JPS6139592A - 磁気エンコ−ダ - Google Patents
磁気エンコ−ダInfo
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- JPS6139592A JPS6139592A JP15934984A JP15934984A JPS6139592A JP S6139592 A JPS6139592 A JP S6139592A JP 15934984 A JP15934984 A JP 15934984A JP 15934984 A JP15934984 A JP 15934984A JP S6139592 A JPS6139592 A JP S6139592A
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- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N50/00—Galvanomagnetic devices
- H10N50/10—Magnetoresistive devices
Landscapes
- Hall/Mr Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、移動体の移動量を磁気的に検出して電気信号
出力を得る磁気エンコーダ、さらに詳述すれば、電気抵
抗が磁界強度に応じて変化する磁気抵抗素子の4個Aい
A1、BいB2をA1、A2間及びB1.82間のピッ
チが夫々λHRで、かつB工がAiとA2の中央位置と
なるように配設し、AiとA、の直列接続回路と81と
82の直列接続回路とを並列接続した回路に一定電圧V
cを印加し、A1とA2の中間接続点A及びB工とB2
の中間接続点Bを電圧検出端子とする磁気抵抗センサを
、λPのピッチでN極、S極が交互に着磁された永久磁
石に対して空隙を介して対向配置することで上記永久磁
石の移動量に応じた電圧信号を上記電圧検出端子A、B
より得る磁気エンコーダに関するもので、例えば、電動
機の速度制御の回転子の位置検出用として、あるいは、
ロボットやVTR(ビデオ・テープ・レコーダ)等の制
御用検出部に利用される。
出力を得る磁気エンコーダ、さらに詳述すれば、電気抵
抗が磁界強度に応じて変化する磁気抵抗素子の4個Aい
A1、BいB2をA1、A2間及びB1.82間のピッ
チが夫々λHRで、かつB工がAiとA2の中央位置と
なるように配設し、AiとA、の直列接続回路と81と
82の直列接続回路とを並列接続した回路に一定電圧V
cを印加し、A1とA2の中間接続点A及びB工とB2
の中間接続点Bを電圧検出端子とする磁気抵抗センサを
、λPのピッチでN極、S極が交互に着磁された永久磁
石に対して空隙を介して対向配置することで上記永久磁
石の移動量に応じた電圧信号を上記電圧検出端子A、B
より得る磁気エンコーダに関するもので、例えば、電動
機の速度制御の回転子の位置検出用として、あるいは、
ロボットやVTR(ビデオ・テープ・レコーダ)等の制
御用検出部に利用される。
鉄あるいはニッケル等の磁性材料及びその合金の簿膜で
形成した導電体にその電流通過方向と直角に磁界を加え
ると、第4図実線曲線に示すように、導電体の電気抵抗
値が減少することが知られており、磁気抵抗効果と呼ば
れ、磁界の測定、位置の検出装置等に利用されている。
形成した導電体にその電流通過方向と直角に磁界を加え
ると、第4図実線曲線に示すように、導電体の電気抵抗
値が減少することが知られており、磁気抵抗効果と呼ば
れ、磁界の測定、位置の検出装置等に利用されている。
なお、破線曲線は導電体にバイアス用磁石を並置した場
合の関係曲線である。
合の関係曲線である。
この磁気抵抗効果を利用して回転体の位置検出を行なう
磁気エンコーダが実用されており、その従来例を第5図
に示す、これは、電動機の回転子の回転移動量に応じた
電気信号を得ようとする例で、第5図(、)は磁気エン
コーダとその周辺部分の側面図とそのX−X断面図を示
し、1は電動機、2は回転子軸、3はその外周に多数の
N極。
磁気エンコーダが実用されており、その従来例を第5図
に示す、これは、電動機の回転子の回転移動量に応じた
電気信号を得ようとする例で、第5図(、)は磁気エン
コーダとその周辺部分の側面図とそのX−X断面図を示
し、1は電動機、2は回転子軸、3はその外周に多数の
N極。
S極に着磁された永久磁石を備えて回転子軸2と一体的
に回転する永久磁石回転体、4が磁気抵抗効果素子(以
下、磁気抵抗素子と称す)で構成した磁気抵抗センサ(
以下、MRセンサと称す)、5はカバーである。永久磁
