JPS6166872A - 可変容量ポンプ - Google Patents

可変容量ポンプ

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JPS6166872A
JPS6166872A JP59190441A JP19044184A JPS6166872A JP S6166872 A JPS6166872 A JP S6166872A JP 59190441 A JP59190441 A JP 59190441A JP 19044184 A JP19044184 A JP 19044184A JP S6166872 A JPS6166872 A JP S6166872A
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JP
Japan
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piston
pressure
pump
sleeve
guide ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP59190441A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Kuroyanagi
正利 黒柳
Masahiko Suzuki
昌彦 鈴木
Yuji Iwata
裕司 岩田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用骨IF) 本発明は、吐出流量を制御する可変容置ポンプに関する
(従来の技術) 従来、この種のポンプでは吐出流量を制御するため、例
えば可変容量ベーンポンプのリング偏心量を変える制御
アクチュエータを、ロードセンシング弁を切換え作動し
て制御するものが提案されている。(例えば特開昭57
−157083号など) (発明が解決しようとする問題点) ところが、このような可変容量ポンプでは、制御アクチ
ュエータの他に、ロードセンシング弁等を設ける必要が
あり、その構成が複雑になると共に、コンパクトなポン
プを提供することが難しいといった問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされるもので、コンパクト
で且つ構成が簡単な可変容量ポンプを提供することを目
的とする。
(問題を解決するための手段) そこで本発明はハウジングに内蔵されて回転するロータ
と、ロータの外周に設けられるガイドリングと、前記ロ
ータに対する前記ガイドリングの偏心量を変えることに
よりポンプ室の容積を変える可変容量ポンプにおいて、
ロータの中心に向けてガイドリングを偏心量が増大する
方向に押圧するスプリングと、ポンプ吐出圧が導入可能
な制御油圧室の内圧とにより付勢されたピストンと、こ
のピストンの外周に設けられて、ポンプからの流量を絞
る流量制御弁に生ずる差圧に基づいて摺動し前記制御油
圧室をポンプ吐出圧もしくは低圧に切換えるスリーブと
、前記ピストンの一部に支持されて前記スリーブを前記
流量制御弁に生ずる差圧に抗して付勢するスプリングと
を有することより上記目的を達成する。
(作 用) 上記手段のピストン、スリーブ等によって制御油圧室の
圧力が制御されて、その圧力に基づいてピストンがガイ
ドリングの偏心量を制御する。
(実施例) 以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図は可変容量ポンプとして可変容量のラジアルプラ
ンジャポンプを用いた本発明の実施例を示す断面図、第
2図は第1図におけるA−A線に沿う断面図、第3図は
ポンプ回転数と吐出量との関係を示す特性図を各々示す
第1図、第2図において、符号1. 5. 13は各々
ポンプの外形を形成するハウジング、サイトハウジング
、ビントルで、ハウジング1.サイドハウジング5.ビ
ントル13はシール用0リング24.25を介してボル
ト6.6゛によって一体に固定されている。
ハウジング1等の内部には、ロータ2がビントル13に
支持されて点Oを中心に回転可能に設SJられており、
ロータ2は図示しない外部動力を受けて回転するドライ
ブシャフト26と締結部2aにて一体に締結されてドラ
イブシャフト26と共に回転する。
ロータ2には放射状に配列された? flitのシリン
ダ孔21が穿設され、このシリンダ孔21の各々には、
スプリング22によって中心点Oより外方に付勢された
プランジャ3が油密的に且つ摺動自在に挿入されている
。ロータ2の内部には、プランジャ3とシリンダ孔21
