JPS6166828A - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents

エンジンの空燃比制御装置

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JPS6166828A
JPS6166828A JP18925684A JP18925684A JPS6166828A JP S6166828 A JPS6166828 A JP S6166828A JP 18925684 A JP18925684 A JP 18925684A JP 18925684 A JP18925684 A JP 18925684A JP S6166828 A JPS6166828 A JP S6166828A
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JP
Japan
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air
fuel ratio
engine
fuel
control
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Application number
JP18925684A
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English (en)
Inventor
Makoto Hotate
保立 誠
Toshio Nishikawa
西川 俊雄
Tadayoshi Kaide
忠良 甲斐出
Masahiko Matsuura
松浦 正彦
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1486Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor with correction for particular operating conditions
    • F02D41/1488Inhibiting the regulation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/2406Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using essentially read only memories
    • F02D41/2425Particular ways of programming the data
    • F02D41/2429Methods of calibrating or learning
    • F02D41/2451Methods of calibrating or learning characterised by what is learned or calibrated
    • F02D41/2454Learning of the air-fuel ratio control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの運転状態が所定の条件を満たすと
き、燃焼に供される混合気の空燃比を、理論空燃比近傍
より希薄(リーン)側もしくは過濃(リンチ)側に移行
させるように制御するエンジンの空燃比制御装置に関す
る。
(従来技術) −aに、三元触媒コンバータを用いて排気ガスの浄化を
施すようにされた車輌用エンジンにおいては、燃焼に供
される混合気の空燃比を理論空p1、比近傍に維持する
必要があり、そのため、排気il路に02センサ等の空
燃比センサを設け、この空燃比センサから得られる信号
にもとすいて空燃比をフィードバック制御することが行
われている。
このようなフィードバンク制御によって空燃比が理論空
燃比近傍に維持されると、三元触媒コンバータによるH
c及びGoの酸化とNOxの還元とが円滑に行われて排
気ガスの浄化が促進される。
これに対し、燃料消費効率を向上させる面から、空燃比
を理論空燃比近傍より大としてリーン側に移行させるべ
く制御すること、あるいは、例えば、車輌の加速時等の
