JPS6137369A - 液化ガスを用いた熱ごて - Google Patents

液化ガスを用いた熱ごて

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JPS6137369A
JPS6137369A JP15985084A JP15985084A JPS6137369A JP S6137369 A JPS6137369 A JP S6137369A JP 15985084 A JP15985084 A JP 15985084A JP 15985084 A JP15985084 A JP 15985084A JP S6137369 A JPS6137369 A JP S6137369A
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K3/00Tools, devices, or special appurtenances for soldering, e.g. brazing, or unsoldering, not specially adapted for particular methods
    • B23K3/02Soldering irons; Bits

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えばブタンガス等の液化ガスの燃焼熱と利
用する熱ごてに係り、特に高温の燃焼熱と得ることがで
き、しかも既存のブローランプ(トーチランプ)を用い
て容易に熱ごてを構成することができる液化ガスを用い
た熱ごてに関する。
〔従来技術〕
従来この種の熱ごてとしては、例えば実公昭39−33
40号公報等に示されているように炎でよゆ。−Cカ□
ゎオ、、い16ゆ、、−。ッッ方式のもの、あるいは例
えば特公昭55−6033号公報、特公昭55−297
89号公報等に示されているように燃焼触媒を用いガス
を無炎で燃焼させる、いわゆる触媒方式のものが一般に
知られている。そして触媒を用いる後者は、触媒と用い
ない前者に比較して必要とする高温を容易かつ安定して
得ることができる等種々の利点を有している。
ところで、触媒を用いた従来の熱ごては、基本的にはガ
スストーブ等と同様まずノズルから噴射されるガスに点
火して炎を伴なう一次燃焼を行ない、次いで未燃焼ガス
と含む排ガスをさらに燃焼触媒で燃焼させる方法を採っ
ている。
このため、排気が充分に行なわれ燃焼室内が高圧となら
ないと仮定すれば、外部に炎が出る可能性は少ない。
ところが、燃焼触媒で燃焼に供されるガスは、ノズル部
分で燃焼した残りの排ガスのみであるため、必要とする
高温が得られないという欠点がある。このため、触媒を
用いた従来の熱ごてと使用する場合には、まずノズルか
ら噴射されるガスに点火して炎と伴なう一次燃焼を行な
ってその熱で燃焼触媒と完全燃焼可能な温度まで昇温さ
せ、その後ガスの供給を停止して炎を消し、燃焼触媒が
降温しないうちに再びガスを供給してガスの全量を燃焼
触媒で燃焼させる方法が採られている。
ところがこの方法は操作が容易でなく、ガスの供給を停
止してからガスと再供給するまでの間に燃焼触媒が降温
してしまい、燃焼触媒で酸化反応が全く行なわれず生ガ
スがそのまま出てしまうという欠点があり、実用に供し
得なかった。
そこで本出願人は先に、特願昭59−30064号にお
いて、混合ガス供給部の先端位置に着火用開口部を設け
るとともに、若人後この着火用開口部と閉止するシャッ
タ部材を設け、ガスの供給を停止することなく着火用開
口部と閉止するだけで炎と消すことができる熱ごてを提
案した。
〔発明の目的〕
本発明は前記熱とての改良に関するもので、シャッタ部
材を設けることなく、実質的にこれと同様の効果が得ら
れるようにし、もって構造と簡単にして既存のブローラ
ンプ(トーチランプ)を用い容易に熱ごてを構成するこ
とができる液化ガスと用いた熱ごてを提供することと目
的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、シャッタ部材を設けることなく実質的にこれ
と同様の効果が得られるようにする手段として、燃焼室
と混合ガス供給部とを遠近方向に相対移動させて燃焼室
基端と混合ガス供給部先端との間を開閉可能とし、この
