JPS6181286A - 船舶の独立タンクの据付け方法 - Google Patents
船舶の独立タンクの据付け方法Info
- Publication number
- JPS6181286A JPS6181286A JP59203322A JP20332284A JPS6181286A JP S6181286 A JPS6181286 A JP S6181286A JP 59203322 A JP59203322 A JP 59203322A JP 20332284 A JP20332284 A JP 20332284A JP S6181286 A JPS6181286 A JP S6181286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- support
- heat insulating
- filler
- ship
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は船舶の独立タンクの据付は方法に関する。
従来、船舶の独立タンクの据付は方法は、例えば、ＬＰ
Ｇ船の独立タンク（以下タンクという）では次のような
手順によっている。
Ｇ船の独立タンク（以下タンクという）では次のような
手順によっている。
まず、内底板上に複数の支持台を適宜間隔で縦横に仮付
けし、それぞれの上に断熱材を載せ、更にその上にクレ
ーンで吊上げたタンクを徐々に下ろして複数の支持台上
にタンク底板が均等に載るようにするのであるが、支持
台によってはタンクが断熱材に当接しない場合がおる。
けし、それぞれの上に断熱材を載せ、更にその上にクレ
ーンで吊上げたタンクを徐々に下ろして複数の支持台上
にタンク底板が均等に載るようにするのであるが、支持
台によってはタンクが断熱材に当接しない場合がおる。
このようなときは、油圧ジヤツキなどで断熱材に当接し
ないタンクの部分ｌ仮支持のうえ、１次調整として関係
支持台の高さを調整してからこれを内底板上に本溶接し
、次いで、二次調整として油圧ジヤツキを取外し、タン
―覧） りの重量をすべての断熱材上に移してから、断熱材の下
面と支持台上面の間にくさびを打ち込み、断熱材の上面
をタンク下面に密接させた後、断熱材と支持台上面のす
きまに調整用充填材を挿入してタンクを固定する。
ないタンクの部分ｌ仮支持のうえ、１次調整として関係
支持台の高さを調整してからこれを内底板上に本溶接し
、次いで、二次調整として油圧ジヤツキを取外し、タン
―覧） りの重量をすべての断熱材上に移してから、断熱材の下
面と支持台上面の間にくさびを打ち込み、断熱材の上面
をタンク下面に密接させた後、断熱材と支持台上面のす
きまに調整用充填材を挿入してタンクを固定する。
しかしながら、このような方法では、多大な工数を費や
し、工期が長くなるといった欠点がある。
し、工期が長くなるといった欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
工数が少なく、かつ工期が短くて済む経済的かつ省人的
な船舶の独立タンクの据付は方法を提供することを目的
とする。
工数が少なく、かつ工期が短くて済む経済的かつ省人的
な船舶の独立タンクの据付は方法を提供することを目的
とする。
そのために本発明は、船底構造上に適宜間隔で縦横に突
設された複数の支持台のそれぞれコーミングで囲繞され
た各頂面に適宜間隔で複数の比較的小形断面の弾性支持
座を並設する第１工程と、上記各支持台上の複数の弾性
支持座上に支持されるように比較的大形断面の断熱材を
載置する第２工程と、複数の上記断熱材上に支持される
ように独立タンクを搭載し該独立タンクの底板全上記各
断熱材の上面に当接せしめる第３工程と、上記断熱材と
上記頂面との間及び上記断熱材と上記コーミングとの間
のすきまに充填液を注入してこれを固化せしめる第４工
程とよりなることを特徴とする。
設された複数の支持台のそれぞれコーミングで囲繞され
た各頂面に適宜間隔で複数の比較的小形断面の弾性支持
座を並設する第１工程と、上記各支持台上の複数の弾性
支持座上に支持されるように比較的大形断面の断熱材を
載置する第２工程と、複数の上記断熱材上に支持される
ように独立タンクを搭載し該独立タンクの底板全上記各
断熱材の上面に当接せしめる第３工程と、上記断熱材と
上記頂面との間及び上記断熱材と上記コーミングとの間
のすきまに充填液を注入してこれを固化せしめる第４工
程とよりなることを特徴とする。
上述の構成によシ、工数が少なく、かつ工期が短くて済
む経済的かつ省人的な船舶の独立タンクの据付は方法を
得ることができる。
む経済的かつ省人的な船舶の独立タンクの据付は方法を
得ることができる。
本発明をＬＰＧ船の独立タンクに適用した一実施例を図
面について説明すると、第１図はその据付は要領を示す
鉛線横断面図、第２図は第１図の断熱材上にタンクを据
