JPS6157666B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気コネクタに関し、さらに具体的に
は、プリント配線板に関連して使用される無絶縁
コネクタに関する。意図されている一つのタイプ
のコネクタは、通常、無絶縁ピンジヤツクとして
知られているものであり、一つの閉鎖端と一つの
開放端とを有する円筒形外殻と、導線またはピン
を受け保持するためにその外殻内に含まれている
接触部材とにより構成されている。そのジヤツク
はプリント配線の穴に挿入されるが、そこで、ジ
ヤツクはプリント配線板の孔を取囲んでいる導電
板またはパツドと電気的接触を行い、また、外殻
部材内に受入れられている導線またはピンに接続
している回路素子でもつてプリント配線板上の回
路素子と電気的に接続している。短絡ジヤツク外
殻は機械加工されているか、または、引抜き加工
された構成部分かのいずれかでこれが代表例であ
り、いずれのタイプも固有の欠点を有している。

例えば、機械加工された外殻は、製造に比較的
費用がかかり、仕方なく、多くの用途に認容でき
る以上の大きな外径をなしている。引抜き加工の
外殻は、機械加工の外殻よりも小さい外径で形成
できるが、種々の直径の開口を有するプリント配
線板のコネクタの使用を可能にし、また、取扱お
よびはんだづけの間にコネクタを適所に確実に保
つことのできる保持手段を容易に備えることはで
きない。例えば、ローレツト掛けは、機械加工さ
れた外殻に一般に適用できる保持手段である。し
かし肉薄の小直径の引抜き加工の外殻にローレツ
ト掛けすることは、比較的費用が高くなり、ま
た、しばしば歯が不完全になる。すなわち鋭い頂
点よりはむしろ大きな平たい面と、工具が入るこ
とによる根元部での肉薄となり割れをまねく。保
持の特徴を提供するためのもう一つの手段は、外
殻の表面に波形を形成することである。しかしこ
れは、そのような用途には通常細かいピツチが必
要とされるので、肉薄の引抜き加工の外殻では実
行不可能である。同様に、リブのような保持手段
は実際的ではないということが分つている。より
具体的に言えば、リブは高伝動工具圧力下で一般
的に形成され、変形または撓みは不可能である。
プリント配線板上の穴に挿入の間に明白な変位が
あり、これがリブ面積の両端にわたる外径とリブ
の高さの倍を加えたプリント配線板開口との間の
締めしろに等しい外殻の内径の直線の減少を生ず
る。これは、正常なばね接触動作を干渉し妨害す
る。

考えられているさらにもう一つの保持手段は、
外側から加えられた圧力によつて外殻が楕円形ま
たは三裂片の横断面を備えるように引抜き加工の
外殻を変形させることであつた。しかし、この保
持手段にもいくつかの欠点があることがわかつて
いる。先づ第一に、該保持手段を含むジヤツク
は、一般的には満足すべき深さまでプリント配線
板の穴に自由に入ることができないのであり、ま
た、アルチピース真空装填装置に関連して使用し
たとき、最終着座に先立つて板の表面に適合した
ままでいることは不可能である。第二番目に、ジ
ヤツクをシングルピース自動挿入機で挿入したと
き、しばしば軌道部材やその他の使用工具を妨害
する。第三番目に、この保持手段を有するジヤツ
クは三裂片形態以上の直径であり多くの用途には
大きすぎる。このように大きな直径はピンまたは
導線の直径に接点の外径を加えたもので指示され
ている。外殻の内径と接点の外径との間の関係
が、ジヤツクの適切な操作に関して重要な要素で
あることに留意されたい。例えば、限られた外殻
の変形は、プリント配線板の穴の直径がジヤツク
の直径よりも僅かに大きい場合に、ジヤツクがゆ
るむ結果となる。同様に、プリント配線板の穴の
直径がジヤツクの直径よりも僅かに小さい場合
に、接点の絞殺や変形が生じることがある。

