JPS6139619Y2 - - Google Patents

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JPS6139619Y2
JPS6139619Y2 JP1830182U JP1830182U JPS6139619Y2 JP S6139619 Y2 JPS6139619 Y2 JP S6139619Y2 JP 1830182 U JP1830182 U JP 1830182U JP 1830182 U JP1830182 U JP 1830182U JP S6139619 Y2 JPS6139619 Y2 JP S6139619Y2
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JP
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fan motor
engine
relay
output signal
ignition switch
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JP1830182U
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JPS58121711U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジン冷却用のラジエータフアン
モータ及びクーラ用のコンデンサフアンモータを
備え、機関運転時にはこれらモータを同時に作動
するようにした自動車の冷却系制御装置に関する
ものである。
従来のこの種の冷却系においては、イグニツシ
ヨンスイツチを入れることによりラジエータフア
ンモータとコンデンサフアンモータとがエンジン
の運転状態に応じて共にまたはそれぞれ独立し
て、イグニツシヨンスイツチを切るとこれらが共
に作動を停止するようになつていた。しかしなが
ら、自動車の特に長時間走行後においては、エン
ジンの停止直後は未だエンジンが高温状態にある
ので、冷却系の作動が停止するとエンジンの高熱
が燃料供給系、特に気化器に伝達してパーコレー
シヨンが生じ易くなり、パーコレーシヨンが生じ
ればエンジンの再始動を困難にすることがある。
そこで、エンジン停止直後、所定時間、両方のフ
アンモータの作動を継続させ、エンジンの雰囲気
温度が十分に低下した後に両方のフアンモータを
停止させようにしたものが既に提案されている。
このようなものにおいてはパーコレーシヨンの問
題は解決されるが、その反面、エンジン停止後も
所定時間二つのフアンモータを回転させるので、
バツテリの電力消費が激しく、またエンジン運転
音の無い状態ではフアンの回転による僅かの騒音
も耳障りになるという問題があつた。
そこで、本考案は、エンジン停止後、エンジン
の雰囲気温度が高いときに、所定時間ラジエータ
フアンモータのみを回転させ、コンデンサフアン
モータはエンジンとともに作動を停止させように
することによつて、消費電力量の増大を防止する
とともに騒音の発生を軽減した、自動車の冷却系
の制御装置を得ることを目的とするものである。
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、第1図において、ラジエータフアンモ
ータ1は、電路2により電源であるバツテリ3に
接続されている。コンデンサフアンモータ4は電
路5により電路2に接続されている。したがつ
て、これらラジエータフアンモータ1とコンデン
サフアンモータ4とは、電源に対して並列となつ
ている。電路2には、これらのモータ1,4とバ
ツテリ3との間を開閉する常開型の第1リレー6
が設けられている。また、この第1リレー6に並
列に、常開型の第2リレー7が接続されている。
更に電路5には、コンデンサフアンモータ4とバ
ツテリ3との間を開閉する常閉型の第3リレー8
が設けられている。
バツテリ3と第1リレー6との間の電路2には
電路9が接続されており、この電路9にイグニツ
シヨンスイツチ10が設けられている。この電路
9は、第1リレー6の励磁コイル11の一方の端
子に接続されており、励磁コイル11の他方の端
子にはクーラ制御回路12が接続されている。励
磁コイル11は、更にフアンスイツチ13を通し
てアースされいる。このフアンスイツチ13は、
ラジエータ(図示せず)下部に取り付けられ、そ
の水温が所定温度以上になつたとき回路を閉じる
ものである。
電路9のイグニツシヨンスイツチ10と励磁コ
