JPS62110996A - グラビア印刷用紙塗被組成物 - Google Patents

グラビア印刷用紙塗被組成物

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JPS62110996A
JPS62110996A JP24717185A JP24717185A JPS62110996A JP S62110996 A JPS62110996 A JP S62110996A JP 24717185 A JP24717185 A JP 24717185A JP 24717185 A JP24717185 A JP 24717185A JP S62110996 A JPS62110996 A JP S62110996A
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JP
Japan
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latex
gravure printing
weight
parts
copolymer latex
Prior art date
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JP24717185A
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English (en)
Inventor
五十嵐 久夫
信夫 別所
西田 昌三
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、グラビア印刷用紙塗被u1成物、更に3’t
A,<は、グラビア印刷時にミスドノ1・が少なくて罰
点再現性に優れ、かつ経時劣化の少ないifil紙を形
成することのできる祇塗被用徂成物に関するものである
〔従来の技術〕
グラビア印刷は、鮮かな色jJ1と深みのある画像を提
供することから、近年まずまず広Nuに利用されるよう
になった。また、輪転グラビア印刷方式が背反して印刷
の高速化が進んだ結果、グラビア印刷用塗被紙の需要は
最近急激に増加している。
ところで、グラビア印刷はインキを印刷版の凹孔から印
刷用紙へ転移させる方式であるため、いわゆるミスト、
トや網点再現性不良に代表されるグラビア印刷に特有の
転写不良が生じ易い。特に淡色のいわゆるハイライト部
分では網点の欠落すなわちインキの未転写現象が生じ易
い。これらの転写不良は印刷物の美観を著しく損ね、ひ
いてはグラビア印刷用塗被紙そのものの商品価値を著し
く滅しる。このため、これまでにも塗被用組成物を改善
することによって塗被紙のグラビア印刷適性(耐ミスド
ツト性や網点再現性)を向上させる努力が払われてきた
従来、グラビア印刷用紙塗被組成物としては、バインダ
ーとしてスチレン−ブタジェンラテックスを用いたもの
が広く使用されてきたが、この組成物は、グラビア印刷
における網点再現性が十分満足される塗工紙を与えるも
のではなく、がっ増Ri剤、保水剤などとしてデンプン
などの天然糊剤が併用されると一層〜fi1点再現性が
低下する問題点がある。更に、バインダーとしてスチレ
ンーブクジエンラテノクスを用いた場合の重大な欠点と
して、塗工紙を製造した直後は実用上有用な網点再現性
をi″Fることができても、経時的に網点再現性が著し
く劣化することが指摘されている。
経時劣化の少ない塗工紙が得られる紙塗被組成物のバイ
ンダーとしては、アクリル酸エステル系エマルジョン、
ビニルエステル系エマルジョンが知られているが、従来
の組成物は、今後のグラビア印刷用塗被紙の高品質化を
考えると決して充分なものではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、かかる従来技術の欠点を克服するために
、グラビア印刷用紙塗被組成物においてバインダーとし
て用いたときに、グラビア印刷適性に優れかつ経時劣化
の少ない塗工紙を形成することのできる合成ラテックス
を得るべく、鋭意検討を重ねてきた。
c問題を解決するための手段〕 その結果、下記の如き特定の1ili体組成物によって
構成される共重合体ラテックスをバインダーとして用い
ることにより、上記I]的が達成されるという予測を越
