JPS6153101A - フツ化物試薬の製造方法及びその装置 - Google Patents

フツ化物試薬の製造方法及びその装置

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JPS6153101A
JPS6153101A JP17340884A JP17340884A JPS6153101A JP S6153101 A JPS6153101 A JP S6153101A JP 17340884 A JP17340884 A JP 17340884A JP 17340884 A JP17340884 A JP 17340884A JP S6153101 A JPS6153101 A JP S6153101A
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Japan
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fluoride
gas
crucible
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temperature
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Shiro Takahashi
志郎 高橋
Teruhisa Kanamori
金森 照寿
Nariyuki Mitachi
成幸 三田地
Yukio Terunuma
照沼 幸雄
Yasutake Oishi
泰丈 大石
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、7ツ化物光フアイバ用原料として使用する高
純度微粉末状フッ化物試薬の製造方法及びその装置に関
する。
〔従来の技術〕
フッ化物光フアイバ用原料には、超高純度フッ化物試薬
が必要とされ、市販の純度では不充分であった。そのた
め、従来は、水溶液からの再結晶法で精製されていたが
、やはり純度において不充分であること、粉末として得
られないため、そのままではガラス化で未反応となつ九
り、粉砕すれば汚染が生ずるなどの欠点があった。また
、フッ化物の昇華性を利用した昇華精製法が開発され、
遷移金属不純物においては、充分高純度のものが得られ
るようになった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、酸素、炭素、アンモニウムイオン等の不純物は
除去できず、かつて2元状態のフッ化物が混在するとい
う欠点があった。更に、昇華フッ化物の回収に容器を用
いていたため、容器からのコンタミネーション、焼結回
収物のため、粉末として得られず、そのままではガラス
化で未反応となったり、粉砕すれば汚染が生ずるなどの
欠点があった。
本発明はこれらの欠点を除去するためになされたもので
あり、その目的は、遷移金属不純物及び還元生成物や水
酸化物等の不純物を含まない超高純度フッ化物を均質ガ
ラスになりやすい微粉末状で製造する方法及びその装置
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明を概訊すれば、本発明の第1の発明はフッ化物試
薬の製造方法に関する発明であって、フッ化物原料を酸
化性気流の雰囲気中で加熱酸化し、次にフッ素化気流に
よってフッ素化反応させ、続いて、乾燥不活性気流の雰
囲気中で該フッ化物が昇華する温度まで加熱し、昇華し
たフッ化物を冷却用−気流と合わせて、回転昇降可能な
ターゲット上に堆積させて、該昇華フッ化物を回収する
ことを特徴とする。
そして、本発明の第2の発明はフッ化物試薬の製造装置
に関する発明であって、下方反応部と上方回収部とから
なる雰囲気制御のできる一体のマツフルにおいて、反応
部の周りには加熱炉を設け、該反応部のマツフル内には
、るつぼを設置し、該るつほは、ガスの透過するセパレ
ータを有しかつ、底部にはガス流入口が設けられており
、その上部にノズル状に回収部に向っており、昇華した
ガスが回収部に設けられた冷却用気流吹出し口からのガ
スと共に、回転昇降可能なターゲットに衝突するよりに
配置され、かつ該回収部にに排気口を有することを特徴
と  1する。
まず本発明を実施するための装置の一具体例を第1図に
基づき説明する。
すなわち、第1図は本発明によるフッ化物試薬の製造装
置の一具体例の断面概略図であって、符号1は、雰囲気
制御のできるマツフル、2は加熱炉、3はるつぼ、4は
るつぼ台、5はセパレータ、6はガス流入パイプ、7は
冷却用気流吹出し口、8は回転昇降できるターゲット、
9は微粉末集合体、10は上部フランジ、10′は下部
フランジ、11及び11は0−リング、12は引上げ棒
、15及び13′はシール部分、14及び14′は雰囲
気ガス流入口、15は排気口を念味する。
マツフル1の下部は反応部として加熱炉2の内部に設置
され炉心管の役割を果す。その内側にるつぼ3があり、
るつぼ台4上に置かれている。フッ化物原料はセパレー
タ5の上に入れられる。下からガス流入バイブロを通し
て、反応ガスあるいは不活性ガスを流入し、酸化、フッ
素化、昇華を行う。
昇華したフッ化物は、マツフル1の上部で、吹出しロア
からの冷却用気流によって微粉末となり、回転しながら
上昇して行くターゲット8の上に堆積し、微粉末集合体
9として回収される。(なお、ターゲット8に次回のと
きには下降して所定の位置にセットすることができる)
マツフル1の上下では、水冷されたフランジ10.10
と0−リング11.11′によって気密に保持されてい
る。上部7ランジ10には引上げ棒12とのシール部分
13及び雰囲気ガス流入口14が設けられ、下部フラン
ジ10’にはるつぼへのガス流入バイブロとのシール部
分15′及び雰囲気ガス流入口14′が設けられている
排気は、回収部に設けられた排気口15からのみ行われ
、マツフル1内の雰囲気調整、気流調整が可能となって
いる。
前述のマツフル1の材質は、石英ガラスが、内部の観察
が可能であり、適しているが、金属製、カーボン製でも
よい。また、上部回収部と下部反応部で材質を変えるこ
とも可能である。
3のるつぼの材質には、金、白金又はカーボンが適して
いる。また、フッ化物原料の例にはB8SAt5Y、 
