JPS6139067B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6139067B2
JPS6139067B2 JP52036421A JP3642177A JPS6139067B2 JP S6139067 B2 JPS6139067 B2 JP S6139067B2 JP 52036421 A JP52036421 A JP 52036421A JP 3642177 A JP3642177 A JP 3642177A JP S6139067 B2 JPS6139067 B2 JP S6139067B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prize
recording medium
balls
exchange
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52036421A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53120943A (en
Inventor
Shohachi Ugawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Giken KK
Original Assignee
Sankyo Giken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Giken KK filed Critical Sankyo Giken KK
Priority to JP3642177A priority Critical patent/JPS53120943A/ja
Publication of JPS53120943A publication Critical patent/JPS53120943A/ja
Publication of JPS6139067B2 publication Critical patent/JPS6139067B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動景品交換装置に関し、特に例え
ばパチンコ遊技場においてパチンコ遊技で獲得し
た賞品玉を計数して賞品玉数を求め、該賞品玉数
情報が機械的読出し可能に記録したカード状の記
録媒体を利用して自動的に景品交換するような自
動景品交換装置に関するものである。
一般に、パチンコ遊技場においては、複数のパ
チンコ遊技場を並んで設置して1つの島を形成
し、このような島がいくつか設けられている。顧
客は或る島の所望のパチンコ遊技機でパチンコ遊
技を行なう。この遊技は周知のように、顧客が購
入(または借用)したパチンコ玉を1個宛順次的
にパチンコ遊技機の盤上へ打込み盤上に沿つて落
下させるとき、盤上に設けられた孔に或る確率で
落ち込むことに成功しあるいは失敗する。この孔
に入つた玉(すなわちセーフ玉)の作用で予め定
められた複数個のパチンコ玉がホツパから遊技者
に賞品玉として払出される。このようにパチンコ
遊技して多くの賞品玉を獲得したとき、従来で
は、顧客が該賞品玉を遊技場内の或る場所に設け
られた景品交換所へ持つて行き、賞品玉数に相当
する所望の景品と交換していた。
従つて、従来では顧客がパチンコ遊技で獲得し
た賞品玉と景品とを交換するに際して、該賞品玉
を計数するために時間を要し、迅速な景品交換が
できないとともに、景品交換しようとする顧客が
多い場合、後に並んでいる顧客は長時間待たなけ
ればならなかつた。このため、賞品玉を自動的に
景品交換できるような自動景品交換装置が要望さ
れる。また、最近ではパチンコ遊技場の管理をコ
ンピユータで行なつているため、より一層の省力
化として景品交換も自動的にできる装置が要望さ
れている。
そこで、パチンコ遊技で獲得した賞品玉を計数
する手段を含み、該計数手段で計数された賞品玉
総数で交換可能な範囲で顧客の所望の景品を指定
数量だけ景品交換するような景品交換装置が考え
られる。しかしながら、このような景品交換装置
の一台で景品交換できる景品の種類が限られてい
るため、例えば或る景品交換装置に収納されてい
る或る種類の景品に交換したのち、当該景品交換
装置に無く他の景品交換装置に収納されている種
類の景品と交換したい場合においては、別々の景
品交換装置に所望の種類の景品を所望の数だけ交
換するのに必要な景品玉数を前述の景品交換装置
へ入れなければならないため、たいへんめんどう
である。
また顧客によつては、所望の景品に交換できな
い程度の賞品玉を獲得した日は景品交換せず、数
日間に獲得した賞品玉数をまとめて多量の賞品玉
として景品交換したい要望がある。しかしなが
ら、従来では賞品玉をパチンコ遊技場外へ持ち出
しできず、その日に獲得した賞品玉はその日のう
