JPS6154730A

JPS6154730A - 秘話方式

Info

Publication number: JPS6154730A
Application number: JP17619584A
Authority: JP
Inventors: Koji Akiyama; 秋山　好司
Original assignee: Yaesu Musen Co Ltd
Current assignee: Yaesu Musen Co Ltd
Priority date: 1984-08-24
Filing date: 1984-08-24
Publication date: 1986-03-19
Also published as: JPH034144B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は無線電話通信において特定相手とは支障なく
通話が行橙える反面で、第３者には通話内容を理解不可
能に保つ秘話方式に関するものである。

〔従来技術〕

第３者に通話内容を秘密とする目的の無線電話の秘話方
式は古くから多種開発され実用されている。通常は電波
形式が異れば受話は不可能であるから、届通信の全盛時
代にはＳＳＢもＦ’Ｍも秘話性を有していたのであるが
、現在では電波形式とは別に何等かの共通キーを設けて
、キーが一致しなければ聴話が出来ない送受信方式のこ
とを称している。

従来の秘話方式としては、送信キャリアに対する変調周
波数スペクトルを反転する方法、両サイドバンドの一方
のみを反転する方法、変調周波数帯を分割し一部を反転
して配置を入れ替える方法があシ、更に進んでは時分割
で組合わせを変更する方法がある。単純な組合わせキー
では一部キーが判れば秘話効力を失う欠点があシ、完全
な秘話方式は複雑大形となって移動機等には採用し難い
という問題があった。

これに鑑みて本出願人は先に昭和５９年８月６日付「秘
話装置」の特許出願を行なっているが、その概要は丁送
信側において音声周波数反転信号と非反転信号とを交互
に特定ピットノ々ターンで切替え、これにノタイａ　、
）信号を加えて変調し、受信側においては復調信号中の
／４イロ、ト信号を同期信号として周波数反転信号を復
元するものであって、切替の特定ピットノターンを書き
込んだＲＯＭを送信と受信に共通に使用する」ととくよ
シ、装置を小形軽量に構成し得る効果がある＠〔発明の
目的〕本発明は従来のアナログ的秘話方式である音声周波数ス
ペクトルの反翫と非反転を交互に単に時分割で送信した
前記特許出願の発明を複雑化して、音声周波数帯を上半
と下半に分割し、さらに各周波数スペクトルの反転信号
と組合わせて８通りのパターンを作シこれ等を組合わせ
て送信すると、切）替える順序の組合せは８１＝４０３
２０通）となり極めて高度の秘話性が得られる。またこ
の組合わせキーの設定に最近のデジタル技術によるＲＯ
Ｍを利用することは前記出願の発明と同様であるが、本
発明では送信と受信に別個のＲＯＭを使用することによ
り一層秘話キーを高度化する反面で線分の部品とスペー
スを要するので、前出願の発明が小形軽量を主目的とす
るハンディ機に適するのに対して本発明方式は重量形状
にやや除裕のあ゛る車輛用移動無想機への使用目的に好
適である。

〔発明の概要〕

この発明は無線電話送受信機において、送信側において
は送信音声周波数を、第１図に示すよう数帯Ａと該周波
数以上の周波数帯Ｂと、該Ａの周波数スペクトルを反転
したＡＲと該Ｂの周波数スペクトルを反転したＢＲと、
Ａの周波数スペクトルをＢの帯域に平行移動したＡｈと
、Ｂの周波数スペクトルをｈｏ帯域に平行移動したＢｔ
と、Ａｈの周波数スペクトルを反転したＡｈＲと、ＢＬ
の周波数スペクトルを反転したＢｔＲとを組合わせた■
ＡＲ＋　Ｂ　％■Ｂｚ　＋　Ａｈ　％■ＢＡＲ＋　Ａｈ
　、■Ｂ／、　＋　Ａｈ＆■Ｂｔ’Ｂ　＋　ＡｈＲｓ■
Ａ　＋　ＢＲ、■ＡＲ＋　ＢＲに原形のまま（中央部分
が少し抜ける）Ｏ■Ａ＋Ｂの８種の合成／４ターンを予
め設定した順序で変調送信し、がつ前記許容最高周波数
の−の周波数の同期・９イロット信号を前記８種の組合
わせの１つに含ませて送出し、受信側においては復調信
号の８種の配列パターンを、復調信号中よシ分離した同
期信号により送信側と同期させて、周波数スペクトルの
組合わせを復元することにより音声信号を再生する、こ
とを特徴とする秘話方式である。

