JPS6144741A - 積層体の製造方法 - Google Patents
積層体の製造方法Info
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- JPS6144741A JPS6144741A JP16640484A JP16640484A JPS6144741A JP S6144741 A JPS6144741 A JP S6144741A JP 16640484 A JP16640484 A JP 16640484A JP 16640484 A JP16640484 A JP 16640484A JP S6144741 A JPS6144741 A JP S6144741A
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- acetate copolymer
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- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
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- B32B17/1055—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
- B32B17/10697—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer being cross-linked
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- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
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- B32B17/10005—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
- B32B17/1055—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
- B32B17/10788—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer containing ethylene vinylacetate
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、自動車用、建築用の合せガラスあるいは電子
材料の封止用の積層体に関する。
材料の封止用の積層体に関する。
従来の技術
この種の積層体の中間層としては、従来ポリビニルブチ
ラール系樹脂が最も一般的に用いられてきたが、(1)
熱可塑性である、(2)水分の影響で接着力が低下する
、(3)常温以上の温度で急激に耐貫通性が低下する等
の欠点があり、最近エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂
を、有機過酸化物の存在下に加熱硬化したものあるいは
光増感剤との組合せで光硬化したものが提案されている
(特願昭56−80915号および同56−15872
3号)。
ラール系樹脂が最も一般的に用いられてきたが、(1)
熱可塑性である、(2)水分の影響で接着力が低下する
、(3)常温以上の温度で急激に耐貫通性が低下する等
の欠点があり、最近エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂
を、有機過酸化物の存在下に加熱硬化したものあるいは
光増感剤との組合せで光硬化したものが提案されている
(特願昭56−80915号および同56−15872
3号)。
これらエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を硬化した中
間膜は、上記の(1)〜(3)の欠陥を完全に回避克服
したものであると同時に、エチレン−酢酸ビニル共重合
体樹脂の透明度を飛躍的に改良したものであった。
間膜は、上記の(1)〜(3)の欠陥を完全に回避克服
したものであると同時に、エチレン−酢酸ビニル共重合
体樹脂の透明度を飛躍的に改良したものであった。
しかし、ガラス等の透明性に比較すると、中間膜の厚さ
にも関係するが、比較的薄〜・中間膜の場合は実用上差
つかえないものであったが、耐貫通性等を向上する目的
で中間膜の厚さをさらに厚くした場合などは、その白濁
が問題となっていた。
にも関係するが、比較的薄〜・中間膜の場合は実用上差
つかえないものであったが、耐貫通性等を向上する目的
