JPS6161414A - マルチ荷電ビ−ム露光装置 - Google Patents

マルチ荷電ビ−ム露光装置

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JPS6161414A
JPS6161414A JP18279384A JP18279384A JPS6161414A JP S6161414 A JPS6161414 A JP S6161414A JP 18279384 A JP18279384 A JP 18279384A JP 18279384 A JP18279384 A JP 18279384A JP S6161414 A JPS6161414 A JP S6161414A
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JP
Japan
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anode
electron
cathode
gun
electron gun
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JP18279384A
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English (en)
Inventor
Kenichi Saito
賢一 斎藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement, ion-optical arrangement
    • H01J37/06Electron sources; Electron guns
    • H01J37/065Construction of guns or parts thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、集積回路回路素子等の製造工程において、複
数本の荷電ビームを用いてウェハやマスク基板等の試料
に微細パターンを描画するマルチ荷電ビーム露光装置に
関するものである。
〔発明の背景〕
マルチ電子ビーム露光装置の一例として、1、Brod
ie、E、R,すasterberg、D、R,Con
e。
J、J、Muray、 N、Williams、 an
d L、Ga51orek : ”AMultiple
−Electron−flOaIllIExposur
e System forHigh−Throughp
ut、Dj、ract−Write Submicro
meterLithography”、IIEIEE 
Trans、on ElectronDevices、
 Vol、ED−28,p、1422 (1981)に
掲載されている装置を第1図に示す、101は電子銃、
102は照射レンズ、103はブランカ、104はオブ
ジェクドパアパーチャ、 105および106は偏向器
、107は静電レンズ、108は静電レンズ107を多
数配置することで構成したフライズアイレンズ、109
はステージ、110はステージ109に搭載したウェハ
、111は電子銃101から放出されオブジェクト・ア
パーチャ104に到達するまでの電子ビーム、112は
オブジェクト・アパーチャ104を通過しフライズアイ
レンズ108に到達するまでの電子ビーム、113に代
表される電子ビームはフライズアイレンズ108を通過
した後の電子ビームである。
電子銃101内には陰極から放出された電子ビームによ
ってクロスオーバが作られている。電子ビ−ムlllは
電子銃101内のクロスオーバから放射状に拡がり、照
射レンズ102を通ってオブジェクト・アパーチャ10
4上に集束している。すなわち、照射レンズ102によ
って、電子銃101内のクロスオーバの像が、オブジェ
クト・アパーチャ104上に形成されている。オブジェ
クト・アパーチャ104を通過した電子ビーム112は
放射状に拡がり、フライズアイレンズ108の全面をほ
ぼ一様に照射している。フライズアイレンズ108の直
径は約10anである。オブジェクト・アパーチャ10
4からフライズアイレンズ108までの距離は約1mで
ある。フライズアイレンズ108の各静電レンズ107
を通して、オブジェクト・アパーチャ104の像が、ウ
ェハ110上に投影されている。
オブジェクト・アパーチャ104からフライズアイレン
ズ108までの距離は固定されているので、電子ビーム
112がフライズアイレンズ108を照射する円形領域
の半径は電子ビーム112の開き角α0によって制限さ
