JPS6138536A - ピグによるパイプライン検査装置 - Google Patents
ピグによるパイプライン検査装置Info
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- JPS6138536A JPS6138536A JP16118684A JP16118684A JPS6138536A JP S6138536 A JPS6138536 A JP S6138536A JP 16118684 A JP16118684 A JP 16118684A JP 16118684 A JP16118684 A JP 16118684A JP S6138536 A JPS6138536 A JP S6138536A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pig
- pipeline
- fluid
- pipe
- inspection
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- Granted
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M3/00—Investigating fluid-tightness of structures
- G01M3/005—Investigating fluid-tightness of structures using pigs or moles
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/02—Indexing codes associated with the analysed material
- G01N2291/028—Material parameters
- G01N2291/02872—Pressure
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/02—Indexing codes associated with the analysed material
- G01N2291/028—Material parameters
- G01N2291/02881—Temperature
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、パイプラインなどにおいて微少なりラック
発生、摩耗や腐食による減肉あるいは微少渥洩発生を早
期に検知するピグによるパイプライン検査装置に関する
ものである。
発生、摩耗や腐食による減肉あるいは微少渥洩発生を早
期に検知するピグによるパイプライン検査装置に関する
ものである。
〈従来技術〉
この種のパイプラインの検査においては、超音波探触子
などのセンサおよび増幅回路・演算回路・メモリ・電源
などからなる計測機器が搭載された検査ピグを管内流体
により推進走行させて肉厚測定、探傷などの非破壊検査
を行なっている。
などのセンサおよび増幅回路・演算回路・メモリ・電源
などからなる計測機器が搭載された検査ピグを管内流体
により推進走行させて肉厚測定、探傷などの非破壊検査
を行なっている。
このような検査ピグにおいて、検出データ以外にその場
所の情報も重要であり、従来においては次のような方法
が採られていた。
所の情報も重要であり、従来においては次のような方法
が採られていた。
(1)渦流法などにより、周溶接部や血管などを検出し
て検出データとともに記録する。検査後、施工記録に記
載された周溶接部や曲管の位置と対照することにより位
置の確定を行なう。
て検出データとともに記録する。検査後、施工記録に記
載された周溶接部や曲管の位置と対照することにより位
置の確定を行なう。
(11)管端から管内に超音波などを発信し、ピグで反
射した波の遅延時間を測定して予め測定された伝播速度
を用いてピグ位置を確定する。
射した波の遅延時間を測定して予め測定された伝播速度
を用いてピグ位置を確定する。
010 発車側にワイヤのリールを設け、ワイヤの一
端をピグに接続する。ピグの進行に伴なって延伸された
ワイヤの長さを、リール回転数を測定することによって
求め、位置を確定する。
端をピグに接続する。ピグの進行に伴なって延伸された
ワイヤの長さを、リール回転数を測定することによって
