JPS62111012A - サイホン堰 - Google Patents
サイホン堰Info
- Publication number
- JPS62111012A JPS62111012A JP24699085A JP24699085A JPS62111012A JP S62111012 A JPS62111012 A JP S62111012A JP 24699085 A JP24699085 A JP 24699085A JP 24699085 A JP24699085 A JP 24699085A JP S62111012 A JPS62111012 A JP S62111012A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- siphon
- dam
- outer shells
- path
- outer shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、河川、その他各種の水路中に堰堤を設け、該
堰堤の上部外周に流量調整可能なサイホン流路を形成し
たことに特徴を有するサイホン塩に関するものである。
堰堤の上部外周に流量調整可能なサイホン流路を形成し
たことに特徴を有するサイホン塩に関するものである。
（従来の技術）
河川等における水位確保および流量調整は、通常、ゲー
ト式水門によって行われており、該ゲート式水門は、水
路中に水門を上下動可能に設け、揚重装置により水門を
上下操作して水門の上部から溢流させ、溢流量の調節に
よって水位確保とともに流量調整をする構造になってい
る。
ト式水門によって行われており、該ゲート式水門は、水
路中に水門を上下動可能に設け、揚重装置により水門を
上下操作して水門の上部から溢流させ、溢流量の調節に
よって水位確保とともに流量調整をする構造になってい
る。
また、特殊例として、河川と放水路との間に多数のサイ
ホン管を設け、該サイホン管の作動調節によって放、水
量を調整する構造のものが開発されている（例えば、特
公昭５６−１０４０５号）。
ホン管を設け、該サイホン管の作動調節によって放、水
量を調整する構造のものが開発されている（例えば、特
公昭５６−１０４０５号）。
（従来技術の問題点）
従来の前記ゲート式水門は、水門自体の上下動機構、シ
ール機構が必要であるとともに、大型揚重装置が必要と
なシ、装置が複雑になって大幅にコスト高になっている
とともに、保守、点検、修理等に手数、時間を要するな
どの問題点がある。
ール機構が必要であるとともに、大型揚重装置が必要と
なシ、装置が複雑になって大幅にコスト高になっている
とともに、保守、点検、修理等に手数、時間を要するな
どの問題点がある。
また、従来の前記サイホン管による放水施設け、サイホ
ン管自体の流通量に限界があって、流量の調整範囲に自
ら制約があシ多数のサイホン管が必要になるとともに、
各サイホン管の作動操作つまり流量調整装置が複雑、大
型になりコスト高になっているなどの問題点がある。
ン管自体の流通量に限界があって、流量の調整範囲に自
ら制約があシ多数のサイホン管が必要になるとともに、
各サイホン管の作動操作つまり流量調整装置が複雑、大
型になりコスト高になっているなどの問題点がある。
（発明の目的、問題点の解決手段）
本発明は、前記のような問題点に対処するために開発さ
れたものであって、堰堤の上部外周に間隔を設け外殻を
配設して覆い同外殻の前、後面下端縁部を水面下に配置
して、前記堰堤の前記上部外周にサイホン流路を形成す
るとともに、前記サイホン流路の上部に空気圧を増減す
る吸排気装置を連設した構成に特徴釜有し、堰堤の上部
外周に間隔を設け外殻を配設して同堰堤の上部外周上に
サイホン流路を直接に形成したことにより、構造の大幅
な簡素化、コスト節減とともに、耐久性を高め、流量の
調整範囲を大幅に拡大し、前記サイホン流路の上部に連
設した吸排気装置によって同上部内の空気圧を増減する
ようにしたことにより、流量の調整とともにメンテナン
スを容易にして、水位および流量調整性能を向上させて
前記のような問題点を解消したサイホン塩を提供するに
ある。
れたものであって、堰堤の上部外周に間隔を設け外殻を
配設して覆い同外殻の前、後面下端縁部を水面下に配置
して、前記堰堤の前記上部外周にサイホン流路を形成す
るとともに、前記サイホン流路の上部に空気圧を増減す
る吸排気装置を連設した構成に特徴釜有し、堰堤の上部
外周に間隔を設け外殻を配設して同堰堤の上部外周上に