で中間膜の厚さをさらに厚くした場合などは、その白濁
が問題となっていた。
発明の目的
そこで更に研究を進めて上記の欠点の排除を計った結果
、エチレン−酢酸ビニル共重合体を有機過酸化物の存在
下において加熱し、架橋硬化した後紫外線を照射すると
、加熱硬化による透明化の程度よりもさらに透明度が増
し、白濁がほぼ消失す°ることか判明し、本発明を完成
するに至った。
、エチレン−酢酸ビニル共重合体を有機過酸化物の存在
下において加熱し、架橋硬化した後紫外線を照射すると
、加熱硬化による透明化の程度よりもさらに透明度が増
し、白濁がほぼ消失す°ることか判明し、本発明を完成
するに至った。
また有機過酸化物の添加と同時に、光増感剤を併用して
添加すると、加熱硬化後の紫外線の照射の効果がさらに
増すことも判明した。
添加すると、加熱硬化後の紫外線の照射の効果がさらに
増すことも判明した。
発明の構成
本発明によるエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂は、そ
の酢酸ビニル含有量により透明度及び物性に差があるが
、酢酸ビニル含有率15重量%〜50重量%のものが適
当である。酢酸ビニル含有率が50重量%を越えるもの
は透明度に於ては問題ないが、その物性、とくに耐貫通
性等の性能は、本発明による架橋構造を導入しても満足
するものは得られない。反対に15重量%未滴のものは
、強度的物性の点では満足する性能を有するが、透明度
が低いため、比較的高い光線透過率を要求される積層体
に使用することはできない。しかしながら、それ以外の
酢酸ビニル含有率のものもその積層体の目的に応じて使
用できることはいうまでもない。
の酢酸ビニル含有量により透明度及び物性に差があるが
、酢酸ビニル含有率15重量%〜50重量%のものが適
当である。酢酸ビニル含有率が50重量%を越えるもの
は透明度に於ては問題ないが、その物性、とくに耐貫通
性等の性能は、本発明による架橋構造を導入しても満足
するものは得られない。反対に15重量%未滴のものは
、強度的物性の点では満足する性能を有するが、透明度
が低いため、比較的高い光線透過率を要求される積層体
に使用することはできない。しかしながら、それ以外の
酢酸ビニル含有率のものもその積層体の目的に応じて使
用できることはいうまでもない。
本発明による積層体の製造に際して、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体の硬化剤として使用される有機過酸化物と
しては、100°C以上の温度で分解してラジカルを生
ずるものであればいずれのものでも使用可能であるが、
配合時の安定性を考慮すれば、半減期10時間の分解温
度が70°C以上のものが好ましく、例えば2,5−ジ
メチルヘキサン−2,5−シバイドロバ−オキサイド:
2,5−ジメチ/l/−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン−3;ジ−t−ブチルパーオキサイド;
t−プチルクミルノぐ一オキサイド:2.5−ジメチル
ー2.5−ジ(t−ブチルパーオキシンヘキサン;ジク
ミルパーオキサイド;α、l−ビス(t−ブチルパーオ
キシイソプロビル)ベンゼン;n−ブチル−4゜4−ビ
ス(1−ブチルパーオキシ)バレレート;2.2−ビス
(t−ブチルパーオキシ)ブタン:1゜1−ビス(t−
ブチルパーオキシ)シクロヘキサン;1,1−ビス(t
−ブチルパーオキシ) −3,3゜5−トリメチルシク
ロヘキサン;t−ブチルパーオキシベンゾエート;ベン
ゾイルパーオキサイド等を挙げることができる。有機過
酸化物としては、これらのうち少なくとも1種を用(・
、その添加量はエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂10
0重量部に対して5重量部またはそれ以下で充分である
。
ニル共重合体の硬化剤として使用される有機過酸化物と
しては、100°C以上の温度で分解してラジカルを生
ずるものであればいずれのものでも使用可能であるが、
配合時の安定性を考慮すれば、半減期10時間の分解温
度が70°C以上のものが好ましく、例えば2,5−ジ
メチルヘキサン−2,5−シバイドロバ−オキサイド:
2,5−ジメチ/l/−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン−3;ジ−t−ブチルパーオキサイド;
t−プチルクミルノぐ一オキサイド:2.5−ジメチル
ー2.5−ジ(t−ブチルパーオキシンヘキサン;ジク
ミルパーオキサイド;α、l−ビス(t−ブチルパーオ
キシイソプロビル)ベンゼン;n−ブチル−4゜4−ビ
ス(1−ブチルパーオキシ)バレレート;2.2−ビス
(t−ブチルパーオキシ)ブタン:1゜1−ビス(t−