れる。収差のない電子光学系において、クロスオーバの
径をd、クロスオーバにおけるビーム開き角をα、クロ
スオーバの電位をVとすると、ラグランジューヘルムホ
ルツの法則により、d・α・v′は保存される。そこで
、第1図に示した光学系において、電子銃101内のク
ロスオーバの直径をdo、電子銃101内のクロスオー
バにおけるビーム開き角をαc、電子銃101内のクロ
スオーバの電位をVCとし、オブジェクト・アパーチャ
104上のクロスオーバの直径をdo、オブジェクト・
アパーチャ104上のクロスオーバにおけるビーム開き
角をα。、オブジェクト・アパーチャ104上のクロス
オーバの電位をvoとすると、d。・・。・Vノ=do
・α。・Vノ=C(1)の関係が成り立つ。ここで、C
は定数である。
この装置では、フライズアイレンズ108を構成する静
電レンズ107にアパーチャレンズ(レンズを境界にし
て像面側の空間と物面側の空間の電位が異なるレンズ)
を用いている。オブジェクト・アパーチャ104および
フライズアイレンズ108に1kV、ウェハ110に9
kVが印加されている。オブジェクト・アパーチャ【0
4は一辺が50−の正方形に構成されている。オブジェ
クト・アパーチャ104上のクロスオーバの直径は42
 X50=71amである。
電子ビーム112はフライズアイレンズ108の全面を
照射しているので、その開き角α。はarctan(5
aa/ 1 m ) = 50mradである。そこで
1式(1)に、v0=1kV、α。=50mrad、 
do=71urnを代入して、定数Cの値を求めると、
C== 3500−・mrad ・(kV)2となる。
ところで、試料に入射する電子ビームのエネルギーを高
くすると、試料内での電子散乱による横方向への電子の
広がりが小さくなるのでパターンの解像度が上がり、微
細パターン描画に有利とされている。第1図に示した装
置で超微細パターンを描画するために、ウェハ110に
、たとえば50kVの電圧を印加した場合を考える。こ
の装置でば、フライズアイレンズ108に用いたアパー
チャレンズの結像条件より、オブジェクト・アパーチャ
104の電位V。はウェハ110の電位の1/9に保つ
必要がある。したがって、ウェハ110に50kVを印
加した場合、オブジェクト・アパーチャ104の電位v
0は5.6kVとなる。このとき、電子ビーム112の
開き角α。は、式(1)に、d o = 71 tm、
 V o = 5 、6kV、 C=3500m ・m
rad ・(kV))を代入することにより、21++
radとなる。これより、電子ビーム112がフライズ
アイレンズ108を照射する円形領域の半径は2.la
iとなる。すなわち、電子ビーム112がフライズアイ
レンズ108を照射する領域の面積は、フライズアイレ
ンズ108の全面にビームが照射されている場合に比べ
て約1/6となる。このように、この装置で超微細パタ
ーンを描画するためにウェハ110に50kVの電圧を
印加した場合、同時に電子ビーム照射で露光できる領域
が176に減少するため、ステージ移動回数が6倍に増
大し、ステージ移動に伴うむだな時間が増大するという
問題がある。
また、この装置では、電子銃101に3電極電子銃を用
いており、陰極材料には仕事関数の低いThe、入りの
タングステンを採用しているが、フライズアイレンズ1
08を通過した後の電子ビーム113の電流値は10n
Aという小さな値にしかならない。このため、この電子
銃を用いた装置では、実露光時間(電子ビームがレジス
トを照射し露光するのに要する時間)が増大し、この時
間を大幅に減少させることは難しいという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的はこれらの問題点をm決し、ビームの加速
電圧が高い場合でも、フライズアイレンズ中のすべての
静電レンズに高い電流値の電子ビームを照射でき、スル
ープットを大幅に向上させることができるマルチ荷電ビ
ーム露光装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために本発明は、先端形状がほぼ球
面である陰極と、中央部の形状が上記陰極の先端球面の
中心とほぼ同じ中心を持つほぼ球面で、かつ該中央部に
複数の孔を設けた陽極と。
上記陰極と上記陽極との間に設けたビーム制御型1  
    極とから成り、上記陽極中央部の周辺部および
上記ビーム制御電極の形状および位置がピアス銃の条件
を満たす電子銃を有することを特徴とする。
次に1本発明になる電子銃について説明する。
第2図は、本発明になる電子銃の概念を説明するための
