JPS6170527A - 情報の書換え可能な光熱書込みカ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 薄い板状をした坦体の表面或いは内部に一対の電極を兼
ねる坦体を設け、この枠体内に導電性のあるバインダー
で液晶を封入したマイクロカプセルを固定し、レーザー
光をこの固定したマイクロカプセルに照射することによ
って液晶の組成を変化させ、マイクロカプセルによって
特定の情報を坦体上に表示させ、クレジットカード、貯
金通帳、定！ＩＩＩ券、回数券等に用いることができる
光包、１７込みカードに関する。

〔従来の技術〕

従来より特定の情報を磁気的、電気信号的に記憶させた
情報を読取って照合、処理できる情報カードが盛んに用
いられている０例えば、個人情報信号が現金支払いをせ
ずに物品の購入をすることができるクレジットカード、
無人の引出機で銀行口座より現金を引出すことのできる
キャッンユカード、特定の部屋の入退出をチェックする
身分証明証化りの社員証カード、会員制クラブでの入場
を許諾する会員カード、予め一定の料金を前払いしてそ
の料金まで乗物の利用を何回も許可する減額式の回数乗
車カードなどが挙げられる。これらの従来の情報カード
ではそのカード所持者、及びカード自体に関する特定の
情報を記憶させるために、磁気ストライブ、バーコード
、特殊な印刷文字、さらには不揮発性メモリを含むマイ
クロプロセッサ−を用いており、これらの記ｔｑ手段に
よって個人成いはカードに関する情ｆｉＩを記憶させて
いた。

Ｌ、かし、これらの情報カードでは記ｉａさせである情
報は磁気的、電気的な変漠により行われており、カード
自体を視覚により視てもこれらの記憶させた情報を読取
ることができず、所持者がこの記憶内容を知ろうとする
には照合装置や自動払出し装置に情報カードを接続しな
ければならない、このため、カード所持者が情報内容確
認のためその都度各装置を利用しなければならず、不便
なものであり、例えば、所定の金額を予め支払う代わり
に同額のカードを受取り、改札装置を通過する際にその
カードを用いて利用した交１１１１ｍ関の利用金額を減
算していき、払込み金額が無くなるまで交通機関を何回
も利用できる回数券カードではその残額及び有効期限が
所持者にとって不明であった。

このため、使用可能残額が不足してしまったり、有効期
限を過ぎてしまって交通機関を利用することができない
場合も生じてくるものであった。この点を改良するため
、情報カードの表面に残額等・１　　　　　の情報を利
用の都度プリンターで印字する方法もＢｙされており、
磁気ストライプに記憶させである１ｎ報の一部を？５１
遅により判読できるものである。

しかし、この方法では印字された字の大きさが小さいた
め読みにくいものであり、またカードの表面上に所定行
数だけ印字させると当該カードは使用不可能となって新
しいカードを補給しなければならず、再使用できない欠
点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明では上述の欠点を解決するために、坦体上に間隔
を置いて電極を設けておき、この電極間には光熱書込み
可能の液晶を封入したマイクロカプセルを導電性のバイ
ンダーで固着したものである。

〔作用〕

この情報カードではカードの表面に対してレーザー光を
照射して必要とされる部分のマイクロカプセル内の液晶
をレーザー光で加熱した後冷却し、情報カード表面に文
字、記号を表出させるようにしである。また、一度表出
した文字を消去するためには両電掻間に高周波を印加し
、マイクロカプセル内の液晶の方向性を整刑させること
によって行うことができ、この後レーデ−光で加熱する
ことで何回でも情報の書換えが可能である。

〔実施例〕

第１図は本実施例の書換え可能な光熱書込みカード（１
）を示すもので、薄肉長方形状をしたプラスチック等の
絶縁材料で形成した坦体（２）の表面には後述するマイ
クロカプセルを固着した表示部（３）と磁気ストライプ
（４）が設けである。この磁気ストライプ（４）は坦体
（２）の長辺に接近して平行に塗布されている。

第２図は第１図Ａ−Ａ矢視した断面図である。

前述の表示部（３）では、坦体（２）の表面に間隔を置
いて金属等の導電性材料で形成した電極としての枠体（
５）が固着してあり、この枠体（５）間の坦体（２）の
表面には記憶層（６）が塗布してあり、記憶層（６）の
表面には枠体（５）間に跨るようにして透明なカバー（
７）が付着しである。

次は、第３図は前述の記憶層（６）を拡大して示すもの
である。この記憶層（６）はマイクロカプセル（８）と
粘着性のバインダー（９）よりなり、マイクロカプセル
（８）とバインダー（９）が混合されたされた状態で１
！ｉ体（２）上の枠体（５）間に塗布され、バインダー
（９）が固化することによりマイクロカプセル（８）が
固定される。このマイクロカプセル（８）は透明な導電
性材料で形成されており、その内部には液晶叫が封入さ
れている。この液晶α０は誘電異方向が負のぶマチイッ
ク液晶にコレステリック液晶を混入したもので、光熱に
より相が変換する性質を持ち、光熱効果により記憶状態
を維持できるものである。また、バインダー（９）はポ
リビニルアルコール、澱粉糊、ポリアクリルアミド等を
主成分とし、酸化インジウム、酸化スズ等の粉末を混入
することで導電性を持たせてあり、主成分が乾燥するこ
とでマイクロカプセル（８）を坦体（２）に粘付は固定
できるものである。そして、カバー（７）はこの記憶層
（６）の表面に密着するように固定されている。