によって容積変動を繰り返すポンプ室23が形成されて
いる。
ロータ2の内周部には、例えばリン青銅等の摺動材であ
るブツシュ10か打ち込まれて配設されており、ブツシ
ュ10はビントル13と油密的、且つ摺動回転自在に嵌
合され、ロータ2と一体に回転する。ブツシュ10には
、シリンダ孔21と同数、且つシリンダ孔21の径より
小径の連通孔20が穿設されており、シリンダ孔21内
に配設されるスプリング22の一端をブツシュ10が支
持している。
一方、ロータ2の外周には、内リング4a、外リング4
b、lj1球4Cとからなるガイドリング4が配設され
ている。ガイドリング4はハウジング1とサイドハウジ
ング5との内壁によって軸方向の移動が拘束されている
が、径方向への移動は可能であるため、ガイドリング4
の中心0゛はロータ2の中心Oに対する偏心■eを変更
することができる。
ガイドリング4の内リング4aの内周は、プランジャ3
の先端のR形状部ち略半球形状に対応したflj 4 
a ’ が形成されており、プランジャ3の先端と線接
触して略ロータ2と同速度で回転する。
外リング4bの外周は、ハウジング1に配設された後述
するピストン75.52の各々のローラ77.54と当
接すると共に、ハウジングlの内壁の一部と当接してい
るため、ロータ2の回転に伴って回転することはない。
ビントル13には、ロータ2のポンプ室23か容積を減
少する吐出行程に相当・する角度にわたって、吐出溝1
4が形成されると共に、ポンプ室23の容積が増大する
吸入行程に相当する角度にわたって吸入−a15が形成
されている。プランジャ3がロータ2の中心により外方
に摺動する吸入行程では(第2図の約左半分に相当する
)、ポンプ室23は、ブツシュ10の連通孔20.ピン
トル13の吸入溝15.吸入孔17.吸入口12を介し
てタンク28と連通してポンプ室23内にオイルを吸入
する。また、ロータ2が第2図下方側周時計回り方向に
回転すると、プランジャ3がロータ2の中心方向へ摺動
する吐出行程となる。このとき、ポンプ室23はブツシ
ュ10の連通孔20゜ビントル13の吐出iA14.吐
出孔16.吐出口11と連通してポンプ室23内のオイ
ルを吐出する。
ビントル13の外周には、連通孔18を介し吐出孔16
と連通ずる環状の通油a19が形成されており、通油溝
19はハウジング1の連通路27を介して第1制御装五
50の高圧室61と連通している。
尚、ドライブシャフト26はサイドハウジング5に圧入
された補強リング7および摺動リング8からなるジャー
ナル軸受によって支持されている。サイドハウジング5
の一端のシャフト26の1周囲には、ポンプ内部のオイ
ルの流出を防止するオイルシール9が配設されている。
次にロータ2とガイドリング4の偏心量eを変更する制
御装置について説明する。
第1図、第2図下方側には、ハウジングlに収納室51
が穿設されており、その内部に円柱状の第1ピストン5
2が摺動自在に配設されている。
第1ピストン52の先端52aには、ガイ1リング4の
外リング4bと転がり接触する[I−ラ53と、ローラ
53を回転自在に支持するノヤフ1−54が設けられて
いる。またピストン52の先端52aは2面中になって
ハウジングlに拘束されているため、ローラ53の回転
軸となるシュフト54は、ガイドリング4の回転軸と常
に平行となり、ローラ53と外リング4bは常に転がり
接触する。
収納室51の図中下方には、0リング56を介して制御
シリンダ57が油密的に配設されており、制御シリンダ
57.第1ピストン52の下端面52b、およびハウジ
ング1にOリング56を介して油密的に螺合されたキャ
ンプ58とによって油密的な制御油圧室59が形成され
る。面、第1ピストン52は制御シリンダ57と油密的
に摺動自在に嵌合されている。
スリーブ55は第1ピストン52の外周に配設されてお
り、スリーブ55の内周面、外周面は各々第1ピストン
52、収納室51と油密的に摺動自在となっている。ス
リーブ55の上端面に形成された圧力室61は、通油路
27、通油溝19、通油孔18を介して吐出孔16の吐
出圧が導かれる。また下端面に形成されたパイロット室
62は、吐出口から油圧装置(図示せず)に至る途中に
設けられた流量制御弁である可変絞り29の下流と通油
口63を介して連通している。よってスリーブ55は可
変絞り29の前後差圧へP(=P+−P2.P、は可変
絞り29の上流圧力、P2可変絞り29の下流圧力)に
基づいて摺動する。またスリーブ55は、第1ピストン
52の外周に一体形成されたスプリング受け64に支持
された制御スプリング65によって上方に付勢されてい
る。