求め、位置を確定する。
4v) ピグに速度検出用車輪を装着し、この車輪を
管壁に押付け、ピグの走行に伴な°つて回転する車輪の
回転数を測定し、車輪の周長を用いてピグ走行距離を求
めて位置を確定する。
管壁に押付け、ピグの走行に伴な°つて回転する車輪の
回転数を測定し、車輪の周長を用いてピグ走行距離を求
めて位置を確定する。
(■)互いに周波数の異なる磁力線など2種の信号を地
上まで発信する性能をピグに付与する。
上まで発信する性能をピグに付与する。
ピグが管内を検査した結果が正常ならば一方の信号を、
管の異常を検知すれば他方の信号を、一定時間発信する
。これを沿線の地上で受けて位置の確定を行なう。
管の異常を検知すれば他方の信号を、一定時間発信する
。これを沿線の地上で受けて位置の確定を行なう。
〈この発明が解決すべき問題点〉
以上のような従来技術は下記の問題点を抱えており、実
用化されていない。
用化されていない。
(1)渦流法
渦流法などを行なうための複雑な検知機構が必要となり
、また、かなり精細な施工記録が残されている必要があ
る。特に、後者は検査の必要となる古い配管では期待す
ることが困難である。
、また、かなり精細な施工記録が残されている必要があ
る。特に、後者は検査の必要となる古い配管では期待す
ることが困難である。
(11)超音波法
発信された超音波がピグで反射する以外に曲管や7字管
などで反射し、前者と後者とを分離識別することが困難
であり、また、波の減衰を考えると数百メートルの距離
が限界と思われる。
などで反射し、前者と後者とを分離識別することが困難
であり、また、波の減衰を考えると数百メートルの距離
が限界と思われる。
(i10ワイヤ法
ピグの走行距離が長くなると、ピグは長いワイヤを引張
る必要が生じ、このような大きな牽引力を流体から得る
ことは困難であり、自走させるにも管壁からその反力を
とる必要が生じ、困難となる。このため、この方法での
ピグ走行は高々数百メートル程度に制限される。
る必要が生じ、このような大きな牽引力を流体から得る
ことは困難であり、自走させるにも管壁からその反力を
とる必要が生じ、困難となる。このため、この方法での
ピグ走行は高々数百メートル程度に制限される。
11v)速度検出用車輪
車輪の材質や押付は力を適当に週ぶこ(!:により直管
部分では車輪と管壁との間のすへりを最小限に抑えるこ
とも可能であるが、分岐管や合流管では管路内の断面形
状が変わるため、車輪と管壁との間の接触が不完全もし
くはなくなってしまい、測長の誤差が生じる。また、ピ
グが管軸まわりに回転する現象が生じると車輪の軌跡は
螺旋状となり、この長さはピグの走行距離よりも長くな
り、これも誤差要因となる。さらに、このような車輪の
装着はピグを複雑化するため、5〜6Bといった小径の
パイプライン用のピグには事実上適用不可能である。
部分では車輪と管壁との間のすへりを最小限に抑えるこ
とも可能であるが、分岐管や合流管では管路内の断面形
状が変わるため、車輪と管壁との間の接触が不完全もし
くはなくなってしまい、測長の誤差が生じる。また、ピ
グが管軸まわりに回転する現象が生じると車輪の軌跡は
螺旋状となり、この長さはピグの走行距離よりも長くな
り、これも誤差要因となる。さらに、このような車輪の
装着はピグを複雑化するため、5〜6Bといった小径の
パイプライン用のピグには事実上適用不可能である。
(■)ピグ発信法
発信する信号によってピグに内蔵された検査回路やセン
サが影響されないこと、および、沿線の地上が利用でき
ることが前提となることなどから適用上の大きな制約を
受ける。
サが影響されないこと、および、沿線の地上が利用でき
ることが前提となることなどから適用上の大きな制約を
受ける。
この発明は以上のような問題点を解消すべく提案された
もので、その目的は比較的簡単な構成でピグの位置を容
易に確定できるパイプライン検査装置を提供することに
ある。
もので、その目的は比較的簡単な構成でピグの位置を容
易に確定できるパイプライン検査装置を提供することに
ある。
〈問題点を解決するための手段・作用〉この発明に係る
パイプライン検査装置は、ポリウレタン等の合成樹脂か
らなり柔軟性ちよびシール性が高くポンプ等の流体動力
源からの管内流体を受けて推進されて走行する1駆動ビ
グと、計測機器を搭載し、駆動ピグに駆動されて走行−
