JPS6195908A - 熱可塑性合成樹脂製棒状体の製造方法 - Google Patents
熱可塑性合成樹脂製棒状体の製造方法Info
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- JPS6195908A JPS6195908A JP22022484A JP22022484A JPS6195908A JP S6195908 A JPS6195908 A JP S6195908A JP 22022484 A JP22022484 A JP 22022484A JP 22022484 A JP22022484 A JP 22022484A JP S6195908 A JPS6195908 A JP S6195908A
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- Japan
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- resin material
- rod
- molten resin
- mold
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、熱可塑性合成樹脂製棒状体の製造方法に関す
る。
る。
(従来の技術)
射出成形などの成形手段で得られる熱可塑性合成樹脂成
形品には8合成樹脂が固化する際の温度変化による体積
収縮により内部に巣が発生したり表面に引けが発生する
。これら巣や引けは成形品の強度の低下1寸法精度の低
下の原因となる。これら巣や引けは樹脂に充填剤を添加
して樹脂の固化時の体積収縮を極少にすることにより緩
和し得るが、ゼロにはならない。
形品には8合成樹脂が固化する際の温度変化による体積
収縮により内部に巣が発生したり表面に引けが発生する
。これら巣や引けは成形品の強度の低下1寸法精度の低
下の原因となる。これら巣や引けは樹脂に充填剤を添加
して樹脂の固化時の体積収縮を極少にすることにより緩
和し得るが、ゼロにはならない。
このような問題を解消するために、特公昭35−176
79号公報には、第6図に示すように、一定断面を有す
る棒状体成形用キャビティ 101内へ溶融材料200
をピストン102で加圧しつつ注入し、この溶融材料2
00をその先端から順次冷却させてゆく方法が開示され
ている。しかしながら、この方法は一定断面を有する棒
状体のみが製造されるにすぎない。しかも、棒状体成形
品を金型キャビティ101から取り出すには、金型10
0を成形機103から取りはずさねばならないため、そ
の作業が繁雑で生産性に劣る。
79号公報には、第6図に示すように、一定断面を有す
る棒状体成形用キャビティ 101内へ溶融材料200
をピストン102で加圧しつつ注入し、この溶融材料2
00をその先端から順次冷却させてゆく方法が開示され
ている。しかしながら、この方法は一定断面を有する棒
状体のみが製造されるにすぎない。しかも、棒状体成形
品を金型キャビティ101から取り出すには、金型10
0を成形機103から取りはずさねばならないため、そ
の作業が繁雑で生産性に劣る。
他方、厚肉成形品の成形法としては、フローモールディ
ング法が知られているが、成形品を取り出すために、ノ
ズルを金型から離したり、金型を開放する操作が必要な
ため、同じく、生産性に劣る。
ング法が知られているが、成形品を取り出すために、ノ
ズルを金型から離したり、金型を開放する操作が必要な
ため、同じく、生産性に劣る。
上記問題点を解消するため、溶融樹脂材を加圧しつつ金
型内へ注入充填し、樹脂を冷却固化させた後、得られた
成形品を後続の溶融樹脂材で加圧しつつ金型から系外へ
排出させる方法が提案されている。しかしながら、この
方法では、冷却固化した成形品を排出させる際に、成形
品が後続溶融樹脂により加圧・圧縮されるため金型キャ
ビテイ壁面に圧接される。それゆえ、成形品が容易に排
出されない。
型内へ注入充填し、樹脂を冷却固化させた後、得られた
成形品を後続の溶融樹脂材で加圧しつつ金型から系外へ
排出させる方法が提案されている。しかしながら、この
方法では、冷却固化した成形品を排出させる際に、成形
品が後続溶融樹脂により加圧・圧縮されるため金型キャ
ビテイ壁面に圧接される。それゆえ、成形品が容易に排
