JPS62106599A - 走行情報表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車等移動体の出発地、目的地、現在位置
、走行軌跡、進行方向などの走行情報を表示する走行情
報表示装置に関するものである。

従来の技術 近年、自動車において、不案内な地域の走行や夜間走行
などに予定されるコースから外れて走行しないように、
運転者が予めセットした道路地図シート上に、現在位置
や走行軌跡などの表示を行わせる装置や、車の進行方位
、目的地までの到達度、目的地方位などの走行情報を表
示する装置が開発され、車輌の走行に関する便利性、操
作性向上を追求している。

このような従来の走行情報を表示する走行情報表示装置
について、第７図を用いて説明する。第７図は従来の走
行情報表示装置の回路ブロック図で、１は車輌の走行距
離を検出する走行距離センサ、２は車輌の進行方向を検
出する方位センサ、３は出発地点にて目的地の方向をセ
ットする方位入力キ一群、４は方位入カキ−に基づいて
東西方向および南北方向の距離をセットする距離入力キ
一群、５は走行情報表示装置の制御部、６は車輌の進行
方位や目的地方位を表示する方位表示部、７は目的地ま
での到着底、距離数を示す走行情報表示部である。

出発地点より目的地点に対する東西方向および南北方向
の距離を地図で計測し、この計測距離数を、方位人力キ
一群３と距離人力キ一群４とを用いて入力する。例えば
、北に２２．５Ｋｍ、東に３０．４Ｋｍと入力する場合
、まず方位入力キ一群３で「北」を選択し、次に距離入
力キ一群４でｒ２２．５ＫｍＪを入力する。東について
も同様な方法で入力する。

このように出発地点にて目的地に対する方位、距離を入
力した後、そのセット入力した東西・南北別のそれぞれ
のデータを走行距離センサ１及び方位センサ２からの信
号によって制御部５が順次計算更新し、その更新したそ
れぞれの距離データにより、目的地までの直線距離、車
輌の進行方向、車輌の進行方向に対する目的地への相対
方位等を方位表示部６と走行情報表示部７とで表示する
。

なお、方位センサ、車速センサ、表示手段等を備えた走
行情報表示システムは、特開昭５６−８７２００号公報
あるいは特開昭５８−５３７１１号公報などで知られて
いる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成では、出発地で目的地点を
セットする場合、まず地図にて現在位置および目的地を
探して距離を計測する必要があり、さらに、走行情報装
置に東西、南北別にそれぞれの距離を入力する必要があ
り、操作がたいへん複雑で難しいという問題を有してい
た。

本発明は上記従来の問題点を解消するもので、簡易な構
成で出発地点と目的地点とを入力することのできる走行
ｆ報表示装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の走行情報表示装置
は、複数の地名を緯度・経度で示される二次元座標とと
もに記憶する記憶部と、車輌の走行距離を検出する走行
距離センサと、進行方向を検出する方位センサと、これ
ら走行距離センサ及び方位センサの出力に基づいて二次
元座標」二の位置を算出する制御部と、この制御部によ
り求められた位置のデータにより車輌の走行軌跡や出発
地点、目的地点、現在位置の位置関係、および走行情報
を表示する表示部と、出発地点及び目的地点の入力時に
前記記憶部の地名を前記表示部に表示させる表示駆動手
段と、この表示駆動手段によって表示された地名を地名
選択キーを用いて選び出す地名選択手段とを備えた構成
としたものである。

作用 上記構成によれば、運転者が出発地点と目的地、点とを
入力する時、表示部に表示された地名を地名選択キーを
用いて容易に、かつ迅速に選び出すことができる。

実施例 以下１本発明の一実施例を第１図〜第６図に基づいて説
明する。

第１図は本発明の一実施例における走行情報表示装置の
回路ブロック図で、１１は車輌の走行距離を検出する走
行距離センサ、１２は車輌の進行方向を検出する方位セ
ンサ、１３は出発地名および目的地名を選択する地名選
択キ一群、１４は走行情報表示装置の制御部、１５は複
数の地名を緯度・経度で示される二次元座標とともに記
憶する記憶部、１６は走行軌跡および走行情報を表示す
る表示部である。

第２図は地名選択キ一群１３のキー内容を示す構成図で
、１７は出発地名および目的地名を選択するＵＰキー、
１８は出発地名および目的地名を選択するＤＯすＮキー
、１９はＵＰキー１７とＤＯＩｉＩＮキー１８を用いて
選択した地名を入力セットするセットキー、２０は人力
誤りを訂正する訂正キーである。