しつつパイプラインを内部から非破壊検査する検査ピグ
と、流体動力源から吐出される流体の流量を測定する流
量計と、流量計の流量からピグ位置を推定する手段とか
らなり、各時刻tにおける流量からピグ位置Xを把握す
るとともに検査ピグの計測機器に各時刻の検査結果もし
くは異常検出時刻を記憶するように構成されている。
パイプライン検査装置は、ポリウレタン等の合成樹脂か
らなり柔軟性ちよびシール性が高くポンプ等の流体動力
源からの管内流体を受けて推進されて走行する1駆動ビ
グと、計測機器を搭載し、駆動ピグに駆動されて走行−
しつつパイプラインを内部から非破壊検査する検査ピグ
と、流体動力源から吐出される流体の流量を測定する流
量計と、流量計の流量からピグ位置を推定する手段とか
らなり、各時刻tにおける流量からピグ位置Xを把握す
るとともに検査ピグの計測機器に各時刻の検査結果もし
くは異常検出時刻を記憶するように構成されている。
〈実施例〉 2
以下この発明を図示する実施例に基づいて説明する。第
1図に示すように、パイプラインPの出発端部には開閉
弁6を介してピグランチャ−4が接続されるとともに流
体駆動源としてのポンプ5の圧送管6が接続され、圧送
管6には流量計7と分岐管8が設けられている。
以下この発明を図示する実施例に基づいて説明する。第
1図に示すように、パイプラインPの出発端部には開閉
弁6を介してピグランチャ−4が接続されるとともに流
体駆動源としてのポンプ5の圧送管6が接続され、圧送
管6には流量計7と分岐管8が設けられている。
ポンプ5からの管内流体を受けて駆動ピグ1が推進され
て走行し、この駆動ピグ1に検査ピグ2が屈曲自在のジ
ヨイント9を介して連結されている。
て走行し、この駆動ピグ1に検査ピグ2が屈曲自在のジ
ヨイント9を介して連結されている。
駆動ピグ1は、半硬質ウレタン発泡体あるいはこれに耐
摩耗性樹脂をコーティングしたものから構成され、柔軟
性に富みシール性の高いピグとされている。
摩耗性樹脂をコーティングしたものから構成され、柔軟
性に富みシール性の高いピグとされている。
例えば、ピグ1の径は、φ80程度の管路の場合管径よ
り1〜4mm程度大とされ、φ200程度の場合には5
〜10瓢程度大とされ、ピグ1を追い越した流体の体積
が(ピグの走行距離)×(管内断面積)の1%程度のシ
ール性とされている。
り1〜4mm程度大とされ、φ200程度の場合には5
〜10瓢程度大とされ、ピグ1を追い越した流体の体積
が(ピグの走行距離)×(管内断面積)の1%程度のシ
ール性とされている。
検査ピグ2は、第7図に示すように、本体内部に円板状
の基板10が長手方向に間隔をおいて多数積層して配置
され、小型化が図られ、センサ、時計、増幅回路、演算
回路、メモリ、電源などの計測機器11が搭載され、漏
洩音、管の肉厚、管の欠陥検出記録を行なう。
の基板10が長手方向に間隔をおいて多数積層して配置
され、小型化が図られ、センサ、時計、増幅回路、演算
回路、メモリ、電源などの計測機器11が搭載され、漏
洩音、管の肉厚、管の欠陥検出記録を行なう。
以上のような構成において、シール性の高い駆動ピグ1
を用いているため、ピグ出発時からの流体の総圧送量が
出発点0からピグまでの管内体積に略等しい。流量計7
で総圧送量を測定することにより各時刻tでの5駆動ピ
グ1の位置を把握でき、さらに、これに連結された検査
ピグ2の位置も把握できる。
を用いているため、ピグ出発時からの流体の総圧送量が
出発点0からピグまでの管内体積に略等しい。流量計7
で総圧送量を測定することにより各時刻tでの5駆動ピ
グ1の位置を把握でき、さらに、これに連結された検査
ピグ2の位置も把握できる。
また、検査ピグ2は、内蔵した時計、センサ、増幅・演
算回路、メモリ、電源により各時刻tの検査結果もしく
は異常検出時刻を記憶し、これと前述の各時刻tでのピ
グ位置を対照することによりパイプラインの各位置での
検査結果もしくはパイプライン中の異常発生位置を知る
ことができる。
算回路、メモリ、電源により各時刻tの検査結果もしく
は異常検出時刻を記憶し、これと前述の各時刻tでのピ
グ位置を対照することによりパイプラインの各位置での
検査結果もしくはパイプライン中の異常発生位置を知る
ことができる。
さらに、詳述すると、ピグが出発点Oを通過した時刻t
Oから時刻tまでにラインを流れた量Qは、 で表わされる。ここでqは各時刻での流量である。