出されない。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は上記従来技術の問題点を解決するものであり、
その目的は、成形品内部あるいは表面に巣や引けの発生
を極少にし強度および寸法精度に優れた熱可塑性合成樹
脂製棒状体の製造方法を提供することにある。本発明の
他の目的は、成形品の脱型が容易で生産性に優れた熱可
塑性合成樹脂製棒状体の製造方法を提供することにある
。
その目的は、成形品内部あるいは表面に巣や引けの発生
を極少にし強度および寸法精度に優れた熱可塑性合成樹
脂製棒状体の製造方法を提供することにある。本発明の
他の目的は、成形品の脱型が容易で生産性に優れた熱可
塑性合成樹脂製棒状体の製造方法を提供することにある
。
(問題点を解決するための手段)
本発明の熱可塑性合成樹脂製棒状体の製造方法は、(1
)成形樹脂材を加熱溶融し溶融樹脂材を得る工程、(2
)該溶融樹脂材を融点以上の温度に保持する工程、(3
)該溶融樹脂材を加圧しつつ棒状体成形・用金型の、樹
脂注入部と棒状体形成部とで構成されるキャビティ部へ
注入充填する工程、(4)該キャビティ部を該樹脂材の
融点未満の温度に冷却保持し該樹脂材を固化する工程、
(5)該キャビティ部にて形成される所望形状の棒状体
成形品を、後続の溶融樹脂材で加圧しつつ該キャビティ
部から系外へ排出する工程を包含し、そのことにより上
記目的が達成される。
)成形樹脂材を加熱溶融し溶融樹脂材を得る工程、(2
)該溶融樹脂材を融点以上の温度に保持する工程、(3
)該溶融樹脂材を加圧しつつ棒状体成形・用金型の、樹
脂注入部と棒状体形成部とで構成されるキャビティ部へ
注入充填する工程、(4)該キャビティ部を該樹脂材の
融点未満の温度に冷却保持し該樹脂材を固化する工程、
(5)該キャビティ部にて形成される所望形状の棒状体
成形品を、後続の溶融樹脂材で加圧しつつ該キャビティ
部から系外へ排出する工程を包含し、そのことにより上
記目的が達成される。
(実施例)
以下に本発明を実施例について述べる。
本発明の製造方法を具体化する成形装置の一例を第1図
に示す。成形装置1は、押出機11と、この押出機11
の先端部に気液密状に係合されるジヨイント部12と、
このジヨイント部12に気液密状に係合される棒状体成
形用金型13とを有する。ジヨイント部12にはヒータ
ーなどの加熱手段121が設けられている。金型13に
は加熱手段131および冷却手段132が設けられてい
る。これら加熱手段131および冷却手段132は金型
13の周囲および/もしくは内部に設けられた各々が独
立した複数対のヒーターおよび冷却水循環管などで構成
される。
に示す。成形装置1は、押出機11と、この押出機11
の先端部に気液密状に係合されるジヨイント部12と、
このジヨイント部12に気液密状に係合される棒状体成
形用金型13とを有する。ジヨイント部12にはヒータ
ーなどの加熱手段121が設けられている。金型13に
は加熱手段131および冷却手段132が設けられてい
る。これら加熱手段131および冷却手段132は金型
13の周囲および/もしくは内部に設けられた各々が独
立した複数対のヒーターおよび冷却水循環管などで構成
される。
押出機11としては9例えば−軸押出機あるいは二軸押
出機などの9通常、樹脂成形に用いられる押出機が使用
される。この押出機11のシリンダ一部111は、加熱
手段により成形樹脂材2の融点温度以上に加熱される。
出機などの9通常、樹脂成形に用いられる押出機が使用
される。この押出機11のシリンダ一部111は、加熱
手段により成形樹脂材2の融点温度以上に加熱される。
したがって、樹脂材2はシリンダ一部111内のスクリ
ュー112にて混練され溶融される。押出機11の押出
圧は、使用される樹脂材2の性質および製造される棒状
体成形品20の形状などから適宜決定される。
ュー112にて混練され溶融される。押出機11の押出
圧は、使用される樹脂材2の性質および製造される棒状
体成形品20の形状などから適宜決定される。
ジヨイント部12は、その内部が1例えば1円錐形状の
中空部120を有する。ジヨイント部12の一端開口部
122は押出機11のシリンダ一部111に連結され、
他端開口部123は流出口を構成し金型キャビティ部1