付ける手順を示す部分拡大図で、同図（１）は断熱材上
にタンクを下ろす前の状態を、同図（２）は断熱材上に
タンクを下ろし、断熱材の下側及び周りに充填材を注入
した状態を、同図（３）は同図（２）で充填材が固化し
た状態をそれぞれ示し、第３図は第２図（１）の■−■
矢視平面図である。
面について説明すると、第１図はその据付は要領を示す
鉛線横断面図、第２図は第１図の断熱材上にタンクを据
付ける手順を示す部分拡大図で、同図（１）は断熱材上
にタンクを下ろす前の状態を、同図（２）は断熱材上に
タンクを下ろし、断熱材の下側及び周りに充填材を注入
した状態を、同図（３）は同図（２）で充填材が固化し
た状態をそれぞれ示し、第３図は第２図（１）の■−■
矢視平面図である。
上図において、Ｂは鉛線Ａの内底板Ｃ上に据付けられた
タンク、１はタンクＢを支持するため、内底板Ｃ上に縦
横に適宜間隔で複数個突設されそれぞれ横手断面がＴ字
状をなす複数個の支持台、１ａは支持台１の支持面を構
成する頂面、１ｂは頂面１ａの周辺に沿って突設′され
たコーミング、２は頂面１ａの上に適宜間隔で載置され
た６個の比較的小形断面の弾性支持座で１弾性支持座２
０弾性、高さ及び水平断面積は、タンクＢの搭載が完了
したとき、複数個の断熱材３の全数がタンクＢの底板に
当接できるような性状及び寸法とし、材質は例えば、ウ
レタンゴム等を使用する。
タンク、１はタンクＢを支持するため、内底板Ｃ上に縦
横に適宜間隔で複数個突設されそれぞれ横手断面がＴ字
状をなす複数個の支持台、１ａは支持台１の支持面を構
成する頂面、１ｂは頂面１ａの周辺に沿って突設′され
たコーミング、２は頂面１ａの上に適宜間隔で載置され
た６個の比較的小形断面の弾性支持座で１弾性支持座２
０弾性、高さ及び水平断面積は、タンクＢの搭載が完了
したとき、複数個の断熱材３の全数がタンクＢの底板に
当接できるような性状及び寸法とし、材質は例えば、ウ
レタンゴム等を使用する。
３は６個の弾性支持座２の上に載置された断熱材で、断
熱材３はタンクＢの重量に耐える材質及び断面積金有す
る。
熱材３はタンクＢの重量に耐える材質及び断面積金有す
る。
４は支持台１０頂面１ａに穿設された４個の注入孔５か
ら頂板１ａ及びコーミング１ｂと断熱材３との間のすき
ま１ｃに注入される充填材で、充填材４は固化後、断熱
材３が与える圧縮荷重を長期的に支持できる強度を有す
る材料とし、例えば、エポキシ系樹脂等を使用する。
ら頂板１ａ及びコーミング１ｂと断熱材３との間のすき
ま１ｃに注入される充填材で、充填材４は固化後、断熱
材３が与える圧縮荷重を長期的に支持できる強度を有す
る材料とし、例えば、エポキシ系樹脂等を使用する。
６は充填材４をすきま１ｃに注入するときの空気抜き及
び充満確認用の空気抜き孔、７はコーミング１ｂの上縁
にかぶせる塞ぎ板である。
び充満確認用の空気抜き孔、７はコーミング１ｂの上縁
にかぶせる塞ぎ板である。
このような手段において、まず、内底板Ｃ上に複数の支
持台１を計画寸法通シに突設したのち、支持台１の頂面
１ａ上に複数の弾性支持座２を介して載置された断熱材
３の上にタンクＢを搭載し、支持台１上にタンクＢｅ弾
性的に支持する。
持台１を計画寸法通シに突設したのち、支持台１の頂面
１ａ上に複数の弾性支持座２を介して載置された断熱材
３の上にタンクＢを搭載し、支持台１上にタンクＢｅ弾
性的に支持する。
次に、断熱材３とそれぞれ頂面１ａ及びコーミング１ｂ
との間のすきま１ｃに注入孔５を経て充填材４を注入し
、充填のうえ放置し固化させることによシ、支持台１上
にタンクＢｅ恒久的に固定支持する。
との間のすきま１ｃに注入孔５を経て充填材４を注入し
、充填のうえ放置し固化させることによシ、支持台１上
にタンクＢｅ恒久的に固定支持する。
なお、充填材４注入時は、空気抜き孔６を監視し、充填
材４が溢れ出したら栓（図示せず）をし、更に、充填材
４がコーミング１ｂの上縁に達するまで注入を続ける。
材４が溢れ出したら栓（図示せず）をし、更に、充填材
４がコーミング１ｂの上縁に達するまで注入を続ける。
その際、塞ぎ板７は充填材４の注入に先立ち、断熱材３
とコーミング１ｂの間にかぶせておき、充填材４が空気
抜き孔６に達したならば外す。
とコーミング１ｂの間にかぶせておき、充填材４が空気
抜き孔６に達したならば外す。
このような方法によれば、下記効果が奏せられる。
、（１）頂面１ａ上に置かれた弾性支持座２は断熱材３
全弾性的に支持しているので、すべての断熱材３をタン
クＢの底面に密接させることができる。従って、タンク
の据付は調整作業は不要となり、工数及び工期が大巾に
減少する。
全弾性的に支持しているので、すべての断熱材３をタン
クＢの底面に密接させることができる。従って、タンク
の据付は調整作業は不要となり、工数及び工期が大巾に
減少する。
（２）充填材４は断熱材３と頂面１ａ及びコーミング１
