JPS6139458B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6139458B2 JPS6139458B2 JP12945180A JP12945180A JPS6139458B2 JP S6139458 B2 JPS6139458 B2 JP S6139458B2 JP 12945180 A JP12945180 A JP 12945180A JP 12945180 A JP12945180 A JP 12945180A JP S6139458 B2 JPS6139458 B2 JP S6139458B2
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- JP
- Japan
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- steel
- column
- formwork
- steel plate
- cross
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- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 56
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 56
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 21
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は鉄骨鉄筋コンクリートの柱と鉄骨梁
との接合部構造に関するものである。
との接合部構造に関するものである。
建築物の骨組構造において柱を鉄骨鉄筋コンク
リート造とすることにより建物の水平剛性を増
し、床構造を受ける梁を鉄骨構造とすることによ
り建物の重量を軽減し、耐震性を増すとともに建
築物骨組の省質源構造として効果がある。しかし
柱と梁の接合部は応力伝達上、骨組の中で最も応
力が集中する部分であり、このいわゆるパネルゾ
ーン（第７図のハツチング部分）の補強に最も留
意しなければならなかつた。従来その対策として
はこの部分にフープ筋を細かく配するか、内蔵す
る鉄骨柱を剛強にしたり柱を太くしてパネルゾー
ンの破壊を防ぐ等の措置がとられていた。
リート造とすることにより建物の水平剛性を増
し、床構造を受ける梁を鉄骨構造とすることによ
り建物の重量を軽減し、耐震性を増すとともに建
築物骨組の省質源構造として効果がある。しかし
柱と梁の接合部は応力伝達上、骨組の中で最も応
力が集中する部分であり、このいわゆるパネルゾ
ーン（第７図のハツチング部分）の補強に最も留
意しなければならなかつた。従来その対策として
はこの部分にフープ筋を細かく配するか、内蔵す
る鉄骨柱を剛強にしたり柱を太くしてパネルゾー
ンの破壊を防ぐ等の措置がとられていた。
また鉄骨鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の仕口部
は鉄骨鉄筋コンクリート柱の断面に関し長方形ま
たは円形の型枠を必要とするため、Ｈ形断面の鉄
骨梁と型枠との取合部が極めて複雑となり現場作
業に手間を要する。
は鉄骨鉄筋コンクリート柱の断面に関し長方形ま
たは円形の型枠を必要とするため、Ｈ形断面の鉄
骨梁と型枠との取合部が極めて複雑となり現場作
業に手間を要する。
この発明は上述のような事情のもとにこれらの
問題を実施上容易に解決するためになされたもの
で、耐震性能等強度的に優れかつ施工性の良い柱
と梁の接合部構造を提供することを目的としてい
る。
問題を実施上容易に解決するためになされたもの
で、耐震性能等強度的に優れかつ施工性の良い柱
と梁の接合部構造を提供することを目的としてい
る。
第１図はこの発明の柱と梁の接合部構造の実施
例の断面図を示したもので、鉄骨鉄筋コンクリー
ト柱Ａと鉄骨梁Ｂとの接合部において、柱の鉄骨
１と鉄骨梁ＢとなるＨ形鋼２（Ｉ形鋼を含む）を
接合し、またこのＨ形鋼２には前記鉄筋コンクリ
ート柱Ａの外周面の一部を形成する鋼板５を固定
してある。
例の断面図を示したもので、鉄骨鉄筋コンクリー
ト柱Ａと鉄骨梁Ｂとの接合部において、柱の鉄骨
１と鉄骨梁ＢとなるＨ形鋼２（Ｉ形鋼を含む）を
接合し、またこのＨ形鋼２には前記鉄筋コンクリ
ート柱Ａの外周面の一部を形成する鋼板５を固定
してある。
第２図ａは第１図のＩ−Ｉ断面において鋼板５
の取り付け状態を示したもので、Ｈ形鋼２の上下
フランジ４およびウエブ３間に溶接その他で垂直
に固定してある。なお鋼板５は第２図ｂのように
梁のフランジ４より外に出ない場合もある。
の取り付け状態を示したもので、Ｈ形鋼２の上下
フランジ４およびウエブ３間に溶接その他で垂直
に固定してある。なお鋼板５は第２図ｂのように
梁のフランジ４より外に出ない場合もある。