イル11との間から電路14が分岐しており、こ
の電路14はタイマユニツト15の入力端子aに
接続されている。タイマユニツト15のもう一つ
の入力端子bには、サーモスイツチ16が接続さ
れている。このサーモスイツチ16は、エンジン
ルームの適所に取り付けられ、エンジンの雰囲気
温度が所定温度より高いときに閉じて、バツテリ
3の電圧をタイマユニツト15に入力信号として
加えるものである。タイマユニツト15には電路
2より分岐した電源回路17が接続される。タイ
マユニツト15の出力端子cは、第2リレー7及
び第3リレー8の各励磁コイル18,19の一方
の端子にそれぞれ接続されている。励磁コイル1
8,19の他方の端子は、ともにバツテリ3の陽
極+B側に接続されている。
タイマユニツト15は、第2図に示すように、
イグニツシヨンスイツチ10の信号を受ける入力
端子aとサーモスイツチ16の信号を受ける入力
端子bとを備えており、入力端子aは、タイマ2
0の入力端子、フリツプフロツプ回路21の第1
セツト入力端子C及びオア回路22の第1入力端
子に接続されている。また、入力端子Dはフリツ
プフロツプ回路21の第2セツト入力端子Dに、
またインバータ26を介してオア回路22の第2
入力端子にそれぞれ接続され、更に、オア回路2
2の出力端子はフリツプフロツプ回路21のリセ
ツト入力端子Rに接続されてい。このフリツプフ
ロツ回路21は、第2セツト入力端子Dが高レベ
ルになつているとき、第1セツト入力端子Cが一
旦低レベルになると、リセツト入力端子Rに高レ
ベルの入力信号を受けるまで、出力端子Qから出
力信号を発生し続けるようになつている。タイマ
20と、フリツプフロツプ回路21の出力端子Q
は、アンド回路23の第1及び第2入力端子に接
続されており、このアンド回路23の出力電圧が
抵抗24を通してトランジスタ25のベースに加
えられることによつて、出力端子cに出力信号が
出されるようになつている。
タイマ20は、イグニツシヨンスイツチ10が
開かれたとき作動して、所定時間出力信号を発生
するようになつている。このときエンジンの雰囲
気温度が所定値以下にあつてサーモスイツチ16
が開いていると、フリツプフロツプ回路21から
は出力信号が出されず、したがつて、アンド回路
23の出力信号も発生されない。また、イグニツ
シヨンスイツチ10が開かれたとき、エンジンの
雰囲気温度が所定値を超えてサーモスイツチ16
が閉じていると、フリツプフロツプ回路21の第
2セツト入力端子Dが高レベルとなつている状態
で第1セツト入力端子Cが低レベルあとなるの
で、その出力端子Qから出力信号が発生して、ア
ンド回路23に加えられ、アンド回路23は、タ
イマ20が出力信号を出している間作動して、出
力電圧をトランジスタ25に加える。したがつ
て、タイマユニツト15は、サーモスイツチ16
が閉じている状態でイグニツシヨンスイツチ10
が切られたときにのみ、タイマ20で設定された
所定時間出力信号を出力端子cに発生する。しか
しタイマ20が出力信号を出している最中でも、
イグニツシヨンスイツチ10が閉じられ、または
サーモスイツチ16が開かれたときには、オア回
路22からフリツプフロツプ回路21のリセツト
入力端子Rに高レベルの入力信号が送られるの
で、フリツプフロツプ回路21は出力を停止し、
したがつて、出力端子cの出力も停止される。
次に、第1図の冷却系制御装置の作動を説明す
る。イグニツシヨンスイツチ10を閉じてエンジ
ンを始動すると、このときラジエータ内の冷却水
の温度が低ければフアンスイツチ13は開いてお
り、第1リレー6の励磁コイル11は作動しない
ので、第1リレー6は開いたままで、フアンモー
タ1及び4はいずれも回転しない。エンジンの作
動によつて冷却水の温度が上昇し、所定温度以上
になるとフアンスイツチ13が閉じ、それにより
励磁コイル11が励磁され、第1リレー6が閉じ
られる。こうしてラジエータフアンモータ1及び
コンデンサフアンモータ4が同時に回転する。
イグニツシヨンスイツチ10を開いてエンジン
を停止させると、第1リレー6の励磁コイル11
への電流が遮断され、第1リレー6は開く。しか
し、このときエンジンの雰囲気温度が所定温度よ
り高くなつていると、サーモスイツチ16が閉じ
ているので、タイマユニツト15から出力信号が
発生される。この出力信号は第2リレー7及び第
3リレー8の各励磁コイル18,19に送られ、
これらを励磁する。したがつて、第2リレー7が
閉じると同時に第3リレー8が開く。その結果、
バツテリ3の電圧は電路2、第2リレー7を通し