石回転体3の永久磁石とMRセンサ4とが空隙を介して
対向配設され、回転子軸2の回転位置をMRセンサ4に
より検出する構成となっている。
に回転する永久磁石回転体、4が磁気抵抗効果素子(以
下、磁気抵抗素子と称す)で構成した磁気抵抗センサ(
以下、MRセンサと称す)、5はカバーである。永久磁
石回転体3の永久磁石とMRセンサ4とが空隙を介して
対向配設され、回転子軸2の回転位置をMRセンサ4に
より検出する構成となっている。
MRセンサ4と永久磁石回転体3の永久磁石との関係は
、第5図(b)に示すように1MRセンサ4には4個の
磁気抵抗素子A1、A2、BいB2が、A1とA2間の
ピッチがλHR,Biと82間のピッチもλ■、かつB
工がA1とA2間の中央位置となるように配設され、各
素子は第5図(d)に示す電気回路を形成している。即
ち、A工とA2の直列接続回路と、B1とB2の直列接
続回路とを並列接続した回路に一定電圧Vcを印加し、
A□とA2の中間接続点A及びB1と82の中間接続点
B&ffi圧検出端子とするものである。また、MRセ
ンサ4の永久磁石回転体3と対向しない面にはバイアス
用磁石6が配置されている。バイアス用磁石6はMRセ
ンサ4に固着されており、磁性が一定(図示例ではN極
)の磁界を常にMR,センサ4に作用させるようになっ
ているので、MRセンサ4には、永久磁石回転体3の磁
界と、バイアス用磁石6の磁界との合成磁界が作用し、
永久磁石回転体3の永久磁石による磁界は電動機の回転
に伴ってその大きさと磁性とが変化するので、MRセン
サ4の検出端子A、Bより、電動機の回転子軸2の位置
及び回転方向が検出できる。
、第5図(b)に示すように1MRセンサ4には4個の
磁気抵抗素子A1、A2、BいB2が、A1とA2間の
ピッチがλHR,Biと82間のピッチもλ■、かつB
工がA1とA2間の中央位置となるように配設され、各
素子は第5図(d)に示す電気回路を形成している。即
ち、A工とA2の直列接続回路と、B1とB2の直列接
続回路とを並列接続した回路に一定電圧Vcを印加し、
A□とA2の中間接続点A及びB1と82の中間接続点
B&ffi圧検出端子とするものである。また、MRセ
ンサ4の永久磁石回転体3と対向しない面にはバイアス
用磁石6が配置されている。バイアス用磁石6はMRセ
ンサ4に固着されており、磁性が一定(図示例ではN極
)の磁界を常にMR,センサ4に作用させるようになっ
ているので、MRセンサ4には、永久磁石回転体3の磁
界と、バイアス用磁石6の磁界との合成磁界が作用し、
永久磁石回転体3の永久磁石による磁界は電動機の回転
に伴ってその大きさと磁性とが変化するので、MRセン
サ4の検出端子A、Bより、電動機の回転子軸2の位置
及び回転方向が検出できる。
第5図(c)は、検出端子A、Bの接地電位に対する電
圧を1回転体が永久磁石の着磁ピッチλPの間移動した
場合の変化を示すもので、バイアス用磁石6の磁界の大
きさを調整することで、回転体の移動角に対してほぼ正
弦波状の変化をし、また検出端子AとBに現われる電圧
信号の位相角は(1/4) ・λPとなっており、1
を気角で90度の位相角となり電動機制御に必要な特性
を備えている。
圧を1回転体が永久磁石の着磁ピッチλPの間移動した
場合の変化を示すもので、バイアス用磁石6の磁界の大
きさを調整することで、回転体の移動角に対してほぼ正
弦波状の変化をし、また検出端子AとBに現われる電圧
信号の位相角は(1/4) ・λPとなっており、1
を気角で90度の位相角となり電動機制御に必要な特性
を備えている。
しかしながら、上記した従来技術には次のような問題点
があった。即ち、電動機制御の精度を高くするには、永
久磁石回転体3に設ける永久磁石の数を増加する必要が
あるが、MRセンサ4の素子の配設ピッチλ■を一定と
すると永久磁石の着磁ピッチλPも定まるので、永久磁
石の数を増加するには永久磁石回転体3の直径を大きく
する必要があることになり、制御精度を高くするには大
径の回転体が必要となり磁気エンコーダが大形になると
いう問題があった。
があった。即ち、電動機制御の精度を高くするには、永
久磁石回転体3に設ける永久磁石の数を増加する必要が
あるが、MRセンサ4の素子の配設ピッチλ■を一定と
すると永久磁石の着磁ピッチλPも定まるので、永久磁
石の数を増加するには永久磁石回転体3の直径を大きく
する必要があることになり、制御精度を高くするには大
径の回転体が必要となり磁気エンコーダが大形になると
いう問題があった。
本発明の目的は、従来技術における上記した問題点を解
決し、磁気抵抗素子の配設ピッチλHRと永久磁石回転
