JPS617242A - 4―アシルレゾルシンエーテル、その製造方法及び該化合物を含む医薬製剤 - Google Patents

4―アシルレゾルシンエーテル、その製造方法及び該化合物を含む医薬製剤

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JPS617242A
JPS617242A JP11063885A JP11063885A JPS617242A JP S617242 A JPS617242 A JP S617242A JP 11063885 A JP11063885 A JP 11063885A JP 11063885 A JP11063885 A JP 11063885A JP S617242 A JPS617242 A JP S617242A
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acetyl
propyl
phenoxy
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JP11063885A
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English (en)
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パオウ・ヴエンク
アルフツド・ザルマン
アンドレアス・ベツク
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式(I): c式中R1は低級アルキル基を表し、R2は低級アルキ
ル基、低級アルケニル基又は低級アルキニル基を表し、
R3は水素、低級アルコキシ基、トリフルオロメチル基
又はハロゲンを表し、alkはアルキレン基を表し、基
R4、R5及びR7のうち1個は式−NH−C(−〇)
−RBの基を表し、それとは異なる基R4又はR5は基
R9を表し、それとは異なる基R,は基RIOを表し、
R6は水素、低級アルキル基、トリフルオロメチル基、
場合によりエステル化若しくはアミド化されたカルボキ
シ基、シアノ基又は低級アルカノイル基を表し、R8は
場合によりエステル化若しくはアミド化されたカルボキ
シ基又は5−テトラゾリル基を表し、R9は水素、低級
アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン又はトリフル
オロメチル基を表し、RIOは水素、低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ハロゲン、トリフルオロメチル基、
シアノ基又は場合によりエステル化若しくはアミド化さ
れたカルボキシ基を表す〕の新規4−アシルレゾルシン
エーテル及びその塩に関する。
アルキレン基alkは9個以下の連鎖具を有していてよ
く、例えば一般式(Ia): (CH2)m           (Ia)〔式中m
は2〜9の整数を表す〕の直鎖アルキレン基であるが、
分枝鎖の、特にα−位より高い位置で分枝したアルキレ
ン基及びω−位より低い位置で分枝したアルキレン基で
あってよく、好ましくは前記の低級アルキレン基である
エステル化カルボキシ基は、例えば低級アルコキシカル
ボニル基であり、R8の場合には、更にN、N−ジ低級
アルキルアミノ低級アルコキシカルボニル基、N、N−
低級アルキレンアミノ低級アルコキシカルボニル基、場
合により置換されたN、N−(アザ)低級アルキレンア
ミノ低級アルコキシカルボニル基、N、N−(オキサ)
−低級アルキレンアミノ低級アルコキシカルボニル基又
はN、N−(デア)低級アルキレンアミノ低級アルコキ
シカルボニル基であってよい。
アミド化カルボキシ基は、例えばカルバモイル基、N−
モノ−若しくはN、N−ジ低級アルキルカルバモイル基
、更にN、N−低級アルキレン−若しくはN、N−(ア
ザ)低級アルキレン−1N。
N−(オキサ)低級アルキレン−若しくはN、 N−(
チア)低級アルキレンカルバモイル基であり、R8の場
合には、更にN−(N’、N’−ジ低級アルキルアミノ
低級アルキル)カルバモイル基、If−(N’、、N’
−低級アルキレンアミノ低級アルキル)カルバモイル基
又は場合により置換されたN−[N“、N”−(アザ)
低級アルキレンアミノ低級アルキル]カルバモイル基、
N−(N’。
N1−(オキサ)低級アルキレンアミノ低級アルキル〕
−又はN−(N’、N’−(チア)低級アルキレンアミ
ノ低級アルキル〕カルバモイル基であってよい。
以上及び以下において、“低級”有機化合物及びそれか
ら誘導された基は、7個以下、特に4個以下の炭素原子
を有するものを意味する。
低級アルキル基は、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基又はブチル基、更に5ec−ブチ
ル基又はtert−ブチル基である。
低級アルコキシ基は、例えばメトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、イソプロポキシ基又はブトキシ基である
ハロゲンは、例えば53以下の原子番号、特に17〜5
3の原子番号を有し、例えば弗素、塩素、臭素又は沃素
を表す。
低級アルケニル基は、例えばアリル基、更にメタリル基
又はブドー4−エニル基である。
低級アルキニル基は、例えばプロパルギル基である。
低級アルカノイル基は、例えばポルミル基、アセチル基
、プロピオニル基、ブチリル基、バレロイル基又はピバ
ロイル基である。
直鎖低級アルキレン基は、例えばエチレン基、1.3−
プロピレン基、1.4−ブチレン基、1゜5−ベンチレ
ン基、1,6−ヘキシレン基又は1゜7−ヘキシレン基
であり、更に1.2−プロピレン、l、l  3−ブチ
レン基又は2,4−ペンチレン基であってよい。
分枝鎖低級アルキレン基は例えば1.3− (2−メチ
ル)−プロピレン基又はL  3− (2,2−ジメチ
ル)プロピレン基である。
低級アルコキシカルボニル基は、例えばメ[・キシ−、
エトキシ−、プロピルオキシ−、イソプロピルオキシ−
又はブチルオキシ−カルボニル基である。
N、N−ジ低級アルキルアミノ低級アルコキシカルボニ
ル基は、例えば2− (ジメチルアミノ)−エトキシカ
ルボニル基、2−(ジエチルアミノ)−エトキシカルボ
ニル基又は3−(ジメチルアミノ)プロピルオキシカル
ボニル基である。
N、 N−低級アルキレンアミノ低級アルコキシカルボ
ニル基は、例えば2−(ピロリジノ)−12−(ピペリ
ジノ)−又は2−(テトラヒドロアゼピノ)エトキシカ
ルボニル基である。
場合により置換されたN、N−(アザ)低級アルキレン
アミノ低級アルコキシカルボニル基は、例えば2−(ピ
ペラジノ)エトキシカルボニル基、2−(4−メチルピ
ペラジノ)エトキシカルボニル基又はフェニル部分にお
いて場合により低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン及び/又はl・リフルオロメチル基で置換された
2−(4−フェニルピペラジノ)エトキシカルボニル基
である。
N−モノ−若しくはN、N−ジ低級アルキルカルバモイ
ル基は、例えばN−メチル−1N−エチル−又はN、 
N−ジメチルカルバモイル基である。
N、N−低級アルキレンカルバモイル基又はN1N−(
アザ)−1N、N−(オキサ)−若しくはN、N−(チ
ア)低級アルキレンカルバモイル基は、例えばピロリジ
ノ−、ピペリジノ−、ピリダジノ−1(4−メチル)ピ
ペラジノ−、モルホリノ−又はチオモルホリカルボニル
基基である。
N−(N’、N’−ジ低級アルキルアミノ低級アルキル
)カルバモイル基は、例えばN−(1−(N’、N’−
ジメチルアミノ)エチル〕−又はN−(2−(N’、N
’−ジエチルアミノ)エチル〕−力ルバモイル基である
N−(低級アルキレンアミノ低級アルキル)カルバモイ
ル基は、例えばN−(1−(ピロリジノ)エチル〕−又
はN−C2−(ピペリジノ)エチル〕−力ルバモイル基
である。
場合により置換されたN−CN“、N“−(アザ)低級
アルキレンアミノ低級アルキル〕−力ルバモイル基は、
例えばN−(2−(ピペラジノ)エチルツーカルバモイ
ル基、N−(2−(4−メチルピペラジノ)エチル〕−
力ルバモイル基又はフェニル部分において場合により低
級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン及び/又は
トリフルオロメチル基で置換されたN−(2−(4−フ
ェニルピペラジノ)エチルツーカルバモイル基である。
N−(N’、N’−(オキサ)低級アルキレンアミノ低
級アルキル〕−力ルバモイル基は、例えばN−〔2−(
モルホリノ)エチルツーカルバモイル基である。
N−(N、N’−(チア)低級アルキレンアミノ低級ア
ルキル〕−カルバモイル基は、例えばN−(2−(チア
モルホリノ)エチルツーカルバモイル基である。
一般式(1)の化合物の塩としては、好ましくは医薬に
使用しうる塩、例えば金属塩、アンモニウム塩又は有機
塩基との塩が該当する。金属塩は例えば対応するアルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩、例えばリチウム塩、ナ
トリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩若しくはカル
シウム塩、更に、医薬に使用しうる遷移金属塩、例えば
亜鉛塩若しくは銅塩である。有機塩基との塩は、例えば
R6及び/Rqがカルボキシ基であり、及び/又はR8
がカルボキシ基又は5−テトラゾリル基である一般式(
1)の化合物から、モノ−、ジー又は1・り一置換有機
アミン、例えば対応するアルキルアミン、ヒドロキシア
ルキルアミン、適当な、少な(とも1個のN−原子を有
するヘテロ環、例えばモルホリン、チオモルホリン、ピ
ペリジン又はピロリジン、場合によりN−置換されたア
ミノ糖、例えばN−メチル−D−グルカミン又は塩基性
アミノ酸、例えばリジン、アルギニン、ヒスチジン若し
くはオルニチン(それぞれL−配置を有するのが好まし
い)を用いて形成される。アルキルアミンとしては、例
えばモノ−、ジー又はトリ低級アルキルアミン、例えば
エチル−1ter t−ブチル−、ジエチル−、ジイソ
プロピル−11へリメチルー又はトリエチルアミンが該
当する。ヒドロキシアルキルアミンは、例えばモノ−、
ジー又はトリヒドロキシアルキルアミン、例えばモノ−
、ジー又はトリエタノールアミン又はジイソプロパツー
ルアミン、又はヒドロキシ低級アルキル−低級アルキル
アミン、例えばN、N−ジメチル−若しくはN、N−ジ
エチルアミノ−エタノール又はトリー(ヒドロキシメチ
ル)メチルアミンである。
塩としては、更に、医薬として使用しろる酸付加塩、例
えばハロゲン化水素酸塩、メタンスルホン酸塩、N−シ
クロヘキシルスルファミン酸塩、マレイン酸塩、フマル
酸塩、基RBが対応する塩を形成することができる一般
式(1)の化合物のマレイン酸塩若しくはフマル酸塩が
挙げられる。
キラール炭素原子を有する一般式(1)の化合物は、そ
のキラール炭素原子の数に応じて相互にエナンチオマー
若しくはジアステレオマー形で、又はその混合物として
、例えばジアステレオマー混合物、ラセミ化合物又はラ
セミ化合物の混合物として存在することができる。
新規化合物は、有用な薬理作用を有する点で((れてい
る。
これらは、優れたLTD4   (ロイコトリエン−D
4)−及びPAF−(PAF−アセトエーテル)−拮抗
作用に基づいて抗アレルギー作用を有する。本発明によ
る化合物のLTD4−拮抗作用は、例えば試験管内で、
約0.03〜約0.10μMol/βの濃度で証明され
る、LTD4によって起こされた、モルモットの摘出回
腸の収縮に対する抑制作用に基づいて、また生体内で、
約0.08■/kg以上の投与量で静脈内投与又は約0
.025重量%の有効成分含有率以上でエアロゾルで投
与して証明される、LTD4によって起こされた、モル
モットの気管支痙彎に対する抑制作用に基づいて示すこ
とができる。
類似構造の抗アレルギー活性化合物は、既に公知である
。米国特許第4,448,728号明細書には、R1及
びR2が炭素原子数1〜6のアルキル基を表し、R5が
式−NH−C(−0) −Re  (式中R8はカルボ
キシ基又は炭素原子数1〜6のアルコキシカルボニル基
を表す)の基を表し、R3、R4及びR6が水素を表し
、’R,が水素、シアノ基、カルボキシ基又は炭素原子
数1〜6のアルコキシカルボニル基を表し、arkが式
:%式%() 〔式中mは2〜6の整数を表す〕の基又は式:(CH2
)n  C82CH(OH)  CH2(CH2)n〔
式中nの一方は0.1.2.3又は4であり、他方はO
又は1を表す〕の基を表す一般式(I)の化合物が抗ア
レルギー薬として提案されている。
本発明による化合物は、前記のものに比べて作用時間が
いっそう長い点で優れ、これらの化合物類に関する前記
のLTD4−拮抗作用の他に、新しいホスホリパーゼ抑
制作用及び優れた抗炎症作用又は皮膚炎症抑制作用を有
し、この作用だけでも極めて有用であるが、更に抗アレ
ルギー作用を所望の方法で補充する。ホスホリパーゼ抑
制作用は、例えば試験管内で約10μMol/j!以上
の濃度で証明しうる、ホスホリパーゼA2  (ヒト白
血球から得られる)及びC(ヒト血小板から得られる)
の活性の抑制に基づいて示され、抗炎症作用又は皮膚炎
症抑制作用は、生体内で約10mg/m1以上の濃度で
ラットの実験的クロトン油耳浮腫に対する抑制作用に基
づいて示すことができる。
従って、本発明による化合物は、抗アレルギー剤として
、例えば喘息、枯草熱、鼻炎及び皮膚アレルギーの治療
に使用することができるが、特に抗炎症剤として、殊に
リウマチ性同型団の炎症性疾患の治療に、また皮膚又は
粘膜炎症抑制剤として、種々の、特にアレルギー性の炎
症性皮膚病の治療、例えば炎症性刺激、接触性皮膚炎、
発疹、火傷及び目、唇、口及び生殖器又は肛門領域の粘
膜炎に使用することができる。
ラットの実験的耳浮腫に対する抑制作用Lj、トネリイ
(G、 Tonelli)及びチホールト(I7. T
h1bault )著、エンドクリノロシイ(nndo
crinology ) 77巻625頁(1965年
)により試験することができる。このモデルでは、例え
ばN−+1(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2
−n−プロピル)−プロピルオキシラー2−シアノフェ
ニルl−1,H−1,2,4−1−リアゾール−4−カ
ルボキシアミドに関して、15■/mlの抑制濃度IC
5oが測定された。前記の残りの性質を測定するため、
例えば下記の試験方法を使用することができる。
チルモソト回−湯匁↓」゛−阻−虹二銹Jl1g縮に一
対i本」堆、1li111竹川一 体重300〜400gのモルモットから摘出し、臓器浴
中でタイロッド液(38°C10295%及びCO25
%を送風)中に固定し、1pで付加した回腸セグメント
に、合成LTD4  (ロイコトリエンD4、カリウム
塩)で収縮を起こさせ、その収縮の程度を記録する。試
験物質のLTD4−拮抗作用に基づくこの収縮の抑制の
程度を測定する。
L T l) 4で誘発される収縮を出発値の50%に
減少させる試験物質の濃度(IC50と示される)を測
定する。この試験方法で、例えばN−+3−(1−(4
−アセチル−3−ヒドロキシ−2−プロピル)−プロピ
ルオキシ〕−6−メチル−フェニル)−オキサミド酸の
トリエタノールアンモニウム塩について0.06μMo
l /ρのIC50値が得られ、N−(3−(3−(4
−アセデル−3−ヒドロキシ−2−プロピル)−プロピ
ルオキシ〕−4−ブロモ−6−メチル−フェニル1−1
H−1゜2.4−1−リアゾール−5−カルボキシアミ
ドのトリエタノールアンモニウム塩については0.03
μMol /βのIC50値が得られた。
舌ルモソト9気管−タ渉日引11牛本青、−静脈r)−
u、 −(t4400〜700gの雄モルモソ1〜をウ
レタン1.4g/kgで腹映内投与で麻酔し、頚静脈に
ポリエチレンカニユーレを導入し、これによって有効成
分を静脈内に投与できるようにする。第二のポリエチレ
ンカニユーレを気管中に導入する。食道中に導入され、
スタタム(Statham )−圧変換器と結合されて
いるカニユーレを用いて、食道の圧力を記録する。フラ
イシュ(Fleisch )の骨歯000及びハリディ
ン(Validyne)−変換器MP45−1と結合さ
れている気密に閉鎖しうるプレクシガラス室中に動物を
入れる。この装置を用いて、気流を測定する。
試験動物の外利的準備を行った後、肺機能を安定化でき
るように、一定時間放置する。引き続き、試験すべき化
合物を下記の方法で投与する。
試験の始めに、試験動物にLTD4 (300ng/k
g、静脈内)を投与する。10分後、第二回のLTD4
 (300ng/kg、静脈内)を投与スル。
更に10分後、第三回目のLTD4  (300ng/
kg、静脈内)を投与する1分前に試験物質を静脈内に
注射する。
第二回のLTD4投与(対照)のコンプライアンスの減
少を第三回のLTD4投与のコンプライアンスの減少と
対比する。下記の式を用いてLTD4の投与後の最初の
1分におけるコンプライアンスの抑制を3匹の動物の平
均値から計算する:種々の有効成分の投与量を試験して
、個々の投与量に対する抑制率を記録し、縦座標の抑制
率に対して横座標に投与量の対数を記録する。次に、I
C50を線状回復分析で測定する。
天火]用試襞ユ士彬円、エアワヅ ノl/)   : 体重400〜700gの雄モルモットをウレタン1.4
g/kgで腹膜内投与で麻酔し、頚静脈にポリエチレン
カニユーレを導入する。第二のポリエチレンカニューレ
を気管中に導入する。食道中に導入され、スタタム(S
tatham )−圧変換器と結合されているカニユー
レを用いて、食道の圧力を記録する。フライシュ(Fl
eisch )の管IIk+、oo。
及びバリディン(Validyne)〜変換器MP45
−1と結合されている気密に閉鎖しうるブレクシガラス
室中に動物を入れる。この装置を用いて、気流を測定す
る。
試験動物の外利的準備を行った後、肺機能を安定化でき
るように、一定時間放置する。次いで、試験すべき化合
物を下記の方法で投与する。試験動物を、試験すべき化
合物の1%エアロゾル溶液(重量/容量)又は蒸溜水(
比較の目的)に1分間さらす。吸入によって投与される
すべての試験化合物について、モナハン(Monagh
an)超音波スプレー装置(670型)を使用し、粒径
を1〜8ミクロンで、主として3ミクロンに変動する。
水溶液をその都度新しく製造し、流動薬用バイアルを用
いてスプレー装置の室中に入れる。製造されたスプレー
レバーにより、カニユーレで気管と結合されている内容
65m1のガラス室を介して試験動物に投与する。処置
時間の経過後、第二のモナハン超音波スプレー装置(6
70型)を用いて、同じガラス室を介してLTD4 (
0,3μg/ml)を2分間投与する。
L T’ D 4−投与後3分にコンプライアンスの減
少を測定し、3匹の動物の平均値を3匹の対照動物の平
均値と比較し、下記の式によりコンプライアンスの抑制
率を計算する: 種々の有効成分の濃度を試験して、各濃度に対する抑制
率を記録し、縦座標の抑制率に対して横座標に濃度の対
数を記録する。次に、IC+30を線状回復分析で測定
する。
最後に記載した試験方法で、例えばN−(3−(3−(
4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル)−
プロピルオキシ〕−6−メチル−フェニル)−オキサミ
ド酸のトリエタノールアンモニうム塩についてエアロゾ
ル溶液の0.024%のIC5o値が得られ、N−(3
−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピル)−プロピルオキシ〕−4−ブロモ−6−メチル
−フェニル)−オキサミド酸のトリエタノールアンモニ
ウム塩についてはエアロゾル溶液の0.033%のIC
50値が得られた。
ヒトの神経向性多形核白血球を“パフイコート”から出
発して多段階分別沈降法によって単離し、凍結させる。
ホスホリパーゼA2を細胞懸濁液から2m−NaC1中
の氷冷0.36n  H2SO4を添加して均質化する
ことによって抽出し、10.000gで遠心分離した後
に得られた上澄液をpl+4.5の酢酸ナトリウム緩衝
液に対して透析する。
酵素活性を測定するため、酵素(蛋白質10〜30μg
)をpt17の0.1 M )リス/)IcI緩衝液中
で1 mM CaCl2及び生合成され、14C−泊酸
で放射性同位元素で標識した、大腸菌(Escheri