断面図である。201は陰極、202は陽極、203は
ビーム制御電極、204〜208は陽極202にあけた
陽極孔、209は陰極201から放出された電子ビーム
、210〜214は陽極孔204〜208を通過した後
の電子ビームである。一点鎖線oo′は当該電子銃の中
心軸である。ここに示した電子銃では、陰極201、陽
極元204〜208を除いた陽極202の形状、および
ビーム制御@ i 203は中心軸00′に対して回転
対称である。
第2図において、陰極201の先端の形状は球面になっ
ている。陽ji4i202において、CDで示した部分
を陽極中央部と呼ぶ、陽極中央部は、陰極先端の球面と
同一の中心を持つ球面になっている。
陽極中央部には陽極孔204〜208が配置しである。
その様子を第3図に示す。第3図は第2図で示した陽極
202の平面図である。301〜308は陽極孔204
〜208と同様の陽極孔である。第2図において。
陽極202のABCで示した部分(以後、この部分を陽
極周辺部と呼ぶ)、およびビーム制御電極203は、後
に述べるピアス銃の条件を満足するように。
形状および位置を定める。陽極周辺部ABCおよびビー
ム制御電極203を、ピアス銃の条禅を満足するように
配置した場合、陰極201の先端より電子ビーム209
は放射状に拡がり、PCより外側にはビームはほとんど
行かない、なお、電子銃は空間電荷制限状態で使用する
ここで、陰極先端球面の半径がRo、陽極中央部の半径
がRa、電子ビーム209の開き角がαの場合について
、陽極周辺部ABCおよびビーム制御電極203の形状
、位置の決定方法を説明する。この方法では、J、R,
Pierce :“Theory and Desi+
;nof ELECTRON BEAMS”、 D、V
AN、 N0STRAND COMPANY。
INC,(1954)に掲載されている、ピアス銃の電
極決定に用いられている考え方を用いている。第4−に
示すような、モデル化した電子銃を考える。
401は陰極、402は陽極である。陰極401と陽極
/102は同心球であり、陰極401の半径をRo 、
陽極4()2の半径をRaとする。この電子銃では、陰
極401から、あらゆる方向に一様に電子が放出されて
いる。
この電子銃の、空間電荷制限状態における動径R方向に
沿った電位分布V (R)を計算する。第2図において
、■PCに沿う電位分布がV (R)となる、■PCに
垂直な方向の電界成分はOとなる。
という条件がピアス銃の条件である。これらの条件を満
足するように、陽極周辺部ABCおよびビーム制御電極
203の形状および位置を決定する。
第2図に示した本発明になる電子銃においては、例えば
陰極先端の球面の半径ROが21Tfi、陽極中央部の
半径R6が10m、電子ビーム209の開き角αが45
″である。上記に述べた方法にしたがって、まず、第4
図において、R6=2+m+、Ra = 10mmとし
、陰極401にOv、陽極402に1vを印加して。
空間電荷制限状態における動径方向の電位分布V(R)
を計算した。この結果を第5図に実線で示す、なお、V
 (R)は陽極402に印加する電圧に依存しない。つ
ぎに、第2図における。BCとPCとのなす角度Oaと
、HKとPCとのなす角度θ、を変化させ、陰極201
およびビーム制御電極203にOV、陽極202に1v
を印加したときの、PCに沿う電位分布を有限要素法に
より求めた。
この結果、θ、=72.5°、  ou=61” にす
ると、第5図に点線で示すような、実線とほぼ一致する
電位分布が得られた。このとき、PCに垂直な方向の電
界成分は0であった。以上により、θ、を72.5” 
、θ8を67″ とした。
陽極孔204〜208を通過した後の各電子ビーム21
0−214に対するパービアンスP = I / V 
ar(ただし、I:[子ビーム210〜214のそれぞ
れの電流値、va:電子ビーム210〜214の加速電
圧)は、次式で表わされる。
P =(8πt 、/ 9)・(2e/m)’(1−c
osO)/k”  (2)ここで、ε。は真空の誘電率
、eは電子の電荷量、mは電子の静止質量、θは陰極先
端から陽極孔を見込む半開き角である。には陰極先端球
面の半径Roと陽極中央部の半径R1どの比で決まる定
数である。ε。、e、mの値は既知であり、これらを式
(2)に代入すると、 P =14.66X10−’X(1−cosO)/k”
  (A/V’)  (3)となる。陽極孔204〜2
08,301〜304の直径は0.025nsmである
。このとき、0は1 、25mradである。
R−/ ROは5であり、これに対応するに2の値は、