C)d、 Pb及びZrの各フッ化物がおる。そしてフ
ッ素化剤の例にはHF、 BF3、SF6及びOF4が
ある。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されない。
実施例1 第1図の装置を用い、市販のZrF4(99,99チ純
度)をるつぼに入れ、まず、マツフル内を上部、下部雰
囲気ガス流入口14.14’よりの乾燥N、ガスで充分
置換し、次に、加熱炉で反応部温度を500℃に保ちな
がら、るつぼへのガス流入バイブロより、乾燥したN、
 −02混合ガスを217分で1時間流して酸化処理し
た。次に反応部温度を420℃に保ちながら乾燥したH
P−BF3混合カスをa、S t 7分で2時間流して
、フッ素化処理した。続いて反応部温度を930℃に保
ちながら乾燥Arガスをcl、3t/分流して、ZrF
4を昇華させ、ターゲットに堆積させた。この時の冷却
用ガスには、室温の乾燥Arガスを用い、流量は1l1
5t/分であった。
得られた無水のZrF’4は、−次粒子としてα5〜1
μmの粒径であり、遷移金属不純物濃度は、0、 lp
pm以下であった。また、ZrF、やアンモニウム塩の
存在も認められなかった。
比較例1 実施例1と同一の条件で冷却用気流吹出しロアから冷却
用ガスを流さずに堆積を行った。堆積の開始と同時にタ
ーゲット8の温度が上昇を始め、精製物の収率が低下し
た。得られた堆積物は半焼結体であり、純度は実施例1
と同様であったが、使用に当って粉砕を必要とした。こ
の比較例から、冷却用ガスの効果は堆積部分の温度を上
昇させないことにより収率を上げ、微粉末状の堆積物が
得られることにあることが明らかになった。     
              う実施例2 フッ化物原料としてAtF、 (99,99%純度ンを
用い、実施例1と同様の工程で酸化処理まで行った。次
に400℃でBP、ガスを用い、α5t/分で2時間フ
ッ素化処理した。続いて反応部品度を1050℃まで上
げ乾燥Arガスを(L3t/分、冷却用乾燥Heガスを
Q、4t/分流してAtF、  を昇華させ、ターゲッ
トに堆積させた。
得られた無水のAtF、では、−辺が1μm程度の立方
体が多くみられた。不純物濃度はα1 ppm以下であ
った。
実施例3 市販のBaFz (純度99.9%)を通常の白金るつ
ぼに入れ、2 、Hりの減圧下で1080℃、3時間処
理することによって、遷移金属7フ化物を昇華除去した
あとの残留物をフッ化物原料として、第1図に示した装
置によって高純度BaF2を製造した。すなわち、残留
BaF、を1石英ガラス製乳鉢にて粉砕して、第1図に
おけるるつぼに入れ、加熱炉により反応部温度を500
℃に保ち・ながら、るつぼへのガス流入口より乾燥した
N、−0,混合ガスを2t/分で30分間流して、酸化
処理した。次いで温度はそのままで乾燥1(Fガスを1
17分で2時間流してフッ素化処理した。続いて反応部
温度を1200℃に保ちながら、乾燥Arガスf O6
5L 7分流して、BaF、を昇華させ、ターゲットに
堆積させた。この時の冷却用ガスには室温の乾燥Heガ
スを用い、流量は1st7分であった。
得られた無水BaF!の遷移金属不純物濃度ij、o、
lppm以下であり、石英ガラス乳鉢からのコンタミネ
ーションとしてのSlも検出さ些なかった。
また、前処理後の残留物では焼結していた状態であった
が、得られたBaF、の粒径はα1〜α5μm程度の微
粉末であった。
GdF3もBaF、と同様に本発明による製造装置によ
って高純度微粉末化することができた。更に本発明は他
の多くの昇華性フッ化物についても適用することができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に基づいて製造されたフッ
化物試薬は、昇華精製によって高純度化されており、か
つ、還元生成物や水酸化物不純物を含まない九め、超低
損失フッ化物ガラスの原料として最適である。更に、微
粉末状態で得られるため、ガラス化する際の反応が充分
に行われ、均@注に優れたガラスが得られる。
したがって、このフッ化物試薬は、特に超低損失フッ化
物光フアイバ用の原料として適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造装置の一具体例の断面概略図であ
る。 1:マツフル、2:加熱炉、3:るつぼ、4:るつぼ台
、5:セパレータ、6:ガス流入パイプ、7:冷却用気
流吹出し口、8:ターゲット、9:微粉末集合体、10
及び10′:7ランジ、1.1及び11’:O−リング
、12:引上げ俸、13及び13′二シ一ル部分、14
及び14′:雰囲気ガス流入口、15:排気口 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フツ化物原料を酸化性気流の雰囲気中で加熱酸化し
    、次にフツ素化気流によつてフツ素化反応させ、続いて
    、乾燥不活性気流の雰囲気中で該フツ化物が昇華する温
    度まで加熱し、昇華したフツ化物を冷却用気流と合わせ
    て、回転昇降可能なターゲツト上に堆積させて、該昇華
    フツ化物を回収することを特徴とするフツ化物試薬の製
    造方法。 2、下方反応部と上方回収部とからなる雰囲気制御ので
    きる一体のマツフルにおいて、反応部の周りには加熱炉
    を設け、該反応部のマツフル内には、るつぼを設置し、
    該るつぼは、ガスの透過するセパレータを有しかつ、底
    部にはガス流入口が設けられており、その上部はノズル
    状に回収部に向つており、昇華したガスが回収部に設け
    られた冷却用気流吹出し口からのガスと共に、回転昇降
    可能なターゲツトに衝突するように配置され、かつ該回
    収部には排気口を有することを特徴とするフツ化物試薬
    の製造装置。
JP17340884A 1984-08-22 1984-08-22 フツ化物試薬の製造方法及びその装置 Granted JPS6153101A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0361915U (ja) * 1989-10-20 1991-06-18

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