JPS6196343A - 通気系のウエザ−カバ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、給排気などの通気系の端部に構成されるウ
エザーカバーに関するものである。

〔従来の技術〕

給気系、排気系などの通気系の端部は、通常ウエザーカ
バーが構成されており、このクエザーカパーは通気が効
率良く行われるように形成されている。この通気系は例
えば給気ダクトおよび排気ダクトで構成されるが、従来
これらのダクトは、左右あるいは上下に並列に配設され
ており、通気路が分割されたような構造となっている。

従って、その通気系、つまり給気ダクト、排気ダクトの
端部はその分割構造に適した構造のウェザ−カバーが取
り付けられている（実開昭５７−２４４２４号公報参照
）。この分割構造のような２層管用のウエザーカバーは
。

左右あるいは上下に分割された２つの接続スリーブを有
する構成となっており、その何れか一方が排気ダクト、
残りの他方が給気ダクトとそれぞれ接続されるものであ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のように、従来の通気系のダクトは２本のダクトが
左右あるいは上下に並列に配設された２層管ダクトとな
っており、その端部に装着されるウェザ−カバーは、２
つの分割された接続スリーブを有する構成となっていた
。しかし、２層管ダクトではダクトスペースが大きくな
り、端部のウエザーカバーも複雑なものになってしまう
問題がある。そこで通気系のダクトとして。

口径の異なる２本のダクトを２重に重ねた２重管ダクト
を用いることが考えられているが、このとき上記のよう
な従来のウエザーカバーでは接続することができない。

また、２層管ダクトは通常塩化ビニールなどの可燃性の
材質で形成されており、火気を使用する場所では用いる
ことができないので、鋼板製のダクトを用いる必要があ
るが、この場合、構造が簡単で入手し易すい上記のよう
な２重管ダクトにしなければならず、同様に従来のウェ
ザ−カバーでは接続できないという問題点があった。

この発明は、このような問題点に看目し、口径の異なる
２本のダクトを重ねた２重管ダクトを用いたとき、その
ダクトの端部に装着可能な新規な通気系のウェザ−カバ
ーを提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明の通気系のクエザーカパーは、口径の異なる２
本のダクトを２重に重ねた２重管ダクトの端部を覆うカ
バー本体を有しており、このカバー本体の下部に排出口
が、側面または正面に吸込口がそれぞれ設けられ、かつ
排出通路と吸込通路とを仕切る仕切板が設けられている
。

〔作用〕

カバー本体の下部に設けられた排出口から排気が行われ
、また上記本体の側面または正面に設けられた吸込口か
ら給気が行われる。このカバー本体は２重管ダクトの端
部に装着可能であり、しかも簡単な構成である。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面について説明する。

第１図は、この発明に係るウエザーカバーの側面断面図
を示し、図において、１は口径の異　　　　□なる２本
の給気ダクト２および排気ダクト３を２重に重ねた２重
管ダクトであり、口径の小さいダクトを排気ダクト３と
しである。４はこの２重管ダクト１の端部を覆うように
装着された外側カバー本体、５はこの本体４の下部に設
けられた排出口、６は本体４の左右の側面に設けられた
スリット状の吸込口、７は内側ダクト接続金具である。

上記排気ダクト３と排出口５は連通して排出通路を形成
し、また給気ダクト２と吸込口６は連通して吸込通路を
形成している。そして、これらの排出通路と吸込通路と
は仕切板８によって空気が洩れないように仕切られてい
る。

また、第２図に上記構成のウェザ−カバーの斜視図を示
してあり、図の矢符は通気方向を示したものである。

次に動作を説明すると、排気ダクト３から送られてくる
汚れた空気は排出口５から排出され。

逆に新しい空気は吸込口６から導入され、給気ダクト２
を経て図外の室内へ供給される。

このように、簡単な構成のもので２重管ダクト１の端部
に取り付けることができ、火気のある場所での使用のた
め耐熱性のダクト、例えば鋼板製の２重管ダクトを用い
た場合でも適用することができ、この場合には、外側カ
バー本体４および仕切板８を耐熱性材料で形成すればよ
り安全なものとなる。

なお、上記実施例では、排出された空気が再び吸込口６
から入って来ないように、カバー本体４の左右の側面に
吸込口６を設けているが−１この吸込口６はカバー本体
４の正面に設けても良い。また、口径の小さいダクトを
排気ダクト３としているが、口径の大きいダクトを排気
ダクトとして構成しても良い。更に、カバー本体４に設
ける吸込口６はスリット状に形成しであるが、雨が直接
入る可能性のある場合には、ギヤジーなどを設けるよう
にすれば良い。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、火気のある場
所での使用のため通気系のダクトを２重管ダクトとした
場合でもその端部に装着することができ、しかも構造が
簡単であり、安価なものにすることができるという効果
が得られる、。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明の一実施例を示す図で、
第１図は側面断面図、第２図は斜視図である。 １・・・・・・・・・２重管ダクト ４・・・・・・・・・外側カバー本体 ５・・・・・・・・・排出口。 ６・・・・・・・・−吸込口 ８・・・・・・・・・仕切板 なお、図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）口径の異なる２本のダクトを２重に重ねた２重管
   ダクトの端部を覆うカバー本体を有し、このカバー本体
   の下部に排出口を設けると共に、側面または正面に吸込
   口を設け、かつ排出通路と吸込通路とを仕切る仕切板を
   設けたことを特徴とする通気系のウエザーカバー。
2. （２）カバー本体および仕切板は、耐熱性材料で形成し
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の通気系
   のウエザーカバー。