ちしか景品交換できないため、そのような要望を
満足することができなかつた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、迅速か
つ自動的に賞品玉と景品交換でき、景品交換のた
めの操作が容易な自動景品交換装置を提供するこ
とである。
この発明の他の目的は、或る期間内であればい
つでも景品交換が可能であり、少量の賞品玉を獲
得した日は数日間に獲得した賞品玉をまとめて景
品交換できるような自動景品交換装置を提供する
ことである。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は図面を参照して行なう以下の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
第1図はこの発明の背景となる賞品玉計数装置
の外観図である。第2図はこの発明の背景となる
賞品玉計数装置のブロツク図である。次に、第1
図および第2図を参照してこの賞品玉計数装置1
0によつてこの発明で用いる記録媒体(カード)
を発行する場合を説明する。
賞品玉計数装置10の上部には、賞品玉(パチ
ンコ玉)を入れる玉入れ口11が設けられる。こ
の玉入れ口11の底部には、パチンコ玉をガイド
するために一方端を傾斜させた数列のレール(図
示では5列の場合を示す)が設けられる。この各
レールの下方には、該レール上をパチンコ玉が転
動しながら通過したとき該パチンコ玉を検出する
ために、センサ21a〜21eが設けられる。
今、顧客が或るパチンコ機で遊技して獲得した
賞品玉を、賞品玉計数装置10の玉入れ口11に
入れると、賞品玉はレール上を転動して通過す
る。このとき、前記センサ21a〜21eは個別
的にパチンコ玉を検知し、それぞれの検知出力を
各センサ21a〜21eに対応する発振回路22
a〜22eに与える。この発振回路22a〜22
eのそれぞれは、センサ21a〜21eから入力
のある毎にパチンコ玉の通過を表わす発振出力
(例えば振幅の大きな発振出力)を個別的に導出
して、パルス発生回路23a〜23eに与える。
このパルス発生回路23a〜23eのそれぞれ
は、各発振回路22a〜22eの出力をレベル弁
別し、センサ21a〜21eでパチンコ玉を検知
したことを表わす発振出力があつたとき、1個の
パルスを発生してカウンタ24a〜24eに与え
る。応じて、カウンタ24a〜24eは、センサ
21a〜21eがパチンコ玉を検知する毎に各レ
ール別に個別的に計数して、それぞれの計数値を
合計カウンタ25に与える。応じて合計カウンタ
25は玉入れ口11へ投入された賞品玉(パチン
コ玉)の総数を計数する。
また、顧客はパチンコ遊技で獲得した全ての賞
品玉を玉入れ口11に入れた後、押ボタン12を
押圧する。応じて、押圧信号がタイマ26aに与
えられる。このタイマ26aは前述のごとくして
賞品玉総数を求めるのに十分な時間だけ遅れて、
一定期間ハイレベル信号を導出し、ANDゲート
27を能動化させる。このため、前記合計カウン
タ25の計数値すなわち賞品玉総数が、ANDゲ
ート27を介してレジスタ28aに与えられスト
アされる。このレジスタ28aにストアされてい
る賞品玉総数が、玉数表示器13に表示されると
ともに、カード状の記録媒体(以下カードCD)
に機械的読出し可能なように情報記録するための
カード記録手段29に与えられる。
前記カード記録手段29は、例えば記録媒体に
磁気カードを用いる場合には、該磁気カードに賞
品玉総数および固定情報をコード化して磁気記録
する磁気記録装置が用いられる。また、記録媒体
として穿孔カードを用いる場合には、カード記録
手段29として穿孔機が用いられる。なお以下の
説明では磁気カードの場合について説明する。
一方、賞品玉計数装置10の裏側または内側に
は、カードの発行日(日付情報)等を設定入力す
る固定情報入力部(図示せず)15が記録され
る。この固定情報入力部15としては、リングの
外周に数字が印字されていてそのリングを回動す
ることによつて年月日を機械的に設定するもの、
または数値「0、1〜9」の数値キーを含みその
数値キーの操作によつて年月日をキー入力するも
の等が用いられる。また、カードにパチンコ遊技
場の店名を表わす店名コードを記録する必要があ
る場合は、店名コードを固定情報入力部15で設
定入力する。このようにして固定情報入力部15
で設定入力されたカード発行日や店名コード等の
固定情報は、レジスタ28bでストアされるとと
もに、常時前記カード記録手段29に与えられ
る。従つて、カード記録手段29はレジスタ28
aから与えられる賞品玉総数とレジスタ28bか
ら与えられる固定情報とを磁気カード(記録媒
体)に磁気記録し、該カードCDをカード取出口
14から発行する。なお、前記タイマ26aのハ
イレベル信号出力時点からカードを発行するのに