ように大なるエンジン出力が要求されるときにおいて、
空燃比を理論空燃比近傍より小としてリッチ側に移行さ
せるべく制御することが要望される場合がある。
ところが、従来、汎用されている空燃比センサは、その
出力特性が理論空燃比近傍で変化するようにされている
ので、空燃比センサから得られる信号にもとすくフィー
ドバック制御によっては空燃比を理論空燃比近傍よりリ
ーン側もしくはリッチ側に移行させて維持することがで
きない。このため、従来のエンジンの空燃比制御装置に
おいては、空燃比を理論空燃比近傍よりリーン側もしく
はリッチ側に移行させて維持するにあたり、吸入空気量
や吸気負圧であられされるエンジン負荷とエンジン回転
数とにもとすいて基本燃料噴射量を算出し、この算出さ
れた基本燃料噴射量に補正を加えて得た最終燃料噴射量
を用いるようにして、空燃比のオープンループ制御を行
うものとされている。
しかしながら、このように基本燃料噴射↑を17出して
空燃比をオープンループ制御するようにしたエンジンの
空燃比制御値πでは、エンジンの特性の経年変化や運転
環境の変化等の影響を受けて制御が不安定になる、ある
いは、制御精度が低下するという問題があり、常時所望
の空燃比を得ることが困難となってしまう。このため、
例えば、特開昭57−105530号公報にも示されて
いる如く、空燃比センサから得られる信号にもとずいて
、空燃比を理論空燃比近傍のものとなすフィードハック
制御を行い、このフィードバック制御時において燃料噴
射量の過不足を補正するフィードバンク補正量を求める
学習を行って、空燃比をオープンループ制御する際には
、学習によって求めた学習値を用いて燃料噴射量を補正
するようにし、エンジンの経年変化等を吸収したうえで
空燃比を理論空燃比近傍とは異なる目標空燃比に維持す
べく制御する方法が提案されている。
ところで、−C的に、エンジンは、空燃比が理論空燃比
近傍にあるときには混合気の燃焼状態が良好になり、従
って、空燃比が理論空燃比近傍に維持されるフィードバ
ック制御時おいては広い運転範囲に互って安定した作動
を行うが、上述の如くの空燃比のオープンループ制御が
行われて空燃比が理論空燃比近傍よりリーン側あるいは
リッチ側に移行せしめられると、混合気の燃焼状態が不
安定になり易い傾向があり、運転状態変化が比較的機し
い状況のもとでは安定した作動を行うことが難しくなる
。従って、エンジンの運転状態が不安定要素を含むもの
となる場合には、空燃比をオープンループ制御すること
なくフィードバック制御によって理論空燃比近傍で維持
する方が好ましいといえる。
このため、上述の如くに−、空燃比をフィードハック制
御して求めた学習値を用いて燃料噴射量を補正するよう
になず空燃比のオープンループ制御を行い得るようにし
たエンジンの空燃比制御装置にあっては、空燃比をオー
プンループ制御して理論空燃比近傍よりリーン側もしく
はリッチ側に移行させる際、エンジンの運転状態、例え
ば、エンジンの冷却水温、負荷1回転数あるいはスロッ
トル開度の変化率等が、オープンループ制御するための
所定の条件を満たしているか否かを判別して、所定の条
件を満たしている場合のみフィードバック制御からオー
プンループ制御へ移行するようにされる。
ところが、上述のエンジンの空燃比制御装置において、
エンジンの運転状態が空燃比のオープンループ制fil
を行うための所定の条件を満たしているにもかかわらず
、フィードバック制御からオープンループ制御へ移行し
た際、エンジンストール(失速)等を生じてエンジンの
運転性が悪化するという問題がある。このようなエンジ
ンの運転性の悪化は、特に、温間始動時(アイドリング
時を含む)において顕著にあられれる傾向があるが、従
来、上述の如くの問題を効果的に解消するための有効な
対策は見当たらない。
(発明の目的) 斯かる点に鑑み本発明は、エンジンが所定の条件で運転
されているとき、空燃比センサから得られる信号にもと
ずいて燃焼に供される混合気の空燃比を理論空燃比近傍
に制御するフィードバック制御を行って、燃料噴射量に
対する過不足を補正するフィードバック補正量を算出す
る学習を行い、算出されたフィードバック補正量を学習
値として記憶手段の記憶ゾーンに記憶して、空燃比を理
論空燃比近傍よりリーン側もしくはリッチ側に維持する