ｂとの間の隙間１ｃｋ充填したのち、自然放置で固化す
るので、断熱材３を支持台１上に恒久的に固定支持化す
る作業が省力化される。
ｂとの間の隙間１ｃｋ充填したのち、自然放置で固化す
るので、断熱材３を支持台１上に恒久的に固定支持化す
る作業が省力化される。
上記は本発明１ＬＰＧ船の独立タンクに適用した一実施
例について述べたが、本発明はこのほか、一般船舶の独
立タンクにもこれを適用するこ、とができる。
例について述べたが、本発明はこのほか、一般船舶の独
立タンクにもこれを適用するこ、とができる。
要するに本発明によれば、船底構造上に適宜間隔で縦横
に突設された複数の支持台のそれぞれコーミングで囲繞
された各頂面に適宜間隔で複数の比較的小形断面の弾性
支持座金並設する第１工程と、上記各支持台上の複数の
弾性支持座上に支持されるように比較的大形断面の断熱
材を載置する第２工程と、複数の上記断熱材上に支持さ
れるように独立タンクを搭載し該独立タンクの底板全上
記各断熱材の上面に当接せしめる第３工程と、上記断熱
材と上記頂面との間及び上記断熱材と上記コーミングと
の間のすきまに充填液を注入してこれを固化せしめる第
４工程とよシなることにより、工数が少なく、かつ工期
が短くて済む経済的かつ省人的な船舶の独立タンクの据
付は方法を得るから、本発明は産業上極めて有益なもの
である。
に突設された複数の支持台のそれぞれコーミングで囲繞
された各頂面に適宜間隔で複数の比較的小形断面の弾性
支持座金並設する第１工程と、上記各支持台上の複数の
弾性支持座上に支持されるように比較的大形断面の断熱
材を載置する第２工程と、複数の上記断熱材上に支持さ
れるように独立タンクを搭載し該独立タンクの底板全上
記各断熱材の上面に当接せしめる第３工程と、上記断熱
材と上記頂面との間及び上記断熱材と上記コーミングと
の間のすきまに充填液を注入してこれを固化せしめる第
４工程とよシなることにより、工数が少なく、かつ工期
が短くて済む経済的かつ省人的な船舶の独立タンクの据
付は方法を得るから、本発明は産業上極めて有益なもの
である。
第１図は本発明’ｒＬＰＧ船の独立タンクに適用した一
実施例を示す鉛線横断面図、第２図は第１図の断熱材上
にタンクを据付ける手顆を示す部分拡大図で、同図（１
）は断熱材上にタンクを下ろす前の状態を、同図（２）
は断熱材上にタンク金工ろし、断熱材の下側及び周シに
充填材を注入した状態を、同図（３）は同図（２）で充
填材が固化した状態をそれぞれ示し、第３図は第２図（
１）の■−■矢視平面図である。 １・・支持台、１ａ・・頂面、１ｂ・・コーミング、１
ｃ・・すきま、２・・弾性支持座、３・・断熱材、４・
・充填材、５・・注入孔、６・・空気抜き孔、７・・塞
ぎ板、 Ａ・・鉛線、Ｂ・・タンク、Ｃ・・内底板、復代理人
弁理士 塚 本 正 文 第１図 第３図 ／ａ だ Ｉｆ １２１１１ １ｊ ” Ｌｊ唇”）−） 、？′ ｌ １ 、、、ＩＬ、ｌ ｌ ＩＩ ＩＩ ＩＩ ＬＪ Ｌｊ Ｌ−Ｊ 第２図
実施例を示す鉛線横断面図、第２図は第１図の断熱材上
にタンクを据付ける手顆を示す部分拡大図で、同図（１
）は断熱材上にタンクを下ろす前の状態を、同図（２）
は断熱材上にタンク金工ろし、断熱材の下側及び周シに
充填材を注入した状態を、同図（３）は同図（２）で充
填材が固化した状態をそれぞれ示し、第３図は第２図（
１）の■−■矢視平面図である。 １・・支持台、１ａ・・頂面、１ｂ・・コーミング、１
ｃ・・すきま、２・・弾性支持座、３・・断熱材、４・
・充填材、５・・注入孔、６・・空気抜き孔、７・・塞
ぎ板、 Ａ・・鉛線、Ｂ・・タンク、Ｃ・・内底板、復代理人
弁理士 塚 本 正 文 第１図 第３図 ／ａ だ Ｉｆ １２１１１ １ｊ ” Ｌｊ唇”）−） 、？′ ｌ １ 、、、ＩＬ、ｌ ｌ ＩＩ ＩＩ ＩＩ ＬＪ Ｌｊ Ｌ−Ｊ 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 船底構造上に適宜間隔で縦横に突設された 複数の支持台のそれぞれコーミングで囲繞された各頂面
に適宜間隔で複数の比較的小形断面の弾性支持座を並設
する第１工程と、上記各支持台上の複数の弾性支持座上
に支持されるように比較的大形断面の断熱材を載置する
第２工程と、複数の上記断熱材上に支持されるように独
立タンクを搭載し該独立タンクの底板を上記各断熱材の
上面に当接せしめる第３工程と、上記断熱材と上記頂面
との間及び上記断熱材と上記コーミングとの間のすきま
に充填液を注入してこれを固化せしめる第４工程とより