次に送信側における前記８穏の合成パターンの作成につ
き述べる。秘話信号を作ふた控に、音声周波数帯を上半
と下半に分割し、さらに各周波数スペクトルの反転信号
を必要とするが、スイクト　　′ル反転のために送信音
声周波数の許容最高周波数（例えばＳＳＢ通信では３０
００Ｈｚ）とその−〇周波数のサブキャリアを用いるの
で、説明の便宜上第１サブキヤリアを１５００Ｈｚ、第
２サブキヤリアを３０００　Ｈｚとする。

本発明秘話方式の送信側７″ｏ　、り図（第２図）にお
いて、マイクロホンの出力する音声周波数帯は通過帯域
ｆＢ＝　２００〜１３００Ｈｚの第１のＢＰＦ（Ｂａｎ
ｄ　Ｐａ５ｓ　Ｆｉｌｔｅｒ　）　１を通して下半周波
数帯Ａを、通過帯域ｆｗ、＝１７００〜２８００Ｈｚ　
Ｃ）第２０ＢＰＦ　２を通って上半周波数帯Ｂを得、さ
らにＡと第１のサブキャリア（１５００Ｈｚ）を第１の
２重平衡変調器（以下にはＤＢＭと略記する）３に加え
ると、ＤＢＭＯ特性として入力成分は出力しないから、
サブキャリア±人すなわち１５００＋（２００〜１３００　）＝１７００〜２８０
０Ｈｚおよび１５００−（２００〜１３００）＝１３０
０〜２００Ｈｚを得て、これをｆｓ　−２００〜１３０
０　Ｈｚの第３０ＢＰＦ５を通すと、１３００〜２００
Ｈｚの出力ＡＲを得る。

このＡＲはＡと周波数帯域は同一であるが周波数スペク
トルが反転している。第１図の（ｉ）　ＡＲ＋　Ｂを得
るためにはＢはそのままをＡＲに加えてもよいが、第２
図では共通回路を用いて回路構成を簡単にするために、
ＢＰＦ２の出力Ｂを第２のＤＢＭ　４に加えて、０８Ｍ
４には直流バイアスを与えて平衡をくづすことによシ車
なるバラフチとして動作させ、ｆｘ　＝　１７００〜２
８００Ｈｚ　ｃＤ＠４のＢＰＦを通って、直線合成器７
に加えてＡＲ＋　Ｂを得る。

第１図（ｂ）のＢｔ　＋　Ａｈは、信？ｙ　Ａ　（２０
０〜１３００Ｈｚ）と第１サブキヤリア（１５００Ｈｚ
）とを第１　ＤＢＭ３に加えて、第４０ＢＰＦ　６を通
して和のＡｈ（１７００〜２８００Ｈｚ　）を得、信号
Ｂ　（１７００〜２８００Ｈｚ　）と第１サブキヤリア
（ｘｓｏｏｕｚ）とを第２０８Ｍ４に加えて、第３のＢ
ＰＦ　５全通して差のＢｔ（２００〜１３００Ｈｚ）を
得て、直線合成器７に加えてＢｔ　＋ａｈを得る。

第１図（、）のＢｔＲ＋　Ａｈは、信号Ｂ（１７００〜
２８００　Ｈｚ　）と第２サブキヤリア（，３０００Ｈ
ｚ　）とを第２　ＤＢＭ　４に加えて、第３のＢＰＦ　
５を通して差周波数を取り出すと、３０００−（１７０
０〜２８００）＝１３００〜２００Ｈｚ　　となシ、Ｂ
の周波数帯域をＡの帯域に移動して、かつ周波数スペク
トルを反転したＢＡＲが得られる。これに前記（ｂ）と
同じＡｈを直線合成器７に加えてＢ、Ｒ＋　Ａｈを得る
。

