JPS6169873A - 炭酸カルシウム填剤 - Google Patents

炭酸カルシウム填剤

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JPS6169873A
JPS6169873A JP59193576A JP19357684A JPS6169873A JP S6169873 A JPS6169873 A JP S6169873A JP 59193576 A JP59193576 A JP 59193576A JP 19357684 A JP19357684 A JP 19357684A JP S6169873 A JPS6169873 A JP S6169873A
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源吉 嗣郎
Tadashi Saito
斉藤 直史
Toshio Azuma
東 歳夫
Noritsugu Ebisuya
戎屋 典次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は戻酸カルンウム項剤に関し、更に詳しくは各種
合成樹脂、有機溶剤塗料、水性塗料、ゴム、インキ、製
紙用充填剤等広汎な用途に応用でき、優れた分@牲、白
色度、光沢、強度、粘度安定性等を付与し得る炭酸カル
シウム塩剤に関するものである。
「従来の技術」 「発明が解決りようとする間!1点」
炭酸カルノウムは種々の用途りこ使用され、例えば塗料
の体質顔料及びプラスチック用項剤として有用である0
通常、塗料の体質顔料、プラスチック充填用・の炭:I
11カルンウムとしてLよ一顔料特性を一般に示す平均
粒径20μm以下の範囲のものが使用されている。ここ
に炭酸カルシウムの平均粒径とは、BET法により求め
た比表面積から立方形結晶として喚算した一辺の区さを
いう・ものとし、以下単に「粒径」という、この粒径2
0μm以下の炭酸カルシウムは大別して次の3種類に分
類することができる。
1a120〜1 μm、、To)1.o 〜O1l /
7 m、 (clO,l O〜0.01μm 上記falの範囲に属する炭酸カルシウムとしては、主
として粒径20〜4μm程度の異方形粗大粒子である重
質炭酸カルシウム及び粒径4〜1μm程度の軽微性炭酸
カルシウムの2種類が挙げられる。
この粒径範囲の炭酸カルシウムはプラスチック、塗料!
!に使用する場合分散向上用の特殊な表面処理を行なわ
すともそのままでプラスチック、塗料中での良好な分散
性を有するものの、これを使用したプラスチック組成物
、塗料の塗膜の光沢等の光学的特性、物理強度に劣る等
の欠点があり、筆に増量剤としての効果しか望み得ない
また上記(c1の範囲に属する膠質炭酸力ルンウムは、
プラスチック中又は塗料中での分散を充分行なうことが
できれば光沢特性、物理特性共に優れたものとなるであ
ろうことが予想されるが、現実には表面活性が大きい為
に何らかの表面処理を行なわなければ乾燥粉末化に際し
て粒子が互いに凝集し、2次、3次凝集体となることが
多い、このため、結果的には粒径111m以上の炭酸カ
ルシウムを用いた場合と同等程度の光沢、物理強度しか
得られない、そこで膠質炭酸カルシウムの乾燥粉末化時
に該炭酸カルシウム粒子間の凝集を防止すべく、該炭酸
力ルンウム水′f!、濁液に高級脂肪酸、樹脂酸ソーダ
、ドデシルベンゼンスルホン酸及びそのフルカリ金属塩
等の溶液を添加することにより、粒子個々の表面を高級
脂肪酸、樹脂酸等のカルシウム塩で被覆する方法が採用
されている。しかし、このような方法をもってしても、
なお充分な分散性を得ることができず光沢−物理強度の
面においてもその粒径から期待されるtiIIJ%は発
揮されない、又、上記表面処理胴で被覆した(cjの範
囲に属する膠質炭酸カルシウムを塗料の体質顔料として
使用した場合、塗装時における発泡が著しくなる傾向が
あり好ましくなく、特にエマルジョン塗料の体質顔料と
して使用した場合、経時粘度安定性が著しく悪化する。
一方、上記iblの粒径1.0〜0.1μmの炭酸カル
シウムは、その表面活性も高くなく、比較的凝集性も小
さいため、ta1、(c1の粒径の炭酸カルシウムと比
較して、良好な光学的特性、物理強度等を付与するが、
これをもってしてもこれを使用するプラスチック組成物
、塗料等の光学的物性、強度物性は必ずしも満足し得る
