JPS6170379A - 高温粉粒体の冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高温粉粒体の冷却装置に関する。

従来の技術 従来、高温粉粒体例えば焼結鉱の冷却装置は。

焼結鉱を円環状経路に沿って移動させている間に、その
下方から上方に冷却用空気を流すことにより、焼結鉱を
冷却するようにしたものである。この冷却装置を第９図
に基づき説明すると、内側円形枠（１）と外側円形枠（
２）とにより支持されると共に円形に敷設された案内レ
ール（３）上を移動自在にされた焼結鉱搬送用のトラフ
本体（４）と、このトラフ本体（４）下方に配置された
風箱（５）と、トラフ本体（４）上方に配置されたフー
ド（６）と、移動するトラフ本体（４）と固定された風
箱（５）との隙間及びトラフ本体（４）とフード（６）
との隙間から冷却用空気が逃げるのを防ぐシール装置（
図示せず）とから構成されている。

発明が解決しようとする問題点 上記従来の構成によれば、トラフ本体の上下部分をシー
ルする必要があると共に、排鉱部において、トラフ本体
が上下動するため、どうしてもシール装置が複雑な構造
になると共に漏れる冷却用空気の量も多くなるという問
題がある。

問題を解決するための手段 上記問題を解決するため、本発明の高温粉粒体の冷却装
置は、第１内側円形枠の外方に第１外側円形枠を配置し
、上記第１内側円形枠の内方に第２内側円形枠を配置す
ると共に上記第１外側円形枠の外方に第２外側円形枠を
配置し、上記各円形枠を、一定間隔置きに配置された連
結梁により連結し、第１内側及び第１外側円形枠間にお
いて、高温粉粒体を支持すると共に各円形枠を円形経路
に沿って案内するトラフを、一端部が連結梁に軸支され
ると共に他端部に車輪が設けられたトラフ本体と、該ト
ラフ本体の上面に通気空間を有するように配置されると
共に高温粉粒体を直接支持Ｔる通気板とで構成し、上記
第２内側及び第２外側円形枠の下端部をトラフ本体上面
に導くと共に、第１内側円形枠と第２内側円形枠との間
に内側通気路を、第１外側円形枠と第２外側円形枠との
間に外側通気路をそれぞれ形成し、上記各円形枠上方に
、第１内側及び第１外側円形枠間を覆う第１フードを設
けると共に該第１フード並びに第２内側及び第２外側円
形枠間を覆う第２フードを設け。

上記第１フードと第２フードとの間に形成される送風路
と、トラフ本体上面の通気空間とを、内側及び外側通気
路を介して連通したものである。

作用 上記構成において、トラフに積込まれた高温粉粒体は、
フード部を移動する間に、第２フードより送り込まれた
冷却用空気が内側及び外側通気路並びに通気空間を通っ
て高温粉粒体を下層から上層へと冷却する。

実施例 以下、本発明の一実施例を、第１図〜第８図に基づき説
明する。Ｉは第１内側円形枠、（至）はこのａｔ内側円
形枠０の外方に配置さｎた第２外側円形枠、ａ３は第１
内側円形枠（２）の内方に配置さｎた第２内側円形枠、
ｕ４は第１外側円形枠（２）の外方に配置された第２外
側円形枠である。また、上記各円形枠αｎ−（１４）は
、同心状に配置されると共に、第１内側円形枠■と第１
外側円形枠（２）との間には、焼結鉱移送用通路（至）
が、第１内側円形枠Ｉと第２内側円形枠α３との間には
内側通気路ｕ１Ｓが、ｉｔ外側円形枠＠と第２外側円形
枠Ｉとの間には外側通気路ｑ７）がそれぞれ形成される
ような大きさにされている。そして、更に、各円形枠（
１１）　Ｎｕ４は、その円周方向において一定間隔置き
に複数個配置された半径方向の連結梁ＱＳにより一体化
され、また各通気路ｔｔｅ　（１？）は一定間隔置きに
配置された仕切板Ｑｌにより区画されている。（ホ）は
上記一体化さｎた円形枠ｕ１１〜α４の各連結梁（至）
間に配置されて、これら円形枠αυ〜α４を所定の円形
経路に沿って支持案内すると共に焼結鉱を載置するトラ
フである。このトラフ曽は、一端が上記連結梁（至）に
半径方向の水平ピン＠力を介して軸支されると共に、他
端部下面に円形に敷設された案内レール翰上を移動自在
な車輪（２）が設けらｎたトラフ本体（財）と、このト
ラフ本体（ハ）上面に通気空間（至）を有するように設
けられて直接焼結鉱を載置する通気板（ホ）とから構成
されている。そして、上記通気空間（ホ）と内側及び外
側通気路α６α力とは第１内側及び第１外側円形枠１１
）（ＬＩＤの下部で連通され１．また冷却時に、両通気
路ａｄｃＬη。