一方、第1ピストン52の外周には、第1ピストン52
内部の低圧孔66を介してポンプ内部30と連通ずる環
状の低圧溝67と、第1ピストン52内部の制御孔68
を介して制御油圧室59と連通ずる環状の制御溝69が
設けられている。
スリーブ55の内周には、第1ピストン52の外周にあ
る前記低圧溝67と制御/l169を連通切換える環状
の切換え溝70が設けられると共に、スリーブ55の外
周に軸方向に設けられた高圧溝71を介して圧力室61
と連通ずる径方向の高圧孔72が開孔している。尚、切
換え溝70と高圧孔72は、同時に第1ピストン52の
制御溝69と連通しないように設けられている。また、
スリーブ55が制御スプリング65によって収納室51
の図中上方に位置するときは、第1ピストン52制御′
11!I69とスリーブ55の高圧孔72とが連通ずる
位置にある。
また、第1図、第2図中上方には、第1ピストン52と
同様な第2ピストン75が設けられており、シャフト7
6に支持されたローラ77によって外リング4bと転が
り接触している。第2ピストン75の上面には、ハウジ
ング1に螺合されたキャップ78に支持されたスプリン
グ79が配設されており、第2ピストン75はガイドリ
ング4を第2図中下方に付勢している。尚、第1ピスト
ン52のスプリング60の設定力は、第2ピストン75
のスプリング79の設定力より大きいので、ガイドリン
グ4は通常上方向に位置し最大偏心量である。
次に上記構成に基づいてポンプの作動について説明する
ロータ2が第2図の時計方向に回転すると、ロータ2の
回転中心0とガイドリング4の中心点0゛が偏心してい
る為、プランジャ3は、往復運動を行ない、作動油を吸
入・吐出することとなる。プランジャ3が0点の左半分
にくる吸入行程では、作動流体を、吸入口12から吸入
孔17、吸入溝15、連通孔20を介してポンプ室23
に吸入する。次にロータ2が回転してピストンが0点よ
り右半分にくる吐出行程では、ポンプ室23の流体を連
通孔20、吐出溝14、吐出孔16を介して吐出口11
に吐出する。ここでガイドリング4は、第2図に上下方
向に移動させることが出来る。例えば図中下方向にガイ
ドリング4を移動すれば、中心0点と0′点との距離、
即ら偏・し・艮eか小さくなり、プランジャ3の移動ス
トロークか小さくなるために、ポンプ室23の容量変化
か小さくなり、吐出口11から吐出される流体の吐出量
を小さくすることができる。
なお、本実施例では、ガイドリング4を上];5こ移動
する際の@重を極力、少なくするために、ローラ53、
第20−ラマ7とカイトす/グ11の外リング4bが転
がり接触を行なっている。また内リング4aと外リング
4bも銅球4Cを介して転がり接触を行なう構成となっ
ている。
また、ガイドリング4は、吐出行程におけるプランジャ
3の反力を受けて第2図の右方に押されるため、外リン
グ4bは、単に第2図中上下に移動するのではなく、第
2図の上方に移動する時には、外リング4bは時計回転
方向に転がりながら移動し、下方に移動する時には反転
時計方向に転がる。
本発明における容量制御について説明する。
ポンプのロータ2の回転が低速の場合は、ポンプ室23
から吐出されるオイルによって可変絞り29の前後に発
生する差圧△Pが小さいため、スリーブ55は制御スプ
リング65によって収納室51内の上方に位置する。こ
の時、スリーブ55の高圧孔72が第1ピストン52の
制御?a69と連通ずるため、制御油圧室59には圧力
室61の圧力即ち吐出圧が導入される。よって第1ピス
トン52は、第2ピストン75に抗してガイドリング4
を図中上方に押圧して、ロータ2とガイドリング4との
偏心量eを最大にする。この時ポンプ室23は最大の容
積変動を繰り返して、−回転当り最大の吐出量のオイル
を吐出する。
ポンプのロータ2の回転数が上昇して、可変絞り29の
前後差圧△Pが増加し、制御スプリング65の設定力以
上になると、圧力室61に導入されている油圧によりス
リーブ55は下方向に動き始める。すると第1ピストン
52の制御溝69は、スリーブ55の高圧孔72との連
通が遮断され、スリーブ55の切換え溝70を介して第
1ピストン52の低圧i67とつながり、制御油圧室5
つはポンプ内部30の低圧と連通ずる。すると第2ピス
トン75の押圧力、ガイドリング4に作用する水平分力
(偏心量を減少させる力)および制iaロスプリング6
5の付勢力によって第1ピストン52は下方向に働き、
ガイドリング4の偏心ieか小さくなり、1回転当りの
吐出量が減少する。
第1ピストン52が下方に移動すると、再びスリーブ5
5の高圧孔72が第1ピストン52のル制御溝69とつ