十分な予め定める時間だけ遅れて、遅延回路26
bはハイレベル信号を導出して合計カウンタ25
およびレジスタ28aをクリアする。
前述のごとくして、パチンコ遊技で獲得した賞
品玉の総数が磁気記録されたカードCDは、顧客
に受取られる。
第3図はこの発明の一実施例の自動景品交換装
置の外観図を示し、特に例えば第3図Aはその前
面パネル部分の斜視図を示し、第3図Bは前面パ
ネルを開いた状態を示す。図において、この実施
例の自動景品交換装置30の前面パネル31に
は、カード挿入口32が穿設されるとともに、景
品交換の終了を指定する終了ボタン33が配設さ
れ、さらに前記カードCDと景品とを交換したと
きに生じる余り玉を返却するための余り玉払出口
34が形成される。また、前面パネル31には、
中に陳列された景品を視認することができるよう
に窓35が形成される。この自動景品交換装置3
0の内側には、所定数の賞品玉と景品交換できる
各種の景品を確認可能にするための景品陳列部3
6が配設される。そして、景品陳列部36の下方
に景品陳列部36から払出された或る景品を前面
パネル31の外側へ取出すための景品払出し口3
7が設けられる。また、前面パネル31の側方に
は、該前面パネル31が閉じたときに所望の景品
を指定しまたは各種の表示器が形成された操作パ
ネル40を前方から操作可能とするために該操作
パネル40を外側へ露出させる透孔31aが形成
される。
第4図は前記操作パネル40の詳細な図解図で
あり、特に例えば第4図Aはその一例を示し、第
4図Bは他の例を示す。第4図Aにおいて、操作
パネル40にはカードCDから読取られた賞品玉
総数を表示する賞品玉総数表示器41と、顧客が
指定した景品の番号を表示する景品番号表示器4
2と、その景品の個数を表示する景品個数表示器
43と、所望の景品を所望の数だけ引換えるのに
要する引換え玉数を表示する引換玉数表示器44
と、賞品玉総数と引換玉数との差の余り玉数を表
示する余り玉数表示器45とが配設される。ま
た、この操作パネル40には、所望の景品番号を
指定する景品番号指定キーボード46と、景品番
号指定キーボード46で指定した所望の景品の必
要な個数(または数量)を指定する景品個数指定
キーボード47とが配設される。この景品番号指
定キーボード46は、前記景品陳列部36に陳列
されている景品の種類ごとに特定される景品番号
に相当する複数のキー部分を有し、そのキーの押
圧操作によつて所望の景品を指定するものであ
る。また、景品個数指定キーボード47は、例え
ば所望の景品の個数を指定するための指定個数の
数値が印字された複数のキーから成る。
なお、第4図Aにおいて、景品番号指定用キー
ボード46は前記景品陳列部36に陳列された景
品の種類ごとに対応して複数のキーを設けた場合
について示し、景品個数指定キーボード47はそ
れぞれのキーが個数を特定するものである場合に
ついて示しているが、数値「0、1〜9」から成
る数値キーでキー入力し、その置数順序によつて
景品番号や景品個数を指定するようにしてもよ
い。第4図Bはそのような操作パネルの他の実施
例を示したものである。第4図Bにおいて、この
操作パネル40′は数値「0、1〜9」の数値キ
ー48と、景品番号指定スイツチ49aと、景品
個数指定スイツチ49bとを設ける。そして、景
品番号を指定する場合は景品番号指定スイツチ4
9aを押圧した後数値キー48の置数操作によつ
て所望の景品番号を指定し、景品個数を指定する
場合は景品個数指定スイツチ49bを押圧した後
数値キー48の置数操作によつて景品の個数を指
定するものである。例えば、景品番号23番の景品
を15個だけ交換したい場合は、景品番号指定スイ
ツチ49aを押圧した後数値キー48に含まれる
数値「2」と数値「3」のキーを順次押圧し、か
つ景品個数指定スイツチ49bを押圧した後数値
キー48に含まれる数値「1」と数値「5」のキ
ーを順次押圧することによつて、景品の番号およ
び景品の個数を指定するものである。
第5図はこの発明の一実施例の自動景品交換装
置30のブロツク図である。構成において、前記
景品玉計数装置10で記録媒体(カード)に記録
された賞品玉数情報およびカード発行日や店名コ
ード等の固定情報は、カードリーダ51で読出さ
れてメモリ52に与えられ、記憶される。このメ
モリ52の記憶情報は演算制御部53に与えられ
る。演算制御部53には、前記景品番号指定キー
ボード46の押圧信号と前記景品個数指定キーボ
ード47の押圧信号とが与えられる。また、演算
制御部53には、メモリ56の記憶情報が与えら
れる。このメモリ56には、固定情報設定部54
で設定入力された前記カードCDの有効期限情報
や店名コードなどの固有情報が設定記憶されると
ともに、景品交換玉数設定部55で設定入力され
た景品の種類毎の景品交換玉数が設定記憶され
