JPS619411A - 液状ジエン系重合体およびその製造方法 - Google Patents

液状ジエン系重合体およびその製造方法

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JPS619411A
JPS619411A JP12917484A JP12917484A JPS619411A JP S619411 A JPS619411 A JP S619411A JP 12917484 A JP12917484 A JP 12917484A JP 12917484 A JP12917484 A JP 12917484A JP S619411 A JPS619411 A JP S619411A
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JP
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liquid diene
mercapto
phenylene
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Yuzo Kurashige
倉重 友三
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液状ジエン系重合体およびその製造方法に関し
、詳しくは耐水性、耐薬品性にすぐれた硬化体を与える
液状ジエン系重合体およびその製造方法に関する。
これまでにポリエーテルポリオールにジイソシアネート
およびメルカプトアルカノールを反応させてメルカプト
基を含有するオリゴウレタンを製造する方法は知られて
いる。しかしながら、このオリゴウレタンを酸化して得
られる硬化体は、耐水性や耐薬品性、殊に耐アルカリ性
に劣るという欠点があり、セメント、モルタル、コンク
リートの被覆祠、シール材等としては不適当なものであ
った。
本発明はこのような従来の欠点を解消し、耐水性、耐薬
品性にすぐれた硬化性を与える新規な液状ジエン系重合
体およびその製造方法を提供することを目的とするもの
である。
すなわち本発明は第1K 一般式 %式%() (式中、8Hはメルカプト基を示し、R′はフェニレン
基あるいはアルキレン基を示し、Rツはフェニレン基、
ヘキサメチレン基あるいはイソホロン基を示す。また、
Dは4〜460である。)で表わされる液状ジエン系重
合体を提供するものである。
上記一般式CI)において、SHはメルカプト基を示し
ており、R1はフェニレン基あるいはアルキレン基を示
し、R2はフェニレン基、ヘキサメチレン基あるいはイ
ソホロン基を示している。また、nは4〜46Qである
上記一般式〔I〕で表わされる、末端にメルカプト基を
有する液状ジエン系重合体を酸化して得られる硬化体は
耐水性、耐薬品性にすぐれたものである。  ゛ 叙上の一般式CI)で表わされる液状ジエン系重合体は
様々な方法により製造することができるが、例えば以下
に示す本発明の第2により製造することができる。
すなわち、本発明は第2に水酸基を含有する液状ジエン
系重合体に、ポリイソシアネートおよびメルカプトアル
カノールを反応させることを特徴とする一般式 %式% (式中、8Hはメルカプト基を示し、R1はフェニレン
基あるいはアルキレン基を示し、R2はフェニレン基、
ヘキサメチレン基あるいはイソホロン基を示す。また、
nは4〜460である。)で表わされる液状ジエン系重
合体の製造方法を提供するものである。
本発明の第2において、水酸基を含有する液状ジエン系
重合体としては数平均分子量が300〜25.000と
広範囲のものであり、特に数平均分子量が500〜50
00のものが好ましい。
次に、ポリインシアネートとしては例えばインホロンジ
イソシアネート、トリレンジインシアネート、ジフェニ
ルメタンジイソシアネートおよびヘキサメチレンジイソ
シアネートが好適である。
その他にジフェニルメタンジイソシアネートの液状変性
物、キシリレンジイソシアネート、シクロヘキサンフェ
ニレンジイソシアネート、クロロフェニレンジイソシア