えた事実を見出し、かがる知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
すなわち、本発明に係るグラビア印刷用紙塗被組成物は
、以下の単量体成分子at〜!A量体成分ω)から構成
され、かつガラス転移温度が0℃以下である共IR合合
体ラテックス、dfl Flとを含有することを特徴と
する。
単量体成分+a+ アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエ
ステルおよびカルボン酸ビニルエステルから選ばれた少
なくとも1種 30〜994重呈% 単量体成分(bl エチL/ ン系不飽和第1級アンモニウム塩0.1〜1
0重品% 単量体成分子cl エチレン系不飽和カルボン酸 0.5〜10重量% 第廿体成分tdl これらと共重合可能な他の単量体 0〜69.4重1% 本発明においてバインダーとして使用される共重合体ラ
テックスを得るためのii’−、1体組成物のうり、]
1(尼体成分子atは、アクリル酸アル−1−ルエステ
ル、メタクリル酸アルキルエステルおよびカルボン酸ビ
ニルエステルから選ばれた少なくとも1 fiである。
その具体例としては、アクリル酸アルキルエステルとし
ては、アクリル酸メチル、アクリル故エチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシル、
アクリル酸2−エチルヘキノル、アクリル酸オクチル、
アクリル酸ノニル、アクリル酸デシル、アクリル酸ドデ
ンルなどを挙げることができ、メタクリル酸アルキルエ
ステルとしては、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸ブヂル、メタクリル酸ペンチル、メ
タクリル酸ヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル
、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ノニル、メタク
リル酸デシル、メタクリル酸ドデシルなどを挙げること
ができ、またカルボン酸ビニルエステルとしては、酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニルなどを挙げる
ことができる。
この単量体成分(δ)の使用υI合は、単量体組成物全
体に対して30〜99.4重量%であり、この範囲未満
であると、所期のグラビア印刷適性の向上効果が少なく
、これを越えると接着強度の低下が見られて塗工紙をス
ーパーカレンダー処理に付した時にロール汚れが発生し
やすくなる。
また、この1(=−1体成分子a+がカルボン酸ビニル
エステルを含存する場合には、その割合が当該単量体成
分(al全体の60重量%以下であることが好ましい。
前記共重合体ラテックスを得るための第2の成分である
単量体成分(blは、エチレン系不飽和第4級アンモニ
ウム塩である。その具体例としては、以下の(イ)〜(
ハ)に示す化合物を挙げることができる。
(イ)一般式へで表わされるもの 一般式A 1ンlR1 CIIt−C−Δ−1?、−’N−R,X−R1 (式中、R9は、水素原子またはメチル拮、R2は、炭
素数2〜10のアルキレン基または N るアルキレン基、 R3、R4およびR6は、炭素数1−12のアルキル基
またはフェニル基を有する炭素nt〜12のアルキル基
、 II      :l Aは、−C−〇−2−C−N H−または−0−1X−
は、C1−5Br\ 1−1SO,H”−1so、”、
CH)SO4\C,H,504−またはCH、COO− を表わす。) 一般式Aで表わされるエチレン系不飽和第4級アンモニ
ウム塩は、例えば 一→アミノ化合物(例えば、ジメチル−アミノエチルア
クリレート、ジメチルアミンプロピルアクリレート、ジ
メチルアミノヒドロキシプロピルアクリレート、ジエチ
ルアミノエチルアクリレート、ジブチルアミノエチルア
クリレート、ジメチル−アミノエチルメタクリレート、
ジメチルアミノプロピルメタクリレート、ジメチルアミ
ノヒドロキシプロビルメタクリレート、ジエチルアミノ
エチルメタクリレート、ジブチルアミノエチルメタクリ
レートなどのエチレン系不飽和カルボン酸のアミノアル
キルエステル;ジメチルアミノエチルアクリルアミド、
ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジメチルアミ
ノエチルメタクリルアミド、ジメチルアミノエチルアク
リルアミドなどのエチレン系不飽和カルボン酸のアミノ
アルキルアミド;ツメチルアミノエチルビニルエーテル
などのアミノアルキルビニルエーテル、その他)と、 (ii)CHsCp、C3HsCHzCI!などとを反
応させることによって得ることができる。
(ロ)下記一般式Bで表わされるもの 一般式B R,Rつ CHz=CA  I?z−’N−R− R,、−Y− (式中、R3は、水素原子またはメチル基、rン2は、
炭素数2〜10のアルキレン基または01す るアル−)・レン基、 R3,Raは、炭素数1−12のアルキル基またはフェ
ニル基を有する炭素数l〜12のアルキル基、 R1は、炭素数1−10のアルキレン基またはl −C11□C−NH2−1 Y−は、C1\Br−2■−または−COO−を表わす
。) −C弐Bで表わされるエチレン系不飽和第4級アンモニ
ウム塩は、例えば、 (1)アミン化合物(例えば、ジメチル−アミノエチル
アクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリレート、
ジメチルアミノヒドロキンプロピルアクリレート、ジエ
チルアミノエチルアクリレート、ジブチルアミノエチル
アクリレート、ジメチル−アミノエチルメタクリレート
、ジメチルアミノプロピルメタクリレート、ジメチルア
ミノヒFロキシブロビルメタクリレ−1・、ジエチルア
ミノエチルメタクリレート、ジブチルアミノエチルメタ
クリレートなどのエチレン系不飽和カルボン酸のアミノ
アルキルエステル;ジメチルアミノエチルアクリルアミ
ド、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジメチル
アミノエチルメタクリルアミド、ジメチルアミノプロピ
ルメタクリルアミドなどのエチレン系不飽和カルボン酸
のアミノアルキルアミド;ジメチルアミノエチルビニル
エーテルなどのアミノアルキルビニルエーテルその他)
と、 CI−(、−O CH,−C=0 1!−CI12CONI−Lzなどとを反応させ、ヘタ
イン化することにより得ることができる。
(ハ)例えば下記一般式Cで表わされる、重合性の不飽
和結合をイj−するアルキルピリジニウム塩−形式C 一 (式中、Rはアルキル基、R′は水素原子または低級ア
ルキル基、Xは塩素、臭素などのハロゲン原子を表わす
。) 単量体成分(blとしては、上記(イ)〜(ハ)のうち
、特に(イ)および(ロ)のものが好ましい。
また単量体成分(blの使用割合は、単量体組成物全体
に対し0.1−10重量%、好ましくは0.1〜6重量
%である。単量体成分(blの使用割合が0.1重量%
未満であると、塗工紙のグラビア印刷適性がネト分とな
り、一方便用δり合が10重量%を越えるとラテックス
のゼータ電位が高くなってラテックスの分散安定性が悪
くなり、またこれを用いた紙塗被用Ut成物の安定性、
流動性が低下して塗工時における操業に困テ「をきだす
前記共重合体ラテックスを得るための第3の成分である
単量体成分(C1はエチレン系不飽和カルボン酸であり
、その具体例としては、アクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸等のモ
ノまたはジカルボン酸を挙げることができ、さらにジカ
ルボン酸の酸無水物またはモノアルキルエステルも使用
することができる。
この単量体成分(C1の使用’+51合は、0.5〜1
0重債%、好ましくは0.5〜8重撥%である。使用割
合が0.5重量%未満では共重合体ラテックスの接着力
、機械的安定性が低下し、使用割合が10重猾%を越え
ると重合様態が悪化し、また共重合体ラテックスの耐水
性が低下する。
前記共重合体ラテックスを得るための第4の成分である
ii′L量体成分(diは、上記単量体成分ial、単
量体成分(11)乃至111星体成分+CIと共重合可
能な単量体である。その具体例としては、ブタジェン、
イソプレン、2−りI」ルー1.3−ブタノエン等のJ
Hi U7 族共役ジエン;スチレン、α−メチルスチ
レン、ビニル1−ルエノ等の芳香族ビニル化合物ニア1
キノエチルアクリレート、2−ヒドロキンエチルアクリ