ものではない。
「問題点を解決するための手段」 かかる現状に対し、本発明者等は上記fatの粒径20
−1.0μm程度の炭酸カルシウムを母体とする場合で
も、光沢を顕著に向上させると共に物理物性強度をも向
上させ、上記fclの粒径0.lθ〜0゜01μm程度
の炭酸カルシウムを母体とする場合でも分散性を向上さ
せ、これに伴い光沢、白色度及び物性強度を向上さセ、
なおかつ塗料の経時増粘が著しく少なく、更に上記To
)の粒径1.0〜0.1pm程度の炭酸カルシウムを母
体とする場合でも一段と光沢及び白色度を向上させると
共に物性強度を向上させ得るという夫々の粒径ii!囲
の各欠点を一挙に解消し得る炭酸カルシウム填剤を得ろ
ことを目的として研究を重ねた結果、炭酸カルシウムに
特定のポリカルボン酸塩を吸着させたものがこの目的を
達成することを見出した。
即ち、本発明は炭酸カルシウムに、(1)アクリル酸、
メタクリル酸、クロトン酸から選ばれる少なくとも1種
のα、β不飽和モノカルボン[oo重its、(II)
イクコン酸、マレイン酸、フマール酸から工にばれる少
なくとも1種のα、β不飽和ノカルポン1%tl−1o
o重量部、及び(III)(a)アクリル酸アルキルエ
ステル及びメタクリル酸アルキルエステル、(b)アル
コキン基を有するアクリレート及びメタクリレート、(
c)ノクロヘキシル基を有するアクリレート及びメタク
リレート、(d)α、βモノエチレン性不飽和ヒドロキ
シエステル、(e)ポリアルキレングリコールモノアク
リレート及びモノメタクリレート、(f)ビニルエステ
ル、(g)ビニル系芳香族、(h)不飽和ニトリル、(
i)不飽和ジカルボン酸エステル、(j)ビニルエーテ
ル、(k)共役ジエン、鎖状オレフィン、環状オレフィ
ンから選ばれる少なくとも1種の重合性を有する111
体5〜300重量部からなる混合物90〜100重量%
と他の重合性を有する単量体の少なくとも1種10〜0
!量%を共重合させた共重合体のナトリウム塩、アンモ
ニウム塩、及び/又はアミン塩を、炭酸カルシウム固形
分100重量部に対し0.O1〜1offi1部添加し
、吸着させてなる炭酸カルシウム填剤を内容とするもの
である。
尚、上記α、β−モノエチレン性不飽和カルボン酸アミ
ド及びスルホ基金wa量体はカルンウムイオンその他多
価金屈イオンへの抵抗があるため、本発明の炭酸カルシ
ウム原子を50重量%以上の高濃度スラリー荷姿で供給
する場合、スラリーの経時粘度安定性を良好ならしめる
ために10重量%以下共重合させた共重合体を使用する
方が有利であるが、該単量体を共m合の1成分として加
えることによりプラスチック組成分、及び塗料等の光沢
、物性強度、粘度安定性等の向上については特に期待で
きないため、加えなくとも特に問題はない。
本発明の炭酸カルシウム填剤は前記fat、山)、fo
lいずれの粒径の炭酸カルシウムを母体とする場合でも
、同一粒径で比較した場合、従来の表面処理品に比して
も表面光沢の向上の度合は実に15〜20%程度以上に
も達するばかりでなく、白色度、物性強度、塗料粘度安
定性においても顕著な向上がもたらされる。
本発明において炭酸カルシウムとしては、通常顔料特性
を示す粒径20μm以下のものであれば特に制限なく使
用でき、用途、目的に応じ適宜選択すればよい0本発明
においては特定のポリカルボン酸塩を上記炭酸カルシウ
ムに吸着せしめるが、ここに「吸着」という語は上記共
重合物中のカルボキシル基と炭酸カルシウムのカルシウ
ム原子とが塩形成した結合、物理吸着の態様を含むもの
とする。
本発明に使用しうる共重合体の塩は前途の通りであるが
、この共重合体の内、(■)α、β不飽和モノカルボン
酸、(II)α、β不飽和ジカルボン酸及び(I[I)
fa)〜(k+から選ばれる重合性を有する単量体の総
量が90重量%以下の場合は炭酸カルシウムの分散が阻
害されやすいため、この組成物を表面吸着させた炭酸カ
ルシウム填剤をプラスチックや塗料に使用した場合充分
な光沢を得る事ができず、又、塗料の経時粘度安定性を
悪化させやすい、また前記(Ill)の重合性を有する
単量体が5重量部未満の場合、プラスチック、塗料等の
白色度光々が著しく低下する傾向があり、一方、300
重量部を越える場合、共重合物の水に対する溶解性が著
しく低下し、炭酸カルンウム個々の表面に均一に吸着す