chiacoli)の燐脂質(2μM)からなる基質を
添加した37℃で1時間静置する。ドール(Dole)
試薬(イソプロパツール/ヘプタン/ IN H2SO
440:10:1、v / v )の添加によって反応
を停止させ、ホスホリパーゼA2によって選択的に遊離
される14C−泊酸を抽出する。同時に抽出される基質
をシリカゲルカラムによって抽出液を一過することによ
って完全に除去する。溶出液中の140−泊酸の測定は
、放射能測定によって行う。
ホスホリパーゼA2に対する試験物質の抑制作用を測定
するため、これを水、ジメチルスルホキシド(バッチ中
5容量%までの最終濃度)又はエタノール(バッチ中2
.5容量%までの最終濃度)中の溶液として静置バッチ
に添加する。試験物質の作用の強さを’C50%即ち、
対照の活性を50%抑制する濃度で表す。IC5oは横
座標の濃度(μM)の対数に対して縦座標に抑制率を記
録することによってグラフで測定される。
このモデルで、下記のIC50値(μMol/ff)が
得られた; N−+3− (3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
2−n−プロピル)−プロピルオキシ〕−2−シアノ−
フェニル)−オキサミド酸、トリエタノールアンモニウ
ム塩=30、 N−(1−C3−(4−−アセチル−3−ヒドロキシ−
2−n−プロピル)−プロピルオキシ〕−フェニル)−
オキサミド酸、トリエタノールアンモニウム塩:23、 rl−(]−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
2−n−プロピル)−プロピルオキシ〕−4−ブロモ−
6−メチル−フェニル)−オキサミド酸、トリエタノー
ルアンモニウム塩:15、N−(3−(3−(4−アセ
チル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル)−プロピル
オキシフ−4−プロモー6〜メチル−フェニル) −1
H−1゜2.4−トリアゾール−5−カルボキシアミド
、トリエタノールアンモニウム塩:10111− (3
−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピル)−プロピルオキシ〕−2−シアノ−フェニル)
−1H−1,2,41−リアゾール−5−カルボキシア
ミド、トリエタノールアンモニウム塩=20、 N−+1− C3−(4−アセチル−3−ヒドロキ’、
t−2−n−プロピル)−2−ヒドロキシ−プロピルオ
キシ〕−2−シアノ−フェニル)−オキサミド酸、ナト
リウム塩:100で無効、N−(3−(3−(4−−ア
セチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル)〜2−ヒ
ドロキシープロピルオキシ)−フェニル)−オキサミド
酸、ナトリウム塩:100で無効。
前記の試験条件下で、メバクリンは1600μMol/
ffのIC50でホスホリパーゼA2を抑制する。
ヒトの血小板を“ハフィコート”から分別遠心分離によ
って採取し、次いで凍結させる。ホスホリパーゼCを細
胞懸濁液の超音波処理によって遊離させると、超遠心分
離(150,000g、 1時間)後に上澄液中に可溶
性の形で存在する。
酵素活(!lを測定するため、酵素(蛋白質20〜10
0/jg)をp116の0.025M)リス/マレイン
酸塩緩衝液中で0.2 mM CaCl2及び放射性同
位元素で標識された基質、即ち、ホスファチジル−(1
4C)イノシラl−0,021を添加して37°Cで5
分間静置する。ClICl3 / CH30112: 
1  (v/■)と振侵することにより反応を停止させ
る。その際、消費されなかった基質は有機相中に抽出さ
れ、反応生成物である+40−イノジットホスフェート
ば水相に残り、既知量の放射能測定によって測定するこ
とができる。
ホスホリパーゼCに対する試験物質の抑制作用を測定す
るため、これを水、ジメチルスルホキシド(ハンチr1
15容量%までの最終濃度)中の溶液として静置ハンチ
に添加する。試験物質の作用の強さをIC5[+、即ち
、対照活性の50%を抑制する濃度で表す。IC5oは
横座標の濃度(μM)の対数にり1して縦座標に抑制率
を記録することによってグラフで測定される。
このモデルで、下記のI C5o (、f!Mol /
 1 )が得られた: N−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2
−n−プロピル)−プロピルオキシ〕−2−シアノ−フ
ェニル1−1H−1,2,4−1−リアゾール−5−カ
ルボキシアミド、トリエタノールアンモニウム塩:14
、 N〜+3− (3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
2−n−プロピル)−2−ヒドロキシ−プロピルオキシ
〕−2−シアノ−フェニル)−オキサミド酸、ナトリウ
ム塩:100で無効。
前記の試験条件下で、メパクリンは20μMののIC5
oでホスホリパーゼCを抑制する。
本発明は、特に、R1が低級アルキル基を表し、R2が
低級アルキル基、低級アルケニル基又は低級アルキニル
基を表し、R3が水素、低級アルコキシ基、トリフルオ
ロメヂル基又はハロゲンを表し、alkが低級アルキレ
ン基を表し、基R4、R5及びRワのうち1個が式−C
(=O) −R8の基を表し、それとは異なる基R4又
はR5が基R9を表し、それとは異なる基Rワが基RI
Oを表し、R6が水素、低級アルキル基、低級アルカノ
イル基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、
カルバモイル基、N−七ノー若しくはN。
N−ジ低級アルキルカルバモイル基、N、N−低級アル
キレンー若しくはN、 N−(アザ)低級アルキレン−
1N、 N−(オキサ)低級アルキレン−若しくはN、
 N−(チア)低級アルキレンカルバモイル基を表し、
R8がカルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、N
、N−ジ低級アルキルアミノ低級アルコキシカルボニル
基、N、 N−ジ(1アルキレンアミノ低級アルコキシ
カルボニル基、場合により低級アルキル基若しくはフェ
ニル基(低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン
及び/又はトリフルオロメチル基で置換されていてよい
)で置換されたN、N−(アザ)低級アルキレンアミノ
低級アルコキシカルボニル基、N。
N−(オキサ)低級アルキレンアミノ低級アルコキシカ
ルボニル基若しくはN、N−(デア)低級アルキレンア
ミノ低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、N
−モノ−若しくはN、N−ジ低級アルキルカルバモイル
基、N、 N−低級アルキレン−若しくはN、N−(ア
ザ)低級アルキレン−1N、 N−(オキサ)低級アル
キレン−若し11:N、N−(チア)低級アルキレンカ
ルバモイル基、N−(N’、N’−ジ低級アルキルアミ
ノ低級アルキル)−力ルバモイル基、N−(N’。
N1−低級アルキルアミノ低級アルキル)−力ルバモイ
ル基、場合により低級アルキル基若しくはフェニル基(
低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン及び/又
はトリフルオロメチル基で置換されていてよい)でN 
IT−置換されたN−(N’。
N′−(アザ)低級アルキレンアミノ低級アルキル〕カ
ルバモイル基、N−(N’、N’−(オキサ)低級アル
キレンアミノ低級アルキル〕−カルバモイル基若しくは
N、−(N’、N’−(チア)低級アルキレンアミノ低
級アルキル〕−カルバモイル基を表すか、又は5−テト
ラゾリル基を表し、R9が水素、低級アルキル基、低級
アルコキシ基、ハロゲン又はトリフルオロメチル基を表
し、RIOが水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基
、ハロゲン、トリフルオロメチル基、カルボキシ基、低
級アルコキシカルボニル基、シアノ基、カルバモイル基
、N−モノ−若しくはN、N−ジ低級アルキルカルバモ
イル基、N、N−低級アルキレンー若しくはN、 N−
(アザ)低級アルキレン−1N、N−(オキサ)低級ア
ルキレン−若しくはN。
N−(チア)低級アルキレンカルバモイル基を表す一般
式(I)の化合物及びその塩、特に医薬に使用しうる塩
に関する。
本発明は、殊に、R1が炭素原子数4以下の低級アルキ
ル基、例えばメチル基を表し、R2が水素又は炭素原子
数4以下の低級アルキル基、例えばプロピル基を表し、
R3が水素を表し、基R4及びR5の一方が式−NH−
C(=O)−Raの基を表し、他方が基R9を表し、R
eが水素、炭素原子数4以下の低級アルキル基、例えば
メチル基、原子番号35以下のハロゲン、例えば弗素、
塩素若しくは臭素、炭素原子数5以下の低級アルコキシ
カルボニル基、例えばエトキシカルボニル基、カルボキ
シ基又は炭素原子数7以下の低級アルカノイル基、例え
ばホルミル基、アセチル基若しくはピバロイル基を表し
、R7が水素、炭素原子数4以下の低級アルキル基、例
えばメチル基、炭素原子数4以下の低級アルコキシ基、
例えばメトキシ基又は原子番号35以下のハロゲン、例
えば塩素若しくは臭素を表し、R8がカルボキシ基、炭
素原子数4以下の低級アルコキシカルボニル基、例えば
メトキシ−若しくはエトキシカルボニル基、ジ低級アル
キルアミノ部分及び低級アルコキシ部分に4個以下の炭
素原子をそれぞれ有するジ低級アルキルアミノ低級アル
コキシカルボニル基、例えば2−(ジメチルアミノ)エ
トキシカルボニル基、カルバモイル基、N−モノ−若し
くはN、  N−ジ低級アルキルカルバモイル基(低級
アルキル基は4個以下の炭素原子を有する)、例えばN
−メチル−、N−エチル−若しくはN、N−ジメチル−
カルバモイル基、又はジ低級アルキルアミノ部分及び低
級アルキル部分に4個以下の炭素原子をそれぞれ有する
N−(N’、N’−ジ低級アルキルアミノ低級アルキル
)−カルバモイル基、例えばN−C(2−ジメチルアミ
ノ)エチル〕−カルバモイル基を表すか、又は他方では
5−テトラゾリル基を表すか、又は5−テトラゾリル基
を表し、R9が水素、炭素原子数4以下の低級アルキル
基、例えばメチル基、原子番号17〜53のハロゲン、
例えば塩素、臭素若しくは沃素又はトリフルオロメチル
基を表し、alkが特に直鎖で、末端で結合する炭素原
子数7以下の低級アルキレン基、例えば1,3−プロピ
レン基若しくは1,5−ペンチレン基を表ず一般式(■
)の化合物及びその塩、特に医薬に使用しうる塩に関す
る。
本発明は、殊に例えば、−・般式(I“)又は(ILI
): 〔式中R41才炭素原子数4以下の低級アルキル基、例
えばメチル基を表し、R8はカルボキシ基、炭素原子数
4以下の低級アルコキシカルボニル基、例えばメトキシ
−若しくはエトキシカルボニル基、ジ低級アルキルアミ
ノ部分及び低級アルコキシ部分に4個以下の炭素原子を
それぞれ有するジ低級アルキルアミノ低級アルコキシカ
ルボニル基、例えば2−(ジメチルアミノ)エトキシカ
ルボニル基、カルバモイル基、N−モノ−若しくばN、
  N−ジ低級アルキルカルバモイル基(低級アルキル
基は4111i1以下の炭素原子を有する)、例えばN
−メチル−1N−エチル−若しくはN、 N−ジメチル
カルバモイル基、ジ低級アルキルアミノ部分及び低級ア
ルキル部分に4個以下の炭素原子をそれぞれ有するN−
(N’、N’−ジ低級アルキルアミノ低級アルキル)−
カルバモイル基、例えばN−〔(2−ジメチルアミノ)
エチル〕−カルバモイル基を表すか、又は5−テトラゾ
リル基を表し、R2Ll水素又は炭素原子数4以下の低
級アルキル基、例えばプロピル基を表し、R3は水素を
表し、R9は水素、炭素原子数4以下の低級アルキル基
、例えばメチル基、原子番号17〜53のハロゲン、例
えば塩素、臭素若しくは沃素又はトリフルオロメチル基
を表し、R,は水素、炭素原子数4以下の低級アルキル
基、例えばメチル基、炭素原子数4以下の低級アルコキ
シ基、例えばメトキシ基、又は原子番号35以下のハロ
ゲン、例えば塩素若しくは臭素を表し、R6は水素、炭
素原子数4以下の低級アルキル基、例えばメチル基、原
子番号35以下のハロゲン、例えば塩素若しくは臭素、
炭素原子数5以下の低級アルコキシカルボニル基、例え
ばエトキシカルボニル基、カルボキシ基又は炭素原子数
7以下の低級アルカノイル基、例えばホルミル基、アセ
チル基若しくはピバロイル基を表し、alkは特に直鎖
で、末端で結合する炭素原子数4以下の低級アルキレン
基、例えば1.3−プロピレン基若しくは1,3− (
2−ヒドロキシ)−プロピレン基を表す〕の化合物及び
その塩、特に医薬に使用しうる塩に関する。
本発明は、前記の化合物群のうち殊に、R1が炭素原子
数4以下の低級アルキル基、例えばメチル基を表し、R
2が炭素原子数4以下の直鎖低級アルキル基、例えば1
,3−プロピレン基を表し、R8がカルボキシ基又は5
−テトラゾリル基を表し、R3が水素を表し、R9が水
素、炭素原子数4以下の低級アルキル基、例えばメチル
基、トリフルオロメチル基又は原子番号35以下のハロ
ゲン、例えば弗素、塩素若しくは臭素を表し、Rqが水
素又は炭素原子数4以下の低級アルキル基、例えばメチ
ル基、又は原子番号35以下のハロゲン、例えば塩素を
表し、R6が水素、炭素原子数4以下の低級アルキル基
、例えばメチル基、原子番号35以下のハロゲン、例え
ば弗素、塩素若しくは臭素、炭素原子数5以下の低級ア
ルコキシカルホニル基、例えばメトキシカルボニル基1
.1カルボキシ基を表し、alkが直鎮で、末端で結合
する炭素原子数4以下の低級アルキレン基、例えば1,
3−プロピレン基を表す一般式(I“)の化合物及びそ
の塩、特に塩基との医薬に使用しろる塩に関する。
本発明は、好ましくはR1が炭素原子数4以下の低級ア
ルキル基、例えばメチル基を表し、R2が炭素原子数4
以下の直鎖低級アルキル基、例えばプロピル基を表し、
R3が水素を表し、R4が水素、低級アルキル基、例え
ばメチル基、トリフルオロメチル基又は原子番号35以
下のハロゲン、例えば塩素若しくは臭素を表し、R5が
オキサロアミノ基又は5−テトラゾリルカルボニルアミ
ノ基を表し、R6が水素、炭素原子数4以下の低級アル
キル基、例えばメチル基、原子番号35以下のハロゲン
、例えば塩素若しくは臭素、炭素原子数5以下の低級ア
ルコキシカルボニル基、例えばエトキシカルボニル基、
又はカルボキシ基を表し、R7が水素、炭素原子数4以
下の低級アルキル基、例えばメチル基、原子番号35以
下のハロゲン、例えば塩素、カルボキシ基、炭素原子数
5以下の低級アルコキシカルボニル基、例えばメトキシ
カルボニル基、カルバモイル基又器オシアノ基を表し、
alkが末端で結合する炭素原子数4以下の直鎮低級ア
ルキレン基、例えば1.3−プロピレン基を表す一般式
(1)の化合物及びその塩、特に塩基との医薬に使用し
うる塩に関する。
本発明は、特に、R1が炭素原子数4以下の低級アルキ
ル基、例えばメチル基を表し、R2が炭素原子数4以下
の直鎖低級アルキル基、例えばプロピル基を表し、R3
が水素を表し、R4が水素、低級アルキル基、例えばメ
チル基、トリフルオロメチル基又は原子番号35以下の
ハロゲン、例えば塩素若しくは臭素を表し、R8がオキ
ザロアミノ基又は5−テトラゾリルカルボニルアミノ基
を表し、R6が水素、炭素原子数4以下の低級アルキル
基、例えばメチル基、原子番号35以下のハロゲン、例
えば塩素若しくは臭素、炭素原子数5以下の低級アルコ
キシカルボニル基、例えばエトキシカルボニル基、又は
カルボキシ基を表し、R7が水素、炭素原子数4以下の
低級アルキル基、例えばメチル基、又は原子番号35以
下のハロゲン、例えば塩素若しくは臭素を表し、alk
が末端で結合する炭素原子数4以下の直鎖低級アルキレ
ン基、例えば1,3−プロピレン基を表す一般式(I)
の化合物及びその塩、特に塩基との医薬に使用しうる塩
に関する。
本発明は、特に、R1が炭素原子数4以下の低級アルキ
ル基、例えばメチル基を表し、R2が炭素原子数4以下
の直鎖低級アルキル基、例えばプロピル基を表し、R3
及びR7が水素を表し、基R4及びR6の一方が低級ア
ルキル基、例えばメチル基を表し、他方が原子番号35
以下のハロゲン、例えば弗素、塩素若しくは臭素を表し
、R5がオキサロアミノ基又は5−テトラゾリルカルボ
ニルアミノ基を表し、alkが末端で結合する炭素原子
数7以下の直鎖低級アルキレン基、例えば1゜3−プロ
ピレン基を表す一般式(1)の化合物及びその塩、特に
塩基との医薬に使用しうる塩に関する。
本発明は、特に例えば、R1が炭素原子数4以下の低級
アルキル基、例えばメチル基を表し、R8がカルボキシ
基又は5−テトラゾリル基を表し、R2が炭素原子数2
〜4の直鎖低級アルキル基、例えばプロピル基を表し、
R3が水素を表し、R9が水素を表し、R6及びR7が
それぞれ独立に水素又は炭素原子数4以下の低級アルキ
ル基、例えばメチル基を表すか、又はR9が炭素原子数
4以下の低級アルキル基(例えばメチル基)又はトリフ
ルオロメチル基を表し、Rりが水素を表し、R6が水素
又は原子番号35以下のハロゲン、例えば塩素、弗素若
しくは臭素を表すか、又はR9、R6及びR,が同−又
は異なる原子番号35以下のハロゲン原子、例えば塩素
を表し、alkが末端で結合する炭素原子数2〜4の直
鎖低級アルキレン基、例えば1.3−プロピレン基を表
す一般式(I“)の化合物及びその塩、特に塩基との医
薬に使用しうる塩に関する。
本発明は、殊に、R1が炭素原子数4以下の低級アルキ
ル基、例えばメチル基を表し、R2か炭素原子数2〜4
の直鎖低級アルキル基、例えばプロピル基を表し、R3
が水素を表し、R5がオキザロアミノ基又は5−テI・
ラブリルカルボニルアミノ基を表し、基R4が水素を表
し、R6及びR7がそれぞれ独立に水素又は炭素原子数
4以下の低級アルキル基を表すか、又はR4が炭素原子
数4以下の低級アルキル基、例えばメチル基、又はトリ
フルオロメヂル基を表し、R6が水素又は原子番冒35
以下のハロゲン、例えば塩素若しくは臭素を表し、R7
が水素を表すか、又はR4、R6及びR7が原子番号3
5以下の同−又は異なるハロゲン、例えば塩素若しくは
臭素を表し、alkが末端で結合する炭素原子数2〜4
の直鎖低級アルキレン基、例えば1.3−プロピレン基
を表す一般式(1)の化合物及びその塩、特に塩基との
医薬に使用し・うる塩に関する。
本発明は、殊に実施例に挙げた一般式(1)の化合物及
びその塩、特に塩基との医薬に使用しうる塩に関する。
本発明は、更に、一般式(1)の化合物及びその塩の、
自体公知の方法に基づく製造方法に関する。本発明方法
は、 (a)一般式(■): 〔式中X4はヒドロキシ基に変換されうる基を表す〕の
化合物において、X4をヒドロキシ基に変えるか、又は b)一般式(■)及び(■): 〔式中WX5及びχGの一方は場合により塩の形で存在
するヒドロキシ基を表し、他方は反応性エステル化ヒド
ロキシ基で置換された基−0−alkH1即ち反応性エ
ステル化ヒドロキシ基で置換されたアルコキシ基を表す
〕の化合物を相互に反応させるか、又は C)一般式(X): 〔式中基R4’、R5′及びR,lのうち1個はアミノ
基を表し、それとは異なる基R4+又はR5°は基R9
を表し、アミノ基とは異なる基Rり′は基RIDを表す
〕の化合物又はその塩を一般式(XI):Xり −RB
′              (XI)〔式中R8′
は場合によりエステル化若しくはアミド化されたカルボ
キシ基又は場合により1−位が保護された5−テトラゾ
リル基を表し、X7は場合によりエステル化、アミド化
、無水物化されているか、又はR8Tが1−位で保護さ
れた5−テトラゾリル基を表す限り塩の形で存在するカ
ルボキシ基を表す〕の化合物と反応させ、場合によりテ
トラゾリル基R8の1−位の保護基を脱離させるか、又
は d)一般式(XI): (式中R4′°、R5°”及びR9′°のうち1個は基
χBを表し、それとは異なる基R41又はR5′1は基
R9を表し、基R8とは異なるR9″はRIOを表し、
XBは式−NH−C(=O)−R8の所望の基に変換さ
れうる基を表す〕の化合物において、基X8をその基に
変え、必要に応じて、それぞれ前記方法で得られた化合
物を一般式(1)の他の化合物に変え、前記方法により
得られる異性体混合物を分離し、所望の異性体を単離し
、及び/又は前記方法により得られる遊離化合物を塩に
変えるか、又は前記方法により得られる塩を遊離化合物
若しくは他の塩に変えることを特徴とする。