また図中６は鋼製型枠材であり、前記鋼板５と
接合して鉄骨鉄筋コンクリート柱Ａの断面形状を
構成し、鋼板５とともに永久型枠として鉄筋コン
クリート柱Ａの外周面を形成する。なお鉄骨鉄筋
コンクリート柱Ａはさらに配筋を行ない、コンク
リートを打設することにより形成される。
接合して鉄骨鉄筋コンクリート柱Ａの断面形状を
構成し、鋼板５とともに永久型枠として鉄筋コン
クリート柱Ａの外周面を形成する。なお鉄骨鉄筋
コンクリート柱Ａはさらに配筋を行ない、コンク
リートを打設することにより形成される。
また第１図において柱の鉄骨１としてはＨ形鋼
を使用しているが、その他第３図ａ，ｂ，ｃに示
すような断面形状のものでも適用できる。
を使用しているが、その他第３図ａ，ｂ，ｃに示
すような断面形状のものでも適用できる。
第４図ａ〜ｇは前述の鋼板５の種々の取り付け
および使用例を示したもので、ａは永久型枠とな
る鋼製型枠材６を溶接したもの、ｂは鋼板５のみ
で柱の型枠を構成するもので、鋼板５どうしをそ
の端部でボルト接合したもの、ｃは鋼板５と鋼製
型枠材６をボルト接合したもの、ｄは鋼板５に木
製型枠材９（コンクリート打設後解体）をボルト
締めしたものである。またｅ〜ｇは円形断面の柱
の場合の例である。
および使用例を示したもので、ａは永久型枠とな
る鋼製型枠材６を溶接したもの、ｂは鋼板５のみ
で柱の型枠を構成するもので、鋼板５どうしをそ
の端部でボルト接合したもの、ｃは鋼板５と鋼製
型枠材６をボルト接合したもの、ｄは鋼板５に木
製型枠材９（コンクリート打設後解体）をボルト
締めしたものである。またｅ〜ｇは円形断面の柱
の場合の例である。
第５図は接合部構造の縦断面図、第６図はその
−断面図を示したもので、この柱と梁の接合
部においては鋼板５等が型枠として働き、それ以
外の部分については通常の型枠工法が利用され
る。また鉄骨梁Ｂに支持される床版Ｃについては
第７図に示すように鋼板５および必要に応じ鋼製
型枠材６の上端にフランジ１２，１３を設け、こ
のフランジ１２，１３に床版型枠またはPC床版
を受けさせるようにすれば、これらの敷込みが容
易となる。
−断面図を示したもので、この柱と梁の接合
部においては鋼板５等が型枠として働き、それ以
外の部分については通常の型枠工法が利用され
る。また鉄骨梁Ｂに支持される床版Ｃについては
第７図に示すように鋼板５および必要に応じ鋼製
型枠材６の上端にフランジ１２，１３を設け、こ
のフランジ１２，１３に床版型枠またはPC床版
を受けさせるようにすれば、これらの敷込みが容
易となる。
また鉄骨鉄筋コンクリート柱Ａと鉄骨梁Ｂとの
接合部についてはパネルゾーンＤの補強の問題が
あるが、例えば第８図において地震時にM1，
M2，M3，M4なる曲げモーメントが作用して釣り
合うとき、 M1＋M2＝M3＋M4 なる関係が成立し、パネルゾーンＤに作用する平
均せん断応力度Γは次式で与えられる。
接合部についてはパネルゾーンＤの補強の問題が
あるが、例えば第８図において地震時にM1，
M2，M3，M4なる曲げモーメントが作用して釣り
合うとき、 M1＋M2＝M3＋M4 なる関係が成立し、パネルゾーンＤに作用する平
均せん断応力度Γは次式で与えられる。
Γ＝（M1＋M2）／（ｂ×ｄ×b′）
ｂ×b′：柱の太さ
ｄ：梁せい
この式で（ｂ×ｄ×b′）はパネルゾーンＤのコ
クリートの体積を表すが、鉄筋または鉄骨それに
この発明にかかる外側の鋼板５のように耐力に寄
与する部材を用いれば合成効果が生じ、無筋コン
クリートに換算した場合、（ｂ×ｄ×b′）の値が
大きな値に評価でき、Γの値が減少する。
クリートの体積を表すが、鉄筋または鉄骨それに
この発明にかかる外側の鋼板５のように耐力に寄
与する部材を用いれば合成効果が生じ、無筋コン
クリートに換算した場合、（ｂ×ｄ×b′）の値が
大きな値に評価でき、Γの値が減少する。
また一方パネルゾーンＤは鋼製の筒状の永久型
枠に囲まれることとなり、コンクリートの変形が
拘束され、剛なパネルゾーンが保たれる。
枠に囲まれることとなり、コンクリートの変形が
拘束され、剛なパネルゾーンが保たれる。
この発明は以上の構成からなり次のような利点
特徴を有する。
特徴を有する。
鉄骨梁に予め固定しておいた鋼板を柱と梁の
接合部における永久型枠の一部または全部とし
て利用するため施工が簡略化される。特にＨ形
鋼を鉄骨梁とする場合、従来型枠の構成に手間
を要していたのが大幅に簡略化し、施工が容易
となるとともに精度の向上も期待できる。
接合部における永久型枠の一部または全部とし
て利用するため施工が簡略化される。特にＨ形
鋼を鉄骨梁とする場合、従来型枠の構成に手間
を要していたのが大幅に簡略化し、施工が容易
となるとともに精度の向上も期待できる。
鉄骨梁に固定した鋼板が柱外周面の一部また
は全部を形成するためパネルゾーンの補剛効果
も有し、建築物骨組の耐震性能も向上する。
は全部を形成するためパネルゾーンの補剛効果