30に連結されている。ジヨイント部12は加熱手段1
21にて樹脂材2の融点以上の温度に保持されている。
中空部120を有する。ジヨイント部12の一端開口部
122は押出機11のシリンダ一部111に連結され、
他端開口部123は流出口を構成し金型キャビティ部1
30に連結されている。ジヨイント部12は加熱手段1
21にて樹脂材2の融点以上の温度に保持されている。
したがって、溶融樹脂材2は中空部120内で固化する
ことなく、常に押出機11の押出圧によって金型キャビ
ティ部130に補充されるため、キャビティ部130に
注入充填された樹脂材2の内部や表面には巣や引けが発
生しにくくなる。
ことなく、常に押出機11の押出圧によって金型キャビ
ティ部130に補充されるため、キャビティ部130に
注入充填された樹脂材2の内部や表面には巣や引けが発
生しにくくなる。
金型キャビティ部130は樹脂注入部133と棒状体形
成部134とでなる。樹脂注入部133の横断面積は1
例えば、第2図(a)〜第2図(C)に示すように。
成部134とでなる。樹脂注入部133の横断面積は1
例えば、第2図(a)〜第2図(C)に示すように。
棒状体形成部134のそれよりも小さく設定されている
0通常、樹脂注入部2133の横断面積は棒状体形成部
134のそれに対して30%〜99%の範囲内に設定さ
れる。冷却固化された成形品20と後続溶融樹脂材2と
の接触面もしくは接触部分137は未だ冷却固化されて
いないため、後続溶融樹脂材の加圧力によりキャビティ
部130壁面に押しやられ圧接する。この圧接現象は、
しかしながら、成形品20の末端部(つまり、接触部分
137)が棒状体形成部134に比較して横断面積の充
分に小さい樹脂注入部133を通過する間に生じるにす
ぎない、そ1 の結果、成形品20のキャビティ
部130内からの排出は極めて容易に行われる。樹脂注
入部133の横断面積が棒状体形成部のそれの30%以
下であると。
0通常、樹脂注入部2133の横断面積は棒状体形成部
134のそれに対して30%〜99%の範囲内に設定さ
れる。冷却固化された成形品20と後続溶融樹脂材2と
の接触面もしくは接触部分137は未だ冷却固化されて
いないため、後続溶融樹脂材の加圧力によりキャビティ
部130壁面に押しやられ圧接する。この圧接現象は、
しかしながら、成形品20の末端部(つまり、接触部分
137)が棒状体形成部134に比較して横断面積の充
分に小さい樹脂注入部133を通過する間に生じるにす
ぎない、そ1 の結果、成形品20のキャビティ
部130内からの排出は極めて容易に行われる。樹脂注
入部133の横断面積が棒状体形成部のそれの30%以
下であると。
押出機11からの溶融樹脂材2の補充が充分に行われな
くなり棒状体成形品20の内部あるいは表面に巣や引け
の生ずるおそれがある。99%を越えると。
くなり棒状体成形品20の内部あるいは表面に巣や引け
の生ずるおそれがある。99%を越えると。
成形品の脱型が困難になる。
また、樹脂注入部133の形状は成形樹脂材2の性質お
よび製造する棒状体成形品20の形状などから適宜決定
される。例えば、第3図(a)に示すように、軸方向に
向かって同一横断面積を有する形状や、第3図(b)に
示すように、押出機11側から棒状体形成部134に向
かって横断面積が漸増するような形状が採用されうる。
よび製造する棒状体成形品20の形状などから適宜決定
される。例えば、第3図(a)に示すように、軸方向に
向かって同一横断面積を有する形状や、第3図(b)に
示すように、押出機11側から棒状体形成部134に向
かって横断面積が漸増するような形状が採用されうる。
それにより、成形品20の脱型がより効果的に行われる
。樹脂注入部133の軸方向長さは、成形品20の脱型
が容易に行われる範囲内で最小限に設定されうる。例え
ば、数鶴に設定される。
。樹脂注入部133の軸方向長さは、成形品20の脱型
が容易に行われる範囲内で最小限に設定されうる。例え
ば、数鶴に設定される。
金型キャビティ部130の他端開口部135は成形品の
脱型口を構成している。この脱型口135には。
脱型口を構成している。この脱型口135には。
例えば、開閉可能なM2B5が設けられ、この葺136
を開放することにより、キャビティ部130内の所望の
