JPS6153316A - ウレタン樹脂組成物 - Google Patents

ウレタン樹脂組成物

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JPS6153316A
JPS6153316A JP59174391A JP17439184A JPS6153316A JP S6153316 A JPS6153316 A JP S6153316A JP 59174391 A JP59174391 A JP 59174391A JP 17439184 A JP17439184 A JP 17439184A JP S6153316 A JPS6153316 A JP S6153316A
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JP
Japan
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parts
weight
isocyanate
resin composition
urethane resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP59174391A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shintani
彰 新谷
Kenji Noguchi
健二 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taoka Chemical Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Taoka Chemical Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ウレタン樹脂組成物に関し、より詳しくは、
水中硬化性のウレタン樹脂組成物に関する。
近年、海洋開発の発展に伴って、海中構築物のライニン
グや々ラック充填等に各種樹脂組成物が使用されている
。その殆んどはエポキシ樹脂系組成物であり、その優れ
た接着性や強度の故に、水中及び湿潤面での接着剤とし
て使用され、或は、目地部やクラック部等への充填シー
ル材として、更にコンクリート面や鉄板面への保護ライ
ニング材等として幅広く使用されている。
しかし、これらの用途に使用される水中硬化性のエポキ
シ樹脂系組成物は、一般に、伸縮追従性に劣り、又、耐
衝撃性も充分ではなかった。
その為に、流木等の衝突時に比較的容易に破壊、剥離す
る傾向にあった。又、目地部やクラック部の幅の伸縮変
化に追従し難い為、接着部が剥離し易い問題があった。
本発明者等は、か\る状況に鑑み、耐衝撃性および伸縮
追従性に優れた水中硬化性の樹脂組成物について鋭意研
究の結果、本発明のウレタン樹脂組成物を完成するに至
った。即ち、本発明は、(A)イソシアネート含有率1
〜7重量パーセントのポリアルキレングリコール系イソ
シアネートプレポリマーioo重全部、(B)少くとも
2個以上のアミノ基を有する芳香族ポリアミン0.2〜
30重量部、(C)可塑剤20〜200重量部および(
D)充填剤20〜200重量部を含んでなり、(A)の
イソシアネートプレポリマーのイソシアネート基の(B
)の芳香族ポリアミンのアミノ基に対する当量比が0.
7〜1.2であり、かつ、(C)の可塑剤が塩素化パラ
フィンを含んでなることを特徴とするウレタン樹脂組成
物である。
本発明によるウレタン樹脂組成物は、水中および陸上で
硬化し、その硬化物は伸縮性に富み、又、耐衝撃性に優
れるので、例えば、用水路のクラックの補修用シーリン
グ材として、通水状態のま一施工できる利点がある。
本発明で使用する(A)のイソシアネートプレポリマー
は公知のイソシアネート含有率1〜7重量パーセントの
ポリアルキレングリコール系レンゲリコール、プロピレ
ングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール、ビスフェノールA、レゾルシン、ハイドロキ
ノン等のポリオール化合物をベースとしてプロピレンオ
キサイド、エチレンオキサイド、テトラヒドロフラン等
の反応によって得られるポリアルキレングリコール類と
、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート等のイソシア
ネート化合物との反応によって得られるポリアルキレン