部分を着火用開口部としたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下本発明を図面を参照して説明する。
第1図は液化ガスを用いた半田ごてに関する本発明の第
1実施例と示すもので、図において1はガスタンク、2
は流量制御弁、3は開閉弁であり、これらは通常把手4
内に組込まれている。この把手4の先端部には、開閉弁
3から吐出される燃焼ガスと空気とを混合して混合ガス
を生成する混合ガス生成部材5が先端と把手4から突出
させた状態で組込まれている。
この混合ガス生成部材5内には、第1図に示すように5
0〜100μ、好ましくは80〜90μ程度の真円度の
高いノズル孔を中心に有する円板状のノズル板6および
10μ程度の多孔質の焼結合金等で形成されるフィルタ
部材7が着脱可能に組込まれている。
また前記混合ガス生成部材5のノズル板6出側位置には
、第1図に示すようにノズル板6から噴射される液化ガ
スのエゼクタ作用により外部から空気を吸引して混合ガ
ス?生成するための空気導入孔8が設けられている。ま
たこの混合ダス生成部材5の先端軸心部には、第1図に
示すように先端に火口ブロック9を螺装連結した連結パ
イプ10の基端が螺装されており、混合ガス生成部材5
の先端外面に螺装される連結ナツト11を緩め後述する
こて先部材12および支持パイプ13を取外すことによ
りブローランプ(トーチランプ)としても用いることが
できるように考慮されている。
前記連結パイプ10は、第1図に示すように例えばステ
ンレス鋼製の比較的1:長いパイプ材で形成され、゛前
記混合ガス生成部材5において生成された混合ガスは、
この連結パイプ゛10内を通過する間に混合性状が均一
化され、その後火ロブロック9に導ひかれるようになっ
ている。
この火口ブロック9は、第1図に示すように前記連結パ
イプ10の先端に螺装される筒状の火口部材9aとこの
火口部材9a内に挿入固定される火ロノズルタbとから
構成されており、火口ノズル9bは、火口部材9a先端
の大径内孔に先端を突出させた状態で固定されている。
またこの火口ノズル9bは、第1図および第2図に示す
ように円筒部14とこの円筒部14の外周面に一体的に
設けられた歯車状部15とから構成されており、火口ブ
ロック9まで送られてきた混合ガスは、その一部が円筒
部14内と通って噴射されるとともに、残部が歯車状部
15から噴射されるようになっている。そしてこれによ
り、安定したガス噴射が得られるようになっている。 
  −一方前記こて先部材12は、第1図に示すように
接触形のこて先12aと、このこて先12aの基端部に
一体的に設けられた先端閉塞の筒状をなす燃焼室12b
とを備えており、燃焼室12bの基端部は、支持パイプ
13の先端部に例えば加絞め加工等により一体的に連結
されているとともに、燃焼室12bの基端面は、通常状
態、すなわち前記連結ナツト11を締付けた状態におい
て第1図に示すように前記火口部材9aの先端面に密着
するようになっている。
前記燃焼室12bの内部には、第1図に示すようにブタ
ンガス等の液化ガスと空気との混合ガスを完全燃焼させ
るための燃焼触媒16が挿入固定されており、この燃焼
触媒16外周面と燃焼室12b内周面との間には、例え
ばステンレス鋼製等の保護材17が介装され、通常純銅
で形成される燃焼室12b内面の銅金属が置換現象によ
り燃焼触媒16に付着して触媒反応が低下するのを防止
している。この燃焼室12bにはまた、第1図に示すよ
うにその先端局面に燃焼触媒16の先端部を外部から目
視可能な状態で燃焼排気口18が穿設されている。
また前記燃焼触媒16は、第1図および第3図に示すよ
うに円柱材の内部に例えば13個の方形状貫通孔16a
を設けるとともに、周縁に例えば8個のU字状溝16b
を設けた形状となしており、軸方向に設けられたこれら
雨空間16a 、 16bにより、燃焼室12bの基端
から燃焼排気口18に向かって直線的に連続する燃焼ガ
ス流路が形成されている。そしてこの燃焼ガス流路によ
り、燃焼ガスの燃焼室12b内での流れが良好になり、
燃焼室12b内の圧力上昇が有効に防止されるようにな
っている。
この燃焼触媒は、白金90〜98重量%およびロジウム
2〜10重量%からなる触媒成分全、表面にγ−アルミ
ナの被膜を有する例えば吸水率(見掛けの気孔率)が1
5〜30%のムライト系セラミック(3A40.・2S
iO2)あるいはアルミナ系セラミック(A403,8
