JPS62105531A - 逐次復号誤り訂正方式 - Google Patents
逐次復号誤り訂正方式Info
- Publication number
- JPS62105531A JPS62105531A JP60244105A JP24410585A JPS62105531A JP S62105531 A JPS62105531 A JP S62105531A JP 60244105 A JP60244105 A JP 60244105A JP 24410585 A JP24410585 A JP 24410585A JP S62105531 A JPS62105531 A JP S62105531A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nodes
- stack
- node
- algorithm
- decoding
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M13/00—Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
- H03M13/37—Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
- H03M13/39—Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Probability & Statistics with Applications (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Detection And Correction Of Errors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は1通信ンステムにおいて伝送路で発生した符号
誤シラ、受信側で訂正する誤シ訂正方式に係り、特に畳
込み符号に適用して有効な逐次復号誤9訂正方式に関す
る。
誤シラ、受信側で訂正する誤シ訂正方式に係り、特に畳
込み符号に適用して有効な逐次復号誤9訂正方式に関す
る。
(従来の技術)
衛星通信回線のようなランダム誤りの発生する伝送路で
用いられる誤り訂正符号にはブロック符号及び畳込み符
号がある。このうち畳込み符号はその拘束長の増加と共
に、復号誤り率が指数関数的に減少し、適切な復号器と
組み合わせて使用した場合、同程度の装置の複雑さある
いは同程度の復号用メモリ全必要とするブロック符号よ
り浸れた誤シ訂正能力をもつことが知られており、近年
ディジタル衛星通信回線への適用が盛んになされている
。
用いられる誤り訂正符号にはブロック符号及び畳込み符
号がある。このうち畳込み符号はその拘束長の増加と共
に、復号誤り率が指数関数的に減少し、適切な復号器と
組み合わせて使用した場合、同程度の装置の複雑さある
いは同程度の復号用メモリ全必要とするブロック符号よ
り浸れた誤シ訂正能力をもつことが知られており、近年
ディジタル衛星通信回線への適用が盛んになされている
。
畳込み符号の復号方式にはヴイタビ復号法、逐次復号法
等があり、各方式についてその高速化が検討されている
。このうちグイタビ復号法は最ゆう復号法(Maxir
num Likelihood Decoding )
l、。
等があり、各方式についてその高速化が検討されている
。このうちグイタビ復号法は最ゆう復号法(Maxir
num Likelihood Decoding )
l、。
て強力な手段である事が知られており1種々の分野で実
用化されているが、復号の高速化を図ろうとすると、そ
の装置の規模が拘束長に対して指数関数的に増加するの
で用いられる符号としては比較的拘束長が短いもの(K
≦8)に限られる。
用化されているが、復号の高速化を図ろうとすると、そ
の装置の規模が拘束長に対して指数関数的に増加するの
で用いられる符号としては比較的拘束長が短いもの(K
≦8)に限られる。
一方、逐次復号法は最ゆう復号全比較的少ない・・−ド
ウエアで近似する事が出来る復号方式であり、同じ拘束
長の符号を用いた場合、誤り訂正能力ではヴイタビ復号
に僅かにおよばないが、比較的有用な準最ゆう復号法で
ある。その装置規模は使用する符号の拘束長に対しほぼ
直線的に増加する程度であるので、ヴイタビ復号と異な
り比較的拘束長の長い符号にも用いることができ高い誤
り訂正能力を有する復号器を実現できる。しかし。
ウエアで近似する事が出来る復号方式であり、同じ拘束
長の符号を用いた場合、誤り訂正能力ではヴイタビ復号
に僅かにおよばないが、比較的有用な準最ゆう復号法で
ある。その装置規模は使用する符号の拘束長に対しほぼ
直線的に増加する程度であるので、ヴイタビ復号と異な
り比較的拘束長の長い符号にも用いることができ高い誤
り訂正能力を有する復号器を実現できる。しかし。
逐次復号法では復号に必要な計算回数は拘束長には無関
係でおるが、伝送路の雑音量に応じて大きく変動するの
で、雑音が多い場合には高速動作が難しい。逐次復号法
にはFanoアルゴリズムを用いるものとスタックアル
ゴリズム(Zigangirov −Jelinekア
ルゴリズムによるものの2つがある。
係でおるが、伝送路の雑音量に応じて大きく変動するの
で、雑音が多い場合には高速動作が難しい。逐次復号法
にはFanoアルゴリズムを用いるものとスタックアル
ゴリズム(Zigangirov −Jelinekア
ルゴリズムによるものの2つがある。
2つの復号法は同一条件下における誤シ訂正能力はほぼ
同一であるが、スタックアルゴリズムはスタックのため
に必要となるメモリが大きくな9ハードウエアが若干複
雑になるので、現時点では実用化されている逐次復号器
は殆どFanoアルゴリズムによるものであるのが現状
である。
同一であるが、スタックアルゴリズムはスタックのため
に必要となるメモリが大きくな9ハードウエアが若干複
雑になるので、現時点では実用化されている逐次復号器
は殆どFanoアルゴリズムによるものであるのが現状
である。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、Fa noアルゴリズムは非常に複雑なアルゴ
リズムに基づき、改良の余地が殆どないのに対し、スタ
ックアルゴリズムはアルゴリズムがFhn。
リズムに基づき、改良の余地が殆どないのに対し、スタ
ックアルゴリズムはアルゴリズムがFhn。
アルゴリズムに比べはるかに簡単でラシ1種々の修正ア
ルゴリズムも考案されている。また逐次復号器の動作に
おいて重要である平均計算回数を比べると伝送路雑音が
大きいところではスタックアルゴリズムの方が少ない計
算回数で復号を行うことができ、情報ビット当たりの信
号電力対雑音電力密度比(Eb/No )が8dB以下