第１図（ｄ）のＢｔ＋　ＡｈＲは、信号Ａと第２サツキ
ヤリア（３０００Ｈｚ）とを第１　ＤＢＭ　３　ＩＣ加
えて第４のＢＰＦ　６を通して差周波数を取り出すと、
３０’Ｏ０−−（２００〜１３００）＝１８００〜１７
００）Ｉｚ　　となり、Ａの周波数帯域をＢの帯域に移
動して、かつ周波数スペクトルを反転したＡ、Ｒが得ら
れる。これに前記（ｂ）と同じＢｔを直線合成器７に加
えてＢＬ−）Ａ−を得る。

第１図（・）の・ＢＬＲ＋　ＡｈＲは、前記（ａ）と（
ｄ）と同様に１　して得られるＢＬＲとＡｈＲとを直線
合成器７に加えてＢＬＲ＋　ＡｈＲを得る。

第１図（ｆ）のＡ　＋　ＢＲは、前記（、）のＢと同様
にして、信号Ａを加えた第１　ＤＢＭに直流バイアスを
掛けて、ｆｓ３のＢＰＦ、を通して得た人と、信号Ｂ　
（１７００〜２８００Ｈｚ）と第３サブキヤリア（４５
００Ｈｚ）とを第２０ＢＭ　４に加え、第４　ＢＰＦ　
６を通して差周波数出力を取り出すと、４５００−（１
７００〜２８００）＝２８００〜１７００Ｈｚ　　とな
り、Ｂの周波数スペクトルを反転したＢＲとを直線合成
器７に加えてＡ　＋　ＢＲを得ゐ。

Ｍ　１６　（ｇ’）のＡＲ＋　ＢＩ’Ｌは、前記（−）
と（ｆ）と同様にして得られたＡＲとＢＲとを直線合成
器７に加えてＡＲ＋　ＢＲを得る。

第１図（ｈ）ＯＡ＋Ｂは、前記（、）と（ｆ）と同様に
して、第１と第２のＤＢＭに直流バイアスを掛けて、そ
れぞれの帯域（Ｄ　ＢＰＦを通して、直線合成器７に加
えてＡ＋Ｂを得るのである。

以上のようにＤＢＭ　３と４の出力をＢＰＦ　５と６を
通して取り出す組合わせを作るために第２図のように電
子スイッチａｍ　　・、Ｓ２　・ｓ３　・ｓ４を設け、
ＤＢＭ　３と４とく直流バイアスを掛けるために電子ス
イッチ５ｓ−８６を設け、これ等ＤＢＭに第１・第２・
第３のサブキャリアを供給するために電子スイッチ８７
　　’ｓｓ　　’Ｓｓ　　”Ｓｓｏ’　８ｔｔを設け、
これ等スイッチ群を適切なタイミングで切替動作するた
めの制御信号は、秘話キーとなるビットデータを書込ん
だデジタル記憶装置である送信用ＲＯＭ　（Ｒｅａｄ　
０ｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ　）　（Ｔ）　２０の出力する
制御データにより行なうのである。

第１・第２・第３の３種のサブキャリアは１：２：３の
周波数比であるから、１個の基準周波数から分周で得る
ことが容易であυ適当である。図では基準発振器８は９
００　ｋＨｚとし、これを分周器９で６００分周し、Ｌ
ＰＦ　１０を通して１５００Ｈｚの第１サブキヤリアを
作シ、これを８７を通してＤＢＭ　３に、Ｓ、を通して
ＤＢＭ　４に供給する。また分周器１１で３００分周し
、ＬＰＦ　１２を通して３０００１１ｚの第２サブキヤ
リアを作シ、これを８８を通してＤＢＭ　３に、８１Ｇ
を通してＤＢＭ　４に供給する。また分局器１３で２０
０分周し、　ＬＰＦ１４を通して４５００　Ｈｚの第３
サツキヤリアを作シ、これを８１１を通してＤＢＭ　４
に供給する。

