JPS6182369A - 記録円盤再生装置 - Google Patents

記録円盤再生装置

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Publication number
JPS6182369A
JPS6182369A JP59205441A JP20544184A JPS6182369A JP S6182369 A JPS6182369 A JP S6182369A JP 59205441 A JP59205441 A JP 59205441A JP 20544184 A JP20544184 A JP 20544184A JP S6182369 A JPS6182369 A JP S6182369A
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JP
Japan
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case
disk
state
disc
lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP59205441A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Fujioka
嘉高 藤岡
Ichiro Kawamura
一郎 河村
Tetsuo Yoshikane
哲夫 吉兼
Noboru Okuno
奥野 昇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS6182369A publication Critical patent/JPS6182369A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、円盤状の記録媒体(以下ディスクと称す)
を収納したディスクケースからディスクを取り出して、
自動的に再生を行なう記録円盤再生装置に関するもので
ある。
従来例の構成とその問題点 従来から、高密度記録円盤、例えばビデオディスク等の
再生装置では、特開昭56−111158号の様に、筒
状のディスクケースに入ったディスクを手動で再生装置
の奥部まで挿入し、空ケースを手動で取り出す、いわゆ
る半自動のローディング方式を採用した再生装置が多く
ある。ところが、このような半自動のローディング方式
では、手動でケース挿入取り出しを行なう際に、ケース
を前後に大きく動かさなくてはならないことや、またユ
ーザーの苛酷な使用に対して完全な動作を行なうローデ
ィング機構を構成することが困難なこと等の種々の問題
があった。
そこで、ディスクケースを再生装置にわずかに挿入する
だけで、自動的にディスクケースよりディスクの取り出
しを行ない、ターンテーブル上に載置し再生が可能とな
る記録円盤再生装置を桿案した。
ところが、使用者が、ディスク挿入時にケースを挿入せ
ずに、再生装置内の拡開機構を指等で動作させると、自
動的に挟持手段を移送さ〜U、ディスクケース内のディ
スクを挟持するよう動作させる。ところがディスクが無
いため挟持できず、そのままの状態で、移送手段が動1
乍を続けるという事故となっていた。また、ディスク回
収時においても、前述・と同様に、ケースを挿入せずに
指等で拡開機構を動作さセると、自動的に挟持手段を移
送させ、ケース内に回収するよう動作する。ところがケ
ースが無いため、ディスクは再生装置外に放出されると
いう事故となっていた。市場においてこのような誤操作
が起こる可能制御は高く、このことは、オートローティ
ングプレーヤを市場に普及さ−Uる妨げとなっていた。
発明の目的 この発明は、使用者が再生装置本体にディスクケースを
挿入せずに、誤って指等でディスク移送手段の始動手段
に触れたりしても、通常のディスク取り出し、およびデ
ィスク回収動作を行わず、ディスクの移送手段およびケ
ースの係1F手段をディスクケース挿入待機状態に維持
する事より使用者の誤操作による事故を防くことのでき
る再生装置を提供することを目的とする。
発明の構成 この発明の記録円盤再生装置は、一端に開口部を有する
とともに円盤状記録媒体を収納可能な収納空間を内部に
有するディスクケース本体と、前記開口部に着脱可能に
係合する蓋とからなるディスクケースを使用する記録円
盤再生装置であって、再生装置本体のディスクケース挿
入口に挿入された前記ディスクケースを検出する検出手
段と、前記ディスクケース内の前記円盤状記録媒体を前
記ディスクケースより出し入れする方向に移送する移送
手段と、前記ディスクケースを前記挿入口近傍に略固定
する係止手段と、前記検出手段が、前記ディスクケース
が挿入された事を検出した時のみ、前記移送手段を動作
させ前記円盤状記録媒体を出し入れするよう前記移送手
段を制御するとともに、前記検出手段が前記ディスクケ
ースを検出しない状態においては、前記係止手段の前記
ディスクケースを略固定する状態を解除させるよう前記
係止1段を制御する制御手段とを有するものである。
このような構成であるため、使用者が再生装置本体にケ
ースを挿入せず、指等で動作させても、通常のディスク
取出およびディスク回収動作を行なうことがなく、事故
を防ぐことができる。
なお、前記制御手段は、単に通常のディスク取出しおよ
びディスク回収動作を行なわせないだけでなく、誤動作
した場合に、前記移送手段および係止手段をケース挿入
待機状態に戻すように制御するものとすることが望まし
い。
実施例の説明 この発明の実施例を第1図から第27図に示す。
まず、概略を説明する。第6図に示すように、再生装置
本体50は、シャーシ40と、外装ケース50aと、タ
ーンテーブル130と、アームハウジング120とで構
成されている。アームハウジング120は再生ヘッドを
塔載したものである。
シャーシ40に固定ベース80が固定され、固定ベース
80にケース係止手段となるケース係止拡開機構60が
設けられている。この機構60は上下回動自在な係止部
材62と、ケース2の開口部を開く部材が設けられてい
る。シャーシ40にはさらに前後方向(X、、X2方向
)に移動自在な可動ベース91が設けられている。可動
ベース91にディスク挟持機構90および首掛止部材9
9゜100が設けられ、これらにより、ケース2からデ
ィスク6を蓋3とともにターンテーブル130上に引込
み、かつケース2に戻す移送手段が構成されている。5
25は、挿入口近傍に設けられたディスクケース検出手
段となるケース検出スイッチであり、フォトスイッチが
用いられている。508はディスク挟持機構90の挟持
解除を行なう解除機構である。
つぎに、全体を詳しく説明する。
第1図ないし第4図は、それぞれこの実施例による記録
円盤再生装置に使用可能なディスクおよびディスクケー
スの構成を示すものである。第1図においてディスク6
