JPS6195450A - レコ−ド排他制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明はレコード排他制御方式に関し、特に複数のプロ
グラムが同時に同一ファイル上の同一レコードを処理す
ることが可能な計算機システムにおいて、自ブａグラム
が更新しようとしているデータが他プログラムによって
既に更新されているか否かを検知するレコード排他制御
方式に関する。

（従来技術） 従来、複数のプログラムが同時に同一ファイル上の同一
レコードを処理することが可能な計算機システムにおい
ては、プログラムが特定レコードを外部記憶装置から主
記憶装置（メインメモリ）上に読み込む際に、他プログ
ラムから参照されないようにそのレコードに対して鍵を
かけたり（Ｌ−ＯＣＫ）　、または他プログラムから参
照されてもよい場合は鍵をかけない（ＵＮＬＯＣＫ）　
　ようにすることができる。プログラムがレコードをロ
ックして読み込むのは、特に複数のプログラムが同時に
同一フアイル金処理する場合においては、デッドロック
（ＤＥＡＤ　ＬＯＣＫ　）　ｔ−おこす可能性が多いこ
とは衆知である。

それに対して、プログラムがレコードをアンロックで読
み込む場合は、デッドロックの可能性は皆無である。し
たがって複数のプログラムが同時に同一ファイル全処理
している大多数のアプリケージ、ンシステムにおいては
、各プログラムはレコードをアンロックで読む方式を採
用している。

しかしながら、自プログラムが特定のレコードをアンロ
ックで読み、そのレコード全処理している間に、他プロ
グラムがそのレコードの内容を変更し、外部記憶装置に
出力したならば、次に自プログラムがそのレコードの内
容を変更し出力すると、先に他プログラムが変更した内
容（情報）が消失するだけでなく、そのレコードに関わ
りのある他ファイルのデータ内容にまで悪影響を残して
いた。

たとえば、従来のレコード排他制御方式は第３図に示す
ようＫ、主メモリ１０上のプログラム１１とプログラム
１２がファイル１５ａとファイル１５ｂｌ共用されてい
る（ただし、この場合ファイル１５ｂは間接的に共用さ
れているファイル１５ａの関連ファイル）。まず、プロ
グラム１１はファイル１５ａの特定レコードをアンロッ
クで読み込む。

ＣＲＴ　１６　ａのキーボードから内容を変更している
ときに、プログラム１２が同じレコードをロックで読み
込み、ＣＲＴ１６ｂのキーボードからファイル１５ｂの
キー値ｔ−″１″から２″に変更し、ファイル１５ａに
書き戻したとする。このとき、ファイル１５ｂのキー値
″２″のレコードはプログラム１２によシ内容が修正さ
れているものとする。最後にプログラム１１がファイル
１５ａに書き戻すと、ファイル１５ａの中のファイル１
５ｂのキー値は１２″から１″に戻ることになる。ファ
イル１５ｂ　の中のキー値が１２１のレコードはファイ
ル１５ａの中のどのレコードからもチェーンされないと
すると、プログラム１２から変更されたことがわからな
くなってしまう。

このように、従来のレコード排他制御方式はデータの信
ぴょう性が顕しく疑しいものとなる欠点を有していた。

（発明の目的） 本発明は従来のレコード排他制御方式の欠点を除去する
と共に変更前のデータを保存し、変更データを外部記憶
装置に出力する直前で、再びデータをメインメモリ上に
読み込み、保存してあった変更前のデータと比較し、違
いがあればその旨を示し、全く同じであれば変更データ
を外部記憶装置に出力することにより、データの信ぴょ
う性を高めるようにしたレコード排他制御方式を提供す
ることＫある。