オープンループ制御時においては、記憶手段に記憶され
た学習値を用いて燃料噴射量を修正するようにされ、し
かも、フィードバック制御からオープンループ制御に移
行した際に、エンジンストールを生じることになるとい
う如くの、エンジンの運転性の悪化がもたらされること
を防止できるようにされたエンジンの空燃比制御装置を
提供することを目的とする。
(発明の構成) 本願発明者は、上述の如くの空燃比のフィードバック制
御からオープンループ制御への移行がなされた場合にエ
ンジンストール等が発生ずる原因が、エンジンの回転変
動に起因していることを確認した。即ち、エンジンの回
転変動が比較的大であるとき、換言すれば、エンジン回
転数の変動量が比較的大であるとき、空燃比をオープン
ループ制御によって理論空燃比近傍よりリーン側あるい
はリッチ側に移行させると、回転数の変動量がさらに増
大されてエンジンの作動が不安定になり、運転性が悪化
するのである。このような現象は、例えば、エンジン負
荷が比較的小となるアイドリング運転状態が比較的長期
間1!続された場合等に、空燃比を理論空燃比近傍より
リーン側に移行させるオープンループ制御が行われた場
合に顕著に現れる傾向がある。
本発明は、斯かる確認結果、及び、それにもとず(考察
に立脚してなされたもので、本発明に係るエンジンの空
燃比制御装置は、理論空燃比近傍で出力特性が変化する
空燃比センサと、空燃比センサから得られる信号にもと
ずいて、燃焼に供される混合気の空燃比を理論空燃比近
傍のものとすべくフィードバック制御するフィードバッ
ク制御手段と、エンジンの運転状態が所定の条件を満た
すとき、フィードバック制御手段によるフィードバック
制御を行って燃料噴射量の過不足を補うフィードバック
補正量を算出する学習を行う補正量算出手段と、算出さ
れたフィードバック補正量を学習値として記憶する記憶
手段と、エンジン回転数の変動量を検出する回転変動量
検出手段と、回転変動量検出手段により検出された変動
量が所定値以下であって、かつ、エンジンの運転状態が
所定の制御条件を満たす状態において、記憶手段に記憶
された学習値を用いて算出された燃料噴射量をもっての
燃料噴射を行い、燃焼に供される混合気の空燃比が理論
空燃比近傍より希薄側もしくは過濃例のものとなるよう
に制御する燃料噴射制御手段とを備えて構成される。
このように構成されることにより、エンジンに比較的大
なる回転変動が生じている場合には、エンジンの運転状
態が空燃比を理論空燃比近傍よりリーン側あるいはリッ
チ側に移行させるオープンループ制御のための条件を満
たしていても、オープンループ制御がなされず、これに
より、オープンループ制御時にエンジンストール等が発
生ずることになる不都合が回避される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明に係るエンジンの空燃比制御装置の一
例を、それが適用されたエンジンの主要部とともに示す
概略構成図である。
第1図において、エアクリーナ1を介して吸気通路2に
4人される吸入空気の流量がエフフローセンサ21によ
って検出され、吸入空気流mに応じた検出信号ISaが
エアフローセンサ21から後述するコントロールユニン
ト30に供給される。
また、エアフローセンサ21を通過する吸入空気の温度
(吸気温)が吸気温センサ22によって検出され、吸気
温に応じた検出信号IStが吸気温センサ22からコン
トロールユニット30に供給される。吸入空気流量は、
吸気通路2に設けられたスロットルバルブ3によって調
量され、スロットルバルブ3は図示されていないアクセ
ルペダルの踏込みに応動してその開度を変化させるよう
にされている。このスロットルバルブ3の開度がスロッ
トル開度センサ23によって検出され、スロットルバル
ブ3の開度に応じた検出信号IShがスロットル開度セ
ンサ23からコントロールユニット30に供給される。
スロットルバルブ3を通過した吸入空気は、サージタン
ク4及び吸気バルブ5を介してエンジン本体9の燃焼室
15に導かれる。サージタンク4には吸気圧センサ24
が配されており、吸気負圧に応じた検出信号ISbが吸
気圧センサ24からコントロールユニット30に供給さ
れる。