5%以上)等の多孔質の担体上以上の構成を有するこて
先部材12を支持する支持バイブ13は、第1図に示す
ように例えばステンレス鋼製のパイプ材で形成され、そ
の基端部に設けられた外フランジ部により連結ナツト1
1からの抜は止めがなされているとともに、この外7ラ
ン9部は、連結ナツト11を締付けることにより前記混
合ガス生成部材5の先端面と連結ナツト11との間で挾
持固定されるようになっている。
この支持パイプ13の先端外周面には、第1図に示すよ
うに連結ナツトを緩めてこて先部材12および支持パイ
プ13を先端側にスライドさせt際に、燃焼室12b基
端面と火口部材9a先端面との間を介して内外を連通さ
せるための着火口19が周方向に複数設けられており、
また支持パイプ130基端外周面には、支持パイプ13
内の排熱用等の空気口元が周方向に複数設けられている
次に作用について説明する。
使用に際しては、まず連結ナツト11を緩めてり9に対
し前方にスライドさせる。すると、相互に密着していた
火口部材9a先端と燃焼室12b基端との間に空間がで
き、火口部材9aおよび燃焼室12bの内部が着火口1
9ft介して外部と連通することになる。
この状態で開閉弁3分開くと、流量制御弁2で設定され
た流量の液化ガスがガスタンク1から吐出し、混合ガス
生成部材5において空気との混合ガスとなる。そしてこ
の混合ガスは、連結パイプ10内を通過する間にその混
合性状が均一化され、その後火ロブロツ゛り9から燃焼
室12b内に噴射される。そこで、外部からライタ等を
用い着火口19を介してこの混合ガスに点火する。
すると、火口ノズル9bにおいて炎を伴なう燃焼が行な
われる。この際、火口ノズル9bの先端は、火口部材9
a先端の大径内孔側に突出しているので、大きな安定し
た炎が得られ、これ仮より燃焼室12b内の燃焼触媒1
6は迅速に加熱され、着火後1〜2秒で酸化反応温I!
J:まで昇温することになる。
燃焼触媒16が酸化反応を開始したならば、連結ナツト
11を締付けて第1図に示す状態とする。
すると、火口部材9a先端面と燃焼室12b基端面とが
密着し、これにより炎が消えて火口ノズル9bからはガ
スが噴射される。このガスは、燃焼触媒16の貫通孔1
6aおよびU字状溝16b &通って燃焼排気口18か
ら排出されるが、その間に触媒成分と充分に接触して無
炎の完全燃焼が行なわれる。
しかして、従来のような複雑な操作を要することなく、
シかも失敗なく確実に無炎の完全燃焼を行なわせること
ができる。
第4図および第5図は本発明の第2実施例と示すもので
、こて先部材12の燃焼室12bを火口ブロック9の火
口部材9aにパイプ(資)を介してスライド可能に連結
したものである。
すなわち、軸方向中央部に周方向に複数の着火口31を
有するパイプ(資)の先端部は、燃焼室12b内に挿入
されて例えばスポット溶接等により一体的に連結されて
おり、またこのパイプ凹の基端部は、突部30aと火口
部材9aに穿設したL形のガイド孔32に係止した状態
で火口部材9a内に嵌入されている。そして、突部30
aをガイド孔32の軸方向孔部分に位置させてこて先部
材12を先端側にスライドさせることにより、火口部材
9aと燃焼室12bとの間が開いて着火口31vt介し
燃焼ガスに着火できるようになっているとともに、こて
先部材12を基端側にスライドさせて火口部材9aに密
着させることにより炎を消すことができるようになって
おり、さらにこて先部材12を軸廻りに回動させ突部3
0aをガイド孔32の周方向孔部分に位置させることに
より、火口部材9aと燃焼室12bとの密着状態が維持
きれるようになっている。
しかしてこのように構成すれば、火口ブロック9と一部
改造することにより、既存のブローランプ(トーチラン
プ)を用いて容易に熱ごてを構成することができる。
第6図は本発明の第3実施例を示すもので、火口ブロッ
ク9とこて先部材12とをパイプ33を介してスライド
かつ着脱可能に連結したものである。
すなわち、こて先部材12の基端外周面には、局面に複
数の着火口34と有するパイプ33の先端がスポット溶
接等により一体的に連結されており、このパイプ33の
基端側は大ロブロック9の外周面にスライド可能に装着
されている。そして、こて先部材12を先端側にスライ
ドさせて火口ブロック9との間を開くことにより、着火
口34ft介して燃焼ガスに着火できるようになってい
るとともに、こて先部材12を基端側にスライドさせて