Oから時刻tまでにラインを流れた量Qは、 で表わされる。ここでqは各時刻での流量である。
一方、時刻tにおけるピグの位置(出発点からラインに
沿って測る)を又とすると、ピグ出発点からXまでの管
内容積Vは、 で表イつされる。ここでAは各位置での管内断面積であ
る。
沿って測る)を又とすると、ピグ出発点からXまでの管
内容積Vは、 で表イつされる。ここでAは各位置での管内断面積であ
る。
(11,+21においてqは流量計7で測定でき、Aは
設計・施工の結果から既知であり、ピグに漏れがなけれ
ば Q==V ・・・・(3)が成立するか
ら、各時刻tにおけるピグ位置Xが正確に把握できる。
設計・施工の結果から既知であり、ピグに漏れがなけれ
ば Q==V ・・・・(3)が成立するか
ら、各時刻tにおけるピグ位置Xが正確に把握できる。
しかし、現実には誤差要因として流量計測誤差、管寸法
公差などによる管内断面積の変動、ピグの漏れ、パイプ
ライン中の温度変化による流体の膨張・収縮などがある
。
公差などによる管内断面積の変動、ピグの漏れ、パイプ
ライン中の温度変化による流体の膨張・収縮などがある
。
(a)流量計測誤差について
流量計7による計測誤差は、流量計の種類や保守状況に
よって0.3〜2%程度まで変動する。
よって0.3〜2%程度まで変動する。
しかし、その直線性や短期間での零点ドリフトなどは極
めて小さく01〜03%程度と推定される。そこで後述
の補正を行なうことにより、補正区間の0.1〜0.3
係程度の誤差に納めることができる。
めて小さく01〜03%程度と推定される。そこで後述
の補正を行なうことにより、補正区間の0.1〜0.3
係程度の誤差に納めることができる。
(1))管内断面積の変動について
管内断面積は■管製造時の寸法公差■管内堆積物の生成
■管の摩耗などに起因する。このうち、■は検査前にワ
イヤブラシなどを装着した清掃用ピグを通すことにより
ほとんど除去できる。■は扁平を考慮した管径公差で±
1%以内が保証されており周長ではもつと鞘度が高いと
されている。若干の扁平があっても管内断面積はほとん
ど変化しない。また、■は曲管部と直管部での差は大き
くとも数メートル単位の位置による変動は少ないと考え
られる。
■管の摩耗などに起因する。このうち、■は検査前にワ
イヤブラシなどを装着した清掃用ピグを通すことにより
ほとんど除去できる。■は扁平を考慮した管径公差で±
1%以内が保証されており周長ではもつと鞘度が高いと
されている。若干の扁平があっても管内断面積はほとん
ど変化しない。また、■は曲管部と直管部での差は大き
くとも数メートル単位の位置による変動は少ないと考え
られる。
このことから管内断面積の変動は悪くとも1チ未満と考
えてよい。
えてよい。
(C)ピグの漏れについて
ポリウレタンピグでの漏れは通常の配管で1チ以内とさ
れており、これをn個連結して使用すれば1/、/H%
以内と考えられる。
れており、これをn個連結して使用すれば1/、/H%
以内と考えられる。
(d)温度変化による流体の膨張・収縮■流体が気体の
とき 気体では温度が1℃変化すると比重が約0.3係変化す
る。このため、地上部と埋設部があったりして、パイプ
ラインの場所による温度差が太きいと予想される場合に
は、この影響を無視できない。
とき 気体では温度が1℃変化すると比重が約0.3係変化す
る。このため、地上部と埋設部があったりして、パイプ
ラインの場所による温度差が太きいと予想される場合に
は、この影響を無視できない。
そのため、第6図に示すように検査ビグ2に流体温度測
定系12を設け、パイプライン中の各位置での温度変化
を測定して補正する。
定系12を設け、パイプライン中の各位置での温度変化
を測定して補正する。
ここでの温度測定誤差は、管内断面中の温度分布の影響
を加味しても2℃程度と考えられるので、温度変化によ
る誤差を1%以下に抑えることができる。
を加味しても2℃程度と考えられるので、温度変化によ
る誤差を1%以下に抑えることができる。
■流体が液体のとき
液体では温度が1℃変化すると水で0.01〜0.02
%、石油で0.1%の比重変動がある。水ではこれが問
題となることは殆どないが、石油では温度差が10℃程
度あれば誤差要因の一つと考える必要がある。このとき
も前述の■で述べた対策により誤差を0.3%以下に抑
えることができる。