また、吸気通路2の所定位置には燃料噴射バルブ6が臨
設されている。この燃料噴射バルブ6は、コントロール
ユニット30から供給される噴!14パルス信号OCp
によって所定のタイミングで開閉制御せしめられ、図示
されていない燃料供給系から圧送される燃料を、燃焼室
15の近傍の吸気通路2の下流部(吸気ボート部)に向
けて間歇的に噴射する。燃焼室15に吸入された混合気
は点火プラグ8によって点火されて燃焼し、これによっ
て、エンジンが作動する。
このとき、ピストン10の往復運動を回転運動に変換す
るクランク機構のクランクシャフトに関連して設けられ
たシグナルディスクプレート16が回転し、このシグナ
ルディスクプレート16の回転数(回転角)、即ち、エ
ンジン回転数(回転速度)がクランク角センサ26によ
って検出され、エンジン回転数に応じた検出信号ISn
がクランク角センサ26からコントロールユニット30
に供給される。また、エンジン本体9には水温センサ2
5が取り付けられており、この水温センサ25からはエ
ンジンの冷却水温に応じた検出信号ISsがコントロー
ルユニット30に供給される。
燃焼した混合気(排気ガス)は、排気バルブ7を介して
排気通路12に排出される。排気通路12には空燃比セ
ンサとしての02センサ27が臨設されており、この0
2センサ27は理論空燃比近傍でその出力特性が変化す
るようにされている。
即ち、0□センサ27は、排気ガス中の酸素濃度を検出
して、燃焼に供された混合気の空燃比が理論空燃比に対
してリーン側にある場合とリッチ側にある場合とで互い
に異なる電圧レベルをとる二値の検出信号ISoを発生
し、それをコントロールユニット30に供給する。排気
通路12の0□センサ27より下流側には、排気ガス中
のHC。
CO及びNOxを浄化する三元触媒コンバータ13が設
けられている。
上述した各センサ21〜27からの検出信号■Sa、I
St、ISh、ISb、ISs、ISn及びlsoが供
給されるコントロールユニット30は、主要構成要素と
してA/Dコンバーク(アナログ/ディジタル変換部)
31.ROM (リードオンメモリ)32.RAM (
ランダムアクセスメモリ)33及びCPU (中央演算
処理部)34等を内蔵したマイクロコンピュータを用い
て構成されたものとされている。コントロールユニット
30には、イグニッションスイッチ28のオン/オフに
応じた信号ISiも供給されており、コントロールユニ
ット30が、イグニッションスイッチ28がオンとされ
てエンジンが始動され、さらには、その後の作動状態に
あること、及び、イグニッションスイッチ28がオフと
されてエンジンが不作動状態にあることを検知できるよ
うにされている。そして、CPU34は、上述した各検
出信号から得られるデータにもとすく演算処理を、RO
M32からの指令に従って、RAM33とデータのやり
とりをしながら行い、その出力データにもとすいて定め
られた燃料噴射器と噴射タイミングを定める噴射パルス
信号OCpが、コントロールユニット30から燃料噴射
バルブ6に供給される。
上述の如くの構成のもとに、イグニッションスイッチ2
8がオンとされてエンジンが始動されると、コントロー
ルユニット30は、検出fs号r snがあられすエン
ジン回転数Neと、検出信号■Saがあられす吸入空気
流量Amとにもとずいて基本噴射量Qsを算出し、この
基本噴射量Qsを必要に応じて検出信号ISsがあられ
すエンジンの冷却水’i7A T W及び検出信号IS
tがあられす吸気1度Ta等にもとすいて補正して最終
噴射量Qeを得、この最終噴射量Qeで燃料を燃料噴射
バルブ6から噴射させるべく噴射パルス信号OCpを形
成して燃料噴射バルブ6に供給する。
そして、エンジンの運転状態が所定の学習条件を満1こ
すものとなったとき、例えば、冷却水温TWが所定値T
3以上となって暖機運転が終了し、02センサ27から
の検出信号ISoの電圧レベルが○tセンサ27が正常
に働(活性状態を示すレベル、例えば、0.6V以上と
なり、かつ、検出いは減速運転状9にないとき、コント
ロールユニット30は、0!センサ27からの検出信号
ISOにもとすいて燃焼に供される混合気の空燃比を理
論空燃比近傍にすべ(フィードバック制御を開始する。
フィードバック制御が開始されると、燃料噴射量は1.
