JPS6231290Y2 - - Google Patents

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JPS6231290Y2
JPS6231290Y2 JP1983084089U JP8408983U JPS6231290Y2 JP S6231290 Y2 JPS6231290 Y2 JP S6231290Y2 JP 1983084089 U JP1983084089 U JP 1983084089U JP 8408983 U JP8408983 U JP 8408983U JP S6231290 Y2 JPS6231290 Y2 JP S6231290Y2
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JP
Japan
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heater
heating device
energized
key switch
terminal
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JP1983084089U
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JPS59188713U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冬期等の節効暖房に使用する自動車
用電気式暖房装置に関する。
従来の電気式暖房装置は、自動車のバツテリを
電源としているため、自動車のエンジンが作動し
ていないときに上記暖房装置のヒータおよび送風
機に通電されるとバツテリの消耗が大きくなり、
エンジン始動時にスタータが正常に始動しない等
の不具合を生ずる。
上記問題を解決するために、自動車エンジンの
回転数検出回路を設け、エンジン回転時のみ上記
暖房装置のヒータおよび送風機に通電するものが
既に提案されているが、この場合回転数検出回路
部が複雑となり暖房装置全体の構成が複雑にな
り、また製造コストも高くなり、実用化する際の
問題となつている。
そこで本考案者等は、上記問題を解決するた
め、自動車エンジンのキースイツチに着目し、キ
ースイツチがイグニツシヨン端子にあるときのみ
上記暖房装置のヒータおよび送風用ヒータに通電
させることにより、上記暖房装置使用時のバツテ
リ消耗による不具合防止を簡単にしかも低コスト
で実現できることを目的とする。
以下本考案を図に示す実施例によつて説明す
る。
第1図は本実施例の電気式暖房装置の電気回路
を示しており、バツテリ1は常開接点型の主リレ
ー2の接点2aに接続され、接点2aは通電を受
け発熱するヒータ3、およびヒータ3によつて加
熱された空気を車室内の乗員に送風する送風フア
ン4の駆動ヒータ4aに接続されている。上記ヒ
ータ3、送風フアン4およびヒータ4aは、第2
図に示す如く、ステアリングコラム10の下部に
取付けられた温風機ケース11の内部に収納され
ており、上記加熱空気は温風となつて乗員の手元
を暖めるようになつている。
前記バツテリ1は図示しない自動車エンジンの
キースイツチ5にも接続されており、このキース
イツチ5のアクセサリー端子5aには、周知の如
く図示しないラジオ等の負荷が接続されており、
イグニツシヨン端子5bには、図示しないイグニ
ツシヨンコイル等の負荷が接続されており、スタ
ータ端子5cにはスタータモータ6が接続されて
いる。
上記アクセサリー端子5aおよびスタータ端子
5cはそれぞれ、常開設定型の副リレー7の接点
7a、コイル7bに接続されている。リレー接点
7aは主リレー2のコイル2bに接続され、コイ
ル2bは、本暖房装置の作動スイツチ8に接続さ
れている。作動スイツチ8は、自動車運転席の操
作パネルまたは、その近傍に取付けられており、
手動で操作されるようになつている。作動スイツ
チ8には水温スイツチ9が直列接続されている。
この水温スイツチ9はエンジン冷却水配管の途中
に取付けられており、エンジン冷却水温度が設定
値より低いときはオン、設定値以上になるとオフ
となるものである。つまりエンジン冷却水温度が
設定値まで温まると、それを熱源とする自動車用
空調装置のヒータコアによつて車室内の暖房が可
能となるため、本電気式暖房装置は必要でなくな
るため、上記水温スイツチ9によつて本暖房装置
を自動的に停止させるものである。
次に上記のような構成を有する本実施例の動作
を第1図および第3図を用いて説明する。
第3図は、キースイツチ5の切替状態に対する
各構成部の通電状態を示しており、第3図のA,
B,C,D,E,F,はそれぞれアクセサリ端子
5a、イグニツシヨン端子5b、スタータ端子5
c、服リレー接点7a、主リレ接点2a、ヒータ
3の電圧波形を示している。
まず、作動スイツチ8、水温スイツチ9が共に
オン状態のときt1時にキースイツチ5をアクセサ
リ端子5aに替替えると、車室内に装着されたラ
ジオ等が使用可能となるがエンジンは始動してお
らず、ヒータ3、モータ4は通電されない。従つ
て、この場合のバツテリ消耗は問題ない。
次に、t2時にキースイツチ5をイグニツシヨン
端子5bに切替えると図示しないイグナイタにバ
ツテリ電圧が印加されエンジン始動準備が完了す
ると同時に、副リレーコイル7bは通電されて接
点7aを閉じ、設定7aを介して主リレーコイル
2bは通電されて接点2aを閉じるため、ヒータ
3およびモータ4は通電されて、温風を送風する
ようなる。
次に、t3時にキースイツチ5をスタータ端子5
cに切替えるとスタータモータ6は通電されエン
ジンは駆動される。この場合、副リレーコイル7
bは通電されて接点7aを閉じているが、接点7
a側はバツテリ1に接続されていないため、電流
は流れず、よつて主リレーコイル2bは通電を遮
断されて接点2aを開き、ヒータ3、モータ4は
通電されないため、バツテリ1を消耗させること
なく、スタモータ6の安定した作動が得られる。
ここで、エンジンが始動すると、t4時にキース
イツチ5をイグニツシヨン端子5bの位置に戻