レ−1−12−ヒトし!キシエチルメタクリレート、グ
リンジルメククリレート、シアンエチルアクリレート:
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド、アクリ[Jニトリル等を挙げることがで
きる。共重合体ラテックスの経時変化を小さく抑えるご
と、並びに1iitd体の入手のし易さを考慮して、好
ましくはスチレン、ヒドロキンエチルメタクリレ−1・
、グリンジルメククリレート、アクリルアミドが使用さ
れる。
この!1′(尾体成分子dlは、共重合体に適度の硬さ
、弾性および耐水性を伺Jうするために、jF、l[r
合体のガラス転移温度が0℃を越えない範囲で任意に添
加されるものであり、単m体組成物全体に対して0〜6
9.4重璽%の割合で使用される。
本発明においてパイングーとされる共重合体ラテックス
は、その共重合体成分のガラス転移温度が0℃以下のも
のである。ガラス転移温度が0℃を越えると、共重合体
が硬いものとなるためにグラビア印Ig1通性の発現が
不良であるという問題を生ずる。なお本発明における「
ガラス転移温度」は、共重合体ラテックスを乾燥して得
られた試料を走査型差動熱量計によって測定して得られ
るものである。
また本発明において、前記共重合体ラテックスはpHが
5以上の水系媒体におけるゼータ電位が一20mV以下
(負で絶対値が20以上)のものであることが好ましい
。ゼータ電位が−20mVより高いと、共重合体ラテッ
クスの重合中に凝固物が発生しやすくなって分散安定性
の良好なラテックスを得ることができず、さらにこのラ
テックスを用いた紙塗被用組成物は凝集を生しやすいも
のとなり、そのため塗り時におけるイ1業性の点で劣る
だJlでなく均質f; ?p J二層を形成することが
できないという問題をイhしやすい。
ここにおいて、「ゼータ゛1π位J (mV)とは、下
記式(1)で表わされるSmo lchowsk i 
の式(例えば、一般成書[分11シ、乳化系の科学」北
原、置火共著11.86〜P、104参照)によって求
め°らn、る′:[位をいう。
式(1) %式% ζ : ゼータ電位 η : 媒体の粘度 ε : 媒体の誘電率 U : 易動度 上記式日)における易動度Uは、ラテックス粒子の水系
媒体(電解質水溶液)における易動度であり、具体的に
は界面動電現象解析装置rPEN KEM3000.1
  (+’EN KEM社製)を用い、以下の測定条件
によって求められたものである。
温 度=25℃ 水系媒体: 濃度0.1Mの塩化カリウム水?8液(比
電導度1.3Ω−’ m ′□′)共重合体ラテックス
の濃度:  10−”重量%電場の強さ:  2.(i
Xlo’Vm−’電  流+  2.4X10−’A ゼータ電位は、ラテックス粒子の表面の荷電状態を表わ
すパラメータであり、共重合体ラテックスにおけるこの
ゼータ電位を上述の特定の範囲のものとすることにより
、ラテックス粒子の表面において負″、を荷による適正
な荷電状態が形成される。
その結果、この1″1.電荷の電気的反発によってラテ
ックス粒子が相互に凝集することなく、安定な状態で分
散されることとなる。
本発明における共重合体ラテックスの乳化重合に使用さ
れる重合開始剤としては、過硫酸ナトリウム、過硫酸カ
リウム、過硫酸アンモニウム等の水18性開始剤、過酸
化ヘンヅイル等の油)′d性開開始剤るいはレドックス
系開始剤のいずれも使用することができる。
また、共重合体ラテックスを得るためのijj 9体組
成物の重合に使用することができる界面活性剤としては
、アニオン系界面活性剤、アニオン−JIEイオン系界
面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性界面゛活性剤を
単独でまたは組合わせて用いることができる。界面/i
’i性剤としては、例えば高、扱アルコールの硫酸エス
テル、アルキルヘンゼンスルフォン酸塩、脂肪族スルフ
ォン酸塩などのアニオン系界面活性剤、ポリエチレング
リコールのアルキルエステル、アルキルエーテルおよび
アルキルフェニルエーテルなどの非イオン系界面活性剤
、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩などの7
ニオンーJ「イAン系界面活性剤、アニメン部分として