さらに基準周波数は別に分周器１５を通して、８進カウ
ンタ１６にクロックを供給し、同カウンタの出力データ
でＲＯＭケ）２０ｔ−１１に動する。図ではこれら分局
器は別個に書いであるが、適当な分局比で一部を共通と
することは可能であシ、基準絢波数も９００　ｋＨｚに
限定されるものでは無い。

また８進カウンタ１６のキャリ出力と第１サブキヤリア
をＡＮＤ　ｆ　−）を通して直線合成器７に加えること
により、秘話信号中にキャリ期間のみ１５００　Ｈｚの
信号が同期パイロット信号としてそう人される。

ＲＯＭ（Ｔ）２０の出力データＤｏで８．−％−８４を
制御するが、ＳｌとＳ、　、８１と８４が組として交互
に動作するようにＳｌとＳｌの組にはインバータ１８を
通して供給する。その他はＤＩでＳｓを、Ｄ２でＳ６を
％Ｄ３でＳ７を％Ｄ４でＳ８を１ＤｓでＳ、を、Ｄ６で
８１０を、Ｄ？でＳｔｔを制御するが、この組合わせに
よシ第１図００）〜（ｈ）の８通りのパターンが作られ
ることを第４図に図表として示す。さらに８進カウンタ
１６よりのアドレス指定により秘話信号としての組合わ
せは８１＝４０３２０通りとなるものであに０次にパタ
ーンの切替速度（時間）につき述べる。

先づノ々ターンの切替速度が極めて遅いと、一つの７９
ターンの保持時間が長く、原音と同・−〇ノダターン（
第１図のｈ）のときに多少聞き取れる可能性があり、ま
た秘話キーの検索もやシ易くなるので、切替速度は早い
方が安全である。ただし８ａｉの・９ターンの１つに１
５００　Ｈｚの同期信号が含まれて居）、１０波以上は
確保したいので１ノ々ターンのが、後述のように受信側
において１〜２　ｍｓのミ。

−ト時間を要するので、一応１０ｍ５以上ということに
なる。実際上１０〜１００　ｍｓの範囲が適当である◎
第２図の例では分周器１５は９００００分周とし１０　
Ｈｚのクロックを８進カウンタ１６に与えている。

本発明の受信側構成例を第３図に示して説明する。図に
おいて第２図と同−符号部は同一の構造および動作であ
るから符号１〜１４およびＳ１〜Ｓｔｔについての詳細
な説明は省略して、ＤＢＭ３・４および第１・第２・第
３のサブキャリアとＢＰＦｌ・２・５・６との組合わせ
によシ、復調出力の秘話信号を原信号に復元する過程を
述べる。

信号ＡとＢは送信側と同じ＜ＤＢＭに直流バイアスを掛
けて信号を通過させるので問題ない。また周波数スペク
トルの反転したＡＲとＢＲも、送信側と同じサブキャリ
アを加えて差周波数をＢＰＦ’を通して復元できる。た
だし周波数帯域を移動した札とＢｔＫついてはＢＰＦ’
の帯域とＤＢＭのサブ印ヤリア周波数の関係から、ＤＢ
Ｍ３と４とを逆に使う必要がある。実際上は送受信に同
一回路を共用する都合もあるので、回路接続はそのまま
としてスィッチ８７〜Ｓ口の動作タイミングを変えるこ
とで解決している。そのためにスィッチｓ１〜Ｓｌｌを
制御するＲＯＭ（６）３０は送信側のＲＯＭα）２０と
別個の内容となっている。