体の直径を一定とし、永久磁石の着磁ピッチλPを変化
するだけで、異なった分解度の磁気エンコーダを形成し
、永久磁石回転体の直径を大きくすることなく、より韮
い分解度とすることのできる磁気エンコーダを提供する
ことにある。
決し、磁気抵抗素子の配設ピッチλHRと永久磁石回転
体の直径を一定とし、永久磁石の着磁ピッチλPを変化
するだけで、異なった分解度の磁気エンコーダを形成し
、永久磁石回転体の直径を大きくすることなく、より韮
い分解度とすることのできる磁気エンコーダを提供する
ことにある。
本発明の特徴は、永久磁石回転体に設ける永久磁石の着
磁ピッチλPと、MRセンサを形成する磁気抵抗素子の
配設ピッチλ■との関係を、nを4の倍数を除く3以上
の自然数としてλp=(4/n)・λHRとする構成を
採用することにある。
磁ピッチλPと、MRセンサを形成する磁気抵抗素子の
配設ピッチλ■との関係を、nを4の倍数を除く3以上
の自然数としてλp=(4/n)・λHRとする構成を
採用することにある。
前述した関係式λp=(4/n)・λHRのnを種々の
自然数として、永久磁石の着磁ピッチλPを定める場合
にn=2はすでに従来技術で採用しているものであり、
n=1は従来構成より永久磁石の着磁ピッチλPが大き
くなり1本発明の目的に反する。従って、n=2及びn
=1は共に採用せず、nを3以上の自然数とする場合に
ついて以下に述べる。
自然数として、永久磁石の着磁ピッチλPを定める場合
にn=2はすでに従来技術で採用しているものであり、
n=1は従来構成より永久磁石の着磁ピッチλPが大き
くなり1本発明の目的に反する。従って、n=2及びn
=1は共に採用せず、nを3以上の自然数とする場合に
ついて以下に述べる。
n=3の場合のMRセンサ4と永久磁石回転体3との配
置関係を第1図(a)に、電気回路図を(c)に、検出
端子A、Hに現われる電圧信号の位相関係を(b)に示
す、MRセンサの素子の配設ピッチλHRと、永久磁石
の着磁ピッチλPとの間にはλP=(4/3)・λ■の
関係式が成立しており、かつ、第5図(b)の従来構成
と異なり、バイアス用磁石を備えていない。
置関係を第1図(a)に、電気回路図を(c)に、検出
端子A、Hに現われる電圧信号の位相関係を(b)に示
す、MRセンサの素子の配設ピッチλHRと、永久磁石
の着磁ピッチλPとの間にはλP=(4/3)・λ■の
関係式が成立しており、かつ、第5図(b)の従来構成
と異なり、バイアス用磁石を備えていない。
第1図実施例は次のように動作する。第1図(a)の図
示状態では素子A1は対向磁束が零で抵抗値は最大であ
り、素子A、はS極の最大磁束を受は抵抗値が最低であ
るから出力Aのレベルは、Vc/2を零ラインとして示
すと、(b)図におけるa工の位置となる0次に永久磁
石が矢印方向に(1/8)・λPたけ回転すると素子A
2とA2とはほぼ同じ磁束を受けるために抵抗値は同じ
となり、従って出力AのレベルはVc/2=Oでa2の
位置となる。永久磁石がさらに(1/8)・λP回転す
ると素子A1の受ける磁束が最大となり抵抗値は最小、
A、(7)受ける磁束は零、抵抗値は最大となって出力
Aのレベルはa3の位置となる。以下永久磁石が(1/
8)・・λPだけ回転するに従って出力Aのレベルはa
いaい・・・と位置するようになり、回転体の回転移動
量の変化(1/2)・λPに対して1サイクルのレベル
変化をする。
示状態では素子A1は対向磁束が零で抵抗値は最大であ
り、素子A、はS極の最大磁束を受は抵抗値が最低であ
るから出力Aのレベルは、Vc/2を零ラインとして示
すと、(b)図におけるa工の位置となる0次に永久磁
石が矢印方向に(1/8)・λPたけ回転すると素子A
2とA2とはほぼ同じ磁束を受けるために抵抗値は同じ
となり、従って出力AのレベルはVc/2=Oでa2の
位置となる。永久磁石がさらに(1/8)・λP回転す
ると素子A1の受ける磁束が最大となり抵抗値は最小、
A、(7)受ける磁束は零、抵抗値は最大となって出力
Aのレベルはa3の位置となる。以下永久磁石が(1/
8)・・λPだけ回転するに従って出力Aのレベルはa
いaい・・・と位置するようになり、回転体の回転移動
量の変化(1/2)・λPに対して1サイクルのレベル
変化をする。
一方、素子B1とB2の方は、素子A1、 A、に対し
く1/2)・λHRだけ位置をずらして配設しであるの
で、その出力Bの波形は(b)図に示すようにAの波形
に対しく1/8)・λPだけ位相がずれた形で同じ波形
b8〜b、・・・を出力する。
く1/2)・λHRだけ位置をずらして配設しであるの