カルボン酸塩、硫酸ニスアル塩、スルフォン酸塩、りん
酸エステル塩を、カチオン部分としてアミン塩、第4級
アンモニウム塩を有する両性界面活性剤などをノfξげ
ることができる。さらにii”−1体Xjl成物の重合
においては、反応系に塩基性物質を添加して系のpHを
大きくすることが、重合中における凝固物の発生を防I
Lする上で好ましい。しかし、このことは’it !t
t体成分+b)の使用油が少ない場合には特に必要とし
ない。上記塩基性物質としては、水酸化ナトリウム、ア
ンモニア水、リン酸カリウム、重炭酸ナトリウム等を用
いることができる。
単量体組成物の重合においては、上述の物質の他、連鎖
移動剤、キレ−!・刑などの乳化重合において用いられ
る公知の物質を添加することができる。
本発明において用いる共重合体ラテックスは、通常の乳
化重合によって製造することができ、重合法としてはハ
ノ千重合、セミバッチ重合、連続重合のいずれの方法を
採用してもよい。
また、エチレン系不飽和第4級アンモニウム塩よりなる
噴量体成分(blの重合系に対する添加時期は側段限定
されるものではなく、単量体成分子blを他の単量体成
分と混合して重合してもよいし、あるいは他の単量体成
分を共重合した後に単量体成分子blを反応生成系に添
加してさらに重合してもよい。
本発明の紙塗被用組成物は、以上のようにしてilられ
る共重合体ラテックスを1n、独であるいは公知の祇ケ
被用に、11成物に用いられる共重合体ラテックスとN
11合わせ一部、バインダーとして、各種フレfQ、水
酸化アルミニウム、二酸化チタン、サテンホワイト、炭
酸カルシウム等の鉱物性顔料10011【に部に対して
通常固形分で05〜12重情部の割合で用いられる。
本発明の紙ケ被用組成物においては、さらに澱粉、カゼ
イン、ポリビニルアルコール等の他のバインダーを組合
わせて使用することができる。
〔実施例〕
本発明を実施例によってさらに詳細に説明するが、本発
明はこれらの実施例によって何ら制限されるものではな
い。なお、実施例の記載中における「部」および「%」
はそれぞれ重量部および重量%を意味する。
1)共重合体ラテックスの製造 ラテックスA 撹拌機付きフラスコに下記処方■の化合物を仕込み、6
0℃に加温した後処方■の化合物の混合物を一定速度で
4時間に亘って添加した。
更に90%以上の1合率に達した後、水酸化ナトリウム
水溶液を加え、ラテックスのpHを7.0に調整した。
〔処方■] 水                       1
50  部ドデノルジフェニルエーテルジスル フォ/酸ナトリウム        2.0部ポリオキ
ソエチレンノニルフェニルエーテル1.0部 ポリビニルアルコール        1.0部重炭酸
ナトリウム          0.4部過硫酸ナトリ
ウム          0.4部〔処方■] 酢酸ビニル            30  部ブチル
アクリレート         55  部スチレン 
            10  部アクリル酸   
           3 部次いで、水5.0部とア
クリルアミドプロピルジメチルアンモニウムアセテート
(^AP−A ) 2.0部との混合物を加え゛ζ反応
を続行し、4時間後重合を完結させ、共重合体ラテック
ス八を得た。このラテックスAの平均粒子径は1400
人であった。なおラテックス粒子の粒径は、オスミウム
酸による処理後のラテックスを電子顕微鏡で観察して得
られる、ラテックス粒子500個の粒径の平均値である
。このラテックスAの重合系におけるN、il成を第1
表に示す。
なお第1表において、斜線の左側の数値は最初に仕込ん
だ1リリ合を、また斜線の右側の数値はその後に添加し
た割合を示す。
ラテックス13 第1表に示す処方に従い、1Afft体組成物およびそ
の他の物質の種類および割合の一部を変更したほかは、
ラテックス八と同様にし”ζラテックスBを得た。
一うテックスC 撹拌機付フラスコに下記処方■の化合物を仕込み、50
“Cに加温した後、処方■の化合物と処方■の化合物の
混合物を、一定速度で3時間に亘って添加した。更に、
90%以上の重合率に達した後、水酸化アンモニウム水
溶液を加え、ラテックスのp Hを7.C1に調整した
〔処方■〕
水                       8
0  重重炭酸ナトリウム           1.