の伝送路ではおおむねFanoアルゴリズムより高速動
作が可能であり、大変有用でろる。
ルゴリズムも考案されている。また逐次復号器の動作に
おいて重要である平均計算回数を比べると伝送路雑音が
大きいところではスタックアルゴリズムの方が少ない計
算回数で復号を行うことができ、情報ビット当たりの信
号電力対雑音電力密度比(Eb/No )が8dB以下
の伝送路ではおおむねFanoアルゴリズムより高速動
作が可能であり、大変有用でろる。
本発明は、上記従来技術に鑑みなされたもので。
スタックアルゴリズムによる逐次復号法に改良を加え、
復号処理時間の短縮とスタック容量の削減が可能な逐次
復号誤り訂正方式を提供することを目的とする。
復号処理時間の短縮とスタック容量の削減が可能な逐次
復号誤り訂正方式を提供することを目的とする。
(問題点全解決するための手段)
前記目的を達成するための本発明の特徴は、たたみ込み
符号とスタックアルゴリズムによる逐次復号法との組み
合せからなる逐次復号誤り訂正方式において、受信信号
系列に従って参照する樹枝状符号系列を伸長する際に、
該伸長を複数ノベルの節点に対して行い、該節点と受信
信号系列との尤度算出を行う逐次復号誤り訂正方式にあ
る。
符号とスタックアルゴリズムによる逐次復号法との組み
合せからなる逐次復号誤り訂正方式において、受信信号
系列に従って参照する樹枝状符号系列を伸長する際に、
該伸長を複数ノベルの節点に対して行い、該節点と受信
信号系列との尤度算出を行う逐次復号誤り訂正方式にあ
る。
(発明の構成と作用)
先ず、通常のスタックアルゴリズム(前述の「Ziga
ngirov −Jelinek アルゴリズム」)に
ついて、拘束長に=3.符号語シンボル数v=2、符号
化率r=1/2 の場合を例として説明する。
ngirov −Jelinek アルゴリズム」)に
ついて、拘束長に=3.符号語シンボル数v=2、符号
化率r=1/2 の場合を例として説明する。
図1に、この符号の符号器の構成を示す。図において、
■は情報ビット入力端子、2はシフトレジスタ、3は/
7トレジスタ1を構成する17/ポル遅延素子、4は加
算器、5.6は符号化ビットの出力端子である。入力端
子1より情報ビットが1ビツト入力する毎に、出力端子
5.6にそれぞれ1ビツト出力される。すなわち、情報
ビットの1ビツトは2ビツトの符号語に符号化される。
■は情報ビット入力端子、2はシフトレジスタ、3は/
7トレジスタ1を構成する17/ポル遅延素子、4は加
算器、5.6は符号化ビットの出力端子である。入力端
子1より情報ビットが1ビツト入力する毎に、出力端子
5.6にそれぞれ1ビツト出力される。すなわち、情報
ビットの1ビツトは2ビツトの符号語に符号化される。
図2には1図1の符号器から生成される符号の樹枝状構
造を示す。図において、丸印全節点と呼び、丸中の数字
を節点番号と呼ぶ。節点と節点とを結ぶ線は枝と呼び、
枝に付された数字が符号器より出力される符号語である
。また1節点に付された〔〕で示される数字はシフトレ
ジスタ2の状態を示している。
造を示す。図において、丸印全節点と呼び、丸中の数字
を節点番号と呼ぶ。節点と節点とを結ぶ線は枝と呼び、
枝に付された数字が符号器より出力される符号語である
。また1節点に付された〔〕で示される数字はシフトレ
ジスタ2の状態を示している。
図2において、各節点から上および下へ伸びる枝は、そ
れぞれ入力情報ビットの“0“あるいは“l“によって
生成される。したがって、ある情報系列に対応して生成
される符号語系列はこの樹枝状構造図のうちのどれか1
つのバスに相当する。
れぞれ入力情報ビットの“0“あるいは“l“によって
生成される。したがって、ある情報系列に対応して生成
される符号語系列はこの樹枝状構造図のうちのどれか1
つのバスに相当する。
図中の太線で示したバスは、情報ビット系列が(0,1
,1,0)であるとき、符号語系列(00゜11.01
.01)’に生成するバスでろる。
,1,0)であるとき、符号語系列(00゜11.01
.01)’に生成するバスでろる。
このように生成された符号語系列を受信して復号するス
タックアルゴリズムは、受信信号系列と畳込み符号器に
よって生成されると考えられる符号との相関値(尤度ま
たはメトリック)を求め。
タックアルゴリズムは、受信信号系列と畳込み符号器に
よって生成されると考えられる符号との相関値(尤度ま
たはメトリック)を求め。
図2の樹枝状構造に沿って、相関値の大きいもの(最も
確からしいバス)全復号系列として出力するものでるる
。
確からしいバス)全復号系列として出力するものでるる
。
このための、スタックアルゴリズムの手順は次の通りで
あり、その流れ図を図3に示しておく。
あり、その流れ図を図3に示しておく。
(1) まず1節点0をスタックへ入れ、スタックの
先頭へおく。
先頭へおく。
t2+ スタックの先頭の節点から出る2つの枝の尤
度を計算し、それぞれをスタックの先頭にある節点のも
つ尤度(バス尤度)に加えてそれにつながる2つの節点
のバス尤度を求める。
度を計算し、それぞれをスタックの先頭にある節点のも
つ尤度(バス尤度)に加えてそれにつながる2つの節点
のバス尤度を求める。
(3) スタックから先頭にある節点を除去する。
(4)新たに求められた2つの節点を挿入する。
(5)スタック内で尤度の大きさの順に節点を並べる。
(6)同様に新しく先頭にきた節点から次々と(2)か
ら(5)の手順全くり返し、最終レベルの節点がスタッ
クの先頭にろられれた場合に復号を終わる。
ら(5)の手順全くり返し、最終レベルの節点がスタッ
クの先頭にろられれた場合に復号を終わる。
本アルゴリズムでは毎ステップ、スタックの先頭にある
節点から枝を伸ばしくこの枝を伸ばす操作を以下「エク
ステンンヨ/」と呼ぶ)、それから分岐する2本の枝の
もつ枝の尤度(これを枝メトリックと呼ぶ)全計算する
。この枝メトリックは受信系列と各校を構成するビット
列の・・ミンク距離を求め、距離に応じてメトIJツク
ので直を決めるものである。この場合、正しいバスに従
う符号語が復号レベルの進行に伴いそのバスのもつ尤度
(バスメトリック:バスを構成する枝の枝メトリックの
和)が常に増加し、かつ、そうでない符号語が誤まりバ
スとしてバスメトリックの値が減少するように枝メトリ
ックは選ばれ1例えば図2の図4の樹枝状構造図(拘束
長に=3.符号化率r=1/2 )k%Jにと9.スタ
ック・アルゴリズムにおけるパスメトリックの計算及び
アルゴリズムの進行全説明する。図2で説明した符号語
系列(00,11,01,01)が、伝送路上で誤f)
を受け、(Ox、tt、oo、ot)の系列で受信され
たものとする。
節点から枝を伸ばしくこの枝を伸ばす操作を以下「エク
ステンンヨ/」と呼ぶ)、それから分岐する2本の枝の
もつ枝の尤度(これを枝メトリックと呼ぶ)全計算する
。この枝メトリックは受信系列と各校を構成するビット