プリント配線板の穴の中でゆるんでいるこれら
の丸形またはローレツト掛けした外殻をはんだづ
けすると、時折はんだづけ接合部の不良となつて
あらわれるということにも留意されたい。リブ付
き、精円形または三裂外殻については、外殻上の
特定の場所とプリント配線板の縁との間に余分の
離間がしばしばあつて、これもまたはんだづけの
問題をおこす原因となる。

従つて本発明の目的は、製造に比較的費用がか
からないで、しかも異ないて直径の穴を有するプ
リント配線板とともに使用することができるよう
に容易に形成できる無絶縁コネクタを提供するこ
とにある。

さらに本発明の目的は、プリント配線板に部分
的に挿入した後、配線ジヤツクの外殻をプリント
配線板内の所望の深さまで押しやるために十分な
軸方向力がそれに加えられるまで、安定で垂直な
位置にとどまつている無絶縁プリント配線ジヤツ
クを提供することにある。

上記の目的に従つて、本発明は、一実施例であ
る電気コネクタを提供する。すなわちそれは、プ
リント配線板と嵌合するための無絶縁ピンジヤツ
クであり、そのプリント配線板はコネクタを受け
るための装着穴を有する。このコネクタは、可撓
性の導電材で形成されている一般的に管状の外殻
部材と電気導線を受け保持するため上記外殻内に
配置されている接触部材とより成る。その外殻部
材は、プリント配線板の装着穴の寸法よりも小さ
い寸法の小さい直径部分を含むので、その穴に自
由に受けられる。さらに、その外殻部材は、プリ
ント配線板装着穴にぴつたりと受けられる一体構
造の保持部分を含む。その保持部分は、一般に横
断面が多辺形で交互に隅部分と平らな側部分とを
有し、隅部分はプリント配線板装着穴内で抵抗自
在に受入可能であり、コネクタ外殻内に含まれて
いる接点から離間している。保持部分の側部は、
保持部分がプリント配線穴に挿入されたとき、そ
の穴の縁から離間するように設計されている。本
コネクタの保持部分がプリンント配線板の穴に挿
入されるにつれて、その穴を限定しているプリン
ト配線板の内縁を該保持部分の隅に対して内側に
押し側部の外側へ膨張を行わせる保持部分はその
穴の形態と合致する傾向にあり、かくてコネクタ
とプリント配線板との間に締りばめを提供してい
る。

好ましくは、本コネクタの保持部分が、直径方
向に対称となつた三対の隅を有する横断面が一般
的に六角形であり、直径方向に対称となつた一対
の隅がプリント配線板装着穴の直径よりも大きな
距離を離間していることである。従つて、隅はコ
ネクタの挿入に抵抗しているプリント配線板穴の
内縁と接触することになる。本発明の短絡ジヤツ
クのもう一つの実施例においては、外殻保持部分
は五つの隅の部分と五つの側面とを有する横断面
が五辺形である。それらの隅はプリント配線板の
装着穴において抵抗自在に受入れ可能であるの
で、外殻保持部分が穴に挿入されるにつれて、プ
リント配線板は保持部分のそれらの隅を内側に押
し、それら側部の外側への拡張を行うため、保持
部分はプリント配線板装着穴の形態に一致する傾
向となる。