棒状体成形品20が後続の溶融樹脂材2により加圧され
系外へ取り出される。この蓋136は図外の適当な動力
手段にて連続的に開閉操作が行われる。キャビティ部1
30内の空気は蓋136の微少な取付間隙から系外へ排
出される。
を開放することにより、キャビティ部130内の所望の
棒状体成形品20が後続の溶融樹脂材2により加圧され
系外へ取り出される。この蓋136は図外の適当な動力
手段にて連続的に開閉操作が行われる。キャビティ部1
30内の空気は蓋136の微少な取付間隙から系外へ排
出される。
金型キャビティ部130は加熱手段131および冷却手
段132により温度制御される。溶融樹脂材2がキャビ
ティ部130に注入充填されたのち、あるいはあらかじ
め冷却手段132により、キャビティ部130は樹脂材
2の融点未満の温度に保持される。
段132により温度制御される。溶融樹脂材2がキャビ
ティ部130に注入充填されたのち、あるいはあらかじ
め冷却手段132により、キャビティ部130は樹脂材
2の融点未満の温度に保持される。
それにより、キャビティ部130内の溶融樹脂材2は冷
却固化される。上記加熱手段131および冷却手段13
2はそれぞれ独立に作動する。それゆえ。
却固化される。上記加熱手段131および冷却手段13
2はそれぞれ独立に作動する。それゆえ。
キャビティ部130は任意の温度分布で制御されうる。
キャビティ部130の温度が押出機11側から脱型口1
35に向かって漸次低くなるように温度勾配を設ければ
、棒状体成形品20の内部や表面に巣や引けが発生する
のを効果的に防止しうる。より好ましくは、キャビティ
部130の棒状体形成部134内の溶融樹脂材2が冷却
固化した後に、樹脂注入部133内の溶融樹脂材2が冷
却固化されるよう温度制御すれば、成形品20の内部や
表面の巣や引けの発生は極少ξなる。上記冷却手段13
2は冷却水の代わりにオイルなども使用されうる。温度
調節は、使用される樹脂材2の性質および製造される棒
状体成形品20の形状・寸法などが適宜法められる。
35に向かって漸次低くなるように温度勾配を設ければ
、棒状体成形品20の内部や表面に巣や引けが発生する
のを効果的に防止しうる。より好ましくは、キャビティ
部130の棒状体形成部134内の溶融樹脂材2が冷却
固化した後に、樹脂注入部133内の溶融樹脂材2が冷
却固化されるよう温度制御すれば、成形品20の内部や
表面の巣や引けの発生は極少ξなる。上記冷却手段13
2は冷却水の代わりにオイルなども使用されうる。温度
調節は、使用される樹脂材2の性質および製造される棒
状体成形品20の形状・寸法などが適宜法められる。
本発明により製造される棒状体成形品20は、その形状
が少なくとも円柱状形状部を有し、金型キャビティ部1
30から一方向に脱型可能な形状であれば任意の形状が
採用され得る。例えば、成形体後方が前方よりも径の大
きな形状の棒状体が成形されうる。また、製造される棒
状体成形品20は。
が少なくとも円柱状形状部を有し、金型キャビティ部1
30から一方向に脱型可能な形状であれば任意の形状が
採用され得る。例えば、成形体後方が前方よりも径の大
きな形状の棒状体が成形されうる。また、製造される棒
状体成形品20は。
キャビティ部樹脂注入部133内で固化した成形品と共
に排出される。排出後、成形品の樹脂注入部分を切断加
工することにより所望の棒状体成形品20が得られる。
に排出される。排出後、成形品の樹脂注入部分を切断加
工することにより所望の棒状体成形品20が得られる。
本発明に用いる成形樹脂材2は、熱可塑性合成樹脂で構
成される。熱可塑性合成樹脂としては。
成される。熱可塑性合成樹脂としては。
例えば、ポリアミド樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、
ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリ
フェニレン樹脂あるいはポリフェニレンスルフィド樹脂
などである。これらの合成樹脂は単一あるいは2種以上
の混合物の形で使用される。また、熱可塑性合成樹脂に
は、充填材として2例えば、ガラス繊維、炭素繊維、ア
ラミド繊維、チタン酸カリウム繊維、アルミナ繊維。
ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリ
フェニレン樹脂あるいはポリフェニレンスルフィド樹脂
などである。これらの合成樹脂は単一あるいは2種以上
の混合物の形で使用される。また、熱可塑性合成樹脂に
は、充填材として2例えば、ガラス繊維、炭素繊維、ア
ラミド繊維、チタン酸カリウム繊維、アルミナ繊維。
ボロン繊維、炭化ケイ素繊維あるいは各種の金属繊維な
ど1通常、熱可塑性樹脂の補強用に使用される既知の繊
維が混入されてもよい。これらの充填材は単一あるいは
2種以上の混合物の形で使用される。また、熱可塑性合
成樹脂には、各種の成形助剤あるいは樹脂改質剤などが
適宜添加されうる。
ど1通常、熱可塑性樹脂の補強用に使用される既知の繊
維が混入されてもよい。これらの充填材は単一あるいは
2種以上の混合物の形で使用される。また、熱可塑性合
成樹脂には、各種の成形助剤あるいは樹脂改質剤などが
適宜添加されうる。
上記成形装置1は1次のように機能する。まず。
押出機11.ジヨイント部12および棒状体成形用金型
13はそれぞれ1例えば、ガスケットやパツキンなどの
シーリング材を介して気液密状に係合される。このとき
、金型13の脱型口135は蓋136により閉じられて
いる。樹脂材2は押出機11に供給されシリンダ一部1
11内のスクリュー112にて混練される。充填材を使
用する場合は、充填材と熱可塑性合成樹脂とが別々に押
出機11に供給されシリンダ一部111内のスクリュー
112にて混練されるか、または、充填材と合成樹脂と
をあらかじめ混練しペレット状に成形したものを押出機
11に供給してもよい。この樹脂材2は押出機シリンダ
一部111内で均一に混練され加熱溶融されてジヨイン
ト部12から金型キャビティ部130へ順次加圧充填さ
れてゆ(。溶融樹脂材2は、ジヨイント部12の加熱手
段121および金型13の加熱手段131により融点以
上の温度に保持されるため1例えば、金型樹脂注入部1
33内で固化して注入部133を塞ぐということばなく
、金型キャビティ部130に常時円滑に供給される。し
たがって、キャビティ部130内の溶融樹脂材2は金型
13の冷却手段132により冷却固化されるまで、常に
加圧された状態にある。
13はそれぞれ1例えば、ガスケットやパツキンなどの
シーリング材を介して気液密状に係合される。このとき
、金型13の脱型口135は蓋136により閉じられて
いる。樹脂材2は押出機11に供給されシリンダ一部1
11内のスクリュー112にて混練される。充填材を使
用する場合は、充填材と熱可塑性合成樹脂とが別々に押
出機11に供給されシリンダ一部111内のスクリュー
112にて混練されるか、または、充填材と合成樹脂と
をあらかじめ混練しペレット状に成形したものを押出機
11に供給してもよい。この樹脂材2は押出機シリンダ
一部111内で均一に混練され加熱溶融されてジヨイン
ト部12から金型キャビティ部130へ順次加圧充填さ
れてゆ(。溶融樹脂材2は、ジヨイント部12の加熱手
段121および金型13の加熱手段131により融点以
上の温度に保持されるため1例えば、金型樹脂注入部1
33内で固化して注入部133を塞ぐということばなく
、金型キャビティ部130に常時円滑に供給される。し
たがって、キャビティ部130内の溶融樹脂材2は金型
13の冷却手段132により冷却固化されるまで、常に
加圧された状態にある。
溶融樹脂材2は金型キャビティ部130に注入充填され
たのち、金型13の冷却手段132により融点未満の温
度に保持され固化される。次いで、金型脱型口135に
設けられた蓋136を開放し、所望の棒状体成形品20
が後続の溶融樹脂材2の押出圧によって金型13から系
外へ排出される。このとき。
たのち、金型13の冷却手段132により融点未満の温
度に保持され固化される。次いで、金型脱型口135に
設けられた蓋136を開放し、所望の棒状体成形品20
が後続の溶融樹脂材2の押出圧によって金型13から系
外へ排出される。このとき。
キャビティ部130の樹脂注入部133の断面積が棒状
体形成部134のそれより小さく設定されているので、
成形品20と後続溶融樹脂材2との接触部分137が棒
状体成形品20のキャビティ部130の壁面に圧接され
る現象は極少化される。それゆえ、棒状体成形品は金型
キャビティ部130から容易に排出される。脱型が終了