列の・・ミンク距離を求め、距離に応じてメトIJツク
ので直を決めるものである。この場合、正しいバスに従
う符号語が復号レベルの進行に伴いそのバスのもつ尤度
(バスメトリック:バスを構成する枝の枝メトリックの
和)が常に増加し、かつ、そうでない符号語が誤まりバ
スとしてバスメトリックの値が減少するように枝メトリ
ックは選ばれ1例えば図2の図4の樹枝状構造図(拘束
長に=3.符号化率r=1/2 )k%Jにと9.スタ
ック・アルゴリズムにおけるパスメトリックの計算及び
アルゴリズムの進行全説明する。図2で説明した符号語
系列(00,11,01,01)が、伝送路上で誤f)
を受け、(Ox、tt、oo、ot)の系列で受信され
たものとする。
(1)まず最初の節点■をスタックに挿入する。
121 次に最初の受信系列01と節点■から伸びる
2本の枝00,11と受信系列を比較しハミング距離を
求めると共に1であるのでこの2本の枝に枝メトリック
として−4,−4ft与えると。
2本の枝00,11と受信系列を比較しハミング距離を
求めると共に1であるのでこの2本の枝に枝メトリック
として−4,−4ft与えると。
節点■及び■のもつバスメトリックは−4,−4となる
。
。
(3) スタック内から最初の節点■を除去し、その
かわシに新しい節点■及び■を挿入してその犬り内で節
点を大きさの順に並べる際には老い番を優先するという
規則を仮に設定すると1節点■が先頭にくる。
かわシに新しい節点■及び■を挿入してその犬り内で節
点を大きさの順に並べる際には老い番を優先するという
規則を仮に設定すると1節点■が先頭にくる。
(4)以下節点■から同様にエクステンション、メトリ
ックの計算及び順序付け(図3において■〜■に対応し
、これfclステップとする)f、くり返すと図3の場
合、各ステップでは図5に示すようにスタックの内容が
変化してい〈0(5)最終的レベルの節点Oがスタック
の先頭にきた時にエクステンションを終了し1節点■に
続くバス(0−0,11,01,01)を復号系列とし
て出力する。
ックの計算及び順序付け(図3において■〜■に対応し
、これfclステップとする)f、くり返すと図3の場
合、各ステップでは図5に示すようにスタックの内容が
変化してい〈0(5)最終的レベルの節点Oがスタック
の先頭にきた時にエクステンションを終了し1節点■に
続くバス(0−0,11,01,01)を復号系列とし
て出力する。
スタックには挿入された節点の番号とその節点のもつバ
ス・メトリックがともて格納される。図5かられかるよ
うに、スタックアルゴリズム(Z−Jアルゴリズム)で
は、1ステップ実行される度毎にスタック内の節点も1
つずつ増えていく。
ス・メトリックがともて格納される。図5かられかるよ
うに、スタックアルゴリズム(Z−Jアルゴリズム)で
は、1ステップ実行される度毎にスタック内の節点も1
つずつ増えていく。
逐次復号においては、送信側では情報系列を特定のビッ
ト長のブロックに区切り、各ブロック毎に符号器の7フ
トレジスタの内容を全て0にするためにブロックの終わ
りにに一1個のO全付加して符号器に入力する。受信側
では各ブロック毎に図3のアルゴリズムに従って復号全
行う。
ト長のブロックに区切り、各ブロック毎に符号器の7フ
トレジスタの内容を全て0にするためにブロックの終わ
りにに一1個のO全付加して符号器に入力する。受信側
では各ブロック毎に図3のアルゴリズムに従って復号全
行う。
ヴイタピ復号では復号までに要する計算回数は用いる符
号の拘束長によって一意に定まるのに対し、逐次復号に
おける計算回数は、符号の固有な性質とは無関係であり
、符号化率と伝送路雑音の関数となる。1情報ビットe
復号するのに必要な計算回数Cは次式で示されるPar
eto分布となることが知られている。
号の拘束長によって一意に定まるのに対し、逐次復号に
おける計算回数は、符号の固有な性質とは無関係であり
、符号化率と伝送路雑音の関数となる。1情報ビットe
復号するのに必要な計算回数Cは次式で示されるPar
eto分布となることが知られている。
P(C≧N)<JN−a N>1
ここでα、βは前述の通り符号化率rと伝送路のビット
誤り率に依存する量であり、一般に符号化率が高いほど
、伝送路雑音が大きいほど計算回数が犬きくなる。従っ
て、符号化率が一定でも伝送路の品質により計算回数が
変動するのでこれだ対処するために入出力にバッファを
設けて、復号過程における遅延の変動を吸収する必要が
ある。
誤り率に依存する量であり、一般に符号化率が高いほど
、伝送路雑音が大きいほど計算回数が犬きくなる。従っ
て、符号化率が一定でも伝送路の品質により計算回数が
変動するのでこれだ対処するために入出力にバッファを
設けて、復号過程における遅延の変動を吸収する必要が
ある。
さらに極度に雑音が大きくなると著しく計算回数が増大
し、定められた時間内に復号終了せず、いわゆる、バッ
ファのオーバーフローを引キ起こすこともあるので、い
かに計算回数を有限な値におさめるか、又、オーバーフ
ローが生じた場合、どのように対処するかが重要になる
。前者の問題は解析、計算機シミュレーション及び実際
の装置による測定により限界が求められておシ、符号化
率r=1/2のとき−Eb/Noが4.5 dB以上の
伝送路であれば有限の計算回数で復号できることが示さ
れている。また後者の問題は、符号として組織符号(S
yStematiCCOde)やQ L I (Qui
ck LookIn)符号等の受信系列から容易に情報
系列を推定できる符号を用い、オーバーフローを生じた
場合には、直接情報系列を求めて出力すること金行えば
よい。
し、定められた時間内に復号終了せず、いわゆる、バッ
ファのオーバーフローを引キ起こすこともあるので、い
かに計算回数を有限な値におさめるか、又、オーバーフ
ローが生じた場合、どのように対処するかが重要になる
。前者の問題は解析、計算機シミュレーション及び実際
の装置による測定により限界が求められておシ、符号化
率r=1/2のとき−Eb/Noが4.5 dB以上の
伝送路であれば有限の計算回数で復号できることが示さ
れている。また後者の問題は、符号として組織符号(S
yStematiCCOde)やQ L I (Qui
ck LookIn)符号等の受信系列から容易に情報
系列を推定できる符号を用い、オーバーフローを生じた
場合には、直接情報系列を求めて出力すること金行えば
よい。
以上述べたように1通常のスタック・アルゴリズム(Z
−Jアルゴリズム)は、lステップでスタックの先頭に
ある節点を起点としてそれから分岐する2つの節点へe
xtensionする。すなわち、lステップで図4に
示す樹枝状構造図において。
−Jアルゴリズム)は、lステップでスタックの先頭に
ある節点を起点としてそれから分岐する2つの節点へe
xtensionする。すなわち、lステップで図4に
示す樹枝状構造図において。