グリコール系イソシアネートプレポリマーである。(A
)のイソシアネートプレポリマーのイソシアネート含有
率は1〜7重量パーセントが好ましく、より好ましくは
2〜5重六パーセントである。イソシアネート含有率が
1重量パーセントより小さくなると充分な強度が発揮さ
れ難(、又、7!量パーセントより大きくなるとブライ
マーとの水中接着性が低下するので好ましくない。
本発明に使用する(B)の芳香族ポリアミンとしては、
公知の、ジアミノジフェニルメタン、8.8′−ジクロ
ル−4,4′−ジアミノジフェニルメタン、ジエチルト
ルエンジアミン、1,2−ビス(2′−アミノフェニル
チオ)エタン、クロルアニリンとホルムアルデヒドの反
応によって得られる多官能芳香族ポリアミン等が使用で
きる。より好ましくは、8.8’−ジクロル−4゜4′
−ジアミノジフェニルメタンおよびクロルアニリンとホ
ルムアルデヒドの反応によっテ得られる多官能芳香族ポ
リアミンである。
か−る芳香族ポリアミンは、その使用量が0.2〜30
重量部で、かつ、イソシアネート基のアミノ基に対する
当量比が0.7〜1.2である。
当該芳香族ポリアミンの使用量がこの範囲から外れると
硬化性および物性が低下する。
本発明に用いられる(C)の可塑剤としては、公知のも
のが使用できる。例えば、ポリプロピレングリコール、
ジオクチルフタレート、ジオクチルアジペート、トリフ
ェニルホスフェート、液状クマロン樹脂、ポリエチレン
グリコールジベンゾエート、液状キシレン樹脂、タール
、塩素化パラフィン、テルペン樹脂等であるが、塩素化
パラフィンを含んでなる。塩素化パラフィンとしては、
塩素含有率20〜60重量パーセントのものが好ましく
用いられる。
か−る可塑剤の使用量としては、20〜200重量部が
好ましく、使用量が多くても少(でもそれぞれに、水中
および陸上における作業性が低下するので好ましくない
本発明に使用される(D)の充填剤としては無機および
有機の公知の充填剤が使用できる。
例えば、硅砂、クレー、タルク、ベンガラ、カーボンブ
ラック、炭酸カルシウム、亜鉛華、マイカ、シリカ、ケ
イ酸カルシウム、石英粉、ガラス粉、酸化チタン、硫酸
バリウム、アスベスト、金属粉、木粉、クルミ殻粉、ポ
リ塩化ビニル樹脂粉末、ポリエチレン樹脂粉末、フェノ
ール樹脂粉末、ゴムチップ等の公知の充填剤が使用でき
る。これ等の充填剤は、本発明のウレタン@脂組成物の
用途、目的に応じて、単独もしくは二つ以上の組み合わ
せで使用される。これら充填剤は、単独もしくは二つ以
上の組み合わせで使用される時に、充填剤として真比重
が1よりも大きいことが好ましく、真比重が1より小さ
いと水中での作業性が低下するので好ましくない。か−
る充填剤の好ましい例としては、珪砂、クレー、タルク
、ベンガラ、炭酸カルシウム、マイカ、シリカ、ケイ酸
カルシウム、ガラス粉、酸化チタン、硫酸バリウム、金
属粉等がある。か\る充填剤の配合量としては20〜2
00Mft部が好ましく、配合量が20部より少くても
、2003Ii量部より多(ても、陸上および/もしく
は水中での作業性が低下するので好ましくない。又、よ
り好ましくは50〜100重量部である。
かくして得られるウレタン樹脂組成物は、通常、(A)
のイソシアネートプレポリマーを主剤もしくはA剤(以
下A剤と称す。)とし、(B)の芳香族ポリアミン、(
C)の可塑剤および(D)の充填剤、さらに必要に応じ
て着色顔料、安定剤、硬化促進剤等の添加剤を配合して
硬化剤もしくはB剤(以下B剤と称す。)とし、使用現
場でA剤およびB剤を所定の比率で混合することにより
施工される。か−るA剤およびB剤の性状としては液状
〜パテ状が好ましく使用される。
B剤の製造は、三本ロール、ディスパー、ニーダ−等公
知の製造機器によってなされる。
又、本発明のウレタン樹脂組成物の使用は陸上に於てA
剤およびB剤を、ヘラ、ミキサー、撹拌棒等で均一に混
合し、必要に応じて予めブライマーを塗布した下地面へ
、ゴムヘラ、ハケ、コテなどを使って塗工されるもので
ある。
以下、本発明を実施例により説明する。尚、文中の部及
び%は、重量部及び重量%を意味す゛ る。
実施例1 平均分子量2000の2官能のポリプロピレングリコー
ルをトリレンジイソシアネートと常法により90℃で約
2時間反応せしめてイソシアネート含有率8.1パーセ
ントのイソシアネートプレポリマーを得た。このイソシ
アネートプレポリマーをA剤とした。
次に、8.8′−ジクロル−4,4′−ジアミノジフェ
ニルメタン9部、塩累含有率45パーセントの塩素化パ