ブチルパーオキシ)シクロヘキサン;1,1−ビス(t
−ブチルパーオキシ) −3,3゜5−トリメチルシク
ロヘキサン;t−ブチルパーオキシベンゾエート;ベン
ゾイルパーオキサイド等を挙げることができる。有機過
酸化物としては、これらのうち少なくとも1種を用(・
、その添加量はエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂10
0重量部に対して5重量部またはそれ以下で充分である
。
また硬化助剤として有機過酸化物と併用して用いられる
光増感剤としては、光の照射により直接、間接にラジカ
ルを発生するものであれば(・がなるものでもよく、例
えばベンシイ/:べ/シフエノン:ベンゾインメチルエ
ーテル;ベンゾインエチルエーテル;へ/ゾインイソブ
ロビルエーテル;ベンゾインイソブチルエーテル;ジベ
ンジル;5−ニドロアセトナフテン;ヘキサクロロシク
ロペンタジェン;バラニトロジフェニル;バラニトロア
ニリン; 2,4.6−ドリニトロアニリン; 1,2
−ベンズアントラキノン:3−メチル−1,3−ジアザ
−1,9−ペンザスロンなどがある。これらの光増感剤
は少なくとも1種をエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂
100重量部に対して5重量部以下の割合いで加えられ
る。
光増感剤としては、光の照射により直接、間接にラジカ
ルを発生するものであれば(・がなるものでもよく、例
えばベンシイ/:べ/シフエノン:ベンゾインメチルエ
ーテル;ベンゾインエチルエーテル;へ/ゾインイソブ
ロビルエーテル;ベンゾインイソブチルエーテル;ジベ
ンジル;5−ニドロアセトナフテン;ヘキサクロロシク
ロペンタジェン;バラニトロジフェニル;バラニトロア
ニリン; 2,4.6−ドリニトロアニリン; 1,2
−ベンズアントラキノン:3−メチル−1,3−ジアザ
−1,9−ペンザスロンなどがある。これらの光増感剤
は少なくとも1種をエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂
100重量部に対して5重量部以下の割合いで加えられ
る。
本発明方法による積層体の中間層に用いられるエチレン
−酢酸ビニル共重合体樹脂の耐貫通性等の力学的強度を
向上する目的で、アクリロキシ基、メタクリロキシ基あ
るいはアリール基含有化合物を添加することができる。
−酢酸ビニル共重合体樹脂の耐貫通性等の力学的強度を
向上する目的で、アクリロキシ基、メタクリロキシ基あ
るいはアリール基含有化合物を添加することができる。
この目的に供される化合物としては、アクリル酸、メタ
クリル酸またはアリールアルコール誘導体例えばそのエ
ステルがもつとも一般的であり、アクリル酸またはメタ
クリル酸誘導体の場合のアルコール残基としては、メチ
ル基、エチル基、ドデシル基、ステアリル基、ラウリル
基のようなアルキル基のほかに、シクロヘキシル基、テ
トラヒドロフルフリル基、アミノエチル基、2−ヒドロ
キシエチル基、3−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキ
シプロピル基、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル基
等を挙げるこトカできる。さらに、エチレングリコール
、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
トリメチロールプロパン、グリセリン等の官能アルコー
ルとのエステルも同様に用いることができる。
クリル酸またはアリールアルコール誘導体例えばそのエ
ステルがもつとも一般的であり、アクリル酸またはメタ
クリル酸誘導体の場合のアルコール残基としては、メチ
ル基、エチル基、ドデシル基、ステアリル基、ラウリル
基のようなアルキル基のほかに、シクロヘキシル基、テ
トラヒドロフルフリル基、アミノエチル基、2−ヒドロ
キシエチル基、3−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキ
シプロピル基、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル基
等を挙げるこトカできる。さらに、エチレングリコール
、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
トリメチロールプロパン、グリセリン等の官能アルコー
ルとのエステルも同様に用いることができる。
またアリールアルコールの誘導体の場合の酸残基として
は、インシアヌル酸、シアヌル酸、7タール酸、イソ7
タール酸、マレイン酸、7マール酸等が挙げられる。
は、インシアヌル酸、シアヌル酸、7タール酸、イソ7
タール酸、マレイン酸、7マール酸等が挙げられる。