常にルベルだけ進む。(例えば1節点■からのexte
nsionは節点■及び■に対して行われる。)本発明
は、このエクステンンヨンの方法全改善するもので、エ
クステン7ヨ/を一度に複数レベルに対して行うもので
ある。例えばエクステンンヨン・レベル数(m)i2と
すると1図4の節点■から一挙に2段階進んで節点■、
■■及び■へextensionするものである。本発
明が提案する方法t、 ML E (Multiple
Level Extension)法と呼ぶこととす
る。
nsionは節点■及び■に対して行われる。)本発明
は、このエクステンンヨンの方法全改善するもので、エ
クステン7ヨ/を一度に複数レベルに対して行うもので
ある。例えばエクステンンヨン・レベル数(m)i2と
すると1図4の節点■から一挙に2段階進んで節点■、
■■及び■へextensionするものである。本発
明が提案する方法t、 ML E (Multiple
Level Extension)法と呼ぶこととす
る。
この方法によると、1ステツプでmレベル進められ、一
度に2m個の節点へのバスを検査することができるので
Z−Jアルゴリズムに比べよす数置にパスの探索が行え
る。従ってMLEmによるとZ−Jアルゴリズムより大
きな符号化利得を得ることができるが1反面、MLE法
ではZ−Jアルゴリズムより結果的に多くの節点を取り
扱うこととなる。このため、枝メトリック及びバスメト
リックの計算や順序付けの回数が増加するうえに。
度に2m個の節点へのバスを検査することができるので
Z−Jアルゴリズムに比べよす数置にパスの探索が行え
る。従ってMLEmによるとZ−Jアルゴリズムより大
きな符号化利得を得ることができるが1反面、MLE法
ではZ−Jアルゴリズムより結果的に多くの節点を取り
扱うこととなる。このため、枝メトリック及びバスメト
リックの計算や順序付けの回数が増加するうえに。
スタックの容量も大きなものが必要となってしまう。
これらの問題点を解決するために1本発明は。
一度に複数レベルへエクステンションすることに加えて
、1回のエクステンションが終了する毎に、スタック内
の節点のうちから不要な節点を除外する手段(パージン
グ)の導入と、メトリック計算方法の改善と、エクステ
ンンヨンの省略手法の導入を図ったものである。さらに
、これらの操作を容易に行わしめるため1節点番号の番
号付は規則を定め、該番号付は規則に従ったエクステン
ション規則を定めている。
、1回のエクステンションが終了する毎に、スタック内
の節点のうちから不要な節点を除外する手段(パージン
グ)の導入と、メトリック計算方法の改善と、エクステ
ンンヨンの省略手法の導入を図ったものである。さらに
、これらの操作を容易に行わしめるため1節点番号の番
号付は規則を定め、該番号付は規則に従ったエクステン
ション規則を定めている。
以下には5番号付は規則、エクステン/ジン規則、パー
ジング手段、メトリック計算法、エクステン/コノの省
略手法の順で詳説する。
ジング手段、メトリック計算法、エクステン/コノの省
略手法の順で詳説する。
■ 番号付は規則
拘束長に、状態数N8=2に−” 、符号化率r=1
の符号の樹枝状図において1節点番号Nを。
の符号の樹枝状図において1節点番号Nを。
その節点のレベルの深さを表わすレベル番号(L)。
同じレベルに属する節点を先頭から状態数(N8)ずつ
区切って定義する状態ブロックの番号(J :J=1
、・・・ 2L−1/N、 )、及び同じ拶状態ブロッ
クに属する節点の状態を示す状態番号I(I=L 、2
.・・・NS) を用いて書き直すと、(1)式のよ
うになる。
区切って定義する状態ブロックの番号(J :J=1
、・・・ 2L−1/N、 )、及び同じ拶状態ブロッ
クに属する節点の状態を示す状態番号I(I=L 、2
.・・・NS) を用いて書き直すと、(1)式のよ
うになる。
N=Σ2’−’ +N8(J−t)+I−t −fi
tl隅l よって節点番号Nはり、J、I全周いて(N) = (
L 、 J 、 I ) −(21と書き直すこと
ができる。
tl隅l よって節点番号Nはり、J、I全周いて(N) = (
L 、 J 、 I ) −(21と書き直すこと
ができる。
例えば図6の場合1節点番号■は(1)式の規則を用い
て表わ、すと式(3)のようになる。
て表わ、すと式(3)のようになる。
(21) = (5、2、3) −(3+これは
節点■はレベル5の状態ブロック2の中の状態番号3の
節点に対応すること金示す。
節点■はレベル5の状態ブロック2の中の状態番号3の
節点に対応すること金示す。
■ エクステンション規則
次にこの表記方法を用いてエクステンシヨンする規則を
決める。今(N)=(L、J、I)の節点カラエクステ
ン/コンレベル数mでエクステンシヨンし、その後に2
mコの節点N’(i) (i=l、2.・・、2m)へ
到達したとすると。
決める。今(N)=(L、J、I)の節点カラエクステ
ン/コンレベル数mでエクステンシヨンし、その後に2
mコの節点N’(i) (i=l、2.・・、2m)へ
到達したとすると。
N’(i)=2m−N+(2rn−1)+i −1(i
=1,2゜・・・、2°) −(4) となる。
=1,2゜・・・、2°) −(4) となる。
例えば図6で節点■からm=2でMLE法を適用すると
(4)式よυ4つの節点0 、@ 、@及び[相]へエ
クステンシヨンされることになる。一般に節点(N)=
(L、J、I)から(N’(i) ) =(L’、J’
(i) 、I’(i)) (i =1 、2 、・・・
、21T′)へエクステンシヨンするとしたら、これら
の節点は次の(5)式から(9)式で関係づけられる。
(4)式よυ4つの節点0 、@ 、@及び[相]へエ
クステンシヨンされることになる。一般に節点(N)=
(L、J、I)から(N’(i) ) =(L’、J’
(i) 、I’(i)) (i =1 、2 、・・・
、21T′)へエクステンシヨンするとしたら、これら
の節点は次の(5)式から(9)式で関係づけられる。
L/ = L + m +
6)I’(i)=(i −1)mad N3+t 2
m≧N3−(712rQ<N3−+81 −I’(i) )+1→9) となる。
6)I’(i)=(i −1)mad N3+t 2
m≧N3−(712rQ<N3−+81 −I’(i) )+1→9) となる。
例えば節点■はり、I、Ji用いて表わすとT41=(
3,1,2)となりこれからm=2のMLE法によると
(6)〜(9)式を用いてエクステンシヨンを行い、座
標を求めると、(L’ 、 J’(i)。
3,1,2)となりこれからm=2のMLE法によると
(6)〜(9)式を用いてエクステンシヨンを行い、座
標を求めると、(L’ 、 J’(i)。
I’(i))(i=1.2,3.4)は(5,1゜1)
、(5,1,2)、(5,1,3)及び(5,1,4)
となる。