ることが困難となりやす(、又、塗料の起泡性が高くな
ったり、経時粘度の安定性を悪化させやすい、更に又、
■のα、β不飽和ジカルボン酸がIN量部未満の場合、
前記FC+の炭酸カルシウムに使用して40重量%以上
の高1度炭酸カルシウムスラリーの調製が困難となるた
め、運送コストの上昇及びハンドリング等の問題から、
本発明の炭酸力ルンウム墳剤が粉体荷姿に限定される結
果となり、その使用用途を限定され不利となるばかりで
はなく、このような組成の共重合物を使用した前記+c
+の炭酸カルシウムは塗料の体質顔料として経時粘度安
定性を著しく悪化させる。一方、■のα、β不飽和ジカ
ルボン酸が100重量部を越えると、前記fatのよう
な比較的安価な重質炭酸カルシウムの高濃度水f!、濁
液にこのような組成の共重合物と添加後、湿式粉砕機に
より摩砕粉砕して前記(blの粒子径を有する炭酸カル
ンウム填剤を!!!造するが如き、湿式粉砕を必要とす
る製造又は使用工程において、湿式粉砕機ベッセル中で
の増粘が著しく湿式粉砕機がトルクオーバーの為に停止
又は破損することになり、又、このような組成の共重合
物を吸着せしめた炭酸力ルソウムをプラスチック、塗料
等に使用しても、本発明品と比較して、特に顕著な効果
は期待できない。
本発明に使用する共重合物の数平均分子量〔ゲル浸透圧
クロマトグラフ(GPC)で測定〕は構成成分の種類、
構成比等により変わるが通常500〜50000、より
好ましくは2000〜30000程度とするのがよい0
分子量が500未満では吸着率が低下する傾向があり、
またsoo。
Oを越えるとその共重合物の製造が困難であり粘度上昇
も著しい。また、炭酸カルシウム懸濁液に添加した場合
、その凝集的効果により粒子表面への均一な吸着が困難
となることがある。
上記不飽和モノカルボン酸(り、不飽和ジカルボン酸(
II)及び+a+〜(ト))から選ばれる重合性を有す
る単量体(III)からなる共重合体を得るには従来公
知の方法によることができる0例えば、水、有機溶剤、
或いは水可溶性有機溶剤と水との混合溶剤等の溶剤中で
の重合を挙げることができ、この際、水媒体中での重合
には重合開始剤として過硫酸塩や過酸化水素等が用いら
れ、亜硫酸水素ナトリウムやアスコルビン酸等の促進剤
を併用することができる。有機溶媒中での重合には、重
合開始剤としてアゾ系化合物や18r機il!l酸化物
等が用いられ、iミン化合物等の促進剤を併用すること
ができる。水可溶性有機溶剤と水との混合溶剤中での重
合には、上記種々の重合開始剤あるいは重合開始剤と促
進剤の組合せの中から適宜選んで用いることができる。
このようにして得られた共重合体をナトリウム化合物、
アンモニウム化合物、有機アミンのうちいずれかのアル
カリ性物質により中和することにより、目的とする共重
合体のナトリウム塩、アンモニウム塩及びアミン塩が得
られる。炭酸カルシウムに対する共重合体塩の吸着又は
被覆量は、炭酸カルシウム100重量部当り0.01〜
10.0@量部、より好ましくは0.1〜5.0重量部
とするのがよい。吸着量が0.01重量部未満ではその
処理効果において無処理品との差が顕著でなくなる。
一方、10.0重量部を越えると吸着率が低下すると共
に、白色度、光沢等の外観効果及び物性強度において更
に顕著な効果の向上が期待できず、経済的にも有利で無
くなる事が多い。
本発明の炭酸カルシウム填剤は上記した炭酸カルシウム
及び共重合物の塩を使用し常法により製造され、例えば
炭酸カルシウムの水2. <液に上記共重合物の塩の少
なくとも1種を添加し、攪拌等により均一に混合して炭
酸力ルンウム粒子に該共重合物を吸着させた後フィルタ
ープレス等にて脱水し、乾燥、解砕し粉末化することに
より製造することも可能であるし、又、粉末化した炭酸
カルシウムを流動化させておき、この流動床に上記共重
合物の水溶液を噴霧吸着させることによっても製造され
る。更に又、用途、目的に応して炭酸カルシウムスラリ
ー荷姿で供給することも容易であり、例えば炭酸カルシ
ウムの水懸濁液をフィルタープレス等にて脱水し、得ら
れる炭酸カルシウムのプレスケーキに上記共重合物の塩
を添加し強力に攪拌することにより製造される。
これら常法により咳共宙合物を吸着させることにより、
本発明の目的とする効果は充分に発揮されるが、更に大
きな効果を得ようとするならば湿式であればサンドグラ
インダーミル等の分散機を、乾式であれば、1辰勤ボー