B、Iルangmuir and K、B、Blodg
ett :“Currentslimited by 
5pace charge between conc
entricspheres”、 Phys、Rev、
24.p、49. (1924)を参照すると、1.1
41となる。式(3)に、θ= 1 、25mrad、
k”=1.141を代入することにより、各電子ビーム
210〜214に対するパービアンスPは、 1.0X
10A/V”となる。たとえば、陽極202に5.6k
Vを印加した場合、各電子ビーム210〜214の電流
値は、それぞれ4.2μAという大きな値になる。
以上の説明では、電子ビームの開き角α、陰極先端の半
径R0、陽極中央部の半径R,などの一つの組合せにつ
いて、本衰明の電子銃の一例を示した。それ以外の組合
せについても、以上に説明した方法にしたがって電子銃
を設計できる。また、陽極孔の位置、個数に関しても、
いろいろな組合せが可能である。
本発明の電子銃によれば、電子ビームの開き角α、およ
び陽極孔の位置を適当に選ぶことにより、陽極孔を通過
した後の各電子ビームと電子銃の中心軸との成す角度を
任意に設定することができる。
また、陰極先端の球面の半径R0、陽極中央部の半径R
,および陽極孔の直径を適当に選ぶことにより、電子銃
のパービアンスを大きくすることができ、電子銃から放
出される複数の電子ビームのそれぞれの電流値を大きく
できる。
ここでは、陰極の先端、および陽極中央部が完全な球面
の場合を例にとり本発明の詳細な説明してきたが、陰極
から放出される電子ビームの電流密度の一様性を乱さな
い程度に、■陰極の先端、および陽極中央部の形状が球
面からずれている場合、たとえば、球面に近い楕円面、
放物面、双曲面である場合、■陰極の先端の球面の中心
と陽極中央部の球面の中心がずれている場合、でも同様
の効果が得られることが発明者〆により確認されている
〔実施例〕
つぎに1本発明による電子銃を用いた1本発明のマルチ
電子ビーム露光装置の実施例について説明する。本発明
の実施例として、複数の電子ビームを用いてウェハ上に
複数のLSIパターンを同時に露光可能なマルチ電子ビ
ーム露光装置を第6図に示す。601は本発明による電
子銃、602はブランカ、603および604は偏向器
、605は静電レンズ、606は静電レンズ605を多
数配置することで構成したフライズアイレンズ、607
はステージ、608はステージ607に搭載したウェハ
、609はオブジェクト・アパーチャ、610〜614
は電子銃601から放出された電子ビームである。
電子ビーム610〜614は電子銃601から放射状に
放出され、オブジェク1〜・アパーチャ609を通して
、フライズアイレンズ606上の静電レンズ605を照
射している。フライズアイレンズ606の直径は約10
cmである。電子ビーム610〜614の各々のビーム
に1個のオブジェク1−・アパーチャ609、および1
個の静電レンズ605を対応させている。フライスアイ
レンズ606上の個々の静電レンズ605によって、オ
ブジェクト・アパーチャ609の像がウェハ上に電子ビ
ームの本数分だけ投影される0本実施例では、フライズ
アイレンズ606を構成する静電レンズ605にアパー
チャレンズを用い、電子銃601の陽極、オブジェクト
・アパーチャ609およびフライズアイレンズ606に
5,6kV、ウェハ608に50kVを印加している。
偏向器603,604によって電子ビーム610〜61
4を一方向に偏向走査する。LSIのパターンデータに
基づいて、ブランカ602にブランキング信号を加え、
電子ビーム610〜614を偏向信号と同期させてオン
・オフする。ステージ607は、電子ビーム610〜6
14の偏向走査方向と直角の方向に連続的に移動する。
このようにして、各LSIチップにおいて、(偏向走査
幅Xチップ−辺の長さ)の領域を同時に描画する。この
領域のパターン描画が終わると、ステージ607を偏向
走査幅だけ、電子ビーム610〜614の偏向走査方向
と同じ方向に移動させ、つぎの領域のパターン描画をU
F4始する。この動作を繰り返すことにより、ウェハ6
08の全面にLSIパターンを描画する。
この装置では、本発明の電子銃601を用いているので
、電子ビーl〜の加速電圧が高い場合でも、電子ビーム
610〜614と電子銃の中心軸との成す角度を任意に
設定でき、フライズアイレンズ606中のすべての静電
レンズ605に電子ビームを照射することができる。し
たがって、−回のビーム照射で露光できるウェハ面積が
増大し、ステージの移動回数を少なくすることができる