、(5,1,2)、(5,1,3)及び(5,1,4)
となる。
■ パージング(purging )手段MLE法では
前述の通り、スタック内の節点の増加率がZ−Jアルゴ
リズムよす太キい。この結果スタック内の不要な節点が
増大し、そのために大きな容量のスタックを用意しなけ
ればならないので、この不要な節点をスタックから除外
する操作が必要になる。これをパージング(purgi
ng )という。これには2つの方法があシ、1つは節
点のもつパスメトIJツクの大小によって不要な節点を
除去するメトリック・パージング(metric pu
rging ) 、他の1つは同じ状態(5tate
)に対応する節点のうち最もメトリックの大きいものを
残し他を除去するステート・パージング(5tate
purging )である。次にこの2つの方法につい
て説明する。
前述の通り、スタック内の節点の増加率がZ−Jアルゴ
リズムよす太キい。この結果スタック内の不要な節点が
増大し、そのために大きな容量のスタックを用意しなけ
ればならないので、この不要な節点をスタックから除外
する操作が必要になる。これをパージング(purgi
ng )という。これには2つの方法があシ、1つは節
点のもつパスメトIJツクの大小によって不要な節点を
除去するメトリック・パージング(metric pu
rging ) 、他の1つは同じ状態(5tate
)に対応する節点のうち最もメトリックの大きいものを
残し他を除去するステート・パージング(5tate
purging )である。次にこの2つの方法につい
て説明する。
(al メトリンク・パージング
スタック内に残存している節点の中で
MLE法により最も新しくスタックに挿入された2m個
の節点のうち最も小さいバスメトリックをもつ節点より
も小さいバスメトリックを有する節点は不要節点として
スタックから除外する。この操作は毎ステップ行う必要
はなく10〜20ステツプに1回周期的に行うことで復
号誤り率を劣化させることなく不要節点除去の効果をも
たらす。例えばm=2のMLE法でメトリック・パージ
ングを行う・と図7に示すようにその時点でエクステン
ションされた4つの節点■、■、■、■の中の最も小さ
いメトリックをもつ節点■より小さいメトリックを有す
る節点■■ は全てスタックから除外する。例えばこの
操作全10ステップ周期で行うとZ−Jアルゴリズムと
比べ復号誤り率の劣化なく、復号するまでにスタック内
にろる平均節点数全半分以下にすることができ、スタッ
クサイズの縮小が可能となるり(b) ステート・パ
ージング 図6に示す樹枝状図上で同じレベル番号fL)をもち同
じ状態番号(りをもつ節点は同一の7フトレジスタの内
容をもっことになシこ、q’2同一の状態1にある節点
という。拘束長に、符号化率r=1/2のたたみ込み符
号は状態の種類がN8(=2に−1)個あυ、この状態
に着目し。
の節点のうち最も小さいバスメトリックをもつ節点より
も小さいバスメトリックを有する節点は不要節点として
スタックから除外する。この操作は毎ステップ行う必要
はなく10〜20ステツプに1回周期的に行うことで復
号誤り率を劣化させることなく不要節点除去の効果をも
たらす。例えばm=2のMLE法でメトリック・パージ
ングを行う・と図7に示すようにその時点でエクステン
ションされた4つの節点■、■、■、■の中の最も小さ
いメトリックをもつ節点■より小さいメトリックを有す
る節点■■ は全てスタックから除外する。例えばこの
操作全10ステップ周期で行うとZ−Jアルゴリズムと
比べ復号誤り率の劣化なく、復号するまでにスタック内
にろる平均節点数全半分以下にすることができ、スタッ
クサイズの縮小が可能となるり(b) ステート・パ
ージング 図6に示す樹枝状図上で同じレベル番号fL)をもち同
じ状態番号(りをもつ節点は同一の7フトレジスタの内
容をもっことになシこ、q’2同一の状態1にある節点
という。拘束長に、符号化率r=1/2のたたみ込み符
号は状態の種類がN8(=2に−1)個あυ、この状態
に着目し。
同一の状態に流入するバス全状態毎に示したものを格子
状(trellis )図と呼ぶ。図8の格子状図は図
6の樹枝状図を書き直したものである。仮すにスタック
内に図6の節点O及びOが含まれていたとすると、この
2点は共にレジスタ状態が(01)に対応し、同じ状態
をもつことになる。このようにスタック内で2つの節点
が同一の状態になるということはエクステアジョンてよ
シ2つの別個のパスがその時点で合流(merge )
L以後は同一のパス上を進んでいくことを意味する。
状(trellis )図と呼ぶ。図8の格子状図は図
6の樹枝状図を書き直したものである。仮すにスタック
内に図6の節点O及びOが含まれていたとすると、この
2点は共にレジスタ状態が(01)に対応し、同じ状態
をもつことになる。このようにスタック内で2つの節点
が同一の状態になるということはエクステアジョンてよ
シ2つの別個のパスがその時点で合流(merge )
L以後は同一のパス上を進んでいくことを意味する。
よってこの場合、2つの合流したパスはその時点でバス
メトリックの大きいパスを選択し、他方を除去すること
ができる。この操作をステート・パージングと呼ぶ。
メトリックの大きいパスを選択し、他方を除去すること
ができる。この操作をステート・パージングと呼ぶ。
このステート・パージングは12)で説明した番号付は
規則を用いて行うと便利でるる。すなわち、各節点をレ
ベルの深さり、状態ブロック番号J及び状態番号工の(
L、J、I)で表現した場合、L及び工が同一の節点の
中でパスメトリンクの最も大きいものを生き残りパスと
して選び、他を除去すればよい。例えば図2節点O及び
Oは(L、J、I)で表現するとそれぞfl(5,2,
3)及び(5゜4.3)となυ、共にL二5.I=3で
あるのでこのときバスメトリンクが大きい方をスタック
に残す。
規則を用いて行うと便利でるる。すなわち、各節点をレ
ベルの深さり、状態ブロック番号J及び状態番号工の(
L、J、I)で表現した場合、L及び工が同一の節点の
中でパスメトリンクの最も大きいものを生き残りパスと
して選び、他を除去すればよい。例えば図2節点O及び
Oは(L、J、I)で表現するとそれぞfl(5,2,
3)及び(5゜4.3)となυ、共にL二5.I=3で
あるのでこのときバスメトリンクが大きい方をスタック
に残す。
■ メトリック計算法
MLE法を用いると一度にmレベルにわたり2′″′個
の節点に対してエクステン7ョンされる。
の節点に対してエクステン7ョンされる。
この時、エクステン7ョンに必要な枝メトリックの計算
回数はZ−Jアルゴリズムでは2個でる。レベル当たり
の枝メトリックの計算回数を比べるとZ−Jアルゴリズ
ムが2であるのに対しMLE法ではΣ2n となり1m
が犬きくなるn論1 につれて増大していく。このような計算回数の増大に対