サイホン流路を直接に形成したことにより、構造の大幅
な簡素化、コスト節減とともに、耐久性を高め、流量の
調整範囲を大幅に拡大し、前記サイホン流路の上部に連
設した吸排気装置によって同上部内の空気圧を増減する
ようにしたことにより、流量の調整とともにメンテナン
スを容易にして、水位および流量調整性能を向上させて
前記のような問題点を解消したサイホン塩を提供するに
ある。
（実施例）
第１−（・２図に本発明の一実施例を示しておシ、図中
（１）は、河川、水路中に設けられ水流に対し直角方向
に指向された堰堤であって、該堰堤（１）の上部外周に
、その前面、上面および後面を覆う外殻（３，４，５）
を所望間隔を設けて配設するとともに、前記外殻（３，
４，５）の前面（３）下端縁部および後面（５）下端縁
部をそれぞれ水面下に配置して、堰堤（１）の上部外周
面上にサイホン流路（ａ）を直接に設け、さらに、珈堤
（１）の上部外周に長さ方向間隔をおいて複数の仕切壁
（７）を固設して、堰堤（１）の上部外周における前面
、上面、後面および全長にわたシ形成されている前記サ
イホン流路（ａｌを数区画に区分するとともに（特に第
２図参照）、前記外殻（３゜４．５）の前面（３）下端
縁部に水面下の突出部（廂）（６）を設け、該突出部（
６）によって外殻前面（３）直前の流速を弱くしてよど
み域とし、外殻前面（３）に上流から流動して来る浮遊
物が衝突するのを緩衝した構成になっている。
（１）は、河川、水路中に設けられ水流に対し直角方向
に指向された堰堤であって、該堰堤（１）の上部外周に
、その前面、上面および後面を覆う外殻（３，４，５）
を所望間隔を設けて配設するとともに、前記外殻（３，
４，５）の前面（３）下端縁部および後面（５）下端縁
部をそれぞれ水面下に配置して、堰堤（１）の上部外周
面上にサイホン流路（ａ）を直接に設け、さらに、珈堤
（１）の上部外周に長さ方向間隔をおいて複数の仕切壁
（７）を固設して、堰堤（１）の上部外周における前面
、上面、後面および全長にわたシ形成されている前記サ
イホン流路（ａｌを数区画に区分するとともに（特に第
２図参照）、前記外殻（３゜４．５）の前面（３）下端
縁部に水面下の突出部（廂）（６）を設け、該突出部（
６）によって外殻前面（３）直前の流速を弱くしてよど
み域とし、外殻前面（３）に上流から流動して来る浮遊
物が衝突するのを緩衝した構成になっている。
さらに、前記サイホン流路（ａ）の上部に、吸気弁（９
）を有する吸気管（８）と、排気弁（１３を有する排気
枝管ＯＯを連設するとともに、第２図に示すように前記
吸気管（８）および前記排気枝管（ＩＩはサイホン流路
（ａ）の各区画ごとに連設され、各排気枝管（１Ｂを排
気集合管ｑυによシ排気装置（１３に連設して、吸排気
装ｆｆ（８・・・・・・１３）に構成されている。図中
（２）は川底である。
）を有する吸気管（８）と、排気弁（１３を有する排気
枝管ＯＯを連設するとともに、第２図に示すように前記
吸気管（８）および前記排気枝管（ＩＩはサイホン流路
（ａ）の各区画ごとに連設され、各排気枝管（１Ｂを排
気集合管ｑυによシ排気装置（１３に連設して、吸排気
装ｆｆ（８・・・・・・１３）に構成されている。図中
（２）は川底である。
（作用）
本発明の実施例は、前記のような構成になっており、吸
気弁（９）を開くと吸気管（８）を経てサイホン流路（
ａ）の上部内に大気が供給されて大気圧状態になるため
、サイホン作用がなくなシ上流側の水位が堰堤（１）の
高さに達するまで、堰堤（１）によって流れが止められ
て、上流側の水位が確保される。
気弁（９）を開くと吸気管（８）を経てサイホン流路（
ａ）の上部内に大気が供給されて大気圧状態になるため
、サイホン作用がなくなシ上流側の水位が堰堤（１）の
高さに達するまで、堰堤（１）によって流れが止められ
て、上流側の水位が確保される。
吸気弁（９）を閉じ、排気装置（１３によって排気集合
管（１１）、排気弁（ｌｚおよび排気枝管０１を経てサ
イホン流路（ａ）の上部内の空気を吸引、排出すると、
サイホン流路（ａ）内に水が充満しサイホン作用が生じ
、水位差によって上流から下流へ流れる。
管（１１）、排気弁（ｌｚおよび排気枝管０１を経てサ
イホン流路（ａ）の上部内の空気を吸引、排出すると、
サイホン流路（ａ）内に水が充満しサイホン作用が生じ
、水位差によって上流から下流へ流れる。
サイホン流路（ａｌの上部内に適当量の空気を残存させ
ることにより、第１図に示すようにサイホン流路（ａ）
