JPS61500542A - 自動車の液圧パワ−ステアリング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車の液圧パワーステアリング装置 〔技術分野〕 本発明は液圧パワーステアリング装ｆＫ関する。

〔背景技術〕

かかるパワーステアリング装置は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第２４ ３４６０４号公報で知られており、この場合２つの操舵軸部分がねじり棒を介し て互いに接続されている。その第１の操舵軸部分は・　ハンドルを有し、その端 部が回転スライダとして形成され、第２の操舵軸部分は駆動ビニオンを有しラッ クにかみ合いかつ制御プッシユに連結されている。回転スライダは制御プッシユ の中に相対回転可能に配置され、対応する長手溝系を介して作動シリンダが制御 される。復帰装置として回転スライダと制御ブツシユとの間に孔の中を移１する ボールが設けられている。このボールはハンドルに接続されている操舵軸部分の 切欠き部の傾斜面と協働する。ボールは作動圧力に応じて傾斜面に押圧され、そ れにより運転者にハンドルを通してその都度必要な操舵支援力がいわゆる走行感 覚として伝えられる。

この周知の復帰装置は、第１の操舵＆１部分にある切欠き部が回転スライダおよ び制御プッシユに対して非常に精確な配列を保っている場合だけしか満足に作動 しない、即ち非常に僅かな製作誤差でも、回転スライド弁の中立位置において、 ボールは切欠き部の両側の傾斜面に同時に接触しなくなり、それＫより両操舵方 向において補償復帰トルクも生じなくなる。その上にボールは対応するガイド孔 において蝉すぎろシール長さのために十分シールできず、低い作動圧力の地合、 微妙な復帰圧力を形成できないことがある。

〔発明の開示〕

本発明の目的は、回転スライド弁を備えたパワーステアリングにおいて、あらゆ る負荷状態でも正確に応動する復帰装置ｆをできるだけ安い製造費用で作ること にある。

本発明によればこの目的は、請求の範囲＠１項の特徴福分に記載した手段によっ て達成できる。

弁ケーシングの中に回転スライド弁に対して同心的に組み込まれた復帰ピストン は、その内周面が歯を介して回転スライダと一体に形成された第１の操舵軸部分 に接触支持されている。復帰ピストンの外周面は制御ブック真のソケット状延長 部に軸方向ガイドで支持されている。復帰ピストンの両側には作動シリンダの圧 力室に接続されていｂ室が設けられている。操舵する場合、その一方の室に作動 圧力が供給され、＠！帰ピストンが軸方向の調整力を受ける。この調整力は、は すばを介して回転トルクとして第１の操舵軸部分圧。

ハンドルに導入される回転運動と逆向ぎに作用する。

回転スライド弁と関連して使用する復帰装置は、互いに正確に調和できて精［Ｋ 応動する構造部品から構成されている。

〔図面の簡単な説明〕

第１図は本発明に基づく復帰装置を持ったラック形ステアリング装置の断面図。

第２図は第１７７）操舵軸部分におけるはすばの拡大図、第３図は第２図のｍ− ｍｑ＋に沿う断面図、第４図ははすばにおいて転がるボールを持った第２図に相 応した図、 第５図は第４図のＶ−Ｖ線に沿う断面図、および第６−はポールナツト形パワー ステアリング装置における復帰装置の使用例を示す断面図である。

〔発明な冥施するための最良の形態〕

以下図回に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図において２分割構造の操舵軸は、回転スライダ３ン有している操舵軸部分 １と制御ブツシュ４と一体に形成された第２の＆牝軸剖分２とから成っている。

回転スライダ３と制御プッシユ４は几知のように弁ケーシング９の内部で回転ス ライド弁として協働する。

このために回転スライダ３の外周面および制御プツシ３Ｌ４の内周面には軸方向 の匍・側溝系５があり、圧油はこの制御溝系５を介して作動シリンダ７の圧力ｖ Ｋ分配され、戻り油は油ｍ６に戻されろ。操舵−Ｆ分１にはハンドＡ／（図示せ ′（′）が接続されている。掛方の操舵軸部分１．２はｐＪｒ定のストローク内 においてねじり′ｅａ８を介して弾性的に相対回転可能に連結されている。

操舵軸部分２の制御ブツシュ４と反対側は、ラックｌｌにかみ合うピニオン１０ として形成されている。ポンプ１２によって搬込される圧油は入口環状溝１３を 介して軸方向の１１ｉ’制御溝系５ＫＷかれ、そこから操舵方向に応じて環状溝 】４ないし１５を介して作動シリンダ７に送られる。戻り沖は操舵軸部分ｌのね じり？ｉ！８を収容する孔１６および塊状室１７を・介して油槽６に戻される。