した後、脱型口135の蓋136を閉じて1次の溶融樹
脂材2のキャビティ部130内への注入充填に備える。
体形成部134のそれより小さく設定されているので、
成形品20と後続溶融樹脂材2との接触部分137が棒
状体成形品20のキャビティ部130の壁面に圧接され
る現象は極少化される。それゆえ、棒状体成形品は金型
キャビティ部130から容易に排出される。脱型が終了
した後、脱型口135の蓋136を閉じて1次の溶融樹
脂材2のキャビティ部130内への注入充填に備える。
このように、金型13からの成形品の脱型と、樹脂材2
のキャビティ部130への注入充填とが連続的に行われ
るため、生産性が高い。
のキャビティ部130への注入充填とが連続的に行われ
るため、生産性が高い。
去狼斑
上記成形装置1において、第4図に示すように。
D、=φ3fl、[)z=φ9m、D2=φ10顛、D
4=φ14鰭、 L+ = 5 tm、 Lt= 10
0mmおよびL3=lQmに設定した棒状体用金型13
を利用して本発明方法により。
4=φ14鰭、 L+ = 5 tm、 Lt= 10
0mmおよびL3=lQmに設定した棒状体用金型13
を利用して本発明方法により。
第5図に示すような棒状体20を成形した。押出機11
としては、二軸押出機を使用し、その押出圧は130
kg/cJに設定した。樹脂材2としては、ポリアミド
樹脂(宇部興産社製;ナイロン6 1030 B ”)
100重量部に対して、ガラス繊維100重量部の混合
物を使用した。樹脂材2の融点は225℃であった。ジ
ヨイント部12の温度は250℃、そして金型キャビテ
ィ部130の温度を押出機11側から先端に向かって1
50℃〜120℃に漸次低くなるよう設定した。
としては、二軸押出機を使用し、その押出圧は130
kg/cJに設定した。樹脂材2としては、ポリアミド
樹脂(宇部興産社製;ナイロン6 1030 B ”)
100重量部に対して、ガラス繊維100重量部の混合
物を使用した。樹脂材2の融点は225℃であった。ジ
ヨイント部12の温度は250℃、そして金型キャビテ
ィ部130の温度を押出機11側から先端に向かって1
50℃〜120℃に漸次低くなるよう設定した。
得られた棒状体20の縦断面および表面を顕微鏡観察あ
るいは目視観察したところ、巣や引けは全く認められな
かった。また、連続して100本の成形を行ったが、成
形品はすべて容易に脱型された。
るいは目視観察したところ、巣や引けは全く認められな
かった。また、連続して100本の成形を行ったが、成
形品はすべて容易に脱型された。
ル較開
上記実験例に用いた金型において、樹脂注入部133の
口径を棒状体形成部134のそれと同径にしたこと以外
はすべて同様にして棒状体成形品を得た。
口径を棒状体形成部134のそれと同径にしたこと以外
はすべて同様にして棒状体成形品を得た。
得られた成形品の内部あるいは表面には巣や引けは全く
認められなかった。また、連続して100本の成形を行
ったが、途中、しばしば、成形品の脱型が困難となった
。
認められなかった。また、連続して100本の成形を行
ったが、途中、しばしば、成形品の脱型が困難となった
。
(発明の効果)
本発明の製造方法によれば、このように、溶融樹脂材が
常時加圧された状態で金型キャビティ部に供給されるの
で、得られる成形品内部あるいは表面には巣や引けなど
の発生がみられない。それゆえ、その成形品は強度およ
び寸法精度に優れている。しかも、キャビティ部の独自
の形状により。
常時加圧された状態で金型キャビティ部に供給されるの
で、得られる成形品内部あるいは表面には巣や引けなど
の発生がみられない。それゆえ、その成形品は強度およ
び寸法精度に優れている。しかも、キャビティ部の独自
の形状により。
成形品の脱型が容易に行われるため生産性に優れる。金
型を取り替えることにより、任意のあらゆる形状の成形
品をも供給しうる。
型を取り替えることにより、任意のあらゆる形状の成形
品をも供給しうる。
4、 ゛ の ゛なr
第1図は9本発明製造方法を具体化する成形装置の一例
を示す要部断面図、第2図(al〜第2図(C)はそれ
ぞれ上記成形装置の金型キャビティ部の横断面の例を示
す図、第3図(a)および第3図山)はそれぞれ上記金
型キャビティ部の樹脂注入部の例を示す要部断面図、第
