JPS6141579A - 感熱転写プリンタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感熱転写プリンターに係シ、特にサー＝ルプリ
ンタに用いられる記憶手段をも二たインクドナーフィル
ムに所定情報を入力し、また入力した情報を読み出す手
段を設けてインクドナーフィルムの使用効率を高めた感
熱転写プリンターに関する。

〔従来の技術〕

従来の感熱転写プリンターの構造を第５図に示す。従来
の感熱転写プリンター１には、熱転写性のインクをフィ
ルム基材に塗布しているインクドナーフィルム２をロー
ル状に巻回しているドナーフィルム供給ロール３と、ド
ナーフィルム供給ロール３から後述するＰライブロール
９の引き取シによって送出されたドナーフィルム２を画
像信号に従い、記録紙挿入トレイ３０から挿入された記
録紙５と圧接された状態で選択的に加熱するサーマルヘ
ラｒ４と、サーマルヘッド４に記録紙５を圧接するプラ
テンロール６が設けられている（サーマルヘラＰ４とゾ
ラテンロール６とから記録部７が構成されている）。

また、記録後の記録紙５を排出トレイ３１に、ドナーフ
ィルム１０をｒナーフィルム巻取シロール８方向へ搬送
する独自の駆動源（モータ）３２を持つドライブロール
９が設けられている。

前記ドナーフィルム巻取りロール８は記録を終了した使
用済みのインクドナーフィルム２を回収するものである
。

以上の構成において、その操作を説明すると、記録紙５
が記録紙挿入トレイ３０から挿入されると、ドナーフィ
ルム供給ロール３から２２４７日−ル９の引き取シによ
って供給されたインクドナーフィルム２に重なって記録
部７に搬送されてサーマルヘッド４によシ感熱記録処理
が行なわれる。その後、記録紙５は排出トレイ３１に排
出され、インクドナーフィルム２はドナーフィルム巻取
シロール８に回収される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来の感熱転写プリンター１にあっては
、インクドナーフィルム２が記録紙５と共に記録部７に
供給されて感熱記録処理が行なわれるため、第５図で示
すように記録紙５における記録部分Ｒだけの感熱記録処
理を行うために対応するインクドナーフィルム２のＣ−
９間だけが転写処理に供されるにもかかわらず、記録紙
５のサイズに対応してドナーフィルムＢ−Ｃ間及びＤ−
８間を加算したＢ−８間が記録紙５の記録部７の通過の
ために必要となる。更に、記録紙５の給紙のためにＡ−
Ｂ間及び排紙のためにＥ−Ｆ間のドナーフィルムも熱転
写記録とは関係なく消費されたことになる。その結果全
体としてみると、実際に感熱記録のために用いられるの
はＣ−９間であるにもかかわらすＡ−Ｆ間の長さのドナ
ーフィルム２が記録部７を通過して消費されたことにな
って使用効率が非常に低い（これは記録部分Ｒの記録紙
５に対する割合が小さくなればなるはど小になる）。

〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は、
上記に鑑みてなされ友ものであシ、インクドナーフィル
ムの使用効率を向上させるため、熱転写性のインクを塗
布し、且つ長手方向に沿って非印字領域に所定の情報を
記憶するための磁性体を利用した帯状の記憶手段を設け
たインクドナーフィルムを用いて記録紙に印字する感熱
転写プリンターにおいて、前記インクドナーフィルムの
記憶手段に対して所定の情報を入力する入力手段と、前
記入力手段により入力した情報を読み出す読出手段と、
前記読出手段によシ読み出した情報に基づいて前記イン
クドナーフィルムの巻戻し操作を制御する制御部を備え
た感熱転写プリンターを提供するものである。

以下、添付した図面に基づき本発明による感熱転写プリ
ンターを詳細に説明する。

〔実施例〕

第１図（イ）、（ロ）は、本発明の感熱転写プリンター
１２の一実施例であシ、インクドナーフィルム１０（第
３図に示すように、フィルム基材に熱転写性のインクを
塗布し、フィルムの長手方向に沿って非印字領域である
その片側に磁気ストライプ１１を設けである）をロール
状に巻回したドナーフィルム供給ロール１３と、ドナー
フィルム供給ロール１３から後述するドライブロール２
１の引き取ルによって送出されたＰチーフィルム１０を
画像信号に従い、記録紙挿入トレイ１４から挿入された
記録紙１５と圧接された状態で選択的に加熱するサーマ
ルヘッド１６と、サーマルヘラＰ１６に記録紙１５を圧
接するプラテンロール１７が設けられている（サーマル
ヘッド１６と、プラテンロール１７とから記録部２２が
構成されている）。また、記録後の記録紙１５を排出ト
レイ１８に、Ｐチーフィルム１０をドナーフィルム巻取
シロール１９方向へ搬送する独自の駆動源（モータ）２
０を持つドライブロール２１が設けられている。前記ｒ
ナーフィルム巻取シロール１９は記録を終了した使用済
みのインクドナーフィルム１０を回収するものである。