ルミル等の粉砕機中を、咳共重合物を吸着させた後、通
過させる方法等が好ましい態様である。
「発明の効果」 このようにして得られる本発明の炭酸カルシウム填剤は
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等の合成樹脂、有機溶剤塗
料、水性塗料等の塗料はもちろんのこと、ゴム、インキ
、製紙用充填剤としても有効に使用でき、優れた分散、
白色度、光沢、強度、粘度安定度的性質を与えるもので
ある。
「実施例」 以下、実施例、比較例、応用例及び応用比較例を挙げて
本発明をより詳細に説!jするが、本発明はこれらによ
り何ら制約を受けないことは勿論である。
実施full 1〜11 比ff11.070ノ石灰乳(ca (Oll)2含有
211.8%)を15℃に調製し、水酸化力ルンウムI
kgあたり301/分の炭酸ガス含有ガス(内25%C
02)を導通し炭酸化反応を行い、系のP H8゜0で
炭酸化反応を停止し、55℃P H10,0で10時間
攪拌し、系の粘度が2500cpsに達した時再び炭酸
ガス含有ガスを導通して系のPHを6.9とした。これ
により凝集体粒子の著しく少ない平均粒子系0.07μ
mの炭酸カルシウム(BET比表面積30rd/g)を
得た。この炭酸カルシウム水懸濁液に別紙第1表に示す
共重合体の塩を添加し、攪拌により炭酸カルシウム表面
に該共重合物を吸着せしめた後、フィルタープレスを用
いて脱水し、常法に従い、乾燥、粉砕を行なうことによ
り炭酸カルシウム填剤を得た。
実施例12 実施例、1〜11と同様の方法で炭酸カルンウム水懸濁
液を調製し、フィルタープレスを河いて脱水後、該プレ
スケーキに実施例1に使用したのと同一の共重合体の塩
を炭酸カルシウム固形分1゜0重量部に対し1.5重量
部添加し、−ラボディスパー(特殊機化工業製)で強力
に攪拌することにより、固形分濃度56%、350cp
sの炭酸カルシウムスラリーよりなるff1fiカルシ
ウム填剤を得た。
比較例1〜4 実施例1〜11において、炭酸カルシウムに吸着せしめ
る共重合体の塩を別紙第1表に示すものに変更した他は
同様の方法で炭酸カルシウム填剤を得た。
比較例5 実施例1−11に使用した炭酸カルシウム水懸濁液をフ
ィルタープレスを用いて脱水し、通常に従い乾燥、粉砕
を行なうことによりvL@カルシウム瞑剤を得た。
比較例6.7 実施例1〜11及び比較例1〜5に使用した炭酸カルシ
ウムに吸着せしめるカルボン酸塩をそれぞれステアリン
酸ソーダ3重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸2重量
部と水添ロジンメチルエステル3重量部使用することを
除き、上記実施例及び比較例と同様の方法にて乾燥、粉
砕を行なうことにより炭酸カルシウム填剤を得た。
実施例13 重質炭酸カルシウム粉体スーパー#2000(丸尾カル
シウム製)7kgをヘンシェル型スーパーミキサーSM
V−20(角田製作所製)にて粉体温度120℃に達す
るまで攪拌しその後、実施例2にて使用した分散剤を0
.5重量%(solid /5olid )吸着せしめ
ることにより炭酸カルシウム填剤を得た。
比較例8 吸着せしめる処理剤をステアリン酸0.5重量%(so
lid /5olid )に変更することを除き、実施
例13と同様の方法により炭酸カルンウム填剤を得た。
実施例14.15 実施例1〜11に用いた炭酸力ルンウム水!!!濁液を
再び石灰乳にてP HI O,Oとし、更に48時間5
5℃にて攪拌を行ない、平均粒子径0.20μm (B
ET比表面積fin?/g)であることを確認した後、
再度炭酸ガスを導通しP H6,8とした。
この炭酸カルシウムを用い、実施例2及び4に用いた分
散剤をそれぞれ0.8%吸着せしめた後、脱水、乾燥を
行ない炭酸カルシウム填剤を得た。
比較例9 吸着せしめる処理剤をステアリン酸ソーダ1.5重量%
(solid /5olid )に変更することを除き
、実施例14及び15と同様の方法にて炭酸カルシウム
填剤を得た。
応用例1〜15、応用比較例1−10 実施例1〜15、比較例1〜9にて得た炭酸カルシウム
填剤、及び重質炭酸カルシウム#2000 (丸尾カル
シウム製)を用い下記の配合にて水性塗料を作成し、光
沢及び塗料粘度を測定した。
結果を別紙第2表に示した。
尚、各測定は以下に$1処した。
