JPS6168752A

JPS6168752A - カセツトテ−プレコ−ダ装置

Info

Publication number: JPS6168752A
Application number: JP59191125A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Watanabe; 正弘渡辺
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-09-12
Filing date: 1984-09-12
Publication date: 1986-04-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は、小形化志向のカセットテープレコーダ装置
に係り、特にその誤消去防止機構に関係させて小形化を
促進させるようにしたものに関する。

［発明の技術的背景］周知のように、カセットテープレコーダにあっては、小
形軽聞で携帯に適するとともに、ヘッドホンを用いた２
ウエイステレオタイプのものが普及しており、ヘッドホ
ンをかけて例えば歩きながらテープ再生を楽しめるよう
にしたものがある。

そして、・このような小形カセットテープレコーダは、
現状ではすでにコンパクトテープカセット（以下テープ
カセットという）よりも小形のものが出現してきている
。これは、テープカセットの装着時にテープカセットの
うち、リールハブ周辺からヘッド、キャプスタン、ピン
チローラ等の挿通孔の形成されている部分までを支持す
るようにし、テープカセットの周側部をはみ出させるよ
うにしているものである。

ところで、一般に、カセットテープレコーダ装置には、
上記のような小形化志向のもの及び大形のものを問わず
、録音済みカセットテープに誤って新たに録音を行なっ
てしまうことを防止するために、誤消去防止機溝が備え
られている。

第４図は、このような従来の誤消去防止機溝を示すもの
である。すなわち、図中１１はテープレコーダ曙橋部の
搭載されたメインシャーシで、誤消去防止爪検出部材１
２が軸１２ａを中心に回動自在に支持されている。この
誤消去防止爪検出部材１２の一端部には、メインシャー
シ１１に形成された切欠部１１ａを介して、図示しない
テープカセットの誤消去防止爪に対向する検出片１２ｂ
が形成されている。また、上記誤消去防止爪検出部材１
２の他端部は、Ｏラド１３を介して、誤消去防止部材１
４の一端部に連結されている。

ここで、上記誤消去防止部材１４は、軸１４ａを中心に
メインシャーシ１１に回動自在に支持されているもので
、通常トーションスプリング１５によって図中矢印へ方
向に回動付勢されている。この誤消去防止部材１４のト
ーションスプリング１５による図中矢印へ方向の回動は
図示の位置までとなされており、この位置で誤消去防止
部材１４の他端部に形成されたストッパ１４ｂが、録音
スライダ１６に突設された係止片１６ａに対向する位置
となされている。

そして、上記録音スライダ１６は、図中矢印Ｃ９Ｄ方向
にスライド自在となるように上記メインシャーシ１１に
支持されており、図示しない録音操作子の操作に運動し
て図中矢印り方向にスライドされて、テープレコーダを
録音状態となす曙能を有するものである。

このため、誤消去防止爪の削除されたく録音不可能）テ
ープカセットが装着されると、誤消去防止部材１４のス
トッパ１４ｂと録音スライダ１６の係止片１６ａとが対
向状態のままであるため、録音操作子を操作しても録音
スライダ１６が図中矢印り方向にスライドされず、録音
がなされないようになるものである。また、誤消去防止
爪の削除されていない（録音可能）テープカセットが装
着されると、該誤消去防止爪によって上記誤消去防止爪
検出部材１２の検出片１２ｂが押圧される。すると、ロ
ッド１３を介して誤消去防止部材１４がトーションスプ
リング１５の付勢力に抗して図中矢印Ｂ方向に回動され
、そのストッパ１４ｂが録音スライダ１６の係止片１６
ａに対向しない位置となされる。このため、録音操作子
を操作すると録音スライダ１６が図中矢印り方向に移動
され、録音が行なわれるようになるものである。

［背景技術の問題点］しかしながら、上記のような従来の誤消去防止機溝では
、誤消去防止爪検出部材１２の取付位置として、テープ
カセットの装着を妨げずかつテープカセットの誤消去防
止爪に対向する１位置にあることが要求されるので、自
ずと誤消去防止爪検出部材１２の取付位置が限られてし
まうことになり、カセットテープレコーダの小形化が妨
げられているという問題がある。