る。この演算制御部53の出力は、出力制御部5
7および出力アダプタ58を介して前記賞品玉総
数表示器41、景品番号表示器42、景品個数表
示器43、引換玉数表示器44、余り玉数表示器
45、景品払出機構59に与えられるとともに、
余り玉数がある場合にその余り玉数に相当するパ
チンコ玉を払出制御するためのパチンコ玉払出制
御回路(後述の第7図で詳細に説明する)70に
直接与えられる。
第6図は前記パチンコ玉払出機60の図解図で
ある。図において、パチンコ玉払出機60の上部
にはパチンコ玉を貯蔵するタンク61が設けられ
る。このタンク61の底面には、パチンコ玉を順
次落下させるための透孔(図示せず)が穿設され
る。この透孔の下方には、落下するパチンコ玉を
受けてパチンコ玉を1個ずつ落下させるためのパ
チンコ玉収納部63aおよび63bへパチンコ玉
を案内するための案内筒62が配設される。この
案内筒62の下方には、その一定角度毎にパチン
コ玉を1個ずつ収納する孔が形成されたパチンコ
玉収納部63a,63bが設けられる。このパチ
ンコ玉収納部63bの底部に相対して、ある1箇
所にパチンコ玉よりもやや大きな径の透孔が形成
された板状部材66が配設される。この板状部材
66の透孔の下方に1個順次落下されるパチンコ
玉を前記余り玉払出口36へ案内する径路67が
設けられる。また、板状部材66の透孔が形成さ
れた上部に位置するパチンコ玉収納部63aと6
3bとの間に、パチンコ玉が連続して落下するの
を防止するためのストツパ64が形成されてい
る。前記パチンコ玉収納部63aおよび63bは
モータ65で間欠的に回転駆動されるようにモー
タ軸に固着される。このモータ軸には、モータ6
5が回転駆動してパチンコ玉を1個順次払出した
ことを検出するために、一定角度毎に透孔が穿設
された円板68をモータ軸に固着し、かつその円
板68の孔を検出することによつて1個のパチン
コ玉が払出されたことを検出する光電センサ69
が設けられる。
第7図は前記パチンコ玉払出機60を駆動制御
するためのパチンコ玉払出制御回路70のブロツ
ク図である。この制御回路の具体的な構成および
動作は後述の動作説明で詳細に説明する。
次に第3図ないし第7図を参照してこの実施例
の動作を説明する。まず、景品交換する場合の動
作を第3図ないし第5図を参照して説明しよう。
予め前記景品交換玉数設定部55を操作して、
前記景品番号指定キーボードの各キーに対応する
景品の種類毎に景品交換に要する玉数を設定し、
メモリ56の各景品に対応する番地へ景品交換玉
数を記憶させておく。またカードCDの使用の許
否を判定するために、カードの有効期限情報(例
えば1週間、1箇月など)や店名コードなどを前
記固定情報設定部54で設定入力し、メモリ56
に記憶させる。
顧客はパチンコ遊技で獲得した賞品玉数情報が
機械読出可能に記録されたカードCDを所望の景
品が陳列されている自動景品交換装置30のカー
ド挿入口32へ挿入する。応じて、カードCDは
カードリーダ51まで搬送される。このカードリ
ーダ51はカードCDに磁気記録されている賞品
玉数情報(例えば1234個)および固定情報を読出
して、メモリ52に記憶させる。なお、複数のカ
ードに記録されている賞品玉数をまとめて景品交
換する場合は、複数のカードを順次挿入すること
によつて、後続するカードが挿入されたとき前の
カードに記録されていた賞品玉数と加算し、かつ
前のカードの賞品玉数をゼロに更新して回収すれ
ばよい。そして、このとき演算制御部53はメモ
リ52に記憶されている賞品玉総数(例えば1234
個)を読出して出力制御部57および出力アダプ
タ58を介して賞品玉総数表示器41に与えて、
カードCDから読取られた景品玉総数を前記賞品
玉総数表示器41に表示させる。これと同時に、
演算制御部53は、メモリ52に記憶されている
カードCDの固定情報(例えば発行日、店名コー
ド)とメモリ56に記憶されている予め設定記憶
された固定情報(例えば有効期限、店名コード)
とを比較照合し、カードCDの使用の許否を判別
する。例えば、カードの発行日に基づいて当該カ
ードが予め定める期間内の使用でありかつ同じ店
名コードの場合は使用を許容し、期間外の使用ま
たは他店の発行したカードの場合は回収または返
却するとともに必要に応じて警報を発する。
次に、顧客は景品番号指定キーボード46に含
まれる各種の景品に対応するキーのうち所望の景
品番号(例えば23)に対応するキーを押圧する。
この景品番号指定キーボード46の押圧信号が演
算制御部53に与えられると、該演算制御部は指
定された景品番号(23)を出力制御部57および
出力アダプタ58を介して景品番号表示器42に
与えて表示させる。これと同時に、演算制御部5
3はメモリ56に予め設定記憶されている景品番
号(23)に対応する番地を指定して、当該景品番
号に相当する景品(例えばセブンスター)の交換