から冷却用空気が漏れないように、第２内側及び第２外
側円形枠ｕ３Ｑ４の下端部はトラフ本体（ハ）上に折曲
延設されると共に、第５図に示すように、先端下面には
ゴム製パツキン（ロ）が装着さｎている。

（至）は焼結鉱移送用通路（至）を略全面的に覆って熱
風排気路−を形成する環状の第１フード、００は上記第
１フード（２）を外方から覆って第１フード（至）との
間で送風路６カを形成する第２フードで、これらフード
（至）曽は支柱（至）を介して各円形枠但〜α４上方位
置で固定支持されている。（至）は第２フード（１）内
に冷却用空気を送り込むための送気口で、第２フード（
至）上面に一定間隔置きで複数個設けられている。また
１図示していないが、第１フード（イ）上面には、第２
フード（至）の送気口（至）とは異なる位置で第２フー
ド（至）の外方に通じる排気口が複数個設けられている
。そして、上記送風路６Ｄは内側及び外側通気路−１８
（１７）を介してトラフ本体（財）上の通気空間（イ）
に連通されている。第６図において、鱒は第１内側及び
第１外側円形枠αＤａ２上端の７ラング部（１１ａ）（
１２ａ）に対応する第１フード（至）の両下端部に取付
けられた波状の第１シール材で、熱風排気路（至）と送
風路＜ｎ）とをシールするものである。同じく、（至）
（至）は第２内側及び第２外側円形枠（１３α４上端の
フランジ部（１３ａ）（１４ａ）に対応する第２フード
（１）の両下端部に取付けられた板状の第２内側及び第
２外側シール材で、送風路０］）と外気とをシールする
ものである。

上記第１シール材（ロ）及び第２内側シール鉗（至）は
。

各対応する７ラング部（ｌｌａ）（１２ａ）（Ｌ８ａ）
（１４ａ）上に垂下して設けらｎ、また第２外側シール
材（至）はフランジ部（１３ａ）（１４ａ）外周面に接
触するように設けられている。ところで、焼結鉱の給排
鉱部囚においては、第７図に示すように、上記第１及び
第２フード＠（至）が切欠かれているため、第１及び第
２フード＠（至）の各端部には１通気路Ｕθαηの仕切
板α１によって区画される一区画部分の上端開口を十分
に覆うこ七のできる密封板（ロ）が設けられている。

第８図に射いて、（至）はトラフ本体（財）と連結梁α
９との間をシールするゴム製パツキンで、連結梁（至）
下面前後に２条装着されている。即ち、前部パツキン（
１８Ａ）は前方の連結梁（至）に支持されているトラフ
体（２４Ａ）の後端部側をシールするもので、また後部
パツキン（８８Ｂ）はこの連結梁（至）に支持されたト
ラフ本体（２４Ｂ）の前端部側をシールするものである
。ところ−で、上記各円形枠αＤ〜σ４は第２外側円形
枠α４を介して図外の駆動装置により回転駆動されると
共に、第２内側円形枠（至）の側面に設けられたガイド
ローラ（２）によって案内される。なお、第１図中■は
給鉱シュート、（６）は排鉱フード、（６）は排鉱シュ
ートである。

