JPS62100121A

JPS62100121A - デイジタルリレ−の表示方式

Info

Publication number: JPS62100121A
Application number: JP60238227A
Authority: JP
Inventors: 徳男江村; 雅靖竹内; 豊原　生次
Original assignee: Nissin Electric Co Ltd
Current assignee: Nissin Electric Co Ltd
Priority date: 1985-10-24
Filing date: 1985-10-24
Publication date: 1987-05-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明はディジタルリレーの表示方式に関し、ざらに
詳細にいえば、マイクロコンピュータを使用したディジ
タルリレーにおいて、運用整定値の確認が簡単に行なえ
、しかも整定値の変更が誤りなく簡単に行なえるディジ
タルリレーの表示方式〈従来の技術、および発明が解決
しようとする問題点〉電力系統の保護リレーとして、アナログ方式のものから
、演算能力を有するマイクロコンピュータを応用したデ
ィジタル方式のものに変換することにより、新たな保護
性能を付加し、より複雑な動作の遂行を可能とすること
ができるようにしたものが提供されている。この場合に
おいて、１台のマイクロコンピュータにより多くの保護
機能を実現することができる。

例えば送電線の保護リレーを考えてみれば、地絡保護用
に６４．６７Ｇ、６７ＧＴ　１短絡保護用に５１３．４
４８０゜４４ＳＸ２，４４ＳＸ１，４４ＳＴ２，４４Ｓ
Ｔ１等多種類のリレーの組合わせで送電線保護システム
が構成されているが、ディジタル化すれば、１台のマイ
クロコンピュータでプログラムの組合せにより簡単に上
記リレーの機能を実現することができる。そして、マイ
クロコンピュータによりリレーの機能を実現した場合、
リレー整定に関しても、従来のアナログリレーの場合の
整定タップ方式ではスペースファクタが非常に悪くなる
ため、一括集中整定方式が考えられている。

第３図は一括集中整定方式を採用したディジタルリレー
の表示方式の従来例を示す図である。

図において（２１）はリレーの動作を表示する動作表示
部であり、上記リレー６４．６７Ｇ・・・４４ＳＴ１等
の動作を、対応するＬＥＤを点灯させることにより表示
する。

リレーの整定に関しては、（２２ａ）　（２２ｂ）がリ
レーの整定値を表示する数字表示部でおり、（２３）が
整定値を設定するためのテンキーであり、（２３ａ）が
書込みキーであり、（２３ｂ）が運用開始キーであり、
（２４）がリレー選択キーである。

これらについて説明すると、リレー選択キー（２４）を
操作してリレー要素の１つを選択することにより、数字
表示部（２２ａ）に当該リレー要素の現在の運用整定値
を表示する。

そして、整定値を変更する場合には、テンキー（２３）
を操作することにより、新たな整定値を数字表示部（２
２ｂ）に表示させ、次いで占込みキー（２３ａ）を操作
することにより、新たな整定値が妥当であることを条件
として、上記数字表示部（２２ｂ）における表示値を、
数字表示部（２２ａ）に、現在の運用整定値に代えて表
示させる。ここで整定値が妥当であるとは、整定範囲、
整定ステップ等を逸脱していないことを意味し、上記新
たな整定値が妥当でない場合には、図示しないＬＥＤ表
示等によりその旨を報知し、再度テンキー（２３）の操
作を行なって整定値を入力すべきことを促す。

伯のリレー要素の整定値の変更については、リレー選択
キー（２４）を操作することにより所望のリレー要素を
選択し、その後上記手順と同様にして整定値の変更を行
なう。

以上のようにして必要な整定値の変更を行なった後は、
運用開始キー（２３ｂ）を操作することにより、変更後
の整定値での運用を行なうことができる。

しかし、上記従来例においては、リレー要素に対応させ
てリレー選択キー（２４）を取付けているため、リレー
要素の数が増加するとリレー選択キー（２４）の数も増
加し、入力誤操作の可能性が高くなるという問題を有し
ている。また、保護方式によってリレー要素数が大幅に
異なるので、汎用化、標準化が困難であるという問題を
も有している。