に要する玉数(すなわち景品交換玉数;例えば70
個)を読出して一旦ストアする。
さらに、顧客は前記景品個数指定キーボード4
7に含まれるいずれかのキーのうち所望の個数
(例えば15個)を指定するために、数値「15」が
印字されたキーを押圧する。この景品指定キーボ
ードの押圧信号が演算制御部53に与えられる
と、該演算制御部は景品個数(15個)を出力制御
部57および出力アダプタ58を介して前記景品
番号表示器42に与えて表示させる。また、演算
制御部53はメモリ56から読取つた景品番号
(23)に対応する景品の景品交換玉数(70個)と
キーボード47で入力された景品個数(15個)と
を乗算(70×15=1050)し、景品交換に要する引
換玉数(1050個)を演算導出する。そして、演算
導出された引換玉数(1050個)を出力制御部57
および出力アダプタ58を介して前記引換玉数表
示器44に与えて表示させる。さらに、演算制御
部53はメモリ52から読出した賞品玉総数
(1234個)から引換玉数(1050個)を減算(1234
−1050=184)して余り玉数(184個)を求める。
この余り玉数は出力制御部57および出力アダプ
タ58を介して余り玉数表示器45に与えられ表
示される。これと同時に、演算制御部53は指定
された景品を指定数量(例えば15個)だけ払出指
令する信号を導出し、出力制御部57および出力
アダプタ58を介して前記景品払出機構59に与
えて当該景品を前記景品払出口37へ払出させ
る。
なお、前記余り玉数表示器45に表示されてい
る余り玉数が、この自動景品交換装置30に陳列
されている景品のうちで最も少ない交換玉数を要
する景品の景品交換玉数よりも大きい間は前述の
操作と同様にして順次所望の景品を指定しかつそ
の個数を指定することによつて、指定された景品
が所望の個数だけ払出される。
また、余り玉数が最小交換玉数よりも大きい場
合であつて、所望の景品がその自動景品交換装置
30に陳列されていない場合は、前記終了ボタン
33を押圧する。応じて演算制御部53は余り玉
数をメモリ52を介してカードリーダ51に与え
てカードCDの賞品玉総数を余り玉数に更新記録
する。さらに必要に応じて、演算制御部53は、
払出制御した景品番号およびその個数のコード化
した情報をカードリーダ51に与えて、当該カー
ドCDに記録させる。このようにして、景品交換
された景品番号やその個数情報をカードCDに記
録することによつて、カードCDの賞品玉総数の
記録領域に記録されている賞品玉総数がゼロにな
つたとき、そのカードCDを回収して、景品の在
庫管理などのために利用される。
一方、余り玉数が最小交換玉数以下になつた場
合は以後のキーボード46および47の押圧入力
が不能動化されるとともに、その余り玉数が払出
制御される。次に、第6図および第7図を参照し
て余り玉数が払出制御される場合の動作を詳細に
説明しよう。前記演算制御部53は、余り玉数が
最小交換玉数の場合において、その余玉数情報と
パチンコ玉払出指令信号とをパチンコ玉払出制御
回路70に与える。このパチンコ玉払出制御回路
70に含まれるレジスタ71は、余り玉数をスト
アするとともに、比較回路72に与える。また、
演算制御部53から与えられるパチンコ玉払出指
令信号はパチンコ玉払出制御回路70に含まれる
フリツプフロツプ74をセツトする。このセツト
出力はANDゲート78の1つの入力として与え
られる。また、比較回路72は、前記光電センサ
69の透孔検出によつてパチンコ玉が1個払出さ
れる毎に与えられるパルスを計数するカウンタ7
3の出力を受けて、レジスタ71にストアされて
いる余り玉数と払出された数とを比較し、一致し
た場合はハイレベル信号を導出するものである。
しかしながら、初期状態においては、不一致のた
めローレベル信号がインバータ76でハイレベル
信号に反転されてANDゲート78に与えられ
る。また、このANDゲート78の残余の入力と
しては、前記タンク61の底部に設けられる玉切
検出スイツチ75が玉切を検出しないときに導出
するローレベル信号をインバータ77でハイレベ
ル信号に反転して与えられている。従つて、
ANDゲート78はフリツプフロツプ74がセツ
トされると同時にハイレベル信号を導出して、モ
ータ駆動制御回路79にモータ駆動指令信号を与
える。このモータ駆動制御回路79はリレーコイ
ル80の常閉接点80bが閉成されているとき、
電池81の直流電圧を該接点80bを介してモー
タ65に与えて該モータを付勢し、それによつて
回転駆動させる。このとき、モータ65の軸に固
着されている円板68も回転するため、この円板
68の一定回転角ごとに穿設されている透孔を前
記光電センサ69が検出する毎に、その検出出力
がカウンタ73に与えられる。このカウンタ73
は光電センサ69からの出力がある毎に計数値を