（発明の構成） 本発明によれば、複数のプログラムが同時に走行可能な
計算機システムにおいて、複数のプログラムが同時に同
一の外部記憶装置に存在する同一ファイル上のデータを
更新する場合に、自プログラムがある特定レコードの内
容を参照している間に、他プログラムから同じレコード
の内容が変更されたかどうかを判断し、変更されていな
ければ自プａグラムがそのレコードを変更して外部記憶
装置上に出力し、変更されているならば自プログラム側
にレコードの内容が既に他プログラムによシ変更されて
いる旨全示す手段金有するレコード排他制御方式が得ら
れる。

（実施例） 次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図を参照すると、本発明の一実施例は、複数のプロ
グラムが同時に走行可能な計算機システムにおいて、複
数のプログラムが存在する外部記憶装置と、この外部記
憶装置に接続され、各プログラムを持つ主記憶装置２５
と、各メツセージを表示するＣＲＴディスプレイとを含
む。

主記憶装置２５にはレコード保存エリア２１と、レコー
ドＩ１０バッフ丁２２と変更データ保存エリア２３金持
ち、外部記憶装置２４からデータ全貌み込んだり、逆に
外部記憶装置２４に書き込んだりする機能を有し、更に
主記憶装置２５上でのデータを移送したシする機能を有
している。

第２図は本実施例の動作を示す流れ図で、これを参照し
てその動作を説明すると、まず外部記憶装置２４からデ
ータをレコード１１０７１７丁２２に読ミ込む。レコー
ドＩ１０バッファ２２ではレコード保存エリア２１にデ
ータを移送する。次にＣＲＴ２６のキーボードからのデ
ータ変更によりそのデータを変更データ保存エリア２３
に移送する。

再び同じレコードを外部記憶装置２４からレコードＩ１
０バッファ２２に読み込む。レコード保存エリア２１の
内容とレコードＩ１０バッファ２２の内容とが比較され
、全く同一であれば変更データ保存エリア２３に保存し
てあったデータをレコードＩ１０バッファ２２に移送す
る。これＫよりレコードＩ１０バッファ２２の内容は外
部記憶装置２４に書き込まれる。

もし、レコード保存エリア２１の内容とレコードＩ１０
バッファ２２の内容が比較されたときに一致しない場合
は、外部記憶装置２４上のデータは他プログラムにより
既に変更されているため、レコードＩ／Ｑバッファ２２
のデータは外部記憶装置２４上へは書き込まれず、ＣＲ
Ｔ２６の画面上に［データは既に他プログラムにより変
更されている」旨のメツセージ全表示し、操作者に処理
打切または処理続行いずれかを選択させる。

このように本実施例においては他のプログラムにより変
更されたデータに対しその後の処置を操作者に委ねる機
能を持つようＫＬ、データの信ぴょう性をもたせる。

（発明の効果） 本発明は以上説明したように、データ金更新する直前に
再度データを読み込んで、変更前の内容と比較すること
Ｋよりデータの信ぴょう性金損なわないようにする効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す図、第２図は本
発明の一実施例の動作を示す流れ図、第３図は従来の方
式を示す図でちる。 １０・・・・・・主メモリ、１１・・・・・・プログラ
ム、１２・・・・・・プログラム、１５ａ、１５ｂ・・
・・・・ファイル、２１・・・・・・レコード保存エリ
ア、２２・・・・・・レコードＩ／。 バッファ、２３・・・・・・変更データ保存エリア、２
４・・・・・・外部記憶装置、２５・・・・・・主記憶
装置、２６・・・・・・ＣＲＴディスプレイ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のプログラムが同時に走行可能な計算機システムに
   おいて、複数のプログラムが同時に同一の外部記憶装置
   に存在する同一ファイル上のデータを更新する場合に、
   自プログラムがある特定レコードの内容を参照している
   間に、他プログラムから同じレコードの内容が変更され
   たかどうかを判断し、変更されていなければ自プログラ
   ムがそのレコードを変更して外部記憶装置上に出力し、
   変更されているならば自プログラム側にレコードの内容
   が既に他プログラムにより変更されている旨のメッセー
   ジを示す手段を有することを特徴とするレコード排他制
   御方式。