この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
入力誤操作の可能性を低くし、しかも汎用化、標準化を
簡単に達成することができるディジタルリレーの表示方
式を提供することを目的としている。

く問題点を解決するための手段、および作用〉上記の目
的を達成するための、この発明のディジタルリレーの表
示方式は、動作表示器と、文字ディスプレイと、ファン
クションキーと、テンキーとを有し、系統事故時等に動
作したリレーを動作表示器により表示し、リレーの現在
の運用整定値の表示、整定値変更に際しての整定範囲、
整定ステップ、テンキー操作を行なって設定される整定
データの表示等を文字ディスプレイにより行ない、整定
変更時等に用いるファンクションキーの機能をも文字デ
ィスプレイにより表示するものである。

文字ディスプレイは１つの画面に多くの情報量を表示で
きるため、リレーの整定値に関しても１画面に多くのリ
レー要素を表示することができる。

したがって、整定値間の相対的な関係（例えば、距離リ
レー４４Ｓの１段要素４４３Ｘ１．２段要素４４ＳＸ２
の整定値間には通常４４ＳＸ１　＜４４ＳＸ２の関係が
ある。

或はタイマ要素には時限協調上の大小関係がある）を容
易に確認できる。

また、整定値変更時にも、整定変更するリレー要素の整
定範囲、整定ステップ等をファンクションキー操作によ
り表示させ、これを参照しながらテンキー操作によりリ
レー整定値を設定でき、入力誤操作が防止できることに
なる。

ざらに、上記文字ディスプレイにより系統電圧、電流、
電力等の計測データ、系統事故時の電圧、電流、事故点
標定値等の事故情報データ、操作手順、系統スケルトン
、しゃ断器状態等の表示をも行なうようにすれば、一層
操作性を向上ざぜることができる。

これらの表示内容は全てマイクロコンピュータのプログ
ラムで対応できるため、ハードウェアの汎用化、標準化
を図ることもできる。

〈実施例〉以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。

第１図は表示部の一実施例を示す概略図であり、ディジ
タルリレー整定部（１）の上部所定位置に、ＬＥＤから
なる動作表示器（２）を取付け、動作表示器（２）のや
や下方に液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等か
らなる文字ディスプレイ（３）を取付け、文字ディスプ
レイ（３）のやや下方にファンクションキー（４）を取
付け、最下部にテンキー（５）を取付けている。

さらに詳細に説明すると、上記動作表示器（２）は、Ｌ
ＥＤを点灯させることにより動作リレーを表示するもの
であり、上記文字ディスプレイ（３）は、リレー要素、
整定値、整定範囲、整定ステップ、系統運転時の計測デ
ータ、系統事故時のデータ、操作手順、系統スケルトン
、しゃ断器状態等を表示するものでおり、上記ファンク
ションキー（４）は、リレー要素の選択、計測データ表
示状態の選択、系統事故時のデータ表示状態の選択、操
作手順表示状態の選択、系統スケルトン表示状態の選択
、断路器状態を表示する状態の選択等を行なうものであ
り、上記ファンクションキー（４）の機能は上記文字デ
ィスプレイ（３）に表示される。上記テンキー（５）は
、整定値の設定等の数値入力を行なうものである。

