JPS6142530Y2 - - Google Patents

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JPS6142530Y2
JPS6142530Y2 JP7026480U JP7026480U JPS6142530Y2 JP S6142530 Y2 JPS6142530 Y2 JP S6142530Y2 JP 7026480 U JP7026480 U JP 7026480U JP 7026480 U JP7026480 U JP 7026480U JP S6142530 Y2 JPS6142530 Y2 JP S6142530Y2
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JP
Japan
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pattern
cycle
cam
sewing
sewing machine
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JP7026480U
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JPS56173170U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、1個の模様を構成する最終の縫い目
を形成したときに自動的にミシンを針定位置に停
止させる装置に関するものである。
(目 的) 本考案の目的は、模様発生カムを使用して複数
の縫い目模様を形成可能にしているミシンにおい
て、選択された模様に対して通常の連続縫いと、
必要に応じて模様の1個即ち1サイクルのみを形
成して針定位置に停止させるいわゆる1サイクル
縫いや、更に2サイクル、3サイクル等の縫を形
成可能にすることである。
(従来技術) 従来、模様発生カムを用いたミシンにおいて
は、模様カムが不定の回転位相で停止している状
態から縫いを開始するのであるから、その縫い始
めは1個の模様を形成する最初の縫い目座標を指
定するとは限らない。また互いに同一の模様を1
個または複数個続けて縫つてこれらを任意の位置
関係で組合わせ模様を作る場合などにおいては、
前記1個または複数個続く模様は、これらの縫い
の完了毎に確実にミシンを停止して、つぎの模様
の開始に備えるのが好ましく、コントローラなど
の操作によつて停止するのでは行き過ぎてしまつ
たり、作業能率も悪い。これらの問題を解決する
ための提案が、本考案と同一出願人により、実願
昭54−106126号にてなされているが、それは1個
の模様に関するいわゆる1サイクル縫いにおける
針定位置停止の技術を提供しているが、複数の模
様即ち2サイクル、3サイクル等における針定位
置停止を可能にしていない。
(解決手段) 本考案は、模様を通常の連続的に縫うか、1サ
イクル終了にてミシンを停止させるか、2サイク
ル、3サイクル等複数のサイクル終了にてミシン
を停止させるか等の指定のために模様選択装置と
は別に、サイクル数指定装置を設け、前記の1サ
イクル終了毎にまたは所定のその近傍に到達する
毎にパルス信号を発生する模様位置検出信号発生
装置とそのパルスを計数し1パルス毎及び指定の
複数パルス毎にパルスを発生するところの各出力
端子を有するカウンタと、該カウンタの出力を受
けてミシンを針定位置に停止させる停止装置とを
設け、前記サイクル数指定装置が前記各出端子を
前記停止装置に対して1サイクル、または指定の
複数サイクル、あるいはカウンタとは無関係の連
続縫いのために相互に切替える装置を提供しよう
とするものである。
(実施例) 本考案の実施例を図によつて説明すると、第1
〜3図において1はミシン本体、2は上軸であ
り、該上軸の回転はウオーム機構3によつて18:
1に減速されて模様発生カム軸4に伝達されてい
る。5は模様カムで複数の模様の縫い目情報のた
めの複数条よりなるカム群よりなり、これらが該
カム軸4に固定されていて、別途設けた模様選択
操作部によつて模様が選択されると、図示してい
ないところの従動子が選択された模様に対応する
ところの前記カム群の中の1つに従動して針横振
れを制御するようになつている。そして各模様は
18針の縫い目により構成するようになつている。
なお布送り制御カムと、これら送り機構は図面を
省略してある。6は円形の模様位置カムで側面に
テーパ状の溝7を設けており、該溝は円周方向に
は貫通している。8はサイクル数選択カム、9は
解放カムで、共に選択カム軸10に固定され、サ
イクル数選択つまみ11によつて回動させられ、
選択カム8面には従動子12が係合していて、こ
れが第1図の如く小径で且つ凹みをもつたカム面
Aに係止しているときは普通縫いが選択されてお
り、これら各機構図には示れていないが、選択カ
ム軸10によつて回動する電気接片が後記する如
く自動停止機能への接続を遮断して連続した縫い
を可能にしている。つまみ11を第1図の位置か
ら時計方向に90゜回転させて大径で且つ凹みをも
つたカム面Bへの係止位置は1サイクル縫い、更
にそれぞれ90゜回動させた同様な各大径のカム
C,Dは2サイクル、3サイクル縫いをそれぞれ
