速度検出器、8……張力検
出回路、10……張力基準器、12……張力調整
器、13……割算器、14……掛算器、15,1
5′……慣性補償回路、18……電流調整器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 張力検出器と張力基準器の偏差信号に応動して
    電流制御指令を与える張力調整器と、ライン速度
    検出器および巻取速度検出器の出力信号より巻取
    径を求める第1の割算器と、前記張力基準器出力
    と第1の割算器出力を入力して前記巻取径に応じ
    た電流パターンを算出する掛算器と、電流制御を
    行う電流調整器とを備えてなる巻取機制御装置に
    おいて、前記第1の割算器出力より巻取径の三乗
    に比例する信号を得る演算器、前記ライン速度検
    出器出力を微分する第1の微分器、該第1の微分
    器出力を微分する第2の微分器、前記第1の微分
    器の出力信号と第2の微分器の出力信号を加算す
    る第1の加算器、該第1の加算器の出力信号と前
    記演算器の出力信号を加算する第2の加算器、前
    記第1の加算器出力を第1の割算器出力で除算す
    る第2の割算器、該第2の割算器の出力信号と前
    記第2の加算器の出力信号を加算する第3の加算
    器からなる慣性補償回路を設け、この慣性補償回
    路の出力を電流補正信号として前記電流調整器に
    与えるようにしたことを特徴とする巻取機制御装
    置。
JP5974282U 1982-04-26 1982-04-26 巻取機制御装置 Granted JPS58161943U (ja)

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JP5974282U JPS58161943U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 巻取機制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS58161943U JPS58161943U (ja) 1983-10-28
JPS621170Y2 true JPS621170Y2 (ja) 1987-01-12

Family

ID=30070032

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JP5974282U Granted JPS58161943U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 巻取機制御装置

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