0部ポリオキノエチレンノニルフェニルエーテル0.1
部 〔処方■〕 水                       1
0   部過硫酸ナトリウム          0.
5部〔処方■〕 水                        
60  部ポリオキノエチレンノニルフェニルエーテル
1.0部 ブチルアクリレート         60  部メチ
ルメタクリレート       35  部アクリル酸
              3 部次いで、水5部と
l−ビニルピリジニウムクロライド2部との混合物を加
えて反応を続行し、4時間後に重合を完結させ、共重合
体ラテックスCを得た。このラテックスCの平均粒子径
は1500人であった。
iうLム冬−4旦 PA拌機付オートクレーブに下記処方の化合物を仕込み
、60°Cに加温して反応を開始させた。
水                       2
00   部トデ/ルジヘンゼンスルフォン酸ナトリウ
ム0.15部 メチルメタクリレート        40  部スチ
レン             18 部ブタジェン 
           36  部アクリル酸    
         5 部門塩化炭素        
     2.0部過硫酸カリウム         
   1.0部上上記単体の重合転化率が90%になっ
た時点で水酸化ナトリウム水溶液を加え、ラテックスの
p t+ を7.0に調整した。次いで水5部とメタク
リルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド
(MAP−AC) 1.0部の混合物を加えて、反応を
続行し、4時間後に重合を完結させ、共重合体ラテック
スDを得た。このラテックスr〕の平均粒径は1350
人であった。
較うテ・/クスa −d 第1表に示す組成の物質を用いラテックスA〜Dの重合
法に対応する方?j:、により共重合体ラテックスa〜
dを製造した。これらの共重合体ラテックスを「比較ラ
テックスa」〜「比較ラテックスd」とする。
また、既述の方法によって得られた各ラテックスのガラ
ス転移温度およびゼーク電位を第1表に示す。
2)紙ケ波用を且成功の調製 以−ヒのようにじで得られた各共重合体ラテックスへ〜
ラテックス1〕の4種と、比較ラテックスa〜1し咬う
テックスc1のうり比較ラテックスC以外0)31II
+を用い、F記の処方により、A′施例につい51挿、
比・咬例についで3種の紙塗被用3J1成物を、1°1
製した。な打比較ラテックス(:は、in−+M体成分
山+ (I J−レンR1イ:、胞Fll第4級アンモ
ニウム塩)の使用Yが過大で、hるため、製造時の凝固
物の発生が著しく、祇ケ彼用キ」I成功を調製ずろこと
ができなかった。
力゛イ′リナイトクレー「ハイ10!スパース」(J、
 M、 1luber社’B )+oo、o部分1)シ
剤「ア1コン’l−−401(東亜合成社製)02部 水酸化ナトリウJ−0,1部 でんぷん「王了エースC」 (丁子コーンスターチ社製)2.0部 ラテックス(固形分として)6.0部 水        全固形分が60%となる呈さらに適
当量の水酸化ナトリウム水78液を添加し、各組成物の
pHを9.0に調整した。
得られた各組成物を、塗被原紙上に塗被量が片面13.