は中心穴34を有し、土手状の外周グループガード33
と、内周グループガード32が設けられている。L 、
ばディスク6の内径、[7゜(Jディスク6の直径、T
1はグループガーl゛の厚み、T2は記録面の厚めであ
る。第2図において、矩形状のディスクケース1はディ
スクケース本体2 (以下ケースという)と、ケース2
の装置への挿入方向X1の前面側に設けられた開口部7
に着脱可能に結合される蓋3とにより構成されている。
ケース2および蓋3は例えばスチロール樹脂で成形され
ている。ケース2の内部はその全幅および全長に亘って
偏平なディスク収納空間5とされ、この空間5内にディ
スク6が収納されている。この空間5は挿入方向X1側
が前記開口部7としてあり、残りの三方は閉塞されてい
る。ケース2は図示のように、左右に溝状凹部17を有
する平板部8と、この三方縁に沿う突条部9゜10.1
1とよりなる。開口部7の近傍の中央には後述する蓋3
の凸部が係合する保合孔13が形成してあり、開口部7
の左右には、蓋3の突起が係合する係合孔16が形成さ
れている。
蓋3の端部には、蓋3がケース2に保合固定された際に
ケース2の開口部7を寒くフランジ部18が設けられ、
かつ中心線(n)に対称に後述の拡開部材が進入可能な
切欠き19が設りられでいる。
蓋3の端部には、さらに前述の係合孔16に保合して蓋
3をケース2に固定する突起24を先端に有する板ばね
25が設けられている。突起24の先端部には蓋3の解
除部材と係合する傾斜部26が設けられている。第3図
はディスク6および蓋3をケース2に組み込んだ状態を
示すもので、ディスク6は、奥行および幅方向に係止さ
れる。また、蓋3がケース2に係合して開口部7を閉じ
た状態とするため、ディスク6はケース2内より脱落す
ることなく収納されている。
第4図は蓋3の詳細図で、ディスク6と対向する側の形
状を、例えば中央部の隙間aに比べ両端部の隙間すを大
きくした円弧で形成しである。これは後述する再生動作
時に、蓋3とディスク6がZ方向にその相対位置が多少
ずれても安定して動作するようにしたものである。
第5図および第6図はこの実施例の記録円盤再生装置で
ある。第5図は記録円盤再生装置の外観図あり、図に示
すように再生装置本体50の外装ケース50aにケース
挿入口51が設けられている。挿入口51にはケース検
出スイッチ525が設けられており、挿入口51にケー
ス2が挿入される状態を検出する。
第6図(A)〜(C)図は記録円盤再生装置の基本構成
を示すものである。第6図(A)において130はター
ンテーブルであり、ディスク6を載置し再生状態にする
ものである。131はセンターボスであり、ターンテー
ブル130上に載置されたディスク6をターンテーブル
130に圧接させるものである。40はシャーシであり
、ケース2を再生装置本体50内へ案内するガイド52
゜53が固定されている。ガイし一52a、53aはそ
のガイド溝である。60はケース係止拡開機構であり、
ケース挿入口51の近傍でシャーシ40上に固定されて
いる。66は固定ベース80に−F下回動自在に支持さ
れる拡開部材であり、固定ベース80に固定された支持
部材61とによりケース2を拡開する。固定ベース80
はシャーシ40に固定されている。係合部材62は固定
ベース80に軸74.軸受63により回動自在に支持さ
れており、ケース2係合の孔13と係合する働きをする
。90はディスク挟持機構である。95は上側クランプ
腕であり、可動ベース91と一体に形成されている。9
6は下側クランプ腕であり、軸受97により」ユニ回動
自在に支持され、この両者によりディスク6を挟持する
。99.100はl Ill止部材であり、ピン105
.106により、可動ベース91に対して水平回動自在
に支持されており、蓋3の切欠き19と係合して蓋3を
掛は止めする。94は仮ばねであり、蓋3と当接する位
置で可動ベース91に取り(1けられている。
107.108は可動ベース91と一体に形成された爪
状の解除部材であり、M3の突起24の傾斜26と係合
して蓋3とケース2の係合を解除する働きをする。
ディスク挟持機構90の可動ベース91はレール45.
46.47により前後方向(X、、X2双方向)に移動
自在に支持されている。レール45は第6図(B)のよ
うに両側面に■溝を有し、可動ベース91に回動自在に
設けられたローラ92がレール45の■溝に嵌合してい
る。そのため、ディスク挟持機構90がレール45.4
6.47から外れることはない。可動ベース91は連結
片によりベルト111に固定されている。ヘルド111
は歯車 112と113との間に掛けられており、滅連
機付きのモータ114によりヘル[Illを駆動し、デ
ィスク挟持機構90を移送さ・1!る。120はアーム
ハウジングであり、レール126、シャフト122によ
り、ターンテーブル130−トを左右方向(Y、、Y2
双方向)に移動可能に支持されている。アームハウジン
グ120もディスク挟持機構90同様に、モータ124
とヘルド(図示せず)により、ターンテーブル1301
−に載置されたディスク6」二を平行移送され、ディス
ク6の信号を拾うよう構成されている。
第6図(C)において、180はディスク6を支持する
サボーI・であり、シャフト181.軸受182により
」−上回動(M、、M2方向)自在に支持されている。
サポート180は、同図のように左右2つに別れて設け
られ、ディスク6のグループガード33を保持できるよ
うに、y、、y2方向(第6図(A)参照)にはディス
ク6のグループガー1゛33の直径より大きな範囲を保
持できるように構成されている。また、サポート180
はターンテーブル川30より下にある状態と、ターンテ
ーブル130−ヒにせり出してディスク挟持機構90に
挟持されたディスク6を支持しうる状態とをとり得るよ
う構成されている。
134はディスク昇降機構であり、つぎのように構成さ
れている。142はそのリフトアームであり、シャフト
141と軸受138とにより上下回動自在に支持されて
いる。リフトアーム142を回動させることにより、リ
フトアーム142に支持され、昇降リング135の下部
にあるリフトリング136 (第24図参照)を昇降さ
せ、昇降リング135に固定された載置リング133に
より、ディスク6をターンテーブル130の上方で支持
されている状態と、ターンテーブル130上に載置され
ている状態との間を昇降させる。
160はカムユニソ1〜であり、nii idsのサボ
ー[180、ディスク昇降機構134.ケース係止拡開
機構60を駆動するものである。カム161はシャフト
+76に水平回動自在に支持されており、ウオーム16
6を介してカム駆動用モータ165の動力により回動す
るよう構成されている。162はレバーであり、シャフ
ト179.軸受163により水平回動自在に支持され、
ばね172によりP1方向に付勢されている。レバー1
67、168はそれぞれシャフト178.軸受170.