よく知られているように、混合気の空燃比が理論空燃比
となる量を境にリーン側及びリッチ側へジグザグ状に増
減される。このとき、コントロールユニット30は、燃
料噴射量のピーク値Paとボトム値Baとの平均値を求
め、この平均値から最終噴射量Qeに対する基本噴射量
QSの過不足を補うためのフィードバック補正量Fbを
算出する学習を行い、算出されたフィードバック補正量
Fbを学習値GfとしてRAM33の所定領域に記憶す
るとともに、その後この学習値C,fを用いての燃料噴
量の補正を行う。
そして、コントロールユニット30は、上述の如くの学
習値GEを求める学習を総計N回、例えば、8口実行し
た後、これら8回の学習により得られる学習値の平均値
、即ち、平均学習値Gfaを算出し、この平均学習値G
faをRAM33の所定の記憶ゾーンに、そこに既に記
憶されている前回の運転終了時における平均学習値Gf
aに代えて、新たに記憶し、平均学習値Gfaの記憶の
更新処理を行う。
そして、上述の如くにして、平均学習値Gfaの更新が
完了した後は、エンジンの運転状態が所定の制御条件を
満たしている場合に、空燃比を理論空燃比近傍よりリー
ン側もしくはリッチ側に移行させて維持する空燃比のオ
ープンループ制御に移行し得る状態となる。この空燃比
のオープンループ制御においては、更新された平均学習
値Gfaを用いて、基本噴射11Qsとの演算により理
論空燃比近傍よりリーン側もしくはリッチ側に移行した
目標空燃比を得るに必要な最終噴射flReを得るため
に設定された修正計数Gkを補正する。これによって、
最終噴射量Reを所定量だけ減量もしくは増量する処理
がなされ、この補正された最終噴射量Reで燃料を燃料
噴射バルブ6から噴射させるべく、補正された最終噴射
f]Reに応じた所定のパルス幅を有する噴射パルス信
号OCpを形成して、燃料噴射バルブ6に供給する。
そして、本例においては、上述の動作制御に加えて、エ
ンジンの回転変動が比較的大であるときには、エンジン
の運転状態が空燃比を理論空燃比近傍よりリーン側ある
いはリッチ側に移行させるオープンループ制御のための
所定の条件を満たしている場合にも、オープンループ制
御を行なわないようにする制御がなされる。即ち、前述
の如く、エンジン回転数の回転変動量が比較的大である
とき、空燃比をオープンループ制御によって理論空燃比
近傍よりリーン側あるいはリッチ側に移行させると、回
転変動量がさらに増大されてエンジンの作動状態が不安
定になり、エンジンストール等が発生することになるの
であるが、斯かる事態を回避する動作制御が行われるの
である。
このため、本例では、上述のエンジンストール等が発生
し易いアイドリング運転時を例にとって述べるに、アイ
ドリング運転時において、CP U34が、エンジン冷
却水温Twや吸気温度Ta等に応じたアイドリング回転
数(目標回転数Np)を算出して、エンジン回転数Ne
をこの目標回転数Npになるように補正する。この場合
、CPU34は、所定時間内におけるエンジン回転数N
eの平均値を算出し、その平均値が目標回転数Npに一
致するように制御する。そして、エンジン回転数Neの
平均値が目標回転数Npに一致すると、次に、エンジン
の回転変動、即ち、エンジン回転数Naの変動量■を算
出する。この変動IVは、エンジン回転数Neの平均値
と目標回転数Npとの差を目標回転数Npで除して求め
られ、これが所定値Aより大であるときには、エンジン
の運転状態が空燃比のオーブンループ制御のための条件
を満たしていても、オープンループ制御を行わないよう
にする。即ち、空燃比のオーブンループ制御を、エンジ
ン回転数Neの変動量■が所定値A以下である場合のみ
行うように制御するのである。
上述の如くの制御は、主としてコントロールユニット3
0のCPU34の動作により行われるが、斯かるCPU
34が実行するプログラムの一例を第2図のフローチャ
ートを参照して説明する。
なお、ここでは、エンジンXトールが生し易い状態とな
るエンジンがアイドリング運転状態にあるとき、空燃比
を理論空燃比近傍よりリーン側に移行させて維持するオ
ープンループ制御、即ち、アイドリング時におけるリー