［発明の目的］この発明は上記事情を考慮してなされたもので、誤消去
防止機溝による制約を受けることなり、簡易な構成で小
形化を効果的に促進させ１ｑる１勇めて良好なカセット
テープレコーダ装置を提供することを目的とする。

［発明の概要］すなわち、この発明に係るカセットテープレコーダ装置
は、主キャビネットに対して副キャビネットをスライド
自在に嵌合することにより伸縮作用を行なうように構成
され伸張状態でテープカセットの装着が可能となるキャ
ビネットと、このキャビネット内に設けられ録音操作子
の操作に運動してテープレコーダを録音状態となす録音
用可動部材と、前記テープカセットに設けられる誤消去
防止爪の有及び無状態に応じて前記録音用可動部材の移
動経路中から１１１脱され該録音用可動部材の移動を許
容する第１の位置及び前記録音用可動部材の移動経路中
に介在され該録音用可動部材の移動を阻止する第２の位
置に移動される誤消去防止部材と、この誤消去防止部材
を外部操作によって前記第１の位置に移動させ前記キャ
ビネットの縮小を可能にする操作部材とを具備すること
により、誤消去防止は構ｌこよる制約を受けることなく
、簡易な構成で小形化を効果的に促進させ１ｑるよ、う
にしたものである。

［発明の実施例］以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第１図において、１７はカセ゛　ットテー
ブレコーダのキャビネットで、土キャビネット１８と、
この主キャビネット１８に対して図中矢印Ｅ、Ｆ方向に
スライド自在となるように嵌合された副キャビネット１
９とより構成され、全体的に伸縮自在となるように構成
されている。ここで、上記キャビネット１７は、第１図
に示すような縮小状態、つまり０１キヤビネツト１９が
矢印Ｆ方向に押し込まれた状態で、テープカセット（図
示せず）よりも小形に構成されているものである。そし
て、このキャビネット１７は、第２図に示す伸張状態、
つまり副キャビネット１９が矢印Ｅ方向に引き出された
状態で、内部に上記テープカセットを装着し１ｑるよう
になるものである。

ここで、上記主キャビネット１８には、図中矢印Ｇ、Ｈ
方向に回動自在にカセット蓋２０が支持されている。こ
のカセット蓋２０には、再生操作子２１゜録音操作子２
２．停止操作子２３．テープ高速走行用操作子２４．電
源ランプ２５及びテープ透視窓２６等が備えられている
。

そして、上記副キャビネット１９内には、第３図に示す
ような誤消去防止機構が装置されている。

第３図において、２７は誤消去防止部材で、上記副キャ
ビネット１９に突設された軸１９ａによって、図中矢印
ｉＪ力方向回動自在に支持されている。

この誤消去防止部材２７の一端部には、上記テープカセ
ットの誤消去防止爪に対向する検出片２７ａが形成され
ている。また、上記誤消去防止部材２７の他端部には、
録音スライダ２８に突設された係止片２８ａに対向する
ストッパ２７ｂが形成されている。

ここで、上記誤消去防止部材２７は、通常トーションス
プリング２９よって矢印■方向に回動付勢されている。

この誤消去防止部材２７のトーションスプリング２９に
よる矢印１方向の回動は、該誤消去防止部材２７の一側
部２７ｃが、副キャビネット１９の側部１９ｂに突設さ
れた突部１９ｃに当接される位置までとなされており、
この位置で誤消去防止部材２７のストッパ２７ｂが上記
録音スライダ２８の係止片２８ａと対向されているもの
である。

また、上記録音スライダ２８は、上記副キャビネット１
９のスライド方向と同じ方向、つまり図中矢印に、Ｌ方
向にスライド自在となるように、例えばテープレコーダ
機構部の搭載された図示しないメインシャーシに支持さ
れており、前記録音操作子２２の操作に運動して矢印に
方向にスライドされて、テープレコーダを録音状態とな
す殿能を有するものである。すなわち、第３図に示す状
態において、上記誤消去防止部材２７のストッパ２７ｂ
は、録音スライダ２８に形成された係止片２８ａの移動
経路中に介在されているものである。