さて添付図面を参照しつつ、本発明の好ましい
実施例につき説明することとする。第１図におい
ては、本発明の無絶縁ピンジヤツクタイプのコネ
クタは参照番号９で示されており、閉鎖端２３と
開放端２４とを有する一般的に筒形で単一の外殻
部材１０と、導線または導電ピン（図示されてい
ない）を受け保持するため外殻１０のなかに配置
された型で打ち抜かれた接触部材１４とを含む。
好ましくは、外殻１０が引抜き過程で形成されそ
の結果外殻１０の形態が段付きとなつていること
である。外殻１０は導電可撓材でつくられてお
り、小直径部分１１、保持部分１２、および冠部
分１３を含んでいる。上述のごとく、本コネクタ
はプリント配線板とともに使用することが考えら
れている。従つて第２図および第３図について
は、本コネクタのはコネクタを受けるための装着
穴１８を有するプリント配線板５に嵌合して示さ
れている。図示されていないが、導電板がプリン
ト配線板穴１８の周りに配置されているので、電
気接続は穴１８に隣接する回路素子とコネクタ９
に受けられる導線またはピン接続しているもう一
つの回路素子との間で行われるということが理解
されよう。本発明によれば、外殻１０の小直径部
分の直径はプリント配線板の穴１８の直径よりも
小さいので、小直径部分１１は穴のなかに自由に
受けられる。他方、外殻保持部分には小直径部分
１１に関して外側に段が付いており、特に穴１８
内で抵抗自在に受けられるような形態となつてい
る。より具体的には第１図から第３図までについ
て、外殻保接部分１２は交互に隅部分１５と側面
部分１６とを有する横断面が一般的に多辺形であ
る。好ましくは、外殻保接部分は横断面が六角形
であり、隅部分１５が直径方向に対称となるよう
配置されており、直径方向に対称となつた一対の
隅部分間の間隔がプリント配線板穴１８の直径よ
りも僅かに大であることである。第３図に示した
ごとく、外殻保持部分１２の側面部分１６も直径
方向に対称となるよう配置されているが、直径方
向に対称となつた一対の側面部分１６間の間隔は
プリント配線板穴１８の直径よりも小であり、従
つて側面部分１６と穴１８によつて限定されるプ
リント配線板内縁１９との間に配置された間隔２
１を提供している。保持部分１２の形態のため
に、接触部材１４と隅部分１５との間に配置され
た間隔１７もあるということに注目されたい。間
隔１７と２１を備えることの重要性については以
下に論じる。

さらに第１図および第２図について、一般的に
環状の形態とすることのできる外殻冠部分１３
は、保接部分１２に関して外側に段が付いてお
り、また直径がプリント配線板の穴１８の直径よ
りも大であるので、該冠部分は穴１８を通過でき
ないということが認められる。好ましくは冠部分
１３が傾斜ネツク部分２５を含むことであり、ネ
ツク２５の傾斜が代表的には水平に関して45゜に
類似していることである。冠１３は導線またはピ
ンを受けるための穴２４を含んでいることも留意
されたい。

操作においては、コネクタ９はプリント配線板
の穴１８に挿入され、その小直径部分１１がその
なかに自由に受けられる。保持部分１２が１８に
到達すると、その隅部分１５は穴の縁１９に接触
し、従つてコネクタが引続いて挿入されるのを妨
害する。第３図については、その挿入を継続する
ために追加の軸方向の力をコネクタに加えなけれ
ばならない。そのようなとき、プリント配線板縁
１９は保接部分隅１５にそれらの隅を内側に押す
ように作用するのでコネクタが十分に挿入させる
のを容易にする。隅部分１５のこの内側への動き
は、隅部分１５と接触部分１４との間に間隔１７
を備けたこととともに外殻１０を形成している材
料の可撓性のためであるということに注目された
い。隅部分１５の内側への動きは、外殻１０の可
撓性とプリント配線板縁１９と側面部分１６との
間に間隔を備えてあることとのために、側面部分
１６の放射状の外側への動きを行うということが
認められる。従つて、外殻保持部分はプリント配
線板の穴１８のまるい形態に合致する傾向にあ
り、それと締りばめまたは滑りばめを形成し、そ
れによつて取扱いとはんだづけを容易にしてい
る。コネクタ９を十分に挿入したとき、冠部分１
３の傾斜ネツク部分２５はプリント配線板の表面
に接触し、コネクタが穴１８を通過しないように
するということが分る。さらに、冠部分１３は図
では一般に環状の形態に示されているが、六辺形
といつた他の形態でもあり得ることにも留意され
たい。