以上の他に受信側固有の同期回路がある。これは復調信
号よシ１５００　Ｈｚ中心の狭帯域ｎＰＦ　２１（例え
ば１４００〜１６００Ｈｚ）を通して第５図■のような
バースト信号を分離し、検波器２２で整流して■のよう
なノ々ルスとして、ワンシ、ットマルチバイプレータ２
３をトリガして出゛カ■を得る。

ここで■はＢＰＦ　２１の通過で遅れ、・■の立上シで
も遅れを生じているので、■をそのまま同期信号として
使うには不適当である。そこで図では出力■をもってク
ロック用分局器１５にリセットを掛け、同時に■の正エ
ツジ検出器２４の出力するノ臂ルス■で８進カウンタを
リセ、トシて出力を００状態にし、負エツジ検出器の出
力する・々ルス■を０Ｒｆｆ−）２６を通して８進カウ
ンタ１６に擬似りａ、りとして供給し８進カウンタ１６
をスタートさせる。従ってこの時点で同期が掛かるので
、特に■の負エツジのタイミングが重要となる。そこで
ワンシ、ットマルチノ々イブレータ２３のノ臂ルス幅調
整器２３１を調整可能とすることによシ、同期の精密調
整を行なうことができる。以後は秘話信号の１周期ごと
に同期が掛かることになる。

以上のようにして受信側のＲＯＭ（へ）の内容が送信側
ＲＯＭ　（Ｔ）の内容に適合して居れば秘話信号の復元
が行なわれるが、電子スイッチ５Ｘｘｓｌｌのスイッチ
ングノイズを除去するために、直線合成器７の出力部に
ノイズミュート回路２７を付加するとよい。これは８進
カクンタ１６のクロ、りで動作するオーディオノイズブ
ランカである。

〔発明の効果〕

本発明では８通りの音声パターン全部を組合わせて送信
するのであって、その組合わせ数は前述のように４０３
２０通シにもなるから、送信側の秘話キーであるＲＯＭ
（１）と適応する受信側ＲＯＭ（６）を保有しない限シ
聴話は不可能であって、秘話性は極めて高いものである
。さらに秘話キーにＲＯＭを用いた効果として、ＲＯＭ
（１）は８バイトで１・組の信号が発生できるので、市
販されている２にバイトのＲＯＭを用いて、１１本のア
ドレスのうち、下位の３本を８進カウンタに接ぎ、残シ
をＤＩＰスイッチ等によシ切シ換えるようにすれば、さ
らに２５６通りのノ々ターンが選択できるから、これを
送信の親局に装備すれば１台の秘話装置で多数の子局と
別個の秘話キーによる通話が可能となる便宜がある。