%、石油で0.1%の比重変動がある。水ではこれが問
題となることは殆どないが、石油では温度差が10℃程
度あれば誤差要因の一つと考える必要がある。このとき
も前述の■で述べた対策により誤差を0.3%以下に抑
えることができる。
以上のことがらピグ位置の指定誤差はビグ走行距離の1
.8%程度((a):0.3%(b):1%(C):1
%(d):1%〕と考えられる。この推定誤差の絶対値
を低減させるためには次のような補正を行なう。
.8%程度((a):0.3%(b):1%(C):1
%(d):1%〕と考えられる。この推定誤差の絶対値
を低減させるためには次のような補正を行なう。
一般にパイプライン検査は数一単位で行なう必要がある
が、ビグの出発時刻と到着時刻とは知ることができるか
ら、出発時刻を基準に計測して求められた時刻とビグ位
置との関係(4)式を到着時刻を用いて補正することが
できる。
が、ビグの出発時刻と到着時刻とは知ることができるか
ら、出発時刻を基準に計測して求められた時刻とビグ位
置との関係(4)式を到着時刻を用いて補正することが
できる。
x = f (t) ・・・−(4)t
a:到着時刻、L:到着点の位置 さらに、パイプライン検査の行なわれる区間を分割し、
分割点でビグの通過時刻を超音波エコー検出器などで測
ることにより前述の誤差を1・ε%JLi・εに低減で
きる(ε:誤差、11:1番目、の分割区間の区間長)
。
a:到着時刻、L:到着点の位置 さらに、パイプライン検査の行なわれる区間を分割し、
分割点でビグの通過時刻を超音波エコー検出器などで測
ることにより前述の誤差を1・ε%JLi・εに低減で
きる(ε:誤差、11:1番目、の分割区間の区間長)
。
すなわち、前述の誤差が1.8 % ((a)二0.3
%、(1)):1チ、(C):1%、(d):1%〕と
なる場合に位置確定誤差を±5m以内に抑えるには28
0mごとにビグ通過検知を行なえばよいことになる。
%、(1)):1チ、(C):1%、(d):1%〕と
なる場合に位置確定誤差を±5m以内に抑えるには28
0mごとにビグ通過検知を行なえばよいことになる。
なお、駆動ピグ1と検査ピグ2を一つづつ用い屈曲自在
のジヨイント9で連結しているが(第1図参照)、これ
に限らず第2図ないし第5図に示すようにビグ1,2を
複数両用い、ジヨイント9を用いず検査ピグ2を駆動ピ
グ1により押送するようにしてもよい。
のジヨイント9で連結しているが(第1図参照)、これ
に限らず第2図ないし第5図に示すようにビグ1,2を
複数両用い、ジヨイント9を用いず検査ピグ2を駆動ピ
グ1により押送するようにしてもよい。
第2図に示すのは、検査ピグ2の前後に駆動ビグ1を配
し、水平部および上り傾斜部では検査ピグ2が後方の駆
動ピグ1で押され、下り傾斜部では流体よりも速く進も
うとする検査ピグ2が前方の駆動ピグ1で流体速度と同
程度の速度まで押しとどめられるようにされている。
し、水平部および上り傾斜部では検査ピグ2が後方の駆
動ピグ1で押され、下り傾斜部では流体よりも速く進も
うとする検査ピグ2が前方の駆動ピグ1で流体速度と同
程度の速度まで押しとどめられるようにされている。
第6図は後方にのみ駆動ピグ1を配し、検査ピグ2を推
進するようにされている。
進するようにされている。
第4図、第5図は第1図、第2図において駆動ピグ1を
多連化することによりシール性を高めて流体の速度と等
しい速度で駆動ピグ1を移動するようにされている。
多連化することによりシール性を高めて流体の速度と等
しい速度で駆動ピグ1を移動するようにされている。
〈発明の効果〉
前述のとおりこの発明によれば柔軟性およびシール性が
高い駆動ピグを用い、流体駆動源からの流体の流量を流
量計により測定し、各時刻における流量か、らピグ位置
を把握するとともに検査ピグの計測機器に各時刻の検査
結果もしくは異常検出時刻を記憶し、両者を対照するこ
とによりパイプラインの各位置での検査結果もしくはパ
イプライン中の異常発生位置を知るように構成したため
次のような効果を奏する。
高い駆動ピグを用い、流体駆動源からの流体の流量を流
量計により測定し、各時刻における流量か、らピグ位置
を把握するとともに検査ピグの計測機器に各時刻の検査
結果もしくは異常検出時刻を記憶し、両者を対照するこ
とによりパイプラインの各位置での検査結果もしくはパ
イプライン中の異常発生位置を知るように構成したため