一般式(VT)において、ヒドロキシ基に変換されうる
基X4は、例えばエーテル化若しくはエステル化ヒドロ
キシ基である。エーテル化ヒドロキシ基X4としては、
例えば脂肪族エーテル化ヒドロキシ基、例えば低級アル
コキシ基、例えばメトキシ基、又は低級アルケニルオキ
シ基、特に低級アルク−2−エニルオキシ基、例えばア
リルオキシ基、フェニル低級アルコキシ基、例えばヘン
シルオキシ基、更にテ1−ラヒドロピランー2−イルオ
キシ基又はシリルオキシ基、特にトリ低級アルキルシリ
ルオキシ基、例えば1〜リメチルシリルオキシ基が該当
する。エステル化ヒドロキシ基X4としでは、例えばカ
ルボン酸、例えば脂肪族若しくは芳香族カルボン酸又は
炭酸の脂肪族若しくは芳香族半エステルでエステル化さ
れたヒドロキシ基、例えば低級アルカノイルオキシ基、
例えばアセトキシ基、場合により置換されたベンゾイル
オキシ基、例えば式R1−C(−〇)−0−の基、場合
によりハロゲン化された低級アルコキシカルボニル基、
例えばメトキシ−、エトキシ−若しくはtert−ブl
−キシカルボニル基、2,2.2−1−リョードエトキ
シー若しくは2,2.2−)リクロロエトキシカルボニ
ル基、場合により置換されたフェニル低級アルコキシカ
ルボニル基、特に1−フェニル低級アルコキシカルボニ
ル基、例えばベンジルオキシカルボニル基、又は場合に
より置換されたフェノキシカルボニル基である。
塩の形で存在するヒドロキシ基である一般式(■)中の
X5若しくは一般式(■)中のXG又は一般式(XI)
中のカルボキシ基は、特にアルカリ金属塩、例えばナト
リウム塩又はカリウム塩の形で存在する。
反応性エステル化ヒドロキシ基で置換されたアルコキシ
基である一般式(■)中のX5又は一般式(■)中のX
Gは、例えば反応性エステル化ヒドロキシで置換された
アルコキシ基、例えば反応性エステル化ヒドロキシアル
コキシ基、特に式ニーo −(c R2)m−X ’(
式中Xは反応性エステル化ヒドロキシ基を表し、mは2
〜9の整数を表す)の基である。この場合、反応性エス
テルヒドロキシ基は、例えばハロゲン、例えば塩素、臭
素若しくは沃素、又は有機スルホニルオキシ基、例えば
低級アルカンスルボニルオキシ基、例えばメタン′スル
ホニルオキシ基、例えばベンゼン−1p−ブロモベンゼ
ン−若しくはp−)ルエンスルホニルオキシ基である。
一般式(XI)中の場合によりエステル化、アミド化又
は無水物化されたカルボキシ基X7は、例えば遊離カル
ボキシ基、エステル化カルボキシ基R8又は場合により
置換されたフェノールでエステル化されたカルボキシ基
、例えばフェノキシ−14−ニトロフェノキシ−若しく
は2,4−ジニトロフェノキシカルボニル基、アミr化
カルボキシ基R8又は活性化カルバモイル基、例えばI
−イミダゾリル−若しくは1−(2,5−ジメチルイミ
ダゾリル)−カルボニル基、又はハロゲン化水素酸で無
水物化されたカルボキシ基、例えばハロゲンカルボニル
基、例えば式11al−C(=O)−(式中11al 
は塩素、臭素又は沃素、特に塩素を表す)の基である。
一般式(XI)の出発原料としては、特に式:R8” 
 r<a ”           (Xla)〔式中
R8″は場合によりエステル化又はアミド化されたカル
ボキシ基を表す〕の化合物又は式:%式%() の化合物が該当する。保護された形で存在する5−テト
ラゾリル基R8’は、例えば場合によりアリール部分が
置換された1−(α−アルアルキル)−テトラゾリル−
(5)−基、例えば1−ベンジルテトラゾリル−(5)
−基又は1−(p−メトキシベンジル)−テトラゾリル
−(5)基である。
一般式(Xll)中の、式−NH−C(−〇)−R8の
基に変換され・うる基X8は、例えば加溶媒分解、即ち
加水分解、アルコーリシス(所望のエステルカルボキシ
基R8に対応するアルコールとの反応)及び/又はアミ
ツリシス(アンモニア又は所望のアミド化カルボキシ基
R8に対応するアミンとの反応)によってこれに変換さ
れうる基、例えば式−N H−X A  C式中xAば
場合によりエステル化若しくはアミド化されたオキザロ
基とは異なり、これに変換可能な、官能ハで変形された
オキザロ基を表す〕の基である。この種の官能基で変形
されたオキザロ基は、好ましくは、官能基で変形された
α−カルボニル基としてチオキソメチレン基、イミノメ
チlノン基又はエステル化及び/又はエーテル化シヒl
゛ロキシメチレン基及び/又は官能基で変形されたカル
ボキシ基として、エステル化又はアミド化されたカルボ
キシ基とは異なる官能基で変形されたカルボキシ基を有
するものである。エステル化及び/又はエーテル化ジし
1”ロキシメチレン基は、例えばハロゲン化水素酸、例
えば塩化水素酸でエステル化され、及び/又は低級アル
カノール、例えばメタノール若しくはエタノールでエー
テル化されたジヒドロキシメチレン基である。例えば、
殊に、ジハロゲンメチレン基、例えばジクロロメチレン
基、低級アルコキシハロゲンメチレン基、例えばメ1−
キシー若しくはエトキシクロロメチレン基又はジ低級ア
ルコキシメチレン基、例えばジメトキシ−若しくはジェ
トキシメチレン基が挙げられる。エステル化又はアミド
化されたカルボキシ基とは異なる、官能基で変形された
カルボキシ基は、例えばシアノ基、無水物化されたカル
ボキシ基、例えばハロゲンカルボニル基、例えばり11
0カルボニル基、イミノエステル基、例えばイミドハロ
ゲニド基又はアミノハロゲニド基、例えばイミノクロロ
−又番オアミノジクロロメチル基、イミノエーテル基、
例えば低級アルキル−若しくは低級アルキレンイミノエ
ーテル基、例えばメトキシ−若しくはエトキシイミノメ
チレン基、4,4−若しくは5,5−ジメチルオキザゾ
リニル−(2)基又は4,4.6−ドリメチルージヒド
ローオキサゾリルー(2)基、アミジノ基、例えばアミ
シノー若しくは低級アルキルアミジノ基、例えばメチル
アミジノ基、ハロケン化水素酸、例えば塩化水素酸でエ
ステル化され、及び/又は低級アルカノールでエーテル
化されたオルト酸基、例えば1・り低級アルコキシメチ
ル21(、低級アルコキシハロゲンメチル基又はI・ジ
ハロゲンメチル基、殊にトリメトキシ−若しくはトリエ
1〜キンーメチル基、エトキシジクロロメチル基若しく
は1〜リクロロメチル基、又は場合によりエステル化さ
れたチオカルボキシル基、例えば低級アルキルチオカル
ボニル基、例えばエチルチオカルボニル基である。
式−N It−C(−0) −Ra  C式中R8は5
−テトラゾリルを表す〕の基に変換されうる基は、例え
ば式−Nl−1−C(=0)  −CNの基又は式;−
Nll −C(=0) −R8’ C式中R8’は1−
位が保護された5−テトラゾリル基を表す〕の基である
。保護された形で存在する5−テトラゾリル基R8′は
、例えば場合によりアリール部分が置換されている1−
(α−アルアルキル)−テトラゾリルI/−(5)基、
例えば1−ヘンシルテトラゾリル−(5)基又は1−(
p−メトキシヘンシル)−テトラゾリル−(5)基であ
る。
式−NH−C(−〇)−Raの基に変換されうる基χB
は、更に例えば、式−Nl(XB C式中Xsは式−C
(=0) −Ra  (式中R8ばカルボキシ基を表す
)のオキザロ基に酸化により変換されうる、場合により
水和されたグリオキシル基を表す〕の酸化によりグリオ
キシル基に変換され・うる基である。これは、好ましく
は酸化反応の進行中に、例えば場合によりα、β−不飽
和若しくはα、β−ジヒドロキジル化された脂肪族若し
くは芳香脂肪族カルボン酸のアシル基、場合によりヒド
ロキシ基がエステル化されたグリコロイル基又はグリシ
ル基からその場で形成されるが、又はその官能性誘導体
、例えばそのアセタール又はイミンから遊離させること
ができる。場合によりα。
β−不飽和若しくはα、β−ジヒドロキジル化されたカ
ルボン酸のアシル基は、例えばアルカノイル基、例えば
低級アルカノイル基、例えばアセチル基、α、β−不飽
和モノー若しくはジカルボン酸のアシル基、例えばアク
リロイル基、クロl−ニル基又は場合により官能基で変
形されたフマル酸若しくはマレイン酸のアシル基、α、
β−不飽和芳香脂肪族カルボン酸のアシル基、例えば場
合により置換されたシンナモイル基、又は脂肪族α。
β−ジヒドロキシジカルボン酸、例えば酒石酸又はその
−官能性カルボキシ誘導体、例えばエステル若しくはア
ミドのアシル基である。エステル化グリコロイル基は、
例えばヒドロキシ基が鉱酸、例えばハロゲン化水素酸、
例えば塩化水素酸若しくは臭化水素酸、或いはカルボン
酸、例えば酢酸若しくは場合により置換された安息香酸
でエステル化されたグリコロイル基である。アセタール
化グリオキシロイル基は、例えば低級アルカノール若し
くは低級アルカンジオールでアセタール化されたグリオ
キシロイル基、例えばジメトキシ−、ジェトキシ−又は
エチレンジオキシアセチル基である。グリオキシロイル
基のイミンは、例えば場合により置換されたN−ベンジ
ルイミン若しくはN−(2−ベンゾチアゾリル)−イミ
ン又は3゜4−ジーter t−ブチル−0−キノンと
のイミンである。酸化によりオキサロ基に変換されうる
基は、更に例えば、場合により置換された2−フロイル
基、例えば5−位にアセタール化ホルミル基、例えばジ
ェトキシメチル基を有する2−フロイル基である。式−
C(−0) −Re  C式中R8はエステル化カルボ
キシ基を表す〕のエステル化オキザロ基に酸化されうる
基は、エーテル化グリコロイル基、例えば低級アルコキ
シアセチル基である。
場合によりエステル化若しくはアミド化されたオキサロ
アミノ基に酸化されうる基XBは、更に場合により水和
されたか若しくはアセタール化されたホルミルメチルア
ミノ基又は場合により官能基で変形されたカルポキシメ
ヂルアミノ基又はカルボキシメチレンイミノ基、例えば
式−NH−CH2−CH=O1−NH−CH2−R2又
は−N = CH−R2の基である。
本発明方法による反応の実施及び新規出発原料又は中間
体の製造は、公知の出発原料又は中間体の反応方法及び
形成方法と同様にして行われる。
この際、以下において特に記載しない場合にも、その都
度常用の助剤、例えば触媒、縮合剤並びに加溶媒分解剤
及び/又は溶解剤又は希釈剤、及び常用の反応条件、例
えば温度及び圧力条件並びに場合により保護ガスを使用
する。
方甚ユ)により基X4をヒドロキシ基に変換する反応は
、常法で、例えば式: %式%() 〔式中Mは元素の周期律表のIla、ITb、■a、m
b、IVb、Va又は■b族のn価の配位が不飽和の金
属陽イオン、例えばマグネシウムイオン、亜鉛(II)
イオン、硼素(III)イオン、アルミニウム(III
)イオン、ガリウム(III)イオン、錫(IV)イオ
ン、チタン(IV)イオン、アンチモン(V)イオン又
は鉄(I[I)イオン若しくは鉄(Vl)イオンを表し
、Yは原子番号35以下のハロゲン、例えば弗素又は塩
素を表す)の錯住金屈ハロゲニド、例えば三塩化アルミ
ニウム又は第三級有機アンモニウム塩、例えば塩化ピリ
ジニウム若しくは臭化ピリジニウム又は塩化トリエチル
アンモニウムで処理することによって行われるが、加溶
媒分解、特に、必要に応じて、好ましくは酸性の加水分
解剤の存在で加水分解するごとによって行・うこともで
きる。加水分解剤は、常用の塩基性加水分解剤、例えば
アルカリ金属水酸化物の他に、酸性加水分解剤として、
例えば鉱酸、例えば塩化水素酸、臭化水素酸若しくは沃
化水素酸、硫酸、燐酸又はポリ燐酸、更に錯体金属酸、
例えばヘキサクロロアンチモン酸、四弗化硼素酸等、有
機カルボン酸でエステル化されたヒドロキシ基X4の場
合には、更に低級アルカン酸、例えば酢酸である。
加水分解の場合、溶剤は例えば水と混和しうる有機溶剤
である。その都度、溶剤又は希釈剤又は溶解助剤の存在
で、冷却又は加熱しながら、例えば約θ〜120℃の温
度範囲で及び/又は不活性ガス下に操作するのが好まし
い。
エーテル化ヒドロキシ基は、例えば水性沃化水素酸、例
えば塩化メチレン中の塩酸ピリジニウム、高濃度、例え
ば98%の酢酸中の臭化水素酸で処理するか、又は三阜
化硼素若しくば三塩化アルミニウムで処理することによ
ってヒドロキシ基に分解することができる。この方法の
変形で、X4が低級アルク−2−エニルオキシ基を表し
、R2が水素を表ず一般式(VI)の化合物を、好まし
くは溶剤、例えばジフェニルエーテル又はN、N−ジメ
チル−N、N−ジエチルアミン中で約150〜250°
C1好ましくは約190〜220°Cに加熱することに
よって、R2が低級アルク−2−エニル基で置換されて
いる一般式(1)の化合物に変えることができる。
基X4として場合により置換されたα−フェニル低級ア
ルコキシ基又は他の常用の、還元により脱離されうる保
護されたヒドロキシ基を有する一般式(lの化合物にお
いて、ヒドロキシ基を好ましくは還元により遊離さ−U
ることができる。例えば水素添加、即ち水素添加触媒、
例えばパラジウム触媒、白金触媒、ニッケル触媒又はロ
ジウム触媒、例えば活性炭イ」きパラジウム又はラネー
−ニッケルの存在で水素を用いて還元することができる
更に、X4が有機カルボン酸でエステル化されたヒドロ
キシ基である一般式(Vl)の化合物から出発してエス
テル交襖、即ち酸性又は塩基試薬、例えば鉱酸、例えば
硫酸又はアルカリ金属の水酸化物若しくはアルコキシド
、例えば水酸化ナトリウム若しくはナトリウム低級アル
コキシドの存在でアルコール、例えば低級アルカノール
で処理することによってヒドロキシ基を遊離させること
ができる。
一般式(VT)の出発原料は、例えば一般式(X■)及
び(■): 〔式中基X5及びχGの一方が場合により塩の形で存在
するヒドロキシ基を表し、他方が反応性エステル化ヒ1
:ロキシ基で置換された基−0−alkll、例えば式
−0−(CH2)m  X (式中Xは反応性エステル
化し1′ロキシ基、例えばハロゲンを表す)の基を表す
〕の化合物を相互に反応させることによって製造される
ノT法−■))による一般式(■)及び(■)の化合物
の反応は、常法で、例えば塩基性縮合剤、例えばアルカ
リ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物又は炭酸塩、例
えば水酸化すトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム
又は炭酸カルシウムの存在で、好ましくは低級アルカノ
ール、例えばメタノール若しくはアミルアルコール、ジ
低級アルキルケトン、例えばアセトン若しくはジエチル
アミン、又はN、N−ジ低級アルキル低級アルカン酸ア
ミド又はN−低級アルキル低級アルカン酸ラクタム、例
えばジメチルポルムアミド若しくはN−メチルピロリジ
ノン中で行う。
一般式(■)の出発原料は、例えば、−・般式(XTI
+): II    1 の化合物をルイス酸、例えば三塩化アルミニウム又は塩
化亜鉛の存在で式 %式%() 〔式中X2はハロゲンカルボニル基又は−〇−C(−〇
)−R1を表す〕の化合物と反応さゼ、場合によりx5
がヒドロキシ基を表す一般式(■)の得られた化合物の
R1−C(=0)−に対してp−位のヒドロキシ基をジ
ハロゲンアルカン、エポキシアルカン又はハロゲンアル
カノールと反応させて、ハロゲン又はヒドロキシ基で置
換されたアルコキシ基に変え、場合により、例えば塩化
チオニル、三臭化燐又はスルホン酸クロリドで処理する
ことによりヒドロキシアルコキシ基を反応性エステル化
することによって得られる。
例えば、一般式(■)の化合物は、例えば一般式(XX
) : Xs   、R5”       (XX)R7゛ 〔式中R4°″、R5″゛′及びR、T TTのうち1
個がニトロ基を表し、それとは異なる基R41IT又は
R51′は基R9を表し、それとは異なる基R91IT
は基RIOを表す〕の化合物中のニトロ基を、例えばラ
ネー−ニッケルの存在で水素でアミノ基に還元し、一般
式(XXI ): 〔式中基R4°、R5°及びR91のうち1個はアミノ
基を表し、それとは異なる基R4″又はR51は基R9
を表し、それとは異なるRqlは基RIDを表す〕の化
合物を塩基、例えばトリエチルアミン又はピリジンの存
在で、式: %式%) 〔式中1lalはハロゲンを表す〕の化合物と反応させ
、X6がヒドロキシ基を表す一般式(■)の得られた化
合物中のヒドロキシ基を必要に応じて、ジハロゲンアル
カン、エポキシアルカン又はハロゲンアルカノールと反
応させることによってハロゲン又はヒドロキシ基で置換
されたアルコキシ基に変え、場合によりヒドロキシアル
コキシ基を、例えば塩化チオニル、三臭化燐又はスルホ
ン酸クロリドで処理することによって反応性エステル化
することによって得られる。
方抜交)による一般式(X)及び(XI)の化合物の反
応は、常法で、特に類似の反応のため文献に公知の方法
で、必要に応じて縮合剤の存在で、Nmのエステルハロ
ゲニド又はアミドハロゲニドと反応させる場合、例えば
塩基性縮合剤、例えば三級有機窒素塩基、例えばトリエ
チルアミン若しくはピリジン、又はアルカリ金属水酸化
物若しくは炭酸塩、例えば水酸化ナトリウム若しくは水
酸化カリウムの存在で、又は蓚酸と反応させる場合には
、例えば最初に形成したアンモニウム塩を脱水する縮合
剤、例えば水結合剤、例えばジシクロへキシルカルボジ
イミド又はイソニトリル、例えばter t−ブチルイ
ソニトリル、又は鉱酸、例えば塩化水素酸、又は酸無水
物、例えば五酸化燐の存在で、その都度不活性溶剤、例
えばハロゲンアルカン、例えば塩化メチレン、又はN、
N−ジアルキルアミド、例えばN、N−ジメチルホルム
アミド若しくは−アセトアミド中で行う。
次いで、5−テトラゾリル基R8の1−保護基を、例え
ばアシドリシス、即ち、酸、例えばトリフルオロ酢酸/
アニソールで処理するか、又は水素添加分解、特に水素
及び活性炭付きパラジウムを用いて脱離させることがで
きる。
一般式(X)の出発原料は、例えば、一般式(■)及び
(XX): 罷 〔式中R41Tj、R5″′及びR91ITのうち1個
がニトロ基を表し、それとは異なる基R41′又はR5
1′は基R9を表し、それとは異なる基R91ITは基
RIOを表し、基X5及びX6の一方は場合により塩の
形で存在するヒドロキシ基を表し、他方は反応性エステ
ル化ヒドロキシ基で置換された基−O−alkll、例
えば式−〇 −(CH2)  X (式中Xは反応性エ
ステル化ヒドロキシ基、例えばハロゲン及びX“を表す
)の基を表す〕の化合物を相互に反応させ、得られた一
般式: %式%) の化合物中の二1・四基を、例えば水素添加触媒、例え
ば活性炭付きパラジウム又LJ特にラネー−ニッケルの
存在で、例えばテトうしドロフラン中で水素と反応させ
ることによってアミン基に還元することによって製造す
ることができる。
1川)により一般式(Xrl)の化合物中の基X8を式
−NH−C(=O)−Rsの基に変える反応は、例えば
加溶媒分解又は酸化によるか、又は弐NH−C(−〇)
−CNの基X8から出発して窒化水素酸と反応させるか
、又は式−N H−C(−〇)−Re’(式中R81は
1−位が保護された5−テトラゾリル基を表す)の基X
8から出発して保護基を脱離させることによって行われ
る。式−N I−I −X Aの基XB中の前記基XA
を加水分解によりオキザロ基に変えることができる。官
能基で変形されたカルボキシ基としてイミノエーテル基
、オル1〜エステル基又はエステルハロゲニド基及び/
又は官能基で変形されたα−カルボニル基としてチオキ
ソメチレン基、イミノメチレン基又はエステル化若しく
はエーテル化ジヒドロキシメチレン基を有する基XAを
更に、エステル化されたオキザロ基−C(−〇)−Ra
に加水分解することができる。同様に、官能基で変形さ
れたカルボキシ基としてシアノ基、アミジノ−又はイミ
ド−若しくはアミドハロゲニド基及び/又は官能基で変
形されたα−カルボニル基としてチオキソメチレン基、
イミノメチレン基又はエーテル化若しくはエステル化ジ
ヒドロキシメチレン基を有する基XAをアミド化された
オキザロ基−C(=0)−R8に加水分解することがで
きる。加水分解は、常法で、必要に応じて塩基性又は好
ましくは酸性の加水分解剤、例えばアルカリ金属水酸化
物、例えば水酸化ナトリウム若しくは水酸化カワウlい
、又は好ましくはプロトン酸、好ましくは鉱酸、例LA えばハロゲン化水素酸、例えば塩酸又は有機カルボン酸
若し告オスルホン酸、例えば酢酸若しくはp −+−ル
エンスルホン酸の存在で実施することができる。
官能基で変形されたカルボキシ基として無水物化された
カルボキシ基、例えばハロゲンカルボニル基、例えばク
ロロ力ルホニル基、シアノカルボニル基又は低級アルキ
レンイミノエーテル基、例えば4.4−若しくば5,5
−ジメチル−オキサシリル−(2)基若しくは4,4.