次に、本実施例の作用を説明する。

この実施例における情報カードは、例えば鉄道、バス、
タクシ−等の交通［１１４の乗車に用い、予め支払った
金額を記憶させておき、交１ｆｆｉ機関を利用する毎に
予納額より利用全額を自動改札Ｗ　ｉＷ、検札装置など
に通過させて減算し、減算した残額を再度記憶させる操
作を操返し、残額が無くなるまで交通機関を利用できる
回数券カードに応用した例に付いて説明する。

この情報カード＋１１を購入する際には所定の利用金額
を支払うと同時にその支払金額の情報が磁気ストライプ
（４）内に磁気的に記録される（［気スト　。

ライブ（４）内には発行日、有効門限、発行場所等の情
報も記録される）、そして、発券装置（図示せず）内で
表示部（３）の表面に向けて支払金額に相当する数字の
部分にレーザー光が照射される０表示部（３）の記憶Ｆ
ｉ　（６１内に固定されたマイクロカプセル（８）内の
液晶Ｑｌはレーザー光によって加熱され、この後レーザ
ー光を外して記憶層（６）を冷却させるとレーザー光の
照射された部分の液晶α口が白濁して数字が表出するこ
とになる。すなわち、レーザー光で加熱する前の液晶α
φはら旋軸が坦体（２）と平行、　　　　なグランシュ
アン組織となって透明であるが、レーザー光を照射して
液晶αΦを液体にした後冷却してコレステリフク相に戻
すと熱しよう乱によりら旋軸の向きがランダムなフォー
カルコニック組織となり、液晶叫は白濁状態となる。こ
の光熱効果による液晶Ｏ１のｌ１１ｖａ状態は再度レー
ザー光で加熱しない限りその状態を維持し、カード所持
者は表示部（３）の記憶層（６）に表出された数字を判
読して残額がどの程度あるか知ることができる。

次にカード所持者がこの情報カードｉｌｌを使用して交
通機関を利用する際には悄ｆドカードｆｉ＋を自動改札
装置（図示せず）に投入し、磁気ストライプ（４）に記
憶させである情報を読取ってその情報カード＋１＋が（
「効であるか否か、残額がこれから利用する金額以上残
っているか否かを判別し、有効であれば読取った残額よ
り利用金額を減算して新たな残額を算出し、その新しい
残額を磁気ストライプ（４）に書込んで記憶させる。こ
の減算が行われると記憶層（６）に表出された残額の数
字と磁気ストライプ（４）に書換えられた残額とが相違
するため、記憶　　′層（６）に表示している数字を消
去し、再度減額した数字を書込まなければならない。こ
のため、第４図で示す様に各枠体（５）に静間波発生Ｈ
ｕの出力罐；を接続し、各枠体（５）に高周波を印加さ
せる。このため高周波によってその液晶分子が両枠体（
５）方向に配置換えされ、透明なグランシュアン組織に
戻り、記憶されていた数字は消去される。そして、この
後減算した新しい数字に対応する記憶層（６）の位置に
レーザー光を照射して液晶ａωを加熱させ、光熱効果に
よって液晶ａｌを白濁させることで新しい数字を表出さ
せることができる。

また、第５図は本発明の他の実施例を示すもので、↑ｎ
報カード（２０）はプラスチック等の絶縁材料で形成さ
れた坦体（２１）には表示部（２２）と磁気ストライプ
（２７）が設けてあり、この表示部（２２）は坦体（２
１）内に埋込まれている。坦体（２１）には金属性の枠
体（２３）が間隔を置いて埋込んであり、両枠体（２３
）間には反射板（２４）が敷いてあり、反射板（２４）
上にはマイクロカプセルを含む記憶層（２５）が塗布し
てあり、両枠体（２３）に跨がって記憶ＩＮ　（２５）
の表面を被う様に透明なカバー（２６）が付着しである
。

この実施例では坦体（２１）の表面に表示部（２２）が
突出せず、情報カード（２０）が平らになる特徴がある
。

〔発明の効果〕

本発明は上述の様に構成したため、特定の情報を液晶に
よってカード表面に文字、記号で表示でき、特殊な照合
装置を利用しなくともカードに記憶させた情報を視覚に
より判別することができ、この記憶させた内容は書換え
が自由に行えるものである。また、液晶の表示部分は塗
布、印刷により容易に付着させることができるため製造
が容易であり、安価にかつ大量に生産できる。また、記
憶表出させる液晶には駆動のための電源が不要であり、
ＣＰＵなどの制御ｉ構も不要であることから維持費用が
安くなる特色がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す情報カードの表面図、
第２図は同上の第１図中のＡ−Ａ矢視した断面図、第３
図は記憶層を示す拡大図、第４図は記憶を消去させるた
めの手段を示す説明図、第５図は他の実施例を示す断面
図である。 （１）　　情報カード、　＋２ｌ−ｔｊｊ体、（３）　
　表示部、（４）磁気ストライプ、＋５１−　枠体、　
＋６１−　　記憶層、　ｆ？＋−カバー、　＋８１−マ
イクロカプセル、（９）・バインダー。 θａ−１反品 特許出願人　コンピューターサービス株式会社代理人　
弁理士　　　日　比　恒　明 第１図 し。 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 絶縁材料で形成された薄肉偏平状をした坦体とこの坦体
   の表面に間隔を置いて固着された導電性材料で形成され
   た枠体と、この枠体間の坦体上に導電性物質を混入した
   バインダーによって固着された光熱による相転移型液晶
   を封入した表示素子とから構成されたことを特徴とする
   情報の書換え可能な光熱書込みカード。