指定するものであり、同様に後記する如く、電気
接片が、各サイクル数を示す信号に対して個有に
設けた各端子を自動停止機構とそれぞれ接続する
ようになつている。従動子12は、その係合が小
径カム面Aか、大径カム面B,C,Dのいずれか
によつて、これを固着しているところの位相検出
腕13を左または右に移動せしめて、これに固着
の検出ピン14を左または右に移動せしめる。1
5は腕13を第1図の左方向に付勢するばねであ
る。前記腕13は、軸16に枢着され、ばね(図
示せず)によつて第2図の反時計方向に付勢され
ていて、従動子12をカム面B,C,Dのいずれ
かに係止させておくと、ピン14は溝7と一致し
たとき該溝に落ち込んで、腕13を反時計方向に
回動させる。そして第1図の如きカム面Aのとき
は、腕13はばね15により図の左に移動するの
で、ピン14は溝7に落ちることはない。SW1
速度切替スイツチで、そのアクチユエータ17が
腕13の作動片18の軸16方向運動によつて作
動し、従動子12がカム面Aのとき、後記する如
くミシンを高速運転可能にし、カム面B,C,D
のとき低速にする。SW2は模様位置検出スイツチ
で、そのアクチユエータ19が作動片18の回動
によつて作動し、ピン14が溝7に落ち込んだこ
とを検出して模様の1サイクルの最終縫い目の終
了近傍にあることの信号を発生する。20は解放
腕で、これにとりつけられている解放ピン21に
対して、つまみ11によるサイクル数選択毎に解
放カム9の山部を経過するようになつていて、検
出ピン14が溝7中にあるときは、腕13に作用
して該溝からこれを一度検出してからサイクル数
を切替えるようになつている。22はプーリで、
ミシンモータ(図示せず)の駆動力をベルト23
を介して受けている。24は停止用カムで、上軸
2に固着されており、該カムは係止部25に係止
爪26の角部27が係合したとき図の矢印方向に
回転している上軸2を強制的に針上位置において
停止させるようになつており、該係止爪26はね
じ28で枢支され、リンク29を介して電磁ソレ
ノイドSOLのプランジヤ30に係合されてい
て、該ソレノイドが励磁されたとき係止部25の
軌道内に位置され、非励磁のときは第2図の如く
ばね31によつて軌道外に位置される。そしてこ
の励磁の開始は後記する如く角部27が係止部2
5の約90゜手前においてスイツチSW2が作動する
ことによる。
ソレノイドはまた、ミシン通常運転時に非励磁
であることによつてデクラツチ装置(図示せず)
がプーリ22の回転を上軸2に伝達しているが、
ミシン定位置停止時において励磁されたときはデ
クラツチ装置に作動してプーリ22の回転の上軸
2への伝達を離脱させる。SW3は停止スイツチ
で、電磁ソレノイドSOLが励磁されて爪26が
停止用カム24に係合した状態において、該爪の
角部27が係止部25の若干手前においてカム2
4が小径となつたことによつて作動してモータの
通電を遮断するようになつている。
第4図は制御回路図であり、図中Eは電圧の制
御用電源、CONTはコントローラで、足踏み操作
等によつて可変抵抗VRの抵抗を変えることによ
つてトランジスタTr1のベース電流を変えてエミ
ツタ抵抗R1の電圧を変え、抵抗R2、ダイオード
D1を介して、図示していないところのミシンモ
ータの制御用電流を加減して速度制御するように
なつている。SW4は、コントローラCONTの踏み
始め以後に閉となる常開スイツチ、R3はトラン
ジスタTr1の感度調整用抵抗である。前記の速度
切替スイツチSW1は、接片l1の各接点a1,b1
c1,d1への接続が、前記従動子12が各カム面
A,B,C,Dに係合していることにそれぞれ対
応しており、接点b1,c1,d1にあるときはトラン
ジスタTr2が作動してツエナーダイオードZDのツ
エナー電圧によつてダイオードD1にかかる電圧
を一定低電にしてモータの速度を一定速度に制御
し、操点a1にあるときは通常の速度制御を可能に
している。R4はトランジスタのベース抵抗であ
る。前記の停止スイツチSW3は、係止爪26の角
部27が停止用カム24の係止部25の手前に達
したとき閉となり、ダイオードD1にかかる電位
を0としてモータ電流を遮断するようになつてい
る。Cはカウンタで、そのリセツト用端子Rはイ
ンバータINを介してトランジスタTr1のエミツタ
電位を受け、コントローラCONTのスイツチGW4
が閉となるとそのリセツトが解かれるようになつ
ている。そしてパルス入力端子Cpは、AND回路
AND1の出力を受け、コントローラスイツチSW4
が閉のときにおいて、検出ピン14が模様位置カ
ム6の溝7に落ち込んだことによつて模様位置検
出スイツチSW2が閉となるとその立上り信号を受
け該立上り毎に計数を1すすめるようになつてい
る。R5はプルアツプ抵抗である。出力端子
OUT1,OUT2,OUT3はそれぞれ1,2,3が
計数されたとき該当の端子から高レベル信号を出
力するようになつている。各端子はそれぞれスイ
ツチSW5の各接点b2,c2,d2に接続され、スイツ
チSW1の接片l1と一体回動するところの該スイツ
チの接片l2はAND回路AND2の一方の入力に接続
され、コントローラスイツチSW4が閉のときにお
いて、接点B2,C3,D2のいずれかに接続されて
いると、その高レベルとなる立上り毎にフリツプ