また記録部２２には、第４図（イ）に示すような構造の
書込ヘッド２３が、ｒナーフィルム供給ロール１３と記
録部２２の間には、第４図（ハ）に）に示すような構造
の読出ヘッド２４が各々設けられている。書込へｙＹ２
３及び読出ヘッド２４の構造は、例えば、第４図で示す
ように軟鉄等で作った磁気コア２３ａ　、２４ａにコイ
ル２３ｂ　、２４ｂを巻いたものである。以上の感熱転
写プリンター１２の各部は内蔵されている制御部（例え
ばマイクロコンピュータ−）２５により制御されている
。制御部２５はプリンター１２内の各種センサ信号、操
作指令信号を入力する入力インタフェース２５ａと、入
力信号の演算処理に必要なプログラム（未使用のインク
ドナーフィルムを捜し出し、その部分を用いて再度記録
を行う等のプログラム）を格納するＲＯＭ　２５　ｂと
、プログラムに基いて所定の演算を行うＣＰＵ　２５　
ｅと、演算結果やデータ等を一時的に記憶するＲＡＭ　
２５　ｄと、演算結果に基いてプリンター１２の各種制
御対象（ｒライブロール２１の駆動源２０、書込ヘッド
２３等）へ制御信号を出力する出力インタフェース２５
ｅを有する。

以上の構成において、その操作を説明すると、記録紙１
５が記録紙挿入トレイ１４から挿入されると、ドナーフ
ィルム供給ロール１３からドライブロール２１の引き取
りによって供給されたインクドナーフィルム１０と共に
重なって記録部２２に搬送されてサーマルヘラＰ１６に
よシ感熱記録処理が行なわれる。この感熱記録処理にお
いて、サーマルヘラＰ１６により感熱転写が行なわれた
インクドナーフィルム１０の部分に相当する磁気ストラ
イプ１１には、書込ヘッド２３による磁化処理による１
使用済”である旨の情報を入力する。そして感熱記録処
理が終了した記録紙２２はドライブロール２１によシ排
出トレイ１８に排出され、ｒチーフィルム１０は、ドナ
ーフィルム巻取シロール１９に巻取られる。その後、記
録部２２を通過したインクドナーフィルム１０を巻き戻
し、読出ヘラＰ２４によシ未使用部分を捜し出し、未使
用部分の巻き戻しが終了したとき未使用部分のチェック
を終シ、その未使用部分を後続する新たな記録紙１５に
対する感熱記録に用いることができる。インクドナーフ
ィルム１０の未使用部分の捜し出しは、特定のタイミン
グでインクドナーフィルム１０の巻き戻しを行うことに
よシ行う。

次に１使用済”である旨の情報の磁気ストライプ１１へ
の書込みは、第４図（イ）に示すように磁気ストライプ
１１を磁化することで行う。第４図（イ）のコイル２３
ｂに電流（を矢印方向に流すと、磁気コア２３ａの中に
磁力線が生じ、磁気コア２３ａのヘラｒの両端にＮ、Ｓ
ができる。

次に、このヘッドの下に磁気ストライプ１１を置くと、
磁力線は磁気ストライプ１１の中を通って、その入口と
出口に第４図（イ）のようにＳ′とＮ′をつくる。つま
シ、ヘッドの両極端にＮ、Ｓができると、磁気ストライ
プ１１にはｓ／　、　Ｎ／ができ使用済み部分を磁化さ
せる。このようにして第４図（ロ）の如く磁気ストライ
プ１１に情報が読み込まれる。次に読出しの場合は、第
４図（ハ）に）に示すように行う。すなわち第４図（ハ
）に示すように磁気コア２４ａを磁化させた磁気ストラ
イプ１１に近づけると、磁力紗が磁気コア２４ａのヘッ
ドの中を通ってコイル２４ｂに訪導電圧ｅが発生する。

このｅＶの銹導電圧が再生出力信号となって制御部２５
に出力され暮。反対に磁化されていない部分にあっては
、第４図に）に示すように出力が現われない。すなわち
、ｅｖの再生出力信号が出力されるか否かにより、該画
部分のインクドナーフィルムが使用済みか否かを判断す
るものである。