171によって回動自在に支持されている。各レバー1
62゜167.168はそれぞれカム161のカム線図
(第15図)に従って動作するようカム161に連動さ
れている。190はディスク挟持機構90の動作切換え
用の反転レバーである。反転レバー190はシャフト1
94により水平回動自在に支持されており、ばね192
によりQ方向に付勢され、ブロック191により位置決
めされている。
140はターンテーブル駆動用モータである。第6図(
A)において、200〜205はマイクロスインチであ
る。マイクロスインチ200はケース係止拡開機構60
の動作検出用スイッチである。
マイクロスインチ201はディスク挟持機構90の動作
検出用スイッチである。マイクロスインチ202〜20
5.フォトスイッチ513,514はディスク挟持機構
90の位置検出用スイッチである。
第6図(C)において、508は挟持機構90のディス
クを挟持している状態を解除する解除機構である。解除
機構508は斜面510.ブロック509および回動レ
バー511より構成されておりピン520によりE、、
E2方向に回動自在に支持されている。回動レバー51
1は針り金512を介して昇降機構134に設けられた
レバー515に結ばれており、昇降機構の動作に連動し
て回動するよう構成されている。なおブロック509は
、ローラ103の位置が多少ずれても確実に解除機構5
08に導くガイドである。
ディスク挟持機構90について詳しく説明する。
第7図(A)〜(C)、第8図(A)、  (B)、第
9図および第10図は、ディスク挟持機構90の構造お
よび動作の説明図である。可動ベース91は、蓋3と当
接する当接部91aが左右に設けられている。92ば4
個のローラであり、可動ベース91に回転可能に支持さ
れ、レール45と第7図(C)のように係合している。
可動ベース91の反対側にはLl−ラ93が回転可能に
支持されている。94は板ばねであり、蓋3と当接する
位置に取り付tjられている。95はl−側クランプ腕
であり、可動ベース91と一体に形成され、第7図(B
)のように爪95aが形成されている。下側クランプ腕
96は軸受97によって回動可能に支持され、ばね98
によって矢印98aの方向に付勢されている。99.1
00は蓋Jttll二部材で、苦3の切欠き19と係合
して蓋3を111け市めする。
型置正部材99,100はそれぞれピン105゜106
によって可動ベース91に対して水平回動できるよう支
持されている。また、蓋世IL部材99゜100には摺
動部4A’ +02に設けられた力J、/#113゜1
14に案内される従動端115,116がそれぞれ設け
られている。摺動部材102は略板状であり、カム溝1
13,114がピン105,109によって案内されて
矢印Y1またはY2方向に略直線運動する。摺動部材1
02には図の中央部左側にローラ103が回転可能に取
り付けられ、かつ突起102bが設けられ、反対側に当
接部102aとばね掛け110aを有している。突起1
02bは可動ベース91にあけられた角穴91bを通し
で回動部材101の当接部101b (第7図(C)参
照)と当接できるように構成されている。また、ばね掛
け111bと可動ベース91のばね掛は部112の間に
かけられたばね110によって摺動部材102は常に矢
印Y2の方向に付勢されている。また、摺動部材102
にはくさび状部102cが設けられており、第10図(
A)、  (B)のようにくさび状部102Cと下側ク
ランプ腕96の当接端96aと当接できるよう構成され
ている。回動部材101は支点101aによって可動ベ
ース91に水平回動可能に支持され、ばね104によっ
て矢印104a (第7図(A))の方向に回動するよ
うに付勢されている。また、回動部材101には前述の
ように当接部101bの他に、蓋3と当接できる当接端
101Cが形成されている。当接部10111は間のよ
うに斜面形状となっている。
107.108は可動ベース91の両端に設りた解除部
+1であり、蓋3の突起24の傾斜部26と係合して蓋
3とケース2の係合を解除するものである。109は当
接板であり、マイクロスイッチ202〜205と当接で
きる位置に設置Jられて     ゛いる。515はさ
えぎり板であり、フォトスイッチ513.514をさえ
ぎるよう設けられている。
フォトスイッチ514は移送速度切換位置検出用であり
、フォトスイッチ513は、ディスク6の中心とターン
テーブル130の中心とが略一致する位置の検出用であ
る。11O′は連結片であり、ヘルl−111とディス
ク挟持機構90を連結するものである。
ディスク挟持機構90の動作を説明する。ディスク挟持
機構は以下の3つの状態をとり得る。
第1の状態は[蓋・ディスク保持状態」である。
これは、第7図(A)の様に蓋3を掛は止めし、ディス
ク6を挟持した状態である。この状態では摺動部材10
2は3つの状態のうち最も図の右側(矢印Y2の方向)
に寄った位置にある。首掛止部材99.100はカム溝
113.114によって従動端115,116がそれぞ
れ案内されることにより、図のように蓋3を規制した位
置にある。
板ばね94は蓋3と図のように当接し、蓋3を前方(矢
印X、力方向に付勢した状態にある。回動部材101は
当接端101Cと当接した状態にある。
下側クランプ腕96は第7図(B)のようにディスク6
のグループガード33を挟持した状態にある。この状態
では」二側クランプ腕95の爪95aと下側クランプ腕
96の当接端96aがグループガード33と当接する位
置にある。また、第10図(B)のように当接端96a
がくさび状部102cと当接し、ばね110の付勢力に
よって摺動部材102が図の右側(矢印Y1方向)に付
勢されているので、結果的に下側クランプ腕96は第7
図(B)の矢印98bの方向に付勢されてグループガー
ド33を挟持している。