火口ブロック9に密着させることにより、炎を消すこと
ができるようになっている。
またこの際、パイプお基端に設けた爪片35が火口ブロ
ック90基端部に係止され、こて先部材12と火口ブロ
ック9との密着状態が維持されるようになっている。
しかしてこのように構成することにより、既存のブロー
ランプ(トーチランプ)に手と加えることなく熱ごてを
構成することができる。
第7図は本発明の第4実施例に示すもので、火口ブロッ
ク9とこて先部材12とをパイプ蕊。
雄ねじ部材37.および連結ナツ)3Bを介してスライ
ドかつ着脱可能に連結したものである。
すなわち、こて先部材120基端外周面には、基端の外
7ラング部に連結ナツト羽が抜は止め係止されかつ軸方
向中央部に複数の着火口部を有するパイプ36がスポッ
ト溶接等により固設されており、−万人ロブロック9の
外周面には、筒状の雄ねじ部材37が図示しないビス等
により固設され、連結ナツト羽が螺装されるようになっ
ている。そしてこの連結ナツ)3Bの螺進調節により、
こて先部材12が火口ブロック9に対して遠近方向にス
ライドし、前記同様の着火、消炎が行なわれるようにな
っている。
しかしてこのように構成しても、既存のブローランプ(
トーチランプ)と用いて容易に熱ごて全構成することが
できる。
第8図は本発明の第5実施例を示すもので、大ロブロッ
ク9の外面に蝶ポルト41により固定された止めバンド
菊と連結部材42とを用いて火口ブロック9とこて先部
材12とをスライドかつ着脱可能に連結したものである
すなわち、連結部材42はその先端がこて先部材120
基端に固設されており、また連結部材420基端は、止
めバンド荀の孔40aに挿通され、この部分の表面には
粗面加工42aが施されている。そしてその摩擦力によ
り、こて先部材12は任意のスライド位置で仮固定され
るようになっている。
しかしてこのように構成することにより、既存のブロー
ランプ(トーチランプ)に手を加えることなく熱ごてを
構成することができる。
第9図および第10図は本発明の第6実施例を示すもの
で、混合ガス生成部材5の外面に、連結パイプ10に周
設したスプリング4により常時基端側に押圧付勢される
空気導入孔閉止部打射を取付け、こて先部材12をこの
空気導入孔閉止部材44に連結部材45および取付金具
湘を介して着脱可能に取付けたものである。
すなわち、空気導入孔閉止部材44は、第9図および第
10図に示すように筒部44aと先端板44bとから構
成され、筒部443 Kは、空気導入孔8に対応する位
置に切欠き47が設けられている。
そしてこの切欠き47により、空気導入孔閉止部材温を
軸方向にスライドさせても空気導入孔8は閉止されず、
空気導入孔閉止部材Mを軸廻りに回動させることにより
空気導入孔8が閉止されるようになっている。
一方連結部材45は、その先端がこて先部材12に固設
されているとともに、基端には取付金具46が固設され
、この取付金真北は、前記空気導入孔閉止部材44の先
端板44bに着脱可能となっている。そして空気導入孔
閉止部材44をスプリング43の付勢力に抗して先端側
にスライrさせることにより、第9図に示すように相互
に密着していた火口ブロック9とこて先部材12との間
が開かれるようになっているとともに、こて先部材12
.連結部材45および取付金具46ト取外し空気導入孔
閉止部打射を軸廻りに回動させて空気導入孔8を閉止す
ることにより、火口ブロック9からはライタのような炎
が生じ、これを用いてあぶり作業を行なうことができる
しかしてこのように構成することにより、既存のブロー
ランプ(トーチランプ)ト熱とてとして用いることがで
きるとともに、あぶり器としても用いることができる。
第11図は本発明の第7実施例を示すもので、前記各実
施例におけるこて先部材12に代え、先端に燃焼排気を
熱風として吐出する熱風吐出口53を有する非接触形の
こて先52aを備えたこて先部材52Th用いたもので
ある。
すなわち、このこて先部材52は、先端に熱風吐出口協
を有しこの熱風により半田付け9合成樹脂の溶着および
溶融1合成樹脂フィルムの被覆、乾燥、あるいは加熱等
を行なう非接触形のこて先52aと、このこて先52a
の基端部に一体的に設けられ内部に燃焼触媒16および
保護材17が配された燃焼室52bとを備えており、燃
焼室12bの基端部は、支持パイプ13の先端部に加絞