フロツプ回路FFのセツト用入力Sにセツト入力
を与えるようになつている。そして接点a2のとき
は該セツト入力を与えることはない。フリツプフ
ロツプ回路のリセツト用端子RはカウンタCのリ
セツト用端子Rと同一のリセツト入力を受けてい
る。フリツプフロツプ回路FFの出力Qは、抵抗
R6を介してトランジスタTr3のベースに接続さ
れ、該フリツプフロツプ回路がセツトされたとき
電磁ソレノイドSOLを作動させて係止片26を
停止用カム24に係合させるようになつている。
D2はフリーホイーリングダイオードである。
以上の構成において、例えば2サイクル縫を行
うためにサイクル数選択つまみ11を回動してサ
イクル数選択カム8のカム面Cに従動子12を係
合させると、スイツチSW1,SW5の各接片l1,l2
はそれぞれ接点C1,C2に接続される。検出ピン
14は第1図において右に移動して溝7に落ち込
み可能にしている。そして溝7がピン14と一致
しているとき以外はスイツチSW2は閉であり、且
つトランジスタTr1は不作動で、カウンタC、フ
リツプフロツプ回路FFはリセツトされ、電磁ソ
レノイドSOLは不作動である。そしてトランジ
スタTr2はベース電流を受けていてミシンモータ
は低速指定されている。コントローラCONTを操
作すると、トランジスタTr1は作動してカウンタ
C、フリツプフロツプ回路FFの各リセツト入力
Rは低レベルとなる。ミシンが回転してピン14
が溝7に一度落ちるとカウンタCはその出力
OUT1を高レベルにするが、該出力はどこにも伝
達されない。そして更に18針縫つて二度目に落ち
ると出力OUT2を高レベルとしてフリツプフロツ
プ回路FFをセツトし、それは丁度停止用カム2
4がその係止部25より約90゜手前のカム面にお
いて係止爪26の角部27と対向したところで電
磁ソレノイドSOLを励磁してこれらを互いに係
合せしめる。そしてミシンが更に回転して角部の
27と係止部25とが近づくと停止用スイツチ
SW3が作動してミシンモータの電流が遮断される
が、慣性により更に回転して角部27と係止部2
5とが当接して上軸2を強制的に針上位置に停止
させ、その模様の縫いが終了する。そしてコント
ローラCONTを解放してスイツチSW4が開となる
とカウンタC、フリツプフロツプ回路FFはリセ
ツトされ、電磁ソレノイドSOLは非励磁とな
り、第2図の如く係止爪26は解放され停止スイ
ツチSW3は開となつて引続く2サイクル縫いを可
能にする。上記において縫いの開始点は特定しな
かつたが2サイクル縫いを最初の縫い目から実施
しようとするときは、ミシンに布をとりつける前
に、ミシンが自動停止するまでカム6を空送りさ
せれば良い。1サイクル縫いと3サイクル縫いと
は、同様にして従動子12をサイクル数選択カム
8のカム面Bとカム面Dとにそれぞれ係合させる
ことによつてなされる。そして普通縫いは、カム
面Aに係合させることにより、トランジスタTr2
を不作動として低速指定を無効にし、コントロー
ラCONTによる通常の速度制御を可能にし、カウ
ンタCの各出力は断たれて電磁ソレノイドSOL
は作動することなく、よつて通常のミシン運転に
より、連続縫いを行い得る。
(効 果) 以上の如く本考案によれば、簡単な操作によ
り、普通縫と1サイクル縫い及び複数サイクル縫
いを指定出来、各サイクル縫いの終了において
は、自動的に針定位置に停止して繰り返しサイク
ル縫いを可能にするので、模様を1個または複数
個縫つて組合わせ模様を作る場合などにおいては
縫い作業が簡単であり、作業能率もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示すミシン機構の
正面概略図、第2図と第3図はその側面図と上面
図、第4図は制御回路図である。図中5は模様発
生カム、模様位置カム6とスイツチSW2は模様位
置検出信号発生装置の主たる要素、Cはカウン
タ、電磁ソレノイドSOLと停止用カム24は定
位置停止装置の主たる要素、サイクル数選択カム
8とスイツチSW5はサイクル数指定装置の主たる
要素である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 模様発生カムを用いて複数の縫い目模様を形成
    可能にしているミシンにおいて、模様の1サイク
    ル終了の近傍に到達する毎に信号を発生する模様
    位置検出信号発生装置と、該信号発生装置の信号
    を計数しその指定の計数毎に信号を発生するとこ
    ろの各出力端子を有するカウンタと、該カウンタ
    の出力を受けてミシンを針定位置に停止させる定
    位置停止装置と、前記各出力端子を前記停止装置
    に対して相互に切替えて選択された模様の繰り返
    し数を指定するサイクル数指定装置とを設けてな
    るミシンにおける模様サイクル縫い装置。
JP7026480U 1980-05-23 1980-05-23 Expired JPS6142530Y2 (ja)

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JPS56173170U JPS56173170U (ja) 1981-12-21
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