ン制御を行うプログラムを例示するが、エンジンがアイ
ドリング運転状態以外の運転状態にあるときについての
リーン制御を行うプログラム、さらには、エンジンがア
イドリング運転状態及びそれ以外の運転状態にあるとき
、空燃比を理論空燃比近傍よりリッチ側に移行させて維
持するリンチ制御の場合においても、CPU34の基本
的な制御動作手順は同様である。
このプログラムは、イグニッションスイッチ28がオン
とされてエンジンが始動されたときからスタートし、ス
タート後、プロセス51で初期化を行って学習フラグR
を0 (リセット)にしてプロセス52に進み、各種検
出信号ISa、ISt。
lsh、ISb、ISs、ISn及びISo等を入力す
る。続くプロセス53では、検出信号Isnから得られ
るエンジン回転数Neと検出18号1SaまたはISb
から得られる吸入空気流量Amまたは吸気負圧Piとに
もとずいて、基本噴射量Qsを算出し、プロセス54に
進む。プロセス54では、基本噴射量Qsを、必要に応
じて、検出信号ISsから得られるエンジンの冷却水温
TVあるいは検出信号IStから得られる吸気温度Ta
等にもとすいて補正し、最終噴射量Qeを算出する。
次に、ディシジョン55に進み、エンジンがアイドリン
グ運転状態にあるか否かを判断する。この判断は、例え
ば、検出信号IShから得られるスロットル開度θが略
全閉状B(アイドリング開度)にあり、検出信号ISn
から得られるエンジン回転数Neが所定回転数以上であ
って、かつ、エンジンの冷却水温Twが所定値以下であ
るか否かで行い、これら3つの条件を満たしていないと
きにはエンジンがアイドリング運転状態にないものと判
断してプロセス56に進む。プロセス56では、エンジ
ンの運転状態に応じて、基本噴射量Qsについて各種の
補正、例えば、空燃比を理論空燃比近傍に推持するため
のフィードバック補正あるいは加減速補正等を行って最
終噴射fiQeを算出した後、プロセス57に進む。プ
ロセス57では、プロセス56で算出した最終噴射ff
1Qeで燃料を燃料噴射バルブ6から噴射させるパルス
幅を算出し、このパルス幅を有した噴射パルス信号OC
pを燃料噴射ハルプロに出力して、プロセス52に戻る
一方、ディシジョン55においてエンジンがアイドリン
グ運転状態にあると判断された場合には、プロセス58
に進み、冷却水温1゛W及び吸気温度Ta等に応じた目
標回転1&Np(アイドリング回転数)を算出してディ
シジョン59に進む。ディシジョン59では、上述の如
くにして、所定時間内におけるエンジン回転数Neの平
均値を求め、この平均値が目標回転数Npに一敗してい
るか否かを判断する。エンジン回転数Neの平均値が目
標回転数N+)に一致していない場合には、プロセス6
0に進み、エンジン回転数Neを目標回転数Npに一致
させるべく、エンジン回転数NeO平均値に応じて最終
噴射量Qeを増量あるいは減量する補正等を行い、その
補正された最終噴射IQeに応じたパルス幅を有する噴
射パルス信号OCpを形成してそれを燃料噴射ハルプロ
に出力することにより、エンジン回転#!lNeの補正
を行う。
その結果、エンジン回転数Neの平均値が目標回転数N
pに一致すると、プロセス61に進み、エンジン回転数
Neの変動1v、即ち、所定期間内におけるエンジン回
転数Neの平均値と目標回転数Npとの差を目標回転数
Npで除した値を算出する。なお、ここでは、エンジン
回転数Neの平均値を求めるため、エンジン回転数Ne
を所定期間内に数回サンプリングするが、このサンプリ
ング時においてもプロセス54で算出された最終噴射f
ilQeを適宜補正して、この補正された最終噴射lQ
eに応じたパルス幅を有する噴射パルス信号OCpを形
成してそれを燃料噴射バルブ6に出力する。そして、続
くディシジョン62で、プロセス61で算出された変動
量Vが所定値A以下であるか否かを判断し、変動Hvが
所定値A以下でない場合には、プロセス56に進み、プ
ロセス56で前述した如くの基本噴射量Qsについての
各種の補正を行って、プロセス57で最終噴射IQeに
応じた噴射パルス信号OCpを!!A料噴射ハルプロに