第４図は、本発明の短絡ジヤツクのもう一つの
実施例を示すものである。ジヤツク９′は一般的
に筒形の外殻部材１０′と外殻内に配置された接
触部材１４′とを含んでいる。さらに具体的に
は、第４図はプリント配線板５′の穴１８′内に嵌
合している短絡ジヤツク９′の横断面図を示す。
短絡ジヤツク９′は、一般的に横断面が五辺形で
交互関係に配置された五つの隅１５′と五つの側
面部分１６′とを有する外殻保持部分１２′を含ん
でいる。本発明によれば、保持部分１２′は、隅
部分１５′が間隔１７′によつて接触部分１４′か
らはなれて離間されている間に、プリント配線板
の穴１８′に抵抗自在に受けられるように設計さ
れている。さらに保持部分１２′は、最初にプリ
ント配線板５′に挿入されたとき、側面部分１
６′が間隔２１′によつて穴の縁１９′から離間さ
れるように設計されている。本発明の前述の実施
例と同様に、コネクタ９′をプリント配線板の穴
１８′に挿入すると、プリント配線板の内縁１
９′が保接部分隅１５′上を内側に押し保接部分が
十分に挿入されるようにする。同様に、保接部分
１２′の側面部分１６′は隅部分１５′上の作用の
結果として外側に拡張するので、保接部分１２′
は全体としてプリント配線板の穴１８′の形態に
合致する傾向となり、取扱とはんだづけ操作を容
易にするためにコネクタプリント配線板との間の
締りばめまたは滑りばめを行う。

要約すれば、本発明はコネクタを変化する直径
の穴を有するプリント配線板とともに容易に使用
可能にするための保持特徴を含む、新しい改良さ
れた無絶縁プリント配線ピンジヤツクを提供す
る。さらに本コネクタの特定の構造は、その幾何
学的様式が容易に工具で細工できる装置を提供
し、従つて工具細工および組立費用を節減する。
好ましい実施例においては、外殻は引抜き加工さ
れており、かつ段付きの形態でありり、一方、内
部接触部分は打ち抜き過程で製造することが好ま
しい。そのような特定の構造は、コネクタの自動
送りおよび組立のため改良された条件ならびに改
良はんだづけ条件でもある。さらにそれらの特定
の構造のために、コネクタはプリント配線板との
滑りばめを行うために十分に挿入される必要はな
く、従つてプリント配線板の表面より上の特定の
高さを維持するために、既知のコネクタとともに
現在使用されているビード・カラーまたはワツシ
ヤーの必要性を除去している。