ラフィン(“エンパラに一45″味の素株式会社品)5
0部、分子量2000の2官能ポリプロピレングリコ一
ル20部、ジオクチルフタレート20部、炭酸カルシウ
ム30部、硫酸バリウム10部、タルク15部、シリカ
46部を三本ロールで均一に混合しB剤を得た。次に、
A剤とB剤を1:2の重量比で混合し、直に、予めブラ
イマー(“スミカダイン9011”水中硬化性エポキシ
樹脂、住友化学社品)を水中で塗布したコンクリートブ
ロックに水中で厚さ2±IHに塗布した。1ケ月間、水
中で放置した後、引き上げた所、外観劣化は全く認めら
れなかった。又、重さ500 frの分銅を高さ1.6
メートルから落下させたが何ら異常を生じなかった。一
方、比較の為、水中硬化性のエポキシ樹脂(“スミカダ
イン9012″′住友化学社品)を当該ウレタン樹脂組
成物に同様にして行った所、分銅の落下時に破壊し、ブ
ライマ一層との間で剥離を生じた。又、このウレタン樹
脂組成物を陸上および水中で硬化させた時の物性は表1
の如くであり、良好な物性を有しているものである。
表1 硬化物の物性(注1) (注1)JIS  K−6301に準じて測定。
(注2)水中硬化物物性は引上げ4時間後に測定。
比較例1 実施例1の塩素化パラフィンに代えて、トリクレジルホ
スフェ−)50部を使って実施例1と同様にして得られ
たウレタン樹脂組成物は水道水中で21日間養生した時
の物性は、破断時の伸びが185%と低いものであった
実施例2 ポリアルキレングリコール系イソシアネートプレポリマ
ーとして、市販のポリプロピレングリコール系イソシア
ネート(“ポリフレックスMF″ 、第−工業展薬社品
、イソシアネート含有率5.5パーセント)を使い、こ
れをA剤とした。8.8′−ジクロル−4,4’ −ジ
アミノジフェニルメタン17部、ポリプロピレングリコ
ール88部、塩素化パラフィン10部、炭酸カルシウム
40部を三本ロールで混合・分散しB剤とした。か\る
A剤とB剤を1:1の重量比で充分に混合し、実施例1
と同様に予めプライマーを水中で塗布したコンクリート
ブロックに水中で厚さ2±1rnに塗布した。14日間
水中で養生後、実施例1と同様にして分銅による耐衝撃
性試験を行ったが、何ら異常を認めなかった。
比較例2 実施例2における8、3′−ジクロル−4゜4′−ジア
ミノジフェニルメタン及びポリプロピレングリコールの
夫々17部及び88部の代りに、夫々8.5部(イソシ
アネート基の7ミノ基に対する当量比約2)及び41.
5部を添加して同様に行った試験では、水中での硬化物
は発泡が著しく、又、極めて物性の低いものであった。
比較例8 実施例2に於て、3,3′−ジクロル−4゜4′−シア
゛疋ノジフェニルメタンを34部(イソシアネート基の
アミノ基に対する当凧比約0.5)として同様に行った
試験では、水中での硬化物は極めて物性が低く、形態を
保持するのが困難で、実用性に乏しいものであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (A)イソシアネート含有率1〜7重量パーセントのポ
    リアルキレングリコール系イソシアネートプレポリマー
    100重量部、(B)少くとも2個以上のアミノ基を有
    する芳香族ポリアミン0.2〜30重量部、(C)可塑
    剤20〜200重量部および(D)充填剤20〜200
    重量部を含んでなり、(A)のイソシアネートプレポリ
    マーのイソシアネート基の(B)の芳香族ポリアミンの
    アミノ基に対する当量比が0.7〜1.2であり、かつ
    、(C)の可塑剤が塩素化パラフィンを含んでなること
    を特徴とするウレタン樹脂組成物。
JP59174391A 1984-08-22 1984-08-22 ウレタン樹脂組成物 Pending JPS6153316A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62232421A (ja) * 1986-04-02 1987-10-12 Nippon Plast Co Ltd フレキシブル発泡体の補修材
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CN111154203A (zh) * 2018-01-08 2020-05-15 周建萍 Pvc装饰膜

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