また本発明の秘話方式は第２図と第３図に見られるよう
に送信側と受信側の回路構成は共通部分が多く、送受信
装置として構成するのに極めて有利であシ、送信回路、
受信回路とは関係無く独立して構成できるので、既製の
通信機に秘話アダプタとじて追加し得る利点も大きいも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は秘話パターンの説明図、第２図は本発明の送信
側構成例、第３図は本発明の受信側構成例、第４図は秘
話信号／４タ一ン作成に関する図表、第５図は受信側に
おける同期のタイミング図゛である。１　・２　・５　・６　・２１・・・ＢＰＦ、３　　・
４・・・ＤＢＭ　。７・・・直線合成器、８・・・基準発振器、９・１１・
１３・１５・・・分周器、１６・・・８進カウンタ、１
７・・・ＡＮＤゲート、１８・・・インノ々−タ、２０
・・・ＲＯＭケ）、２２・・・検波器、２３・・・ワン
シ、ットマルチバイプレータ、２４・・・正エツジ検出
器、２５・・・負エツジ検出器、２６・・・ＯＲ？−）
、２７・・・ノイズミュート回路、３０・・・ＲＯＭ（
９）、Ｓ１〜ｓｉｔ・・・電子スイッチ。特許出願人　八重洲無線株式会社一１ン第１図第　　４　　図Ｓｌ・ＳＺＩ冬Ｄ７ｊｌ−０τ−導応、（−Ｃ−）ｆｌ
蜆５３〜Ｓｔｔはｐか−ｏτ−ｒｆ１枚、１τ”蓼１２
第　　５　　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）無線電話送受信機において、送信側においては送
信音声周波数をその許容最高周波数（例えば３０００Ｈ
ｚ）の１／２（例えば１５００Ｈｚ）の周波数以下の周
波数帯Ａと該周波数以上の周波数帯Ｂと、該Ａの周波数
スペクトルを反転したＡＲと該Ｂの周波数スペクトルを
反転したＢＲと、Ａの周波数スペクトルをＢの帯域に平
行移動したＡ＿ｈと、Ｂの周波数スペクトルをＡの帯域
に平行移動したＢ＿ｌと、Ａ＿ｈの周波数スペクトルを
反転したＡ＿ｈＲと、Ｂ＿ｌの周波数スペクトルを反転
したＢ＿ｌＲとを組合わせたＡ＋Ｂ、ＡＲ＋Ｂ、Ａ＋Ｂ
Ｒ、ＡＲ＋ＢＲ、Ｂ＿ｌ＋Ａ＿ｈ、Ｂ＿ｌＲ＋Ａ＿ｈ、
Ｂ＿ｌ＋Ａ＿ｈＲ、Ｂ＿ｌＲ＋Ａ＿ｈＲの８種の合成パ
ターンを予め設定した順序で変調送信し、かつ前記許容
最高周波数の１／２の周波数の同期パイロット信号を前
記組合わせの１つに含ませて送出し、受信側においては
復調信号の８種の配列パターンを、復調信号中より分離
した同期信号により送信側と同期させて、周波数スペク
トルの組合わせを復元することにより音声信号を再生す
る、ことを特徴とする秘話方式。
（２）前項記載の８種の秘話信号パターンの作成は、送
信音声周波数を第１のバンドパスフィルタ（例えば２０
０〜１３００Ｈｚ）を通して得た信号Ａと、第２のバン
ドパスフィルタ（例えば１７００〜２８００Ｈｚ）を通
して得た信号Ｂとに分割し、（ａ）ＡＲ＋Ｂは、送信音
声周波数の最高周波数の１／２の周波数（例えば１５０
０Ｈｚ）の第１のサブキャリアと信号Ａとを第１の２重
平衡変調器に加えて差周波数出力ＡＲのみを取り出し、
これに信号Ｂを直流バイアスにより平衡をくづした第２
の２重平衡変調器に加えてそのまま取り出した出力Ｂと
を直線合成器に加えてＡＲ＋Ｂを得る。（ｂ）Ｂ＿ｌ＋Ａ＿ｈは、信号Ａと第１のサブキャリア
とを第１の２重平衡変調器に加えて和周波数出力を取り
出したＡ＿ｈと、信号Ｂと第１のサブキャリアとを第２
の２重平衡変調器に加えて差周波数出力を取り出したＢ
＿ｌとを直線合成器に加えてＢ＿ｌ＋Ａ＿ｈを得る。（ｃ）Ｂ＿ｌＲ＋Ａ＿ｈは、信号Ａと第１のサブキャリ
アとを第１の２重平衡変調器に加えて和周波数出力を取
り出したＡ＿ｈと、信号Ｂと許容最高周波数（例えば３
０００Ｈｚ）の第２のサブキャリアとを第２の２重平衡