で、その出力Bの波形は(b)図に示すようにAの波形
に対しく1/8)・λPだけ位相がずれた形で同じ波形
b8〜b、・・・を出力する。
このように、第1図に示したn=3の実施例においては
、(1)バイアス用磁石が不要である。
、(1)バイアス用磁石が不要である。
(2)MRセンサの出力AあるいはBの波形は永久磁石
の着磁ピッチλPの1/2のピッチを1周期とした出力
となるので出力波形のサイクル数が従来例のn = 2
の場合の2倍となり、一方、永久磁石の着磁ピッチが1
/1.5となり極数が増加することと相まって、同一の
MRセンサと同一直径の永久磁石によって1.5X2=
3倍の分解度の磁気エンコーダを構成することができる
。
の着磁ピッチλPの1/2のピッチを1周期とした出力
となるので出力波形のサイクル数が従来例のn = 2
の場合の2倍となり、一方、永久磁石の着磁ピッチが1
/1.5となり極数が増加することと相まって、同一の
MRセンサと同一直径の永久磁石によって1.5X2=
3倍の分解度の磁気エンコーダを構成することができる
。
次に他の実施例としてn=6.即ちλP=(476)・
λHR=(2/3)・λ■の場合について説明する。M
Rセンサ4と永久磁石回転体3との関係を第2図(a)
に、出力電圧の波形を(b)に示j、MRセンサの電気
回路は第1図(c)の場合と同一であるが、第2図実施
例ではバイアス用磁石6を設けることが必要となる。
λHR=(2/3)・λ■の場合について説明する。M
Rセンサ4と永久磁石回転体3との関係を第2図(a)
に、出力電圧の波形を(b)に示j、MRセンサの電気
回路は第1図(c)の場合と同一であるが、第2図実施
例ではバイアス用磁石6を設けることが必要となる。
第2図実施例は次のように動作する0図示位置では素子
A1とA2は共に永久磁石から受ける磁束は零テアリ、
さらに、バイアス用磁石のN極の同一磁束を受けるから
抵抗値は等しく、出力Aのし レベルはVc/2
で1、(b)図においてa工の位置にある0次に永久磁
石が(1/4)・λPたけ矢印方向に回転すると素子A
1は、永久磁石のN極最大とバイアス用磁石のN極との
合成で大きな磁束を受は抵抗値が最低となり、素子A1
、は、永久磁石のS極の最大とバイアス用磁石のN極と
の差の磁束を受けそ、の抵抗値が最大となるから出力A
のレベルは最も高くなり(b)図のa2の位置となる。
A1とA2は共に永久磁石から受ける磁束は零テアリ、
さらに、バイアス用磁石のN極の同一磁束を受けるから
抵抗値は等しく、出力Aのし レベルはVc/2
で1、(b)図においてa工の位置にある0次に永久磁
石が(1/4)・λPたけ矢印方向に回転すると素子A
1は、永久磁石のN極最大とバイアス用磁石のN極との
合成で大きな磁束を受は抵抗値が最低となり、素子A1
、は、永久磁石のS極の最大とバイアス用磁石のN極と
の差の磁束を受けそ、の抵抗値が最大となるから出力A
のレベルは最も高くなり(b)図のa2の位置となる。
さらに(1/4)・λPだけ矢印方向に回転が進むと、
素子A□とA2は共に永久磁石より受ける磁束が零とな
り、バイアス用磁石より同じ磁束を受けるから抵抗値は
相等しく、出力AのレベルはVc/2となって(b)図
の83の位置となる。以下永久磁石が(1/4)・λP
回転するごとに素子A1とA2の抵抗値が相対的に増減
し永久磁石がλPだけ回転するとこれを1周期とした波
形の出力Aが得られる。一方、素子B1とB8は素子A
1とA2に対しく1/2)・λHRだけ位置をずらして
配置しであるので、出力Bの波形は出力Aの波形に対し
く1/4)・λPだけ位相がずれた同じ波形となる。
素子A□とA2は共に永久磁石より受ける磁束が零とな
り、バイアス用磁石より同じ磁束を受けるから抵抗値は
相等しく、出力AのレベルはVc/2となって(b)図
の83の位置となる。以下永久磁石が(1/4)・λP
回転するごとに素子A1とA2の抵抗値が相対的に増減
し永久磁石がλPだけ回転するとこれを1周期とした波
形の出力Aが得られる。一方、素子B1とB8は素子A
1とA2に対しく1/2)・λHRだけ位置をずらして
配置しであるので、出力Bの波形は出力Aの波形に対し
く1/4)・λPだけ位相がずれた同じ波形となる。
即ち、第2図に示したn==6の場合の特長は、(1)
バイアス用磁石が必要である、(2)永久磁石の着磁ピ
ッチλPがλp=(2/3)・λ■であるから第5図に
示した従来例に比し、同一直径の永久磁石に対し3倍の
数の磁極を配設したことにより、3倍の分解度の磁気エ
ンコーダを得ることができる。
バイアス用磁石が必要である、(2)永久磁石の着磁ピ
ッチλPがλp=(2/3)・λ■であるから第5図に