の上部内に開水面（１））ができて、堰堤（１）上の流
路断面積がせばめられた状態になって流量が少くなり、
吸排気装置によりサイホン流路（ａ）の上部内の残存空
気量、即ちその空気圧を増減制御することによって、流
量を連続的に調整できる。前記制御は河川、水路の側部
地上などに配設されている排気装置（１漕を手動または
自動で操作することによって行うことができ、堰堤（１
）の上部外周面上にサイホン流路（ａ）を直接的に形成
したことにより、最大流量が大幅に増加され流ｆ調整範
囲が著しく拡大されておシ、前記制御によって流！調整
が自在、容易になっている。
ることにより、第１図に示すようにサイホン流路（ａ）
の上部内に開水面（１））ができて、堰堤（１）上の流
路断面積がせばめられた状態になって流量が少くなり、
吸排気装置によりサイホン流路（ａ）の上部内の残存空
気量、即ちその空気圧を増減制御することによって、流
量を連続的に調整できる。前記制御は河川、水路の側部
地上などに配設されている排気装置（１漕を手動または
自動で操作することによって行うことができ、堰堤（１
）の上部外周面上にサイホン流路（ａ）を直接的に形成
したことにより、最大流量が大幅に増加され流ｆ調整範
囲が著しく拡大されておシ、前記制御によって流！調整
が自在、容易になっている。
仕切壁（力によってサイホン流路（ａ）を複数に区画す
ると、サイホン流路（ａ）の前記各区画ごとにＱｉｊ記
のような流１に調整ができ、流量の調整性能がさらに高
められる。
ると、サイホン流路（ａ）の前記各区画ごとにＱｉｊ記
のような流１に調整ができ、流量の調整性能がさらに高
められる。
外殻（３，４，５）の前面（３）下端縁部に水面下の突
出部（６）を設けたことにより、外殻前面（３）の直前
の流れが弱められてよどみ域に形成されるため、上流か
らの浮遊物が外殻前面（３）に強く衝突するのが防止さ
れ、損傷がなくなり耐久性が高められている。
出部（６）を設けたことにより、外殻前面（３）の直前
の流れが弱められてよどみ域に形成されるため、上流か
らの浮遊物が外殻前面（３）に強く衝突するのが防止さ
れ、損傷がなくなり耐久性が高められている。
外殻（３，４，５）の外殻上面（４）上は橋などに利用
できる。
できる。
前記実施例では、河川、水路の全幅にわたって堰堤を設
けた例について説明したが、一部にゲート式水門を連設
することも可能である。
けた例について説明したが、一部にゲート式水門を連設
することも可能である。
（発明の効果）
前述のように本発明は、堰堤（１）の上部外周に間隔を
設け外殻（３，４，５）を配設して覆い、同外殻の前、
後面（３，４）下端縁部を水面下に配置して、堰堤（１
）の前記上部外周にサイホン流路（ａ）を形成するとと
もに、サイホン流路（ａｌの上部に空気圧を増減する吸
排気装ｆ１（８・・・・・・１３）を連設しているので
、構造が大幅に簡素化されコストが節減されているとと
もに、可動部分がなく耐久性が高められ、最大流量増加
つまシ流量の調整範囲が大幅に拡大されており、サイホ
ン流路の上部に連設した吸排気装置によって同上部内の
空気圧を増減することによって、流量の調整が自在、容
易となっているとともに保守、点検、補修等のメンテ矢
ンスが容易になって、水位および流量調整性能が格段に
向上されている。
設け外殻（３，４，５）を配設して覆い、同外殻の前、
後面（３，４）下端縁部を水面下に配置して、堰堤（１
）の前記上部外周にサイホン流路（ａ）を形成するとと
もに、サイホン流路（ａｌの上部に空気圧を増減する吸
排気装ｆ１（８・・・・・・１３）を連設しているので
、構造が大幅に簡素化されコストが節減されているとと
もに、可動部分がなく耐久性が高められ、最大流量増加
つまシ流量の調整範囲が大幅に拡大されており、サイホ
ン流路の上部に連設した吸排気装置によって同上部内の
空気圧を増減することによって、流量の調整が自在、容
易となっているとともに保守、点検、補修等のメンテ矢
ンスが容易になって、水位および流量調整性能が格段に
向上されている。
以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。
第１図は本発明の一実施例を示す横断面図、第２図は全
体の平面図である。 １：堰堤 ３．４，５：外殻８ 、９．１
０．１１．１２．１３：吸排気装置ａ：サイホン流路 復代理人 弁理士 同車重文 外２名 第１図
体の平面図である。 １：堰堤 ３．４，５：外殻８ 、９．１
０．１１．１２．１３：吸排気装置ａ：サイホン流路 復代理人 弁理士 同車重文 外２名 第１図