なお、これらの化合物の添加量はエチレン酢酸ビニル共
重合体樹脂100重量部に対して50重量%又はそれ以
下である。
重合体樹脂100重量部に対して50重量%又はそれ以
下である。
本発明に用いられる有機又は無機の材質からなる板体と
は有機のものとしては、(メタ)アクリル系樹脂よりな
るアクリル板、ナイロン、ポリエステル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニル
、ポリフッ化ビニリデン等の有機樹脂からなるフィルム
状、板状の材料、および無機等のものとしては、ガラス
、鉄、アルミ、銅、ステンレス等の金属材料、あるいは
結晶シリコン、非結晶シリコン、石膏ボード、スレート
、セラミックス等の材質からなる板状の材料のうちから
選ばれる同種又は異種の2枚以上の板状材料を用いるこ
とができるが、少なくとも一方の材料は紫外線を通す透
明材料が望ましい。
は有機のものとしては、(メタ)アクリル系樹脂よりな
るアクリル板、ナイロン、ポリエステル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニル
、ポリフッ化ビニリデン等の有機樹脂からなるフィルム
状、板状の材料、および無機等のものとしては、ガラス
、鉄、アルミ、銅、ステンレス等の金属材料、あるいは
結晶シリコン、非結晶シリコン、石膏ボード、スレート
、セラミックス等の材質からなる板状の材料のうちから
選ばれる同種又は異種の2枚以上の板状材料を用いるこ
とができるが、少なくとも一方の材料は紫外線を通す透
明材料が望ましい。
また、以上述べた有機又は無機の板体とエチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂との接着力をさらに向上せしめる目
的でシランカップリング剤を6加することができる。こ
の目的に供されるシランカップリング剤としては、公知
のもの、例えばγ−クロロプロピルメトキシシラン、ビ
ニルトリクロロシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビ
ニル−トリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,
4−エトキシシクロヘキシル)エチル−トリメトキシシ
ラン、γ−グリシドヘキシプロビルトリメトキシシラン
、ビニルトリアセトキシシラン、γ−メルカプトグロビ
ルトリメトキシシラン、γ−アミノプロビルトリエトキ
シシラン、N−β−(アミノエチル〕−γ−アミノ“プ
ロピルトリメトキシシラン等を挙げることができる。こ
れらシランカップリング剤の配合量は5重量部またはそ
れ以下で充分である。
ビニル共重合体樹脂との接着力をさらに向上せしめる目
的でシランカップリング剤を6加することができる。こ
の目的に供されるシランカップリング剤としては、公知
のもの、例えばγ−クロロプロピルメトキシシラン、ビ
ニルトリクロロシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビ
ニル−トリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,
4−エトキシシクロヘキシル)エチル−トリメトキシシ
ラン、γ−グリシドヘキシプロビルトリメトキシシラン
、ビニルトリアセトキシシラン、γ−メルカプトグロビ
ルトリメトキシシラン、γ−アミノプロビルトリエトキ
シシラン、N−β−(アミノエチル〕−γ−アミノ“プ
ロピルトリメトキシシラン等を挙げることができる。こ
れらシランカップリング剤の配合量は5重量部またはそ
れ以下で充分である。
また、必要であれば安定性を向上する目的でハイドロキ
ノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、p−ベンゾ
キノン、メチルハイドロキノン等の重合抑制剤を5重量
部またはそれ以下の量で添加することができ、またこれ
ら以外にも着色剤、紫外線吸収剤、老化防止剤、変色防
止剤、滑剤等を添加することができる。
ノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、p−ベンゾ
キノン、メチルハイドロキノン等の重合抑制剤を5重量
部またはそれ以下の量で添加することができ、またこれ
ら以外にも着色剤、紫外線吸収剤、老化防止剤、変色防
止剤、滑剤等を添加することができる。
以上の様な組成を有する本発明の樹脂組成物は、押出機
、カレンダー、インフレーション、アルいはホットプレ
ス等によりシート化され、2枚またはそれ以上の有機又
は無機の材質からなる板体の間に中間層を挾着し、ある
いは積層体の種類によってはエチレン−酢酸ビニル共重