第2の状態は「蓋保持状態」である。これは、第8図(
A)の様に蓋3を掛は止めし、ディスク6は挟持しない
状態である。この状態では摺動部材102は3つの状態
のうし中間の位置にある。
首掛止部材99,100、板ばね94、および回動部材
101は、いずれも「蓋・ディスク保持状態」と同様の
状態であり、蓋3は第8図のように11け止めされてい
る。ただしこの状態は、摺動部材102が「蓋・ディス
ク保持状態」から図の左側(Y、方向)に移動している
ため、第10図(B)のように、もはやくさび状部10
2cと当接端96aは当接していない。そのため、下側
クランプ腕96は、ばね98の付勢力によって第8図(
B)のように矢印98aの方向に開いており、ディスク
6を挟持しない状態となっている。
第3の状態は[非保持状態jである。この状態は、第9
図に示す様に、蓋3は掛り止めせず、ディスク6も挟持
しない状態である。摺動部材102は3つの状態のうら
最も図の左側(Y、の方向)によった位置にある。首掛
止部材99,100はそれぞれ従動端115,116が
カム溝113゜114に案内されて第9図のように開い
た状態にある。下側クランプ腕96は第8図の状態と同
様であって開いており、ディスク6を挟持しない状態に
ある。回動部材101は図のような位置にあり、当接部
101bと摺動部材102の突起102bが当接し、摺
動部材102がばね110の付勢力によって図の右側(
Y2方向)に摺動しないように規制している。
このようにディスク挟持機構90は、「蓋・ディスク保
持状態」、「蓋保持状態」、「非保持状態」の3つの状
態をとり得る。これらの3状態は、いずれも摺動部材1
02の摺動方向(Y、、Y2方向)の位置で規制される
。つまり摺動部材102の位置をY、、Y2方向に変化
させることによって、「蓋・ディスク保持状態」、「蓋
保持状態」。
「非保持状態」の3状態にディスク挟持機構90を変化
させることができる。ただし、以−トの3状態のうち、
「蓋保持状態」は、摺動部材102をばね110の力に
抗して、何等かの手段で第8図の状態に規制したときに
保持できるものである。
次に、解除機構について、第26図、第27図を用いて
詳しく説明する。第26図、第27図は解除機構508
が挟持機構90がディスク6を挟持する状態を解除する
動作を示すものである。第26図(A)は第27図(B
)の状態である。103は先に挟持機構の説明で述べた
摺動部材102に設けられたローラである。第27図(
B)は、「蓋・ディスク保持状態」である。次にレバー
511が引かれると解除機構はE1方向に回動し第27
図(C)の状態となる。この状態で挟持機構90がX2
方向に移動すれば、ローラ103は斜面510を登り第
27図(D)の状態となる。この状態は前述の「蓋保持
状態」である。この状態が第26図(r3)であり、挟
持機構90によるディスク6の挟持状態が解除されたこ
とになる。
ケース係止拡開機構60について詳しく説明する。第1
1図(A)〜(C)、第12図(A)〜(C)、第13
図(A)〜(C)は、ケース係止拡開機構60の構造お
よび動作の説明図である。
80はケース係止拡開機構の固定ベースであり、再生装
置のシャーシ40に固定され、前述のように挿入口51
の近傍にある。支持部材61は固定へ一ス80に固定さ
れている。62は保合部材で、固定ベース80に固定さ
れた軸受63とピン74によって上下回動自在に支持さ
れている。また、ばね72によって保合部材62は第1
1図(B)の矢印W1の方向に付勢されている。拡開部
材66は図のように支持部材61に対応した位置に設け
られ、固定ベース80に固定された軸受67によって上
下回動自在に支持されている。拡開部材66にはアーム
64と当接端68が形成されている。
65はスライダであり、第11図(C)に示すように、
固定ベース80に対して摺動自在に取り付けられている
。スライダ65には長穴65a、65bが設けられ、そ
れぞれにビン71.70が% 合して図中の矢印Y1.
Y2方向に直線的に摺動するよう構成されている。また
、軸受63の当接部63aによって第11図(C)のよ
うにスライダ65は中央部を規制され、下側にはわずか
だけしか撓まないように構成されている。また、スライ
ダ65には保合部69が2箇所設けられ、この構成によ
って、拡開部材66はスライダ65が図の右側(矢印Y
2方向)に働くことによって図中矢印■2の方向に回動
し、また図の左側(矢印Y1方向)に働くことによって
矢印■1の方向に回動することとなる。また、スライダ
65と固定ベース80の間には図のようにばね73がか
げられており、スライダ65を図の右側(矢印Y2の方
向)に常に付勢している。また、スライダ65には当接
端76と切欠き65cが設けられている。75はケース
ガイドであり、ケース2をガイドする役割りをし、固定
ベース80に固定されている。
以上がケース係止拡開機構60の構成であるが、次にこ
のケース係止拡開機構60がいかにしてケース2を拡開
し、ケース2を再生装置に略固定するように係合するか
を説明する。ケース2が再生装置内に挿入されていない
状態ではケース係止波開機構60は第11図(A)〜(
C)に示した状態にある。つまりスライダ65の切欠き
65と係合部材62が当接し、スライダ65はばね73
の付勢力に抗して図の状態に規制されている。したがっ
て、拡開部材66は第11図(B)、  CC)に示す
ような位置に規制されていることとなる。
この状態のケース係止拡開機構60にケース2が再生装
置本体50の挿入口51を通してケースガイド75にガ
イドされ挿入される。
第13図(A)〜(C)はケース係止拡開機構60にケ
ース2が挿入される過程を示したものである。第13図
(A)は第11図(A)〜(C)と同じ状態のケース係
止拡開機構60を示したものである。この状態のケース
係1ト拡開機構60に図のようにケース2が矢印X2の
