JPS6156608A - カウンタの接続構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、システムキッチン等におけるカウンタの接
続Ｗｉ造に関するものである。

〔背景技術〕

従来のシステムキッチンカウンタにおいては、第３図に
示すように、隣接するステンレス天板１２゜１３同士を
単に突き合わせているだけであ、た。

このため、第４図に示すように、突き合せ部にすき間１
４が生じやすく、このすき間１４に生ごみがたまったシ
して非常に不衛生であった。

また、システムキッチンカウンタの高い機能性を追求す
るうえで、いくつかの異種材料（たとえばヌテンレヌ２
人造大理石等）の天板を組合せてカウンタを複合化する
ことは避けられないが、この場合にも天板同士の接続部
の品質が大きな問題となっていた。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、２枚の天板を段差やすき間を生じさ
せずに接続するカウンタの接続構造を提供することであ
る。

〔発明の開示〕

この発明のカウンタの接続構造は、相互に並設した２枚
の天板のうち、一方の天板側面に上片と下片とから形成
された溝形部を設け、これに対向する他方の天板側面に
少なくとも表面が前記上片の厚みだけ除去された嵌合部
を設け、との嵌合部を防水接着剤を介して前記溝形部に
嵌合させるとともに、嵌合状態で前記嵌合部を第１の締
付は部材で溝形部の上片に圧接させて両天板の上面を同
一平面にし、さらに両天板の裏面に設けた対向する桟同
士を第２の締付は部材で互いに圧接して両天板をすき間
なく接続したことを特徴とするものである。

この発明の一実施例を第１図および第２図に基づいて説
明する。第１図において、１はステ〉レヌ天板、２は人
造大理石の天板である。ステンレス天板１は、その裏面
の合板等の芯材３から側方に突呂した側面に上片４ａと
下片４ｂとから形成された溝形部５を有する。一方、こ
れに対向する人造大理石天板２の側面には嵌合部６を形
成し、これを溝形部５に嵌入する。

嵌合部６は天板２の表面から前記上片４ａの厚み分だけ
切削除去して形成したものである。嵌合部６の嵌入に際
しては、溝形部５の内面および嵌合部６の外面にシリコ
ーン樹脂等の防水接着剤７をあらかじめ塗布しておき、
接続部からの水の浸入を防止するようにする。また、嵌
合部６上面には接着剤をためる溝７が形成されている。

嵌合部６を溝形部５に嵌合後、溝形部５の下片４ｂに設
けたねじ８（第１の締付は部材）を溝内にねじこんで、
嵌合部６と上片４ａとを相互に圧接させ、両天板１，２
の上面を段差なく同一平面にする。さらに、人造大理石
天板２および芯材３の裏面にそれぞれ取付けた対向する
桟９．１０同士をタッピンねじ１１（第２の締付は部材
）で締付け、両天板１，２を互いに圧接して１両天板１
間）のすき間をなくす。ついで、接続部の表面からはみ
呂した接着剤をふき取って接続を完了する。

なお、人造大理石天板２に筏えて木、プラスチック材、
陶板等の他の異種材料からなる天板を用いてもよい。ま
た、これらの異種材料の天板同士の接続や同種材料の天
板同士の接続にも適用可能である。

〔発明の効果〕

この発明によれば、天板同士を段差やすき間を生じさせ
ることなく接続することができ、接続部からの水漏れや
すき間に汚物がたまるのを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の断面図、第２図はその接
続状態における平面図、第３図は従来のカウンタの接続
構造の斜視図、第４図はその接続部の拡大斜視図である
。 １・・・ステンレス天板、２・・・人造大理石天板、４
ａ・・・上片、４ｂ・・・下片、５・・・溝形部、Ｇ・
・・嵌合部、７・・・防水接着剤、８・・・ねじ（第１
の締けけ部材）、９．１０・・・桟、１１・・・クツピ
ンねじ（第２の締けけ部材） 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 相互に並設した２枚の天板のうち、一方の天板側面に上
   片と下片とから形成された溝形部を設け、これに対向す
   る他方の天板側面に少なくとも表面が前記上片の厚みだ
   け除去された嵌合部を設け、この嵌合部を防水接着剤を
   介して前記溝形部に嵌合させるとともに、嵌合状態で前
   記嵌合部を第１の締付け部材で溝形部の上片に圧接させ
   て両天板の上面を同一平面にし、さらに両天板の裏面に
   設けた対向する桟同士を第２の締付け部材で互いに圧接
   して両天板をすき間なく接続したことを特徴とするカウ
   ンタの接続構造。