ネート、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、キシ
リレン−2,2′−ジイソシアネート、イソプロピルベ
ンゼン−2,4−ジイソシアネート、ポリメチレンポリ
フェニルイソシアネート、トリフェニルメタントリイソ
シアネート。
トリス−4−フェニルイソシアネートチオホスフ”−”
  L3’+C4’−ジフェニルメタンテトライソシア
ネート、ポリプロピレングリコールまたはトリオールと
トリレンジイソシアネート付加反応物。
トリメチロールプロパン1モルとトリレンジイソシアネ
ート3モルとの付加反応物なども使用することができ、
とりわけイソホロンジイソシアネートが好適に用いられ
る。
上記水酸基を有する液状ジエン系重合体とポリイソシア
ネートとの反応は通常10〜100℃の温度にて0.5
〜12時間の条件にて行なわれる。
なお、ポリイソシアネートは上記水酸基を有する液状ジ
エン系重合体の水酸基(OH)に対する、インシアネー
ト基(NC!O)がN0O10H= 1.0以上、好ま
しくは1.5〜5.0となるような割合で用いられる。
次に、メルカプトアルカノールとしては、例えばメルカ
プトメタノール、メルカプトエタノール。
メルカプトヘキサノールなどを例示することができ、と
りわ、けメルカプトエタノールが好適に用いられる。2
このメルカプトアルカノールは通常、上記水酸基を含有
する液状ジエン系重合体とポリイソシアネートとを反応
させてプレポリマーを形成させた後に添加してこれと反
応させるが、これに限定されるものではない。この反応
は通常10〜100℃の温度で0.5〜12時間加熱攪
拌することにより行なわれる。このメルカプトアルカノ
ールは上記ポリイソシアネートのインシアネート基(N
OO)に対し、0.8〜1.2倍当量の割合、好ましく
は0.95〜1.05倍当量の割合で用いられる。
このようにして上記一般式〔I〕で表わされる、末端に
メルカプト基を有する液状ジエン系重合体を製造するこ
とができる。
このようKして得られる本発明の液状ジエン系重合体は
、これに二酸化マンガン、二酸化鉛、クロム酸塩、有機
過酸化物などの酸化剤を加え、三本ペイントミルロール
などの混線機を用いて混練することにより適宜形状の硬
化体を形成する。なお、硬化体を形成するKあたり、可
塑−,充填材。
粘着付与剤、触媒等を適宜添加することもできる。
このようにして得られる硬化体は耐水性にすぐれるとと
もに、耐薬品性、特に耐アルカリ性にすぐれたものであ
る。
叙上の如く、本発明の末端にメルカプト基を有する液状
ジエン系重合体によれば、耐水性、耐薬品性にすぐれて
いて、殊にセメント、モルタル。
コンクリートの被覆材、シール材等として有用な硬化体
を得ることができる。
以下、本発明の実施例を示す。
製造例1(メルカプト末端液状ゴムの製造)水酸基末端
液状ゴム(出光石油化学(株)製。
Po1y bd几−45H’I’、水酸基当量0.82
 meq/# )1000I!を21容のセパラブルフ
ラスコに入れ、80℃で1時間加熱真空脱水後、常温ま
で冷却した。次に、インホロンジイソシアネート(イソ
シアネート当量111)182gを窒素シール下にて加
え、激しく攪拌した。約1時間常温にて攪拌後、100
℃で5時間反応させ、インシアネート含有量2.9重量
%のプレポリマーを得た。次いで、このプレポリマーに
2−メルカプトエタノール62.3.9を添加し、約1
時間室温で反応させた後、100℃で1時間加熱攪拌し
てメルカプト末端液状ゴムを得た。このものは2300
ボイズ/3o℃の粘度を有しており、無色透明であった
また、このものの元素分析値および赤外吸収スペクトル
による分析(エル分析)結果は次の通りであった。
元素分析値 炭素82.5重量%、水素10.5重量%、酸素3.6
重量%。
硫黄1.8重量%、窒素1.6重量5 IR分析 ウレタン結合71740〜1690cm−’に吸収あり
メルカプト基=2600〜2550cm−’に吸収あり
水 酸 基 : 3200〜3600ご1に吸収なし製
造例2 (メルカプト末端ポリオキシプロピレングリコ
ールの製造)ポリオキシプロピレングリコール(トリオ
ール。
エチレンオキサイド含量9.0重量製、水酸基当量0.