ながり制御油圧室59の圧力か上界し、第1ピストン5
2には上方向の押l力が作用する。よって最終的には第
2図に示1′様に、第1ピストン52の制御溝69はス
リーブ5SのりJ(iえ溝70と高圧孔72の中間に位
置する。この時、第1ピストン52とスリーブ55の相
対的な位置が一定となる。又、この時、可変絞り29の
差圧ΔPによってスリーブ55に作用する力は、111
1 iJI+スプリング65と釣り合っている。
以上のように、第1ピストン52は力1ピストン52と
スリーブ55の相対的な位置が一定となるようにスリー
ブ55に追従して移動して、ガイドリング4の偏心量e
を制御する。従って、第1ピストン52は、可変絞り2
9の差圧△Pによって応動するスリーブ55によってガ
イドリング4の偏心量eを制御し、可変絞り29の差圧
△Pが一定となるようにポンプからの吐出量を制御する
これは、第3図のα線番示す様に、可変絞り29の差圧
△Pが第1制御装置50の制御スプリング65の設定力
以上となるポンプの回転数N以上では、ポンプからの吐
出量が一定となるように制御する。
また、可変絞り29の絞り面積を調整することによって
、第2図のβ、γ線の様に任意の回転数から吐出量を制
御することができる。β線は可変絞り29の絞り面積を
小さくした場合、γ線は絞り面積を大きくした場合を各
々示す。
次に第4図〜第8図に基づいて第2実施例を説明する。
本実施例では可変絞り29の下流とパイロット室62の
通油口63とを連通ずる流路80の途中に圧力制御弁1
00を設けたものである。圧力制御弁100は可変絞り
29下流圧P2をパイロット圧として、パイロット室6
2をタンク28若しくは可変絞り29の下流と連通切換
える。正力制御弁100は、そのスプリング101の設
定力よりパイロット圧が小さい場合は、パイロット室6
2と可変絞り29の下流とを連通し、バ・イロノト圧か
大きい場合はバイロフト室62とタンク28を連通する
第1ピストン52を付勢するスプリング60の設定力と
第2ピストン75を付勢するスプリング79の設定力を
調節して、ポンプからの吐出圧が零のときガイドリング
4が最大偏心量となるように設定すると、ポンプからの
吐出口と第5図、第6図に示す特性となる。第5図は、
第6図における吐出圧軸−吐出量軸平面パイ)における
もので、これはポンプ回転数N“°という一定の条件に
おける吐出圧、吐出量の関係を示している。
可変絞り29の下流の圧力が小さいときは圧力制御弁1
00は、第4図に示す様に可変絞り29の下流圧をパイ
ロット室62に導くもので、第1実施例と同様に回転数
N以上で吐出量は一定に制御される。ところが、この圧
力が所定力Pまで上昇すると圧力制御弁100によって
パイロット室62がタンク28とつながり、バイロフト
室62内の圧力が降下すると、スリーブ55には圧力室
61とパイロ、ト室62によって可変絞り29の前後差
圧62以上の差圧が加わる。するとスリーブ55が下方
向に移動し、第1実施例で述べた様に第1ピストン52
も追従して下方向に移動して、ガイドリング4の偏心量
は小さくなり、ついにはほとんどその偏心量は零となる
。この時、吐出量は減少するが、可変絞り29の下流の
吐出圧は保持されている。
また、この場合の圧力制御弁100のスプリング101
の設定力を小さくすると、第5図の点線aに示す様に吐
出量の減少する吐出圧点Pが、低圧側へ移動し、逆にス
プリング1゛01の設定力を大きくすると点線すの様に
前記吐出圧点は高圧側へ移動する。
この様にある所定の吐出圧以上の吐出を防くごとにより
、ポンプから作動油が供給される装置の破損、本ポンプ
の駆動装置の過負荷となることを防止できると共に、あ
る所定の吐出圧以上をリリーフ弁等によってタンクへ逃
がす方法に比べ、動力損失を防止することができる。
尚、ガイドリング4は第1ピストン52のスプリング6
0により偏心量か最大となるように七ノドされている。
ところが、ガイドリング4は、ポンプが始動するとポン
プ室23内の圧力で各々プランジャ3によって中心0か
ら外(,1111へ向かって押圧力を受けて、各々のプ
ランジャ3の押力を下向するとガイドリング4は偏心量
を小さくする方向(第4図中下方向)押圧される。この
ため、ポンプからの吐出圧が上昇すると、ガイドリング
4は第1ピストン52のスプリング60に打ち勝って偏
心量を小さくするように移動する。
次に第7図、第8図について説明する。尚、第7図は第
8図における吐出圧軸−吐出上軸平面(ロ)におけるも
のである。
これは第1ピストン52のスプリング60と第2ピスト
ン75のスプリング79を調整して、ポンプ吐出圧が零