【図面の簡単な説明】

第１図は一部仮想であるが、本発明の無絶縁ピ
ンジヤツクの正面図、第２図は、プリント配線板
に挿入した本発明の無絶縁ピンジヤツク二本を示
し部分的に分けた斜視図、第３図は、第１図の線
３―３に沿つた本発明の無絶縁ピンジヤツクの横
断面図、第４図は、本発明の無絶縁ピンジヤツク
の保持部分のもう一つの実施例の第３図に類似の
横断面図である。 図中５，５′……プリント配線板、９，９′……
コネクタ、１０，１０′……外殻部材、１１……
小直径部分、１２，１２′……保接部分、１３…
…冠部分、１４，１４′……接触部材、１５，１
５′……隅部分、１６，１６′……側面部分、１
７，１７′……間隔、１８，１８′……装着穴、１
９，１９′……プリント配線板内縁、２１，２
１′……間隔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ プリント配線板と嵌合するための電気コネク
   タにして、該プリント配線板は該コネクタを受入
   れるための穴を有し、該コネクタは可撓性の導電
   材料で形成されている略管状の外殻部材と電気導
   線を受入れかつ保持するため該外殻内に配置され
   た接触部材とより成り、該外殻部材は外殻部材の
   一端に配置されて該プリント配線板の穴に受入自
   在である小直径部分と外殻部材の長さの中間に配
   置されている一体構造の可撓性保持部分とを含
   み、該保持部分は隅部分と側面部分とを交互に有
   する横断面が多辺形であり、該隅部分は該プリン
   ト配線板の穴に抵抗自在に受入れ可能であるので
   該保持部分を該プリント配線板の穴に挿入したと
   き該プリント配線板の穴を限定しているプリント
   配線板の内縁が該隅部分を内側に押して該側面部
   分を外側へ拡張し、それによつて該保持部分が該
   プリント配線板の穴の形態に合致する傾向にあ
   り、該保持部分と該プリント配線板との間に締り
   ばめを提供することを特徴とする電気コネクタ。 ２ 該保持部分は横断面が六辺形であり直径方向
   に対称に配置された三対の隅部分と三対の側面部
   分とを有することを特徴とする特許請求の範囲第
   １項に記載の電気コネクタ。 ３ 直径方向に対称となつた一対の隅部分間の距
   離が該プリント配線板の穴の直径よりも大であ
   り、直径方向に対称となつた一対の側面部分間の
   距離が該プリント配線の穴の直径よりも小である
   ことを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の
   電気コネクタ。 ４ 該保持部分は横断面が五辺形であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の電気コネ
   クタ。 ５ 直径がプリント配線板の穴の直径よりも大で
   ある一体構造の冠部分が外殻部材の他端に形成さ
   れたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載の電気コネクタ。 ６ 外殻が引抜き加工であり接触部材が打抜き作
   業で形成されていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項に記載の電気コネクタ。 ７ プリント配線板と嵌合するための電気コネク
   タにして、該プリント配線板は該コネクタを受入
   れるための穴を有し、該コネクタは可撓性の導電
   材料で形成されている略管状の外殻部材と電気導
   線を受入れかつ保持するため該外殻内に配置され
   た接触部材とより成り、該外殻部材は外殻部材の
   一端に配置され直径が該プリント配線板の穴の直
   径よりも小であるのでその探り部分が該プリント
   配線板の穴に受入自在である小直径部分と外殻部
   材の長さの中間に配置された一体構造の保持部分
   とを含み、該保持部分は隅部分と側面部分とを交
   互に有する横断面が多辺形であり、該隅部分と側
   面部分は直径方向に対称となるよう配置されてお
   り、直径方向に対称となつた一対の隅部分間の距
   離は該プリント配線板の穴の直径以上であり、直
   径方向に対称となつた一対の側面部分の距離は該
   プリント配線板の穴の直径以下であり、該保持部
   分を該プリント配線板の穴に挿入したとき該プリ
   ント配線板の穴を限定しているプリント配線板の
   内縁が該隅部分を内側に押して該側部部分を外側
   へ拡張し、それによつて、該保持部分は該プリン
   ト配線板の穴の形態に合致する傾向となり、該保
   持部分と該プリント配線板との間に滑りばめを行
   うことを特徴とするコネクタ。 ８ 該保持部分と一体に形成された冠部分の直径
   は該プリント配線板の穴の直径よりも大であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第７項に記載の電
   気コネクタ。 ９ 該冠部分は横断面が略環状であることを特徴
   とする特許請求の範囲第８項に記載の電気コネク
   タ。 １０ 該保持部分は横断面が六辺形であることを
   特徴とする特許請求の範囲第８項に記載の電気コ
   ネクタ。 １１ 接触部材が打抜き過程で形成されており、
   かつ外殻部材が引抜き加工過程で形成され、段付
   きの形態を有することを特徴とする上記第８項に
   記載の電気コネクタ。 １２ 直径方向に対称となつた一対の隅部分間の
   距離が該プリント配線板の穴の直径よりも大であ
   り、直径方向に対称となつた一対の側面部分間の
   距離が該プリント配線板の穴の直径よりも小であ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１１項に記
   載の電気コネクタ。