第２図はディジタルリレーを制御するための構成の一実
施例を示すブロック図でおる。

（６ａ）　（６ｂ）・・・はメモリであり、それぞれ系
統に含まれるリレー要素、各リレー要素の整定値、各リ
レー要素の整定範囲、整定ステップ、操作手順、系統ス
ケルトン等を記憶している。そして、ファンクションキ
ー（４）からの制御信号を上記メモリ（６ａ）　（６ｂ
）・・・への書込み、および読出しを制御する書込み制
御手段（７）、読出し制御手段（８）に印加して、キー
の種類に対応させてアクセスするメモリグループを、キ
ーの操作回数に対応させて各メモリグループ中のアクセ
スデータをそれぞれ選択することができるようにしてい
る。また、上記テンキー（５）からの数値入力信号を上
記書込み制御手段（７）に印加することにより、所定の
メモリエリアに数値（整定値等）を書込むことができる
ようにしているとともに、読出し制御手段（８）からの
読出し信号を文字ディスプレイ（３）に印加し、読出し
データ（リレー要素表示データ、リレー整定値表示デー
タ、整定範囲、整定ステップ表示データ、操作手順表示
データ等）を文字ディスプレイ（３）により表示できる
ようにしている。

ざらにリレーの動作情報、系統の電圧、電流等を検出す
る検出手段（１３）からの検出信号を上記メモリ（６ａ
）（６ｂ）・・・とは別のメモ１月９）に、書込み制御
手段００により書込み、メモリ（９）の内容を読出し制
御手段（１２）により読出して文字ディスプレイ（３）
に印加するとともに、判別手段（１１）に印加し、判別
信号を動作表示器（２）に印加し、動作リレーを、動作
表示器（２）のＬＥＤ点灯制御によりにより表示し、系
統運転時の電圧、電流等の計測データを文字ディスプレ
イ（３）により表示することができるようにしている。

以上の構成であれば、整定値の変更を行なう場合には、
ファンクションキー（４）を操作することにより所望の
リレー要素を文字ディスプレイ（３）に表示させるとと
もに、整定値をも文字ディスプレイ（３）に表示させ、
この状態においてテンキー（５）を操作することにより
新たな整定値を設定すれば、整定値を所望の値に変更す
ることができ、動作表示器（２）のＬＥＤを点灯させる
ことにより動作リレーの表示を行なうことができる。

また、ファンクションキー（４）を操作することにより
、適宜表示項目を選択すれば、整定値の変更操作以外に
、系統事故時のデータ表示（例えば発生時刻、動作リレ
ー、事故電圧、事故電流、事故点標定値等）、常時の系
統電圧、系統電流等の計測値の表示、取扱い、操作手順
等のガイダンスの表示、系統スケルトン、しゃ断器状態
等の表示、リレー試験時のリレーの強制動作復帰操作、
リレー動作時間、タイマ動作時間の表示等を行なうこと
ができる。

そして、上記動作については、保護方式が異なる場合で
あっても、メモリの記憶エリアの配分、判別等のプログ
ラムのモディフアイ等により簡単に対処することができ
、汎用性を高めることができる。

〈発明の効果〉以上のようにこの発明は、リレー要素等が増加しても操
作キーを増加させることなく構成を簡素化することがで
き、しかも動作表示器、および文字ディスプレイにより
視覚的な確認を確実に行なわせ、誤操作を著しく減少さ
せることができ、ざらには保護方式の変化に対応させて
整定等を簡単に変更させることができ、汎用化、標準化
を簡単に達成することができるという特有の効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は表示部の一実施例を示す概略図、第２図はディ
ジタルリレーを制御するための構成の一実施例を示すブ
ロック図、第３図は表示部の従来例を示す概略図。

Claims

【特許請求の範囲】１、マイクロコンピュータを使用するディジタルリレーにおいて、動作表示器と、文字ディスプレイと、ファンクションキーと、テンキーとを有し、動作リレーを動作表示器により表示し、リレーの現在の運用整定値の表示、整定値変更に際しての整定範囲、整定ステップ、テンキー操作を行なって設定される整定データの表示等を文字ディスプレイにより行ない、整定変更時等に用いるファンクションキーの機能をも文字ディスプレイにより表示することを特徴とするディジタルリレーの表示方式。２、文字ディスプレイにより系統電圧、電流、電力等の計測データ、系統事故時の電圧、電流、事故点標定値等の事故情報データ、操作手順、系統スケルトン、しゃ断器状態等の表示をも行なう上記特許請求の範囲第１項記載のディジタルリレーの表示方式。