方向にケースガイド75にガイドされて挿入されると、
まず拡開部材66にケース2の開口部付近が当接し、ケ
ース2は第13図(B)のように拡開される。ついで、
さらにケース2が挿入されると、係合部材62の当接端
62aがケース2の開目端に当接して、係合部材62が
図のW2方向に回動し、第13図(C)のように係合部
材62の係合端62bがケース2の係合孔13と係合す
る。こうなると、スライダ65の切欠き65cと係合部
材62はもはや当接しておらず、スライダ65はばね7
3の付勢力によって第12図(B)のように右側(Y2
方向)に摺動する。第12図(B)の状態では、図のよ
うに拡開部材66はV2方向に回動してケース2からの
ディスク6の取り出しをさまたげない状態となっている
。第12図(A)〜(C)にはこの時のケース2の状態
を、つまり拡開されたケース2の状態を一点鎖線で示し
である。この状態では、保合部材62はスライダ65に
よって第12図(B)のようにW1方向は回動しないよ
うに規制されている。次に、例えばスライダ65の当接
端76を何等かの手段によって図の左側(Y。
方向)に動かせば、スライダ65は矢印Y、の方向に動
き、第11図の状態のように切欠き65cが係合部材6
2の位置にくると、ばね72の付勢力によって係合部材
62が矢印W1の方向に回動してケース2の係合孔13
と係合部材62との係合は解除される。 このように、
この実施例のケース係止拡開機構60は、ケース2を拡
開する手段とともにケース2を係合する手段を有し、し
かもスライダ65を動かすことによって、容易にケース
2との保合を解除できるものである。
また、この実施例では第11図、第12図のように、ス
ライダ65と当接可能な位置にマイクロスインチ200
を設けているため、ケース2が拡開機構60に挿入され
、ケース2が係合され、スライダ65が動作することに
より、マイクロスイッチ200によってケース2が拡開
され係合されたことが検出できる構成となっている。ま
た、ケース2を係合部材62が係合した状態では、前述
のように保合部材62の動きがスライダ65により規制
されているので、ケース2は容易に外れることはなく、
再生装置50に略固定された状態となる。
また、マイクロスイッチ200によってケース2が係合
部材62によって係合されているかどうかを検出するが
、この検出状態を報知する報知手段となるランプ600
 (第5図)が再生装置本体50の前面に設けである。
そのため、使用者はたやすく、ケース2が係合されてい
るか否かを確認することができる。ランプ600は、係
合部材62が係合状態にある量産灯し続けるように接続
されている。なお、この報知手段としてブザーを用いて
もよい。ブザーの場合番才、保合状態から非保合状態に
移ったときに鳴るようにする。
カムユニット160について詳しく説明する。
第14図、第16−1.II図は動作説明図、第15図
はレバーの動きを説明するタイミングチャート図である
。第14図において、カム161は軸176により水平
回動自在に支持され、ベルト175゜ウオーム166を
介してカム駆動用モータ165の動力が伝達され、正逆
両方向に回動可能である。
レバー162は軸179に、またレバー167゜168
は軸17Bにそれぞれ回動自在に支持され、かつカム1
61のカム溝400に係合する連動部材(図示せず)が
設けられており、力l、161が回動するとカム溝40
0に連動しそれぞれ動作する。レバー167は、連結部
材173を介して昇降機構134と結合しており、昇降
機構134を動作させるものである。レバー168は、
連結部材174を介してシャフト181に固定された結
合部材184と結合しており(第14図には図示せず、
第6図(C)参照)、シャツ)181を回動させること
により、サポート180を昇降させるものである。レバ
ー162は、コイルばね163によりP1方向に付勢さ
れており、そのためレバー162に設けられた連動部材
404は常にカム溝の中にあってP1方向に付勢されて
いる。係合ピン169は、前述のスライダ65に設けら
れた当接部材76に当接するようにレバー162に設け
られている。レバー162はカム161により回動され
、スライダ65をばね73に抗してY1方向に移動させ
、スライダ65を第14図(A)の状態に復帰させるも
のである。
第16−1図(A)を用いてカム溝400について説明
する。カム溝400は、カム経路405a。
405b、 405c、 405dより構成されている
。カム溝径11ば12より大なるものである。レバー1
67゜168を駆動するカム溝400は、それぞれ第1
0図に示すタイミングチャートに従って動作するよう設
けられている。
つぎに、カム161 とレバー162の動作を中心に、
カムユニット160の動作について第8図および第16
図−1,IIを用いて説明する。第14図は、ケース2
が再生装置内に挿入されていない状態であり、対応する
カム161と連動部材404は第16−1図(A)の状
態にある。ケース2が挿入されると、スライダ65が移
動し、当接部材76が係合ピン169を移動させること
により、第9図の状態となる。スライダ65は第14図
(B)に示すようにストッパ410によって止められ、
それより移動することはない。この状態が第16〜T図
(B)の状態である。係合ピン169はコイルばね16
3により当接部材76に当接するよう付勢されており、
連動部材404はカム溝400の内壁面に当接すること
なく中立した状態にある。
この状態は第15図のt1状態である(以後、第15図
のタイミングチャートのtxという形で状態を示す)。
この状態をマイクロスイッチ200が検出し、ディスク
挟持機構90がディスク6を挟持し、ケース2より引き
出す動作を開始し、モータ165が通電され、カム16
1は第14図(B)に示すA2方向に回動され、前述の
第15図のタイミングチャートに従い、レバー167.