なることを特徴とする船舶の独立タンクの据付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59203322A JPS6181286A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 船舶の独立タンクの据付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59203322A JPS6181286A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 船舶の独立タンクの据付け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6181286A true JPS6181286A (ja) | 1986-04-24 |
Family
ID=16472097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59203322A Pending JPS6181286A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 船舶の独立タンクの据付け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6181286A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005247038A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Shin Kurushima Dockyard Co Ltd | 独立タンク据付架台および据付方法 |
| US8180092B2 (en) | 2005-11-02 | 2012-05-15 | Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg | Converter system for an active noise compensation apparatus |
| CN112173016A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-05 | 上海蓝魂环保科技有限公司 | 一种船舶用液化天然气a型安全壳结构 |
| CN112173015A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-05 | 上海蓝魂环保科技有限公司 | 一种船舶a型仓安装结构及其焊接方法 |
| CN112193369A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-08 | 上海蓝魂环保科技有限公司 | 一种a型储罐的密封***及其二次屏障的安装方法 |
| CN112265604A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-26 | 上海蓝魂环保科技有限公司 | 一种液态天然气舱舱体结构 |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP59203322A patent/JPS6181286A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005247038A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Shin Kurushima Dockyard Co Ltd | 独立タンク据付架台および据付方法 |
| US8180092B2 (en) | 2005-11-02 | 2012-05-15 | Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg | Converter system for an active noise compensation apparatus |
| CN112173016A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-05 | 上海蓝魂环保科技有限公司 | 一种船舶用液化天然气a型安全壳结构 |
| CN112173015A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-05 | 上海蓝魂环保科技有限公司 | 一种船舶a型仓安装结构及其焊接方法 |
| CN112193369A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-08 | 上海蓝魂环保科技有限公司 | 一种a型储罐的密封***及其二次屏障的安装方法 |
| CN112265604A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-26 | 上海蓝魂环保科技有限公司 | 一种液态天然气舱舱体结构 |
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