示した従来例に比し、同一直径の永久磁石に対し3倍の
数の磁極を配設したことにより、3倍の分解度の磁気エ
ンコーダを得ることができる。
さらに、n=4の場合を検討すると、第3図(a)に示
すように、λp=(4/4)・λMk=λHRとなり、
バイアス用磁石を使用しても、MRセンサの対となる素
子A1とA2及びB1とB2が夫々同時に同じ方向に抵
抗値が変化するので、磁気エンコーダとして動作しない
。
すように、λp=(4/4)・λMk=λHRとなり、
バイアス用磁石を使用しても、MRセンサの対となる素
子A1とA2及びB1とB2が夫々同時に同じ方向に抵
抗値が変化するので、磁気エンコーダとして動作しない
。
同じようにn=5.8.1(1,12、・・・とnに順
次、自然数を代入してその動作を第3図(b)、(e)
。
次、自然数を代入してその動作を第3図(b)、(e)
。
(c)、(d) 、・・・について検証し、上記の結果
と合せてMRセンサ4の素子配設ピッチλHRと、永久
磁石の着磁ピッチλPとの関係式λp=(4/n)・λ
HRにおけるnとして、「4の倍数を除く3以上の自然
数」を用いることにより、本発明の目的が達成されるこ
とが判る。
と合せてMRセンサ4の素子配設ピッチλHRと、永久
磁石の着磁ピッチλPとの関係式λp=(4/n)・λ
HRにおけるnとして、「4の倍数を除く3以上の自然
数」を用いることにより、本発明の目的が達成されるこ
とが判る。
nのうちから4の倍数が除外される理由は、nを4の倍
数とすると、対となる磁気抵抗素子の夫々に作用する永
久磁石の磁性が同じとなり、たとえバイアス用磁石を設
けても、抵抗値の変化が同じとなって、出力電力が発生
せず、磁気エンコーダとして動作しないからである。
数とすると、対となる磁気抵抗素子の夫々に作用する永
久磁石の磁性が同じとなり、たとえバイアス用磁石を設
けても、抵抗値の変化が同じとなって、出力電力が発生
せず、磁気エンコーダとして動作しないからである。
これに対し、nが4の倍数を除く3以上の自然数である
場合は、対となる磁気抵抗素子の夫々に作用する永久磁
石の磁性、又は磁束の大きさの変化の方向が逆の方向と
なり、夫々の抵抗値の変化が逆方向となり、出力電圧が
得られる。又、nが奇数の場合はバイアス用磁石は不要
であり、nが偶数の場合にはバイアス用磁石が必要であ
る。
場合は、対となる磁気抵抗素子の夫々に作用する永久磁
石の磁性、又は磁束の大きさの変化の方向が逆の方向と
なり、夫々の抵抗値の変化が逆方向となり、出力電圧が
得られる。又、nが奇数の場合はバイアス用磁石は不要
であり、nが偶数の場合にはバイアス用磁石が必要であ
る。
以上説明したように、本発明によれば、MRセンサの素
子の配設ピッチλHRを一定とし対向して設ける永久磁
石の着磁ピッチλPを選定するだけで種々の分解度の磁
気エンコーダを構成することができ、永久磁石の直径を
大きくすることなく、より高い分解度の磁気エンコーダ
を得ることができる。特に、関係式λp=(4/n)・
λHRのnとしてn=3.5、・・・のような3以上の
奇数を採用すれば、(1)バイアス用磁石が不要であり
、(2)MRセンサの出力波形の周期は永久磁石の着磁
ピッチλPの1/2となり、従来構成に比し2倍の分解
度が得られ、また、nとしてn=6.10、・・・のよ
うな4の倍数を除いた偶数を採用すれば(1)バイアス
用磁石を必要とするが、(2)MRセンサの出力波形の
周期は永久磁石の着磁ピッチλPと同じとなり、出力波
形は正弦波に近い形となるので出力波形、の−波長分を
さらに細分化した微少角度の検出に使用することができ
る利点がある。
子の配設ピッチλHRを一定とし対向して設ける永久磁
石の着磁ピッチλPを選定するだけで種々の分解度の磁
気エンコーダを構成することができ、永久磁石の直径を
大きくすることなく、より高い分解度の磁気エンコーダ
を得ることができる。特に、関係式λp=(4/n)・
λHRのnとしてn=3.5、・・・のような3以上の
奇数を採用すれば、(1)バイアス用磁石が不要であり
、(2)MRセンサの出力波形の周期は永久磁石の着磁
ピッチλPの1/2となり、従来構成に比し2倍の分解
度が得られ、また、nとしてn=6.10、・・・のよ
うな4の倍数を除いた偶数を採用すれば(1)バイアス
用磁石を必要とするが、(2)MRセンサの出力波形の
周期は永久磁石の着磁ピッチλPと同じとなり、出力波
形は正弦波に近い形となるので出力波形、の−波長分を
さらに細分化した微少角度の検出に使用することができ
る利点がある。
なお、実施例においてはλPのピッチで着磁する永久磁