てラジエータフアンモータ1に加えられ、その作
動を継続させる。しかしながら、コンデンサフア
ンモータ4は、第3リレー8によりバツテリ3か
ら遮断されるので、その作動を停止する。
ラジエータフアンモータの作動によりエンジン
の雰囲気温度が十分に下がると、サーモスイツチ
16が開く。そうするとタイマユニツト15から
の出力信号が停止し、励磁コイル18,19が消
磁されて第2リレー7も開く。こうしてラジエー
タフアンモータ1も停止する。
イグニツシヨンスイツチ10を切つた後、タイ
マ20により設定された時間を経過したときも、
タイマユニツト15の出力はなくなり、ラジエー
タフアンモータ1が停止する。それによつて、ラ
ジエータフアンモータ1がいたずらに長時間作動
して、バツテリ3の電力を消耗させることを防止
する。
このように、エンジン作動中はラジエータフア
ンモータ1及びコンデンサフアンモータ4をとも
に作動させるが、エンジン停止後は、ラジエータ
フアンモータ1の作動を継続してエンジンの雰囲
気温度を低下させるとともに、コンデンサフアン
モーター4を停止させるようにしているので、エ
ンジン停止後の所要電力は一方のフアンモータ1
を作動させるだけの電力でよくなり、また、一方
のフアンが回転するだけであるので、騒音も小さ
くなる。
以上のように、本考案によれば、エンジンの雰
囲気温度が所定温度以上の状態でイグニツシヨン
スイツチを開いたとき、所要時間だけ出力信号を
発するタイマユニツトを設け、そのタイマユニツ
トの出力信号によりラジエータフアンモータの作
動を継続させるとともにコンデンサフアンモータ
の作動を停止させるリレー回路、すなわち上記実
施例では第1リレー6、第2リレー7及び第3リ
レー8を設けているので、エンジン駆動中はラジ
エータフアンモータ及びコンデンサフアンモータ
の両方が同時に作動されるものでありながら、エ
ンジン停止後はラジエータフアンモータのみが作
動され、コンデンサフアンモータは停止される。
したがつて、エンジン停止後はラジエータフアン
モータを作動するのに必要な電力のみでよく、従
来のもののようにエンジン停止後も両方のフアン
モータが回転するものに比べ、消費電力が大幅に
軽減される。また、エンジン停止後のフアンの回
転音は騒音となるが、本考案によれば一方のフア
ンが回転するのみとなるので、従来のものに比べ
て騒音も減少する。こうして、消費電力量の増大
を防止するとともに騒音の発生を軽減した自動車
の冷却系制御装置が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は第1図の装置に用いられるタイマユニツトの
回路図である。 1……ラジエータフアンモータ、3……バツテ
リ、4……コンデンサフアンモータ、6,7,8
……第1,第2,第3リレー、10……イグニツ
シヨンスイツチ、15……タイマユニツト、16
……サーモスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. イグニツシヨンスイツチ10を介し電源に対し
    て互いに並列に接続されるラジエータフアンモー
    タ1及びコンデンサフアンモータ4と;エンジン
    の雰囲気温度が所定値以上のときであつて、かつ
    前記イグニツシヨンスイツチ10を開いたときか
    ら所定時間だけ、出力信号を発するタイマユニツ
    ト15と、このタイマユニツト15の出力信号に
    より前記ラジエータフアンモータ1を電源に接続
    するとともに前記コンデンサフアンモータ4を電
    源から遮断するリレー回路と;を備えてなる自動
    車の冷却系制御装置。
JP1830182U 1982-02-12 1982-02-12 自動車の冷却系制御装置 Granted JPS58121711U (ja)

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JP1830182U JPS58121711U (ja) 1982-02-12 1982-02-12 自動車の冷却系制御装置

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JPS58121711U JPS58121711U (ja) 1983-08-19
JPS6139619Y2 true JPS6139619Y2 (ja) 1986-11-13

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