1ずつ歩進して、その計数値を比較回路72に与
える。このため、比較回路72は、パチンコ玉が
レジスタにストアされている余り玉数だけ払出さ
れたとき、カウンタの計数値と余り玉数とが一致
したことを検出してハイレベル信号を導出する。
そのハイレベル信号はフリツプフロツプ74をリ
セツトする。このため、フリツプフロツプ74は
セツト出力がローレベル信号となりANDゲート
78を不能動化する。また、比較回路72のハイ
レベル出力がインバータ76でローレベル信号に
反転されてANDゲート78に与えられ、同時に
ANDゲート78を不能動化する。従つて、モー
タ駆動制御回路79はモータ65の回転駆動を停
止する。さらに、比較回路72のハイレベル出力
は、遅延回路83を介してカウンタ73をリセツ
トするとともに、直接ANDゲート82へ与えら
れる。このANDゲート82は、余り玉数だけパ
チンコ玉が払出されたにもかかわらず、モータ駆
動制御回路79が何らかの異常によつて直流電圧
をモータ65に供給し続けた場合に、リレーコイ
ル80を付勢することによつて常閉接点80bを
開成制御して直流電圧の供給を強制的に遮断しか
つ常開接点80aを閉成することによつてブザー
84を電圧+Vで付勢して警報を発生させるもの
である。
上述のごとく、この実施例によれば次のような
特有の効果が奏される。
(1) 景品を自動的にかつ迅速に交換できるため景
品交換のための係員を必要とせず、かつ従つて
遊技場の省力化が図れる。
(2) 顧客が獲得した賞品玉の玉数を機械的読出し
可能に記録したカードを用いて景品交換するた
め、顧客は或る自動景品交換装置で所望の景品
と交換した後、さらに他の種類の景品と交換し
たい場合においてその自動景品交換装置に所望
の種類の景品がないときは終了ボタンを押すこ
とによつて残余の賞品玉数(余り玉数)が更新
記録されたカードを返却する。これによつて、
他の種類の景品を陳列している自動景品交換装
置を利用することもできる。従つて景品交換種
類が増大し顧客へのサービス向上が図れる。
(3) 顧客が所望の景品に交換できない程度の少量
の賞品玉を獲得した場合には、数日間の獲得し
た賞品玉をまとめて、多量の賞品玉と交換可能
な景品と交換できるため、より一層サービスを
向上することができる。
(4) カードに景品交換した種類やその数量を記録
して賞品玉の余り玉数がない場合、そのカード
を回収するため、そのカードを後で読出して景
品の在庫管理の資料として利用できる。
(5) カードに磁気記録する記録媒体を用いれば更
新記録も容易にできるため、回収したカードは
再び利用することができる。
以上のように、この発明によれば、賞品玉数デ
ータと記録媒体の有効性を表わす期間データと遊
技場識別データとを記録した記録媒体を用いて景
品交換を自動的に行なうことができるので、迅速
かつ自動的に賞品玉を所望の景品と交換でき、有
効期限内であればいつでも景品交換することがで
きるので少量の賞品玉を獲得した場合に景品交換
をすることなく数日間に獲得した賞品玉をまとめ
て所望の景品と交換できるなどの特有の効果が奏
される。また、賞品玉を記録媒体に交換しておけ
ば、遊技場を出る際に記録媒体を外へ持出すこと
ができ、従来のようにパチンコ玉をパチンコ機の
玉皿へ残したままで外へ出る場合に比べて盗難を
防止でき、パチンコ機の稼動率を向上できる効果
もある。さらに、記録媒体には遊技場を識別する
ためのデータが記録されているので、他の遊技場
で獲得した記録媒体を用いて不正に景品交換する
のを防止でき、それによつて遊技場が不利益を受
けるのを防止できる効果もある。さらに、記録媒
体を無期限に有効とすることなく、ある期間だけ
有効とし、遊技客が有効期限内に景品交換しなけ
れば景品交換できないようにしているので、景品
交換されない記録媒体の存在によつて遊技場の収
支決算などに悪影響を与えるのを防止できる効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の背景となる賞品玉計数装置
の外観図である。第2図はこの発明の背景となる
賞品玉計数装置のブロツク図である。第3図はこ
の発明の一実施例の自動景品交換装置の外観図で
ある。第4図はこの発明の自動景品交換装置の操
作パネルの図解図である。第5図はこの発明の一
実施例の自動景品交換装置のブロツク図である。
第6図はパチンコ玉払出機60の図解図である。
第7図はパチンコ玉払出機の制御回路である。 図において、10は賞品玉計数装置、30は自
動景品交換装置、40および40′は操作パネ
ル、41〜45は表示器、46は景品番号指定キ
ーボード、47は景品個数指定キーボード、48
は数値キー、49aは景品指定スイツチ、49b
は景品個数指定スイツチ、51はカードリーダ
(情報読出手段)、52および56はメモリ、53
は演算制御部、57は出力制御部、58は出力ア