石を回転体として説明したが、直線状に延在する直動体
の移動方向にN極、S極交互に着磁した直線動作の磁気
エンコーダにも、本発明は適用可能である。
石を回転体として説明したが、直線状に延在する直動体
の移動方向にN極、S極交互に着磁した直線動作の磁気
エンコーダにも、本発明は適用可能である。
第1図は本発明の一実施例図で(、)は磁気抵抗センサ
と磁石回転体との配置関係図、(b)は出力信号の位相
関係図、(C)は磁気抵抗センサの電気回路図、第2図
はn = 6とした実施例図で(a)は磁気抵抗センサ
と永久磁石回転体との配置関係図、(b)は出力信号波
形図、第3図はnに種々の自然数を用いた場合の動作検
討図、第4図は磁気抵抗素子の特性説明図、第5図は従
来例の説明図で(a)は側面図とそのx−X断面図。 (b)は磁気抵抗センサと永久磁石回転体との配置関係
図、(c)は出力信号波形図、(d)は磁気抵抗センサ
の電気回路図である。 符号の説明 1・・・電動機 2・・・回転子軸3・・・
永久磁石回転体 4・・・磁気抵抗センサ5・・・カ
バー 6・・・バイアス用磁石A、B・・・
電圧検出端子 A1、A2、BいB2・・・磁気抵抗素子t3図 (Q) n工4 (NG) (d) n=+2(NG) (e) n=s
(NG)口==コ[二二コ ロ二二1===コH・・
・川 −?粛 A10 B、ロ BZOA+[B+
’口矛4図
と磁石回転体との配置関係図、(b)は出力信号の位相
関係図、(C)は磁気抵抗センサの電気回路図、第2図
はn = 6とした実施例図で(a)は磁気抵抗センサ
と永久磁石回転体との配置関係図、(b)は出力信号波
形図、第3図はnに種々の自然数を用いた場合の動作検
討図、第4図は磁気抵抗素子の特性説明図、第5図は従
来例の説明図で(a)は側面図とそのx−X断面図。 (b)は磁気抵抗センサと永久磁石回転体との配置関係
図、(c)は出力信号波形図、(d)は磁気抵抗センサ
の電気回路図である。 符号の説明 1・・・電動機 2・・・回転子軸3・・・
永久磁石回転体 4・・・磁気抵抗センサ5・・・カ
バー 6・・・バイアス用磁石A、B・・・
電圧検出端子 A1、A2、BいB2・・・磁気抵抗素子t3図 (Q) n工4 (NG) (d) n=+2(NG) (e) n=s
(NG)口==コ[二二コ ロ二二1===コH・・
・川 −?粛 A10 B、ロ BZOA+[B+
’口矛4図
Claims (1)
- 電気抵抗が磁界強度に応じて変化する磁気抵抗素子の
4個A_1、A_2、B_1、B_2をA_1、A_2
間及びB_1、B_2間のピッチが夫々λ_H_Rで、
かつB_1がA_1とA_2の中央位置となるように配
設し、A_1とA_2の直列接続回路とB_1とB_2
の直列接続回路とを並列接続した回路に一定電圧Vcを
印加し、A_1とA_2の中間接続点A及びB_1とB
_2の中間接続点Bを電圧検出端子とする磁気抵抗セン
サを、λ_PのピッチでN極、S極が交互に着磁された
永久磁石に対して空隙を介して対向配置することで上記
永久磁石の移動量に応じた電圧信号を上記電圧検出端子
A、Bより得る磁気エンコーダにおいて、上記永久磁石
の着磁ピッチλ_Pと上記磁気抵抗素子の配設ピッチλ
_H_Rとの関係を、nを4の倍数を除く3以上の自然
数としてλ_P=(4/n)・λ_H_Rとしたことを
特徴とする磁気エンコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15934984A JPS6139592A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 磁気エンコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15934984A JPS6139592A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 磁気エンコ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6139592A true JPS6139592A (ja) | 1986-02-25 |
JPH0430756B2 JPH0430756B2 (ja) | 1992-05-22 |
Family