出力し、プロセス52に戻る。
また、ディシジョン62において変動量Vが所定値A以
下であると判断された場合には、ディシジョン63に進
み、エンジンの運転状態が学習条件を満たしているか否
かを判断する。この判断は、前述した如く、例えば、冷
却水温7wが所定値満たしていないと判断された場合に
はプロセス56に進む。プロセス56では、上述した如
く、基本噴射量QSについての各種の補正を行い、続く
プロセス57で、噴射パルス信号OCpを燃料噴射バル
ブ6に出力して、プロセス52に戻る。
一方、ディシジョン63において学習条件を満たしてい
ると判断された場合には、ディシジョン64に進み、学
習フラグRが0か否かを判断する。
学習フラグRは初期設定(プロセス51)でOとされる
ので、最初は0であると判断されてプロセス65に進む
、プロセス65では平均学習値Gfaを算出する。ここ
での平均学習値Gfaの算出は、前述した如くに、空燃
比を理論空燃比近傍にするフィードバック制御を行い、
このとき、燃料噴射量のピーク値Paとボトム値Baと
の平均値を求めて、この平均値を用いてフィードバック
補正量Fbを算出する学習を行って求めたフィードバッ
ク補正lFbを学習値GfとしてRAM33の所定領域
に一旦記憶し、この学習をN回実行して得られる学習値
Gfの和をNで除することによりなされる。なお、ここ
では、平均学習値Gfaを算出するため、フィードバン
ク補正iFbを算出してそれを記憶するようにしている
が、平均学習値が算出されるまでは、フィードバンク補
正filFbを用いて最終噴射lQeを補正し、この補
正された最終噴射1JQeに応じたパルス幅を有した噴
射パルス信号OCpを形成して燃料噴射バルブ6に出力
するようにしている。そして、平均学習値Graを算出
した後は、プロセス66に進み、プロセス65で算出さ
れた平均学習値Gfaを、RAM33に、旧平均学習値
Gfaに代えて(旧平均学習値Gfaがない場合もある
。)新たに記憶して平均学習値Gfaの記憶の更新を行
った後、プロセス67に進む。プロセス67では、プロ
セス51で0とした学習フラグRを1としてディシジョ
ン68に進む。
ディシジョン68では、エンジンの運転状態がリーン制
御条件を満たしているか否かを判断する。
この判断は、リーン制御条件、例えば、エンジンの冷却
水温TWが所定値T2以上、吸気負圧Piもしくは吸入
空気流iAm等であられされるエンジン負荷Leが所定
値以下、エンジン回転uNeされているときにはり−ン
制御を行うべくプロセス69に進む。プロセス69では
、更新された平均学習値Gfaを用いて、例えば、基本
噴射量Qsのリーン制御時における減量率をあられす修
正計数Gkを補正し、基本噴射量Qsとこの補正された
修正計数Gkとを演算してリーン制御時における最終噴
射lReを算出してプロセス57に進む。
そして、プロセス57において、プロセス69で算出さ
れたリーン制御時における最終噴射fjlReに応じた
パルス幅を算出し、算出したパルス幅ををする噴射パル
ス信号OCpを形成し、それを燃料噴射パルプ6に出力
してプロセス52に戻る。
また、ディシジョン68でリーン制御条件が満たされて
いないと判断された場合には、プロセス56に進み、前
述の如く、基本噴射量Qsについての各種の補正を行っ
て最終噴射量Qeを算出し、続くプロセス57において
、この最終噴射fiQeで燃料を燃料噴射パルプ6から
噴射させるパルス幅を算出し、このパルス幅を有する噴
射パルス信号OCpを燃料噴射パルプ6に出力して、プ
ロセス52に戻る。即ち、この場合には、リーン制御は
行われない。
一方、ディシジョン64で学n、7フラクRがOでない
と判断された場合には、プロセス65.66及び67を
経ることなく、直接ディツノラン68に進み、以後上述
の如くのフローで進む。
なお、上述の例では、空燃比のリーン側?ff1lを行
う場合について説明したが、空燃比のリッチ制御を行う
場合についても、例えば、リーン制tffl1条件をリ
ッチ制御条件に変更する等のわずかな変更をするだけで
同様なプログラムを適用することができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係るエンジンの