処するために、メl−IJノック計算の簡素化を考える
。
回数はZ−Jアルゴリズムでは2個でる。レベル当たり
の枝メトリックの計算回数を比べるとZ−Jアルゴリズ
ムが2であるのに対しMLE法ではΣ2n となり1m
が犬きくなるn論1 につれて増大していく。このような計算回数の増大に対
処するために、メl−IJノック計算の簡素化を考える
。
図9に示すように樹枝状図における各校の構成は用いる
符号が決まれば一意に定まる。拘束長3符号化率1/2
の場合は図に示すような構成になる。このとき1つの節
点から派生する2本の枝は図のような符号化率L/2の
符号では常にハミング距離が2である。
符号が決まれば一意に定まる。拘束長3符号化率1/2
の場合は図に示すような構成になる。このとき1つの節
点から派生する2本の枝は図のような符号化率L/2の
符号では常にハミング距離が2である。
この性質を利用すると、MLE法においても必要な枝メ
トリックを全て計算しなくても1種類のパス(例えばオ
ールO系列)について受信系列と比較して・・ミンダ距
離と一致ビットの箇所を求めさえすればたちどころに他
のパスのメトリックも求めることができる。すなわち図
9の例においてm−2のMLE法の場合金力えると節点
■から■■■及び■へのエクステン7ョンのメトリック
の計算は、■−■−■というオール0のパスのみに着目
し、レベル1の枝■−■に対する受信系列の・・ミ/グ
距離及びレベル2の枝■−■に対する受信系列のハミン
グ距離と受信系列と枝のンンボルの一致ビットの箇所(
すなわち枝を構成する2ンンボルのうちどのビットと受
信系列が一致しているか)を求めればすぐさま他のパス
すなわち■−■−■、■−■−■及び■−■−■の枝メ
トリックを計算できる。例えば■−■−■というパスで
受信系列01と枝■−■の−・ミング距離は1だから他
方の枝も必ず1になる。次に枝■−■と受信系列00と
の−・ミング距離は0だから枝■−■は必ず2になり、
又、枝■−■及び■−■とは符号の性質より必ず1にな
る。よって・・ミング距離が0.1.2に対し枝メトリ
ックとして1゜−4,−9に与えると節点■■■及び■
のもつパスメトリックは−3、−13,−8、−8とな
る。
トリックを全て計算しなくても1種類のパス(例えばオ
ールO系列)について受信系列と比較して・・ミンダ距
離と一致ビットの箇所を求めさえすればたちどころに他
のパスのメトリックも求めることができる。すなわち図
9の例においてm−2のMLE法の場合金力えると節点
■から■■■及び■へのエクステン7ョンのメトリック
の計算は、■−■−■というオール0のパスのみに着目
し、レベル1の枝■−■に対する受信系列の・・ミ/グ
距離及びレベル2の枝■−■に対する受信系列のハミン
グ距離と受信系列と枝のンンボルの一致ビットの箇所(
すなわち枝を構成する2ンンボルのうちどのビットと受
信系列が一致しているか)を求めればすぐさま他のパス
すなわち■−■−■、■−■−■及び■−■−■の枝メ
トリックを計算できる。例えば■−■−■というパスで
受信系列01と枝■−■の−・ミング距離は1だから他
方の枝も必ず1になる。次に枝■−■と受信系列00と
の−・ミング距離は0だから枝■−■は必ず2になり、
又、枝■−■及び■−■とは符号の性質より必ず1にな
る。よって・・ミング距離が0.1.2に対し枝メトリ
ックとして1゜−4,−9に与えると節点■■■及び■
のもつパスメトリックは−3、−13,−8、−8とな
る。
又1図10のようにレベル2の枝■−■の−・ミノグ距
離が1のときは枝■−■及び■−■ともに−・ミング距
離は1になるが、他の枝■−■及び■−■に対しては枝
■−■と受信系列と比べ一致ビットが第1ビツトかある
いは第2ビツトかを調べる必要がある。すなわち枝■−
■と受信系列が図109ように第1ビツトで一致、第2
゛り必ず2及びOとなる。逆に第1ビツトで不一致、第
2ピントで一致していたらハミング距離はそれぞれ0及
び2となる。従って図10の場合。
離が1のときは枝■−■及び■−■ともに−・ミング距
離は1になるが、他の枝■−■及び■−■に対しては枝
■−■と受信系列と比べ一致ビットが第1ビツトかある
いは第2ビツトかを調べる必要がある。すなわち枝■−
■と受信系列が図109ように第1ビツトで一致、第2
゛り必ず2及びOとなる。逆に第1ビツトで不一致、第
2ピントで一致していたらハミング距離はそれぞれ0及
び2となる。従って図10の場合。
節点■■■■のもつパスメトリックの大きさは−8、−
8、−13,−3と決まる。
8、−13,−3と決まる。
これらのパスメトリックの計算は以上説明した規則を用
いて図11に示すように受信系列の第ルベルの第1ピン
ト及び第2ピッlt−人力し第ルベルの第1枝メトリツ
ク及び第2枝メトリツクを出力するメトリック・テーブ
ル1と受信系列の第2レベルの第1ビツト及び第2ビツ
ト全入力し第2レベルの第1枝から第4枝までのメトリ
ックを出力するメトリック・テーブル2を設定すれば簡
単に行うことができる。
いて図11に示すように受信系列の第ルベルの第1ピン
ト及び第2ピッlt−人力し第ルベルの第1枝メトリツ
ク及び第2枝メトリツクを出力するメトリック・テーブ
ル1と受信系列の第2レベルの第1ビツト及び第2ビツ
ト全入力し第2レベルの第1枝から第4枝までのメトリ
ックを出力するメトリック・テーブル2を設定すれば簡
単に行うことができる。
(5) エクステン7ヨ/の省略(omitting
)MLE法では一度に2m個の節点へエクステンショ
ンされる。例えば図12に示すようにm=2のときは一
度に4つの節点(■■■■)へエクステン7/される。
)MLE法では一度に2m個の節点へエクステンショ
ンされる。例えば図12に示すようにm=2のときは一
度に4つの節点(■■■■)へエクステン7/される。
このうち最も枝メトリックの小さい節点■は他の節点に
比ベスタックに入ってもこれが先頭に来てエクステン/
口/の原点となる可能性(確率)は低い。よってこの節
点はスタックへの挿入を行わず、すなわち、この節点へ
のエクステンションは行わず、省略することが可能であ
る。このようにm=2のMLE法で最も枝メ) IJソ
ック小さい節点へのエクステンションを省略すると、一
度の操作で取シ扱われる節点の数が減るため、Z−Jア
ルゴリズムよシ復号時間を短縮できる。図13に2−J
アルゴリズムとMLE法(omitting)有無)の
復号に要する時間の比較を示す。MLE法でm= 2
、 n (omitting節点数)=1の時はZ−J
アルゴリズムに比べ10%以上も計算時間を短縮できる
。この場合、復号誤シ率の劣化は図14に示す通シごく
わずかに抑えられ、計算時間を短縮できるので大変有用
である。
比ベスタックに入ってもこれが先頭に来てエクステン/
口/の原点となる可能性(確率)は低い。よってこの節
点はスタックへの挿入を行わず、すなわち、この節点へ