6−  トリメチル−ジヒドロオキサシリル−(2)基
を有する官能基で変形されたオキザロ基XAを、更に、
常用のアルコーリシス、即ち対応するアルコ−)Iレト
(D反応によりエステル化オキサ口、l−C(=O)−
R8に変えることができる。無水物化されたカルボキシ
基のアルコーリシスの際には、塩基性縮合剤、例えばピ
リジン又はトリエチルアミンの存在で操作するのが好ま
しく、カルボキシ基又は低級アルキレンイミノエーテル
基のアルコーリシスは酸性で、例えば塩化水素酸、p−
トルエンスJl/ホン酸又は酢酸の存在で実施するのが
好ましい。同様の方法で、無水物化されたカルボキシ基
を有する官能基で変形されたオキザロ基をアンモノリシ
ス又はアミツリシス、即ち、好ましくば塩基性縮合剤、
例えば水酸化ナトリウム、ピリジン又はトリエチルアミ
ンの存在でアンモニア又は対応する第−級若しくは第二
級アミンと反応させることによってアミド化されたオキ
ザロ基−C(=O) −R8に変えることができる。
前記の基XBを式−N H−C(= O) −Rsの基
に変える反応は、例えば酸化により行う。酸化は、常法
で適当な酸化剤と反応させることによって行うことがで
きる。適当な酸化剤は、特に酸化性重金属化合物、例え
ば銀化合物、例えば硝酸銀若しくはピコリン酸銀、重金
属の酸素酸、例えばマンガン(■)、マンガン(■)、
クロム(VT)及び鉄(III)又はハロゲンの酸素酸
或いはその無水物又は塩、例えばクロム酸、二酸化クロ
ム、重クロム酸カリウム、過マンガン酸カリウム、二酸
化マンガン、ヘキサシアノ鉄酸カリウム、スルフアミン
酸の存在で亜塩素酸ナトリウム、塩化ニッケルの存在で
次亜塩素酸ナトリウム又は沃素酸ナトリウム、過沃素酸
ナトリウム又は四酢酸鉛である。これらの酸化剤との反
応は、常法で、例えば不活性溶剤、例えばアセトン、酢
酸、ピリジン又は水、又は好ましくは水を含む不活性溶
剤混合物中で常温で、又は必要に応じて冷却若しくは加
熱しながら、例えば約り℃〜約100℃で行う。場合に
よりエーテル化されたグリコロイル基を場合によりエス
テル化されたオキサロ基に酸化する反応は、例えば含水
ピリジン又はアセトン中で過マンガン酸カリウムを用い
て室温で行うのが好ましい。アセタール化されたグリオ
キシル基及びイミノアセチル基を好ましくは酸性で、例
えば硫酸中の重クロム酸カリウムを用いて酸化し、α、
β−ジヒドロキシ化脂肪族カルボン酸のアシル基、例え
ば酒石酸のアシル基を好ましくは過沃素酸で酸化するが
、グリシル基の酸化には、アルカリ性媒体中で、例えば
p1110〜13、例えば11.5で鉄酸カリウム、又
は有機銀塩、例えばピコリン酸銀を使用するのが好まし
い。式−N = CH−R8の基を有機過酸、例えば過
酢酸又はm−クロロ過安息香酸を用いて、不活性溶剤、
例えは塩化メチレン、クロロホルム又はヘンゼン中で酸
化するのが好ましい。
式−NH−C(=O)−CNの基X8と窒化水素酸との
反応は、好ましくはトルエン又は類似の溶剤中で、アル
カリ金属アジドを酸、例えば塩化水素酸で処理すること
によって窒化水素酸をその場で形成しながら行うのが好
ましい。
式−NHC(=O) −Re’ C式中Re’は1−位
が保護された5−テトラゾリル基を表す〕の基X8から
の保護基の脱離は、1−保護基に通常の方法で特にアシ
ドリシス、即ちエーテル、例えばアニソール中で酸、例
えばトリフルオロ酢酸で処理するか、又は例えばパラジ
ウムの存在で接触水素添加することによって行う。
一般式(XI)の出発原料は、例えば、一般式(X): 〔式中基R4+、R51及びR,lのうち1個はアミノ
基を表し、それとは異なる基R4+又はR5lは基R9
を表し、それとは異なる基R91は基RIOを表ず〕の
化合物又はその酸付加塩を対応する酸、例えば一般式: %式%) の酸又はその官能性誘導体と反応させることによって製
造される。一般式(XX■a)〜(XXVII C)の
酸の官能性誘導体は、殊に、エステル化、アミド化又は
無水物化されたカルボキシ基、例えば低級アルコキシカ
ルボニル基、場合により置換されタカルバモイル基、例
えばカルバモイル基若しくはイミダゾリル−1−力ルボ
ニル基、又はハロゲンカルボニル基、例えばクロロカル
ボニル基若シくはブロモカルボニル基、又は式−〇〇N
3若しくは−CON2 +1lal−の基を含む酸誘導
体である。一般式(XXVI[a)又は(XX■b)の
酸及びその官能性誘導体の例として、特に下記のものが
挙げられるニ一般式(XXVIa)の酸の官能性誘導体
として、オキサリルハロゲニド、例えば塩化オキサ゛リ
ル若しくは臭化オキサリル、トリ低級アルコキシ−及び
ジハロゲン低級アルコキシ酢酸低級アルキルエステル、
蓚酸イミノジアルキルエステル、例えばN−低級アルキ
ル蓚酸エステルアミジン、蓚酸ジチオ低級アルキル−1
例えば−ジメチルエステル、シアノホルミルクロリド又
はシアン、一般式(XXVI b )の酸及びその官能
性誘導体としては、グリコール酸及びその低級アルキル
エステル又は対応するラクチド、モノ−若しくはジ低級
アルコキシ酢酸エチルエステル、ハロゲン酢酸無水物、
例えばクロル酢酸無水物若しくはクロル酢酸クロリド及
び酒石酸、又は2.3−ジアセトキシコハク酸無水物、
更に塩化シンナモイル、塩化アセチル及びグリシンが挙
げられる。一般式(XX■C)の酸の官能性誘導体は、
特にその塩化物である。
−・般式(X)及び(XXVII a ) 〜(XXV
II c )の化合物又はその誘導体の反応は、常法で
、例えば水結合剤、例えば酸無水物、例えば五酸化燐、
又はジシクロへキシルカルボジイミド、又は例えば酸性
若しくは塩基性縮合剤、例えば鉱酸、例えば塩化水素酸
、又はアルカリ金属の水酸化物若しくは炭酸塩、例えば
水酸化ナトリウム若しくは水酸化カリウム、又は有機窒
素塩基、例えばトリエチルアミン若しくはピリジンの存
在で行うことができる。酸無水物、例えば酸クロリドと
の反応の場合には、縮合剤として有機窒素塩基を使用す
るのが好ましい。カルボン酸との反応は、水結合剤の存
在で実施するのが好ましい。必要に応じて、その都度不
活性溶剤中で常温で又は冷却又は加熱しながら、例えば
約り℃〜約100°Cの温度範囲で密閉容器中及び/又
は不活性ガス、例えば窒素下に操作する。
同様に、一般式(X)の化合物を場合によりエステル化
又はアミド化されたグリオキシル酸と縮合させることに
よって、X8が基R8−CH=N−を表す一般式(XI
)の化合物を製造することができる。
更に、χBが基−NH−Xs(式中XBはグリオキシロ
イル基を表す)を表す一般式(XIT)の化合物は、対
応するハロゲン−1例えばブロモアセチル化合物を好ま
しくは含水アルコール中でヘキサメチレンテトラミンと
共に加熱するか、又はジメチルスルホキシド中で四弗化
硼素酸銀で酸化することによって得られる。同様に、ク
ロロアセチル化合物をヘキサメチル燐酸トリアミド中で
ジシクロへキシル−18−クラウン−6−エーテルの存
在で重クロム酸カリウムで酸化することもできる。X8
が基−NH−Xs(式中XBはイミノアセチル基、例え
ば場合により置換されたベンジルイミノアセチル基を表
す)を表す一般式(Xrl)の化合物は、対応するグリ
シル化合物から出発して、ごれを対応するカルボニル化
合物、例えばヘンズアルデヒドと反応させ、こうして得
られた中間生成物、例えばN−ベンジリデングリシル化
合物を好ましくは反応条件下に転位させることによって
製造することができる。
官能基で変形されたカルボキシ基としてイミノエーテル
基を有する、官能基で変形されたオキサロ基は、対応す
るシアノカルボニル化合物から出発して、対応するアル
コール、例えば低級アルカン(ジ)オール又はアミノ低
級アルカノールとの反応によって製造することができる
本発明により得られる一般式(I)の化合物を自体公知
の方法で一般式(I)の他の化合物に変えることができ
る。
例えば、遊離カルボキシ基R6、R7及び/又はR8を
常法で、例えばジアゾ低級アルカン又は1、り低級アル
キルオキソニウム塩、トリ低級アルキルカルボキソニウ
ム塩若しくはジ低級アルキルカルボニウム塩、例えば−
ヘキサクロロアンチモネート若しくは一ヘキサフルオロ
ホスフェー1・で処理するか、又は殊に対応するアルコ
ール又はその反応性誘導体、例えばカルボン酸エステル
、亜燐酸エステル、亜硫酸エステル若しくは炭酸エステ
ル、例えば低級アルカノール、N、N−ジ低級アルキル
アミノ低級アルカノール、N、N−低級アルキレンアミ
ノ低級アルカノール、場合により置換されたN、N−(
アザ)−低級アルキレンアミノ低級アルカノール、N、
N−(オキサ)低級アルキレンアミノ低級アルカノール
若しくはN。
N−(チア)低級アルキレンアミノ低級アルカノール又
は低級アルカンカルボン酸エステル、1・り低級アルキ
ルホスファイト若しくはジ低級アルキルスルファイトと
反応させることによって、R6、R7及び/又はR8が
エステル化カルボキシ基を表す一般式(I)の化合物に
変えることができる。
対応するアルコールとの反応自体は、酸性触媒、例えば
プロトン酸、例えば塩化水素酸、臭化水素酸、硫酸、燐
酸、硼酸、ベンゼンスルホン酸及び/又はトルエンスル
ホン酸の存在で不活性溶剤、特に使用したアルコールの
過剰分中で及び必要に応じて水結合剤の存在で及び/又
は反応水の蒸溜、例えば共沸蒸溜による除去下に及び/
又は温度を高めて行うのが好ましい。対応するアルコー
ルの反応性誘導体との反応は、常法で、カルボン酸エス
テル、亜燐酸エステル、亜硫酸エステル又は炭酸エステ
ルから出発して、例えば酸性触媒、例えは前記の触媒の
存在で、不活性溶剤、例えばトルエン、又は使用したア
ルコール誘導体若しくは対応するアルコールの過剰分中
で、必要に応じて、例えば反応水を共沸蒸溜で除去しな
がら実施することができる。鉱酸エステル又はスルホン
酸エステルから出発して、エステル化すべき酸を塩、例
えばナトリウム塩又はカリウム塩の形で使用し、必要に
応じて塩基性縮合剤、例えば無機塩基、例えばナトリウ
ム、カリウム若しくはカルシウムの水酸化物又は炭酸塩
、又は第三級有機窒素塩基、例えばトリエチルアミン若
しくはピリジンの存在で、及び/又は不活性溶剤、例え
ば前記の第三級窒素塩基又は極性溶剤、例えばジメチル
ホルムアミド中で及び/又は温度を高めて操作するのが
好ましい。オレフィンとの反応は、例えば酸性触媒、例
えばルイス酸、例えば三弗化硼素、スルホン酸、例えば
p−)ルエンスルポン酸、又は殊に塩基性触媒、例えば
水酸化ナトリウム若しくは水酸化カリウムの存在で、好
ましくは不活性溶剤、例えばエーテル、例えばジエチル
エーテル又はテトラヒドロフラン中で行うことができる
更に、遊離カルボキシ基R6、Rり及び/ Raは、ア
ンモニア又は少なくとも1個の水素原子を有するアミン
と常法で、中間に生成するアンモニウム塩を脱水しなが
ら、例えばヘンゼン又はトルエンとの共沸蒸溜又は乾式
加熱によって脱水しながら反応させることによってアミ
ド化カルボキシ基に変えることができる。
しかし、カルボキシ基をエステル化又はアミド化カルボ
キシ基に変える前記の反応を、R6、R9及び/又はR
8がカルボキシ基を表す一般式(1)の化合物をまず、
常法で、例えば燐又は硫黄のハロゲン化物、例えば三塩
化燐、三臭化燐、五塩化燐又番才塩化チオニルを用いて
反応性誘導体、例えば酸ハロゲニドに変えるか、又は対
応するアルコール又はアミンと反応させることにより反
応性エステル、即ち、電子吸引性構造を有するエステル
、例えばフェノール、チオフェノール、p−二トロフェ
ノール若しくはシアノメチルアルコールとのエステル、
又は反応性アミド、例えばイミダゾール若しくは3,5
−ジメチルピラゾールから誘導されたアミドに変え、得
られる反応性誘導体を次に常法で、例えばエステル交換
、アミド交換又はエステル化カルボキシ基及びアミド化
カルボキシ基の相互変換について以下に説明するように
、対応するアルコール、アンモニア又は少なくとも1個
の水素原子を有する対応するアミンと反応させて所望の
基R4、R6及び/又はRBに変えることができる。
エステル化カルボキシ基R6、R,及び/又はR8並び
にシアノ基R6及び/又はR,は、常法で、例えば触媒
、例えば塩基性又は酸性試薬、例えば強塩基、例えば水
酸化ナトリウム若しくは水酸化カリウム、又は鉱酸、例
えば塩酸、硫酸若しくは燐酸の存在で加水分解すること
によって遊離カルボキシ基に加水分解し、更にシアノ基
R6及び/又はR7をカルバモイル基に加水分解するこ
とができる。同様に、エステル化カルボキシ基R6、R
7及び/又はR8を、例えばアンモニア又は対応する、
少なくとも1個の水素原子を有するアミンをアミド化カ
ルボキシ基に変えることができる。
更に、エステル化カルボキシ基R6、R7及び/又はR
8を常法で、例えば対応するアルコールの金属塩、例え
ばナトリウム塩若しくはカリウム塩又は対応するアルコ
ール自体と、触媒、例えば強塩基、例えば水酸化ナトリ
ウム若しくは水酸化カリウム、又は強酸、例えば鉱酸、
例えば塩酸、硫酸若しくは燐酸、又は有機スルホン酸、
例えばp−)ルエンスルホン酸、又はルイス酸、例えば
三弗化硼素−エーテラートの存在で反応させることによ
って他のエステル化カルボキシ基にエステル交換するこ
とができる。
アミド化カルボキシ基R6、Rq及び/又はR8を常法
で、例えば触媒、例えば強塩基、例えばアルカリ金属若
しくはアルカリ土類金属の水酸化物又は炭酸塩、例えば
すトリウム若しくはカリウムの水酸化物又番才炭酸塩、
又は強酸、例えば鉱酸、例えば塩酸、硫酸又は燐酸の存
在で加水分解することにより遊離カルポギシ基に変える
ことかできる。
更に、本発明により得られる化合物において、一方又は
両方のフェニル環に置換基を導入し、及び/又り才存在
する置換基を他の置換基に変えることができる。また、
低級アルキルハロゲニド又は低級アルケン又は低級アル
カン酸ハロゲニ1°若しくは一無水物と、その都度ルイ
ス酸、例えば三塩化アルミニウムの存在で反応させるこ
とによって低級アルキル基を導入することができる。更
に、例えばルイス酸、例えば塩化鉄(III)の存在で
ハロゲンで処理するか、又はN−クロロスクシンイミド
と反応させることによってハロゲンを導入することがで
きる。更に、例えば水素添加触媒、例えば活性炭付きパ
ラジウムの存在で水素で処理することによって低級アル
ケニル乱又は低級アルキニル基を低級アルキル基に還元
することができる。
更に、銅の存在でトリフルオロゴートメタンと反応させ
ることによってハロゲン、特に沃素をトリフルオロメチ
ル基で置換することができる。
新規化合物は、前記のように、選択した出発原料及び操
作方法に応じて可能な一異性体の形で又はその混合物と
して、例えば不整炭素原子の数に応じて純粋な光学異性
体、例えば対掌体として、又は異性体混合物、例えばラ
セミ化合物、ジアステレオマー混合物又はラセミ化合物
の混合物として存在することができる。
得られたジアステレオマーの混合物及びラセミ化合物の
混合物は、成分の物理化学的性質の相違に基づいて公知
方法で、例えばクロマトグラフィー及び/又は分別結晶
によって純粋な異性体、ジアステレオマー又はラセミ化
合物に分離することができる。
更に、得られるラセミ化合物を公知の方法で、例えば光
学活性溶剤からの再結晶によるか、微生物を用いるか、
又は酸性最終生成物をラセミ酸と塩を形成する光学活性
塩基と反応させ、この方法でfijられた塩を例えばそ
の溶解度の相違に基づいてジアステレオマーに分離し、
これから適当な試薬の作用によって対字体を遊離さ−U
ることによって光学的対掌体に分割するごとができる。
2種の対字体の・うち有効な方を111離するのか好ま
しい。
青られた一般式(1)の遊離化合物、例えばR6及び/
又聞R,がカルホキシ基を表し、及び/又i;+: R
aかカルボギシ基又は5−テトラゾリル基を表す化合物
を自体公知の方法で、通常溶解助剤又し;1希釈剤の存
在で、例えば塩基又はカルボン酸の適当な塩で処理する
ことにより塩に変えることができる。
自体公知の方法で、例えば酸性試薬、例えば鉱酸又し7
1前記の塩形成性酸で処理するごとによって得られた塩
を′Mii!lt化合物に、また、得られたR8が酸伺
加塩を形成しうる遊離化合物をその酸付加塩に変えるこ
とができる。
塩を含めて本発明の化合物は、その水和物の形でiMら
れることもあり、また、結晶に使用する溶剤を含むこと
もある。
遊離の形の新規化合物とその塩の形とは密接な関係があ
るので、以上及び以下の記載において、遊離化合物又は
その塩は、意義及び目的に応して対応する塩又は遊離化
合物をも意味するものとする。
本発明は更に、任意の段階で中間生成物として得られる
化合物から出発し、残りの工程を実施するか、又は塩及
び/又はラセミ化合物又は対掌体の形で出発原料を使用
するか、又は特に反応条件下で出発原料を形成させる前
記方法の実施態様に関する。
本発明方法及びその前段階において使用する新規出発原
料及び中間生成物も、同様に本発明の対象である。
前記の、特に好ましいとして説明した化合物を生じるよ
うに出発原料を使用し、反応条件を選択するのが好まし
い。
本発明は、同様に、一般式(1)の本発明による化合物
又はその医薬に使用しうる塩を含む医薬製剤に関する。
本発明による医薬製剤は、温血動物に外用及び局所並び
に腸管内、例えば経口又は直腸内投与及び腸管外投与に
使用し、また溢血動物に吸入するため使用され、有効成