55 mec4/g ) 100011を2ノ容(7)
−1=パラプル75スコに入れ、80℃で1時間加熱脱
水後、常温まで冷却した。次に、イソホロンジイソシア
ネート(インシアネート当量111)122.pを窒素
シール下にて加え、激しく攪拌した。約1時間常温にて
攪拌後、100℃で5時間反応させ、インシアネート含
有量2.1重量%のプレポリマーを得た。次いで、この
プレポリマーに2−メルカプトエタノール41.7 、
pを添加し、約1時間室温で反応させた後、100”C
で1時間加熱攪拌してメルカプト末端ポリオキシプロピ
レングリコールヲ得た。このものは1200ポイズ/2
3℃の粘度を有しており、無色透明であった。
また、このものの元素分析値および赤外吸収スペクトル
による分析(IR分析)結果は次の通りであった。
元素分析値 炭素60.3重量%、水素9.9重量%、窒素i、o重
景%。
硫黄1.1重量%、酸素27.6重量%IR分析 ウレタン結合:1740〜1690i”に吸収ありメル
カプト基:26oo〜2550cru−’に吸収あり水
  酸  基 =3200〜3600an−”に吸収な
し実施例1 上記製造例1で得られたメルカプト末端液状ゴムZoo
、9と二酸化鉛(和光紬薬(株)製、−級。
乳鉢で粉砕して使用)10gを三本ペイントミルロール
を用いて混線後、泡を巻き込まないようにを枠(厚8’
 1 ell X縦5α×横5傭)へ流し込み硬化体を
得た。得られた硬化体の物性の測定結果を第1表に示す
実施例2 実施例1において、二酸化鉛の代わりに二酸化マンガン
(和光紬薬(株)製、特級、乳鉢で粉砕して使用)12
gを用いたこと以外は実施例1と同様にして硬化体を得
、その物性を測定した。結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1において、製造例1で得られたメルカプト末端
液状ゴムの代わりに製造例2で得られたメルカプト末端
ポリオキシプロピレングリコールな用いたこと以外は実
施例1と同様にして硬化体を得、その物性を測定した。
結果を第1表に示す。
比較例2 比較例1において、二酸化鉛の代わりに二酸化マンガン
12gを用いたこと以外は比較例1と同様にして硬化体
を得、その物性を測定した。結果を第1表に示す。
第  1  表 *1:JI8  K6301に準拠 水2770℃で168時間熱水浸漬した後の重量変化率
を示す。
*3:室温で168時間、水酸化ナトリウムの10%溶
液に浸漬した後の重量変化率を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、SHはメルカプト基を示し、R^1はフェニレ
    ン基あるいはアルキレン基を示し、R^2はフェニレン
    基、ヘキサメチレン基あるいはイソホロン基を示す。ま
    た、nは4〜460である。) で表わされる液状ジエン系重合体。 2、水酸基を含有する液状ジエン系重合体に、ポリイソ
    シアネートおよびメルカプトアルカノールを反応させる
    ことを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、SHはメルカプト基を示し、R^1はフェニレ
    ン基あるいはアルキレン基を示し、R^2はフェニレン
    基、ヘキサメチレン基あるいはイソホロン基を示す。ま
    た、nは4〜460である。)で表わされる液状ジエン
    系重合体の製造方法。
JP12917484A 1984-06-25 1984-06-25 液状ジエン系重合体およびその製造方法 Granted JPS619411A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994015974A1 (en) * 1993-01-06 1994-07-21 Akzo N.V. Oligomeric sterically hindered polyamide crosslinkers and coating compositions containing the same

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994015974A1 (en) * 1993-01-06 1994-07-21 Akzo N.V. Oligomeric sterically hindered polyamide crosslinkers and coating compositions containing the same
US5712363A (en) * 1993-01-06 1998-01-27 Akzo Nobel Nv Oligomeric sterically hindered polyamine crosslinkers and coating compositions containing the same

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