のエクステンションは行わず、省略することが可能であ
る。このようにm=2のMLE法で最も枝メ) IJソ
ック小さい節点へのエクステンションを省略すると、一
度の操作で取シ扱われる節点の数が減るため、Z−Jア
ルゴリズムよシ復号時間を短縮できる。図13に2−J
アルゴリズムとMLE法(omitting)有無)の
復号に要する時間の比較を示す。MLE法でm= 2
、 n (omitting節点数)=1の時はZ−J
アルゴリズムに比べ10%以上も計算時間を短縮できる
。この場合、復号誤シ率の劣化は図14に示す通シごく
わずかに抑えられ、計算時間を短縮できるので大変有用
である。
(発明の効果)
図14は、従来のZ−Jアルゴリズムと本発明によるM
LE法を復号誤シ率の観点から比較したものである。
LE法を復号誤シ率の観点から比較したものである。
複数レベルへのエクステンション、メトリック計算の簡
単化、パージング手段の導入により、誤シ率の改善がな
されている。その改善度は、mが大きい程大きいことも
わかる。
単化、パージング手段の導入により、誤シ率の改善がな
されている。その改善度は、mが大きい程大きいことも
わかる。
なお、エクステンションの省略手法を導入した場合には
、誤り率はわずかながら劣化する。ただし、図13で説
明したように、処理時間の観点からは、大きな改善が得
られている。
、誤り率はわずかながら劣化する。ただし、図13で説
明したように、処理時間の観点からは、大きな改善が得
られている。
図1は本発明による符号器(K= 3 、 r =1/
2)の構成例1図2はたたみ込み符号の樹枝状図、図3
はスタックアルゴリズムを示す図、図4はスタックアル
ゴリズムとパスメトリックの計算金示す図1図5はスタ
ック内の節点の変化を示す図、図6はす/バリフグ規則
とエクステン7ン規則を示す図1図7はメ) IJラッ
クージングと示す図。 図8はたたみ込み符号のトレリス図1図9と図10はM
LE法におけるメトリック計算を示す図1図11はバス
メl−IJランク算回路1図12はMLE法における省
略を示す図1図13は計算時間の比較を示す図1図14
は復号誤9率を示す図である。 第 1 図 第 2 図 に=3 F−−Lのt=r=hこみ符号の相すイ支状
図第 3 図 スタック(1−1) 7ル丁リス゛ム 送4ga+リ −00/l Of
0fWa系列=Of if 00 01
第 4 旧 スタッファルゴリ入°ムとパスメトリッ7の宮十算l/
ベル番号(L)l 2 3
4 5Numberjn8q則c Ex te
n5LonズLellJ第 7 閃 メトリックバージン’)” (metr/CP9n3)
レペV+ 2 3
4 5−一一一一 斤号器入力 1 躬 8 図 に=3r−hのたたみこat子号/1trellL5[
i6しX ル l
2父a示列 ot o。 第 9 8石 閂LE>’ffにあ1すbメトリラフの言’r算(1)
しくrし 1
296 %列 ot ot第10図 MLfx法にお1するメトリッ7の計算(2)第12
圓 45g7 13 Eb/No(cL13) のtt88千r笥のしし阜又
2)の構成例1図2はたたみ込み符号の樹枝状図、図3
はスタックアルゴリズムを示す図、図4はスタックアル
ゴリズムとパスメトリックの計算金示す図1図5はスタ
ック内の節点の変化を示す図、図6はす/バリフグ規則
とエクステン7ン規則を示す図1図7はメ) IJラッ
クージングと示す図。 図8はたたみ込み符号のトレリス図1図9と図10はM
LE法におけるメトリック計算を示す図1図11はバス
メl−IJランク算回路1図12はMLE法における省
略を示す図1図13は計算時間の比較を示す図1図14
は復号誤9率を示す図である。 第 1 図 第 2 図 に=3 F−−Lのt=r=hこみ符号の相すイ支状
図第 3 図 スタック(1−1) 7ル丁リス゛ム 送4ga+リ −00/l Of
0fWa系列=Of if 00 01
第 4 旧 スタッファルゴリ入°ムとパスメトリッ7の宮十算l/
ベル番号(L)l 2 3
4 5Numberjn8q則c Ex te
n5LonズLellJ第 7 閃 メトリックバージン’)” (metr/CP9n3)
レペV+ 2 3
4 5−一一一一 斤号器入力 1 躬 8 図 に=3r−hのたたみこat子号/1trellL5[
i6しX ル l
2父a示列 ot o。 第 9 8石 閂LE>’ffにあ1すbメトリラフの言’r算(1)
しくrし 1
296 %列 ot ot第10図 MLfx法にお1するメトリッ7の計算(2)第12
圓 45g7 13 Eb/No(cL13) のtt88千r笥のしし阜又
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 たたみ込み符号とスタツクアルゴリズムによる逐次復号
法との組み合せからなる逐次復号誤り訂正方式において
、 受信信号系列に従つて参照する樹枝状符号系列を伸長す
る際に、該伸長を複数レベルの節点に対して行い、該節
点と受信信号系列との尤度算出を行うことを特徴とする
逐次復号誤り訂正方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60244105A JPS62105531A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | 逐次復号誤り訂正方式 |
US06/921,517 US4797887A (en) | 1985-11-01 | 1986-10-22 | Sequential decoding method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60244105A JPS62105531A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | 逐次復号誤り訂正方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62105531A true JPS62105531A (ja) | 1987-05-16 |
Family
ID=17113825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60244105A Pending JPS62105531A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | 逐次復号誤り訂正方式 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4797887A (ja) |