168が第14図(B)に示すB2方向に引かれ、サポ
ート180および昇降機構134が上昇し、ターンテー
ブル130の上方でディスク6を支持する(12.18
状態)。この状態が第16−1図(C)の状態である。
この時、カム溝径12が11より小さいためレバー16
2はB2方向に移動する。スライダ65はストッパ41
0により係止されているので移動する侍とはなく、レバ
ー162だけが移動する。さらにカム6が回動すると、
第16−1図(D)の状態となる。第16−1図(C)
よりさらにカム161が回動すると、連動部材404は
第16−1図(D)に示すように、カム経路405aと
405cとの分岐点に位置するが、レバー162ばばね
163によりB1方向に回動付勢され、かつこの状態に
おいて、当接部材76は係合ピン169とは離れており
、第16図(D)に示すように係合ピン169はさらに
B1方向に回動可能な状態である。そのため、連動部材
404はカム経路405aの内壁面にコイルばね163
により当接付勢され、この状態でカム161がA2方向
に回動すると連動部材404はカム経路405aに入る
。さらにカム161が回動すると、レバー162は第1
4図に示すP、方向にまたレバー168はB1方向に移
動する。レバー162は、B1方向に移動することによ
りスライダ65を移動させて第14図(A)の状態にし
、係合部材62がケース2を係合する状態を解除する(
14状態)。それと同時に、レバー 168が第14図
に示すB1方向に移動し、サポート180は下降する(
14状B)。さらにカム161が回動すると、レバー1
67が第14図のB1方向に移動し、昇降機構134を
下降させ、ディスク6をターンテーブル130上に載置
する(15状態)。さらにカム161が回動するとt6
状態となり、ロークリスイッチ(図示せず)により位置
を検出されてモータ165の通電が切られることにより
、カム161は停止する(t6状態)。この状態は、第
14図(A)および第16図(A)の状態であり、カム
161は360°回転したことになる。
次にケースが挿入されなかった場合のカムの動作につい
て説明する。ケース拡開機構60のスライダ65が動作
した事をマイクロスインチ200が検出しても、ケース
検出スイッチ525がケースを検出しなはれば、第25
図のフローチャートに従い、スライダ65を第11図の
状態にもどし、ケース挿入待機状態とする。
この時のカムユニット160の動作について説明する。
カム161はA1方向に回動され、第16−■図の状態
となる。この状態は、第10図に示すタイミングチャー
トにおけるt13の状態であり、昇降機構134とサポ
ート180はともに動作していない。また連動部材40
4は分岐部第4038を越えている。この状態より連動
部材404はカム経路405aに入り、第16−■図(
D)の状態となり、ケース2の略固定された状態が解除
される。この状態をロータリースインチ(図示せず)に
より検出し、カム161を停止させる事により、ディス
クケース挿入待機状態となる(1o状態)。
次にディスク6が挿入された後の動作について説明する
。この後再生スイッチが入ると再生が開始される。再生
終了後、ターンテーブル130が停止し、取り出し可能
状態となり、ケース2がケース係止拡開機構60に挿入
されると、前述と同様にスライダ65の保合状態が解除
されるとともに、ケース2が拡開機構に略固定される(
17状態)。
これは第9図および第16図(B)の状態である。
この状態をマイクロスインチ200が検出し、カム16
1が前述とは逆方向のA1方向に回動するようにモータ
165に通電される。カム161が回動すると、まずレ
バー167が第14図B2方向に引かれ、昇降機構13
4が上昇し、ディスク6をターンテーブル130の上方
で支持する。そのレバ’−168が引かれ、サポート1
80が一上昇し、ディスク6を支持する(t9状B)。
さらにカム161が回動すると、レバー167がB1方
向に移動し、昇降機構134を下降さ・ける(t10状
態)。
その後、ディスク挟持機構90により、ディスク6はケ
ース2内へ回収される。その動作中にカム161が回動
し、レバー168がB1方向に移動し、サポート180
が下降する(t11状態)。さらにカム161が回動す
ると、前述同様に、連動部材404は分岐部材403b
と対向した後カム経路405bに入り、第16図(A)
の状態となり、レバー162がスライダ65を移動させ
、ケース2の略固定された状態が解除され、第8図およ
び第16図(A>の状態となる。
第15図の各状態を簡単にまとめると、1oはスタンバ
イ状態、Llはケース挿入状態、t2はリフト上昇位置
、t3はサポート上昇位置、t3′はスライダ移動開始
、t4はスライダロック(ケース離脱)、t5はリフト
下降位置、t6はスタンバイ状態、t7はケース挿入状
態、t8はリフ1・−上昇位置、t9はサポート上昇位
置、11Gはリフト下降位置、tI+はサポート下降位
置、t1□はスライダロック(ケース離脱)、t13は
カム経路分岐点をそれぞれ示す。
動作 次に、以上の構成によってどのようにこの実施例による
再生装置全体が動作するかを順を追って説明する。第1
7図ないし第22図、第23図(A)。
(B)、第24図(A)〜(C)は、いずれも再生装置
各部の動作がどのように連動して行われるかを示す概略
説明図である。
まず、再生装置本体50にケース2が挿入される前の状
態を示したのが第17図である。このとき、ディスク挟
持機構90は図のようにターンテーブル130の中心よ
り若干前に位置している。
ディスク挟持機構90は前述の「非保持状態」にある。
また、サポート180は第23図(A)のように下に下
った位置にある。
次に、ケース2が挿入口51を通してガイド52゜53
にガイドされケース係止拡開機構60に挿入されると、
ケース2の開口部は拡開部材66によって拡開され、そ
の状態で係合部材62によって、保合孔13を係合され
再生装置本体50に略固定された状態となる。
この状態をマイクロスインチ200とケース検出スイッ
チ525が検出するわけである。この時ケース検出スイ
ッチ525がケース2を検出しなければ、すなわちケー
ス2が挿入されずに、指等で保合部材62が回動され、
スライダ65が動作した状態であると、第25図のフロ
ーチャートに従い、カム161を動作させ、スライダ6
5を復帰させ、再びケース挿入待機状態とする。
次にケース2が挿入された時の動作について説明する。
この状態を第6図で示したマイクロスイッチ200が検
出してモータ114が動作し、ベルト111を駆動する
ことによってディスク挟持機構90が図の前方(X、方
向)に移送される。
すると第18図に示すように拡開されたケース2の中に
ディスク挟持機構90が侵入し、蓋3に回動部材101
が当接し、摺動部材102の規制が解除されて摺動部材
102が右側(矢印X2方向)に摺動し、前述のように