Claims (1)
- 堰堤の上部外周に間隔を設け外殻を配設して覆い同外殻
の前、後面下端縁部を水面下に配置して、前記堰堤の前
記上部外周にサイホン流路を形成するとともに、前記サ
イホン流路の上部に空気圧を増減する吸排気装置を連設
したことを特徴とするサイホン堰。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24699085A JPS62111012A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | サイホン堰 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24699085A JPS62111012A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | サイホン堰 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62111012A true JPS62111012A (ja) | 1987-05-22 |
Family
ID=17156732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24699085A Pending JPS62111012A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | サイホン堰 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62111012A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040042669A (ko) * | 2002-11-15 | 2004-05-20 | 장태선 | 댐 수위 자동 조절장치 |
| KR100640142B1 (ko) | 2005-09-16 | 2006-11-01 | 보은군 | 무동력 싸이펀 홍수 예방장치 |
| JP2007056507A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 水路における取水方法及び装置 |
| JP2010101149A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Korea Electric Power Corp | 発電所排水路の泡発生防止用水路構造 |
| JP2015132484A (ja) * | 2014-01-09 | 2015-07-23 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 原子力発電プラントの取水設備 |
-
1985
- 1985-11-06 JP JP24699085A patent/JPS62111012A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040042669A (ko) * | 2002-11-15 | 2004-05-20 | 장태선 | 댐 수위 자동 조절장치 |
| JP2007056507A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 水路における取水方法及び装置 |
| JP4644562B2 (ja) * | 2005-08-23 | 2011-03-02 | 中国電力株式会社 | 水路における取水方法 |
| KR100640142B1 (ko) | 2005-09-16 | 2006-11-01 | 보은군 | 무동력 싸이펀 홍수 예방장치 |
| JP2010101149A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Korea Electric Power Corp | 発電所排水路の泡発生防止用水路構造 |
| JP2015132484A (ja) * | 2014-01-09 | 2015-07-23 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 原子力発電プラントの取水設備 |
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