上記構成において、案内レール翰上を矢印ＩＢ）方向に
移動するトラフ（１）に給鉱シュート（ト）より高温の
焼結鉱（ａ）が積込まれ、そしてフードｔｍ（至）部を
移動している間に、第２フード（７）より送り込まれた
冷却用空気が通気路ａｆ１０乃及び通気空間（ハ）を通
って焼結鉱ｆａ）を下層から上層へと冷却する。冷却後
の熱風は、第１フード（至）より吸引され外部に排出さ
れる。冷却された焼結鉱（ａ）は、排鉱部でトラフ本体
（至）の他端側か下方に揺動して排鉱シュート（財）よ
り排出される。

なお、木実施例においては、焼結鉱の冷却装置として説
明したが、例えば赤熱コークスの冷却装置としても使用
できる。

発明の効果 上記本発明の構成によると、固定部分である第１フード
及び第２フードを、移動部分である円形枠上方に配置し
たので、従来のように、移動部分の上下に固定部分を配
置した場合に比べてそのシール機構が簡単になると共に
、トラフ本体が排鉱部で下方に揺動した場合でも、トラ
フ本体は一緒に移動する円形枠とのシールを考慮すれば
よいため、そのシール機構が極めて簡単になり、従って
シール効果も向上し経済的である。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第８図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図は給排鉱部における縦断面図、第２図は横断ｉ図、第
３図は要部斜視図、第４図は第３図のＩ−Ｉ矢視図、第
５図は第２図の■部拡大図。 第６図は第２図の■部拡大図、第７図は第１図のｆｆ−
ｆｆ及びマーＶ矢視図、第８図は連結梁の断面図、第９
図は従来例の断面図である。 αＢ・・・第１内側円形枠、＠・・・第１外側円形枠、
ｕ３・・第２内側円形枠、α尋・・・第２外側円形枠、
αト・・移送用通路、α・・・・内側通気路、αη・・
・外側通気路、（至）・・・連結梁、（１）・・・トラ
フ、翰・・・案内レール、翰・・・車輪、（ハ）・・・
トラフ本体、（２）・・・通気空間、（ホ）・・・通気
板、（至）・・・第１フード、曽・・・第２フード、３
カ・・送風路代理人　　　森　　木　　義　　弘 第２図 第３図 第４図 第６図 第５図 ／３嫂 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、第１内側円形枠の外方に第１外側円形枠を配置し、
   上記第１内側円形枠の内方に第２内側円形枠を配置する
   と共に上記第１外側円形枠の外方に第２外側円形枠を配
   置し、上記各円形枠を、一定間隔置きに配置された連結
   梁により連結し、第１内側及び第１外側円形枠間におい
   て、高温粉粒体を支持すると共に各円形枠を円形経路に
   沿つて案内するトラフを、一端部が連結梁に軸支される
   と共に他端部に車輪が設けられたトラフ本体と、該トラ
   フ本体の上面に通気空間を有するように配置されると共
   に高温粉粒体を直接支持する通気板とで構成し、上記第
   ２内側及び第２外側円形枠の下端部をトラフ本体上面に
   導くと共に、第１内側円形枠と第２内側円形枠との間に
   内側通気路を、第１外側円形枠と第２外側円形枠との間
   に外側通気路をそれぞれ形成し、上記各円形枠上方に、
   第１内側及び第１外側円形枠間を覆う第１フードを設け
   ると共に該第１フード並びに第２内側及び第２外側円形
   枠間を覆う第２フードを設け、上記第１フードと第２フ
   ードとの間に形成される送風路と、トラフ本体上面の通
   気空間とを、内側及び外側通気路を介して連通したこと
   を特徴とする高温粉粒体の冷却装置。