さらに、上記誤消去防止部材２７の一側部２７ｃには、
副キャビネット１９の側部１９ｂに平行に係合片２７ｄ
が形成されている。この係合片２７ｄは、副キャビネッ
ト１９の側部１９ｂに設置された操作子３０に係合され
ている。

そして、まず、誤消去防止爪の削除された（録音不可能
）テープカセットが装着されると、誤消去防止部材２７
のストッパ２７ｂが録音スライダ２８の係止片２８ａに
対向されたままであるため、録音操作子２２を操作して
も録音スライダ２８が図中矢印に方向にスライドされず
、録音がなされないようになる。また、誤消去防止爪の
削除されていない（録音可能）テープカセットが装着さ
れると、該誤消去防止爪によって上記誤消去防止部材２
７の検出片２７ａが押圧される。すると、誤消去防止部
材２７は、トーションスプリング２９の付勢力に抗して
図中矢印Ｊ方向に回動され、そのストッパ２７ｂが録音
スライダ２８の係止片２８ａに対向しない位置となされ
る。このため、録音操作子２２を操作すると、録音スラ
イダ２８が図中矢印に方向に移動され、録音が行なわれ
るようになるものである。

ここで、上記テープカセットを装着しない例えば持ち運
び時等には、上記操作子３０を操作する。

すると、操作子３０が誤消去防止部材２７の係合片２７
ｄを押圧し、誤消去防止部材２１がトーションスプリン
グ２９の付勢力に抗して図中矢印Ｊ方向に回動され、そ
のストッパ２７ｂが録音スライダ２８の係止片２８ａに
対向しない位置となされる。このため、第１図に示した
ように、副キャビネット１９を矢印Ｆ方向にスライドさ
せることができるようになり、小形にし得るものである
。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

［発明の効果］したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、誤
消去防止機構による制約を受けることなく、簡易な構成
で小形化を効果的に促進させ得る極めて良好なカセット
テープレコーダ装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１０及び第２図はそれぞれこの発明に係るカセットテ
ープレコーダ装置の一実施例を示す斜視図、第３図は同
実施例の要部を示す斜視図、第４図は従来のカセットテ
ープレコーダ装置を示づ斜視図である。１１・・・メインシャーシ、１２・・・誤消去防止爪検
出部材、１３・・・ロッド、１４・・・誤消去防止部材
、１５・・・トーションスプリング、１６・・・録音ス
ライダ、１７・・・キセビネット、１８・・・主キャビ
ネット、１９・・・副キャビネット、２０・・・カセッ
ト蓋、２１・・・再生操作子、２２・・・録音操作子、
２３・・・停止操作子、２４・・・テープ高速走１テ用
操作子、２５・・・電源ランプ、２６・・・テープ透視
窓、２７・・・誤消去防止部材、２８・・・録音スラン
プ、２９・・・トーションスプリング、３０・・・操作
子。

Claims

【特許請求の範囲】

主キャビネットに対して副キャビネットをスライド自在
に嵌合することにより伸縮作用を行なうように構成され
伸張状態でテープカセットの装着が可能となるキャビネ
ットと、このキャビネット内に設けられ録音操作子の操
作に運動してテープレコーダを録音状態となす録音用可
動部材と、前記テープカセットに設けられる誤消去防止
爪の有及び無状態に応じて前記録音用可動部材の移動経
路中から離脱され該録音用可動部材の移動を許容する第
１の位置及び前記録音用可動部材の移動経路中に介在さ
れ該録音用可動部材の移動を阻止する第２の位置に移動
される誤消去防止部材と、この誤消去防止部材を外部操
作によつて前記第１の位置に移動させ前記キャビネット
の縮小を可能にする操作部材とを具備してなることを特
徴とするカセットテープレコーダ装置。