次のような効果を奏する。
(1)比較的簡単な構成でビグの位置を容易に確定でき
る。
る。
(11)駆動ピグはパイプラインの内面清掃、排水、流
体置換などに用いられ、10咽以上の径に対して実績が
あり、検査ピグを第7図の構成のように小型化すれば3
B〜6Bといった小径のパイプラインに適用可能である
。
体置換などに用いられ、10咽以上の径に対して実績が
あり、検査ピグを第7図の構成のように小型化すれば3
B〜6Bといった小径のパイプラインに適用可能である
。
011)駆動ピグは適正な径、材質を選定することによ
り漏れを1%程度に抑えられるので、この漏れが全線で
一様であると仮定して位置の決定における誤差は漏れ量
の数分の1〜数十分の1と考えられるから数りの走行に
おいて位置確定の誤差は数m〜数十mの範囲にできる。
り漏れを1%程度に抑えられるので、この漏れが全線で
一様であると仮定して位置の決定における誤差は漏れ量
の数分の1〜数十分の1と考えられるから数りの走行に
おいて位置確定の誤差は数m〜数十mの範囲にできる。
また、種々の誤差を補正すれば位置確定精度が向上する
。さらに、複数の駆動ピグを用いればシール性を向上さ
せることができる。
。さらに、複数の駆動ピグを用いればシール性を向上さ
せることができる。
(iv) (iii)から数脂の長距離にも適用が可
能である。
能である。
第1図はこの発明に係るパイプライン検査装置を示す概
略図、第2図ないし第5図はビグの構成を変えた概略図
、第6図は温度測定系を付加した概略図、第7図は検査
ピグの一例を示す縦断面図である。 1・・駆動ビグ、2・・検査ピグ、6・・開閉弁、4・
・ビグランチャ−15・・ポンプ、6・・圧送管、7・
・流量計、8・・分岐管、9・・ジヨイント、10・・
基板、11・・計測機器、12・・流体温度測定系、P
・・パイプライン。
略図、第2図ないし第5図はビグの構成を変えた概略図
、第6図は温度測定系を付加した概略図、第7図は検査
ピグの一例を示す縦断面図である。 1・・駆動ビグ、2・・検査ピグ、6・・開閉弁、4・
・ビグランチャ−15・・ポンプ、6・・圧送管、7・
・流量計、8・・分岐管、9・・ジヨイント、10・・
基板、11・・計測機器、12・・流体温度測定系、P
・・パイプライン。
Claims (1)
- (1)柔軟性およびシール性が高く流体動力源からの管
内流体を受けて推進されて走行する駆動ピグと、 計測機器を搭載し前記駆動ピグに駆動され て走行しつつパイプラインを内部から非破壊検査する検
査ピグと、 前記流体動力源から吐出される流体の流量 を測定する流量計と、 前記流量計の流量からピグ位置を推定する 手段とからなることを特徴とするピグによるパイプライ
ン検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16118684A JPS6138536A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ピグによるパイプライン検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16118684A JPS6138536A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ピグによるパイプライン検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6138536A true JPS6138536A (ja) | 1986-02-24 |
JPH0446381B2 JPH0446381B2 (ja) | 1992-07-29 |
Family
ID=15730221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16118684A Granted JPS6138536A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ピグによるパイプライン検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6138536A (ja) |
Cited By (5)
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