JPS6199289A - 避雷器 - Google Patents

避雷器

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JPS6199289A
JPS6199289A JP21991084A JP21991084A JPS6199289A JP S6199289 A JPS6199289 A JP S6199289A JP 21991084 A JP21991084 A JP 21991084A JP 21991084 A JP21991084 A JP 21991084A JP S6199289 A JPS6199289 A JP S6199289A
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JP
Japan
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block
lightning arrester
element unit
insulating
voltage
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Pending
Application number
JP21991084A
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English (en)
Inventor
菅 雅弘
竹科 隆夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、電圧電流非直線性のすぐれた非直線抵抗体を
用いた直列ギャップのない避雷器に係り。
特に電位分布の制御方法を改善した避雷器に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 避雷器に用いられる非直線抵抗体としては、たとえば酸
化亜鉛を主成分とし、その他いくつかの金属酸化物を添
加した原料を成形・焼成して得られる酸化亜鉛バリスタ
がある。この素子は比較的低い電圧がかかつている場合
には絶縁物であって、商用周波交流電圧がかかった場合
には一般に容量分電流の方が抵抗分電流より大きく、比
誘電率が500〜1000の誘電体としてふるまう。−
万雷サージ等の高い電圧がかかると電流が急増し、低抵
抗体となって過電圧のエネルギーを吸収し過電圧を抑制
する。
この種の避雷器の常時運転状態にあっては直列ギャップ
がないために素子に常時電圧がかかっているが、その電
圧は通常素子の異常発熱を避けるため低く設計されるの
で、この場合素子は上記の如き誘電体としてふるまう。
避雷器の定格電圧に応じて上記素子を多数積層していく
と、素子から大地への浮遊静電容量の影響により素子1
枚毎の分担電圧に不均一性が生じ、高電圧側に配置され
た素子程分担電圧が大きくなる。
ところで、上記素子に電圧を長期間かけておくと抵抗弁
漏れ電流が徐々に増え、この発熱によりて温度上昇をき
たす。この素子抵抗弁漏れ電流に対しては通常の半導体
と同様抵抗一温度特性が負なのでついには発熱と放熱の
バランスがくずれ熱暴走:二よって破壊する。この素子
の寿命は素子にかかる電圧が高い程短かいことが知られ
ており、更に避雷器の実フィールドにおける必要寿命を
考慮しなければならず、素子に対し常時かけ得る電圧に
は上限がある。従って何らかの電位分布均一化手段が必
要である。
電位分布不均一の程度は素子自身の静電容量(Co)と
素子から大地への浮遊静電容!(Cs)の比Cs/Go
に依存しており、Cs/Soが大きい程電位分布は不均
一になる。そして避雷器容器が接地金属タンクで構成さ
れるタンク形避雷器や、素子の積層枚数の多い高電圧避
雷器程電位分布の不均一性が大きくなる。
従来この種の避雷器としては次のような構成のものが実
用化されている。即ち高圧導体を絶縁支持する絶縁スペ
ーサと金属端板で上・下開口部を閉塞される接地金属タ
ンク内に、高気圧絶縁ガスが封入されるとともにコンデ
ンサ筒及びこのコンデンサ筒内に収納支持された避雷器
要素を収納配置している。そしてこの避雷器要素の高圧
側を高圧導体に、また接地側を金属端板に接続している
■ 避雷器要素は非直線抵抗素子を複数個積み重ねた   
 1直列接続体“ニして構成される。コンデンサ筒は絶
縁筒の中に多数の箔電極を埋め込み、それらのラップ部
分に静電容量を形成するとともに、高圧側から低圧■リ
ヘ向けてその静電容量を徐々に小さくすることにより大
地電位への浮遊静電容量の影響を補償して均一な電位分
布を実現している。
この構成によれば、避雷器要素の積み重ね方向に沿って
均一な電位分布が実現されるものの、コンデンサ筒に常
時電圧が課電されるのでこのコンデンサ筒に極めて高い
信頼性が要求され、大変高価なものとなる。また高電圧
になる程コンデンサ筒の高圧側静電容量が大きくなるた
め装置が大形化し、製造に高度の技術を要するという問
題があった。
[発明の目的] 本発明は、上記欠点をなくすためになされたものでコン
デンサ筒を、用いることなく、高電圧定格に適用でき、
またタンク形であっても避雷器要素の長さ方向に沿った
電位分布を実質的に均一化しうる避雷器を得ることを目
的とするものである。
[発明の概要] 上記目的を達成するために本発明によれば、複数の非直
線抵抗体を積み重ねて形成した素子単位ブロックを高誘
電材料の絶縁板を介して複数個積層したブロック柱を2
個並置し、この2個のブロック柱のうち、第1のブロッ
ク柱に罵する第1の素子単位ブロックの最上部に位置す
る素子上面と、第2のブロック柱に属する素子単位ブロ
ックにおける前記第1の素子単位ブロックと隣接する第