ID=15691900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15934984A Granted JPS6139592A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 磁気エンコ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6139592A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992011661A1 (en) * | 1990-12-20 | 1992-07-09 | Fmc Co., Ltd. | Magnetic resistance element and its manufacturing method, and magnetic sensor using the magnetic resistance element |
US5297881A (en) * | 1991-05-16 | 1994-03-29 | Mitsubishi Steel Mfg. Co., Ltd. | Printing machine carriage having a magnetic encoder |
WO2005083457A1 (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 長尺型磁気センサ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5441335A (en) * | 1977-09-03 | 1979-04-02 | Pola Kasei Kogyo Kk | Cosmetics |
JPS5559314A (en) * | 1978-10-27 | 1980-05-02 | Sony Corp | Magnetic scale signal detector |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP15934984A patent/JPS6139592A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5441335A (en) * | 1977-09-03 | 1979-04-02 | Pola Kasei Kogyo Kk | Cosmetics |
JPS5559314A (en) * | 1978-10-27 | 1980-05-02 | Sony Corp | Magnetic scale signal detector |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1992011661A1 (en) * | 1990-12-20 | 1992-07-09 | Fmc Co., Ltd. | Magnetic resistance element and its manufacturing method, and magnetic sensor using the magnetic resistance element |
US5539372A (en) * | 1990-12-20 | 1996-07-23 | Mitsubishi Steel Mfg. Co., Ltd. | Magnetic resistance element, method for preparing the same and magnetic sensor using the same |
US5297881A (en) * | 1991-05-16 | 1994-03-29 | Mitsubishi Steel Mfg. Co., Ltd. | Printing machine carriage having a magnetic encoder |
WO2005083457A1 (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 長尺型磁気センサ |
US7157905B1 (en) | 2004-02-27 | 2007-01-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Long magnetic sensor |
KR100801853B1 (ko) | 2004-02-27 | 2008-02-11 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 장척형 자기센서 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0430756B2 (ja) | 1992-05-22 |
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