分を単独で、又は医薬に許容しうる賦形剤と一緒に含む
ものである。有効成分の投与量は、温血動物の種、年齢
及び個々の状態、並びに投与方法に左右される。
新規医薬製剤は有効成分を例えば約10%〜約95%、
好ましくは約20%〜約90%含む。本発明による医薬
製剤は、例えばエアロゾル若しく  ゛はスプレーの形
又は投与単位形、例えば糖衣錠、錠剤、カプセル剤、坐
剤又はアンプル剤の形で存在する。
本発明の医薬製剤は、自体公知の方法、例えば常用の混
合、造粒、糖衣かけ、熔解又は凍結乾燥操作によって製
造される。経口投与する医薬製剤は、有効成分を固体賦
形剤と混合し、得られた混合物を場合により造粒し、混
合物又は顆粒を必要に応じて適当な助剤を添加した後、
錠剤又は糖衣錠コアに加工することによって得られる。
適当な賦形剤は、特に充填剤、例えば糖類、例えば乳糖
、蔗糖、マンニット若しくはソルビット、セルロース製
剤及び/又は燐酸カルシウム、例えば燐酸三カルシウム
若しくは燐酸水素カルシウム、更に結合剤、例えばトウ
モロコシ澱粉、小麦澱粉、米鍛粉若しくはバレイショ眼
粉を使用した澱粉糊、ゼラチン、トラガント 又はポリビニルピロリドン、及び/又は必要に応じて崩
壊剤、例えば前記の澱粉、更にカルボキシメチル澱粉、
架橋ポリビニルピロリドン、寒天、アルギン酸若しくは
その塩、例えばアルギン酸ナトリウムである。助剤は、
特に流動性調節剤及び?lt沢剤、例えば珪酸、タルク
、ステアリン酸若しくはその塩、例えばステアリン酸マ
グネシウム又はステアリン酸カルシウム、及び/又はポ
リエチレングリコールである。糖衣錠コアに適当な、場
合により耐胃液性皮膜を施すことができ、その際、殊に
、場合によりアラビアゴム、タルク、ボリビニルピロリ
ドン、ポリエチレングリコール及び/又は二酸化チタン
を含む濃厚糖溶液、又は適当な有機溶剤又は溶剤混合物
に熔かしたラッカー溶液、又は耐胃液性皮膜を製造する
ために、適当なセルロース製剤、例えばアセチルセルロ
ースフタレート若しくはヒドロキシプロピルメチルセル
ロースフタレートの溶液を使用する。例えば活性物質の
異なる投与量を示すため、錠剤または糖衣錠の皮膜に色
素又は顔料を添加することができる。
他の経口投与に使用しうる医薬製剤は硬質ゼラチンカプ
セル及びゼラチン及び軟化剤、例えばグリセリン若しく
はソルビットから成る軟質密封カプセルである。硬質カ
プセルは有効成分を顆粒の形で、例えば充填剤、例えば
乳糖、結合剤、例えば澱粉、及び/又は湯沢剤、例えば
タルク若しくはステアリン酸マグネシウム及び場合によ
り安定剤と混合して含むことができる。軟質カプセルに
おいては有効成分を適当な液体、例えば脂肪油、パラフ
ィン油又は液体ポリエチレングリコールに溶解又は懸濁
しておくのが好ましく、その際同様に安定剤を添加して
もよい。
直腸内に使用しうる医薬製剤としては、例えば有効成分
と坐剤基剤との混合物から成る坐剤が該当する。坐剤基
剤としては、例えば天然若しくは合成のトリグリセリド
、パラフィン系炭化水素、ポリエチレングリコール又は
高級アルカノールが適当である。更に、有効成分と基剤
との混合物を含むゼラチン−直腸カプセルを使用するこ
ともできる。基剤としては、例えば液状トリグリセリド
、ポリエチレングリコール又はパラフィン系炭化水素が
該当する。
腸管外投与には、特に水溶性の有効成分、例えば水溶性
塩の水溶液、更に有効成分の懸濁液、例えば相応する油
性注射用懸濁液(適当な親油性溶剤又はビヒクル、例え
ば脂肪油、例えばゴマ油、又は合成脂肪酸エステル、例
えばオレイン酸エチル若しくはトリグリセリドを使用す
る)又は水性注射用懸濁液(粘度上昇性物質、例えばす
l− IJウムカルボキシメチルセルロース、ソルビッ
ト及び/又はデキストラン及び場合により安定剤を含む
)が適当である。
鼻内又は口内投与により呼吸路を治療するだめの吸入製
剤は、例えば薬理有効成分を粉又は溶液若しくは懸濁液
の滴の形で分配し・うるエアロゾル又はスプレーである
。粉末の分散性を有する製剤は、有効成分の他に通常、
室温以下の沸点を有する液体噴射ガス並びに、必要に応
じて、賦形剤、例えば液体又は固体の非イオン性若しく
はアニオン性表面活性剤及び/又は希釈剤を含む。薬理
有効成分が溶解している製剤は、この他に適当な噴射剤
、更に必要に応じて、付加的溶剤及び/又は安定剤を含
む。噴射ガスの代わりに、圧縮空気を使用することもで
き、その際これを適当な圧縮及び放圧装置を用いて必要
に応じて製造することができる。
外用及び局所に適用する医薬製剤は、例えば皮iの治i
には、ローション及びクリーム(液体又は半固体の水中
油型或いは油中水型エマルジョンを含む)、及び軟膏(
好ましくは保存剤を含む)、目の治療には、活性化合物
を水溶液又は油性溶液中に含む点眼薬及び好ましくは滅
菌状態で製造される眼軟膏、鼻の治療には、粉剤、エア
ロゾル及びスプレー(呼吸路の治療用に記載したのと同
様)、及び昇口に迅速に吸入させることによって投与す
る!I粉剤、及び活性化合物を水溶液又は油性溶液中に
含む点鼻薬、又は口の局所治療には、活性化合物を一般
に糖及びアラビアゴム又はトラガントから成る物質(矯
味薬が添加されていてもよい)中に含む薬入糖菓、並び
に活性物質を不活性物質、例えばゼラチン及びグリセリ
ン又は糖及びアラビアゴムを含む錠剤である。
本発明は、同様に薬理活性化合物、例えば抗アレルギー
剤又は特に消炎剤としての、好ましくば医薬製剤の形で
の一般式(I)の新規化合物及びその塩の使用に関する
。約10kgの温Iff動物に投与する、−日の投与量
は約200■〜約1200■である。
次に、実施例に基づいて本発明を詳述するが、決して本
発明の範囲を限定するものではない。温度は摂氏で示す
実施例1 塩化メチレン60mI中の3− (3−(4−アセチル
−3−ヒドロキシ−’1−n−プロピル−フェノキシ)
−プロピルオキシ〕−6−メチルアニリン7.5g(2
1ミリモル)及びトリエチルアミン3.0g(21ミリ
モル)の、0℃に冷却した溶液に、約5分以内に塩化メ
チレン8ml中のクロロ蓚酸メチルエステル1.9m1
(21ミリモル)の溶液を滴加する。室温で90分攪拌
し、反応混合物を氷水上に注ぎ、有機相を分離する。塩
化メチレン相を水で洗浄し、硫酸すI・リウム上で乾燥
し、減圧下に濃縮する。残渣を塩化メチレン/エーテル
から結晶して、融点125〜127°CのN−(3−〔
3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピ
ル−フェノキシ)−プロピルオキシフ−6−メチル−フ
ェニル)−オキサミド酸メチルエステルを得る。
3− (1−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−’1−
n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシューアニ
リンから出発して同様の方法で、融点124〜125℃
のN−(3−(3−、(4−アセチル−3−ヒドロキシ
−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕
−フェニル)−オキサミド酸メチルエステルが得られる
出発原料は、例えば下記のようにして製造することがで
きる。
エチルメチルケトン100m1中の4−メチル−3−二
トローフエノール5.1g(33ミリモル)及びか焼し
た炭酸カリウム4.6g(33ミリモル)の懸濁液をス
パーチルの先に付けた沃化カリウム及び9.5g(30
ミリモル)の4−(3−ブロモプロポキシ)−2−ヒド
ロキシ−3−プロピル−アセトフェノンと混合し、14
時間加熱還流する。
反応混合物を冷却し、水上に注ぎ、エーテルで3回抽出
する。有機相を水で洗浄し、合し、硫酸ナトリウム上で
乾燥し、減圧下に濃縮乾燥する。残渣を結晶させると、
融点90〜91°Cの3−〔3−(4−アセチル−3−
ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピ
ルオキシ〕−6−メチル−ニトロベンゼンが得られる。
m−二トロフェノールから出発して同様の方法で、融点
71〜72℃の3− C3−(4−アセチル−3−ヒド
ロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオ
キシ〕−ニトロベンゼンが得られる。
テトラヒドロフラン90m1中の3−〔3〜(4−アセ
チル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ
)−プロピルオキシ〕−6−メチル−ニトロベンゼン9
.1g(23,5ミリモル)の溶液にラネーニッケル1
.0gを加え、室温で水素添加する。触媒をr別し、テ
トラヒドロフランで洗浄する。1戸液を減圧下に蒸発乾
燥する。こうしてRf値= 0.12 (シリカゲル/
塩化メチレン)の3− (3−(4−アセチル−3−ヒ
ドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピル
オキシュー6−メチル−アニリンが得られる。
3− (3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシフ−二トロ
ベンゼンから出発して同様の方法で融点76〜77℃(
エーテル/石油エーテル)の3− (3−(4−アセチ
ル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)
−プロピルオキシフ−アニリンが得られる。
実施例2 メタノール60m1及び水20m1中のN−(3−(i
(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−
フェノキシ)−プロピルオキシフ−6−メチル−フェニ
ル)−オキサミド酸メチルエステル8゜60g(19,
4ミリモル)の懸濁液にIN苛性ソーダ20m1を加え
、10分加熱還流する。
反応混合物を冷却し、沈澱した生成物をr別する。
こうして融点200〜203℃のN−(3−(3−(4
−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロヒル−フェ
ノキシ)−プロピルオキシ)−6−メチル−フェニル)
−オキサミド酸のナトリウム塩が得られる。
同様の方法で融点200℃(分解)のN−(3−{4−
アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノ
キシ)−プロピルオキシ)−フェニル)−オキサミド酸
のすトリウム塩を裂造することができる。
実施例3 塩化メチレン140m1中の3− (3−(4−アセチ
ル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)
−プロピルオキシ〕 −4−ブロモ−6−メチルアニリ
ン14.0g(32ミリモル)及びトリエチルアミン4
.9mlの、0℃に冷却した溶液に、約5分以内に塩化
メチレン101中のクロロ蓚酸メチルエステル3.2m
lの溶液を滴加し、次いで、室温で更に90分攪拌する
。反応混合物を氷水上に注ぎ、有機相を分離し、水で洗
浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下に濃縮する。
残渣を酢酸エステル/エーテル/石油エーテルから結晶
すると、融点92〜93℃のN−(3−(3−(4−ア
セチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキ
シ)−プロピルオキシュー4−ブロモ−6−メチル−フ
ェニル)−オキサミド酸メチルエステルが得られる。
同様の方法で、下記の化合物が得られる:融点108〜
110℃(酢酸エステル/石油ニーチル)のN−(3−
(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−2−メチル−
フェニル)−オキサミド酸メチルエステル 融点108〜109℃(塩化メチレン/エーテル)のN
−(3−(5−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−
n−プロピル−フェノキシ)−ペンチルオキシ〕−フェ
ニル)−オキサミド酸メチルエステル 融点109〜110℃(エーテル/石油エーテル)のN
−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−
n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−4−
クロロ−6−ドリフルオロメチルーフエニル)−オキサ
ミド酸メチルエステルRf値=0.17(シリカゲル/
塩化メチレン)を有する油としてN−(3−(3−(4
−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェ
ノキシ)−プロピルオキシ)−2,4,6−)リクロロ
ーフェニル)−オキサミド酸メチルエステル及び 融点I11〜112℃(酢酸エーテル/石油エーテル)
のN−(3−〔3−(4−アセチル−3−ヒト′ロキシ
ー2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ)
−4,6−ジメヂルーフエニル)−オキザミド酸メチル
エステル 出発原料は、例えば下記のようにして製造することがで
きる。
エチルメチルケトン100m1中の2−ブロモー4−メ
チル−5−二トロフェノール9.8g(42ミリモル)
及びか焼した炭酸カリウム6.4g(46,6ミリモル
〉の懸濁液にスパーチルの先にイ」けた沃化カリウム及
び14.7g(46,6ミリモル)の4−(3−ブロモ
プロポキシ)−2−ヒドロキシ−3−n−プロピル−ア
セトフェノンを加え、7時間加〃)還流する。反応混合
物を冷却し、水−にに注ぎ、エーテルで3回抽出する。
有機相を水で洗浄し、合し、硫酸すトリウムにで乾燥し
、減圧下に濃縮する。残渣を結晶させると、融点100
〜101℃(エーテル)の3− (3−(4−アセチル
−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル一フェノキシ〕−
プロピルオキシ〕−4−ブロモ−6−メチル−ニトロベ
ンゼンが得られる。
同様の方法で下記の化合物が得られる:融点79〜80
“C(エーテル)の3− C3−(4−アセチル−3−
ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピ
ルオキシ〕 −2−メチル−ニトロベンゼン 融点52〜54°Cの3− (5−(4−アセチル−3
−ヒドロキシ−2−n〜プロピル−フェノキシ)−ペン
チルオキシ〕−ニトロヘンゼン 融点112〜113°C(エタノール)の3−〔3−(
4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フ
ェノキシ)−プロピルオキシ〕 −4−クロロ−6−ド
リフルオロメチルー二トロベンゼン融点91〜92℃(
エーテル/石油エーテル)の3− C3− (4−アセ
チル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ
)−プロピルオキシ〕ー2.4.6ー1〜リクロロ−二
トロヘンゼン及び 融点89〜91°C(エーテル/石油エーテル)の3−
〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピル−フェノキシ)−プロピルオキシシー4,6ーシメ
チルー二トロベンセン。
テトラヒドロフラン160ml中の3−C3−(4−ア
セチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキ
シ)−プロピルオキシ〕 −4−ブロモ−6−メチルー
二トロヘンゼン1 5. 9 g(34.1ミリモル)
の溶液にラネーニッケル3.0gを加え、室温で水素添
加する。触媒を戸別し、テI〜ラヒドロフランで洗浄す
る。2戸液を減圧下に蒸発乾燥する。こうして、融点1
08〜109℃(エーテル/石油エーテル)の3− (
3− (4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−4−ブロモ−
6−メチル−アニリンが得られる。
同様の方法で下記の化合物が得られる:融点99〜10
0°C(エーテル/石油エーテル)の3− (1− (
4−アセチル−3−ヒドロキシ〜2−n−プロピル−フ
ェノキシ)−プロピルオキシ〕 −2−メチルルアニリ
ン、 Rf 値=0.4 4 (シリカゲル、塩化メチレン/
酢酸エステル−10:1)の油としてl− (5−(4
−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェ
ノキシ)−ペンチルオキシ〕ーアニリン、 融点107〜108°C(メタノール)の3−〔3−(
4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フ
ェノキシ)−プロピルオキシュー4〜クロロ−6−ドリ
フルオロメチルーアニリン、融点57〜58°Cの3−
 (3− (4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−
プロピル−フェノキシ)ープロビルオキシ)−2.4.