ダプタ、59は景品払出機構、60はパチンコ玉
払出機、70はパチンコ玉払出制御回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カード状の記録媒体を用いて所望の種類の景
    品に交換するための自動景品交換装置であつて、 前記記録媒体には、予め、パチンコ遊技によつ
    て獲得した賞品玉数を表わす賞品玉数データと、
    記録媒体の有効性を表わす期間データと、記録媒
    体を発行した遊技場の識別データとを含む記録情
    報が機械的に読出可能に記録され、 前記自動景品交換装置の接客パネルに設けられ
    る記録媒体挿入口、 前記記録媒体挿入口へ挿入された前記記録媒体
    から記録情報を読出す情報読出手段、 前記記録媒体の使用可能な期限を表わす有効期
    限データと遊技場の識別データとを予め固定的に
    設定する固定情報設定手段、 前記所望の種類の景品を指定する景品指定手
    段、 前記景品の種類ごとに前記賞品玉と各景品との
    交換割合を表わす交換割合データを設定記憶する
    交換割合データ記憶手段、 演算制御手段、ならびに 複数種類の景品を貯留しかつ前記景品指定手段
    の操作によつて指定された種類の景品を払出すた
    めの景品払出手段を備え、 前記演算制御手段は、 前記情報読出手段によつて前記記録媒体から読
    出された前記期間データおよび遊技場の識別デー
    タと、前記固定情報設定手段で設定されている有
    効期限データおよび遊技場の識別データとに基づ
    いて、当該記録媒体が使用可能か否かを判断する
    手段と、 記録媒体の使用可能なことを判断したとき、前
    記景品指定手段の操作に応答して前記景品交換割
    合データ記憶手段で記憶されている交換割合デー
    タのうち指定された種類の景品に対応する交換割
    合データを読出す手段と、 当該景品の交換割合データと前記情報読出手段
    によつて前記記録媒体から読出された賞品玉数デ
    ータとに基づいて演算処理して、指定された種類
    の景品の払出の拒否を判断する手段と、 前記景品の払出を許容することを判断したと
    き、前記景品払出手段を駆動させて前記景品指定
    手段で指定された種類の景品を払出させる手段と
    を含む、自動景品交換装置。 2 前記景品指定手段は、景品の種類を指定する
    第1の指定手段と、当該景品の個数を指定する第
    2の指定手段とを含み、 前記演算制御手段は、 前記第1の指定手段出力と前記第2の指定手段
    出力に応答して、第1の指定手段で指定された景
    品の種類に相関する景品交換割合データを前記交
    換割合データ記憶手段から読出して、指定された
    種類の景品を指定個数だけ交換するのに要する賞
    品玉の数量を演算する手段と、 演算によつて求められた賞品玉の数量が前記情
    報読出手段によつて読出された記録媒体に記録さ
    れている賞品玉数データよりも大きくないことを
    判断したとき、指定された種類の景品を指定個数
    だけ前記景品払出手段に払出させる手段とを含
    む、特許請求の範囲第1項記載の自動景品交換装
    置。 3 前記情報読出手段は、前記記録媒体が前記記
    録媒体挿入口へ挿入されるごとに、記録媒体から
    記録情報を読出し、 前記演算制御手段は、 前記情報読出手段によつて前記各記録媒体から
    読出された賞品玉数データを累計して賞品玉総数
    を求める手段と、 前記賞品玉総数と前記交換割合データ記憶手段
    に記憶されている交換割合データとに基づいて景
    品の払出の許否を判断する手段とを含む、特許請
    求の範囲第1項記載の自動景品交換装置。 4 前記情報読出手段は、記録媒体に記録された
    情報を読出または記録媒体へ情報を書込可能な情
    報読出/記録手段であり、 前記演算手段は、 前記景品払出手段によつて払出された景品の種
    類および数量を表わすデータを前記情報読出/記
    録手段に与えて記録媒体に記録させる手段を含
    む、特許請求の範囲第3項記載の自動景品交換装
    置。
JP3642177A 1977-03-30 1977-03-30 Automatic pachinko ball-prize exchanger Granted JPS53120943A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3642177A JPS53120943A (en) 1977-03-30 1977-03-30 Automatic pachinko ball-prize exchanger