変調器に加えて差周波数出力を取り出したＢ＿ｌＲとを
直線合成器に加えてＢ＿ｌＲ＋Ａ＿ｈを得る。（ｄ）Ｂ＿ｌ＋Ａ＿ｈＲは、信号Ｂと第１のサブキャリ
アとを第２の２重平衡変調器に加えて差周波数出力を取
り出したＢ＿ｌと、信号Ａと第２のサブキャリアとを第
１の２重平衡変調器に加えて差周波数出力を取り出した
Ａ＿ｈＲとを直線合成器に加えてＢ＿ｌ＋Ａ＿ｈＲを得
る。（ｅ）Ｂ＿ｌＲ＋Ａ＿ｈＲは、信号Ａと第２のサブキャ
リアとを第１の２重平衡変調器に加えて差周波数出力を
取り出したＡ＿ｈＲと、信号Ｂと第２のサブキャリアと
を第２の２重平衡変調器に加えて差周波数出力を取り出
したＢ＿ｌＲとを直線合成器に加えてＢ＿ｌＲ＋Ａ＿ｈ
Ｒを得る。（ｆ）Ａ＋ＢＲは、信号Ａは直流バイアスを掛けて平衡
をくづした第１の平衡変調器を通してそのまま取り出し
、信号Ｂと許容最高周波数の１．５倍（例えば４５００
Ｈｚ）の第３のサブキャリアとを第２の２重平衡変調器
に加えて差周波数出力を取り出したＢＲとを直線合成器
に加えてＡ＋ＢＲを得る。（ｇ）ＡＲ＋ＢＲは、信号Ａと第１のサブキャリアとを
第１の２重平衡変調器に加えて差周波数出力を取り出し
たＡＲと、信号Ｂと第３のサブキャリアとを第２の２重
平衡変調器に加えて差周波数出力を取り出したＢＲとを
直線合成器に加えてＡＲ＋ＢＲを得る。（ｈ）Ａ＋Ｂは、信号Ａは直流バイアスを掛けて平衡を
くづした第１の平衡変調器を通して、信号Ｂは直流バイ
アスを掛けて平衡をくづした第２の平衡変調器を通して
そのまま取り出し、直線合成器に加えてＡ＋Ｂを得る。構成であることを特徴とする、特許請求の範囲第１項記
載の秘話方式。
（３）前記音声周波数パターンの８通りの組合わせは、
前記第１と第２の２重平衡変調器に第１・第２・第３の
サブキャリアを選択して供給する電子スイッチ群と、前
記２重平衡変調器に直流バイアスを加えて平衡をくづす
電子スイッチ群と、第１と第２の２重平衡変調器出力を
選択して取り出す電子スイッチ群とに制御データを供給
する送信機用ＲＯＭ（Ｔ）にビットデータを書き込むこ
とにより行ない、該ＲＯＭの動作は８進カウンタの出力
データにて駆動する構成である、特許請求の範囲第１項
記載の秘話方式。
（４）前記同期パイロット信号は前記ＲＯＭ（Ｔ）を駆
動する前記８進カウンタのキャリ出力と第１のサブキャ
リアをＡＮＤゲートを通して出力直線合成器に加えるこ
とにより秘話信号にそう入する構成である、特許請求の
範囲第１項記載の秘話方式。
（５）受信側における秘話信号を原信号と同形に復元す
る構成は、送信側の秘話信号作成回路と同一の第１と第
２の２重平衡変調器に第１・第２・第３のサブキャリア
を選択して供給する電子スイッチ群と、前記平衡変調器
に直流バイアスを加えて平衡をくづす電子スイッチ群と
、第１と第２の２重平衡変調器出力を選択して取り出す
電子スイッチ群とに制御データを供給する受信用ＲＯＭ
（Ｒ）にビットデータを書き込むことにより行ない、該
ＲＯＭ（Ｒ）の動作は８進カウンタの出力データにて駆
動する構成である、特許請求の範囲第１項記載の秘話方
式。
（６）前記受信ＲＯＭ（Ｒ）を駆動する８進カウンタの
動作を送信側と同期するために、受信復調信号を第１の
サブキャリア周波数中心の狭帯域バンドパスフィルタ（
例えば１４００〜１６００Ｈｚ）を通して同期パイロッ
ト信号を取り出したバースト信号を整流して、ワンショ
ットマルチバイブレータのトリガ入力に加え、その出力
パルスをもって前記８進カウンタにクロックを供給する
分周器をリセットし、同時に該出力パルスの正エッジで
８進カウンタをリセットし、負エッジで前記分周器出力
クロックに代わる擬似クロックを与える構成である、特
許請求の範囲第１項記載の秘話方式。