ディスク挟持機構90は[M・ディスク保持状態」とな
る。このとき、摺動部材102の当接部102aがマイ
クロスイッチ201に当接し、ディスク挟持機構90が
この位置で「蓋・ディスク保持状態」にあることが検出
される。するとモータ114が逆転して、ディスク挟持
機構90は図の後方(X2方向)に移送され始める。こ
のとき、摺動部材102に設けられたローラ103と反
転レバー190の斜面190bとが当接するが、反転レ
バー190は第18図の矢印R2方向に回動可能なため
、反転レバー190が回動するだけで、ディスク挟持機
構90の移送には支障はない。
つぎに、移送途中の状態を示したのが第19図である。
図のように蓋3とディスク6はディスク挟持機構90に
保持されてケース2から引き出される。さて、この図の
ように途中までディスク6が引き出されると、第23図
(B)のようにサポ−)180が上昇し、ディスク6の
グループガード33を保持する。このとき、サポート1
80はグループガート33に接するだげなので、ディス
ク6の信号面を傷つけることはない。
さらにディスク挟持機構90が後方(X2方向)に移送
されると、第20図のようにターンテーブル130の中
心にあるセンターボス131とディスク6の中心穴34
とがほぼ対応する位置にくる。
この状態においても、サポート180はディスク6のグ
ループガード33を保持するように、図のように構成さ
れている。
つぎに、中央の載置リング133がカムユニット160
の動作により上昇し、ディスク6の中央部を保持する。
この状態を側面から説明した図が第24図(A)である
。つぎに、第24図(B)のようにサポート180がカ
ムユニット160の動作によって下降する。つぎに、さ
らにディスク挟持機構90が後方(X2方向)に移送さ
れると、ディスク挟持機構90の摺動部材102に設け
られたローラ103と解除機構の斜面510とが当接し
、摺動部材102が左側(Y、方向)に働き、前述の「
蓋保持状態」になる。つまり、ディスク6をディスク挟
持機構90は挟持していない状態となり、これが第21
図の状態である。この状態で番J1第24図(C)のよ
うにディスク6は中央部の載置リング133によって保
持されている。
このあと、カムユニット160の動作で載置リング13
3が下降すると、ディスク6がターンテーブル130上
に載置される。つぎに、カムユニット160が動作して
、ケース係止拡開機構60の係合部材62とケース2と
の間の保合が解除され、再生装置から空となったケース
2を取り外すことができる。
この状態でターンテーブル130が回転し、アームハウ
ジング120゛がディスク6の上を走査して再生が行わ
れる。このとき、蓋3ば第21図に示すように蓋保持部
材41.42によって下側から保持されているので、垂
れ下がって、例えばアームハウジング120が走行中に
接触することがない。
再生が終了した後の回収動作について説明する。
この時にも、挿入時と同様に、ケース2を挿入せずに指
等でケース拡開機構60を動作させられる可能性がある
。この場に挿入時の説明同様、ケース2が検出されなけ
れば、カムユニット160を動作させ、ケース係止拡開
機構60をケース挿入待機状態に復帰させる。
次に使用者がケース2を挿入した場合の動作について説
明する。再生が終了し、使用者が前述の空となったケー
ス2を再生装置に挿入すると、ケース係止拡開機構60
の係合部材62がケース2と係合して、ケース2が再生
装置本体50に対して略固定された状態となる。この状
態をマイクロスインチ200が前述と同様に検出して、
今度はカムユニット160が動作して、載置リング13
3が上昇し、第24図(C)の状態になる。
つぎに、モータ114がベルト111を駆動して、今度
はディスク挟持機構90が前方(矢印X1方向)に移送
され、第24図(B)の状態に移行する。ついで、サポ
ート180がカムユニット160の動作により上昇し、
第24図(A)の状態とな4す る。このあと、載置リング133がカムユニット160
の動作により下降し、ディスク挟持機構90はM3とデ
ィスク6を保持した状態で前方(X。
方向)にモータ114.ヘルド111によって移送され
る。つまり、第20図の状態から第19図の状態に移行
するわけである。
さらにディスク挟持機構90が前方(X、方向)に移送
されると、摺動部材102に設けられたローラ103と
反転レバー190の斜面190aが当接する。このとき
、反転レバー190はR1には回動しないよう規制され
ているため、ローラ103が斜面190aを登って、摺
動部材102が左側(Y。
方向)に動いて前述の「非保持状態」になり、第22図
のように蓋3をケース2の中に板ばね94の付勢力で押
し入れた状態となる。
ついで、モータ114が再度逆転し、ディスク挟持機構
90が後方(X2方向)に移送され、第17図で示した
位置に戻る。このあと、やはりカムユニット160が動
作して、ケース2とケース係止拡開機構60の係合部材
62とケース2との保合が解除され、ケース2の中にデ
ィスク6が収納され、蓋3がケース2と係合した状態で
、ケース2を再生装置本体50から取り出すことができ
る。
このようにして、使用者が再生装置本体50にケース2
をわずかに挿入するだけで、ディスク6のケース2から
の取り出しが自動的に行なわれて再生が可能となり、ま
たディスク6のケース2への収納も自動的に行なわれる
。そのため、手動でケース2を前後に大きく動かす必要
がなくて使用に便利であり、また使用者の苛酷な使用に
対しても動作の確実を期待することができる。また、ケ
ース2の全体を再生装置本体50内に引込まないでディ
スク6と蓋3のみを引き込むので、ケース2の全体を引
込む場合に比べて再生装置本体50の薄型化が図れると
いう利点がある。
このように、この実施例の再生装置は動作するわけであ
るが、これらの動作の制御は例えばマイクロコンピュー
タによって行うことができる。つ1、マイクロコンピュ
ータと通常の制御回路によって、ディスク挟持機構90
を駆動するモータ114と、アームハウジング120を
駆動するモータ124と、カム駆動用モータ165とを
順次動作させることによって、以上のような動作をさせ
ることができる。
また、ディスク挟持機構90を例えば、第17図、第1
9図、第20図、第21図、第22図で示した各位置で
停止させるには、第6図(A)で示したマイクロスイッ
チ202〜205にディスク挟持機構90に取り付けら
れた当接板109が当接したことを検出し、モータ11
4を停止するようプログラムすることによって可能とな
る。
なお、前記実施例のようにディスク挟持機構90がディ
スク6を直接挟持する機構によらず、例えば第28図(
A)、  (B)のように、蓋302が枠状に形成され
、ディスク350を取り囲むようなケース300を使用
すれば、ケース本体301から蓋302とディスク35
0を引き出すには、例えば型置止手段によって、図に示
