JPS6193873A - ツ−ト−ン塗装方法 - Google Patents

ツ−ト−ン塗装方法

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JPS6193873A
JPS6193873A JP21425384A JP21425384A JPS6193873A JP S6193873 A JPS6193873 A JP S6193873A JP 21425384 A JP21425384 A JP 21425384A JP 21425384 A JP21425384 A JP 21425384A JP S6193873 A JPS6193873 A JP S6193873A
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JP
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paint
paint film
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film
color
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JP21425384A
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Tadashi Suzuki
忠 鈴木
Sensuke Hayashi
林 泉助
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車車体に塗装を行なう方法、特にツート
ーン塗装を行なって新意匠効果を出す方法に関する。
〔従来の技術〕
自動車車体、いわゆる外板等の塗装に種々の塗装方法が
用いられている0代表的な塗装方法の1つに、ソリッド
色塗料を塗装する方法がある。この塗装方法は、自動車
車体に塗装するのに向いて比較的に簡便である等の利点
がある反面、ソリッド色塗料自身の性質に起因して、得
られる塗膜に光沢がなく、仕上り性(すなわち、塗り肌
)が必ずしも十分でないという欠点を伴う。また、この
ソリッド色塗膜は、耐候性や耐光性も十分でなく、長期
間にわたって使用している間に変色、色落ち、チョーキ
ング、艶ピケ等を生ずる傾向にある。さらに、特にスー
パーホワイト等の塗色に顕著であるが、大気中の汚染物
質やガソリンの影響を被りやすく、これらの物質による
シミを生じ易い。
さらに、ソリッド色塗料を使用してツートーン塗装を行
なう方法もまた公知である。この塗装方法は、通常、ク
リヤーコートを上塗りしたメタリックベース塗料の上に
ソリッド色塗料を塗り重ねる方法をとっている。この塗
装方法によれば、ツートーンカラーによる意匠効果を出
せるというものの、上記したソリッド色塗料に固有の欠
点を依然として保有し、また、塗料特性に原因して、メ
タリックベース塗膜とソリッド色塗膜の付着性が良好で
なく、使用初期の段階において早くも層剥離を生じ易い
さらに加えて、従来のツートーン塗装方法には共通的な
欠点もまた含まれる。ツートーン塗装は、通常、下層の
塗色(第1塗色)を仕上げ、その完了後にマスキングテ
ープで見切り線を出し、さらに上層の塗色(第2塗色)
を仕上げ、最後にマスキングテープを剥離することによ
って完了する。
ところが、この塗装方法の場合、マスキングテープの剥
離時に見切り部分において形成される上層(膜厚骨の大
きな段差が問題となる。なぜなら、このような段差があ
ると、視覚的に良くないばかりでなく、塗膜面の肌ざわ
りも悪く、不用意に物理・的な力を加えると層剥離や塗
膜のカケが発生し、また、上層の膜厚がことさら大とな
った場合にはテープ又はプロテクタモール等により見切
り線を特別に保護する必要があるからである。したがっ
て、見切り部分において大きな段差を生じないツートー
ン塗装方法が望まれている。
ツートーン塗装における段差の形成を回避するため、テ
ープ装飾を併用してツートーン塗装を行なう方法が特公
昭57−48273号公報から公知である。
この塗装方法によれば、カバーによって覆われたテープ
を被塗装物に付着した後、これらの上に塗料を塗装し、
次いでテープからカバーを除去することによって、ツー
トーン塗装で避けがたかった見切り部分の段着をなくす
ることができ、あわせて、付着されたテープの外観を良
好にすることができる。但し、この改良された方法でも
、ソリッド色塗料を使用した場合には上述のようなその
特性に原因する欠点を回避することができない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した事実から明らかな通り、ソリッド色塗料を使用
した塗装方法にはいろいろな欠点があり、また、このよ
うな欠点はソリッド色塗料を使用したツートーン塗装方
法、においても同様である。したがって、今、ソリッド
色塗料に固有の欠点である光沢、仕上り性、耐候性、耐
光性、シミ等の問題をひきおこさず、ソリッド色塗膜が
その下方の塗膜から剥離するのを防止することができ、
ツートーン境界部のシャープな段差をなくすことができ
、しかも新たな意匠効果を導き得るようなツートーン塗
装方法を提供することが問題点としである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した問題点は、本発明によれば、先行せる塗装工程
、例えば下塗り工程、中塗り工程等の完了した被塗装物
、特に自動車車体(外板等)の選ばれた領域に先ず第1
の塗色のメタリックベース塗料を塗装し、形成された塗
膜を焼付硬化してメタリックベース塗膜を得、前記被塗
装物のメタリックベース塗膜不含部分及びメタリックベ
ース塗膜の一部分に第2の塗色のソリッド色塗料を塗装
し、形成された塗膜を焼付硬化してソリッド色塗膜を得
、そして前記メタリックベース塗膜及び前記ソリッド色
塗膜の全面にクリア塗料を塗面平滑に塗装してこれを焼
付硬化すること、を特徴とするツートーン塗装方法によ
って解決することができる。
〔実施例〕
次いで、本発明の好ましい1実施例を添付の図面を参照