5−)リクロローアニリン、及び 融点72〜73℃の3− (3− (4−アセチル−3
−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロ
ピルオキシ)−4.6−シメチルーアニリン。
実施例4 メタノール120ml及びIN苛性ソーダ30.4ml
中のN−+3− (3−(4−アセチル−3−ヒドロキ
シ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ
〕−4−ブロモ−6−メチル−フェニル)−オキサミド
酸メチルエステル15.1 g(29ミリモル)の懸濁
液を90分加熱還流する。
反応混合物を減圧下に濃縮し、アセトン及び希苛性ソー
ダ中に熔解させ、希塩酸で酸性にする。沈澱した生成物
を1F別し、アセトン/水で洗浄し、イソプロパツール
から再結晶させる。こうして、融点191〜192℃の
N−+a−(3−1<4−7セチルー3−ヒドロキシ−
2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕 
−4−ブロモ−6−メチル−フェニル)−オキサミド酸
が得られる。この生成物10.9 g (21,5ミリ
モル)をイソプロパツール450m1中に還流下に溶解
させ、次いでイソプロパツール30m1中のトリエタノ
ールアミン3.20g(21,5ミリモル)の溶液を加
える。この溶液を冷却し、減圧下に約1/3に濃縮する
。エーテルを添加すると、結晶し始める。
沈澱した生成物をr別し、エーテルで洗浄する。
こうして、融点85〜86℃のN−(3−(3−(4−
アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノ
キシ)−プロピルオキシ〕−4−ブロモ−6−メチル−
フェニル)−オキサミド酸のトリエタノールアンモニウ
ム塩が得られる。
同様の方法で、N−(3−(3=(4〜アセチル−3−
ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピ
ルオキシ〕−2−メチル−フェニル)−オキサミド酸メ
チルエステルから出発して融点146〜148℃(トル
エン)のN−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロ
キシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキ
シ〕−2−メチル−フェニル)−オキサミド酸及び融点
114〜115℃のそのトリエタノールアンモニウム塩
が得られ、また、 N−(3−(5−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2
−n−プロピル−フェノキシ)−ペンデルオキシ〕−フ
ェニル)−オキサミド酸メチルエステルから出発して融
点117〜118℃(トルエン)のN−(3−(5−(
4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フ
ェノキシ)−ペンチルオキシューフェニル)−オキサミ
ド酸及びその1〜リエタノールアンモニウム塩が得られ
、N−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
’1−n−プロとルーフエノキシ)−プロピルオキシ〕
−4−クロロ−6−トリフルオロメチルーフエニル)−
オキサミド酸メチルエステルから出発して融点173〜
174℃のN−(3−(3〜(4−アセチル−3−ヒド
ロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオ
キシ〕−4−クロロ−6−トリフルオロメチルーフエニ
ル)−オキサミド酸及び融点94〜95℃のそのトリエ
タノールアンモニウム塩が得られ、 N−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2
−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ)−2
,4,,6−トリクロローフエニル)−オキサミド酸メ
チルエステルから出発して融点151〜152℃(エー
テル/石油エーテル)のN”−(3−(1−(4−アセ
チル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ
)−プロピルオキシ)−2,4,6−トリクロローフエ
ニル)−オキサミド酸及びそのトリエタノールアンモニ
ウム塩が得られ、また、 N’−(3−[3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ)’
−4,6−シメチルーフエニル)−オキサミド酸メチル
エステルから出発して融点197〜198℃(酢酸エス
テル/石油エーテル)のN−(3−(3−(4−アセチ
ル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)
−プロピルオキシ)−4,6−シメチルーフエニル)−
オキサミド酸及びそのトリエタノールアンモニウム塩が
得られる。
実施例5 N、N−ジメチルホルムアミド100m1中の2−メト
キシ−4−ニトロ−フェノール8.4 ’5 g(50
ミリモル)の溶液に鉱油中の55%水素化ナトリウム懸
濁液2.25g(50ミリモル)を加える。次いで、4
0℃に加温し、約10分以内にN、N−ジメチルホルム
アミド30m1中の4−(3−ブロモプロポキシ)−2
−ヒドロキシ−3−n−プロピルアセ1−フェノン15
.7g(50ミリモル)の溶液を滴加し、引き続きこの
温度に更に6時間保持する。反応混合物を減圧下にa縮
し、水で希釈し、塩化メチレンで3回抽出する。有機相
を水で洗浄し、合し、硫酸すトリウム」−で乾燥し、減
圧下に蒸発乾燥する。残渣をシリカゲルで展開剤として
塩化メチレンを用いてクロマトグラフィーする。薄層ク
ロマトグラフィーにより純粋なフラクションを結晶させ
ると、融点109〜111°Cの4− (3−(4−ア
セチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキ
シ)−プロピルオキシ〕−3−メトキシー二トロヘンゼ
ンが得られる。
同様の方法で、融点76〜77℃の4−(3−(4−7
セチルー3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキ
シ)−プロピルオキシ〕 −2−メチル−ニトロベンゼ
ン、融点103〜104°C(エーテル)の2− (3
−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル
−フェノキシ)−プロピルオキシクー二トロヘンゼン及
び融点98〜99℃(酢酸エステル/エーテル/石油エ
ーテル)の4− C3−(4−アセチル−3−ヒドロキ
シ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ
クーニトロベンゼンが得られる。
テトラヒドロフラン中で水素及びラネーニッケルを用い
てニトロ基をアミノ基に還元する反応を実施例1に記載
した方法と同様にして実施する。
こうして、前記のニトロル化合物から、下記の化合物が
得られる: 融点68〜69°C(エーテル/石油エーテル)の4−
 C3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−3−メトキ
シアニリン、 融点81〜82°C(エーテル/石油エーテル)の4−
 C3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−2−メチル
−アニリン、 油として2− (3−(4〜アセチル−3−ヒドロキシ
−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕
−アニリン、及び 融点76〜77℃(酢酸エステル/石油エーテル)の4
− (3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−
プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕 −アニリ
ン、 コノアニリン化合物を塩化メチレン中でクロロ蓚酸メチ
ルエステル及びトリエチルアミンと反応させてオキサミ
ド酸エステルにする反応は、実施例1に記載したように
して行う。こうして、前記のアニリンから下記の化合物
が得られる;融点135〜136℃(塩化メチレン/エ
ーテル)のN−+4− {4−アセチル−3−ヒドロキ
シ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ
ュー3−メトキシ−フェニル)−オキサミド酸メチルエ
ステル、 融点116〜117℃(エーテル/石油エーテル)のN
−(4−[1(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−2−メ
チル−フェニル)−オキサミド酸メチルエステル、 融点110〜111℃(酢酸エステル/エーテル)のN
−(2−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−
n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−フェ
ニル)−オキサミド酸メチルエステル、 融点135〜136℃(酢酸エステル/エーテル/石油
エーテル)のN−(,1(3−(4−アセチル−3−ヒ
ドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピル
オキシ〕−フェニル)−オキサミド酸メチルエステル。
実施例6 メタノール100m1中のN−(4−(3−(4−アセ
ヂルー3−ヒドロキシ−2−n−7’oピル−フェノキ
シ)−プロピルオキシュー3−メトキシ−フェニル)−
オキサミド酸メチルエステル7.95g(17,3ミリ
モル)の溶液にIN苛性ソーダ18m1を加え、1時間
加熱還流する。引き続き、熱い溶液を0. I N塩酸
200m1中に注ぐ。沈澱した生成物をr別し、水で洗
浄し、乾燥棚中で五酸化燐上で乾燥する。こうして得ら
れた融点156〜157℃のN−+4− (3−(4−
アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノ
キシ)−プロピルオキシ〕−3−メトキシ−フェニル)
−オキサミド酸を再びメタノール100m1中に熱時溶
解し、メタノール10ml中の当量のトリエタノールア
ミンと混合する。エーテル400m1を添加した後、結
晶し始める。こうして、融点125〜127℃のN−(
4−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−
プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−3−メト
キシ−フェニル)−オキサミド酸のトリエタノールアン
モニウム塩が得られる。
同様の方法で、N−(4−(3−(4−アセチル−3−
ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピ
ルオキシフ−2−メチル−フェニル)−オキサミド酸メ
チルエステルから出発して融点164〜165℃(酢酸
エステル/石油エーテル)のN−(4−(3−(4−ア
セチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキ
シ)−プロピルオキシフ−2−メチル−フェニル)−第
キサミド酸及び融点103〜104℃のそのトリエタノ
ールアンモニウム塩が得られ、 N−(1−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2
−n−プロピル−フェノキシ)−プロポキシクーフェニ
ル)−オキサミド酸メチルエステルから出発して融点1
64〜165℃(酢酸エステル/石油エーテル)のN−
(2−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシゴーフェニ
ル)−オキサミド酸及びそのトリエタノールアンモニウ
ム塩が得られ、 N〜(4−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2
−n−プロピル−フェノキシ)−プロポキシ)−フェニ
ル)−オキサミド酸メヂルエステルアミドから出発して
融点145〜146℃(アセトン/エーテル/石油エー
テル)のN−(4−(3−(4−アセチル−3−ヒドロ
キシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキ
シ〕−フェニル)−オキサミド酸及び融点111〜11
2℃のそのトリエタノールアンモニウム塩が得られる。
実施例7 トリフルオロ酢酸150m1及びアニソール15m1中
のN−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
’1−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシュ
ー4−ブロモ−6−メチル−フェニル1l−(4−メト
キシベンジル)−テトラゾール−5−カルボキシアミド
5.6g(8,58ミリモル)の溶液を30分加熱還流
する。反応混合物を減圧下に濃縮し、エーテル約200
m1及び石油エーテル300m1を加え、結晶をr別す
る。こうして得られた融点236〜238℃のN−(3
−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピル−フェノキシ)−プロピルオキシュー4−ブロモ
−6−メチル−フェニル1=11−I−テトラゾール−
5−カルボキシアミドをテトラヒドロフラン150m1
に熱時溶解し、テトラヒドロフラン20m1中の当量の
トリエタノールアミンを加える。エーテルを添加すると
、結晶し始める。
こうして融点63〜65℃のN−(1−(3’−(4−
アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノ
キシ)−プロピルオキシュー4−ブロモ−6−メチル−
フェニル) −11(−テトラゾール−5−カルボキシ
アミドのトリエタノールアンモニウム塩が得られる。
同様の方法で、N−(1−(1−(4−アセチル−3−
ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピ
ルオキシゴーフェニル)−1−(4−メトキシベンジル
)−テトラゾール−5−カルボキシアミドから出発して
、融点176〜178℃(酸Sエステル/石油エーテル
)のN−(3−(1−(4−アセチル−3−ヒドロキシ
−’1−n−7’oヒルーフェノキシ)−プロピルオキ
シゴーフェニル)−1H−テトラゾール−5−カルボキ
シアミド及び融点118〜119℃(アセトン/エーテ
ル)のそのトリエタノールアンモニウム塩が得られる。
出発原料は、例えば下記のようにして得られる:ベンゼ
ン110m1及びピリジン1.0ml中の(1−(4−
メトキシ−ベンジル)−テトラゾール)−5−カルボン
酸カリウム5.8g(21,5ミリモル)の懸i’li
l液に0〜5℃で塩化オキサリル1.84m1(21,
5ミリモル)を添加し、室温で30分攪拌する。反応混
合物を減圧下に濃縮し、残渣をヘンゼンに取り、再び減
圧下に蒸発する。残渣を塩化メチレン80m1中に溶解
し、塩化メチレン40m1中の3− C1−(4−アセ
チル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ
)−プロピルオキシュー4−ブロモ−6−メチル−アニ
リン(実施例3) 7.5 g (17,2ミリモル)
及びピリジン1.72ml (21,5ミリモル)のン
容液に0〜5°Cで約10分以内に滴加する。引き続き
、室温で3時間攪拌する。反応混合物を塩化メチレンで
希釈し、水で3回洗浄する。有機相を合し、硫酸す1〜
リウム上で乾燥し、減圧下に蒸発する。残渣を塩化メチ
レン/エーテルから結晶させると、融点146〜147
°CのN−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキ
シ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ
ュー4−ブロモ−6−メチル−フェニルl−1−(4−
メトキシ−ヘンジル)−テトラゾール−5−カルボキシ
アミ1が得られる。
同様の方法で、3− (3− (4−アセチル−3=ヒ
ドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピル
オキシシーアニリン(実hf8 例3 ) 及ヒ1、−
(4−−メトキシベンジル)−テトラゾリル−5−カル
ボン酸カリウム塩から出発して、融点141〜142°
C(エーテル/石浦エーテル)のN−+3−(1− (
4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フ
ェノキシ)−プロピルオキシクーフェニルl −1− 
(4−メトキシヘンシル)−テトラゾール−5−カルボ
キシアミドがt4Wられる。
実施例8 塩化メチレン4.00ml中の3− (3−<4−アセ
チル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ
)−プロピルオキシュー4−ブロモ−6−メチル−アニ
リン43.6g及び1〜リエチルアミン15.3mlの
O′Cに冷却した溶液に約5分以内に塩化メチレン30
ml中のクロロ蓚酸エチルエステ月月2.3mlの溶液
を滴加し、引き続き更に90分室温で攪拌する。反応混
合物を氷水上に注ぎ、有IJM相を分離し、水て?31
JL、硫酸すトリウム上で乾燥し、減圧下にa縮する。
酢酸jーステル/エーテル/石浦エーテルから結晶させ
ると、融点100〜102°CのN− [3−C3− 
(4−アセチル3−ヒト「1キシ−2−n−プロピル−
フェノキシ)−プロピルオキシ〕− 4−ブロモ−6−
メチル−フェニル)−オキザミ1酸コーチルエステルが
得られる。
実施例9 エタノール400ml中のN− +3−(3 、− (
4−アセチル−3−ヒlロキシー2−n−プロピルフェ
ノキシ)−プロピルオキシ〕 −4−ブロモ−6−メチ
ル−フェニル)−オキザミド酸エチルエステル4.0g
(7.46ミリモル)の懸濁液に水酸化カリウJ−4 
4 8mg (7.5ミリモル)を加え、4時間還流器
を付けて加熱する。反応混合物を冷却し、沈殿した生成
物を戸別する。こうして、融点117〜119°CのN
− +3−(3− (4−アセチル−3−ヒドロキシ−
2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕 
−4−ブロモ−6−メチル−フェニル)〜オキサミド酸
のカリウム塩が得られる。
同様の方法で融点215℃(分解)のN− +3− (
3− (4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピル−フェノキシ)−プロピルオキシュー4−ブロモ−
6−メチル−フェニル)−オキサミド酸のすトリウム塩
も得られる。
実施例1O N− (3−(3−(4−アセチル−3〜ヒ1゛ロキシ
ー2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシュ
ー4−ブロモ−6−メチル−フェニル)−オキサミド酸
4.06g(8ミリモル)をアセトン40mlにン容解
し、アセトン5ml中のジェタノールアミン840■(
8ミリモJし)のl容ン夜を力■える。
エーテルを添加すると、結晶し始める。沈澱した生成物
を)戸別し、エーテルで洗浄する。こうして融点101
〜103°CのN− +3− C3−(4−アセチル−
3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プ
ロピルオキシフ−4−ブロモ−6−メチル−フェニル)
−オキサミド酸のジェタノールアンモニウム塩が得られ
る。
同様の方法で、融点88〜90’C(7)N−(3−(
3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n〜プロピ
ル−フェノキシ)−プロピルオキシフ−4−ブロモ−6
−メチルーフニニル)−オキサミド酸のトリス−(ヒド
ロキシメチル)メチルアンモニウム塩を製造することも
できる。
実施例11 トリフルオロ酢酸150m1及びアニソール15m1中
のN−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシフ−
2−シアノ−フェニル)−1−(4−メトキシベンジル
)−テトラゾール−5−カルボキシアミド7.05 g
 (12,06ミリモル)の溶液を30分加熱還流する
。反応混合物を減圧下に濃縮し、エーテル約200m1
及び石油エーテル300m1を加え、結晶を?別する。
こうして得られた融点206〜208℃のN−(3−(
3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピ
ル−フェノキシ)〜プロピルオキシ〕−2−シアノーフ
ェニルl −1H−テj・ラゾール〜5−カルボキシア
ミドをアセトン50m1に熱時溶解し、アセトン30m
1中の計算量のトリエタノールアミンを加える。エーテ
ルを添加すると、結晶し始める。こうして、融点81℃
(分解)のN−(3−[3−(4−アセチル−3−ヒド
ロキシ−2−n−プロピルーフユノキシ)−プロピルオ
キシフ−2−シアノ−フェニル)−1H−テトラゾール
−5−カルボキシアミドのトリエタノールアンモニウム
塩が得られる。
出発原料は、例えば下記のようにして製造することがで
きる。: エチルメチルケトン100m1中の2−シアノ−3−ニ
トロ−フェノール13.1g(80ミリモル)及びか焼
した炭酸カリウム13.8g(100ミリモル)の懸濁
液にスパーチルの先に付けた沃化カリウム及び31.5
g(100ミリモル)の4=(3−ブロモプロポキシ)
−2−ヒドロキシ−3一ブロピルーアセトフエノンを加
え、20時間加熱還流する。反応混合物を冷却し、水上
に注ぎ、塩化メチレンで3回抽出する。有機相を水で洗
浄し、合し、硫酸すl・リウム上で乾燥し、減圧下に濃
縮乾燥する。残渣をエーテル/ヘキサンから結晶させる
と、融点86〜88℃のl−(3−(4−アセチル−3
−ヒドロキシ−2−プロピル−フェノキシ)−プロピル
オキシ〕−6−二トロ〜ベンゾニトリルが得られる。
エタノール500m1中の27 C3−(4−アセチル
−3−ヒドロキシ−2−プロピル−フェノキシ)−7’
口ピルオキシ)〜6−二l・ローベンゾニトリル10g
(25,1ミリモル)及びシクロヘキセン10gの溶液
に10%活性炭付きパラジウム2.5gを加え、30分
加熱還流する。室温に冷却した後、I濾過し、溶剤を除
去する。残渣にエーテルを加え、析出した結晶をt別す
る。融点120〜122℃の2−アミノ−6−(3−(
4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フ
ェノキシ)−プロピルオキシ〕−ベンゾニトリルが得ら
れる。
ベンゼン110m1及びピリジン1.0ml中の(1−
(4−メトキシヘンシル)−テトラゾール) −5−カ
ルボン酸カリうム5.8g(21,5ミリモル)の懸濁
液に0〜5℃で塩化オキサリル1.84m1(21,5
tリモル)を添加し、室温で30分攪拌する。反応混合
物を減圧下に濃縮し、残渣をベンゼンに取り、再び減圧
下に蒸発させる。残渣を塩化メチレン80m1に溶解さ
せ、0〜5℃で約10分以内に塩化メチレン40m1中
の2−アミノ−6−(3−(4−アセチル−3−ヒドロ
キシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキ
シ〕−ベンゾニトリル6.3g(17,2ミリモル)及
びピリジン1.72ml (21,5ミリモル)の溶液
に論加する。引き続き、室温で3時間攪拌する。反応混
合物を塩化メチレンで希釈し、水で3回洗浄する。有機
相を合し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下に蒸発す
る。残渣を酢酸エチル/ヘキサンから結晶させると、融
点137〜139°CのN−(3−(3−(4−アセチ
ル−3−ヒ1゛ロキシー2−n−プロピル−フェノキシ
) −プロピルオキシ〕 −2−シアノ−フェニルl−
1−(4−メトキシベンジル)−テトラゾール−5−カ
ルボキシイミドが得られる。
実施例12 塩化メチレン100m1中の3− C3−(4−アセチ
ル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)
−プロピルオキシシー4−メチル−6−クロロ−アニリ
ン7.0g(17,8ミリモル)及びトリエチルアミン
22.2g(21,4ミリモル)の0℃に冷却した溶液
に、約5分以内に塩化メチレン8ml中のクロロ蓚酸メ
チルエステル1.9m1(21ミリモル)の溶液を滴加
する。更に90分室温で攪拌し、反応混合物を氷水上に
注ぎ、有機相を分離する。塩化メチレン相を水で洗浄し
、硫酸り〜トリウム上で乾燥し、減圧下に濃縮する。塩
化メチレン/エーテルから結晶させると、融点101〜
102°CのN−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒ
ドロキシ−’1−n−プロピル−フェノキシ)−プロピ
ルオキシシー4−メチル−6−クロロ−フェニル)−オ
キサミド酸メチルエステルが得られる。
同様の方法で、3− (L−(4−アセチル−3−ヒド
ロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオ
キシシー4−クロロ−6−メヂルーアニリンから出発し
て、融点92〜93℃のN−fl−(:3− (4−ア
セチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキ
シ)−プロピルオキシシー4−クロロ−6−メチル−フ
ェニル)−オキサミド酸メチルエステルが得られ、3−