4図は本発明の実験例に使用した金型を示す要部断面図
、第5図は上記実験例により得られた棒状体成形品を示
す側面図、第6図は従来の成形装置の一例を示す要部断
面図である。
を示す要部断面図、第2図(al〜第2図(C)はそれ
ぞれ上記成形装置の金型キャビティ部の横断面の例を示
す図、第3図(a)および第3図山)はそれぞれ上記金
型キャビティ部の樹脂注入部の例を示す要部断面図、第
4図は本発明の実験例に使用した金型を示す要部断面図
、第5図は上記実験例により得られた棒状体成形品を示
す側面図、第6図は従来の成形装置の一例を示す要部断
面図である。
1・・・成形装置、2・・・成形樹脂材、11・・・押
出機。
出機。
12・・・ジヨイント部、13・・・棒状体用金型、2
0・・・棒状体成形品、 121.131・・・加熱手
段、130・・・金型キャビティ部、132・・・冷却
手段、133・・・樹脂注入部。
0・・・棒状体成形品、 121.131・・・加熱手
段、130・・・金型キャビティ部、132・・・冷却
手段、133・・・樹脂注入部。
134・・・棒状体形成部。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(1)成形樹脂材を加熱溶融し溶融樹脂材を得る工
程、 (2)該溶融樹脂材を融点以上の温度に保持する工程、 (3)該溶融樹脂材を加圧しつつ棒状体成形用金型の、
樹脂注入部と棒状体形成部とで構成されるキャビティ部
へ注入充填する工程。 (4)該キャビティ部を該樹脂材の融点未満の温度に冷
却保持し該樹脂材を固化する工程。 (5)該キャビティ部にて形成される所望形状の棒状体
成形品を、後続の溶融樹脂材で加圧しつつ該キャビティ
部から系外へ排出する工程 を包含する熱可塑性合成樹脂製棒状体の製造方法。 2、前記金型に各々が独立した複数対の加熱手段と冷却
手段とが配置された特許請求の範囲第1項に記載の製造
方法。 3、前記キャビティ部が温度勾配を有する特許請求の範
囲第1項に記載の製造方法。 4、前記キャビティ部の樹脂注入部内の溶融樹脂材を、
前記棒状体形成部内の溶融樹脂材が冷却固化した後に、
冷却固化させる特許請求の範囲第1項もしくは第3項に
記載の製造方法。 5、前記樹脂注入部の横断面積が前記棒状体形成部の最
小横断面積に対して30%〜99%の範囲内にある特許
請求の範囲第1項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22022484A JPS6195908A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 熱可塑性合成樹脂製棒状体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22022484A JPS6195908A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 熱可塑性合成樹脂製棒状体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6195908A true JPS6195908A (ja) | 1986-05-14 |
JPH0331323B2 JPH0331323B2 (ja) | 1991-05-02 |
Family
ID=16747822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22022484A Granted JPS6195908A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 熱可塑性合成樹脂製棒状体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6195908A (ja) |
-
1984
- 1984-10-18 JP JP22022484A patent/JPS6195908A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0331323B2 (ja) | 1991-05-02 |
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