空燃比制御装置によれば、空燃比センサから得られる信
号にもとすいて燃焼に供される混合気の空燃比を理論空
燃比近傍に制御するフィードバック制御における燃料噴
射量に対する過不足を補正するフィードバック補正量を
得て、これらフィードバック補正量を学習値として記i
Q手段の各運転領域に対応する記憶ゾーンに記憶するよ
うになすとともに、空燃比を理論空燃比近傍よりリーン
側もしくはリッチ側に維持するオープンループ制御時に
おいては、記憶手段に記憶された学習値を用いて燃料噴
射量を修正するようにし、しかも、エンジンに比較的大
なる回転変動が生じている場合には、エンジンの運転状
態がオープンループ制御のための所定の条件を満たして
いてもオープンループ制御がなされないように構成され
るので、エンジンに比較的大なる回転変動が生じている
場合に、燃焼状態が不安定になる傾向となる、空燃比が
理論空燃比近傍よりリーン側もしくはリッチ側に移行さ
れるオープンループ制御状態がとられて、エンジンの回
転変動がさらに増大される事態を回避でき、その結果、
オープンループ制御時に、エンジンストール等が発生す
ることになるという如くの、エンジンの運転性の悪化が
もたらされることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るエンジンの空燃比制御装置の一例
をそれが適用されたエンジンの主要部とともに示す概略
構成図、第2図は第1図に示される例のコントロールユ
ニットに用いられるマイクロコンビニーりが実行するプ
ログラムの一例を示すフローチャートである。 図中、21はエアフローセンサ、22は吸気温センサ、
23はスロットル開度センサ、24は吸気圧センサ、2
5は水温センサ、26はクランク角センサ、27は0□
センサ、28はイグニッションスイッチ、30はコント
ロールユニットである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 理論空燃比近傍で出力特性が変化する空燃比センサと、
    上記空燃比センサから得られる信号にもとずいて、燃焼
    に供される混合気の空燃比を理論空燃比近傍のものとす
    べくフィードバック制御するフィードバック制御手段と
    、エンジンの運転状態が所定の条件を満たすとき、上記
    フィードバック制御手段によるフィードバック制御を行
    って燃料噴射量の過不足を補うフィードバック補正量を
    算出する学習を行う補正量算出手段と、該補正量算出手
    段により算出されたフィードバック補正量を学習値とし
    て記憶する記憶手段と、エンジン回転数の変動量を検出
    する回転変動量検出手段と、該回転変動量検出手段によ
    り検出された上記回転数の変動量が所定値以下であり、
    かつ、エンジンの運転状態が所定の制御条件を満たす状
    態において、上記記憶手段に記憶された学習値を用いて
    算出された燃料噴射量をもっての燃料噴射を行い、燃焼
    に供される混合気の空燃比が理論空燃比近傍より希薄側
    もしくは過濃側のものとなるように制御する燃料噴射制
    御手段とを備えて構成されたことを特徴とするエンジン
    の空燃比制御装置。
JP18925684A 1984-09-10 1984-09-10 エンジンの空燃比制御装置 Pending JPS6166828A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62251444A (ja) * 1986-04-24 1987-11-02 Honda Motor Co Ltd 内燃エンジンの空燃比制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62251444A (ja) * 1986-04-24 1987-11-02 Honda Motor Co Ltd 内燃エンジンの空燃比制御方法

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