。すなわち、ステージ移動のむだな時間を減らすことが
できる。
また、電子ビーム610〜614の電流値が4.2μA
と大きいので、実露光時間を減少させることができる。
これらの結果、スルーブツトを大幅に向上させることが
できる。
本発明の別の実施例として、平行照射光学系を用いたマ
ルチ電子ビーム露光装置を第7図に示す。
第7図で、701は本発明の電子銃、702はブランカ
703は照射レンズ、704はオブジェクト・アパーチ
ャ、705および706は偏向器、707は静電レンズ
708は静電レンズ707を多数配置することで構成し
たフライズアイレンズ、709はステージ、710はス
テージ709に搭載したウェハ、711〜715は電子
銃701から放出された電子ビームである。
電子銃701から放射状に放出された電子ビーム711
〜715は、照射レンズ703によって平行ビームにな
り、オブジェクト・アパーチャア04を照射する。オブ
ジェクト・アパーチャア04を出た電子ビーム711〜
715は平行ビームのままフライズアイレンズ708上
の各々の静電レンズ707を照射する。オブジェクト・
アパーチャア04の像は、フライズアイレンズ上の各々
の静電レンズ707によって、電子ビームの本数分だけ
ウェハ710上に投影される。
LS’Lパターンの描画方法は、第6図に示したマルチ
電子ビーム露光装置と同様である。この装置でも、第6
図に示したマルチ電子ビーム露光装置と同様の効果をあ
げることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、先端がほぼ球面である陰極と。
中央部の形状が該陰極の先端球面の中心とほぼ同じ中心
を持つほぼ球面で、かつ該中央部には複数の孔を設けた
陽極と、該陽極の中央部の周辺部と、ビーム制御電極と
から成り、該陽極中央部の周辺部および該ビーム制御電
極の形状および位置がピアス銃の条件を満たすように配
置した電子銃を用いたので、加速電圧が高い場合でもフ
ライズアイレンズの中のすべての静電レンズに高い電流
値の電子ビームを照射することができる。この結果、ス
テージ移動に伴うむ−だな時間、および実露光時間を減
少させることができ、スループットを大幅に向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子ビーム露光装置の模式図、第2図は
本発明になる電子銃の断面図、第3図は第2図の電子銃
を構成する陽極の平面図、第4図は2個の同心球から構
成された電子銃の模式図、第5図は第4図の電子銃内の
電位分布および第2図の電子銃のビーム端における電位
分布を示す図、第6図は本発明の一実施例であるマルチ
電子ビー 、ム露光装置の模式図、第7図は本発明の別
の実施例であるマルチ電子ビーム露光装置の模式図であ
る。 101・・・電子銃     102・・・照射レンズ
103・・・ブランカ 104・・・オブジェクト・アパーチャ105および1
06・・・偏向器 107・・・静電レンズ108・・
・フライズアイレンズ 109・・・ステージ    110・・・ウェハ11
1〜113・・・電子ビーム 201・・・陰極      202・・・陽極203
・・・ビーム制御電極 204〜208・・・陽極孔2
09〜214・・・電子ビーム 301〜308・・・陽極孔 401・・・陰極      402・・・陽極601
・・・電子銃     602・・・ブランカ603お
よび604・・・偏向器 605・・・静電レンズ60
6・・・フライズアイレンズ 607・・・ステージ    608・・・ウェハ60
9・・・オブジェクト・アパーチャ610〜614・・
・電子ビーム 701・・・電子銃     702・・・ブランカ7
03・・・照射レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  先端形状がほぼ球面である陰極と、中央部の形状が上
    記陰極の先端球面の中心とほぼ同じ中心を持つほぼ球面
    で、かつ該中央部に複数の孔を設けた陽極と、上記陰極
    と上記陽極との間に設けたビーム制御電極とから成り、
    上記陽極中央部の周辺部および上記ビーム制御電極の形
    状および位置がピアス銃の条件を満たす電子銃を有する
    ことを特徴とするマルチ荷電ビーム露光装置。
JP18279384A 1984-09-03 1984-09-03 マルチ荷電ビ−ム露光装置 Pending JPS6161414A (ja)

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