め加工等により一体的に連結されている。また前記こて
先52aの基端外周面には、第11図に示すように燃焼
時の燃焼触媒16先端部の色を確認するための小さな確
認孔54が設けられている。
その他の構成および操作は、前記第1実施例とほぼ同一
である。ただし、第11図の場合には、混合ガス生成部
材5の先端部分が支持バイブ13内に位置しているので
、空気口元は、支持パイプ13内の排熱用として用いら
れるとともに、外部の空気を空気導入孔8に導びくため
にも用いられている。
しかしてこのように構成しても、前記実施例と同様の効
果が期待できる。
第12図は本発明の第8実施例を示すもので、前記各実
施例がこて先部材12 、52側をスライドさせていた
のに対し、火口ブロック9側をスライドさせてこて先部
材12 、52との間を開くようにしたものである。
すなわち、火口ブロック90基端と連結パイプ10の先
端との間には、火口ブロック9を基端側に常時押圧付勢
するスプリング55が介装されており、また連結パイプ
10の外面には、連結パイプ10の着火後の昇温により
伸長し前記スプリング55の付勢力に抗して火口ブロッ
ク9を先端側にスライドさせる形状記憶合金製のスプリ
ング56が周設されている。
ところで形状記憶合金とは、素材を変形させた後加熱す
ると変形前の形状に戻る。すなわち元の形状を記憶して
いる合金の総称であり、T1Ni + Cju、A1.
 + 0uAtNi + Au0d t Fe5Pi 
 tInTtt N1A7 r C!uZn t C!
uZnA7  その他の合金に現われる現象である。
このような形状記憶の原因は、今日マルテンサイト変態
の現象として一般に理解されている。
これは、温度が低下するにつれてマルテンサイトが連続
的に成長するとともに、逆に温度が上昇すると収縮し、
これらが可逆的に移行し得る熱弾性形マルテンサイト変
態と称する変態によるもので、温度低下あるいは応力に
よって発生。
成長した双晶変形からなるマルテンサイトは、加熱によ
って母相との整合性がよいことから逆変態により母相中
に吸収、消滅してしまう。すなわち、低い温度で変形し
ていた原因が加熱によって消滅してしまうため元の形状
に復元することになり、これが記憶性の原因と考えられ
ている。したがって、基本的には以上のような機構によ
り理解でき、双晶変形による熱弾性形マルテンサイト変
態を生じる組成、熱処理条件を探すことにより、各種金
属の組合わせが見出し得る。
しかしてこのように構成することにより、着火によりス
プリング郭が伸長して大ロブロック9とこて先部材12
.52との間が自動的に閉止され、また燃焼を停止する
ことによりスプリング55ノ付勢力で火口ブロック9が
自動的に第12図に示す状態に復帰する。このため、操
作が極めて容易になる。
なお、形状記憶合金製のスプリング56を用いる場合、
燃焼停止後直ちに再使用する必要がある場合には、連結
パイプ10が所定温度以下に降温していないため、火口
ブロック9が閉じたままの状態になっているおそれがあ
る。
そこでこのような場合には、連結パイプ10およびスプ
リング56を支持バイブ13の空気口20を介して外部
から強制冷却したり、あるいは基端が火口ブロック9に
連結されたピンと支持バイブ13に設けたスリットを介
して外部に突出させ、このビンを把持して強制的に火口
ブロック9を基端側にスライドさせるようにすればよい
第13図は第12図に示す構造のものを一部変更した本
発明の第9実施例と示すもので、大ロブロック9側をス
ライドさせてこて先部材12 、52との間と開くとと
もに、火口ブロック9を第12図の場合とは逆に通常開
としたものである。
すなわち、連結パイプ10の外面には、火口ブロック9
を先端側に常時押圧付勢するスプリング57が周設され
ており、゛また火口ブロック9には、支持バイブ13に
設けたスリット58を貫通するピン59が取付けられて
いる。そして、ビン59をスリット5Bにそってスライ
ドさせることによリ、火口ブロック9がスプリング57
の付勢力に抗して基端側にスライドするようになってい
る。
しかして、このように構成しても同様の効果が期待でき
る。
なお本発明は前記各実施例に限定されるものではなく、
例えば火口ブロック9とこて先部材12とを相対移動さ
せてその間が開閉されるものであれば、閉止時に両者が
必ずしも密着している必要はない。また火ロブロックs