他の実施例として第２図（イ）、（ロ）に示すものがあ
る。第１図ヒ）、（ロ）と同一の部分は同一の引用数字
で示したので重複する説明は省略するが、上記第１の実
施例との相違点は書込ヘラＰ２３に磁気ヘラＰの代シに
画像記録用のサーマルヘラ）′１６の記録範囲外発熱素
子を用いる。例えば当初から磁化処理された磁気ストラ
イプ１１を二酸化クロム（ＣｒＯ２）によシ形成したと
き、二酸化クロムのキュリ一点温度は７５℃であること
によシサーマルヘッｒ１６によシフ５℃以上の加熱を行
うと、記録紙１５に感熱記録処理が行なえると同時に磁
気ストライプ１１の磁気を消磁させる。その部分に相当
する箇所は第４図（ロ）に示すように誘導電圧ｅはゼロ
となるので、インクドナーフィルム１０の使用部分き未
使用部分を容易に識別できる。このように第２の実施例
では、第１実施例で用いた書込ヘッド用の磁気ヘッドが
不要となるため、コストが低下するというメリットが加
わる。その後新たな感熱記録に先立ってインクドナーフ
ィルム１０を走行させ、読出ヘラＦ２４にてインクドナ
ーフィルム１０の未使用部分を捜し出し、その部分を用
いて感熱記録を実施する。すなわち第５図中のインクＰ
ナーフイルム中Ａ−Ｃ間、Ｄ−Ｆ間、の再使用が可能と
なるわけである。

また、インクドナーフィルム１００巻き戻しに関しては
、記録紙１５の１頁毎の巻戻しの代シにロール１巻毎の
巻き戻しを行うことで、使用効率を更に上げることもで
きる。その場合、読出ヘラＰ２４がインクドナーフィル
ム１０の終端部分に設けられたＥＮＤの磁気情報（この
磁気情報は、予め入力しておく）を検知すると、自動的
にインクドナーフィルム１０の１巻全て巻戻しが行なわ
れるようにしても良い。

また、記録紙１５とインクドナーフィルム１０を独立し
て搬送する機構を設ければ、第５図におけるＣ−Ｄ間の
未使用部分の活用も可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明した通シ、本発明によるサーマルプリンタによ
れば、熱転写性のインクを塗布し、且つ長手方向に沿っ
て非印字領域に所定の情報を記憶するための磁性体を利
用した帯状の記憶手段を設けたインクドナーフィルムを
用いて記録紙に印字するサーマルプリンタにおいて、前
記インクドナーフィルムの記憶手段に対して所定の情報
を入力する入力手段と、前記入力手段により入力した情
報を読み出す手段と、前記読出手段によシ読み出した情
報に基づいてプリンタの各部を制御する制御部を備えた
ため、インクドナーフィルムの使用効率を向上させるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図０）、（ロ）は、本発明による感熱転写プリンタ
ーの実施例の構造を示す説明図、第２図（イ）。 （ロ）は、本発明による感熱転写プリンターの他の実施
例の構造を示す説明図、第３図は、本発明の感熱転写プ
リンターに使用するインクドナーフィルムの構造説明図
、第４図（イ）、（ロ）、（ハ）、に）は、感熱転写プ
リンターの書込ヘッド及び読込ヘラＰの構造と原理説明
図、第５図は、従来の感熱転写プリンターの構造を示す
説明図、第６図は、感熱転写プリンターにおけ暮記録紙
の印字領域と、インクドナーフィルムの使用領域の関係
を示す説明図である。 符号の説明 １０・・・インクドナーフィルム、１１・・・磁気スト
ライプ、１２・・・感熱転写プリンター、１５・・・記
録紙、１６・・・サーマルヘッド、２３・・・書込ヘラ
Ｐ１２４・・・読出ヘッド、２５・・・制御部。 第１図 （イ） ＝＝＝フ＼ ２３　　　　　”’　　１９ ｒ−−−−−＝−−−＋−−−−”−−”−１１： ’　　　　　２５ｄｉ 箇　　　　　　　°　娑 ＋　　２５ａ　　　　　’ よ。図　　２５゜ 笛２図 （イ） 第３図 第４図 第５図 第６図 す［□：４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 熱転写性のインクを塗布し、且つ長手方向に沿って非印
   字領域に所定の情報を記憶するための磁性体を利用した
   帯状の記憶手段を設けたインクドナーフィルムを用いて
   記憶紙に印字する感熱転写プリンタにおいて、 前記インクドナーフィルムの記憶手段に対して所定の情
   報を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力した情報を読み出す読出手段と
   、 前記読出手段により読み出した情報に基づいて前記イン
   クドナーフィルムの巻戻し操作を制御する制御部を備え
   たことを特徴とする感熱転写プリンタ。