C3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピル−フェノキシ)−プロピルオキシシー4−メチル−
6−プロモーアニリンから出発して、融点100〜10
1 ’CのN−+3− C3−(4−アセチル−3−ヒ
ドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピル
オキシシー4−メチル−6−ブロモ−フェニル)−オキ
サミド酸メチルエステルが得られる。
出発原料は、例えば下記のようにして得られる:エチル
メチルケトン50m1中の2−メチル−4−り111ニ
ア −5−二トローフエノール9.7g(51ミリモル
)及びか焼した炭酸カリウム10g(72ミリモル)の
懸濁液にスパーチルの先にイ」りた沃化カリウム及び3
0g(95ミリモル)の4−(3−ブロモプロポキシ)
−2−ヒドロキシ−3−プ11ビルーアセ1〜フェノン
を加え、4時間加熱還流する。反応混合物を冷却し、水
上に注ぎ、塩化メチレンで3回抽出する。有機相を水で
洗浄し、合し、硫酸すトリウム七で乾燥し、減圧下に濃
縮乾燥する。残渣を塩化メチレン/ヘキサンから結晶さ
せると、融点113〜115°Cの3−(3−(4−ア
セチル−3−ヒ1′ロキシー2−n−プロピル−フェノ
キシ)−プロピルオキシ〕 −4−メチル−6−クロロ
ーニドロヘンゼンか得られる。
同様の方法で、2−クロロ−4−メチル−5−二1へロ
フェノールから出発して、融点96〜98°Cの1(3
−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−−2−n−プロピ
ル−フェノキシ)−プロピルオキシシー4−クロロ−6
−メチルーニドロヘンゼンが得られ、2−メチル−4−
ブロモ−5−二1・0フエノールから出発して、融点1
11〜113℃の3− (1−(4−アセチル−3−ヒ
ドロキシ−2〜n−プロピル−フェノキシ)−プロピル
オキシシー4−メチル−6−プロモーニトロベンゼンが
得られる。
テトうしドロフラン200m1中の3−〔3−(4−ア
セチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキ
シ)−プロピルオキシシー4−メチル−6−クロロ−ニ
トロベンゼン19g(45ミリモル)の溶液にラネー−
ニッケル4.0gを加え、室温で水素添加する。触媒を
1戸別し、テトラヒドロフランで洗浄する。’rt″液
を減圧下に蒸発乾燥し、残渣をエーテル/ヘキサンから
再結晶する。
こうして融点81℃の3− (3−(4−アセチル−3
−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロ
ピルオキシシー4−メチル−6−クロロ−アニリンが得
られる。
同様の方法で、3− (3−(4−アセチル−3−ヒド
ロキシ−’1−n−プロピル−フェノキシ)−プロピル
オキシシー4−クロロ−6−メチル−ニトロヘンゼンか
ら出発して融点119℃の3−[3−(4−アセチル−
3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プ
ロピルオキシ〕 −4−クロロ−6−メチル−アニリン
が得られ、3− (3−(4−アセチル−3−ヒドロキ
シ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ
フ−4−メチル−6−プロモーニトロベンゼンから出発
して融点97〜99℃の3−[3−(,4−アセチル−
3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プ
ロピルオキシ〕 −4−メチル−6=ブロモ〜アニリン
が得られる。
実施例13 メタノール200m1及びIN苛性ソーダ14.1ml
中のN−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ
−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシフ
−4−メチル−6−クロロ−フェニル)−オキサミド酸
メチルエステル6.1g(12,8ミリモル)の懸濁液
を還流器を付けて90分加熱する。反応混合物を減圧下
に濃縮し、熱湯に溶解し冷却後、希塩酸で酸性にする。
沈澱した生成物を戸別し、水で洗浄し、アセトンから再
結晶する。こうして融点183〜184℃(分解)のN
−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−
n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシフ−4−
メチル−6−クロロ−フェニル)−オキサミド酸が得ら
れる。この酸をアセトン3501Illに溶解させ、当
量のトリエタノールアミンを添加する。溶液を減圧下に
約1/3に濃縮し、エーテルを加える。沈澱した生成物
をir別し、エーテルで洗浄する。こうして融点70℃
(分解)のN−(3−(1−(4−アセチル−3−ヒド
ロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオ
キシフ−4−メチル−6−クロロ−フェニル)−オキサ
ミド酸のトリエタノールアンモニウム塩が得られる。
同様の方法でN−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒ
ドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピル
オキシゴー4−クロロ−6−メチル−フェニル)−オキ
サミド酸メチルエステルから出発して融点188〜18
9℃のN−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキ
シ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ
ゴー4−クロロ−6−メチル−フェニル)−オキサミド
酸及び融点86〜88°Cのそのトリエタノールアンモ
ニウム塩が得られる。
実施例14 トリフルオロ酢酸150m1及びアニソール15m1中
のN−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
’1−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシフ
−4−メチル−6−クロロ−フェニルl −1−(4−
メトキシヘンシル) −テトラゾール−5−カルボキシ
アミド7.2g(11,9ミリモル)の溶液を30分加
熱還流する。反応混合物を減圧下に濃縮し、エーテル約
200m1及び石油エーテル300m1を加え、結晶を
戸別する。こうして得られた融点213〜215℃のN
−【3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−
n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシフ−4−
メチル−6−クロロ−フェニルl −1H−テトラゾー
ル−5−カルボキシアミドをアセトン?On+1に熱時
溶解し、当量のトリエタノールアミンを加える。エーテ
ルを添加すると、結晶し始める。こうして融点107〜
109℃のトリエタノールアンモニウム塩が得られる。
同様の方法でN−(3−(3−’(4−アセチル−3−
ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピ
ルオキシフ−4−クロロ−6〜メチル−フェニル)−1
−(4−メトキシベンジル)−テトラゾール−5−カル
ボキシアミドから出発して融点234〜235℃(分解
)のN−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ
−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシゴ
ー4−クロロ−6−メチル−フェニル)−1H−テトラ
ゾール−5−カルボキシアミド及び融点108〜110
℃のそのトリエタノールアンモニウム塩が得られ、N−
(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
−プロピル−フェノキシ)−7”ロピルオキシ〕−4−
メチル−6−ブロモ−フェニル)−1−(4−メトキシ
ベンジル)−テトラゾール−5−カルボキシアミドから
出発して融点212〜214°CのN−+3− (3−
(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−
フェノキシ)−プロピルオキシクー4−メチル−6−ブ
Iコモ−フェニルl−1,1−1−テトラゾール−5−
カルボキシアミド及び融点129〜130°Cのそのト
リエクノールアンモニウム塩がiηられる。
出発原料は、例えば下記のようにして得られる:ヘンセ
ン70m1及びピリジン1.0ml中の(1−(4−メ
I・キシヘンシル)=テトラゾール)−5−カルホン酸
カリウム6.3.、(23,2ミリモル)の懸濁l夜に
、0〜5°Cて塩化オキリリル2.03m1(23,2
ミリモル)を添加し、室温で30分攪拌する。反応混合
物を減圧下に濃縮し、残渣をヘンセンに取り、再び減圧
下に茄発させる。残lhを塩化メチレン80m1に/8
解させ、0〜5°Cで約10分以内に塩化メチレン40
m1中の1− (3−(4−アセデル−3−ヒ1″ロキ
シー2−n−プロピル−ファ、ノキシ)−プロピルオキ
シュー4−メチル−6−り11ローアニリン(実施例1
2)7.5g(17,2ミリモル)及びピリジン1.8
7 ml (23,2ミリモル)の溶液に滴加する。引
き続き、室温で3時間攪拌する。反応混合物を塩化メチ
レンで希釈し、水で3回洗浄する。有機相を合し、硫酸
すトリウム」二で乾燥し、減圧下に蒸発する。残渣を塩
化メチレン/エーテルから結晶さ・けると、融点132
°CのN−(1−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキ
シ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ
ュー4−メチル−6−クロロ−フェニル)−1−(4−
メトキシヘンシル)−テトラゾール−5−カルボキシイ
ミドが得られる。
同様の方法で、3−C3−(4−アセチル−3−ヒドロ
キシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキ
シュー4−クロロ−6−メヂルーアニリン(実施例12
)から出発して融点137〜139°CのN−[3−(
3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピ
ル−フェノキシ)−プロピルオキシュー4−クロロ−6
−メチル−フェニルl−1−(4−メトキシヘンシル)
−テトラゾール−5−カルボキシイミドが得られ、3−
(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2=n−プロ
ピル−フェノキシ)−プロピルオキシュー4−メチル−
6−ブロモ−アニリン(実施例12)から出発して融点
122〜123°CのN−(3−(3−(4−アセデル
−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−
プロピルオギシ〕−4−メチル−6−ブロモ−フェニル
)−1−(4−メトキシヘンシル)−テトラプール−5
−カルホキジイミドが得られる。
実施例15 実施例8及び9に記載したのと同様の方法で、3−(1
−(4−アセチル−3−ヒ1′ロキジー2−n−プロピ
ル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−2−シアノ−ア
ニリンから出発してクロロ蓚酸エチルエステルと反応さ
せることにより融点158〜159℃のN−(3−(3
−(4〜アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル
−フェノキシ)−プロピルオキシシー2−シアノ−フェ
ニル) −オキサミド酸エチルエステルが得られ、これ
を加水分解するごとによりN−(3−(3−(4−アセ
チル−3−ヒドロキシ−2−n〜プロピル−]エノキシ
)−プロピルオキシシー2−シアノ−フェニル)−オキ
ザミ「酸が融点79〜81°CのI・リエタノールアン
モニウム塩の形で得られる。
実施例16 塩化メチレン20m1中のN−(3−C3−(4−アセ
デル−3−メトキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)
−プロポキシ〕−フェニル)−オキサミド酸エチルエス
テル2.2gの一78℃に冷却した溶液に5分以内に三
臭化硼素3.0gを添加する。次いで、室温で6時間攪
拌する。冷却しながら水5mlを添加し、有機相を分離
し、減圧下に蒸発させる。塩化メチレン/エーテルから
再結晶させると、N−(3−(3−(4−アセチル−3
−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロ
ポキシ〕−フェニル)−オキサミド酸エチルエステルが
得られ、これを加水分解して融点159〜160℃の遊
離酸にすることによって特性決定をすることができる。
出発原料は、例えば下記のようにして製造することがで
きる: ジメチルホルムアミド75m1中の3−〔3〜(4−ア
セチル−3−ヒドロキシ−’1−n−プロピル−フェノ
キシ)−プロピルオキシ〕 −ニトロヘンゼン7.46
 gの溶液に、水素化ナトリうム5530■を添加し、
反応混合物を40℃に加温する。15分以内に沃化メチ
ル5.7gを流加する。
その後、反応混合物を更に1時間40℃に保持する。冷
却後、希塩酸上に注ぎ、塩化メチレンで抽出し、エーテ
ル/ヘキサンから再結晶すると、融点52〜57℃の3
− (3−(4−アセチル−3−メトキシ−2−n−プ
ロピル−フェノキシ)−プロピルオキシフ−ニトロベン
ゼンが得られる。
テトラヒドロフラン100LIll中の3−(3−(4
−アセチル−3−メトキシ−2−n−プロピル−フェノ
キシ)−プロピルオキシフ−ニトロベンゼン10gの溶
液にラネーニッケル2.0gを加え、室温で水素添加す
る。触媒をt別し、テトラヒドロフランで洗浄する。i
r″液を減圧で蒸発させた後、3− (3−(4−アセ
チル−3−メトキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)
−プロピル第キシ〕−アニリンが無色の油として得られ
る。
塩化メチレン90m1中の3−(3−(4−アセチル−
3−メトキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロ
ピルオキシ〕−アニリン9.2gの溶液に10分以内に
塩化メチレン10m1中のクロロ蓚酸エチルエステル3
.45m1の溶液を流加する。
室温で5時間攪拌した後、水上に注ぎ、塩化メチレンで
抽出する。抽出液を蒸発させ、残渣をエーテルから再結
晶させると、融点91〜92℃のN−(3−{4−アセ
チル−3−メトキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)
−プロポキシツーフェニル)−オキサミド酸エチルエス
テルが得られる。
実施例17 エチルメチルケトン40m1中の2,4−ジヒドロキシ
−3−n−プロピルアセトフェノン2.3g及びか焼し
た炭酸カリウム1.6gの懸濁液にスパーチルの先に付
1すた沃化カリウム及び3.2gのN−(3−(3−7
’ロモープロボキシ)−フェニル〕−オキサミド酸メチ
ルエステルを加え、8時間加熱還流する。反応混合物を
冷却し、水上に注ぎ、塩化メチレンで3回抽出する。合
した抽出液を水で洗浄し、硫酸すトリウム上で乾燥し、
減圧下に濃縮乾燥する。残渣をエーテルから結晶させる
と、融点124〜125℃のN−(3−(3−(4−ア
セチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキ
シ)−プロポキシツーフェニル)−オキサミド酸メチル
エステルが得られる。
出発原料は、例えば下記のようにして製造することがで
きる: アセトン170m1中の炭酸カリウム29g及び沃化カ
リウム0.5gの懸濁液に1.3−ジブロモプロパン4
3m1を添加し、加熱還流する。次に、2時間以内に3
−二トロフェノール19.4gの溶液を流加し、還流器
を付けて更に15時間加熱する。反応混合物を熱時を過
し、蒸発濃縮する。
残渣をシリカゲルでトルエンを用いてクロマトグラフィ
ーすると、3−(3−ブロモ−プロポキシ)−二トロベ
ンゼンが淡黄色油として得られる。
テトラヒドロフラン40m、I中の3−(3−プロモー
プロポキシ)−二トロベンゼン4gの溶液にラネー・ニ
ッケルIgを加え、室温で水素添加する。触媒をr別し
、テトラヒドロフランで洗浄する。r液を蒸発させると
、3−(3−プロモープロポキシ)−アニリンが無色浦
として得られる。
塩化メチレン40m1中の3−(3−ブロモ−プロポキ
シ)−アニリン3.5g及びピリジン1.3mlの溶液
に10分以内に塩化メチレン10m1中の蓚酸モノメチ
ルエステルクロリド1.5mlの溶液を流加する。室温
で2時間攪拌した後、水上に注ぎ、塩化メチレンで抽出
する。合した抽出液を蒸発させ、残渣を塩化メチレン/
酢酸エチル(10: 1)を用いてシリカゲルでクロマ
トグラフィー処理する。溶離液を蒸発し、残渣をエーテ
ル/ヘキサンから結晶させる。融点90〜91 ’cの
N−(3−(3−プロモープロポキシ)−フェニル〕−
オキサミド酸メチルエステルが得られる。
実施例18 エチルメチルケトン20m1中のN−(3−ヒl′ロキ
シフェニル)−オキザミド酸メチルエステル1.8g及
びか焼した炭酸カリウノ、1.38gの懸濁液にスパー
チルの先に付けた沃化カリウム及び3、15 gの4−
(3−プロモープロポキシ)−2−ヒドロキシ−3−プ
ロピル−アセトフェノンを加え、12時間加熱還流する
。反応混合物を冷却し、水上に注ぎ、塩化メチレンで3
回抽出する。
合した抽出液を水で洗浄し、硫酸す1〜リウム上で乾燥
し、減圧下に濃縮乾燥する。残渣を塩化メチレン/エー
テルから結晶させると、融点124〜125℃のN−+
3− (3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
−プロピル−フェノキシ)−プロポキシ〕 −フェニル
)−オキサミド酸メチルエステルが得られる。
出発原料は、例えば下記のようにして製造することがで
きる: 塩化メチレン40m1中の3−アミノアニソール2.5
g及びピリジンL5mlの溶液に10分以内に塩化メチ
レン10m1中のクロロ蓚酸メチルエステル1.9〜工
の溶液を流加する。室温で3時間攪拌した後、水上に注
ぎ、塩化メチレンで抽出する。抽出液を硫酸ナトリウム
上で乾燥し、蒸発させ、エーテル/ヘキサンから結晶さ
せる。N−(3−メトキシ−フェニル〕−オキサミ1−
′酸メチルエステルが得られる。
塩化メチレン20mI中のN−(3−メトキシフェニル
)−蓚酸メチルエステルアミド2gの、−78℃に冷却
した溶液に5分以内に三臭化硼素5gを添加する。次い
で、室温で5時間攪拌し、冷却しながら水5mlを添加
し、有機相を分離する。
硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させると、N−(3−
ヒドロキシフェニル)−オキサミド酸メチルエステルが
得られる。
実施例19 実施例1〜工8に記載したのと同様の方法で更に下記の
化合物が得られる: 融点178〜179℃のN−+3− (3−(4−アセ
チル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ
)−プロピルオキシ〕−6−メチル−フェニル)−オキ
サミド酸及びそのトリエタノールアンモニウム塩、 融点159へ・160℃のIl−(1−C3−(4−ア
セチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキ
シ)−プロピルオキシ〕−フェニル)−オキサミド酸及
びそのトリエタノールアンモニウム塩、 N−+3− C3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
2−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−4−
メトキシカルボニル−フェニル)−オキサミド酸及び融
点99〜100°Cのそのトリエタノールアンモニウム
塩、及ヒ N−(3−(3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2
−プロピル−フェノキシ)〜プロピルオキシ〕−4−カ
ルボキシ−フェニル)−オキサミド酸並びにそのモノ−
及びジナトリウム塩。
実施例20 25■の有効成分、例えばN−(3−(3−(4−アセ
チル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ
)−プロピルオキシ〕−6−メチル−フェニル)−オキ
サミド酸のトリエタノールアンモニウム塩を含む錠剤を
下記のようにして製造することができる: 」豆11000錠当たり): 有効成分              25.0 g乳
糖                100.7g小麦
澱粉               7.5gポリエチ
レングリコール6000      5. Ogタルク
                 5.0gステアリ
ン酸マグネシウム       1.8g脱イオン水 
            適量製造 固体成分をすべてまずメツシュ幅0.61mの篩で篩過
する。次いで、有効成分、乳糖、タルク、ステアリン酸
マグネシウム及び澱粉の半分を混合する。残りの半分の
澱粉を水40m1中に懸濁し、この懸濁液を水100m
1中のポリエチレングリコールの沸騰溶液に添加し、混
合物を必要に応じて水を添加しながら造粒する。顆粒を
35℃で一夜乾燥し、メツシュ幅1.2鰭の篩で篩過し
、直径約611Aの両面が湾曲した錠剤に圧縮する。
同様の方法で、実施例1〜19に挙げた一般式(1)の
他の化合物をそれぞれ25■含む錠剤を製造することも
でき、その際R2がカルボキシ基又は5−テトラゾリル
基を表す化合物は塩基との塩、例えばすl・リウム塩若
しくはトリエタノールアンモニウム塩として、又は遊離
の形で存在することができる。
実施例21 30■の有効成分、例えばN−(3−(3−(4−アセ
チル−3−ヒl゛ロキシー2−n−プロピル−フェノキ
シ)−プロピルオキシ〕−6−メチル=フェニル)−オ
キサミド酸のトリエタノールアンモニウム塩を含む咀咽
錠は、例えば下記のようにして製造することができる: □維lLi1000錠当たり): 有効成分              30.0 gマ
ンニット             267.0 g乳
糖               179.5 gタル
ク               20. Ogグリシ
ン              12.5 gステアリ
ン酸             i o、 o gサッ
カリン              1.0g5%ゼラ
チン溶液           適量M間 固体成分をすべてまずメツシュ幅0.25111の篩で
篩過する。次いで、マンニット及び乳糖を混合し、ゼラ
チン溶液を添加しながら造粒し、メソシュ幅2璽璽の篩
で篩過し、50℃で乾燥し、再びメツシュ幅1.7mm
の篩で篩過する。有効成分、グリシン及びサッカリンを
注意深く混合し、マンニット、粒状乳糖、ステアリン酸
及びタルクを添加し、全体を充分に混合し、表面に破断
溝を付けた直径約101mの両面が湾曲している錠剤に
圧縮する。
同様の方法で、実施例1〜19に挙げた一般式(I)の
他の化合物をそれぞれ30■含む錠剤を製造することも
でき、その際R2がカルボキシ基又は5−テトラゾリル
基を表す(1)の他の化合物は遊離の形で、又は塩基と
の塩、例えばナトリウム塩若しくはトリエタノールアン
モニウム塩として存在することができる。
実施例22 100■の有効成分、例えばN−(3−(3−(4−ア
セチル−3−ヒドロキシ−2−プロピル−フェノキシ)
−プロピルオキシフ−6−メチル−フェニル)−オキサ
ミド酸のトリエタノールアンモニウム塩を含む錠剤を下
記のようにして製造することができるニ ー釘0戊−美1000錠当たり): 有効成分             100.0g乳糖
                248.5 gトウ
モロコシ澱粉           17.5gポリエ
チレングリコール6000      5.0 gタル
ク                15.0gステア
リン酸マグネシウム       4.0g脱イオン水
             適量M童 固体成分をまずメツシュ幅0.6 鶴の篩で篩過する。
次いで、有効成分、乳糖、タルク、ステアリン酸マグネ
シウム及び澱粉の半分を混合する。残りの半分の澱粉を
水65m1中に懸濁し、この懸濁液を水260m1中の
ポリエチレングリコールの沸騰溶液に添加する。得られ
た塊状物を粉末物質に添加し、全体を混合し、必要に応
じて水を添加しながら造粒する。顆粒を35°Cで一夜
乾燥し、メツシュ幅1.2 ++nの篩で篩過し、表面
に破断溝を有する直径約1011の両面が湾曲した錠剤
に圧縮す°お。
同様の方法で、実施例1〜19に挙げた一般式(I)の
他の化合物を100■含む錠剤を製造することもでき、
その際R2がカルボキシ基又は5−テトラゾリル基を表
す化合物は遊離の形又は塩基との塩、例えばナトリウム
塩若しくはトリエタノールアンモニウム塩の形で存在す
ることができる。
実施例23 0.1重量%のN−(3−(3−(4−アセチル−3−
ヒドロキシ−2−プロピル−フェノキシ)−プロピルオ
キシフ−6−メチル−フェニル)−オキサミド酸(有効
成分)を含み、噴射剤を含む固体エアロゾル形成性吸入
懸濁液を、例えば下記のようにして製造することができ
る: −組成−−−−− 微粉砕有効成分          0.1重量%“ソ
ルビタントリオレエート塩”    0.5ffiff
1%噴射剤A(1〜リクロロトリフルオロエタン)4.