2の素子単位ブロックの最下部に位置する素子下面とを
導電板で接続することにより素子単位ブロックに前記高
誘電材料の絶縁板が並列に接続された並列接続体を形成
し、この並列接続体が順次直列接続されるように導電板
により第1及び第2のブロック柱の素子単位ブロック間
を導電板で接続している。
以下本発明の一実施例を第1図乃至第3図を参照して説
明する。第1図は、本発明の避雷器に使用される全体符
号1で示した避雷器要素の構成図で、第2図は第1図の
■−■線矢視図である。酸化亜鉛を主成分とする非直線
抵抗素子を積み重ねて(実施例では3枚)素子単位ブロ
ック2を形成する。この素子単位ブロック2を複数個、
絶縁板3を介して積み上げてブロック柱4及び5を形成
する。図示実圧例に於ては、ブロック柱4では素子単位
ブロック2を3個、またブロック柱5では素子単位ブロ
ック2を4個積み上げて夫々のブロック柱を形成してい
る。両ブロック柱4,5の全体長さを調整するため、ブ
ロック柱4の上・下部分に金uガイド10,1”1を配
置する。このように全体長さを同一にした各ブロック柱
4,5を並置し、その両端に、共通の金属板6.7を当
てかう。そして両金属板6.7間を絶縁ロッド8及びナ
ツト9により締付は一体化する。而して両ブロック柱4
と5の各素子単位ブロック2相互は図示したように千鳥
状に配置されるが、これら各素子単位ブロック2は電気
的に直列に接続される。
即ちブロック柱5の下部に位置した素子単位プロ、  
  ツク(説明上2−Aとする)における最上部素子上
面と、ブロック柱4の下部に位置した素子単位ブロック
(2−Bとする)における最下部素子下面とを導電板1
2Aで接続する。素子単位ブロック2−8の上部素子上
面と、前記素子単位ブロック2−Aの上の素子単位ブロ
ックにおける下部素子下面間を導電板12Bで接続する
。同様に順次両ブロック柱4.5の各単位素子ブロック
間を導電板12で接続することにより全ての各単位素子
ブロック2が金属板6,7間に直列に接続されることに
なる。
第3図は前記導電板12の具体的構造を示す平面図(a
 )並びに側面図(b)であり、素子と絶縁板3間に挟
持される挟持部120と、この挟持部120間を連結す
る接続部121で形成されている。
一方絶縁板3は高誘電率材料で製作されており、例えば
比誘電率が100〜200である酸化チタンを主成分と
したセラミックスを用いることができる。
尚、上記実施例では素子と同様の、円板状の絶縁板を用
いたものにつき説明したが、第1図と同一部品に同符号
を記した第4図及び第5図に示したように、一方のブロ
ック柱4の素子単位ブロック2−Bを連通する穴130
を有する絶縁板13を用いるようにしてもよい。このと
き他方のブロック柱5に於いては素子単位ブロック2−
Aの端部に絶縁板13が位置するように使用される。
次。に上述の様にして構成された本発明の避雷器の作用
について説明する。第6図は本発明の避雷器に用いる第
1図に示した避雷器要素1の電気的等価回路を示してい
る。これから、素子単位ブロック2の自己静電容量が、
非直線抵抗素子のみの静電容量から、さらにそれに絶縁
板3の静電容量を加えたものに増加しているのがわかる
。第4図の実施例に於いても同様である。この効果を以
下定量的に説明してみる。
今、第7図に示す様に、避雷器要素1の単位長さ当たり
の自己静電容ωをC(pF/s++) 、単位長さ当た
りの大地電位との浮遊静電容量をCs(pF/a)であ
る場合を考える。
これに対する電位分布■(×)は次式となることが知ら
れている。
E (x )はX−0k、おいて最大となり、そのII
Emaxは、 Emax=V  − 0taoh(KL) 平均電位傾度Eave−Vo/fであるから過電圧係数
η=l:max/Eaveは、 今、非−線抵抗素子の直径を76In!n、i電率を1
000、素子ブロック柱の長さを2000mとする。こ
れはおよそ275kV系統に適用される避雷器に相当す
る。タンクの径を700 mmとすると、 となる。
そして従来の様に素子を単純に積層した構造では、 である。
これに対し本発明の避雷器の場合、たとえば絶縁板3の
誘電率150.絶縁板3の厚さと単位ブロック2の厚さ
の比を1=10.素子と絶縁板3の径を同じとすると、 となる。
この様に本発明の避雷器によれば従来のη−1,678
からη−1゜293に過電圧倍数が大幅に軽減される。
η−1,293程度であれば高圧側に簡単なシールドを
付加することによりη=1.10程度に押えることが可
能であり、コンデンサ筒を省略することが可能となる。
[発明の効果] 以上説明してきた様に本発明によれば、コンデンサ筒等
の手段を用いることなく、高電圧定格でタンク形であっ
ても簡単な構成で電位分布が均一化でき、安価で信頼性
が高い避雷器を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による避雷器の避雷器要素の
断面図、第2図は第1図の■−■線矢視断面図、第3図
(a )  (b )は第2図の避雷器要素に用いる導
電板の平面図及び側面図、第4図は本発明の他の実施例
による避雷器の避雷器要素の断面図、第5図は第4図の
v−v線矢視断面図、第6図は第1図の避雷器要素の電
気的等価回路を示す図、第7図は避雷器の電位分布計算
回路説明図である。 1・・・避雷器要素、2・・・単位素子ブロック、3・
・・絶縁板、4,5・・・ブロック柱、6,7・・・金
属板、8・・・絶縁ロッド、9・・・ナツト、10.1
1・・・金属製ガイド、12・・・導電板。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 1 図 第2図 第3図 (b)=ノt=