本発明に基づいて弁ケーシング９の中如、２つの室２０．２１が生ずるように復 帰ピストン】８がはめ込まれている。その一方の呈２０は作動シリンダ７の右側 圧力案に通じている務状溝１５に、他方の７２１は左側圧力室に通じている環状 さメ１４にそれぞれ接続されている。り帰ピスト／１８は、はすば２２を介して 操舵軸部分１にじ）み合う色状突起２３’Ｙ有している。

この環状突起２３の外周面は制菊ブツシュ４のソケット状延長部２４に設けられ た軸方向ガイド（直棒歯）２５にかみ合っている。

選択された操舵方向に相応して、回転スライド弁３．４を介して制御される環状 溝１４あるいは１５が、ポンプ１２によって発生され作動シリンダ７に作用する 作動圧力を案内する。同時にこの圧力は室２１ないし２０において復帰ピストン １８にも作用するので、はすば２２を介して回転方向と逆向きの操舵トルクが復 帰力として操舵軸部分ｌに作用する。その地合、軸方向ガイド２５は、復帰ピス トン１８の操舵軸部分２に対する相対回転を防止する。

発生される復帰力の大きさは、一方では復帰ピストン１８の作用面の面積に％他 方でははすば２３のリード角に左右される。従って復帰ピストン１８の作用面が 所定の面積をしている地合、リード角が小さいと復帰力は小さくなり、リード角 が大きいと復帰力も大きくなる。本発明に基づくパワーステアリング装置におい て、このリード角は好ましくは４５’（第２図）である、駐車範囲における復帰 力を強めるために、室２０．２１に作用する復帰圧力は周知のよ５にカットオフ 弁によって穀大値を制限すると有利である。

第４図および第５図は摩擦を減少するためにボール２７を有しているはすは２６ を示している。ポール２７は、例えば総立のために広げられ、はすば２６の上に 被せられるスリット付保持ｂ２８で保持されている。

この場合図示してない軸方向ガイドにもボールが装備されている。

第６図は本発明に基づく復帰装ｍをダールナット形油圧ステアリング装置に使用 した例を示している・回転スライド弁３．４および復帰装ｆｔ１８．２２．２５ は、第１図で述べたと同様に１！！１成されている・しかし第２の操舵軸部分２ は従動側がねじｔｌ１３３として形成され、このねじ軸３３はポールチェーン３ ４を介して作動ピストンとして作用する操舵ナラ）３５Ｋかみ合っている。操舵 ナット３５自体は、ピットｉンアーム軸（図示せず）Ｋ接続された掛舵セグメン ト歯車３７に歯３６を介して接続されている。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．弁ケーシングの中に圧力媒体制御装置として作動シリンダへの圧油を制御す る回転スライド弁が設けられ、操舵軸が２分割構造に形成され、第１の操舵軸部 分がハンドルに接続され回転スライダを有し、第２の操舵軸部分が駆動要素を介 して操舵可能な車輪に接続され制御プッシュを有し、両操舵軸部分がねじり棒を 介して互いに接続され、両操舵軸部分の間に第１の操舵軸部分に液圧復帰力を発 生する復帰装置が設けられている特に自動車の液圧パワーステアリング装置にお いて、復帰装置が回転スライド弁（３、４）に対して同心的に組み込まれ両個に 作動圧力を供給できる復帰ピストン（１８）から構成され、この復帰ピストン（ １８）がはすば（２２）を介して第１の操舵軸部分（１）に接触支持され、復帰 ピストン（１８）が軸方向ガイド（２５）を介して制御プッシュ（４）に接続さ れていることを特徴とする特に自動車の液圧パワーステアリング装置。
2. ２．軸方向ガイド（２５）が制御プッシュ（４）のソケット状延長部（２４）に 加工され、復帰ピストン（１８）が環状突起（２３）を有し、この環状突起（２ ５）の外周面が制御プッシュ（４）の軸方向ガイド（２５）に係合し、内周面が 回転スライダ（３）のはすば（２２）に係合していることを特徴とする請求の範 囲第１項記載の液圧パワーステアリング装置。
3. ３．復帰ピストン（１８）の作動圧力を供給できる室（２０、２２）が作動シリ ンダ（７）の圧力室に接続されていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の 液圧パワーステアリング装置。
4. ４．復帰ピストン（１８）が摩擦を減少するためにポール（２７）を介してはす ば（２２）および軸方向ガイド（２５）に接触支持されていることを特徴とする 請求の範囲第１項記載の液圧パワーステアリング装置。