しながら説明する。
第1図は、第2図に図示されるツートーン塗装後の自動
車車体の線分1−1にそった拡大断面図である。この図
から、車体を構成する鋼板1上に、下塗り塗膜、すなわ
ち、電着(E D)塗膜2、中塗り塗膜3、第1塗色の
メタリックベース塗)l!4、第2塗色のソリッド色塗
膜5、そして仕上げ層としてのクリア塗膜6が順次塗被
されでいることが理解されるであろう。図示される塗膜
系は、例えば、次のような一連の工程を経て得ることが
できる: 最初に、前処理工程として、用意した鋼板1を脱脂及び
化成処理して燐酸塩皮膜(図示せず)を形成する。次い
で、この燐酸塩皮膜に通常の電着塗装を施して膜厚約1
5〜20μmの下塗り塗膜2を形成し、これを焼付硬化
する。その後、中塗り工程において、通常の中塗り塗料
を膜厚約15〜20μmで塗装し、得られた塗膜を焼付
硬化することによって中塗り塗膜3を得る。
形成された中塗り塗膜3を水耕、空研等の研磨工程に供
した後、車体1の選ばれた領域(ここでは車体下部)に
第1塗色のメタリックベース塗料を塗装する。メタリッ
クベース塗料は、周知の通り、例えばアルミニウム片の
ような金属顔料とその他の顔料との分散体である。この
ようにして形成された塗膜を焼付硬化して膜厚約10〜
40μmのメタリックベース塗膜4を得る。
引き続いて、見切り線形成のためのマスキング工程を実
施する。この工程は、先に形成したメタリックベース塗
膜4の必要な部分に適当なマスキング手段、例えば見切
りテープ、マスキング紙等(図示せず)を貼付して有利
に行なうことができる。
上記マスキング条件下、車体の非マスキング領域、すな
わち、露出せる中塗り塗膜3上及びメタリックベース塗
膜4の一部分上に第2の塗色のソリッド色塗料を塗装す
る。ここで使用し得るソリッド色塗料は、通常、アミノ
、アルキッド又はポリエステル系塗料である0次いで形
成された塗膜を焼付硬化して膜厚約20〜50μmのソ
リッド色塗膜5を得る。なお、図示の場合、細線入りツ
ートーン見切りの形成を意図したので、ソリッド色塗膜
の細線5aもあわせて含まれる。細線5aは、通常の場
合に屡々カケや剥離を生じ易かった部分である。
ソリッド色塗膜の形成が完了した後で用済みとなったマ
スキング手段を剥離する。次いで、メタリックベース塗
膜4及びソリッド色塗膜5及び5aの全面にクリア塗料
を、その塗面が平滑となるように、塗装する。ここで、
有利に使用し得るクリア塗料は、それが塗被されるべき
メタリックベース塗膜及びソリッド色塗膜の双方に対し
て付着性等の物性的に相性のよいもの、通常アクリル系
クリア塗料である。有用なりリア塗料として、例えば、
日本ペイント■製のスーパーラック−〇−28FI(商
品名)をあげることができる。この塗膜を先の工程と同
様に焼付硬化して膜厚約20〜40μmのクリア塗膜6
を得る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来のツートーン塗装方法のようにク
リア塗膜の上にソリッド色塗膜をもってくる必要がない
ので、塗り重ねた塗膜間の付着性が弱くなるのを回避す
ることができる。換言すると、得られる塗膜系において
塗膜間の付着性が弱い部分がなくなるので、塗膜の剥離
やカケを防止することができる。
さらに、本発明によれば、先に形成したツートーン塗膜
をクリア塗膜で包み込む形をとるので、それによる効果
を期待することができる。具体的には、従来のソリッド
色塗膜に認められた欠点を解消して、光沢や仕上り性、
耐候性、耐光性、耐汚染性等を高め、新たに鮮映性等を
向上させることができる。
さらに、本発明によれば、ツートーン見切り部のシャー
プな段差がなくなり、良好なフィーリングを得ることが
できる。
加えて、ツートーン全体の新たな意匠効果も期待するこ
とができる。例えば、ソリッド色プラスソリッド色の組
合せツートーン塗膜上へクリア塗膜を施すことによって
従来にない意匠効果を得ることができる。
さらに、本発明によれば、簡便な塗装プロセスを経てツ
ートーン塗膜を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第2図に示したツートーン塗装ずみ自動車車
体の線分1−1にそった拡大断面図、そして 第2図は、ツートーン塗装ずみ自動車車体の略示側面図
である。 図中、1は車体鋼板、2は下塗り塗膜、3は中塗り塗膜
、4はメタリックベース塗膜、5はソリラド色塗膜、そ
して6はクリア塗膜である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、自動車車体にツートーン塗装を行なう方法であって
    、先行せる塗装工程の完了した被塗装物の選ばれた領域
    に第1の塗色のメタリックベース塗料を塗装し、 形成された塗膜を焼付硬化してメタリックベース塗膜を
    得、 前記被塗装物のメタリックベース塗膜不含部分及びメタ
    リックベース塗膜の一部分に第2の塗色のソリッド色塗
    料を塗装し、 形成された塗膜を焼付硬化してソリッド色塗膜を得、そ
    して 前記メタリックベース塗膜及び前記ソリッド色塗膜の全
    面にクリア塗料を塗面平滑に塗装してこれを焼付硬化す
    ること、を特徴とするツートーン塗装方法。
JP21425384A 1984-10-15 1984-10-15 ツ−ト−ン塗装方法 Granted JPS6193873A (ja)

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JP21425384A JPS6193873A (ja) 1984-10-15 1984-10-15 ツ−ト−ン塗装方法

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JPS6193873A true JPS6193873A (ja) 1986-05-12
JPH0459951B2 JPH0459951B2 (ja) 1992-09-24

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