JP (1) | JPS62105531A (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4998253A (en) * | 1988-03-11 | 1991-03-05 | Kokusai Denshin Denwa Co., Ltd. | Syndrome sequential decoder |
US4979175A (en) * | 1988-07-05 | 1990-12-18 | Motorola, Inc. | State metric memory arrangement for a viterbi decoder |
EP0406507B1 (en) * | 1989-07-07 | 1994-06-01 | International Business Machines Corporation | Block coding scheme for fractional-bit transmission |
US5136593A (en) * | 1989-10-30 | 1992-08-04 | Carnegie-Mellon University | Apparatus and method for fixed delay tree search |
US5185747A (en) * | 1989-11-29 | 1993-02-09 | Technophone Ltd. | Data symbol estimation |
FR2660503B1 (fr) * | 1990-03-30 | 1992-06-05 | Alcatel Transmission | Procede et dispositif de decodage sequentiel d'un train numerique code par un code correcteur d'erreurs de type convolutif. |
US5375129A (en) * | 1990-07-19 | 1994-12-20 | Technophone Limited | Maximum likelihood sequence detector |
KR930004862B1 (ko) * | 1990-12-17 | 1993-06-09 | 삼성전자 주식회사 | 상태 평가량 기억장치 |
US5502735A (en) * | 1991-07-16 | 1996-03-26 | Nokia Mobile Phones (U.K.) Limited | Maximum likelihood sequence detector |
EP0656712A1 (en) * | 1993-11-16 | 1995-06-07 | AT&T Corp. | Viterbi equaliser using variable length tracebacks |
US5490178A (en) * | 1993-11-16 | 1996-02-06 | At&T Corp. | Power and time saving initial tracebacks |
US5533065A (en) * | 1993-12-28 | 1996-07-02 | At&T Corp. | Decreasing length tracebacks |
US5742619A (en) * | 1996-07-11 | 1998-04-21 | Ericsson Inc. | Method and apparatus for concatenated coding of mobile radio signals |
JPH1141115A (ja) * | 1997-07-23 | 1999-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | ディジタルデータ復調装置 |
US6490327B1 (en) * | 1998-12-30 | 2002-12-03 | Ericsson Inc. | System and method for self-adaptive maximum likelihood sequence detection using a T-algorithm |
DE19860531C1 (de) * | 1998-12-30 | 2000-08-10 | Univ Muenchen Tech | Verfahren zur Übertragung codierter digitaler Signale |
US6484285B1 (en) * | 2000-02-07 | 2002-11-19 | Ericsson, Inc. | Tailbiting decoder and method |
KR20050039873A (ko) * | 2002-09-11 | 2005-04-29 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 가변-길이 소프트-입력 코드워드 시퀀스를 소스 디코딩하는방법 및 디바이스 |
GB2448370B (en) * | 2007-04-14 | 2012-09-05 | Jds Uniphase Corp | Method of decoding a bit sequence, network element apparatus and PDU specification toolkit |
US9063916B2 (en) * | 2013-02-27 | 2015-06-23 | Oracle International Corporation | Compact encoding of node locations |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4539684A (en) * | 1983-01-07 | 1985-09-03 | Motorola, Inc. | Automatic frame synchronization recovery utilizing a sequential decoder |
US4677625A (en) * | 1985-03-01 | 1987-06-30 | Paradyne Corporation | Distributed trellis encoder |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP60244105A patent/JPS62105531A/ja active Pending
-
1986
- 1986-10-22 US US06/921,517 patent/US4797887A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4797887A (en) | 1989-01-10 |
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