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3642177A JPS53120943A (en) 1977-03-30 1977-03-30 Automatic pachinko ball-prize exchanger

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53120943A JPS53120943A (en) 1978-10-21
JPS6139067B2 true JPS6139067B2 (ja) 1986-09-02

Family

ID=12469354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3642177A Granted JPS53120943A (en) 1977-03-30 1977-03-30 Automatic pachinko ball-prize exchanger

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS53120943A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220228Y2 (ja) * 1979-08-31 1987-05-22
JPS60138587U (ja) * 1984-02-24 1985-09-13 ダイコク電機株式会社 パチンコホ−ル用計数装置
JPS61156979U (ja) * 1985-03-20 1986-09-29
JPS626878U (ja) * 1985-06-28 1987-01-16
JP2550313B2 (ja) * 1985-12-11 1996-11-06 サン商事 株式会社 パチンコ玉等と交換した景品の買上情報処理方法
JPS63192869U (ja) * 1987-05-28 1988-12-12
JP5052544B2 (ja) * 2009-02-19 2012-10-17 ホシザキ電機株式会社 機器類の運転装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4887936A (ja) * 1972-02-25 1973-11-19
JPS5282535A (en) * 1975-12-29 1977-07-09 Omron Tateisi Electronics Co Pinball prize dispenser

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4887936A (ja) * 1972-02-25 1973-11-19
JPS5282535A (en) * 1975-12-29 1977-07-09 Omron Tateisi Electronics Co Pinball prize dispenser

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53120943A (en) 1978-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU662380B2 (en) Game device and game system
JPH0583277B2 (ja)
JPS6336270B2 (ja)
JPS6139067B2 (ja)
JP3066125B2 (ja) 景品交換装置
JPS61238268A (ja) カ−ド式パチンコ遊技装置
JP2894557B2 (ja) 弾球遊技機
JP3629291B2 (ja) 遊技用管理装置
JP2588496B2 (ja) パチンコ機
JPH0471583A (ja) 遊技用装置
JPH024397A (ja) 遊技場の管理設備装置
JP4255725B2 (ja) 遊技場における駐車場の管理システム
JP3346778B2 (ja) メダル遊技機
JPS5818106B2 (ja) 自動景品交換装置
JP2649925B2 (ja) 遊技店におけるカード精算回収装置
EP0436050B1 (en) Slot machine
JP2979317B2 (ja) 遊技店における遊技媒体貸出システム
JPS62270186A (ja) パチンコ遊技場における景品券自動発行装置
GB2140953A (en) Coin-released machines
JP4249522B2 (ja) 遊技場における駐車場の管理システム
JP2649924B2 (ja) 遊技店におけるカード回収装置
JP2623518B2 (ja) カード式遊技機の制御装置
JP3629455B2 (ja) 遊技用管理装置
JP2000354677A (ja) 景品交換システム
JPS61238269A (ja) パチンコ遊技設備