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の非直線抵抗体を積み重ねて形成した素子単
    位ブロックを高誘電材料の絶縁板を介して複数個積層し
    たブロック柱を2個並置し、この2個のブロック柱のう
    ち、第1のブロック柱に属する第1の素子単位ブロック
    の最上部に位置する素子上面と、第2のブロック柱に属
    する素子単位ブロックにおける前記第1の素子単位ブロ
    ックと隣接する第2の素子単位ブロックの最上部に位置
    する素子下面とを導電板で接続することにより素子単位
    ブロックに前記高誘電材料の絶縁板が並列に接続された
    並列接続体を形成し、この並列接続体が順次直列接続さ
    れるように導電板により第1及び第2のブロック柱の素
    子単位ブロック間を導電板で接続して成る避雷器。
  2. (2)絶縁板が酸化チタンを主成分とするセラミックス
    である特許請求の範囲第1項記載の避雷器(3)第1ブ
    ロック柱と第2ブロック柱との絶縁板が一体構成である
    特許請求の範囲第1項記載の避雷器。
JP21991084A 1984-10-19 1984-10-19 避雷器 Pending JPS6199289A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04335812A (ja) * 1991-05-14 1992-11-24 Kubota Corp 移植機
JP2009164361A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Japan Ae Power Systems Corp 避雷器

Cited By (3)

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JP2009164361A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Japan Ae Power Systems Corp 避雷器
KR101522967B1 (ko) * 2008-01-08 2015-05-26 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 피뢰기

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