合体樹脂よりなる中間膜2枚の間に金属を蒸着した、あ
るいは着色したような熱線反射、熱線吸収、導電等の性
能を有するフィルムをはさんだものを中間層として挾着
するか、前に述べたような電子材料を保護または封止す
るために中間膜の間にはさむなどして得られた中間層を
挾着した後ゴム袋等に収納し、加熱下に減圧することに
よってもよく、また数組のゴムロール間を通して徐々に
加熱、加圧を強める方法によってもよく、要すれば2枚
又はそれ以上の板体と中間層との間に介在する空気を追
出して積層体を均一に密着一体化させれば良い。このよ
うにして得た中間層が未硬化状態の積層体を、次にオー
トクレーブ、ホットプレート、オープン等の加熱手段を
用いて加熱することにより、積層体の各層が完全に密着
するとともに中間層が透明状態を呈する様になる。
、カレンダー、インフレーション、アルいはホットプレ
ス等によりシート化され、2枚またはそれ以上の有機又
は無機の材質からなる板体の間に中間層を挾着し、ある
いは積層体の種類によってはエチレン−酢酸ビニル共重
合体樹脂よりなる中間膜2枚の間に金属を蒸着した、あ
るいは着色したような熱線反射、熱線吸収、導電等の性
能を有するフィルムをはさんだものを中間層として挾着
するか、前に述べたような電子材料を保護または封止す
るために中間膜の間にはさむなどして得られた中間層を
挾着した後ゴム袋等に収納し、加熱下に減圧することに
よってもよく、また数組のゴムロール間を通して徐々に
加熱、加圧を強める方法によってもよく、要すれば2枚
又はそれ以上の板体と中間層との間に介在する空気を追
出して積層体を均一に密着一体化させれば良い。このよ
うにして得た中間層が未硬化状態の積層体を、次にオー
トクレーブ、ホットプレート、オープン等の加熱手段を
用いて加熱することにより、積層体の各層が完全に密着
するとともに中間層が透明状態を呈する様になる。
本発明方法では、この状態で該積層体の加熱直後あるい
は冷却した後に光照射される。使用される光硬化光源と
しては、紫外〜可視領域に発光する多くのものが採用で
き、例えば超高圧、高圧、低圧水銀灯、ケミカルラング
、キセノンランプ、ハロゲンランプ、マーキュリ−ハロ
ゲンランプ、カーボンアーク灯、白熱灯、レーザー光な
どがあげられる。照射時間はラングの種類、光源の強さ
によって一概には決められないが、数十秒〜数十分程度
である。
は冷却した後に光照射される。使用される光硬化光源と
しては、紫外〜可視領域に発光する多くのものが採用で
き、例えば超高圧、高圧、低圧水銀灯、ケミカルラング
、キセノンランプ、ハロゲンランプ、マーキュリ−ハロ
ゲンランプ、カーボンアーク灯、白熱灯、レーザー光な
どがあげられる。照射時間はラングの種類、光源の強さ
によって一概には決められないが、数十秒〜数十分程度
である。
過率を有しており、中間膜を実用上の範囲で厚くしても
実質的に透過率が低下することはほとんどない。
実質的に透過率が低下することはほとんどない。
実施例
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳述する。
(1)配 合
下表に示す組成物A−0を80°〜90°Cに加熱した
ロールミルにて配合した。
ロールミルにて配合した。
秦 酢酸ビニル含量 33%
東※ 26%
*奈※ 24%
(2)合せガラスの作製
A’−0の組成物を100°Cプレスにてポリエステル
フィルム間に挾んでQ、4mtKのシートを作製した。
フィルム間に挾んでQ、4mtKのシートを作製した。
その後ポリエステルフィルムをはがし、あらかじめ洗浄
乾燥した2枚の3M厚ラフロートガラスに挾み、ゴム袋
に入れて100°Cの温度で5分間真空脱泡した。この
状態で完全に気泡のな(・積層物となる。これを直ちI
c 160°Cに設定した熱板にのせて・20分間加熱
した。この物は冷却後かなり透明な合せガラスとなった
が、さらに4 KWの紫外線照射装置にて距離25 C
mで片面1分間ずつ計2分間紫外線を照射したところ、
さらに透明性が向上し、はぼ完全に透明な合せガラスと
なった。この合せガラスの曇価(ヘイズ値)を下表に示
す。
乾燥した2枚の3M厚ラフロートガラスに挾み、ゴム袋
に入れて100°Cの温度で5分間真空脱泡した。この
状態で完全に気泡のな(・積層物となる。これを直ちI
c 160°Cに設定した熱板にのせて・20分間加熱
した。この物は冷却後かなり透明な合せガラスとなった
が、さらに4 KWの紫外線照射装置にて距離25 C
mで片面1分間ずつ計2分間紫外線を照射したところ、
さらに透明性が向上し、はぼ完全に透明な合せガラスと
なった。この合せガラスの曇価(ヘイズ値)を下表に示
す。
なお、ヘイズ値はスガ試験機(株)製、カラーコンピュ
ーターで測定した。
ーターで測定した。
手続補正書(自発)
昭和59年10月15日