も有し、建築物骨組の耐震性能も向上する。
第１図はこの発明の実施例における横断面図、
第２図ａ，ｂは縦断面図、第３図ａ，ｂ，ｃは柱
に使用される鉄骨の形状を示す横断面図、第４図
ａ〜ｇは鋼板および型枠材の種々の接合例を示す
平面図、第５図は接合部構造の縦断面図、第６図
は第５図の−断面図、第７図は斜視図、第８
図は接合部での応力状態の説明図である。 Ａ……鉄骨鉄筋コンクリート柱、Ｂ……鉄骨
梁、Ｃ……床版、Ｄ……パネルゾーン、１……柱
の鉄骨、２……Ｈ形鋼、３……ウエブ、４……フ
ランジ、５……鋼板、６……鋼製型枠材、７……
溶接、８……ボルト、９……木製型枠材、１０…
…型枠、１１……コンクリート、１２，１３……
フランジ。
第２図ａ，ｂは縦断面図、第３図ａ，ｂ，ｃは柱
に使用される鉄骨の形状を示す横断面図、第４図
ａ〜ｇは鋼板および型枠材の種々の接合例を示す
平面図、第５図は接合部構造の縦断面図、第６図
は第５図の−断面図、第７図は斜視図、第８
図は接合部での応力状態の説明図である。 Ａ……鉄骨鉄筋コンクリート柱、Ｂ……鉄骨
梁、Ｃ……床版、Ｄ……パネルゾーン、１……柱
の鉄骨、２……Ｈ形鋼、３……ウエブ、４……フ
ランジ、５……鋼板、６……鋼製型枠材、７……
溶接、８……ボルト、９……木製型枠材、１０…
…型枠、１１……コンクリート、１２，１３……
フランジ。
Claims (1)
- １ 鉄骨鉄筋コンクリートの柱とＨ形鋼からなる
鉄骨梁とを接合してなる柱と梁の接合部構造にお
いて、前記柱外周面を形成する鋼板を予め前記鉄
骨梁の上下フランジおよびウエブ間に垂直に固定
しておき、前記鋼板により柱断面形状の永久型枠
を構成し、同型枠内にコンクリートを打設して構
成してあることを特徴とする柱と梁の接合部構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12945180A JPS5754641A (en) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | Joint construction of pillars and beams |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12945180A JPS5754641A (en) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | Joint construction of pillars and beams |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5754641A JPS5754641A (en) | 1982-04-01 |
| JPS6139458B2 true JPS6139458B2 (ja) | 1986-09-04 |
Family
ID=15009799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12945180A Granted JPS5754641A (en) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | Joint construction of pillars and beams |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5754641A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017095986A (ja) * | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 株式会社安藤・間 | 鉄骨コンクリート架構の補強構造 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6830393B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2021-02-17 | 株式会社熊谷組 | 柱梁接合部構造 |
-
1980
- 1980-09-18 JP JP12945180A patent/JPS5754641A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017095986A (ja) * | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 株式会社安藤・間 | 鉄骨コンクリート架構の補強構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5754641A (en) | 1982-04-01 |
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