内等に点火用ヒータと組込んで自動点火するようにして
もよい。ただしこの場合にも、火口ブロック9あるいは
燃焼室12b 、 52bの内部空間会かなり大きくし
ない限り、大ロブロック9とこて先部材12゜52との
間を開かなければガスに着火できないことが本出願人の
実験により確認されている。これは、着火時には着火後
の燃焼時よりも多量の空気を必要とするためであるもの
と思われる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、燃焼室と混合ガス供給部
とと遠近方向に相対移動させて燃焼室基端と混合ガス供
給部先端との間と開閉可能とし、この部分t−開閉可能
な着火口としているので、着火および着火後の消炎が容
易で確実に無炎の完全燃焼を行なわせることができる。
また、構造が簡単であるので、既存のブローランプ(ト
ーチランプ)を用いて容易に熱ごてを構成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す断面図、第2図は火
口ノズルを第1図の左方から見た拡大図、第3図は第1
図の■−■線拡線断大断面図4図は本発明の第2実施例
を示す要部断面図、第5図は第4図の平面図、第6図は
本発明の第3実施例を示す部分断面図、第7図は本発明
の第4実施例を示す部分断面図、第8図は本発明の第5
実施例を示す部分断面図、第9図は本発明の第6実施例
を示す部分断面図、第10図は第9図の部分平面図、第
11図は本発明の第7実施例を示す断面図、第12図は
本発明の第8実施例を示す断面図、第13図は本発明の
第9実施例を示す断面図である。 1・・・ガスタンク、 5・・・混合ガス生成部材、6
・・・ノズル板、 8・・・空気導入孔、 9・・・火
口ブロック、10・・・連結パイプ、11・・・連結ナ
ラ)、   12.52−・・こて先部材、  12a
 、 52a ・・・こて先、 12b 、 52b・
・・燃焼室、  13・・・支持パイプ、16・・・燃
焼触媒、、  18・・・燃焼排気口、  19・・・
着火口、  (資)、33.36・・・パイプ、 31
,34.39・・・着火口、 42 、45・・一連結
部材、 44・・・空気導入゛孔開止部材、55,56
,57・・・スプリング、59・・・ピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ガスタンクからの燃焼ガスを噴出するノズルと、ノ
    ズルの出側位置に設けられノズルから噴射される燃焼ガ
    スのエゼクタ作用により外部から空気を吸引して混合ガ
    スを生成する混合ガス生成部と、生成された混合ガスを
    先端から噴出する混合ガス供給部と、混合ガス供給部の
    先端側に位置し混合ガス供給部からの混合ガスが基端側
    から供給される燃焼室と、燃焼室内に配置され酸化反応
    により混合ガスを完全燃焼させる燃焼触媒と、燃焼室の
    先端に設けられたこて先とを備え、前記燃焼室と混合ガ
    ス供給部とを遠近方向に相対移動させて燃焼室基端と混
    合ガス供給部先端との間を開閉可能としたことを特徴と
    する液化ガスを用いた熱ごて。 2)燃焼室を混合ガス供給部に対して移動可能としたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液化ガスを
    用いた熱ごて。 3)混合ガス供給部の少なくとも先端部分を燃焼室に対
    して移動可能としたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の液化ガスを用いた熱ごて。
JP15985084A 1984-07-30 1984-07-30 液化ガスを用いた熱ごて Granted JPS6137369A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62202963U (ja) * 1986-06-12 1987-12-24
JPH01260018A (ja) * 1988-04-05 1989-10-17 Kanebo Ltd 複合繊維
JPH02175918A (ja) * 1988-12-23 1990-07-09 Kanebo Ltd ポリアミド成形物の製造方法

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