すような切欠き部303を掛止して引き出すだけでよい
。但しこの場合は前述の第20図のような状態から第2
1図の状態に移る必要はなく、第20図のような状態で
ディスクと下降させて再生を行うことができる。つまり
、上側クランプ腕95および下側クランプ腕96を必要
としない再生装置とすることも可能である。また、ケー
ス301から蓋302を引き出す方法としては、例えば
第25図(B)のローラ370のように、蓋302と当
接して、何等かの駆動手段により図中矢印のように回転
し蓋302を引き出す構成とすることも可能である。な
お、第25図(A)は第25図(B)のケース300が
蓋302およびディスク350を収納した状態を示して
いる。
発明の効果 この発明の記録円盤再生装置は、使用者が、ケースを挿
入せずに、誤って再生装置本体内の移送手段の始動手段
に触れたりしても、ディスクの取り出しおよび回収動作
は行なわず、ケース挿入待機状態を維持し、あるいはこ
の状態に復帰し、これにより事故を防ぎ、ディスクのデ
ィスクケースからの取り出しおよび回収を確実に行なう
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、  (B)はそれぞれこの発明の一実施
例に使用できるディスクの平面図および断面図、第2図
および第3図はそれぞれ前記ディスクを収納するディス
クケースの切欠分解斜視図および組立状態の斜視図、第
4図(A)〜(C)はそれぞれそのディスクケースの蓋
の正面図、平面図および側面図、第5図はこの発明の一
実施例の外観斜視図、第6図(A)はその概略構成の斜
視図、第6図(B)は同しくその可動ベースのレール部
の断面図、第6図(C)は同じくそのカムユニットと昇
降機構部の斜視図、第7図(A)〜(C)はそれぞれ同
じくそのディスク挟持機構の蓋・ディスク保持状態の平
面図、断面図および正面図、第8図(A)、  (B)
はそれぞれ同じくそのディスク挟持機構の蓋保持状態の
平面図および断面図、第9図(A)、  (B)はそれ
ぞれ同じくそのディスク挟持機構の非保持状態の平面図
および断面図、第10図(A)、  (B)は同じくそ
のディスク挟持機構の摺動部+4とクランプ腕との関係
を示す動作説明図、第11図(A)〜(C)はそれぞれ
同じくそのケース係止拡開機構のケース非挿入状態の平
面図、断面図および正面図、第12図(A)〜(C)は
それぞれ同じくそのケース係止拡開機構のケース挿入状
態の平面図、断面図および正面図、第13図(A)〜(
C)は同じくそのケース係止拡開機構の動作説明図、第
14図(A)、  (B)は同じくそのカムユニットの
動作説明図、第15図は同カムユニットのタイムチャー
ト、第16−1図および第16−T1図は、同カムユニ
ットの動作説明図、第17図ないし第22図は同じくそ
の再生装置全体の上方から見た動作説明図、第23図(
A)、  (B)は同じくそのサポートとディスクとの
関係を示す動作説明図、第24図(A)〜(C)は同じ
くその再生装置の縦断側面で示す動作説明図、第25図
は動作説明用フローチャート、第26.第27図は解除
機構説明図、第28図(A)は他の実施例のディスクケ
ースの斜視図、第28図(B)はそのディスクケースと
ローラとの関係を示す斜視図である。 l・・・ディスクケース、2・・・ケース本体、3・・
・蓋、6・・・ディスク(記録媒体)、13・・・保合
孔(保合部)、40・・・シャーシ、50・・・再生装
置本体、51・・・ケース挿入口、60・・・ケース係
止拡開機構(係止手段)、62・・・保合部材、62a
・・・当接端、65・・・スライダ、80・・・固定ベ
ース、90・・・ディスク挟持機構、91・・・可動ベ
ース、95・・・上側クランプ腕、96・・・下側クラ
ンプ腕、99.100・・・蓋It止部材(型置止手段
)、107,108・・・解除部材、120・・・アー
ムハウジング、134・・・ディスク昇降機構、160
・・・カムユニット、180・・・サポート、200〜
205・・・マイクロスイッチ、508・・・解除機構
、510・・・斜面、513,514・・・フォトスイ
ッチ、525・・・ケース検出スイッチψへ ■ 藪 6慕δ t 第25図 第26図 、  514 513 手続補正書(ハ) 昭和60年02月04日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端に開口部を有するとともに円盤状記録媒体を
    収納可能な収納空間を内部に有するディスクケース本体
    と、前記開口部に着脱可能に係合する蓋とからなるディ
    スクケースを使用する記録円盤再生装置であって、再生
    装置本体のディスクケース挿入口に挿入された前記ディ
    スクケースを検出する検出手段と、前記ディスクケース
    内の前記円盤状記録媒体を前記ディスクケースより出し
    入れする方向に移送する移送手段と、前記ディスクケー
    スを前記挿入口近傍に略固定する係止手段と、前記検出
    手段が、前記ディスクケースが挿入された事を検出した
    時のみ、前記移送手段を動作させ前記円盤状記録媒体を
    出し入れするよう前記移送手段を制御するとともに、前
    記検出手段が前記ディスクケースを検出しない状態にお
    いては、前記係止手段の前記ディスクケースを略固定す
    る状態を解除させるよう前記係止手段を制御する制御手
    段とを有する記録円盤再生装置。
  2. (2)前記移送手段を、前記ディスクを挟持する挟持手
    段と、この挟持手段を移動させる挟持手段移動手段と、
    前記挟持手段の挟持を解除させる解除手段とで構成した
    特許請求の範囲第(1)項記載の記録円盤再生装置。
  3. (3)前記制御手段は、前記検出手段が前記ディスクケ
    ースが挿入されたことを検知しない状態で前記移送手段
    が誤動作した場合に、前記移送手段をディスクケース本
    体の挿入待期状態に戻させるように制御するものとした
    特許請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の記録
    円盤再生装置。
JP59205441A 1984-09-29 1984-09-29 記録円盤再生装置 Pending JPS6182369A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5239080A (en) * 1989-02-08 1993-08-24 Takeda Chemical Industries, Ltd. Oxazole compounds and their use as antidiabetic and bone-reduction inhibitory agents

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