し、t2のときと同様にしてヒータ3、モータ4は
通電されて温風を送風する。
次に、本考案の他の実施例について説明する。
第4図は、本電気式暖房装置の他の実施例の電
気回路を示しており、イグニツシヨン端子5bは
主リレーコイル2b、及び遅延タイマー12に接
続されており、遅延タイマー12は水温スイツチ
9に接続されている。その他の構成は、上記の第
1実施例と同様であるので説明を省略する。
次に、本第2実施例の動作について説明する。
第5図のA,B,C,D,Eはそれぞれイグニツ
シヨン端子5b、タイマー入力端子12a、タイ
マー出力端子12b、主リレー接点2a、ヒータ
3の電圧波形を示している。
t1時にキースイツチ5をイグニツシヨン端子5
bに切替えると同時に遅延タイマー12が作動
し、設定時間T経過後のt2時に遅延タイマー12
の出力端子12bは、第5図Iに示すように通電
状態となる。よつて、作動スイツチ8および水温
スイツチ9がオンならば、主リレーコイル2bは
通電されて接点2aを閉じ、ヒータ8およびフア
ン4は通電を受けて温風を送風する。
上記の第1および、第2実施例は、作動スイツ
チ8を手動装作することにより暖房装置を作動さ
せているが、自動車エンジン冷却水を熱源とする
ヒータコア等を装着した自動車用空調装置と連動
させ、エンジン冷却水温度が低く水温スイツチ9
がオンのときは、自動的に本電気式暖房装置を作
動させるようにしても本発明は同様に適用でき
る。
また、キースイツチ5のイグニツシヨン端子
は、ガソリンエンジン車のみならず、デイーゼル
エンジン車の、グロープラグに通電させるイグニ
ツシヨン端子についても同様に適用できる。
また、前述の実施例では、常開接点型の副リレ
ーと、主リレー2を組合せることにより、キース
イツチ5がイグニツシヨン端子5bに切換えられ
たときのみ、ヒータ3および送風機4が作動する
ようにしているが、キースイツチ5がスタータ端
子5cのときに接点が開くような常閉接点型の副
リレーと主リレー2を組合せることにより、キー
スイツチ5がイグニツシヨン端子5bに切換えら
れたときのみヒータ3および送風機4が作動する
ようにしてもよいことは言うまでもない。
以上述べたように、本考案は、自動車のキース
イツチがイグニツシヨン端子に切替えられている
ときのみ暖房装置のヒータおよび送風用モータに
通電可能とすることにより、電気式暖房装置使用
時のバツテリ消耗による不具合防止を簡単にしか
も低コストで実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気式暖房装置の電気回路
図、第2図は本発明の電気式暖房装置を車室内に
取付けた状態を示す概略図、第3図は本発明の電
気式暖房装置の各構成部の通電状態を示す電圧波
形図、第4図は本発明の第2実施例の電気式暖房
装置の電気回路図、第5図は本発明の第2実施例
の電気式暖房装置の各構成部の通電状態を示す電
圧波形図である。 3……ヒータ、4……フアン、4a……モー
タ、5……キースイツチ、5b……イグニツシヨ
ン端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通電されて発熱するヒータと、このヒータによ
    つて加熱された空気を自動車室内に送風するフア
    ンと、このフアンを駆動するモータと、自動車の
    キースイツチ切替状態を判別し、このキースイツ
    チがイグニツシヨン端子に切替えられている場合
    のみ、前記ヒータおよび前記モータが通電可能と
    なるように構成された電気回路を具備することを
    特徴とする自動車用電気式暖房装置。
JP8408983U 1983-06-01 1983-06-01 自動車用電気式暖房装置 Granted JPS59188713U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8408983U JPS59188713U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 自動車用電気式暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8408983U JPS59188713U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 自動車用電気式暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59188713U JPS59188713U (ja) 1984-12-14
JPS6231290Y2 true JPS6231290Y2 (ja) 1987-08-11

Family

ID=30214042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8408983U Granted JPS59188713U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 自動車用電気式暖房装置

Country Status (1)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576611B2 (ja) * 1978-07-27 1982-02-05

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5937369Y2 (ja) * 1980-06-13 1984-10-17 日産自動車株式会社 車両用補助温風機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576611B2 (ja) * 1978-07-27 1982-02-05

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JPS59188713U (ja) 1984-12-14

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