次に動作を説明する。例えば「大阪府、新大阪駅」から
「広島系、広島駅」まで走行するものとする。まず最初
に、運転者は、出発地名を選択するために、第２図に示
す地名選択キ一群１３のうちセットキー１９を押す。制
御部１４は、セットキー１９からの信号を認識すると、
表示部１６に出発地名を選択するための県名リストを表
示する。運転者は、この県名リストから「大阪府」をＵ
Ｐキー１７とＤＯＷＮキー１８とを利用して選び出す。

その表示内容を第３図に示す。ここで運転者は、再度セ
ットキー１９を押す。これにより制御部１４は、「大阪
府」の地名リストを緯度・経度で示される二次元床＋１
スで記憶した記憶部１５から選び出し、表示部１６に表
示する。次に運転者は、県名を選び出す方法と同様に「
新大阪駅」を選び出す。その表示内容を第４図に示す。

ここで、運転者は、再びセットキー１９を押す。以」二
の操作で、運転者は、車輌の現在位置である「大阪府、
新大阪駅」を走行情報表示装置に覚え込ませることがで
きる。次に、同様な方法で、目的地点である「広島基、
広島駅」を選択する。運転者が出発地名と目的地名とを
入力し終ると、制御部１４は、確認の意味で表示部１６
に第５図に示すように出発地名と目的地名とを表示する
。

なお、地名人力誤りがあった場合は、第２図に示す訂正
キー２０を押すことにより、直前に選択した画面を再度
表示部１６に表示させて訂正することも可能である。第
５図に示す表示内容により出発地名、目的地名を運転者
が確認し、再びセットキー１９を押すことによって、表
示部１６には、出発地と目的地との位置関係や進行方向
等の走行情報が表示される。車が走行すると、走行距荒
センサ１１と方位センサ１２との情報により時々刻々車
輌の位置および走行軌跡が表示部１６の画面に重ねて表
示される。その−例を第６図に示す。第６図において、
（Ａ）が出発地点、（Ｂ）が目的地点、（Ｃ）が現在位
置、（Ｄ）が走行軌跡を各々示し、各地名が緯度、経度
で示される二次元座標で記憶されているため、運転者は
非常にわかり易い位置関係を認識することができる。

なお上記実施例においては、第２図に示すＵＰキー１７
とＤＯＷＮキー１８とを利用して出発地名、目的地名を
選択したが、１県あたりの地名が数多く存在する場合に
は、ページＵＰキー及びページＤＯ１ｊＮキーを追加す
れば、より一層円滑な地名選択が可能となる。また、ｕ
ｐキー１７及びＤＯＷＮ　−１ｒ　−１８’？’、ペー
ジ切替えを自動的に行なう、スムーズスクロール機能の
追加もできる。さらに、複数の地名を緯度、経度で示さ
れる二次元座標として記憶する例について説明したが、
基準の地名、又は距離を認識できる数字等に置き換えて
記憶しても同様の効果が得られる。

発明の効果 以上述べたごとく本発明によれば、運転者は地図を見る
ことなく現在位置である出発地名と目的地名とを簡単な
入力キー操作で入力することができ、操作性を大幅に向
上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における走行情報表示装置の
回路ブロック図、第２図は同走行情報表示装置の地名選
択キ一群のキー内容を示す構成図、第３図は出発地名を
選択するための県名リストの表示内容を示す説明図、第
４図は出発地名を選択するための地名リストの表示内容
を示す説明図、第５図は出発地名と目的地名とを運転者
に確認してもらうための表示内容を示す説明図、第６図
は走行軌跡及び走行情報の表示内容を示す説明図、第７
図は従来の走行情報表示装置の回路ブロック図である。 １１・・・走行距離センサ、１２・・・方位センサ、１
３・・・地名選択キ一群、１４・・・制御部、１５・・
・記憶部、１６・・・表示部 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第１図 第２図 ７．１３ 第３図 第４図 第５図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　複数の地名を緯度・経度で示される二次元座標と
   ともに記憶する記憶部と、車輌の走行距離を検出する走
   行距離センサと、進行方向を検出する方位センサと、こ
   れら走行距離センサ及び方位センサの出力に基づいて二
   次元座標上の位置を算出する制御部と、この制御部によ
   り求められた位置のデータにより車輌の走行軌跡や出発
   地点、目的地点、現在位置の位置関係、および走行情報
   を表示する表示部と、出発地点及び目的地点の入力時に
   前記記憶部の地名を前記表示部に表示させる表示駆動手
   段と、この表示駆動手段によって表示された地名を地名
   選択キーを用いて選び出す地名選択手段とを備えた走行
   情報表示装置。