Claims (8)
- (1)エチレン−酢酸ビニル共重合体に有機過酸化物を
配合した熱硬化性樹脂を有機または無機の材質からなる
2枚以上の板体間に介在させて一体化し、この樹脂層を
熱硬化した後紫外線を照射することを特徴とする積層体
の製造方法。 - (2)エチレン−酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含有
率が15〜50重量%であることを特徴とする特許請求
の範囲(1)記載の方法。 - (3)アクリロキシ基又はメタクリロキシ基含有化合物
が、エチレン−酢酸ビニル共重合体に対し50重量%ま
たはそれ以下の量において硬化助剤として添加されてい
る特許請求の範囲(1)または(2)記載の方法。 - (4)シランカップリング剤が、5重量部以下の量にお
いてガラスとの接着力向上剤として添加されていること
を特徴とする特許請求の範囲(1)乃至(3)のいずれ
かに記載の方法。 - (5)光増感剤が5重量部以下の量に於て、樹脂の硬化
助剤として添加されている特許請求の範囲(1)乃至(
4)のいずれかに記載の方法。 - (6)積層体が、自動車用合せガラスおよび建築用合せ
ガラスである特許請求の範囲(1)乃至(5)いずれか
に記載の方法。 - (7)積層体が、中間層の間に透明フィルム、金属を蒸
着した透明フィルム、着色した透明フィルム、導電性透
明フィルム等をはさみ込んだ合せガラスである特許請求
の範囲(1)乃至(5)のいずれかに記載の方法。 - (8)積層体が、太陽電池素子、液晶、エレクトロルミ
ネッセンス、プラズマディスプレイ等の電子材料を封止
又は保護する目的で積層したものである特許請求の範囲
(1)乃至(5)のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16640484A JPS6144741A (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | 積層体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16640484A JPS6144741A (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | 積層体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144741A true JPS6144741A (ja) | 1986-03-04 |
JPH0541577B2 JPH0541577B2 (ja) | 1993-06-23 |
Family
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Cited By (8)
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WO1988003517A1 (en) * | 1986-11-06 | 1988-05-19 | Colin Maxwell Finch | Process and apparatus for producing a laminate |
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WO2016067516A1 (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 太陽電池モジュールの製造方法、及び太陽電池モジュールの製造装置 |
-
1984
- 1984-08-10 JP JP16640484A patent/JPS6144741A/ja active Granted
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JPWO2016067516A1 (ja) * | 2014-10-27 | 2017-08-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 太陽電池モジュールの製造方法、及び太陽電池モジュールの製造装置 |
CN107078173A (zh) * | 2014-10-27 | 2017-08-18 | 松下知识产权经营株式会社 | 太阳能电池组件的制造方法和太阳能电池组件的制造装置 |
JP2019016819A (ja) * | 2014-10-27 | 2019-01-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 太陽電池モジュールの製造方法、及び太陽電池モジュールの製造装置 |
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