4重量% 噴射剤B(ジクロロジフルオロメタン 15部と対称シクrVロチドラフルオロエタン80部と
の混合物       j角M裂遣 有効成分を水分JJI除下にソルビタントリオレエート てl・リクロロトリフルオロエタン中に懸濁し、懸濁液
を計量エアロゾル容器中に充填し、密閉し、加圧下にジ
クロロジフルオロメタン〜ジクロロテトラフルオロエタ
ン混合物を充填する。
同様の方法で、実施例1〜19に挙げた一般式(I)の
他の化合物を含む吸入懸濁液を製造することもでき、そ
の際R2がカルボキシ基又は5−テトラゾリル基を表す
化合物は遊離の形又は塩基との塩、例えばすトリウム塩
若しくはトリエタノ6ールアンモニウム塩の形で存在し
てもよい。
実施例24 有効成分としてN−(]− [3− (4−アセチル−
3−ヒドロキシ−2−プロピル−フェノキシ)−プロピ
ルオキシシー6−メチル−フェニル)−オキサミド酸を
含む、吸入に適当な約2%の水溶液は、例えば下記の組
成で製造することができる;」栽− 有効成分             2000■安定剤
、例えばエチレンジアミン四酢酸2ナトリウム塩   
          10■保存剤、例えば塩化ベンザ
ルコニウム  10■新しく蒸溜した水       
全量100ml■ 有効成分を新しく蒸溜した水に溶解する。次いで、安定
剤及び保存剤を添加する。全成分を完全に溶解した後、
得られた溶液を100mlにし、壜に充填し、密閉する
同様の方法で、実施例1〜19の他の有効成分を含む2
%吸入溶液を!!!!することもできる。
実施例25 有効成分としてN− (3− (3− (4−アセチル
−3〜ヒ1゛ロキシ−2−プロピル−フェノキシ)−プ
ロピルオキシシー6−メチル−フェニル)ーオキサミド
酸のトリエタノールアンモニウム塩約25■を含む、吹
入に適当なカプセル剤は、例えば下記の組成で製造する
ことができる:」!′l成− 有効成分              25g°微粉砕
乳t1.!j              2 5 g
製造 有効成分及び乳糖を均密に混合する。次に、得られた粉
末を篩過し、50■宛、1000個のセラチンカプセル
に充填する。
同様の方法で、実施例1〜19の他の有効成分をそれぞ
れ含む吹入カプセル剤を製造することもできる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R_1は低級アルキル基を表し、R_2は低級ア
    ルキル基、低級アルケニル基又は低級アルキニル基を表
    し、R_3は水素、低級アルコキシ基、トリフルオロメ
    チル基又はハロゲンを表し、alkはアルキレン基を表
    し、基R_4、R_5及びR_7のうち1個は式−NH
    −C(=O)−R_8の基を表し、それとは異なる基R
    _4又はR_5は基R_9を表し、それとは異なる基R
    _7は基R_1_0を表し、R_6は水素、低級アルキ
    ル基、トリフルオロメチル基、場合によりエステル化若
    しくはアミド化されたカルボキシ基、シアノ基又は低級
    アルカノイル基を表し、R_8は場合によりエステル化
    若しくはアミド化されたカルボキシ基又は5−テトラゾ
    リル基を表し、R_9は水素、低級アルキル基、低級ア
    ルコキシ基、ハロゲン又はトリフルオロメチル基を表し
    、R_1_0は水素、低級アルキル基、低級アルコキシ
    基、ハロゲン、トリフルオロメチル基、シアノ基又は場
    合によりエステル化若しくはアミド化されたカルボキシ
    基を表す〕の新規4−アシルレゾルシンエーテル及びそ
    の塩。
  2. (2)R_1が炭素原子数4以下の低級アルキル基を表
    し、R_2が水素又は炭素原子数4以下の低級アルキル
    基を表し、R_3が水素を表し、基R_4及びR_5の
    一方が式−NH−C(=O)−R_8の基を表し、他方
    が基R_9を表し、R_6が水素、炭素原子数4以下の
    低級アルキル基、原子番号35以下のハロゲン、炭素原
    子数5以下の低級アルコキシカルボニル基、カルボキシ
    基又は炭素原子数7以下の低級アルカノイル基を表し、
    R_7が水素、炭素原子数4以下の低級アルキル基、炭
    素原子数4以下の低級アルコキシ基又は原子番号35以
    下のハロゲンを表し、R_8がカルボキシ基、炭素原子
    数4以下の低級アルコキシカルボニル基、ジ低級アルキ
    ルアミノ部分及び低級アルコキシ部分に4個以下の炭素
    原子をそれぞれ有するジ低級アルキルアミノ低級アルコ
    キシカルボニル基、カルバモイル基、N−モノ−若しく
    はN,N−ジ低級アルキルカルバモイル基(低級アルキ
    ル基は4個以下の炭素原子を有する)、又はジ低級アル
    キルアミノ部分及び低級アルキル部分に4個以下の炭素
    原子をそれぞれ有するN−(N′,N′−ジ低級アルキ
    ルアミノ低級アルキル)−カルバモイル基、例えばN−
    〔(2−ジメチルアミノ)エチル〕−カルバモイル基を
    表すか、又は5−テトラゾリル基を表し、R_9が水素
    、炭素原子数4以下の低級アルキル基、原子番号17〜
    53のハロゲン又はトリフルオロメチル基を表し、al
    kが炭素原子数7以下の低級アルキレン基を表す特許請
    求の範囲第1項記載の一般式( I )の化合物及びその
    塩、特に医薬に使用しうる塩。
  3. (3)一般式( I ′)又は( I ″); ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ″) 〔式中R_1が炭素原子数4以下の低級アルキル基、例
    えばメチル基を表し、R_8はカルボキシ基、低級アル
    コキシ部分に4個以下の炭素原子を有する低級アルコキ
    シカルボニル基、ジ低級アルキルアミノ部分及び低級ア
    ルコキシ部分に4個以下の炭素原子をそれぞれ有するジ
    低級アルキルアミノ低級アルコキシカルボニル基、カル
    バモイル基、N−モノ−若しくはN,N−ジ低級アルキ
    ルカルバモイル基(低級アルキル基は4個以下の炭素原
    子を有する)、又はジ低級アルキルアミノ部分及び低級
    アルキル部分に4個以下の炭素原子をそれぞれ有するN
    −(N′,N′−ジ低級アルキルアミノ低級アルキル)
    −カルバモイル基を表すか、又は5−テトラゾリル基を
    表し、R_2は水素又は炭素原子数4以下の低級アルキ
    ル基を表し、R_3は水素、炭素原子数4以下の低級ア
    ルキル基、炭素原子数4以下の低級アルコキシ基、又は
    原子番号17〜53のハロゲンを表し、R_9は水素、
    炭素原子数4以下の低級アルキル基、原子番号17〜5
    3のハロゲン又はトリフルオロメチル基を表し、R_7
    は水素、炭素原子数4以下の低級アルキル基、炭素原子
    数4以下の低級アルコキシ基又は原子番号35以下のハ
    ロゲンを表し、R_6は水素、炭素原子数4以下の低級
    アルキル基、原子番号35以下のハロゲン、低級アルコ
    キシ部分に4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシ
    カルボニル基、カルボキシ基又は炭素原子数7以下の低
    級アルカノイル基を表し、alkは炭素原子数4以下の
    低級アルキレン基を表す〕の特許請求の範囲第1項記載
    の化合物及びその塩、特に医薬に使用しうる塩。
  4. (4)R_1が炭素原子数4以下の低級アルキル基を表
    し、R_2が炭素原子数4以下の直鎖低級アルキル基を
    表し、R_3が水素を表し、R_4が水素、低級アルキ
    ル基、トリフルオロメチル基又は原子番号35以下のハ
    ロゲンを表し、R_5がオキサロアミノ基又は5−テト
    ラゾリルカルボニルアミノ基を表し、R_6が水素、炭
    素原子数4以下の低級アルキル基、原子番号35以下の
    ハロゲン、炭素原子数5以下の低級アルコキシカルボニ
    ル基又はカルボキシ基を表し、R_7が水素、炭素原子
    数4以下の低級アルキル基、原子番号35以下のハロゲ
    ン、カルボキシ基、炭素原子数5以下の低級アルコキシ
    カルボニル基、カルバモイル基又はシアノ基を表し、a
    lkが末端で結合する炭素原子数4以下の直鎖低級アル
    キレン基を表す特許請求の範間第1項記載の一般式(
    I )の化合物及びその塩、特に塩基との医薬に使用しう
    る塩。
  5. (5)R_1が炭素原子数4以下の低級アルキル基を表
    し、R_2が炭素原子数2〜4の直鎖低級アルキレン基
    を表し、R_3が水素を表し、R_5がオキサロアミノ
    基又は5−テトラゾリルカルボニルアミノ基を表し、R
    _4が水素を表し、R_6及びR_7がそれぞれ独立に
    水素又は炭素原子数4以下の低級アルキル基を表すか、
    又はR_4が炭素原子数4以下の低級アルキル基又はト
    リフルオロメチル基を表し、R_6が水素又は原子番号
    35以下のハロゲンを表し、R_7が水素を表すか、又
    はR_4、R_6及びR_7が同−又は異なる原子番号
    35以下のハロゲン原子を表し、alkが末端で結合す
    る炭素原子数2〜4の直鎖低級アルキレン基を表す特許
    請求の範囲第1項記載の一般式( I )の化合物及びそ
    の塩、特に塩基との医薬に使用しうる塩。
  6. (6)R_1が炭素原子数4以下の低級アルキル基を表
    し、R_8がカルボキシ基又は5−テトラゾリル基を表
    し、R_2が炭素原子数2〜4の直鎖低級アルキレン基
    を表し、R_3が水素を表し、R_9が水素を表し、R
    _6及びR_7がそれぞれ独立に水素又は炭素原子数4
    以下の低級アルキル基を表すか、又はR_9が炭素原子
    数4以下の低級アルキル基又はトリフルオロメチル基を
    表し、R_7が水素を表し、R_6が水素又は原子番号
    35以下のハロゲンを表すか、又はR_9、R_6及び
    R_7が同−又は異なる原子番号35以下のハロゲン原
    子を表し、alkが末端で結合する炭素原子数2〜4の
    直鎖低級アルキレン基を表す特許請求の範囲第1項記載
    の一般式( I ′)の化合物及びその塩、特に塩基との
    医薬に使用しうる塩。
  7. (7)R_1が炭素原子数4以下の低級アルキル基を表
    し、R_2が炭素原子数4以下の直鎖低級アルキル基を
    表し、R_3及びR_7が水素を表し、基R_4及びR
    _6の一方が炭素原子数4以下の低級アルキル基を表し
    、他方が原子番号35以下のハロゲンを表し、R_5が
    オキサロアミノ基又は5−テトラゾリルカルボニルアミ
    ノ基を表し、alkが末端で結合する炭素原子数7以下
    の直鎖低級アルキレン基を表す特許請求の範囲第1項記
    載の一般式( I )の化合物及びその塩、特に塩基との
    医薬に使用しうる塩。
  8. (8)N−{3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキ
    シ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ
    〕−6−メチル−フェニル}−オキサミド酸又はその塩
    、N−{3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
    2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−
    4−ブロモ−6−メチル−フェニル}−オキサミド酸又
    はその塩、N−{3−〔5−(4−アセチル−3−ヒド
    ロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−ペンチルオ
    キシ〕−フェニル}−オキサミド酸又はその塩、N−{
    3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−
    プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−2−シア
    ノフェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−5−
    カルボキシアミド又はその塩、N−{3−〔3−(4−
    アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノ
    キシ)−プロピルオキシ〕−6−ブロモ−4−メチル−
    フェニル}−オキサミド酸又はその塩、N−{3−〔3
    −(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル
    −フェノキシ)−プロピルオキシ〕−6−ブロモ−4−
    メチル−フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール
    −5−カルボキシアミド又はその塩、N−{3−〔3−
    (4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−
    フェノキシ)−プロピルオキシ〕−2−シアノ−フェニ
    ル}−オキサミド酸又はその塩である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。
  9. (9)N−{3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキ
    シ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ
    〕−フェニル}−オキサミド酸メチルエステル、N−{
    3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−
    プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−フェニル
    }−オキサミド酸又はその塩、N−{3−〔3−(4−
    アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノ
    キシ)−プロピルオキシ〕−4−ブロモ−6−メチル−
    フェニル}−オキサミド酸メチルエステル、N−{3−
    〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
    ピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−6−メチル−
    フェニル}−オキサミド酸メチルエステル、N−{3−
    〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
    ピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−2−メチル−
    フェニル}−オキサミド酸メチルエステル、N−{3−
    〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
    ピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−2−メチル−
    フェニル}−オキサミド酸又はその塩、N−{3−〔5
    −(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル
    −フェノキシ)−ペンチルオキシ〕−フェニル}−オキ
    サミド酸メチルエステル、N−{3−〔3−(4−アセ
    チル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ
    )−プロピルオキシ〕−4−クロロ−6−トリフルオロ
    メチル−フェニル}−オキサミド酸メチルエステル、N
    −{3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−
    n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−4−
    クロロ−6−トリフルオロメチル−フェニル}−オキサ
    ミド酸又はその塩、N−(3−〔3−(4−アセチル−
    3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プ
    ロピルオキシ〕−2,4,6−トリクロロ−フェニル}
    −オキサミド酸メチルエステル、N−{3−〔3−(4
    −アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェ
    ノキシ)−プロピルオキシ〕−2,4,6−トリクロロ
    −フェニル}−オキサミド酸又はその塩、N−{3−〔
    3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピ
    ル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−4,6−ジメチ
    ル−フェニル}−オキサミド酸メチルエステル、N−{
    3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−
    プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−4,6−
    ジメチル−フェニル}−オキサミド酸又はその塩、N−
    {4−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
    −プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−3−メ
    トキシ−フェニル}−オキサミド酸メチルエステル、N
    −{4−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−
    n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−3−
    メトキシ−フェニル}−オキサミド酸又はその塩、N−
    {4−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
    −プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−2−メ
    チル−フェニル}−オキサミド酸メチルエステル、N−
    {4−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
    −プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−2−メ
    チル−フェニル}−オキサミド酸又はその塩、N−{2
    −〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
    ロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−フェニル}
    −オキサミド酸メチルエステル、N−{2−〔3−(4
    −アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェ
    ノキシ)−プロピルオキシ〕−フェニル}−オキサミド
    酸又はその塩、N−{4−〔3−(4−アセチル−3−
    ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピ
    ルオキシ〕−フェニル}−オキサミド酸メチルエステル
    、N−{4−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
    2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−
    フェニル}−オキサミド酸又はその塩、N−{3−〔3
    −(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル
    −フェノキシ)−プロピルオキシ〕−4−ブロモ−6−
    メチル−フェニル}−テトラゾール−5−カルボキシア
    ミド又はその塩、N−{3−〔3−(4−アセチル−3
    −ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロ
    ピルオキシ〕−フェニル}−テトラゾール−5−カルボ
    キシアミド又はその塩、N−{3−〔3−(4−アセチ
    ル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)
    −プロピルオキシ〕−4−カルボキシ−フェニル}−オ
    キサミド酸又はその酸性若しくは中性塩、N−{3−〔
    3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピ
    ル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−4−メトキシカ
    ルボニル−フェニル}−オキサミド酸又はその塩、N−
    {3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
    −プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−4−ブ
    ロモ−6−メチル−フェニル}−オキサミド酸エチルエ
    ステル、N−{3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロ
    キシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキ
    シ〕−6−クロロ−4−メチル−フェニル}−オキサミ
    ド酸メチルエステル、N−{3−〔3−(4−アセチル
    −3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−
    プロピルオキシ〕−4−クロロ−6−メチル−フェニル
    }−オキサミド酸メチルエステル、N−{3−〔3−(
    4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル−フ
    ェノキシ)−プロピルオキシ〕−6−ブロモ−4−メチ
    ル−フェニル}−オキサミド酸メチルエステル、N−{
    3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−
    プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−6−クロ
    ロ−4−メチル−フェニル}−オキサミド酸又はその塩
    、N−{3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
    2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキシ〕−
    4−クロロ−6−メチル−フェニル}−オキサミド酸又
    はその塩、N−{3−〔3−(4−アセチル−3−ヒド
    ロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオ
    キシ〕−6−クロロ−4−メチル−フェニル}−1H−
    1,2,4−トリアゾール−5−カルボキシアミド又は
    その塩、N−{3−〔3−(4−アセチル−3−ヒドロ
    キシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオキ
    シ〕−4−クロロ−6−メチル−フェニル}−1H−1
    ,2,4−トリアゾール−5−カルボキシアミド又はそ
    の塩、又はN−{3−〔3−(4−アセチル−3−ヒド
    ロキシ−2−n−プロピル−フェノキシ)−プロピルオ
    キシ〕−2−シアノ−フェニル}−オキサミド酸エチル
    エステルである特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  10. (10)常用の助剤及び賦形剤と共に、一般式( I )
    : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R_1は低級アルキル基を表し、R_2は低級ア
    ルキル基、低級アルケニル基又は低級アルキニル基を表
    し、R_3は水素、低級アルコキシ基、トリフルオロメ
    チル基又はハロゲンを表し、alkはアルキレン基を表
    し、基R_4、R_5及びR_7のうち1個は式−NH
    −C(=O)−R_8の基を表し、それとは異なる基R
    _4又はR_5は基R_9を表し、それとは異なる基R
    _7は基R_1_0を表し、R_6は水素、低級アルキ
    ル基、トリフルオロメチル基、場合によりエステル化若
    しくはアミド化されたカルボキシ基、シアノ基又は低級
    アルカノイル基を表し、R_8は場合によりエステル化
    若しくはアミド化されたカルボキシ基又は5−テトラゾ
    リル基を表し、R_9は水素、低級アルキル基、低級ア
    ルコキシ基、ハロゲン又はトリフルオロメチル基を表し
    、R_1_0は水素、低級アルキル基、低級アルコキシ
    基、ハロゲン、トリフルオロメチル基、シアノ基又は場
    合によりエステル化若しくはアミド化されたカルボキシ
    基を表す〕の新規4−アシルレゾルシンエーテル又はそ
    の塩を含む医薬製剤。
  11. (11)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R_1は低級アルキル基を表し、R_2は低級ア
    ルキル基、低級アルケニル基又は低級アルキニル基を表
    し、R_3は水素、低級アルコキシ基、トリフルオロメ
    チル基又はハロゲンを表し、alkはアルキレン基を表
    し、基R_4、R_5及びR_7のうち1個は式−NH
    −C(=O)−R_8の基を表し、それとは異なる基R
    _4又はR_5は基R_9を表し、それとは異なる基R
    _7は基R_1_0を表し、R_6は水素、低級アルキ
    ル基、トリフルオロメチル基、場合によりエステル化若
    しくはアミド化されたカルボキシ基、シアノ基又は低級
    アルカノイル基を表し、R_8は場合によりエステル化
    若しくはアミド化されたカルボキシ基又は5−テトラゾ
    リル基を表し、R_9は水素、低級アルキル基、低級ア
    ルコキシ基、ハロゲン又はトリフルオロメチル基を表し
    、R_1_0は水素、低級アルキル基、低級アルコキシ
    基、ハロゲン、トリフルオロメチル基、シアノ基又は場
    合によりエステル化若しくはアミド化されたカルボキシ
    基を表す〕の新規4−アシルレゾルシンエーテル及びそ
    の塩を製造するため、(a)一般式(VI): ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 〔式中X_4はヒドロキシ基に変換されうる基を表す〕
    の化合物において、X_4をヒドロキシ基に変えるか、
    又は b)一般式(VII)及び(VIII): ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(VIII) 〔式中基X_5及びX_6の一方は場合により塩の形で
    存在するヒドロキシ基を表し、他方は反応性エステル化
    ヒドロキシ基で置換された基−O−alkH、即ち反応
    性エステル化ヒドロキシ基で置換されたアルコキシ基を
    表す〕の化合物を相互に反応させるか、又は c)一般式(X): ▲数式、化学式、表等があります▼(X) 〔式中基R_4′、R_5′及びR_7′のうち1個は
    アミノ基を表し、それとは異なる基R_4′又はR_5
    ′は基R_9を表し、それとは異なる基R_7′は基R
    _1_0を表す〕の化合物又はその塩を一般式(X I
    ): X_7−R_8′(X I ) 〔式中R_8′は場合によりエステル化若しくはアミド
    化されたカルボキシ基又は場合により1−位が保護され
    た5−テトラゾリル基を表し、X_7は場合によりエス
    テル化、アミド化、無水物化されているか、又はR_8
    ′が1−位で保護された5−テトラゾリル基を表す限り
    塩の形で存在するカルボキシ基を表す〕の化合物と反応
    させ、場合によりテトラゾリル基R_8の1−位の保護
    基を脱離させるか、又は d)一般式(XII): ▲数式、化学式、表等があります▼(XII) 〔式中R_4″、R_5″及びR_7″のうち1個は基
    R_8を表し、それとは異なる基R_4″又はR_5″
    は基R_9を表し、それとは異なるR_7″はR_1_
    0を表し、X_8は式−NH−C(=O)−R_8の所
    望の基に変換されうる基を表す〕の化合物において、基
    X_8をその基に変え、必要に応じて、それぞれ前記方
    法で得られた化合物を一般式( I )の他の化合物に変
    え、前記方法により得られる異性体混合物を分離し、所
    望の異性体を単離し、及び/又は前記方法により得られ
    る遊離化合物を塩に変えるか、又は前記方法により得ら
    れる塩を遊離化合物若しくは他の塩に変えることを特徴
    とする4−アセチルレゾルシンエーテルの製造方法。
JP11063885A 1984-05-24 1985-05-24 4―アシルレゾルシンエーテル、その製造方法及び該化合物を含む医薬製剤 Pending JPS617242A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5191202A (en) * 1990-03-14 1993-03-02 Nippon Steel Corporation Photoelectric conversion device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5191202A (en) * 1990-03-14 1993-03-02 Nippon Steel Corporation Photoelectric conversion device

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