粘度(1): B M型帖度計No、3及びNO,40
−ターによる5Qrpm及び5rpmの値 (2)ニストーマ−粘度計(上品製作所)によるKV値 (1)及び(2)の粘度について、20℃1日静置後の
粘度及び50℃7日静置後の粘度を測定 光沢:でき上り塗料を4m1lのドクターブレードによ
りガラス板に塗布し、20℃1日後の光沢(60’−6
0@)を測定 [塗料配合(PVC27% NV −39%)」(MI
LL BASE )             重量部
分散剤A(纂l工素層暮製ノイゲンE^−120)  
   2分散剤B(第1工業製菓!!!8 ディスコートN−14) プロピレングリコール            50チ
タン白(石屋産業製R−630)        19
4炭酸カルシウムパウダー            6
5(スラリー使用の場合、スラリー中の 炭酸カルシウム固形分として) 水                        
     52(スラリー使用の場合スラリー中の水も
含む)(LET  ロ0−N〕 旧LL RASE                 
 186エマルジヨン(大日本インキ製       
222ボンコー) EC−821) ブラルセルソルプ               35
「配合方法」 上記ミルベース配合中にガラスピーズ(東芝バC1+4
−二製G11−503B>を297ii量部投入シ、2
0分間簡易型サンドミルを用いてグラインディングした
。こうして得たミルベースに上記エマルジョン、ブチル
セ火ソルブを加え、ラボディスパー(特殊機化工素層)
を用いて11000rpで5分間攪拌して!IIIした
応用例!6〜18、応用比較例11−13実施伊I2.
13、■4及び比較例5.8.9により得られた炭酸カ
ルシウム填剤を用い、下記ノ方法にてポリプロピレン複
合シートを作成し、その白色度、光沢及びtE4強度を
測定した。得られた結果を下記第3表に示した。
「配合」                重量部ポリ
プロピレン樹脂(住友化学製+1−501 ) 80 
’炭酸カルシウム             2゜「、
・昆奪東方法」 電気ロール表面温度         230を混練時
間               10分間「試験シー
ト」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭酸カルシウムに、( I )アクリル酸、メタクリ
    ル酸、クロトン酸から選ばれる少なくとも1種のα、β
    不飽和モノカルボン酸100重量部、(II)イタコン酸
    、マレイン酸、フマール酸から選ばれる少なくとも1種
    のα、β不飽和ジカルボン酸1〜100重量部、及び(
    III)(a)アクリル酸アルキルエステル及びメタクリ
    ル酸アルキルエステル、(b)アルコキシ基を有するア
    クリレート及びメタクリレート、(c)シクロヘキシル
    基を有するアクリレート及びメタクリレート、(d)α
    、βモノエチレン性不飽和ヒドロキシエステル、(e)
    ポリアルキレングリコールモノアクリレート及びモノメ
    タクリレート、(f)ビニルエステル、(g)ビニル系
    芳香族、(h)不飽和ニトリル、(i)不飽和ジカルボ
    ン酸エステル、(j)ビニルエーテル、(k)共役ジエ
    ン、鎖状オレフィン、環状オレフィンから選ばれる少な
    くとも1種の重合性を有する単量体5〜300重量部か
    らなる混合物90〜100重量%と他の重合性を有する
    単量体の少なくとも1種10〜0重量%を共重合させた
    共重合体のナトリウム塩、アンモニウム塩、及び/又は
    アミン塩を、炭酸カルシウム固形分100重量部に対し
    0.01〜10重量部添加し、吸着させてなる炭酸カル
    シウム填剤。 2、他の重合性を有する単量体がα、β−モノエチレン
    性不飽和カルボン酸アミド、スルホ基含有単量体から選
    ばれる少なくとも1種である特許請求の範囲第1項記載
    の填剤。 3、炭酸カルシウムに添加・吸着される共重合物の重量
    平均分子量が500〜50000である特許請求の範囲
    第1項記載の填剤。
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