のときに、ガイドリング4が最大偏心量の約1/3〜1
/2となるようにセットした場合の特性を示す図である
。このとき第2図を参照して説明すると、制御装置50
の第1ピストン52とスリーブ55は、制御溝69が高
圧孔72とがつながる位置関係にあって、制御油圧室5
9にはポンプ吐出圧が導入されている。また、極低吐出
圧のときは、可変絞り29の前後差圧ΔPが小さいため
スリーブ55は移動することがなく、前述の位置関係が
保たれており制御装置50はガイドリング4の偏心量を
増大するように制御している。よって第7図に示す様に
、吐出圧P′以下では吐出圧に基づいてガイドリング4
が偏心量を増やし、その吐出量が増加する。
ポンプの吐出圧が上昇して吐出圧P′ となると、可変
絞り29の前後差圧△Pが大きくスリーブ55は、前述
の第1.第2実施例で説明した様に作動して吐出量の制
御をする。
この様に極低吐出圧時、即ち油圧装置がポンプからの作
動油の供給を必要としない時期時なとの吐出量を下げる
ことにより、ポンプ駆動源の時期時の消費動力を軽減す
ることができる。
尚、上記の実施例は、可変容置ポンプとして可変容置の
ラジアルプランジャポンプを例にとるものであったが、
本発明はこれに限定されず、可変量のヘーンポンプ、ジ
ェロータポンプであっても良い。
又、ポンプ駆動時は前述の様にガイドリング4には偏心
量を小さくする方向に力が作用するので、偏心量制御の
ために第2ピストン75、スプリング79は必ずしも必
要ではないが、第2ピストン75等によりガイドリング
4の振動が防止される。
又、第2ピストン75の背面に吐出圧の一部を導入する
とガイドリング75の振動は良好に防止される。
(発明の効果) 以上述べた様に本発明は、可変容置ポンプのガイドリン
グの偏心量を変えるピストンの外周にスリーブを設けて
、このスリーブの摺動によって制御油圧室の切換えて、
ピストンを押圧してガイドリングの偏心量を制御するた
め、ポンプと制御装置はコンパクトに一体化できるとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す断面図、第2図は第
1図におけるA−A線に沿う断面図、第3図は第1実施
例のポンプ回転数と吐出量との関係を示す図、第4図は
第2実施例を示す図、第5図乃至第8図は第2実施例に
おける特性図である。 1・・・ハウジング、2・・・ロータ、4・・・ガイド
リング、29・・・流量制御弁(可変絞り)、52・・
・ピストン(第1ピストン)、55・・・スリーブ、6
0・・・スフリング、64・・・スプリング受け。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ハウジングに内蔵されて回転するロータと、ロータの
    外周に設けられるガイドリングと、前記ロータに対する
    前記ガイドリングの偏心量を変えることによりポンプ室
    の容積を変える可変容量ポンプにおいて、ロータの中心
    に向けてガイドリングを偏心量が増大する方向に押圧す
    るスプリングと、ポンプ吐出圧が導入可能な制御油圧室
    の内圧とにより付勢されたピストンと、このピストンの
    外周に設けられて、ポンプからの流量を絞る流量制御弁
    に生ずる差圧に基づいて摺動し前記制御油圧室をポンプ
    吐出圧もしくは低圧に切換えるスリーブと、前記ピスト
    ンの一部に支持されて前記スリーブを前記流量制御弁に
    生ずる差圧に抗して付勢するスプリングとを有すること
    を特徴とする可変容量ポンプ。
JP59190441A 1984-09-10 1984-09-10 可変容量ポンプ Pending JPS6166872A (ja)

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JP59190441A JPS6166872A (ja) 1984-09-10 1984-09-10 可変容量ポンプ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104196720A (zh) * 2014-07-07 2014-12-10 西安交通大学 一种变量叶片泵排量调节用交流伺服电机驱动装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104196720A (zh) * 2014-07-07 2014-12-10 西安交通大学 一种变量叶片泵排量调节用交流伺服电机驱动装置

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