0±o、5g/mとなるように、電動式ブレードコータ
ー(熊谷理機社製)で塗工し、120℃のギアーオープ
ンにて15秒間乾燥して塗工紙を製造した。
得られた塗工紙を温度20℃、相対湿度65%の環境条
件下で一昼夜放置し、その後、線圧250kl’ / 
cII+、ロール温度50℃の条件でスーパーカレンダ
ー処理を4回行った後、下記の試験を実施した。
■グラビア印刷適性試験 大蔵省印刷局グラビア印刷試験機(熊谷理機社製)を用
い、図版として網点グラビアを使用して試験片を印刷し
、発生したミストノ1−の数の全精点数に占める割合(
%)を調べた。
■ドライビック R1印刷試験機(明石製作所+3りを用い、試験片をド
ラムに固定し、回転印刷を繰返した後の祇むげの状態を
’I’l+定ずろ。祇むけの少ないものが表面強度の優
れたちのごある。5を優とし、1を劣とする5点法で評
価した。
■経時変化促進試験 3、E駒片をフェートメーターにより5時間照り1しC
強制劣化処理を行い、これを用いて、グラビア印刷適性
試験と同様の試験を行った。
以上の結果を第2表に示す。
第2表 第2表の結果から明らかなように、本発明の実施例にお
いては、いずれの特性においても良好な結果が得られた
が、比較例においては、すべての特性において十分な結
果を得ることができなかった。
すなわち、比較例aにおいては、共重合体ラテックスの
単量体成分として単量体成分(b)(エチレン系不飽和
第4級アンモニウム塩)を使用しないため、塗工紙にお
けるグラビア印刷適性が劣っている。
比較例すにおいては、共重合体ラテックスのガラス転移
温度が本発明の範囲より高く、グラビア印刷適性が劣っ
ている。
比較例dにおいては、共重合体ラテックスの単量体成分
における単量体成分(alの使用gl1合が小さく、ス
チレン、ブタジェン成分の割合が大きいため、塗工紙に
おけるグラビア印刷適性が劣り、かつ経時劣化の大きい
ものとなっている。
〔発明の効果〕
本発明のグラビア印刷用紙塗被組成物は、単量体成分(
alであるアクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸
アルキルエステルおよびカルボン酸ビニルエステルの少
なくとも一種を主体として30重屡%以上の割合で含存
し、これに、@量体成分(blであるエチレン系不飽和
第4級アンモニウム塩および単量体成分子clであるエ
チレン系不飽和カルボン酸とを、それぞれ特定の範囲の
割合で組合わせてなる単量体組成物より得られる共重合
体ラテックスであって、特定のガラス転移温度を有する
ものをバインダーとして含有するため、この組成物を塗
工することにより、グラビア印刷適性に優れていてしか
も経時劣化が少なく、接着強度において優れたグラビア
印刷用塗工紙を形成することができる。また共重合体ラ
テックスのゼーク電位を特定の範囲のものとすることに
より、分散安定性が高くて良好な塗工性を得ることがで
きる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)以下の単量体成分(a)〜単量体成分(d)から構
    成され、かつガラス転移温度が0℃以下である共重合体
    ラテックスと、顔料とを含有することを特徴とするグラ
    ビア印刷用紙塗被組成物。 単量体成分(a) アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエ
    ステルおよびカルボン酸ビニルエステルから選ばれた少
    なくとも1種 30〜99.4重量% 単量体成分(b) エチレン系不飽和第4級アンモニウム塩 0.1〜10重量% 単量体成分(c) エチレン系不飽和カルボン酸 0.5〜10重量% 単量体成分(d) これらと共重合可能な他の単量体 0〜69.4重量% 2)共重合体ラテックスが、pH5以上の水系媒体中に
    おけるゼータ電位が−20mV以下である特許請求の範
    囲第1項記載のグラビア印刷用紙塗被組成物。 3)顔料100重量部に対する共重合体ラテックスの割
    合が0.5〜12重量部である特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載のグラビア印刷用紙塗液組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63312369A (ja) * 1987-06-15 1988-12-20 Lion Corp 塗料組成物
JPH01146907A (ja) * 1987-12-03 1989-06-08 Mitsui Saianamitsudo Kk 重合体エマルジョン及びその製造方法
JPH0253994A (ja) * 1988-08-15 1990-02-22 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 印刷用塗被紙の製造方法

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